JPS5811064Y2 - 押釦チユ−ナ - Google Patents

押釦チユ−ナ

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JPS5811064Y2
JPS5811064Y2 JP11747179U JP11747179U JPS5811064Y2 JP S5811064 Y2 JPS5811064 Y2 JP S5811064Y2 JP 11747179 U JP11747179 U JP 11747179U JP 11747179 U JP11747179 U JP 11747179U JP S5811064 Y2 JPS5811064 Y2 JP S5811064Y2
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JP11747179U
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輝生 島津
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ミツミ電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦チューナに係り、被記憶部材としてのカム
板に案内板を附設して規定子の回動可能角度を増大する
ことにより、薄型でしかも選局精度を向上しうる押釦チ
ューナを提供することを目的とする。
従来の押釦チューナとしては、操作杆に可動自在に設け
た規定子が該操作杆の前後方向スライド操作に伴ない左
右方向スライド自在に配設したカム板のV字型カム面に
当接して記憶及び読出しを行なうものが提案されている
が、これによれば一旦記憶を行なった規定子が記憶読出
し時に対応カム面より外れるのを防止するべくカム板の
総スライド量はV字型カム面ピッチ(V字の山から山、
又は谷から谷までの寸法)の士と比較的小なる寸法に限
定されている。
(この理由は後に記載する)従ってカム板の上記小なる
スライド量にチューナの全局を対応させる必要があるた
め選局精度が低下するという欠点があった。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下図面と共
にその実施例につき説明する。
第1図及び第2図は夫々本考案になる押釦チューナの1
実施例の全体斜視図及び押釦杆の分解斜視図、第3図は
上記押釦チューナの主要部の平面図である。
図中、1は押釦チューナのケースで、底板2、前板3、
後板4及び両側板5を一体的にプレス折曲形成してなり
、底板2の所定部には前後方向−直線の1対のピン16
.17を植設される。
18はコイル状の復帰バネで、ピン16に嵌装されてお
りその1対の弾性状バネ係止部18 a 、18 bは
ビン1フ外周に嵌合されて更に前方へ延出され後述する
如く案内板24の凸部24 bに嵌合係止される。
6は複数の押釦杆で、夫々操作杆7、規定子8、押釦9
よりなる。
操作杆7は金属板をプレス抜きしたもので、後方に先端
部7aを有し前方に割溝7b(枢支部7Cを有する)の
刻入により左右に夫々本体部10及び抑止部11(凸部
11 aを有する)を有し、更に材体部10はストッパ
一部10 a及び係合凹部10 bを有する。
尚抑止部11は第2図中矢印方向に弾性変位自在である
規定子8は同じく金属板をプレス抜きしたもので、先端
にピン12を植設され下面にボス部8aを有してなり、
操作杆7に対しボス部8aを枢支部7Cに嵌合させた後
、止めピン13を上方より挿通されその下方突出部をバ
ネ板製止め金14により係止されて取付けられる。
従って規定子8は操作杆7に対し上記止め金14のバネ
附勢による所定の摩擦力を有して回動自在とされる。
押釦9は、偏平箱形状をなして孔9a及びピン15を有
し、第3図に示す如く孔9aを操作杆7の本体部10前
端に嵌合取付けられ、通常はピン15が本体部10の係
合凹部10 bに係合し且っ孔9aの入口端部9bが抑
止部11の凸部11 aに当接して位置決めされている
上記構成になる押釦杆6は第1図、第3図に示す如く、
後述する中立位置のカム体22(カム板23、案内板2
4)の各カム谷部23 d及び案内溝28 C中心に対
応して、本体部10及び先端部7aを夫々前板3及び後
板に嵌挿支承されて図中矢印A、B方向スライド自在と
されているが、通常はバネ21により矢印B方向へ附勢
されてストッパ一部10aが前板3に当接している。
22はカム体で、カム板23、案内板24を積層してな
る。
カム板23は第1図、第3図に示す如く、ケース1の両
側板5に図中矢印C,D方向スライド自在に保持され、
同調軸の回動操作に連動したピニオン25、ラック23
aの噛合により適宜スライドされてこれと一体のコア
(図示せず)を移動させ選局同調を行なわしめるもので
ある。
カム板23は前面に例えば5個のV字型カム部26 (
26,〜26.)を形成され、又両端所定位置に1対の
ピン27を植設される。
カム部26は夫々1対のカム面26 a 、26 bを
有し、カム部26のV字突出端を山部26C1■字奥端
を谷部26 dとする。
又カム部26のピッチ(山部26 C間又は谷部26
d間寸法)をPとすると、カム板23は本来押釦杆6が
対応カム部26から外れるのを防止するべく、原則とし
て中立位置(カム谷部26 dが押釦杆6の中心線と一
致する位置)より左右に夫々寸法岑だけスライドしうる
構成であるが(即ち最大総スライド量は麦)、上記案内
板24の作用により実際には更にスライド量を増加され
る。
案内板24は、第1図、第3図に程す如く、前面に設け
た4個の突起部28の三角形状先端に夫々1対の案内面
28 a 、28 bを有し、各突起部28間に3個の
案内溝28 Cを有する。
尚突起部28間又は案内溝28 C間のピッチはPであ
る。
案内板24は両端所定位置に1対の長円孔24 aを有
し又後端所定部に−の折曲凸部24 bを有しており、
カム板23上面に対し長円孔24 aを夫々ピン27に
嵌合させ、且つ凸部24 bを上記の如く復帰バネ18
の1対のバネ係止部18a、18b間に嵌入係止させて
載置される。
このとき案内溝28 C中心線は押釦杆6中心と一致し
、これを中立位置とされる。
従って、カム体22(カム板23及び案内板24)が中
立位置にあるときは、第3図に示す如く、ピン27は長
円孔24 aの左右中央に位置し、且つ案内板24の各
案内面28 a 、28 bは夫々カム板23の各カム
面26 a 、26 bより所定寸法前方に突出した位
置でその符記号a、l)を互いに一致させて対応してい
る。
上記構成によれば、操作杆13及び規定子14が夫々水
平面に配設されるため垂直方向厚さを低減して薄型化を
図れることは勿論であるが、カム板23の上面に(場合
によっては下面でもよい。
)これと同様薄肉の案内板24を積層するのみで後述す
る如くカム板23のスライド範囲ツより大なる値として
規定子8を対応させているため、選局精度を向上しえ、
又カム体22を複数の押釦杆6の上方及び下方の何れか
一方のみに配設して複数の押釦杆6を上下面を互いに同
一に揃えて構成に方向性を持たせるようにしているため
、例えば複数の押釦杆6を交互に上下面を逆に配設する
場合等に比して、組付は作業が容易になると共に上方及
び下方スペースに方向性を持たせて少なくとも一方のス
ペースを低減し総体的に全体厚さを一層低減しうる。
次に上記構成になる押釦チューナの操作につき説明する
が、まずカム板23が中立位置より左右に夫々寸法Wの
範囲内でスライドする場合(この場合は後述する如くカ
ム板23及び案内板24は個別にスライドして一体的ス
ライドをしない)につき説明する。
尚カム板23の各カム面26 a 、26 bの中点を
夫々点a9点すとする。
上記同調軸を回動操作して所望局を選局するに伴ない、
カム板23が第3図に示す中立位置より第4図に示す如
く矢印C方向へ寸法d、(但しci、<?/)スライド
したとする。
(尚案内板24は復帰バネ18の規制により移動しない
)又はピン27は長円孔24 aの中央より矢印C方向
へ同様に寸法61分移動する。
ここで上記所望局を記憶するには、第4図中、押釦杆6
を押釦9を操作してバネ21に抗して矢印A方向へ押込
みスライドせしめる。
すると規定子8のピン12が同図中二点鎖線で示す如く
、カム部26の右方カム面26 bの点すより内方部(
即ち谷部26 dより寸法d1の部分)に当接する。
続いて、押釦杆6を更に同方向へスライドさせると、規
定子8はそのピン12がカム面26 bによりガイドさ
れて第4図中反時計方向へ回動開始する。
次いでピン12は案内板24の案内溝28 Cの左方内
側面に当接してこれを復帰バネ18の−のバネ係止部1
8 aのバネ力に抗して図中左方へ押圧しつつ更にカム
面26 bをガイドされて最後に第5図に示す如くカム
部26の谷部26 dに当接し、結局ピン12は上記寸
法d1分矢印A方向へ移動する。
これにより案内板24は停止中のカム板23に対し矢印
C方向へ寸法d1′分(但しピン12はカム面26b、
案内溝28 Cには同時に当接しないためd 1’<
d 1である。
)スライドし、その凸部24 bが上記の如く復帰バネ
18の係止部18 aを左方へ弾性変位せしめている。
かくして操作杆7のスライドも停止され押釦9は第3図
中符号9′で示す位置に至る。
次いで、押釦9を更に矢印A方向へ押込むと、押釦9の
みが同方向へスライドする。
これにより第5図に示す如く抑止部11の凸部11 a
が押釦9の端部9bより孔9a内へ移行12、これに伴
ない抑止部11は図中反時計方向へ弾性的に回動して本
体部10と共に押釦9内に嵌入する。
押釦9はその内部底面に本体部10前端を当接される位
置で矢印A方向スライドを停止され第3図中符号9″で
示す位置に至り、この間ピン15は係合凹部10 bよ
り抜は出し第5図に示す位置に至る。
これにより規定子8はボス部8a外周を枢支部7C内周
により押圧されてこの位置で回動不可能にクランプされ
る。
次いで押釦9の押込力を解除すると、押釦杆6は第5図
に示す構成を保ってバネ21により矢印B方向へスライ
ド復帰しストッパ一部10 aが前板3に当接復帰して
第6図に示す位置に停止させる。
又案内板24はカム溝28 Cにおけるピン12による
規制を解除されると、バネ係止部18aのバネ力により
矢印り方向へスライド復帰して同じく第6図に示す中立
位置に至る。
かくして記憶操作が完了する。
尚上記操作中、規定子8の回動時にはカム板23は同調
操作部の負荷が連結されているため、矢印C,D方向に
誤差変位することはない。
次いで、上記所望局を読出し同調する操作につき説明す
るが、このとき引き続き他の局の選局に伴ないカム板2
3は第5図の位置より例えば矢印り方向へスライドされ
て第6図に示す如く中立位置より寸法62分(但しd
2 < 岑)右方位置に移行しているとする。
尚ピン27もこれに従い長円孔24aの中央より右方に
寸法d2分移行している。
まず、第6図中押釦杆6を矢印A方向へ押込みスライド
変位させると、規定子8は実線位置より二点鎖線位置へ
移動してそのピン12が案内板24の案内面28 aに
当接しその斜面効果により案内板24を復帰バネ18の
−の係止部18 aのバネ力に抗して図中矢印C方向へ
押圧しつつ、相対的に該案内面28 aによりガイドさ
れて案内溝28 Cの左方内側面に移行する。
従って案内板24は矢印C方向へスライドされて第5図
に示す位置で停止するが、ピン12は更に案内溝28
Cの左方内側面を摺接しながらカム板23のカム面26
aの点aより外方部分(即ち谷部26 dより左方へ
寸法d□+d2の個所)に当接する。
尚勿論この場合ピン12は点aより内方部分に当接して
もよい。
続いて押釦杆6を更に押込む訳であるが、今度は所定の
クラッチ機構によりカム板23が同調操作部との連結を
切られ矢印A、B方向に容易にスライドしうる構成とな
っており、しかも規定子8が上記クランプ状態にあるた
め、規定子8は上記当接後も操作杆7との位置関係を変
えることなく矢印A方向へ移動する。
これによりカム板23は相対的にそのカム面26 aを
規定子8のピン12により当接ガイドされて第6図中矢
印C方向へスライドされる。
かくしてカム板23は谷部26 dにピン12を当接さ
れるまで上記寸法d1+d2分スライドして停止し、結
局第5図に示す位置に復帰される。
この間ピン27及び長円孔24 aの関係も第5図に示
す位置に復帰される。
次いで押釦杆6はバネ21により再びストッパー10a
が前板3に当接するまで矢印B方向に復帰される。
かくして上記所望局の読出し選局完了する。
尚上記動作より理解される如<、di、d2<’7の場
合は案内板24は動作するものの何ら機能的な径割をし
ておらず、他方読出し時にピンピン12がカム板23の
カム面26 a又は26b(巾寸法安)のみに当接ガイ
ドしている間に該カム板23は−気に上記寸法d1+d
2分スライドしなければならない。
従って案内板24が機能しない即ち無い場合には上記寸
法間にはdl+d24の制約がなければならない。
即ちこの場合寸法d1.d2同仕に特に大小関係がない
ゆえdl、d2<キでなければならずカム板23は上述
した如く、中立点より左右に夫々寸法穿の範囲内(即ち
総スライド量勢でのみスライドを許容される。
(もし仮にa 1+ a 2 >’4の場合は読出し時
に押釦杆6が対応カム部26の隣りのカム部26に対応
して正しい選局を行ないえなくなる。
)又上記読出し完了後、次に他の局を記憶する場合は、
予め規定子8の上記クランプを解除し回動自在としてお
かねばならないが、これには上記状態より押釦9を更に
矢印B方向へ引けばよい。
このとき操作杆7は前板3に当接してスライドしえず押
釦9のみが同方向へスライドする。
従って相対的に本体部10、抑止部11が押釦9内部よ
り抜出す方向に移動し、第3図に示す如くピン15が凹
部10bに係合復帰して停止される。
同時に抑止部11も相対的にその凸部11 aが押釦9
の端部9bに移行して時計方向に弾性的に回動復帰する
かくして規定子8は上記クランプを解除されて回動自在
となり次の記憶可能状態となる。
上記実施例では、カム板23は中立位置より左右へ夫々
岑(合計安)の範囲内でスライドしうるのみであったが
、これではスライド範囲が比較的小さく、この範囲に全
ての同調局を対応させると場合によっては選局精度が低
下する恐れがあるという問題点がある。
これを解決するためには、カム板23のカム部26のピ
ッチPを大きくすればよいのであるが、カム板23長さ
、押釦杆6どうしの間隔、及び押釦杆6のスライドスト
ローク等が大きくなって装置が大型化してしまう。
従って本出願では案内板24を設けて装置の大きさを変
えることなくカム板23のスライド量を増加させるよう
にしたものであり、以下この場合につき第7〜第9図を
使用して説明する。
尚各図中、第4〜第6図と同一部分に同一符号を附して
その説明を省略する。
まず選局記憶の際に同調軸操作により第7図中、カム板
23が中立位置より矢印C方向へ寸法63分スライドし
て所望局が選局される。
(但しd3〉I/)、ここで押釦杆6を押込むと規定子
8はそのピン12がカム板23のカム面26 bの点す
より外方部分に当接した後反時計方向回動により第8図
に示す如く該寸法63分左方へ移行して記憶を完了する
次いで押釦杆6の復帰の後再び同調軸操作により第9図
に示す如くカム板23が今度は矢印り方向へスライドし
て中立位置より更に寸法64分右方へ至ったとする。
(但しd4>’(、即ち+d3+d4〉隻)このときピ
ン12は対応カム部26より外れて隣接カム部26のカ
ム面26 bに対応してしまうが、実際に押釦杆6を押
込むと、ピン12はまず第9図中二点鎖線で示す如く案
内板24の案内面28aに当接してこれを矢印C方向へ
僅少押圧スライドさせる。
すると長円孔24 a右端がピン27に当接し、以後ピ
ン12が案内面28 aに当接ガイドされている間はカ
ム板23及び案内板24(カム体22)は矢印C方向へ
一体的にスライドする。
続いてピン12が案内面28 aにガイドされて案内溝
28 Cの左方内側面に移行した時点ではカム体22は
スライドを停止し、案内板24は第8図に示す位置まで
スライド復帰して停止する。
次いで、ピン12は案内溝28Cの左方内側面に摺接し
つつ更に矢印A方向へ押込まれ直ちにカム板23のカム
面26 aに当接する。
これにより、今度はカム板23のみが再び矢印C方向ス
ライドを開始し、結局カム板23も第8図に示す位置ま
でスライド復帰し、第8図の状態が再現され読出し選局
が完了する。
尚寸法d3がその最大値を取る時にカム面28 aがカ
ム面26 a及びその延長線より更に僅少量前方に位置
するようにしておけば、ピン12は案内面28 aより
カム面26 aに常時円滑に移行しうる。
尚、カム板23の左方端カム部261に関しては第1図
中、カム面26 b側のみ案内板24の案内面28bが
対応して上記と同様の動作を行ない、カム面26 aは
端部ゆえ十分なカム面長さを設定されており案内板24
を必要とせずに上記動作を行ないうる。
右方端カム部26.についても同様である。上記横取に
よれば、案内板24が規定子8の過度の回動によるピン
12の過度の移行分をカバーしていることになり、上記
カム板23の官以上スライドが許容されることになる。
尚この実施例ではda、cL>iの場合について説明し
ているが、実際にはd3+d4>窒(即ちd3.d4の
うち一方がW以下でもよい)の条件が満足されれば案内
板24が機能することになる。
又実際の例として、案内板24を設けないときはカム板
23の総スライド量は8mmであったが、案内板24を
設けてlQmmとして選局精度を著るしく向上させたも
のを使用しているが、設計によってはlQmm以上も可
能である。
向上記実施例中、カム体22は押釦杆6の上方に設けて
いるが、これに限らず下方に設けてもよい。
上述の如く、本考案になる押釦チューナによれば、互い
に略■字型をなす1対のカム面を有し左右方向スライド
自在の被記憶板と、可動自在の規定子及びこれを抑止す
る抑止部を有し前後方向に押込みスライド自在の操作杆
と、該1対のカム面に夫々対応する1対の案内面を有し
該被記憶板の上面又は下面において左右方向該操作杆に
対応する所定位置に附勢的にスライド復帰する規制条件
下で該被記憶板に対し左右方向限定的にスライド自在な
るよう積層配設されており、上記操作杆の押込みスライ
ド時に少なくとも対応する該カム面より外れて近接され
る上記規定子を該対応カム面に対応する該案内面に当接
されそれ自体のスライド動作と該規定子の可動動作又は
該被記憶板のスライド動作とを伴ない相対的に該規定子
を該対応カム面へ移行案内せしめ夫々記憶及び読出し選
局を行なわしめる案内板とより構成してなるため、記憶
又は読出し時に規定子が対応カム面より外方へ外れてい
ても正常な記憶又は読出しができるため、その分カム板
のスライド量を大寸法に設定しうるため選局精度を向上
させえ、又カム板及び案内板は複数の押釦杆の上方及び
下方の何れか一方のみに配設して複数の押釦杆全てを上
下方向同一の方向性を持たせて配設するようにしている
ため、例えば複数の押釦杆を交互に上下方同道に配設す
る場合等に比して、組付作業が容易になると共にカム板
及び案内板自体の厚さが薄型であるに加うるに上方及び
下方スペースに方向性を持たせてスペースを効率的に低
減し総体的に全体厚さを薄型化しうる等の特長を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案になる押釦チューナの1
実施例の全体斜視図及び押釦杆の分解斜視図、第3図は
上記押釦チューナの主要部の平面図、第4図〜第6図は
夫々上記押釦チューナのカム板スライド量が小なる場合
の選局記憶動作前、記憶動作中、読出し動作前の構成を
示す図、第7図〜第9図は夫々上記押釦チューナのカム
板スライド量が大なる場合の選局記憶動作前、記憶動作
中、読出し動作前の構成を示す図である。 1・・・・・・ケース、6・・・・・・押釦杆、7・・
・・・・操作杆、8・・・・・・規定子、9・・・・・
・押釦、lla、24b・・・・・・凸部、18・・・
・・・復帰バネ、22・・・・・・カム体、23・・・
・・・カム板、24・・・・・・案内板、24 a・・
・・・・長円孔、25・・・・・・ピニオン、26、−
26.・・・・・・カム部、26 a 、26 b・・
・・・・カム面、28・・・・・・突起部、28 a
、28 b・・・・・・案内面、28C・・・・・・案
内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに略■字型をなす1対のカム面を有し左右方向スラ
    イド自在の被記憶板と、可動自在の規定子及びこれを抑
    止する抑止部を有し前後方向に押込みスライド自在の操
    作杆と、該1対のカム面に夫々対応する1対の案内面を
    有し該被記憶板の上面又は下面において左右方向該操作
    杆に対応する所定位置に附勢的にスライド復帰する規制
    条件下で該被記憶板に対し左右方向限定的にスライド自
    在なるよう積層配設されており、上記操作杆の押込みス
    ライド時に少なくとも対応する該カム面より外れて近接
    される上記規定子を該対応カム面に対応する該案内面に
    当接されそれ自体のスライド動作と該規定子の可動動作
    又は該被記憶板のスライド動作とを伴ない相対的に該規
    定子を該対応カム面へ移行案内せしめ夫々記憶及び読出
    し選局を行なわしめる案内板とより構成してなる押釦チ
    ューナ。
JP11747179U 1979-08-28 1979-08-28 押釦チユ−ナ Expired JPS5811064Y2 (ja)

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