JPS58113941A - 印刷用マスクまたは版下の作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷用マスクまたは版下を自動的に作成する装
置に関する。

印刷用製版作成における版下やカットマスク、切り抜き
マスクの作成作業は熟練作業者の手作業に頼っているの
が現状であシ、自動化、省力化が遅れている。

最近、この省力化のために自動版下作図システムが開発
されている。これはミニコンビーータに座標入力装置で
あるデジタイザと作図機とを組合わせたもので、デジタ
イザ上にセットした割付指定紙における１スクの所定点
の座標を人力し、これを作図させるようになっている。

しかしながら、この自動版下作図システムにおけるデジ
タイザへの人力は、例えば矩形マスクであれば簡単に入
力できるが、不定形図形を入力しようとすると多数の座
標入力を行わなければならず入力に時間が〃・かる。

本発明は上述の点に鑑みてなされたもので１画像入力装
置によって液入刃物の画像の濃度データを取出し、この
濃度データを演算処理して線図形を形成し、この線図形
を利用して印刷用マスクまたは版下を自動的に作成する
装置を構成したもの、である。ここで、液入刃物とは割
付指定紙、版下。

絵柄原稿等をいい、また演算処理とはコ値化、雑音除去
、細線化のための信号処理をいう。

以下添付図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明に係る印刷用マスクまたは版下１　′ の作成装置の構成を・示したものであり、同図において
１０１は入力原稿をセットする台であり、この台１０１
上に切抜き絵柄原稿割付は指定紙または版下をセットす
る。台１０１上にセットされた入力原種の画像はフィル
タｉｏｎを介してＴＶ左カメラ０３により撮影される。

フィルタ１０２は、例えばＲｌＧ−Ｈの３色およびグレ
ーの弘個のフィルタカ為らなり画像の背景とか割付指定
紙の罫線を消すために選択して、用いられる。ＴＶ左カ
メラｏ３によ＃）取出された画像信号はカメラコントロ
ーラ１０弘によってＡ／Ｄ変換されてデータバスに送り
込まれる。

この画像信号は、ＴＪ左カメラ０３で得られた輝度信号
を例えばｔビットのデジタル値として表わしたものであ
り、計算機ｉｏｒに与えられる。計算機ｌＯｒは、タブ
レット１０３およびディスプレイ／（８を持った対話形
ターミナルとの間で信号授受を行うことができ、ディス
プレイｉｏｎを見て必要があればオペレータがタブレッ
ト１０！を操作してディスプレイ１０６上の画像の部分
修正を行うことができる。

修正後の画像データは外部記憶装置１０りに記憶したシ
、ドラフティンググロ７夕１０７ｍまたはカッタ１０７
　ｂに出力して切抜きマス！、カットマスク、版下郷を
作成することができる。

次に第一図を参照して原稿〃・ら切抜きマスクを作成す
る場合について、１だ第３図乃至第５図を参照して割付
指定紙力・ら版下またはカットマスクの作成についての
説明を行う。

第２図は切抜きたい画像にλ値化雑音除去、細線化等の
演算処理を施す〃・又はλ値化処理回路に　　　　１よ
って線図形を作成し、この線図形力・ら輪郭線っ１シ背
景との境界を示す線を抽出して切抜きマスクを作成する
手順を図示したものであシ、これを詳述すると次の通シ
である。

１）ＴＶ左カメラＯ３にグ１／＋、Ｒ，Ｇ、Ｂの弘ッの
フィルタ１０λを順次装着して平面的または立体的な絵
柄ｙＫ稿を最大限を回人力する。この人力回数は背景の
色等を考虜して決める。

コ）各色別入力につき各画像データを基に線図形を作成
する。これには、ＷｃＪ図囚に示すよりに、例えば画面
を横方向に走査し、右隣りの画素の濃度（輝度）との差
の絶対値が所定ＳＬ（スライスレベル〕値上シ大きい画
素を論理ｌとし。

そうでない画素を全て論理φとする。

次に画面を縦方向に走査し、下隣りの画素との濃度差の
絶対値の大小に−よって同様にその画素の論理φ、／を
決定する。この後、横方向、縦方向で検出したλ値画像
の論理オア等の画像演算を行うことにより各色毎にλ値
化された線図形が得られる。

画面走査は横、縦以外に斜め等について行ってもよい。

３）各色毎の線図形が得られたら、これらの論理オアを
とってコ値化像を得る。このλ値化ｇｌＫ含まれる雑音
の除去、細線化その他の線を明確化するための演算処理
を行い、ディスプレイｔｏｔに表示すると例えば第一図
（Ｂ）に示す映像が得られる。この場合、映像の左側に
輪郭線の途切れた部分がある場合は、これを修正する必
要がある力・らタブレットｉｏｓによって修正を行う。

リ　修正の済んだ線図形に対して背景との境界線の抽出
を行う。この抽出は、計算機ｉｏｒに予め設定されたプ
ログラムにより行い１例えば所定の開始点から時計回シ
方向または反時計回り方向に閉曲線を抽出するようなプ
ログラムが記憶されている。

ｊ）このプログラムによる抽出を行うと第２図（Ｃ）に
示す切抜き線が得られる。

ｔ）この切抜き線につきプロッタ１０７に出力する。

プロッタ１０７にビールフィルムと称する不透明層と透
明層との２層フィルムをセットし、不透明層を切除すれ
ば切抜きマスクが得られる。また、フォトプロッタを用
い、感光フィルムに出力してもよい。この方法は１割付
指定紙から版下、カットマスクをつ・くることに利用す
ることができる。

第３図乃至第３図は版下図形作成についての説明図であ
り、第３図は割付指定紙面力・ら得た濃度ヒストグラム
を第参図はこの濃度ヒストグラム取出し精度を向上する
だめの割付指定紙面の分割を、第５図は割付指定紙面か
ら取出した画像データを版下図形作成のために処理する
手順をそれぞれ示している。これを詳述すると次の通り
である。

／）割付指定紙の紙面内容を入力する。このときのフィ
ルタ１０λの色は割付指定紙の罫線の色によって適当に
選ぶ。

コ）人力した画像データから鉛筆書きされた部分だけを
抽出する。これは第３図（４）、　ＣＢ）のように表わ
される割付指定紙の濃度ヒストグラムにおいて濃度レベ
ルにより明確に区別される鉛瞭書部分をスライスレベル
を基準にλ値化する。つまり第３図（４）の場合は濃度
値（ＳＬの部分のみを、第３図（Ｂ）の場合はＳＬ２　
＜：濃度値＜ＳＬ、の部分のみを取出す。この処理に当
っては濃度ヒストグラムを高精度に作成することが前提
になるが、それには＠弘図に示すように割付指定紙面を
例えば／ｌの小区画に分割して各区画毎に濃度ヒストグ
ラムを作成する。これは区画毎に最適スライスレベル値
を決定できるため反射光のむらに容易に対応することが
できる。この濃度ヒストグラムを用いて線図形化を行う
方法は絵柄原稿力・ら切抜きマスクを作成する場合にも
用いることができる。

３）このように抽出された鉛筆書きの線画をディスプレ
イ１０ｔに表示する゛と第ｊ図囚に示す通りとなる。

切抜き絵柄の輪郭線は不正確なものなので消去する。そ
の他必要に応じ部分的修正を併せて行う。これによシ得
られた画像が第５図（Ｂ）　Ｋ示すものでなる。

リ　閉曲線認識処理を行い、認識した閉曲線に対し第５
図（Ｃ）のように識別番号ｋ１．Ａコ、Ａ３を表示させ
る。オペレータはこの識別番号を使用して重なり情報を
人力する。また矩形図形には座標補正を指示する。

り切抜き絵のある場合は予め作成した正確な切抜き曲線
を呼出し１位置を指示して重ね合わせる。こうして版下
図形の作成が完了する。

ｔ）上記って入力した重なり情報にしたがって必要なカ
ットマスクをプロッタ１０７に自動的に串力する。

上記実施例ではＴＶカメラを画像入力装置として使用し
たが、これはイメージセンサを使用した入力装置等の他
の手段で置き換えてもよい。

本発明は上述のように１画像入力装置によって画像の濃
度データを取出して演算処理を施すことによってもとの
画像を線図形化しこれによシ切抜きマスク、版下図形、
カプトマスク等を作成するようにしたため、従来のデジ
タイザを用いた装置のように座標入力を逐−行わなけれ
ばならないものに比べ遥かに高能率に印刷用マスクまた
は版下を作成することができ、しかも凡ゆる図形に対応
することができる。さらに、画像入力装置としてＴＶ左
カメラ使用すれば立体的な例えばパッケージ等を原稿と
した場合にも展開せずに入力できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の構成を示す説明図、第２図（５）
、　（Ｂ）　、　（Ｃ）は本発明装置による切抜きマス
クの作成手順を示す説明図、第３図（３）、（Ｂ）は版
下図形の基となる割付指定紙の濃度ヒストグラムを例示
する説明図、第参図は第３図の濃度ヒストグラムの高精
度化のための小区画を説明する図、第５図を示す説明図
である。 １０／・・・入力ぶ稿、　ｉｏ２・・・フィルタ、　ｉ
ｏｓ・・・タブレット、ｉｏ６・・・ディスプレイ。 出願人代理人　　　猪　股　　　　清 １７Ｉ面の浄書（内容に変更なし） 鴇１　図 一］ 粥２図（Ａ） 布２図（Ｂ）　　　　　櫓２図（Ｃ） 栴５図（Ａ） 布５図（Ｃ） 布５図（Ｂ） 栴５０（Ｄ） 手続補正書（方式） 詔和５７年・５月１１日 特許庁長官　　　　島　１）春　樹　殿１、事件の表示 昭和団年特許願第２１４３１９号 ２、発明の名称 印刷用マスクまたは版下の作成装置 ３、補正をする者 事件との関係特許出願人 （２８９）大日本印刷株式会社 明細書および図面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　フィルタを介して被人刃物の画像濃度に関する信号
   を取出す画像入力装置と、この画像入力装置〃・らの画
   像濃度データに演算処理を施して線図形を形成する画像
   処理装置と、この画像処理装置により得られた線図形デ
   ータに基き印刷用マスクまたは版下を形成する装置とを
   そなえた印刷用マスクの作成装置。 ２％許請求の範囲第１項記載の装置に２いて。 前記フィルタは複数のそれぞれ透過光成分の異なるもの
   を適宜選択して使用するととＫより線図形を取出し印刷
   用マスクまたは版下を作成するようにした印刷用マスク
   または版下の作成装置。 ３、特許請求の範囲第１項記載の装置において。 前記画像入力装置から割付指定紙１版下または絵柄原稿
   に関する画像信号を得て濃度ヒストグラムを算出する装
   置と、この算出装置の出力に基き画素の濃度分布状態に
   関する最適スライス値を設定する装置と、この最適スラ
   イス値に基き前記画像人力装置の出力を２値化等の画像
   処理演算装置をそなえ、前記割付指定紙１版下、絵柄原
   稿にもとすき印刷用マスクまたは版下の作成装置。 弘特許請求の範囲第３項記載の装置において。 前記画像人力装置は前記画像上に設定された所定数の小
   区画の各々から核小区画のそれぞれについて設定したス
   ライス値によってコ値化画像信号を取比し線図形を形成
   するようにした印刷用マスクまたは版下の作成装置。 よ特許請求の範囲第１項乃至第参項の何れヵ・に記載の
   装置において、割付指定紙から取出した画像信号に基き
   印刷用マスクまたは版下を作成するようにした印刷用マ
   スクまたは版下の作成装置。 ム特許請求の範囲第１項乃至第参項記載の装置において
   １版下から取出した画像信号に基き印刷用マスクを作成
   する印刷用マスクの作成装置。 ７特許請求の範囲第１項乃至第参項記載の装置において
   、絵柄原稿から取出した画像信号に基き印刷用マスクを
   作成する印刷用マスクの作成装置。