JPS5811147A - 殺菌可能な熱可塑性フィルム - Google Patents

殺菌可能な熱可塑性フィルム

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JPS5811147A
JPS5811147A JP11090982A JP11090982A JPS5811147A JP S5811147 A JPS5811147 A JP S5811147A JP 11090982 A JP11090982 A JP 11090982A JP 11090982 A JP11090982 A JP 11090982A JP S5811147 A JPS5811147 A JP S5811147A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に、それ自身熱密封されて袋、小袋、ケー
ス又は他の容器を生成可能な熱収縮性の比較的に気体不
透過性の熱可塑性包装フィルムに関するものである。本
発明は特に、その中で製品を高温で長時間保持するよう
な食料品用の袋に関するものである。
低い気体透過性を有する袋を製造するためにかなりの商
業的成功を収めている熱収縮性の熱可塑性の多層包装フ
ィルムはH,J、ブランクス(Bray)他に対して1
973年6月26日に発行された米国特許3.741.
253中に記されている。ブラックス他の特許中の好適
な−フィルムは、エチレン6− −酢酸ビニル共重合体の第一のすなわち基質層を未延伸
管状で延伸しそしてそれを一連の通過中に電子線中を動
かして共重合体の分子を交叉結合することにより製造で
きる。次にフィルムを膨張させるが実質的には延伸させ
ず、そして管状のコーティングダイ中に通し、そこでそ
れは塩化ビニリデンの共重合体からなる第二層を受ける
。この二層管を次に別の管状ダイ中に通し、そこでそれ
はエチレン−酢酸ビニル共重合体のコーティングを受け
る。今三枚となった重合体層の壁を有する管を冷却し、
たたみ、そして熱水浴中に送り、そこで管は充分軟化さ
れて気泡中で膨張させ、その気泡を2つの間隔をおかれ
ている一対のピンチローラ−の間で凝気する。膨張によ
抄管はそれをフィルムに延伸したように薄くされ、そし
て気泡が熱水浴中を出ていくにつれてそれは空気中で急
速冷却されそして配向しはじめる。気泡がこわれた後に
、フィルムをその後例えば下記の如き袋を製造するため
に使用される平らな継目なしの管状フィルム状で巻き上
げる:(1)平らな管の幅を横に熱密封しそして管を切
断して袋の底部を生成することにより典型的に製造され
る末端密封袋、及び(2)横の密封が側面を形成しそし
て管の一端が底部を形成して袋を管から容易に製造でき
るような側面密封袋。
平らにされた管状壁を加熱された密封棒と一緒に圧縮す
ることによる上記の如き袋の製造においては密封棒の滞
留時間はできる限り短かくすべきであるが管の内表面層
をそれ自身に対して円滑な連続的な強い密封状態に融解
しそして結合させるのに充分なものでなければならない
。強い信頼性のある密封の重要性は、袋の使用及び機能
を記載するときに容易に理解されよう。この型の袋は主
に生肉及び加工肉を袋中にいれ、袋を真空にし、まとめ
、そして袋のまとめた口のまわりに金属クリップをつけ
てそれを密封し、そして次に袋を熱水浴中に、フィルム
が延伸配向された温度と同じ温度において、浸漬させる
ことにより多種の生肉及び加工肉を包装するために使用
される。この温度は今までは160°〜205下で典型
的に行なわれた。熱水浸漬はフィルムを均一に収縮させ
るのに充分な熱をフィルムに付与するための最も速くそ
して最も経済的な手段の一つである。しかしながら、本
発明の目的の一つは、袋がそのもとの姿を高温において
収縮用に普通必要な時間にわたって保つことができその
結果袋内の製品が殺菌できるように時間を延長すること
である。
ある種の商業的に入手可能な機械上での側面密封袋の製
造に伴なう問題は、速い速度では密封は“組み立て゛す
る時間がなく、そして管を移送したときの張力により密
封が引き離されてしまうこ9− とである。例えば、側面密封袋を平らにされた管から製
造するときには、その間にある有孔線付きの横の二重密
封が管を越えて製造される。二重密封は2個の平行な離
れて位置する密封からなっており、そして2個の密封物
の間でそれらに平行に一連の又は−列の孔が切断される
。平らにされた管の縦の一側面は、二重密封を適用して
袋の頂部又は口を形成する前又は後に、トリミングされ
る。
孔の列の間の距離は袋の全体的な幅である。
横方向の密封を行ないながら管を停止させるときに時間
がなければならないため、袋を密封台の前後に動かしな
がらの間欠的動作が必要である。
袋を密封台から動かすためには、袋を往復運動している
ローラーの局りに通じて、マサチュセツツ州クロウセス
タ−のグロウセスター・エンジニアリング・カンパニイ
の側面密封袋機械を用いる場合の如く次の袋用に管を引
張ることができる。側−10− 面密封が強くないなら高い袋製造速度においては、完全
停止からの先頭の袋を急速促進させて次の袋を密封台に
進めるための力により、新しく製造された側面密封はそ
れらがまだ暖かい間に引張られて離されるであろう。先
行方法は、機械速度及び袋製造速度を単に減じて密封物
を冷却させる方法である。しかしながら、本発明の一目
的は、高い袋製造速度において強い密封を有するフィル
ムを与えることである。
端部及び側部密封袋の他に、例えば小袋及びケースの如
き他の容器を熱可塑性物質から製造することもできる。
製品を2枚の別個のフィルムシートの間に置きそして次
に該シートを一緒に一般的に製品の周りで熱密封してそ
れを包むことにより小袋を製造できる。ケーシングは継
目なし管から肢管の一端をまとめられた閉鎖部中で密封
もしくは閉じることにより又はシートの向かい合った端
部を一緒に重ね合わせるか又は接合熱密封することによ
り管をシートから製造しその後まとめられた閉鎖部を管
の一端を閉じるために使用することにより製造できる。
満足のいくそして一般的に使用されているまとめられた
閉鎖手段は金属クリップである。ケーシングを充填後に
、開口端は普通りリップで閉じられる。従って、本発明
の一目的は殺菌温度に耐えるであろう小袋及びケーシン
グをそれから製造するようなフィルムを提供することで
ある。
本発明の他の目的は優れた高温密封強度を有しそして少
なくとも先行技術のフィルムとほぼ同等の気体透過性を
有する袋を生じるフィルムを提供することである。多く
の食料品は密封包装されるなら殺菌を必要とする。空気
の不存在下で生長する有害な細菌を死滅させるために殺
菌が必要である。いくつかの国では、ある種の製品に対
しては、健康上の法律及び規則の条件は、食料品を真空
にされた密封閉鎖された袋中に少なくとも93℃(20
0下)の温度に3分間保つことである。他の国々では条
件は食料品を82℃(180T)の温度に30分間保つ
ことである。従って、本発明のさらに別の目的は密封部
のもとの姿を水の沸点までの温度に長時間にわたって保
つような袋を提供することである。
さらに別の目的は、一枚のフィルム中でプロピレン重合
体の高温強度及びエチレン重合体の熱水収縮性能を与え
ることである。プロピレンホモ重合体及び共重合体は3
00″Fを越える高い融点を有する傾向があり、一方エ
チレン重合体及び共重合体は水の沸点近く及びそれ以下
で、一般に220T以下で融解する傾向がある。
前記の目的は以下の節でまとめられている本発明により
達せられる。
13− a)配合物の一成分がプロピレンホモ重合体及び共重合
体からなる群から選択されそして配合物の他の成分がブ
テン−1ホモ重合体及び共重合体からなる群から選択さ
れる該配合物からなる第一のすなわち表面密封層、 b)エチレンホモ重合体及び共重合体からなる群から選
択される重合体からなる第二の層、C)塩化ビニリデン
共重合体及び加水分解されたエチレン−酢酸ビニル共重
合体からなる群から選択される重合体からなる第三のす
なわち低気体透過層、及び d)第一の層に関して特定されている如き配合物の群か
ら選択される該配合物からなる第四のすなわち外表面層
、 からなる、改良された密封強度を有する熱密封を高温に
おいて生じる、多層、熱収縮性、熱可塑性包装フィルム
により、上記の問題が解決できそし−14− て本発明の目的が達せられることが驚ろくべきことに発
見された。
他の面では、本発明は第二層のエチレン重合体又は共重
合体が交叉結合されている上記の多層フィルムも包括し
ている。
さらに別の面では、本発明は、 a) (1)プロピレンホモ重合体及び共重合体及び(
2)ブテン−1ホモ重合体及び共重合体からなる群から
選択される配合物からなる第−重合体層並びにエチレン
ホモ重合体及び共重合体からなる群から選択される重合
体からなる第二重合体層を共に押し出し、 b)該共に押し出された層に少なくとも2MHの照射水
準で照射する、段階からなる、改良された密封強度を有
する熱密封を高温において生じる、多層、熱収縮性、熱
可塑性包装フィルムの製造方法も提供する。
下記の特許が列挙されそして37 C,F、 R。
1.97及び1698に従って簡単に説明される。各特
許中の開示をより良く認識するためには該特許自身を参
照すべきである。
1)1970年2月17日に0.A、フレショア(Fr
eshour)他に発行された米国特許5.496゜口
61は多数の2種のポリオレフィン物質層の積層対を開
示している。特に、層がポリイソブチレンとエチレン−
ブテン共重合体の配合物、ポリプロピレンとエチレン−
プロピレン共重合体の配合物並びにエチレン−ブテン共
重合体とポリイソブチン及び低密度ポリエチレンの配合
物である二層フィルムが開示されている。
2)1972年1月11日にA、 J、フォグリア(F
ogHa)他に発行された米国特許3.654゜555
は10〜90チの高アイソタクチツク含有量エチレン/
ブテン−1共重合体と配合された10〜90%の高アイ
ソタクチツクポリプロピレン樹脂を有する熱収縮性のフ
ィルムを開示している。
5)1979年10月2日にJ、 J、グラボスキイ(
Graboaki )に対して発行された米国特許4、
169.910は強い密封部を有しそしてエチレン−酢
酸ビニル共重合体であることのできる外層及びポリブチ
レンとポリプロピレンの配合物でおる芯層を含んでいる
ゴミ袋用に適しているフィルムを開示している。
4)1980年6月10日にスタンレイ・ルステイグ(
Stanley Luatig)他に発行された米国特
許4.207.563は第一の外層が6eIb以下のエ
チレン重合体るプロピレン−エチレン共重合体、(ブテ
ン−1)−エチレン及び熱可塑性エラストマーの配合物
でおり、第一芯層が12〜24チの酢酸ビニルを有する
エチレン−酢酸ビニル−17− 共重合体であることのできる押し出し可能な接着剤から
なり、第二芯層がポリ塩化ビニリデン共重合体であり、
そして第二外層が10〜14チの酢酸ビニルを有するエ
チレン酢酸ビニル共重合体からなるような、主に肉片を
包装するための多層フィルムを開示している。
本発明のフィルムにより5〜6種の基準が合致する。フ
ィルムは熱水温度(160°〜205下)において収縮
でき、高温に長時間にわたって耐えてフィルム中に包装
された食品を殺菌でき、そして密封して袋を商業的に認
容できる速度で製造できることが望まれていた。本発明
の多層フィルム中の層の組み合わせがこれらの全ての基
準に合致することを発見した。特に驚異的な特徴は、プ
ロピレン−エチレン共重合体及びポリブチレン又は(ブ
テン−1)−エチレン共重合体の配合物からなる第一層
が目に見えるほど劣化されないこと又−18− は下記の如く電子で照射されたときにそれの密封性を損
なわないことである。第−及び第二層は一緒に押し出さ
れそして照射されて第二層の物質を交叉結合する。通常
は、交叉結合されていない重合体類、例えばプロピレン
−エチレン共重合体、(ブテン−1)−エチレン共重合
体又はポリブチレン、は使用する投与基準では劣化する
と予期されていたが、上記の如く性質における相当な変
化は検出されなかった。
多分本発明の最も重要な特徴は好適なフィルムの袋中の
熱密封部が殺菌温度に耐える能力であろう。例えば加工
されたハムの如き製品を充填し、真空にしそして密封閉
鎖したときには、好適態様のフィルムで製造された側面
密封袋の密封部は96℃(200″F)での5分間の殺
菌及び82℃(180?)での30分間の殺菌に耐える
ことができた。
上記の密封物は前記の如く例えば袋の如き容器を製造す
るために使用される。
本発明の好適態様は上記のブラックス他の特許に関して
記されている方法と同様であるが基質を一層状でなく二
層状で共に押し出す方法により製造できる。換言すると
、好適なフィルムの製造第一段階で二個の押し出し機が
1個の管状共押し出しダイを供し、そこで内層すなわち
第一層は6〜4重量%のエチレンを有するプロピレン−
エチレン共重合体及び約0.65重量係のエチレンを有
する(ブテン−1)−エチレン共重合体の50−50重
量配合物である。この点において、外層すなわち第二層
は6%の酢酸ビニル含有量及び約2の融解流量を有する
エチレン−酢酸ビニル共重合体である。第二層は第一層
の約2倍の厚さでありそして約10ミルの厚さであり、
一方第一層は約5ミルの厚さであろう。この共に押し出
された管は約4%インチの直径を有する。冷却後にそれ
を平らにしそしてそれは別のフィルム層が結合される基
質として使用でき、又はそれは遮蔽された照射室中に導
ひかれ、そこでそれは電子加速器の光線下で通過して2
〜6メガランドの範囲内の、好適には約3MRの、照射
投与量を受ける。投与量はIOMRまでもしくはそれ以
上に高くすることもできるが、高い投与量は必ずしも性
質を改良するものでもない。重合体物質中の分子を交叉
結合させるだめの電子による照射は当技術では良く知ら
れている。上記の如く、第一層の物質を目に見える劣化
を伴なわずに照射できるということを驚ろくべきことに
見出した。照射後のフィルムは、別の層が結合される基
質であることもでき、又はそれを加熱しそして延伸配向
して二層の熱収縮性包装フィルムを形成することもでき
る。
次に、管を平らにするが延伸せずその後半らに−21− された管をコーティングダイ中に通しそこで管が塩化ビ
ニリデンと塩化ビニルの共重合体のコーティングを受け
ることにより、比較的に気体透過性の層すなわち第三層
を適用する。好適な共重合体は、塩化ビニリデン及び塩
化ビニルの軽く可塑化された共重合体であり、それは1
0チ懸濁重合されそして90チ乳化重合された共重合体
の混合物である。乳化重合された共重合体は約70チの
塩化ビニリデン及び約30%の塩化ビニルからなり、そ
して懸濁重合された共重合体は約80%の塩化ビニリデ
ン及び20%の塩化ビニルからなっている。好適な態様
では、この塩化ビニリデン共重合体層の厚さは3.5ミ
ル〜4.0ミルの範囲内である。
塩化ビニリデン共重合体層を受けた後に、コーティング
された管を他のコーティングダイ中に供給し、そこでそ
れは第一層用に使用されたものと同じ配合物の約6ミル
の第四層すなわち最後の層22− を受ける。もちろん、この層及び第三層は照射されてい
ない。
この点における好適な構造は下記の層配置を有PEC=
7’ロビレソーエチレン共重合体:レキセン・ボリマー
ス・カンパニイ、 BEC=(ブデソー1)−エチレン共重合体ニジエル拳
ケミカル・カンパニイ、 EVA=エチレン酢酸ビニル共重合体:デュポン・ケミ
カル・カンパニイの“Alathon”商標、 VDC−VC=ダウ・ケミカル・カンパニイからの塩化
ビニリデン−塩化ビニル共重合体。
最終層を適用した後に、フィルムを次に再び冷却しそし
てたたみ、その後それを約190?の水を有する熱水タ
ンク中に供給し、そこでそれはピンチロール中を通り、
熱水により軟化され、そして気泡中で膨張され、そして
厚さが約2ミルとなる点まで延伸される。適当な厚さは
1.0〜4.0ミルの範囲であろう。これは好適態様の
多層フィルムの最終的厚さであろう。気泡が熱水タンク
から出るにつれて、それは空気中で急速に冷え、次にた
たまれ、そして平らな管状に巻きあげられる。
上記の如く袋が製造されるのはこの最終的厚さのこの管
からである。このフィルムは上記のブラックス他の特許
中に記されている好適フィルムの如く低い気体透過速度
を有する。重要な性質を下表にまとめる。
表A 酵素透過速度= 30〜4 ocr=/rt/ミル/2
4時間/気圧収縮温度範囲二 80℃(176T)〜9
6℃(205下)収縮張力=85℃(185”F) 機械方向(縦):  245ボンド/インチ2横方向=
      225ボンド/インチ2光学 曇り度、チ     9 全透過率、チ   91 好適態様の平らにされた管から、側面密封袋がグロウセ
スター側面密封袋製造機械上で未照射の袋の速度の2倍
の速度で製造できた。フィルムが未照射であるなら、製
造速度の増加を試みようとするときには密封部が引き離
される傾向がある。
また、これらの袋は、例えばハムの如き製品を充填し、
真空にしそして密封閉鎖したときに密封部が93℃(2
00下)で5分間又は82℃(180T)で30分間保
たれるという殺菌条件にも合致する。
本発明のフィルムを製造するために押し出し機25− 中に供給される樹脂又は基礎重合体物質は多数の供給業
者から購入でき、そしてこれらは例えばModern 
Plastics Encyclopadia 198
0 A+1981.815〜826頁の“樹脂及び成形
用化合物゛という標題のものの如き商業用刊行物を検討
することにより見つけることができる。該Encycl
opadieのそれより前の版も検討すべきである。
密封用表面層でもある第一層相のプロピレンホモ重合体
又は共重合体とブテン−1重合体又は共重合体との配合
物は、それ自身に密封されて袋を製造したときに高温に
おける非常に強い密封を与える層を力える。第一層を第
二層すなわち収縮層に適当に接着させるためには、二層
を共に押し出してその結果二層を融解結合させる。第二
層はフィルムの収縮を調節又は開始すると信じられてお
り、そして第−及び第二層は互いに親和的に収縮−26
− する。低温、すなわち水の沸点以下、で配向可能な第二
層は従って比較的低温で収縮するであろう。
第一層のプロピレン重合体G;t2121F(10o℃
)より相当上の収縮温度を有するが、ブテン−1重合体
と配合されるときには複合物を生成し、それも適当に配
向されたときには212”F(100℃)以下で収縮す
る。従って第−及び第二層の共に押し出された組み合わ
せ物は、熱水浴中に置かれたときには、エチレン−酢酸
ビニル共重合体のものと同様な収縮性を示すであろう。
このこと、すなわち相当な割合のプロピレン重合体を有
するフィルムが水の沸点以下で収縮するであろうこと、
は本発明の他の驚異的な特徴でおる。第一層はそれの密
封強度及び高温強度のために必要であるが、プロピレン
重合体だけの比較的高い収縮温度は望ましくなく、そし
て第一層の配合物の組み合わせによりそして第二層によ
り克服される。
第一層の重合体に関しては5O−50(重量)配合比が
好ましいが、配合物は使用する特定の重合体により90
:10(プロピレン:ブテン)〜4゜:60に変化でき
る。例えば、容易に使用されそして第一層の好適なプロ
ピレン成分を形成するプロピレン重合体は、プロピレン
ホモ重合体及び3.0%〜4.0%の範囲内のエチレン
含有量を有するプロピレン−エチレン共重合体であるが
、エチレン含有量は1〜6%もしくはそれ以上の範囲で
あってもよい。プロピレン−エチレン共重合体の性質は
エチレンの割合により幾分変化でき、そしてこれにより
配合物の比が変化する。ブテン−1成分が60%を越え
はじめるなら、光学的性質は悪影響を受ける傾向がある
。ブテン−1成分はアイソタクチック性ポリブテン−1
又は6%までのエチレンを有スる(ブテン−1)−エチ
レン共重合体からなることができる。
第二層すなわち収縮層では、酢酸ビニル含有量は3%〜
12%の範囲内であってよくそして融解流量はα5〜1
0.0の範囲内であり、エチレン−酢酸ビニル共重合体
の酢酸ビニル含有量が増加するにつれて配向温度は下が
る。ポリエチレンはそれも交叉結合性であるため使用で
きるが、エチレン−酢酸ビニル共重合体が好適である。
この層の照射なしに端部密封袋を容易に製造できるが、
高速で側面密封袋を製造するためにはこの層を照射すべ
きである。
第三層すなわち比較的に気体透過性である層に関しては
、気体透過を効果的に減じるために塩化ビニlJデン共
重合体の代りに加水分解されたエチレン−酢酸ビニル共
重合体又は塩化ビニリデン−アクリレート共重合体を使
用できる。塩化ビニリデン共重合体の使用時にはそれが
劣化及び変色する傾向のために第三層を照射することは
一般に望ましくない。しかしながら、照射は加水分解さ
れ29 − たエチレン−酢酸ビニル共重合体に悪影響を与えない。
主な関与気体は酸素であり、そして透過は低いと考えら
れてお抄、すなわちその透過速度が70CL/rrf/
ミル厚さ/24時間/気圧以下であるときに物質は比較
的に気体透過性である。本発明の多層フィルムは上表h
K示されている如くこの値より低い透過率を有する。
第四層中では、第一層と同じ配合物が好ましいが同一の
重合体から選択される他の配合物を選択することもでき
る。上記の如く第三及び第四層は照射されない。
第−及び第二層が照射されないときに袋を製造するのに
特に適している他の態様では、第二及び第三層の重合体
は同一のままで第−及び第四層に関しては50:50配
合物を再び使用する。しかしながら、延伸前の層の厚さ
が大体下記の如くであることが好適である:第一層:9
〜11ミル;30− 第二層:2〜6ミル;第三層=3〜4ミル、及び第四層
、3〜6ミル。延伸時には最終的厚さは約2ミルであろ
う。このフィルムから製造される端部密封袋及び側面密
封袋は上記の殺菌条件に合う。
また、すぐ前に記されている厚さを用いると、殺菌条件
に合うフィルム及び袋は、70:30の配合比のプロピ
レン−エチレン共重合体対(プデソー1)−エチレン共
重合体からなる第−及び第四層を用いて製造された。
特許出願人 ダブリュー・アール・ブレイス・アンド・
カンパニー 一′s1− 257一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)配合物の一成分がプロピレンホモ重合体及び共
    重合体からなる群から選択されそして配合物の他の成分
    がブテン−1ホモ重合体及び共重合体からなる群から選
    択される該配合物からなる第一のすなわち表面密封層。 b)エチレンホモ重合体及び共重合体からなる群から選
    択される重合体からなる第二の層、C)塩化ビニリデン
    共重合体及び加水分解されたエチレン−酢酸ビニル共重
    合体からなる群から選択される重合体からなる第三のす
    なわち低気体透過層、及び d)第一の層に関して特定されている如き配合物の群か
    ら選択される該配合物からなる第四のすなわち外表面層
    、 からなる、改良された密封強度を有する熱密封を高めら
    れた温度において生じる、多層、熱収縮性、熱可塑性包
    装フィルム。 2、第−及び第四層用の配合物が、1,5%〜4.0チ
    のエチレンを有するプロピレン−エチレン共重合体90
    〜40重量%とブテン−1ホモ重合体もしくは6.0重
    量%までのエチレンを有する(ブテン−1)−エチレン
    共重合体10〜60重量%の配合物からなる、特許請求
    の範囲第1項記載のフィルム。 五 第二層が3〜12重量%の酢酸ビニル含有量を有す
    るエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる、特許請求の
    範囲第1項記載のフィルム。 4、第二層がポリエチレンからなる、特許請求の範囲第
    1項記載のフィルム。 5、第二層がエチレン−酢酸ビニル共重合体からなりそ
    して第−及び第二層が少なくとも2MRの照射水準に照
    射されている、特許請求の範囲第3項記載のフィルム。 6、 エチレン−酢酸ビニル共重合体が約6重量係の酢
    酸ビニルを含有しており、そして共重合体が2〜6MH
    の範囲内の照射水準に相当するまで交叉結合せしめられ
    ている、特許請求の範囲第3項記載のフィルム。 l 該フィルムが延伸配向されておりそして1,0〜4
    .0ミルの範囲内の厚さを有する、特許請求の範囲第6
    項記載のフィルム。 aa)(1)プロピレンホモ重合体及び共重合体及び(
    2)ブテン−1ホモ重合体及び共重合体からなる群から
    選択される配合物からなる第−重合体層並びにエチレン
    共重合体及び共重合体からなる群から選択される重合体
    からなる第二重合体層を共に押し出し、 b)該共に押し出された層に少なくとも2MRの照射水
    準で照射する、段階からなる、改良された密封強度を有
    する熱密封を高温において生じる、多層、熱収縮性、熱
    可塑性包装フィルムの製造方法。 9 多層フィルムを配向せしめるために、延伸する段階
    を包含している、特許請求の範囲第8項記載の方法。 10、照射が完了した後に、少なくとも一枚の別の重合
    体層を第二層に結合させる段階を包含している、特許請
    求の範囲第8項記載の方法。 11、第一層が90〜40重量%のプロピレン−エチレ
    ン共重合体と10〜60重量%の(ブテン−1)−エチ
    レン共重合体又はブテン−1ホモ重合体との配合物から
    なり、そして第二層がエチレン−酢酸ビニル共重合体か
    らなる、特許請求の範囲第8項記載の方法。 12、塩化ビニリデン共重合体及び加水分解されたエチ
    レン−酢酸ビニル共重合体からなる群から選択される重
    合体からなる第三層を第二層上に押し出してコーティン
    グする段階を包含している、特許請求の範囲第10項記
    載の方法。 1&第一層に関して特定されている配合物からなる群か
    ら選択される配合物からなる第四層を第三層にコーティ
    ングする段階を包含している、特許請求の範囲第12項
    記載の方法。 14、特許請求の範囲第1項記載のフィルムの選択され
    る表面部分が一緒に熱密封せしめられて形成されている
    容器。 15、特許請求の範囲第7項記載のフィルムの選択され
    る表面部分が一緒に熱密封せしめられて形成されている
    容器。 16、 該フィルムのシートの二つの向かい合った端5
    一 部を一緒に熱密封して管を形成し、そしてその後肢管の
    一端をまとめそして閉じることによって、特許請求の範
    囲第7項記載のフィルムから製造されたケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374641A (ja) * 1986-09-09 1988-04-05 ダブリユー・アール・グレイス・アンド・カンパニー−コネチカツト 熱可塑性積層物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6374641A (ja) * 1986-09-09 1988-04-05 ダブリユー・アール・グレイス・アンド・カンパニー−コネチカツト 熱可塑性積層物

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