JPS58110598A - マクロライド系抗生物質 - Google Patents
マクロライド系抗生物質Info
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- JPS58110598A JPS58110598A JP57219141A JP21914182A JPS58110598A JP S58110598 A JPS58110598 A JP S58110598A JP 57219141 A JP57219141 A JP 57219141A JP 21914182 A JP21914182 A JP 21914182A JP S58110598 A JPS58110598 A JP S58110598A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
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- C07H17/04—Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
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- A61P31/04—Antibacterial agents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は新規抗生物質に関する。詳しくは、本発明はO
MHのエステル誘導体とその塩、特に酸付加塩とに関す
る。本発明はまた、OMTの特定のエステル誘導体およ
びその医薬的に受入れ可能な塩を用いるある種の感染の
治療法、それらを用いる動物の成長促進法、およびそれ
らからなる医薬組成物にも関する。 新規の改良された抗生物質が絶えず要求されている。人
間の病気の治療に有用な抗生物v4以外に、家畜の分野
においても改良された抗生物質が要求される。改良され
た抗生物質の目標の中には、効力の向上、細菌抑制のス
ペクトル拡大、生体内効能の向上および医薬的性質の改
良(例えば、より大きな経口吸収、より高い血液あるい
は組織濃度、より長い体内半減期、より有利な排出速度
あるいは排出経路およびより有利な代謝速度あるいは代
謝様式)がある。 OMTは、1969年8月5日に発行された米国特許3
,459.853で、MarVill Gor −m
anおよびRobert R3,Morin によ
り記載された抗生物質である。OMIのエステル誘導体
はまだ記載されていない。マクロライド系抗生物質の2
3−位水酸基のエステル化は報告されてこなかったが、
この理由は、こ−の位置にフリー(TI離)の水M基を
持つマクロライド系化合物が殆んど無いからである。 驚くべきことに、本発明に係わるOMTの1ステル誘導
体は効力が高く、例えばOMTぞれ自体以上に実質的に
向上した効力を持つ。OMTのエステル誘導体は、下記
一般式(I)で表わされる化合物とその塩である。 [ここで、RとR1は水素、置換されていることもある
C+−C5アルカノイルあるいは置換されていることも
あるベンゾイル、フェニルアセチル、あるいはフェニル
プロピオニルから選ばれ;R2は式: R3−(CH2)I −C−であッテ、ここテmは1あ
るいは2であり、R3は3−ピリジルあるいは次式で表
わされる基である: Rに こで、R5とR6は無関係に水素、メチル、エチル、メ
トキシあるいはニトロであり、XはOあるいはSであり
、またnは0あるいは1である;ただしR1が水素以外
の場合には、Rもまた水素以外のものでなければならな
い。J ここで用いられる゛置換されていることもあるC+−C
5アルカノイル し5個の炭素原子を含むカルボン酸から誘導されるアシ
ル部分を意味する。そのような部分では、フルキル基は
直鎖状、分校状あるいは環状であることができ、また任
意に1ないし3個のハロゲン置換体を持つことができる
。ハロゲン置換体はCI 、BrおよびFからなる群か
ら選ばれる。アセチル、クロロアヒチル、トリクロロア
セチル、トリノルオロアセチル、プロピオニル、n−ブ
チリル、イソブチリル、n−バレリルおよびイソバレリ
ルがそのような基の例である。 “置換されていることもあるベンゾイル、フェニルアセ
チルあるいはフェニルプロピオニル″および゛置換され
ていることもあるフェニルあるいはベンジル゛′という
言葉は、その部分のフェニルが1ないし5個のハロゲン
あるいはメチルにより、あるいは1ないし2個のメトキ
シル、ニドOあるいはヒドロキシル基により任意に置換
され得ることを意味する。 本発明の化合物は、従来技術で公知の方法を用い、アシ
ル化剤による処理により、OMTの2′、4−および2
3位のヒドロキシル基をエステル化することにより作ら
れる。OMTの構造を式(II)に示す。 CI3 外部塩基が存在しない場合には、OMTの2−−および
4′−ヒドロキシル基のエステル化は23−ヒドロキシ
ル基のエステル化よりも容易に達成される。代表的アシ
ル化剤には、有機酸のアシル無水物、アシルハライド(
通常酸捕獲剤と兼用)および活性エステルがある。アシ
ル化はまた、有機酸とN,N=−ジシクDへキシルカル
ボジイミドの如き脱水剤との混合物を用いても達成でき
る。 ニスデル化は薄層り0マドグラフイー(TLC)の如き
標準的技術を用いて監視して所望の反応に必要な時間を
決定することができる。所望のエステル誘導体は公知の
技術により分離精製が可能である。 OMTの2−−モノエステル誘導体は、デミジノシルタ
イロシン(DMT)の2′−エステル誘導体からミカロ
ースの酸加水分解により作ることができる。DMTとそ
の2′−エステル誘導体は、Richard H.B
altz, Gene M.WildおよびE uo
ene T 、 S enoがヨーロッパ特許出願公
開No.42250AIで、デミジノシルタイロシンお
よびその製造法と題したその出願の中で記載した通りに
作られる。 OMTの対称的2−、4′−ジエステル誘導体、すなわ
ち一般式(I)の化合物でRとR1が同じでかつ水素以
外のものである化合物の好ましい製造法は、OMTを、
アセトンの如き中性溶媒中、アシル無水物の如きアシル
化剤の化学量論量(あるいは僅かに過剰量)を用いて、
はぼ室温にて約1時間ないし約24時間、2′および4
′ヒドロキシル基のエステル化が実質的に完了するまで
、処理することからなる。2=’、4′−ジエステル誘
導体は、反応混合物から、抽出、クロマトグラフィーお
よび結晶化の如き標準的操作により単離することができ
る。 同様にして、OMTの非対称2′、4−−ジエステル誘
導体、すなわち一般式(1)の化合物でRとR1が異な
る化合物は、OMT−の適当な2′−モノエステルのア
シル化により作ることができる。 OMTの2′、23−ジエステル誘導体は、DMTの相
当する2−,23−ジエステル誘導体から、ミカロース
の酸加水分解により作ることができる。 OMHの2−
.4′、23−トリエステル誘導体はOMTの相当する
2′、4−−あるいは2−.23−ジエステル誘導体の
エステル化により作ることができる。OMTの2′、2
3−ジエステル誘導体の4′−ヒト、ロキシル基のニス
1ル化は、2′、4=−ジエステル誘導体の製造と同様
にして達成することができる。より重要なことであるが
、OMTの2−.4−−ジエステル誘導体は、それを、
アシル化剤の化学―論I(あるいは僅かに過剰量)を用
いて、ピリジンの如き塩基の存在下、約O℃から約室温
にて、23−ヒドロキシル基のエステル化が実質的に完
了するまで処理することにより、2−.4′、23−ト
リエステル誘導体に転換することができる。 あるいは、R,R1およびR2が同一である0−MTの
2”、4′、23−トリエステル誘導体は、OMTを前
文に記載した条件を用い、トリエステル誘導体を生ずる
に充分な時間、直接エステル化することにより作ること
ができる。 OMTの23−モノエステル誘導体は、OMTの相当す
る2−,23−ジエステルあるいは2−94=、23−
トリエステル誘導体から、2′−あるいは2=、4′−
位のアシル基を除去することにより作ることができる。 この選択的脱エステル化は、メタノール水溶液中での加
温あるいは還流と云った公知の操作を用いて達成できる
。脱エステル化反応は、丁LCの如き標準的技術を用い
て監視して2′−あるいは2′−と4′−アシル基の除
去に必要な時間を決定することができる。 あるいは、OMlの23−モノエステル誘導体は、DM
Tの相当する23−モノエステル誘導体からミカロース
の酸加水分解により好都合に作ることができる。 OM Tの23−モノエステル誘導体はまたOMlから
直接作ることもできる。この方法
MHのエステル誘導体とその塩、特に酸付加塩とに関す
る。本発明はまた、OMTの特定のエステル誘導体およ
びその医薬的に受入れ可能な塩を用いるある種の感染の
治療法、それらを用いる動物の成長促進法、およびそれ
らからなる医薬組成物にも関する。 新規の改良された抗生物質が絶えず要求されている。人
間の病気の治療に有用な抗生物v4以外に、家畜の分野
においても改良された抗生物質が要求される。改良され
た抗生物質の目標の中には、効力の向上、細菌抑制のス
ペクトル拡大、生体内効能の向上および医薬的性質の改
良(例えば、より大きな経口吸収、より高い血液あるい
は組織濃度、より長い体内半減期、より有利な排出速度
あるいは排出経路およびより有利な代謝速度あるいは代
謝様式)がある。 OMTは、1969年8月5日に発行された米国特許3
,459.853で、MarVill Gor −m
anおよびRobert R3,Morin によ
り記載された抗生物質である。OMIのエステル誘導体
はまだ記載されていない。マクロライド系抗生物質の2
3−位水酸基のエステル化は報告されてこなかったが、
この理由は、こ−の位置にフリー(TI離)の水M基を
持つマクロライド系化合物が殆んど無いからである。 驚くべきことに、本発明に係わるOMTの1ステル誘導
体は効力が高く、例えばOMTぞれ自体以上に実質的に
向上した効力を持つ。OMTのエステル誘導体は、下記
一般式(I)で表わされる化合物とその塩である。 [ここで、RとR1は水素、置換されていることもある
C+−C5アルカノイルあるいは置換されていることも
あるベンゾイル、フェニルアセチル、あるいはフェニル
プロピオニルから選ばれ;R2は式: R3−(CH2)I −C−であッテ、ここテmは1あ
るいは2であり、R3は3−ピリジルあるいは次式で表
わされる基である: Rに こで、R5とR6は無関係に水素、メチル、エチル、メ
トキシあるいはニトロであり、XはOあるいはSであり
、またnは0あるいは1である;ただしR1が水素以外
の場合には、Rもまた水素以外のものでなければならな
い。J ここで用いられる゛置換されていることもあるC+−C
5アルカノイル し5個の炭素原子を含むカルボン酸から誘導されるアシ
ル部分を意味する。そのような部分では、フルキル基は
直鎖状、分校状あるいは環状であることができ、また任
意に1ないし3個のハロゲン置換体を持つことができる
。ハロゲン置換体はCI 、BrおよびFからなる群か
ら選ばれる。アセチル、クロロアヒチル、トリクロロア
セチル、トリノルオロアセチル、プロピオニル、n−ブ
チリル、イソブチリル、n−バレリルおよびイソバレリ
ルがそのような基の例である。 “置換されていることもあるベンゾイル、フェニルアセ
チルあるいはフェニルプロピオニル″および゛置換され
ていることもあるフェニルあるいはベンジル゛′という
言葉は、その部分のフェニルが1ないし5個のハロゲン
あるいはメチルにより、あるいは1ないし2個のメトキ
シル、ニドOあるいはヒドロキシル基により任意に置換
され得ることを意味する。 本発明の化合物は、従来技術で公知の方法を用い、アシ
ル化剤による処理により、OMTの2′、4−および2
3位のヒドロキシル基をエステル化することにより作ら
れる。OMTの構造を式(II)に示す。 CI3 外部塩基が存在しない場合には、OMTの2−−および
4′−ヒドロキシル基のエステル化は23−ヒドロキシ
ル基のエステル化よりも容易に達成される。代表的アシ
ル化剤には、有機酸のアシル無水物、アシルハライド(
通常酸捕獲剤と兼用)および活性エステルがある。アシ
ル化はまた、有機酸とN,N=−ジシクDへキシルカル
ボジイミドの如き脱水剤との混合物を用いても達成でき
る。 ニスデル化は薄層り0マドグラフイー(TLC)の如き
標準的技術を用いて監視して所望の反応に必要な時間を
決定することができる。所望のエステル誘導体は公知の
技術により分離精製が可能である。 OMTの2−−モノエステル誘導体は、デミジノシルタ
イロシン(DMT)の2′−エステル誘導体からミカロ
ースの酸加水分解により作ることができる。DMTとそ
の2′−エステル誘導体は、Richard H.B
altz, Gene M.WildおよびE uo
ene T 、 S enoがヨーロッパ特許出願公
開No.42250AIで、デミジノシルタイロシンお
よびその製造法と題したその出願の中で記載した通りに
作られる。 OMTの対称的2−、4′−ジエステル誘導体、すなわ
ち一般式(I)の化合物でRとR1が同じでかつ水素以
外のものである化合物の好ましい製造法は、OMTを、
アセトンの如き中性溶媒中、アシル無水物の如きアシル
化剤の化学量論量(あるいは僅かに過剰量)を用いて、
はぼ室温にて約1時間ないし約24時間、2′および4
′ヒドロキシル基のエステル化が実質的に完了するまで
、処理することからなる。2=’、4′−ジエステル誘
導体は、反応混合物から、抽出、クロマトグラフィーお
よび結晶化の如き標準的操作により単離することができ
る。 同様にして、OMTの非対称2′、4−−ジエステル誘
導体、すなわち一般式(1)の化合物でRとR1が異な
る化合物は、OMT−の適当な2′−モノエステルのア
シル化により作ることができる。 OMTの2′、23−ジエステル誘導体は、DMTの相
当する2−,23−ジエステル誘導体から、ミカロース
の酸加水分解により作ることができる。 OMHの2−
.4′、23−トリエステル誘導体はOMTの相当する
2′、4−−あるいは2−.23−ジエステル誘導体の
エステル化により作ることができる。OMTの2′、2
3−ジエステル誘導体の4′−ヒト、ロキシル基のニス
1ル化は、2′、4=−ジエステル誘導体の製造と同様
にして達成することができる。より重要なことであるが
、OMTの2−.4−−ジエステル誘導体は、それを、
アシル化剤の化学―論I(あるいは僅かに過剰量)を用
いて、ピリジンの如き塩基の存在下、約O℃から約室温
にて、23−ヒドロキシル基のエステル化が実質的に完
了するまで処理することにより、2−.4′、23−ト
リエステル誘導体に転換することができる。 あるいは、R,R1およびR2が同一である0−MTの
2”、4′、23−トリエステル誘導体は、OMTを前
文に記載した条件を用い、トリエステル誘導体を生ずる
に充分な時間、直接エステル化することにより作ること
ができる。 OMTの23−モノエステル誘導体は、OMTの相当す
る2−,23−ジエステルあるいは2−94=、23−
トリエステル誘導体から、2′−あるいは2=、4′−
位のアシル基を除去することにより作ることができる。 この選択的脱エステル化は、メタノール水溶液中での加
温あるいは還流と云った公知の操作を用いて達成できる
。脱エステル化反応は、丁LCの如き標準的技術を用い
て監視して2′−あるいは2′−と4′−アシル基の除
去に必要な時間を決定することができる。 あるいは、OMlの23−モノエステル誘導体は、DM
Tの相当する23−モノエステル誘導体からミカロース
の酸加水分解により好都合に作ることができる。 OM Tの23−モノエステル誘導体はまたOMlから
直接作ることもできる。この方法
【よ、OMlのエステ
ル化を、低温ないし室温にて、2,4゜6−コリジンの
如き外部塩基の存在下、7シルりUライドの如き適当に
選択されたアシル化剤を用いで、23−ヒドロキシル基
のアシル化が実質的に完了するまで実施することからな
る。生成物(よ標準的操作を用いて単離される。 既述した如く、本発明に係るOMTのエステル誘導体の
あるものを製造するのに重要な方法!Iよ、D M 王
の相当するエステルの加水分解による。DM Tの構造
は式(III)に示す。 これらDMTエステルは、4′−ヒドロキシル基が置換
されており、従ってアシル化から保護されるという理由
で、相当するOMTエステル製造用の有用な出発原料と
なる。ミカロシル置換基は、ひとたび所望のアシル化が
達成されたなら、容易に酸加水分解により後で取除くこ
とができる。 本発明のOM、Tエステル誘導体は塩、特に酸付加塩を
形成する。これらの塩、特に酸イj加塩もまた抗生物質
とし1有用で、本発明の一部Cある。 また、そのような塩は例えばOMTエステル誘導体の分
離および精製用の中間体として有用である。 さらに、それらの塩は水に対する溶解度が改良されてい
る。 代表的な適当な塩としては、有機酸および無機酸との標
準的反応により形成される塩が挙げられる。そしてそれ
ら酸には例えばi酸、塩酸、燐酸、酢酸、こはく酸、く
えん酸、乳酸、マレイン酸、フマール酸、パルミチン酸
、]−ル酸、パモイン酸、粘液酸、D−グルタミン酸、
d−樟脳酸、グルタル酸、グリコール酸、フタール酸、
酒石酸、ぎ酸、ラウリン酸、ステアリン酸、サリチル酸
、メタンスルホン酸、ベンゼンスルボン酸、ソルビン酸
、ピクリン酸、安息香酸、けい皮酸、その他の酸が挙げ
られる。 医薬的に受入れできる酸付加塩は本発明の塩の中、特に
好ましいグループである。 OMTは、米国特許3,459,853でGorman
およびMorinが記載した如く、温和な酸性条件の下
タイロシン、デスマイコシン、マク[]シンあるいはラ
クテノシン加水分解により作ることができる。DMTの
温和な酸加水分解による0M1−の好ましい製造法は、
Ba1tz等によりヨーロッパ特許出願公開No、42
250AIに記載されている。 DMTは、液中好気性条件の下、実質的レベルの抗生物
質が生ずるまで、ストレブトマイセスノラディアエ N
RRL 12170の醗酵により作られる。DMTは
、塩基性にした培養濾液から酢酸エチルの如き有機溶媒
で抽出でき、さらに抽出クロマトグラフィーおよび/あ
るいは結晶化により精製可能である。ストレプトマイセ
スフラディアエというDMT生産菌株は寄託されていて
、61604、イリフイ州、ベオリア、ノースユニバー
ジティー ストリート、1815、北部中心区、農業研
究所、北部地区研究センターのストック カルチ乙−コ
レクションの1部となっており、そこから、受入れ番号
NRRL 12170の番号で一般への入手が可能で
ある。 OMTはDMTから温和な酸加水分解により作られる。 pH約4以下のDMI溶液が、その加水分解を達成する
のに使用できる。この方法では、約20℃ないし約10
0℃の温度が使用できる。 加水分解を実施するに必要な反応時間は、反応混合物の
pHおよび使用温度に従って変動する。 pトtのレベルが高ければ反応速度は遅く、温度が高け
れば反応速度は速い。その反応は、DMTを、温和な酸
の溶液を用いて、ミカロシル基を取除いてOMTを生ず
るに充分な時間の間処理覆ることにより実施する。 あるいは、そして特には好ましくは、OM Tは、DM
Tを、それが生ずる11酢液中で、前述した如き温和な
酸性条件を用いて、DMTをOMTに変えるに充分な時
間の間処理することにより作ることができる。かくして
作られたOMTは、従来技術で公知の技術を用いて醗酵
液から単離することができる。 本発明のOMTエステルの具体例には、表1に掲げた一
般式(1)の化合物が挙げられる。 本発明のOMTエステル誘導体は、病原バクテリア、特
にグラム陽性バクテリア、マイコプラズマ属およびパス
ツレラ属の成長を抑制する。例えば、表■と■は、具体
例の化合物があるバクテリアを抑制する最少阻止濃度(
MIC)を示す。表■中のMIGは標準的寒天稀釈法に
より決定された。表■のMIGは、従来の培養液稀釈ミ
クロ滴定試験を用いて得られた。比較のため、23−〇
−ベンゾイルーOMT (比較化合物A〉のMICも記
載した。 本発明の0Ml−ニスデル誘導体は、ダラム陽性バクデ
リアにより引起される実験的細菌感染に対する生体内抗
菌活性を示した。試験化合物を実験的に感染させたマウ
スに2回投与した場合、観察された活性をEu2O値[
試験動物の50%を保護するll1g/kgで表した有
効投与量: WarrenWick 、 et at
、 、 J、 Bacteriol、 81.233〜
235 (1961)参照1で測定した。具体例の化合
物にたいして観察されたEu2O値を、比較化合物Aに
対して観察されたEu2O値と共に表IVに記載する。 試 験 ストレプトコッカス バイオゲネ化合物
(注b)スC203 えL 11 1 >30 1593
NT(注C)>1505 5
.0 >1006 6yO>15
0 7 NT >1
508 13
15012 6.5
155A Io、6
136〈注a)、no/kgx2 ;感
染後1時間と4時間に投与 (注b)0表1の化合物番号 (注C)、試験せず。 成るOMTエステル誘導体はパスツレラ感染に対して生
体内において活性である。表Vは、1化後1日のひよこ
に、パスツレラ マルトシダくアビアン P、マルトシ
ダの201間トリプトーズ培養液の10−3稀釈液0.
1−を皮下投与)をチャレンジした1時間および4時間
後に、エステル誘導体を30mg/kaの投与レベルで
皮下注射により投与した試験の結果の概要を示す。治療
しなかった感染ひよこは全部(各対照群で10羽)パス
ツレラ投与後24時間以内に死んだ。 表 ■ ひよこにおけるパスツレラ感染の治療 化合物(注a) 治療したひよこの死亡/治療したひ
よこの数 1 9/10 2 9/10 3 10/10 4 8/10 5 0/10 6 1/10 7 1/10 8 0/10 9 10/10 i Q 2/1012
8/10 13 6/10 14 0/10 16 15/20 1i3 11/15 A 10/10 (注a)1表■の化合物番号 従って、本発明はまたダラム陽性およびパスツレラ感染
の防除法にも関する。本発明の方法を実施するに当って
は、式(I)の化合物の有効量を感染したあるいは感染
し易い瀉血動物に非経口的に投与する。ダラム陽性およ
び/あるいはパスツレラ感染を防除するに有効な投与量
は感染のきびしさ、および動物の年齢、体重および状態
によって変動する。しかし、保護に必要な全投与量は一
般に約1ないし約20010/k(lの範囲内、好まし
くは約5ないし約100110/klの範囲内である。 適当な投与方式を組立てることができる。 いま1つの面で、本発明はダラム陽性および/あるいは
パスツレラ感染の防除に有用な組成物に関する。これら
組成物は適当な医薬賦形剤と一緒にした式(I)の化合
物とからなる。そのような組成物は顎薬技術で認められ
た方法により非経口投与用に製剤化することができる。 これら化合物を含有する有効な注射用組成物は懸濁型で
あってもよく溶液型であってもよい。適当な製剤の製追
に当っては、一般に、酸付加塩の水溶解性が遊離塩基の
それより大きいことが認められるであろう。 同様に、塩基は中性あるいは塩基性溶液に対するよりも
、希酸あるいは酸性溶液に対してよりよく溶解する。 溶液形態では、化合物は生理的に受容できるビヒクルV
eihiclek:溶かす。そのようなビヒクルは適
当な溶媒、必要とあれば、ベンジルアルコールの如き防
腐剤および緩衝剤とからなる。有用な溶剤には例えば水
と水性アルコール、グリコールおよび炭酸ジエチルの如
き炭酸エステルがある。そのような水溶液に一般にその
有機溶媒を容積で50%しか含まない。 注射用懸濁組成物はビヒクルとして液状の懸濁媒体を、
補助薬と併用あるいは併用せずに、使用する。懸濁媒体
は、例えば、水性ポリビニルピロリドン、植物油、ある
いは高度に精製した鉱物油の如き不活性油、あるいは水
性カルボキシメチルセルロースであり得る。 適当な生理的に受容できる補助剤は、その化合物を懸濁
組成物中に懸濁状態に保持するのに必要である。補助剤
は、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン、ゼラチンおよびアルギン酸塩の如くシックナー(t
hickener )の中から選ぶことができる。多く
の表面活性剤もまた懸濁剤として有用である。レシチン
、アルキルフェノール ポリエチレンオキシド付加物、
ナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩およびポリオキシエチレンソルビタンエステルは有用
な懸濁剤である。 液状懸濁媒体の親水性、密度および表面張力に影響する
多くの物質が注射用懸濁液を作る個々の際に助けとなり
得る。例えば、シリコン系消泡剤、ソルビトールおよび
糖は有用な懸濁剤となり得る。 本発明の操作をさらにより充分説明するために、次の実
施例を提供する。 LLLL DMTからOMTの A、DMTの振盪フラスコ培養 ストレプトマイセス・フラディアエNRRLI2170
の凍結乾燥ペレットを滅菌水1〜2戴に分散する。この
溶液の一部(0,51Ell)を、以下の組成の増殖培
地(150戴)に接種した。 腹−】−m−−1−一−り虹L コーン浸漬液 1.0 酵母エキス 0.5 あらびき大豆 0.5 Ca CO:3 o、3大、立消(
粗) 0.45脱イオン水
97.25別法として、1戴容量の、液体
窒素中に保存したS、フラディアエNRRLI 217
0の増殖培地を素早く溶かし、増殖培地に接種するのに
用いる。接種した増殖培地を、5007II2の三角フ
ラスコ中、29℃で約48時間、閉鎖箱型シェーカー上
、300rpmでインキュベートした。 このインキュベートした増殖培地(0,5ffJ>を、
以下の組成の生産培地7戴に接種した。 艮−m−吊 (%) テンサイ糖蜜 2.0 とうもろこし粉 1.5 魚粉 0.9 とうもろこしグルテン 0.9 (NHa )2 HPOa O,04
Ca COa 0.2大
豆油(粗)3.0 脱イオン水 91.3にの接種した発酵
培地を50戴のピンの中で、29℃で約6日間、閉鎖箱
型シェーカー上、30Q rpmでインキュベートした
。 B、DMTのタンク発酵 多量の接種材料を得るために、Aに記載した方法と類似
の方法で製造したインキュベート増殖培地1200戴を
、以下の組成の第2次増殖成長培地250ガロンに接種
した。 1−m11L とうもろこし浸漬液 1.0 大豆油粉 0.5 酵母エキス 0.5 Ca CO30,3 大豆油(粗)0.5 レシチン(粗) 0.015水
97. 18550
%Na OH溶液でpHを8.5に調節した。 この第2次増殖培地を350ガロンのタンク中、28℃
で約48時間、十分な空気導入と撹拌下にインキュベー
トした。 このようにして得たインキュベートした第2次培地(1
44ガロン)を以下の組成の滅菌生産培地1oooガロ
ンに接種した。 感、−Am 量 (%)魚
粉 0.875とうもろこし粉
1.5 とうもろこしグルテン 0.875Ca COa
0.2Na CI
0.1(NHa )2 HPO40,04 テンサイ糖蜜 2.0 大豆油(粗)3.0 レシチン 0.09水
91. 3250%Na
0)−1液を用いてpHを7.2に調節した。 接種した生産培地を1600ガロンのタンク中、8〜9
日fl128℃で発酵させた。発酵培地に滅菌空気を吹
き込んで溶解酸素を約30%〜50%に保ち、通常の攪
拌器を用いて250rplIlで攪拌した。 C,DMTの分離 Bに記載した様にして収穫した全ブロス(3800L)
を濾過助剤を用いて濾過した。菌糸ケーキを水洗し、洗
液をamに加えた。 水酸化ナトリウムの50%水溶液(9,51)を用いて
濾液のpHを9.2に調節し、濾液を醋酸エチル(20
0OL)で抽出した。脱イオン水(450L)およびモ
ノ塩基性燐酸ナトリウム(6,4Kg)をよく攪拌しな
がら酢酸エチル抽出液に添加した。この溶液のpHを燐
酸溶液(33QQym:燐!11部に対して水2部)を
用いて約pH6,0〜4.35に調節した。水相を分離
し、この豊富化した水相のpHを、50%水酸化ナトリ
ウム溶液(700d)を用いてpH6,5に講節した。 この溶液を減圧下で約2251になるまで濃縮し、この
濃縮液のpHを10%水酸化ナトリウム溶液(16L)
を加えることによって9゜2に調節した。得られた塩基
性溶液を一夜放置した。生成した結晶を濾取し、脱イオ
ン水(50L、 )で洗浄し、乾燥すると生成物が約8
.6にり得られた。得られた生成物は、アセトン/水か
ら再結晶することができる。 D、OMTの製造 Cで製造したDMl−を希塩酸に溶解した(R終pH1
,8)。得られた溶液を室温で24時間放置した後、水
酸化ナトリウムを加えて pH9,0に調節した。この
塩基性溶液を酢酸エチル、ジクロロメタンまたはクロロ
ホルムで抽出した。この抽出液を減圧で蒸発させるとO
MTが得られる。 1L1L DMTからOMT−の別途合成りMTを、そ
れが生産さ′れた発酵ブロス中で、製造例1.0に記載
した様に穂やかに酸で処理することにより、OMTを製
造した。0M1−の分離は、DMTについて記載した製
造例1.Cと類似の方法で行なった。 1i11 N (フェノキシアセチルオキシ)こはく
酸イミド フェノキシitl (15,2Q 、 100m1ol
)とN−ヒドロキシこはく酸イミド(11,5o、1Q
Qmn+ol)を酢酸エチル(300,tJ)に懸濁し
た液をアイスバスで冷却し、N、N′−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド(20,6a 、100++1ol)
で処理し、0℃で1時間次いで室温で一晩攪拌した。生
成した沈澱を濾過し、濾液を蒸発乾固し、残漬を酢酸エ
チルから結菖化してN−(フェノキシアセチルオキシ)
こはく酸イミド15.Ooを得た。 1m2−.4−−ジーO−アセチル−OT OMT (50g)をアセトン(900戴)に溶解し、
室温で攪拌しながら無水酢酸(25戴)を流加して処理
した。2時間後に減圧下で溶媒を留去し、残留物をトル
エン(200d)で希釈し、再蒸発させた。残留物をジ
クロロメタンに溶解し、この溶液を飽和Naト1cOa
溶液で抽出した。有機層を分離して乾燥(Na 2 S
Oa ’) シ、濾過した後蒸発乾固した。ガラス状の
残留物をシリカゲルクovトゲラフイー (Water
Prep 500)にか()、先ずトルエン/酢酸
エチル(3: 1 )の混液(4℃)と酢酸エチル(4
乏)を用いて直線グラジェント溶出し、次いで酢酸lチ
ルく2℃)で溶出した。所望の生成物を含有しているフ
ラクションを丁[C分析で検出しで集め、蒸発乾固する
と2′、4”−ジーO−アセチルOMTが42゜0g
(収率74%)得られた。 二[史LL T L C分析は、ジクロロメタン:メタノール:濃水
酸化アンモニウム(90:10:2)の如き適当な溶媒
系と、検出には紫外光、アニスアルデヒド噴霧あるいは
沃素を用いて、シリカゲルで行うのが便利である。 sJL!1LL2−.4− 9 0 7セチ)Lt−2
3−0−フェニルアセチル−OMT (化合物1)製造
例4で記載した如くにして作られた2′。 4′−ジーO−アセチル−0M1 (6,81(1,1
0、Oimol)を、湿気を排除L/ すlfi 6、
シフ[10メタン(100iJ)とピリジン(5戴)に
溶解し、アイスバスで冷却し、次いでフェニルアセチル
クロライド(1,70Q 、11. Oimol)をジ
クロロメタン(1℃M)に溶解した溶液で処理した。未
反応の出発原料を消費するために(T L C分析に基
く)、2時間および3時間後に、ジクロロメタン(51
β)に溶解したフェニルアセチルクロライド(0,14
戴、1mmol)の追加量を添加した。4時間後に反応
混合物を飽和NaHCO3溶液に注入した。有機層を分
離し、乾燥しくNa 2 SOa ) 、濾過し、次い
で減圧下に蒸発させた。残渣を少量のトルエンに溶解し
、シリカゲル(E、 Merek 60)上フラッシ
ュク1コマトゲラフイーにより精製した。カラムを、4
:1トルエン/酢酸エチル(400戴)、3:1トルエ
ン/酢酸エチル〈300戴)、2:1トルエン/酢酸エ
チル(300fff )および1:1トルエン/酢酸エ
チル(1200y1t)で段階的に溶出した。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつぎとめ、
−緒にし次いで蒸発乾固して2′、 4′−ジーO−
7セチルー23−0−フェニルアセチル−OMT(1)
5.8!11 (72%)を得た。マススペクトル:
799 (M+ ”)。 ′LIULL 2−94′−ジー0−アセチル−23−
0−ノエノキシアセチルーOMT (化合物、?−)製
造例4で記載した如く作られた2=、4′−ジー0−7
セチル−OMT (5,OQ 17.35n+1ol)
をジクロロメタン(200鱈)に溶解し、製造例3で記
載した如く作られたN−(フェノキシアセチルオキシ)
こはく酸イミド(4,5a 。 181m01)とピリジン(25戴)で処理し、次いで
湿気を排除しながら室温で一晩攪拌した。次いで混合物
をメタノール(15戴)で2時間処理して過剰のアシル
化剤を分解した。混合物を減圧化で濃縮し、トルエンで
稀釈し次いで蒸発させた。 残った油をトルエンに溶解し、3:1トルエン/酢酸エ
チル(4リーター)と酢酸エチル(4り一ター)の直線
匂配により溶出させながら、シリカゲル(Waters
P rep 500 )上クロマトグラフィーにかけ
た。所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきと
め、−緒にし、次いで蒸発乾固して2”、 4′−ジー
O−アセチルー23−0−フェノキシアセチル−OMT
(2)3.7a (67%)を得た。マススペクトル
:815(M+)。 Llll 2′、4=−ジー0−アセチル−23−0−
[(3,4−ジクロOフエニチオ)アセチル] −OM
T (化合物3−) (3,4−ジクロロフェニルチA)酢酸(6゜96g、
29.4mmol)とN−ヒドロキシコハク酸イミド(
3,38g、29.4i+n+ol)をジクロロメタン
(200d)に溶解し、室温で攪拌しながらN、N−−
ジシクロヘキシルカルボジイミド(6,05Q 、29
.4u+ol)で処理した。15分後に、2=、4′−
ジー0−アセチル−OMT(4,00,5,9++vo
l)次いでピリジン(2571β)を添加した。室温で
1.5日攪拌後、沈澱を濾過により分離し、ジクロロメ
タンで抽出した。 濾液を一緒にして、飽和Na HCOa溶液で洗清し、
次いで減圧化で濃縮した(50ffi)、濃縮物を室温
で1時間メタノール(15戴)で処理して未反応のアシ
ル化剤を分解した。溶媒を減圧上で蒸発させ、残った油
をヘキサン(’5X1007Iβ〉で研和した。残りの
油をジクロロメタンに溶解し、5%Na HCOa溶液
で洗清し、乾燥(Na 2S04)し、濾過し、次いで
蒸発乾固させた。残った油を、3:1トルエン/酢酸エ
チル(4リ−ター°)と酢酸エチル(4リーター)の直
線匂配により溶出させながら、シリカゲル (W a
tersprep500)上りOマドグラフィーにかt
プた。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、
−緒にし、次いで減圧下に蒸発させた。残った固体をヘ
キサンで洗清し、濾過し、空気乾燥して化合物β工を3
.4o (69%)得た。マススペクトル:899(
M+)。 1i九先 2=、4=−ジーO−7セチルー23−0−
(3−ごリジルアセチル)−OMT (化合物4−) 1.1′−カルボニルジイミダゾール 7q 、2 2ma+ol)を、N2の雰囲気下、無水
テトラハイドロフラン(THF,50fff)とトルエ
ン(30戴)に溶解し、3−ピリジル酢酸(2.74o
、20w+mol)にて処理した。室温で30分間攪
拌後、CO2の発生は止んだ。この溶液の一部(44鱈
、1.5当壷)を注射器で取出して無水THE (50
戴)に溶解した2′.4=−ジー〇ーアセチル−OMT
(5.00 、7.34gmol)の溶液に加えた。 この混合物を3.5時間85℃に加熱し、アシルイミダ
ゾール溶液のいま1つの部分(107d)で処理し、次
いでさらに3時間加熱した。室温で一晩攪拌後、溶液を
減圧下で濃縮し、トルエンで稀釈し、再度濃縮し、2:
1トルエン/酢酸エチルで稀釈し、水で洗清し、乾燥(
Na 2 SOa )L、濾過し、ついで蒸発乾固した
。残漬をシリカゲル( E 、 Merck6 0 )
上でフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。即
らカラムにトルエンを充填し、最初に1:1トルエン/
酢酸エチル(1リーター)と酢酸エチル(1リーター)
の直線匂配により、次いで酢酸工チルで溶出した。所望
の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、−緒
にし、次いで蒸発乾固して化合物上を1.8g (33
%)得た。マススペクトル:800(M+)。 m足 A、23−0−フェニルアセチル−OMT (化合物i
) 製造例4で記載した如く作られた2−,4′−ジー0−
アセチル−23−O−フェニルアセチル−OMT (1
,OQ )を80%水性メタノール(60戴)に溶解し
、アルゴン雰囲気下1.5時間速流した。溶液を冷却し
、蒸発してメタノールを除き次いでジクロロメタンと飽
和Na HCO3溶液の間で分配した。有機層を分離し
、乾燥(Na2SOIL)し、次いで濾過した。濾液を
蒸発乾固して定聞的に23−〇−7エニルアセチルーO
MT (5)を得た。マススペクトル=715(M+)
。 8.23−0−7工ニルアセチルーOMT(5)の別途
製造 OMT (3,0<1 、5. ommoI)をジクロ
ロメタン(50戴)と2.4.6−コリジン(2,5戴
)に溶解し、アセトン/ドライアイスバス中で冷却し、
次いでフェニルアセデルクロライド(0゜83鱈、5.
3mmol)で処理した。冷却用バスを取り除き、混合
物を攪拌しながら30分を要して室温まで温度を上昇さ
せた。混合物を飽和NaHCO3溶液で洗清し、乾燥(
Na 2 SOa ) シ次いで濾過した。濾液を減圧
下に蒸発乾固した。残漬を小口のジクロ0メタンに溶解
し、ジクロロメタン(1リーター)とメタノールを15
%含有するジクロロメタン(1リーター)の直線匂配に
より溶出させながら、シリカゲル(E 、 Merck
60 )上フラッシュクロマトグラフィーにより精製し
た。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、
−緒にし次いで蒸発乾固して23−0’−フェニルアセ
チル−OMT (5)2.0g (56%)を得た。マ
ススペクトルニア15 (M+)。 実施例6 23−0−フェノキシアセチル−OMT(化
合物β−) 実施例2の操作に従って作られた2−,4′−ジーO−
アセチルー23−0−フェノキシアセチル−0M丁(2
,37CI)を80%水性メタノール(50ポ)に溶解
し、アルゴン雰囲気下で1時間還流した。次いで溶液を
冷却し、減圧下で濃縮してメタノールを除き、トルエン
で稀釈し、次い −で蒸発乾固させた。残漬を、ジクロ
ロメタン(1リーター)とメタノールを15%含有する
ジク【−10メタン(1リーター)の直線匂配により溶
出させながら、シリカゲル上フラッシュクロマトグラフ
ィーにより精製した。所望の生成物を含有する留分を丁
LC分析によりつきとめ、−緒にし、次いで蒸発乾固し
て23−0−フェノキシアセチル−OMT (6)1.
30を得た。マススペクトルニア31(M”)。上記ク
ロマトグラノィーによる分離によって得られるあとの留
分からはOMTO05Qが得られたが、これは23−O
−フェノキシアセチルエステルの加水分解の結果得られ
たものである。 TJJLL 23−0− [(3,4−ジクロロフェニ
ルチオ)アセチル] −0M丁 (化合物L)実施例3
で記載した如く作られた2′、4−−ジーO−7セチル
ー23−0− [(3,4−ジクロロフェニルチオ)7
セチル] −0M丁 (2,OQ)を80%水性メタノ
ール(80m)に溶解し、80℃で2時間、アルゴン雰
囲気下で加熱した。 溶液を冷却して減圧下で蒸発させた。残渣をジクロロメ
タンに溶解し、乾燥(Na 2804 ) シ、次いで
濾過した。濾液を蒸発乾固した。残渣をジクロロメタン
に溶解し、ジクロロメタン中のメタノールの量を増加(
2%濃度のもの150戴、5%濃度のもの150戴、お
よび7.5%濃度のもの450戴)させて段階的に溶出
させながら、シリカゲル上フラッシュクロマトグラフィ
ーにより精製した。所望の生成物を含有する留分をTL
G分析によりつきとめ、−緒にし次いで蒸発乾固して2
3−0− [(3,4−ジクロロフェニルチオ)アセチ
ル] −0M丁 (7)0.3+I+を得た。マススペ
クトル:815(M+)。 ′ULLL 23−0− (3−ピリジルアセチル)
−OMT(化合物8) 一 実施例4で記載した如く作られた2=、4′−ジーO−
アセチル−23−0−(3−ピリジルアセチル)−OM
T (1,50)を80%水性メタノール(50戴)に
溶解し、75分間還流した。 溶液を冷II して減圧下に蒸発乾固した。残漬をヘキ
サンに懸濁して濾過した。不溶物をヘキサンで洗條し、
次いで空気乾燥して23−0− (3−ピリジルアセチ
ル)−OMT (8)1.2gを得た。 マススペクトルニア17(M+)。 ! 2−−0−アセチル−23−0−(p−クロロフ
ェニルアセチル)−0MI’(化合物υ−〉 p−クロロフェニル酸1f (4,30,25mmol
)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(3,l、25
mll1ol)をTHF(150戴)に溶解した。溶液
をアイスバス中で冷却し、N、N−−ジシクロへキシル
カルボジイミド(5,、2Q、、25 、3mm01〉
で処理した。反応混合物を0℃で3時間攪拌し、次いで
一晩冷蔵庫においた。その混合物を次アセトン(75f
fJ )に溶解し、濾過し、次いで2′−〇−7セチル
ーDMT (10a 、 12.8a+mo1)とイミ
ダゾール(0,87(J、 12.8mm01)で処理
した。アセトンを加えて溶液の容−を125戴となし、
それからトリエチルアミン(1,87in、12.8m
mol)を添加した。反応液を室温で20時間攪拌した
後、溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロ
マトグラフィーのシリカゲルカラムに入れて、酢酸エチ
ル単独に対する4:1トルエン/酢酸エチルの匂配によ
り溶出させた。TLC分析結果に基いて所望の留分を一
緒にし、蒸発乾固して2−−0−アセチル−23−0−
(p−クロロフェニルアセチル)−DMT4.75aを
得た。 このようにして作られた2′−〇−7セチルー23−0
− (p−クロロフェニルアセチル)−DMT <4.
350.4.65mmol)を1N硫酸(175鱈)に
溶解して室温で1時間攪拌した。 飽和Na HCO3溶液を、発泡が止むまで、注意深く
添加し、生成物をジクロロメタン中に抽出した。有機層
を分離し、乾燥(Na 2 SOa ) シ、次いで濾
過した。濾液は減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル
上フラッシュクロマトグラフィーにより精製したが、こ
の際最初は4:1トルエン/酢酸エチルで溶出させ、そ
の後は酢M1チルの割合を100%まで上昇させて溶出
させた。所望の生成物を含有する留分をT L Cでつ
きとめ、−緒にし次いで蒸発乾固して2′−O−アセチ
ル−23−0−(El−りOロフェニルアセチル)−O
MT (9)3.”toを得た。マススペクトルニア9
1(M”)。 実施例10 23−0− (p−クロロフェニルアセチ
ル)−OMT (化合物10) 実施例9で記載した如く作られた2′−〇−アセチルー
23−0− (p−りOoフェニルアセデル)−OMT
(1,88g、2.37mmol)を80%水性メタ
ノール(113ix)に溶解し、その溶液を80℃で4
0分攪拌した。溶液を冷却し、減圧下で濃縮してメタノ
ールを除去し、次いで飽和Na HCOa溶液で稀釈し
た。得られた溶液をジクロロメタンで抽出した。有機層
を分離し、乾燥(Na 2 SOa ) シ、次いで濾
過した。濾液を減圧下で蒸発させて23−0− (D−
りOロワ1ニルアセチル’)−OMT (2)1.70
りを得た。マススペクトル: 749 (M+ )。 実施例11 2=、23−ジーO−フェニルアセチル−
〇MI”(化合物11) フェニル酢酸(2,72Q 、27+amol)を1:
1テトラハイドロ7ラン:アセトニトリル(50πβ)
に溶解し1.N、N=−ジシクロへキシルカルボジイミ
ド(2,79g、13.5nvol)で処理した。反応
混合物を室温で一晩攪拌した。生成した沈澱を濾過によ
り除いた。濾液をDMT(10a 、 13.5imo
l)とピリジン(10戴)で処理した。室温で40時間
攪拌した後、混合物を減圧下で蒸発させた。残漬をジク
ロロメタンに溶解し、次いでその溶液を飽和Na HC
O3溶液で洗條した。有機層を分離し、乾燥(Na 2
SOa ) シ、次いで濾過し、濾液は蒸発乾固した
。得られた残漬をシリカゲル上フラッシュクロマトグラ
フィーにより精製したが、この際トルエン/酢酸エチル
(2:1.1:1.2:3)で段階的に溶出させ、最後
に!tillエチルで溶出させた。留分を1− L C
ぐ分析した。所望の留分を一緒にして蒸発乾固した。 溶出した最初の生成物は2−.23−ジーO−フェニル
アセチル−〇MT (271+no )であった。 このようにして作られた2=、23−ジー〇−フェニル
アセチル−DMT (1,OIJ )を1N硫酸(40
鱈)に溶解して室温で1.5時間攪拌した。ガスの発生
が止むまでNa HCO3を注意深く添加した。生成物
をジクロロメタンで抽出し、右機層を分離し、乾燥(N
a 2 SOa ) シ、次いで濾過した。濾液を減圧
下で蒸発させた。得られた残渣をシリカゲル上フラッシ
ュクロマトグラフィーにより精製したが、この際トルエ
ン:酢酸エチル(2:1で400鱈、1:1で600戴
、1:2で600鱈、1:3で400鱈、)で段階的に
溶出させ、最後に酢酸エチル(600πβ)で溶出させ
た。所望の生成物を含有する留分をTLCでつきとめ、
−緒にして蒸発乾固させて2.23−ジー0−フェニル
アセチル−〇MT(11)271111(+を得た。マ
ススペクトル: 833 (M+ )割1九上L 注射
用製剤 A、一般式(I)の塩基をプロピレングリコールに添加
する。水とベンジルアルコールを添加して、溶液がプロ
ピレングリコール50%(容積で)、ベンジルアルコー
ル4%(容積で)および一般式(I)の塩基200i1
Q/鱈を含有するようにする。 B、溶液が一般式(I)の塩基50mg/鱈を含有する
以外はAで記載した如くに溶液を作る。C1溶液が一般
式(I)の塩基3501119/戴を含有する以外はA
で記載した如くに溶液を作る。D。 溶液が一般式(I)の酒石酸塩500m!;l/鱈を含
有する以外はAで記載した如くに溶液を作る。 E、細かく粉砕した一般式(1)の化合物を充分混合し
ながらカルボキシメチルセルロースに加えて、得られる
懸濁液が、一般式(I>の塩基をその懸濁液の戴当り2
0011gを含有(るようにすることにより懸濁液を作
る。
ル化を、低温ないし室温にて、2,4゜6−コリジンの
如き外部塩基の存在下、7シルりUライドの如き適当に
選択されたアシル化剤を用いで、23−ヒドロキシル基
のアシル化が実質的に完了するまで実施することからな
る。生成物(よ標準的操作を用いて単離される。 既述した如く、本発明に係るOMTのエステル誘導体の
あるものを製造するのに重要な方法!Iよ、D M 王
の相当するエステルの加水分解による。DM Tの構造
は式(III)に示す。 これらDMTエステルは、4′−ヒドロキシル基が置換
されており、従ってアシル化から保護されるという理由
で、相当するOMTエステル製造用の有用な出発原料と
なる。ミカロシル置換基は、ひとたび所望のアシル化が
達成されたなら、容易に酸加水分解により後で取除くこ
とができる。 本発明のOM、Tエステル誘導体は塩、特に酸付加塩を
形成する。これらの塩、特に酸イj加塩もまた抗生物質
とし1有用で、本発明の一部Cある。 また、そのような塩は例えばOMTエステル誘導体の分
離および精製用の中間体として有用である。 さらに、それらの塩は水に対する溶解度が改良されてい
る。 代表的な適当な塩としては、有機酸および無機酸との標
準的反応により形成される塩が挙げられる。そしてそれ
ら酸には例えばi酸、塩酸、燐酸、酢酸、こはく酸、く
えん酸、乳酸、マレイン酸、フマール酸、パルミチン酸
、]−ル酸、パモイン酸、粘液酸、D−グルタミン酸、
d−樟脳酸、グルタル酸、グリコール酸、フタール酸、
酒石酸、ぎ酸、ラウリン酸、ステアリン酸、サリチル酸
、メタンスルホン酸、ベンゼンスルボン酸、ソルビン酸
、ピクリン酸、安息香酸、けい皮酸、その他の酸が挙げ
られる。 医薬的に受入れできる酸付加塩は本発明の塩の中、特に
好ましいグループである。 OMTは、米国特許3,459,853でGorman
およびMorinが記載した如く、温和な酸性条件の下
タイロシン、デスマイコシン、マク[]シンあるいはラ
クテノシン加水分解により作ることができる。DMTの
温和な酸加水分解による0M1−の好ましい製造法は、
Ba1tz等によりヨーロッパ特許出願公開No、42
250AIに記載されている。 DMTは、液中好気性条件の下、実質的レベルの抗生物
質が生ずるまで、ストレブトマイセスノラディアエ N
RRL 12170の醗酵により作られる。DMTは
、塩基性にした培養濾液から酢酸エチルの如き有機溶媒
で抽出でき、さらに抽出クロマトグラフィーおよび/あ
るいは結晶化により精製可能である。ストレプトマイセ
スフラディアエというDMT生産菌株は寄託されていて
、61604、イリフイ州、ベオリア、ノースユニバー
ジティー ストリート、1815、北部中心区、農業研
究所、北部地区研究センターのストック カルチ乙−コ
レクションの1部となっており、そこから、受入れ番号
NRRL 12170の番号で一般への入手が可能で
ある。 OMTはDMTから温和な酸加水分解により作られる。 pH約4以下のDMI溶液が、その加水分解を達成する
のに使用できる。この方法では、約20℃ないし約10
0℃の温度が使用できる。 加水分解を実施するに必要な反応時間は、反応混合物の
pHおよび使用温度に従って変動する。 pトtのレベルが高ければ反応速度は遅く、温度が高け
れば反応速度は速い。その反応は、DMTを、温和な酸
の溶液を用いて、ミカロシル基を取除いてOMTを生ず
るに充分な時間の間処理覆ることにより実施する。 あるいは、そして特には好ましくは、OM Tは、DM
Tを、それが生ずる11酢液中で、前述した如き温和な
酸性条件を用いて、DMTをOMTに変えるに充分な時
間の間処理することにより作ることができる。かくして
作られたOMTは、従来技術で公知の技術を用いて醗酵
液から単離することができる。 本発明のOMTエステルの具体例には、表1に掲げた一
般式(1)の化合物が挙げられる。 本発明のOMTエステル誘導体は、病原バクテリア、特
にグラム陽性バクテリア、マイコプラズマ属およびパス
ツレラ属の成長を抑制する。例えば、表■と■は、具体
例の化合物があるバクテリアを抑制する最少阻止濃度(
MIC)を示す。表■中のMIGは標準的寒天稀釈法に
より決定された。表■のMIGは、従来の培養液稀釈ミ
クロ滴定試験を用いて得られた。比較のため、23−〇
−ベンゾイルーOMT (比較化合物A〉のMICも記
載した。 本発明の0Ml−ニスデル誘導体は、ダラム陽性バクデ
リアにより引起される実験的細菌感染に対する生体内抗
菌活性を示した。試験化合物を実験的に感染させたマウ
スに2回投与した場合、観察された活性をEu2O値[
試験動物の50%を保護するll1g/kgで表した有
効投与量: WarrenWick 、 et at
、 、 J、 Bacteriol、 81.233〜
235 (1961)参照1で測定した。具体例の化合
物にたいして観察されたEu2O値を、比較化合物Aに
対して観察されたEu2O値と共に表IVに記載する。 試 験 ストレプトコッカス バイオゲネ化合物
(注b)スC203 えL 11 1 >30 1593
NT(注C)>1505 5
.0 >1006 6yO>15
0 7 NT >1
508 13
15012 6.5
155A Io、6
136〈注a)、no/kgx2 ;感
染後1時間と4時間に投与 (注b)0表1の化合物番号 (注C)、試験せず。 成るOMTエステル誘導体はパスツレラ感染に対して生
体内において活性である。表Vは、1化後1日のひよこ
に、パスツレラ マルトシダくアビアン P、マルトシ
ダの201間トリプトーズ培養液の10−3稀釈液0.
1−を皮下投与)をチャレンジした1時間および4時間
後に、エステル誘導体を30mg/kaの投与レベルで
皮下注射により投与した試験の結果の概要を示す。治療
しなかった感染ひよこは全部(各対照群で10羽)パス
ツレラ投与後24時間以内に死んだ。 表 ■ ひよこにおけるパスツレラ感染の治療 化合物(注a) 治療したひよこの死亡/治療したひ
よこの数 1 9/10 2 9/10 3 10/10 4 8/10 5 0/10 6 1/10 7 1/10 8 0/10 9 10/10 i Q 2/1012
8/10 13 6/10 14 0/10 16 15/20 1i3 11/15 A 10/10 (注a)1表■の化合物番号 従って、本発明はまたダラム陽性およびパスツレラ感染
の防除法にも関する。本発明の方法を実施するに当って
は、式(I)の化合物の有効量を感染したあるいは感染
し易い瀉血動物に非経口的に投与する。ダラム陽性およ
び/あるいはパスツレラ感染を防除するに有効な投与量
は感染のきびしさ、および動物の年齢、体重および状態
によって変動する。しかし、保護に必要な全投与量は一
般に約1ないし約20010/k(lの範囲内、好まし
くは約5ないし約100110/klの範囲内である。 適当な投与方式を組立てることができる。 いま1つの面で、本発明はダラム陽性および/あるいは
パスツレラ感染の防除に有用な組成物に関する。これら
組成物は適当な医薬賦形剤と一緒にした式(I)の化合
物とからなる。そのような組成物は顎薬技術で認められ
た方法により非経口投与用に製剤化することができる。 これら化合物を含有する有効な注射用組成物は懸濁型で
あってもよく溶液型であってもよい。適当な製剤の製追
に当っては、一般に、酸付加塩の水溶解性が遊離塩基の
それより大きいことが認められるであろう。 同様に、塩基は中性あるいは塩基性溶液に対するよりも
、希酸あるいは酸性溶液に対してよりよく溶解する。 溶液形態では、化合物は生理的に受容できるビヒクルV
eihiclek:溶かす。そのようなビヒクルは適
当な溶媒、必要とあれば、ベンジルアルコールの如き防
腐剤および緩衝剤とからなる。有用な溶剤には例えば水
と水性アルコール、グリコールおよび炭酸ジエチルの如
き炭酸エステルがある。そのような水溶液に一般にその
有機溶媒を容積で50%しか含まない。 注射用懸濁組成物はビヒクルとして液状の懸濁媒体を、
補助薬と併用あるいは併用せずに、使用する。懸濁媒体
は、例えば、水性ポリビニルピロリドン、植物油、ある
いは高度に精製した鉱物油の如き不活性油、あるいは水
性カルボキシメチルセルロースであり得る。 適当な生理的に受容できる補助剤は、その化合物を懸濁
組成物中に懸濁状態に保持するのに必要である。補助剤
は、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン、ゼラチンおよびアルギン酸塩の如くシックナー(t
hickener )の中から選ぶことができる。多く
の表面活性剤もまた懸濁剤として有用である。レシチン
、アルキルフェノール ポリエチレンオキシド付加物、
ナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩およびポリオキシエチレンソルビタンエステルは有用
な懸濁剤である。 液状懸濁媒体の親水性、密度および表面張力に影響する
多くの物質が注射用懸濁液を作る個々の際に助けとなり
得る。例えば、シリコン系消泡剤、ソルビトールおよび
糖は有用な懸濁剤となり得る。 本発明の操作をさらにより充分説明するために、次の実
施例を提供する。 LLLL DMTからOMTの A、DMTの振盪フラスコ培養 ストレプトマイセス・フラディアエNRRLI2170
の凍結乾燥ペレットを滅菌水1〜2戴に分散する。この
溶液の一部(0,51Ell)を、以下の組成の増殖培
地(150戴)に接種した。 腹−】−m−−1−一−り虹L コーン浸漬液 1.0 酵母エキス 0.5 あらびき大豆 0.5 Ca CO:3 o、3大、立消(
粗) 0.45脱イオン水
97.25別法として、1戴容量の、液体
窒素中に保存したS、フラディアエNRRLI 217
0の増殖培地を素早く溶かし、増殖培地に接種するのに
用いる。接種した増殖培地を、5007II2の三角フ
ラスコ中、29℃で約48時間、閉鎖箱型シェーカー上
、300rpmでインキュベートした。 このインキュベートした増殖培地(0,5ffJ>を、
以下の組成の生産培地7戴に接種した。 艮−m−吊 (%) テンサイ糖蜜 2.0 とうもろこし粉 1.5 魚粉 0.9 とうもろこしグルテン 0.9 (NHa )2 HPOa O,04
Ca COa 0.2大
豆油(粗)3.0 脱イオン水 91.3にの接種した発酵
培地を50戴のピンの中で、29℃で約6日間、閉鎖箱
型シェーカー上、30Q rpmでインキュベートした
。 B、DMTのタンク発酵 多量の接種材料を得るために、Aに記載した方法と類似
の方法で製造したインキュベート増殖培地1200戴を
、以下の組成の第2次増殖成長培地250ガロンに接種
した。 1−m11L とうもろこし浸漬液 1.0 大豆油粉 0.5 酵母エキス 0.5 Ca CO30,3 大豆油(粗)0.5 レシチン(粗) 0.015水
97. 18550
%Na OH溶液でpHを8.5に調節した。 この第2次増殖培地を350ガロンのタンク中、28℃
で約48時間、十分な空気導入と撹拌下にインキュベー
トした。 このようにして得たインキュベートした第2次培地(1
44ガロン)を以下の組成の滅菌生産培地1oooガロ
ンに接種した。 感、−Am 量 (%)魚
粉 0.875とうもろこし粉
1.5 とうもろこしグルテン 0.875Ca COa
0.2Na CI
0.1(NHa )2 HPO40,04 テンサイ糖蜜 2.0 大豆油(粗)3.0 レシチン 0.09水
91. 3250%Na
0)−1液を用いてpHを7.2に調節した。 接種した生産培地を1600ガロンのタンク中、8〜9
日fl128℃で発酵させた。発酵培地に滅菌空気を吹
き込んで溶解酸素を約30%〜50%に保ち、通常の攪
拌器を用いて250rplIlで攪拌した。 C,DMTの分離 Bに記載した様にして収穫した全ブロス(3800L)
を濾過助剤を用いて濾過した。菌糸ケーキを水洗し、洗
液をamに加えた。 水酸化ナトリウムの50%水溶液(9,51)を用いて
濾液のpHを9.2に調節し、濾液を醋酸エチル(20
0OL)で抽出した。脱イオン水(450L)およびモ
ノ塩基性燐酸ナトリウム(6,4Kg)をよく攪拌しな
がら酢酸エチル抽出液に添加した。この溶液のpHを燐
酸溶液(33QQym:燐!11部に対して水2部)を
用いて約pH6,0〜4.35に調節した。水相を分離
し、この豊富化した水相のpHを、50%水酸化ナトリ
ウム溶液(700d)を用いてpH6,5に講節した。 この溶液を減圧下で約2251になるまで濃縮し、この
濃縮液のpHを10%水酸化ナトリウム溶液(16L)
を加えることによって9゜2に調節した。得られた塩基
性溶液を一夜放置した。生成した結晶を濾取し、脱イオ
ン水(50L、 )で洗浄し、乾燥すると生成物が約8
.6にり得られた。得られた生成物は、アセトン/水か
ら再結晶することができる。 D、OMTの製造 Cで製造したDMl−を希塩酸に溶解した(R終pH1
,8)。得られた溶液を室温で24時間放置した後、水
酸化ナトリウムを加えて pH9,0に調節した。この
塩基性溶液を酢酸エチル、ジクロロメタンまたはクロロ
ホルムで抽出した。この抽出液を減圧で蒸発させるとO
MTが得られる。 1L1L DMTからOMT−の別途合成りMTを、そ
れが生産さ′れた発酵ブロス中で、製造例1.0に記載
した様に穂やかに酸で処理することにより、OMTを製
造した。0M1−の分離は、DMTについて記載した製
造例1.Cと類似の方法で行なった。 1i11 N (フェノキシアセチルオキシ)こはく
酸イミド フェノキシitl (15,2Q 、 100m1ol
)とN−ヒドロキシこはく酸イミド(11,5o、1Q
Qmn+ol)を酢酸エチル(300,tJ)に懸濁し
た液をアイスバスで冷却し、N、N′−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド(20,6a 、100++1ol)
で処理し、0℃で1時間次いで室温で一晩攪拌した。生
成した沈澱を濾過し、濾液を蒸発乾固し、残漬を酢酸エ
チルから結菖化してN−(フェノキシアセチルオキシ)
こはく酸イミド15.Ooを得た。 1m2−.4−−ジーO−アセチル−OT OMT (50g)をアセトン(900戴)に溶解し、
室温で攪拌しながら無水酢酸(25戴)を流加して処理
した。2時間後に減圧下で溶媒を留去し、残留物をトル
エン(200d)で希釈し、再蒸発させた。残留物をジ
クロロメタンに溶解し、この溶液を飽和Naト1cOa
溶液で抽出した。有機層を分離して乾燥(Na 2 S
Oa ’) シ、濾過した後蒸発乾固した。ガラス状の
残留物をシリカゲルクovトゲラフイー (Water
Prep 500)にか()、先ずトルエン/酢酸
エチル(3: 1 )の混液(4℃)と酢酸エチル(4
乏)を用いて直線グラジェント溶出し、次いで酢酸lチ
ルく2℃)で溶出した。所望の生成物を含有しているフ
ラクションを丁[C分析で検出しで集め、蒸発乾固する
と2′、4”−ジーO−アセチルOMTが42゜0g
(収率74%)得られた。 二[史LL T L C分析は、ジクロロメタン:メタノール:濃水
酸化アンモニウム(90:10:2)の如き適当な溶媒
系と、検出には紫外光、アニスアルデヒド噴霧あるいは
沃素を用いて、シリカゲルで行うのが便利である。 sJL!1LL2−.4− 9 0 7セチ)Lt−2
3−0−フェニルアセチル−OMT (化合物1)製造
例4で記載した如くにして作られた2′。 4′−ジーO−アセチル−0M1 (6,81(1,1
0、Oimol)を、湿気を排除L/ すlfi 6、
シフ[10メタン(100iJ)とピリジン(5戴)に
溶解し、アイスバスで冷却し、次いでフェニルアセチル
クロライド(1,70Q 、11. Oimol)をジ
クロロメタン(1℃M)に溶解した溶液で処理した。未
反応の出発原料を消費するために(T L C分析に基
く)、2時間および3時間後に、ジクロロメタン(51
β)に溶解したフェニルアセチルクロライド(0,14
戴、1mmol)の追加量を添加した。4時間後に反応
混合物を飽和NaHCO3溶液に注入した。有機層を分
離し、乾燥しくNa 2 SOa ) 、濾過し、次い
で減圧下に蒸発させた。残渣を少量のトルエンに溶解し
、シリカゲル(E、 Merek 60)上フラッシ
ュク1コマトゲラフイーにより精製した。カラムを、4
:1トルエン/酢酸エチル(400戴)、3:1トルエ
ン/酢酸エチル〈300戴)、2:1トルエン/酢酸エ
チル(300fff )および1:1トルエン/酢酸エ
チル(1200y1t)で段階的に溶出した。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつぎとめ、
−緒にし次いで蒸発乾固して2′、 4′−ジーO−
7セチルー23−0−フェニルアセチル−OMT(1)
5.8!11 (72%)を得た。マススペクトル:
799 (M+ ”)。 ′LIULL 2−94′−ジー0−アセチル−23−
0−ノエノキシアセチルーOMT (化合物、?−)製
造例4で記載した如く作られた2=、4′−ジー0−7
セチル−OMT (5,OQ 17.35n+1ol)
をジクロロメタン(200鱈)に溶解し、製造例3で記
載した如く作られたN−(フェノキシアセチルオキシ)
こはく酸イミド(4,5a 。 181m01)とピリジン(25戴)で処理し、次いで
湿気を排除しながら室温で一晩攪拌した。次いで混合物
をメタノール(15戴)で2時間処理して過剰のアシル
化剤を分解した。混合物を減圧化で濃縮し、トルエンで
稀釈し次いで蒸発させた。 残った油をトルエンに溶解し、3:1トルエン/酢酸エ
チル(4リーター)と酢酸エチル(4り一ター)の直線
匂配により溶出させながら、シリカゲル(Waters
P rep 500 )上クロマトグラフィーにかけ
た。所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきと
め、−緒にし、次いで蒸発乾固して2”、 4′−ジー
O−アセチルー23−0−フェノキシアセチル−OMT
(2)3.7a (67%)を得た。マススペクトル
:815(M+)。 Llll 2′、4=−ジー0−アセチル−23−0−
[(3,4−ジクロOフエニチオ)アセチル] −OM
T (化合物3−) (3,4−ジクロロフェニルチA)酢酸(6゜96g、
29.4mmol)とN−ヒドロキシコハク酸イミド(
3,38g、29.4i+n+ol)をジクロロメタン
(200d)に溶解し、室温で攪拌しながらN、N−−
ジシクロヘキシルカルボジイミド(6,05Q 、29
.4u+ol)で処理した。15分後に、2=、4′−
ジー0−アセチル−OMT(4,00,5,9++vo
l)次いでピリジン(2571β)を添加した。室温で
1.5日攪拌後、沈澱を濾過により分離し、ジクロロメ
タンで抽出した。 濾液を一緒にして、飽和Na HCOa溶液で洗清し、
次いで減圧化で濃縮した(50ffi)、濃縮物を室温
で1時間メタノール(15戴)で処理して未反応のアシ
ル化剤を分解した。溶媒を減圧上で蒸発させ、残った油
をヘキサン(’5X1007Iβ〉で研和した。残りの
油をジクロロメタンに溶解し、5%Na HCOa溶液
で洗清し、乾燥(Na 2S04)し、濾過し、次いで
蒸発乾固させた。残った油を、3:1トルエン/酢酸エ
チル(4リ−ター°)と酢酸エチル(4リーター)の直
線匂配により溶出させながら、シリカゲル (W a
tersprep500)上りOマドグラフィーにかt
プた。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、
−緒にし、次いで減圧下に蒸発させた。残った固体をヘ
キサンで洗清し、濾過し、空気乾燥して化合物β工を3
.4o (69%)得た。マススペクトル:899(
M+)。 1i九先 2=、4=−ジーO−7セチルー23−0−
(3−ごリジルアセチル)−OMT (化合物4−) 1.1′−カルボニルジイミダゾール 7q 、2 2ma+ol)を、N2の雰囲気下、無水
テトラハイドロフラン(THF,50fff)とトルエ
ン(30戴)に溶解し、3−ピリジル酢酸(2.74o
、20w+mol)にて処理した。室温で30分間攪
拌後、CO2の発生は止んだ。この溶液の一部(44鱈
、1.5当壷)を注射器で取出して無水THE (50
戴)に溶解した2′.4=−ジー〇ーアセチル−OMT
(5.00 、7.34gmol)の溶液に加えた。 この混合物を3.5時間85℃に加熱し、アシルイミダ
ゾール溶液のいま1つの部分(107d)で処理し、次
いでさらに3時間加熱した。室温で一晩攪拌後、溶液を
減圧下で濃縮し、トルエンで稀釈し、再度濃縮し、2:
1トルエン/酢酸エチルで稀釈し、水で洗清し、乾燥(
Na 2 SOa )L、濾過し、ついで蒸発乾固した
。残漬をシリカゲル( E 、 Merck6 0 )
上でフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。即
らカラムにトルエンを充填し、最初に1:1トルエン/
酢酸エチル(1リーター)と酢酸エチル(1リーター)
の直線匂配により、次いで酢酸工チルで溶出した。所望
の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、−緒
にし、次いで蒸発乾固して化合物上を1.8g (33
%)得た。マススペクトル:800(M+)。 m足 A、23−0−フェニルアセチル−OMT (化合物i
) 製造例4で記載した如く作られた2−,4′−ジー0−
アセチル−23−O−フェニルアセチル−OMT (1
,OQ )を80%水性メタノール(60戴)に溶解し
、アルゴン雰囲気下1.5時間速流した。溶液を冷却し
、蒸発してメタノールを除き次いでジクロロメタンと飽
和Na HCO3溶液の間で分配した。有機層を分離し
、乾燥(Na2SOIL)し、次いで濾過した。濾液を
蒸発乾固して定聞的に23−〇−7エニルアセチルーO
MT (5)を得た。マススペクトル=715(M+)
。 8.23−0−7工ニルアセチルーOMT(5)の別途
製造 OMT (3,0<1 、5. ommoI)をジクロ
ロメタン(50戴)と2.4.6−コリジン(2,5戴
)に溶解し、アセトン/ドライアイスバス中で冷却し、
次いでフェニルアセデルクロライド(0゜83鱈、5.
3mmol)で処理した。冷却用バスを取り除き、混合
物を攪拌しながら30分を要して室温まで温度を上昇さ
せた。混合物を飽和NaHCO3溶液で洗清し、乾燥(
Na 2 SOa ) シ次いで濾過した。濾液を減圧
下に蒸発乾固した。残漬を小口のジクロ0メタンに溶解
し、ジクロロメタン(1リーター)とメタノールを15
%含有するジクロロメタン(1リーター)の直線匂配に
より溶出させながら、シリカゲル(E 、 Merck
60 )上フラッシュクロマトグラフィーにより精製し
た。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、
−緒にし次いで蒸発乾固して23−0’−フェニルアセ
チル−OMT (5)2.0g (56%)を得た。マ
ススペクトルニア15 (M+)。 実施例6 23−0−フェノキシアセチル−OMT(化
合物β−) 実施例2の操作に従って作られた2−,4′−ジーO−
アセチルー23−0−フェノキシアセチル−0M丁(2
,37CI)を80%水性メタノール(50ポ)に溶解
し、アルゴン雰囲気下で1時間還流した。次いで溶液を
冷却し、減圧下で濃縮してメタノールを除き、トルエン
で稀釈し、次い −で蒸発乾固させた。残漬を、ジクロ
ロメタン(1リーター)とメタノールを15%含有する
ジク【−10メタン(1リーター)の直線匂配により溶
出させながら、シリカゲル上フラッシュクロマトグラフ
ィーにより精製した。所望の生成物を含有する留分を丁
LC分析によりつきとめ、−緒にし、次いで蒸発乾固し
て23−0−フェノキシアセチル−OMT (6)1.
30を得た。マススペクトルニア31(M”)。上記ク
ロマトグラノィーによる分離によって得られるあとの留
分からはOMTO05Qが得られたが、これは23−O
−フェノキシアセチルエステルの加水分解の結果得られ
たものである。 TJJLL 23−0− [(3,4−ジクロロフェニ
ルチオ)アセチル] −0M丁 (化合物L)実施例3
で記載した如く作られた2′、4−−ジーO−7セチル
ー23−0− [(3,4−ジクロロフェニルチオ)7
セチル] −0M丁 (2,OQ)を80%水性メタノ
ール(80m)に溶解し、80℃で2時間、アルゴン雰
囲気下で加熱した。 溶液を冷却して減圧下で蒸発させた。残渣をジクロロメ
タンに溶解し、乾燥(Na 2804 ) シ、次いで
濾過した。濾液を蒸発乾固した。残渣をジクロロメタン
に溶解し、ジクロロメタン中のメタノールの量を増加(
2%濃度のもの150戴、5%濃度のもの150戴、お
よび7.5%濃度のもの450戴)させて段階的に溶出
させながら、シリカゲル上フラッシュクロマトグラフィ
ーにより精製した。所望の生成物を含有する留分をTL
G分析によりつきとめ、−緒にし次いで蒸発乾固して2
3−0− [(3,4−ジクロロフェニルチオ)アセチ
ル] −0M丁 (7)0.3+I+を得た。マススペ
クトル:815(M+)。 ′ULLL 23−0− (3−ピリジルアセチル)
−OMT(化合物8) 一 実施例4で記載した如く作られた2=、4′−ジーO−
アセチル−23−0−(3−ピリジルアセチル)−OM
T (1,50)を80%水性メタノール(50戴)に
溶解し、75分間還流した。 溶液を冷II して減圧下に蒸発乾固した。残漬をヘキ
サンに懸濁して濾過した。不溶物をヘキサンで洗條し、
次いで空気乾燥して23−0− (3−ピリジルアセチ
ル)−OMT (8)1.2gを得た。 マススペクトルニア17(M+)。 ! 2−−0−アセチル−23−0−(p−クロロフ
ェニルアセチル)−0MI’(化合物υ−〉 p−クロロフェニル酸1f (4,30,25mmol
)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(3,l、25
mll1ol)をTHF(150戴)に溶解した。溶液
をアイスバス中で冷却し、N、N−−ジシクロへキシル
カルボジイミド(5,、2Q、、25 、3mm01〉
で処理した。反応混合物を0℃で3時間攪拌し、次いで
一晩冷蔵庫においた。その混合物を次アセトン(75f
fJ )に溶解し、濾過し、次いで2′−〇−7セチル
ーDMT (10a 、 12.8a+mo1)とイミ
ダゾール(0,87(J、 12.8mm01)で処理
した。アセトンを加えて溶液の容−を125戴となし、
それからトリエチルアミン(1,87in、12.8m
mol)を添加した。反応液を室温で20時間攪拌した
後、溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロ
マトグラフィーのシリカゲルカラムに入れて、酢酸エチ
ル単独に対する4:1トルエン/酢酸エチルの匂配によ
り溶出させた。TLC分析結果に基いて所望の留分を一
緒にし、蒸発乾固して2−−0−アセチル−23−0−
(p−クロロフェニルアセチル)−DMT4.75aを
得た。 このようにして作られた2′−〇−7セチルー23−0
− (p−クロロフェニルアセチル)−DMT <4.
350.4.65mmol)を1N硫酸(175鱈)に
溶解して室温で1時間攪拌した。 飽和Na HCO3溶液を、発泡が止むまで、注意深く
添加し、生成物をジクロロメタン中に抽出した。有機層
を分離し、乾燥(Na 2 SOa ) シ、次いで濾
過した。濾液は減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル
上フラッシュクロマトグラフィーにより精製したが、こ
の際最初は4:1トルエン/酢酸エチルで溶出させ、そ
の後は酢M1チルの割合を100%まで上昇させて溶出
させた。所望の生成物を含有する留分をT L Cでつ
きとめ、−緒にし次いで蒸発乾固して2′−O−アセチ
ル−23−0−(El−りOロフェニルアセチル)−O
MT (9)3.”toを得た。マススペクトルニア9
1(M”)。 実施例10 23−0− (p−クロロフェニルアセチ
ル)−OMT (化合物10) 実施例9で記載した如く作られた2′−〇−アセチルー
23−0− (p−りOoフェニルアセデル)−OMT
(1,88g、2.37mmol)を80%水性メタ
ノール(113ix)に溶解し、その溶液を80℃で4
0分攪拌した。溶液を冷却し、減圧下で濃縮してメタノ
ールを除去し、次いで飽和Na HCOa溶液で稀釈し
た。得られた溶液をジクロロメタンで抽出した。有機層
を分離し、乾燥(Na 2 SOa ) シ、次いで濾
過した。濾液を減圧下で蒸発させて23−0− (D−
りOロワ1ニルアセチル’)−OMT (2)1.70
りを得た。マススペクトル: 749 (M+ )。 実施例11 2=、23−ジーO−フェニルアセチル−
〇MI”(化合物11) フェニル酢酸(2,72Q 、27+amol)を1:
1テトラハイドロ7ラン:アセトニトリル(50πβ)
に溶解し1.N、N=−ジシクロへキシルカルボジイミ
ド(2,79g、13.5nvol)で処理した。反応
混合物を室温で一晩攪拌した。生成した沈澱を濾過によ
り除いた。濾液をDMT(10a 、 13.5imo
l)とピリジン(10戴)で処理した。室温で40時間
攪拌した後、混合物を減圧下で蒸発させた。残漬をジク
ロロメタンに溶解し、次いでその溶液を飽和Na HC
O3溶液で洗條した。有機層を分離し、乾燥(Na 2
SOa ) シ、次いで濾過し、濾液は蒸発乾固した
。得られた残漬をシリカゲル上フラッシュクロマトグラ
フィーにより精製したが、この際トルエン/酢酸エチル
(2:1.1:1.2:3)で段階的に溶出させ、最後
に!tillエチルで溶出させた。留分を1− L C
ぐ分析した。所望の留分を一緒にして蒸発乾固した。 溶出した最初の生成物は2−.23−ジーO−フェニル
アセチル−〇MT (271+no )であった。 このようにして作られた2=、23−ジー〇−フェニル
アセチル−DMT (1,OIJ )を1N硫酸(40
鱈)に溶解して室温で1.5時間攪拌した。ガスの発生
が止むまでNa HCO3を注意深く添加した。生成物
をジクロロメタンで抽出し、右機層を分離し、乾燥(N
a 2 SOa ) シ、次いで濾過した。濾液を減圧
下で蒸発させた。得られた残渣をシリカゲル上フラッシ
ュクロマトグラフィーにより精製したが、この際トルエ
ン:酢酸エチル(2:1で400鱈、1:1で600戴
、1:2で600鱈、1:3で400鱈、)で段階的に
溶出させ、最後に酢酸エチル(600πβ)で溶出させ
た。所望の生成物を含有する留分をTLCでつきとめ、
−緒にして蒸発乾固させて2.23−ジー0−フェニル
アセチル−〇MT(11)271111(+を得た。マ
ススペクトル: 833 (M+ )割1九上L 注射
用製剤 A、一般式(I)の塩基をプロピレングリコールに添加
する。水とベンジルアルコールを添加して、溶液がプロ
ピレングリコール50%(容積で)、ベンジルアルコー
ル4%(容積で)および一般式(I)の塩基200i1
Q/鱈を含有するようにする。 B、溶液が一般式(I)の塩基50mg/鱈を含有する
以外はAで記載した如くに溶液を作る。C1溶液が一般
式(I)の塩基3501119/戴を含有する以外はA
で記載した如くに溶液を作る。D。 溶液が一般式(I)の酒石酸塩500m!;l/鱈を含
有する以外はAで記載した如くに溶液を作る。 E、細かく粉砕した一般式(1)の化合物を充分混合し
ながらカルボキシメチルセルロースに加えて、得られる
懸濁液が、一般式(I>の塩基をその懸濁液の戴当り2
0011gを含有(るようにすることにより懸濁液を作
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式(I)で表わされる化合物:[ここで、Rと
R1は水素、置換されて(′%ることもあるCl−1c
5アルカノイルある6% G、を置換されていることも
あるベンゾイル、フェニルアセチルあるいはフェニルプ
ロピオニルから選ばれ;R2は式: %式% 1あるいは2であり、R3は3−ピリジルあるいは次式
で表わされる基であり、 ここで、R5とR6は無関係に水素、メチル、エチル、
メトキシあるいはニトロであり、Xは0あるいはSであ
り、0は0あるいは1である;ただしR+が水素以外の
場合には、Rもまた水素以外のものでなければならない
]およびそれの医薬的に受入れ可能な酸付加塩。 2、RがC1〜C5アルカノイルである特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 3、R1がC1〜C5アルカノイルである特許請求の範
囲第1項記載の化合物。 4、Rが水素である特許請求の範囲第1項記載の化合物
。 5、R1が水素である特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 6、R3−(GHz )III−がフェノキシメチルで
ある特許請求の範囲第1項〜第5項のいづれかに記載の
化合物。 7、R3(CH2)m lfi置換an”’CIt’
ることもあるベンジルである特許請求の範囲第1項〜第
5項のいづれかに記載の化合物。 8、R3−(CH2)In−が置換されテイルコともあ
るフェニルチオメチルである特許請求の範囲第1項〜第
5項のいづれかに記載の化合物。 9、R3−(CH2)01−が置換されていることもあ
る2−フェニルエチルである特許請求の範囲第1項〜第
5項のいづれかに記載の化合物。 10、 R3−(C,R2) l11−が置換されてい
ることもある2−7エノキシエチルである特許請求の範
囲第1項〜第5項のいづれかに記載の化合物。 11、有効成分として、特許請求の範囲第1項に記載の
化合物を含有する医薬製剤。
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