JPS58110598A - マクロライド系抗生物質 - Google Patents

マクロライド系抗生物質

Info

Publication number
JPS58110598A
JPS58110598A JP57219141A JP21914182A JPS58110598A JP S58110598 A JPS58110598 A JP S58110598A JP 57219141 A JP57219141 A JP 57219141A JP 21914182 A JP21914182 A JP 21914182A JP S58110598 A JPS58110598 A JP S58110598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
omt
acid
solution
compound according
evaporated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57219141A
Other languages
English (en)
Inventor
ハ−バ−ト・アンドリユ−・カ−スト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JPS58110598A publication Critical patent/JPS58110598A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規抗生物質に関する。詳しくは、本発明はO
MHのエステル誘導体とその塩、特に酸付加塩とに関す
る。本発明はまた、OMTの特定のエステル誘導体およ
びその医薬的に受入れ可能な塩を用いるある種の感染の
治療法、それらを用いる動物の成長促進法、およびそれ
らからなる医薬組成物にも関する。 新規の改良された抗生物質が絶えず要求されている。人
間の病気の治療に有用な抗生物v4以外に、家畜の分野
においても改良された抗生物質が要求される。改良され
た抗生物質の目標の中には、効力の向上、細菌抑制のス
ペクトル拡大、生体内効能の向上および医薬的性質の改
良(例えば、より大きな経口吸収、より高い血液あるい
は組織濃度、より長い体内半減期、より有利な排出速度
あるいは排出経路およびより有利な代謝速度あるいは代
謝様式)がある。 OMTは、1969年8月5日に発行された米国特許3
,459.853で、MarVill  Gor −m
anおよびRobert  R3,Morin  によ
り記載された抗生物質である。OMIのエステル誘導体
はまだ記載されていない。マクロライド系抗生物質の2
3−位水酸基のエステル化は報告されてこなかったが、
この理由は、こ−の位置にフリー(TI離)の水M基を
持つマクロライド系化合物が殆んど無いからである。 驚くべきことに、本発明に係わるOMTの1ステル誘導
体は効力が高く、例えばOMTぞれ自体以上に実質的に
向上した効力を持つ。OMTのエステル誘導体は、下記
一般式(I)で表わされる化合物とその塩である。 [ここで、RとR1は水素、置換されていることもある
C+−C5アルカノイルあるいは置換されていることも
あるベンゾイル、フェニルアセチル、あるいはフェニル
プロピオニルから選ばれ;R2は式: R3−(CH2)I −C−であッテ、ここテmは1あ
るいは2であり、R3は3−ピリジルあるいは次式で表
わされる基である: Rに こで、R5とR6は無関係に水素、メチル、エチル、メ
トキシあるいはニトロであり、XはOあるいはSであり
、またnは0あるいは1である;ただしR1が水素以外
の場合には、Rもまた水素以外のものでなければならな
い。J ここで用いられる゛置換されていることもあるC+−C
5アルカノイル し5個の炭素原子を含むカルボン酸から誘導されるアシ
ル部分を意味する。そのような部分では、フルキル基は
直鎖状、分校状あるいは環状であることができ、また任
意に1ないし3個のハロゲン置換体を持つことができる
。ハロゲン置換体はCI 、BrおよびFからなる群か
ら選ばれる。アセチル、クロロアヒチル、トリクロロア
セチル、トリノルオロアセチル、プロピオニル、n−ブ
チリル、イソブチリル、n−バレリルおよびイソバレリ
ルがそのような基の例である。 “置換されていることもあるベンゾイル、フェニルアセ
チルあるいはフェニルプロピオニル″および゛置換され
ていることもあるフェニルあるいはベンジル゛′という
言葉は、その部分のフェニルが1ないし5個のハロゲン
あるいはメチルにより、あるいは1ないし2個のメトキ
シル、ニドOあるいはヒドロキシル基により任意に置換
され得ることを意味する。 本発明の化合物は、従来技術で公知の方法を用い、アシ
ル化剤による処理により、OMTの2′、4−および2
3位のヒドロキシル基をエステル化することにより作ら
れる。OMTの構造を式(II)に示す。 CI3 外部塩基が存在しない場合には、OMTの2−−および
4′−ヒドロキシル基のエステル化は23−ヒドロキシ
ル基のエステル化よりも容易に達成される。代表的アシ
ル化剤には、有機酸のアシル無水物、アシルハライド(
通常酸捕獲剤と兼用)および活性エステルがある。アシ
ル化はまた、有機酸とN,N=−ジシクDへキシルカル
ボジイミドの如き脱水剤との混合物を用いても達成でき
る。 ニスデル化は薄層り0マドグラフイー(TLC)の如き
標準的技術を用いて監視して所望の反応に必要な時間を
決定することができる。所望のエステル誘導体は公知の
技術により分離精製が可能である。 OMTの2−−モノエステル誘導体は、デミジノシルタ
イロシン(DMT)の2′−エステル誘導体からミカロ
ースの酸加水分解により作ることができる。DMTとそ
の2′−エステル誘導体は、Richard  H.B
altz, Gene  M.WildおよびE uo
ene  T 、 S enoがヨーロッパ特許出願公
開No.42250AIで、デミジノシルタイロシンお
よびその製造法と題したその出願の中で記載した通りに
作られる。 OMTの対称的2−、4′−ジエステル誘導体、すなわ
ち一般式(I)の化合物でRとR1が同じでかつ水素以
外のものである化合物の好ましい製造法は、OMTを、
アセトンの如き中性溶媒中、アシル無水物の如きアシル
化剤の化学量論量(あるいは僅かに過剰量)を用いて、
はぼ室温にて約1時間ないし約24時間、2′および4
′ヒドロキシル基のエステル化が実質的に完了するまで
、処理することからなる。2=’、4′−ジエステル誘
導体は、反応混合物から、抽出、クロマトグラフィーお
よび結晶化の如き標準的操作により単離することができ
る。 同様にして、OMTの非対称2′、4−−ジエステル誘
導体、すなわち一般式(1)の化合物でRとR1が異な
る化合物は、OMT−の適当な2′−モノエステルのア
シル化により作ることができる。 OMTの2′、23−ジエステル誘導体は、DMTの相
当する2−,23−ジエステル誘導体から、ミカロース
の酸加水分解により作ることができる。 OMHの2−
.4′、23−トリエステル誘導体はOMTの相当する
2′、4−−あるいは2−.23−ジエステル誘導体の
エステル化により作ることができる。OMTの2′、2
3−ジエステル誘導体の4′−ヒト、ロキシル基のニス
1ル化は、2′、4=−ジエステル誘導体の製造と同様
にして達成することができる。より重要なことであるが
、OMTの2−.4−−ジエステル誘導体は、それを、
アシル化剤の化学―論I(あるいは僅かに過剰量)を用
いて、ピリジンの如き塩基の存在下、約O℃から約室温
にて、23−ヒドロキシル基のエステル化が実質的に完
了するまで処理することにより、2−.4′、23−ト
リエステル誘導体に転換することができる。 あるいは、R,R1およびR2が同一である0−MTの
2”、4′、23−トリエステル誘導体は、OMTを前
文に記載した条件を用い、トリエステル誘導体を生ずる
に充分な時間、直接エステル化することにより作ること
ができる。 OMTの23−モノエステル誘導体は、OMTの相当す
る2−,23−ジエステルあるいは2−94=、23−
トリエステル誘導体から、2′−あるいは2=、4′−
位のアシル基を除去することにより作ることができる。 この選択的脱エステル化は、メタノール水溶液中での加
温あるいは還流と云った公知の操作を用いて達成できる
。脱エステル化反応は、丁LCの如き標準的技術を用い
て監視して2′−あるいは2′−と4′−アシル基の除
去に必要な時間を決定することができる。 あるいは、OMlの23−モノエステル誘導体は、DM
Tの相当する23−モノエステル誘導体からミカロース
の酸加水分解により好都合に作ることができる。 OM Tの23−モノエステル誘導体はまたOMlから
直接作ることもできる。この方法
【よ、OMlのエステ
ル化を、低温ないし室温にて、2,4゜6−コリジンの
如き外部塩基の存在下、7シルりUライドの如き適当に
選択されたアシル化剤を用いで、23−ヒドロキシル基
のアシル化が実質的に完了するまで実施することからな
る。生成物(よ標準的操作を用いて単離される。 既述した如く、本発明に係るOMTのエステル誘導体の
あるものを製造するのに重要な方法!Iよ、D M 王
の相当するエステルの加水分解による。DM Tの構造
は式(III)に示す。 これらDMTエステルは、4′−ヒドロキシル基が置換
されており、従ってアシル化から保護されるという理由
で、相当するOMTエステル製造用の有用な出発原料と
なる。ミカロシル置換基は、ひとたび所望のアシル化が
達成されたなら、容易に酸加水分解により後で取除くこ
とができる。 本発明のOM、Tエステル誘導体は塩、特に酸付加塩を
形成する。これらの塩、特に酸イj加塩もまた抗生物質
とし1有用で、本発明の一部Cある。 また、そのような塩は例えばOMTエステル誘導体の分
離および精製用の中間体として有用である。 さらに、それらの塩は水に対する溶解度が改良されてい
る。 代表的な適当な塩としては、有機酸および無機酸との標
準的反応により形成される塩が挙げられる。そしてそれ
ら酸には例えばi酸、塩酸、燐酸、酢酸、こはく酸、く
えん酸、乳酸、マレイン酸、フマール酸、パルミチン酸
、]−ル酸、パモイン酸、粘液酸、D−グルタミン酸、
d−樟脳酸、グルタル酸、グリコール酸、フタール酸、
酒石酸、ぎ酸、ラウリン酸、ステアリン酸、サリチル酸
、メタンスルホン酸、ベンゼンスルボン酸、ソルビン酸
、ピクリン酸、安息香酸、けい皮酸、その他の酸が挙げ
られる。 医薬的に受入れできる酸付加塩は本発明の塩の中、特に
好ましいグループである。 OMTは、米国特許3,459,853でGorman
およびMorinが記載した如く、温和な酸性条件の下
タイロシン、デスマイコシン、マク[]シンあるいはラ
クテノシン加水分解により作ることができる。DMTの
温和な酸加水分解による0M1−の好ましい製造法は、
Ba1tz等によりヨーロッパ特許出願公開No、42
250AIに記載されている。 DMTは、液中好気性条件の下、実質的レベルの抗生物
質が生ずるまで、ストレブトマイセスノラディアエ N
RRL  12170の醗酵により作られる。DMTは
、塩基性にした培養濾液から酢酸エチルの如き有機溶媒
で抽出でき、さらに抽出クロマトグラフィーおよび/あ
るいは結晶化により精製可能である。ストレプトマイセ
スフラディアエというDMT生産菌株は寄託されていて
、61604、イリフイ州、ベオリア、ノースユニバー
ジティー ストリート、1815、北部中心区、農業研
究所、北部地区研究センターのストック カルチ乙−コ
レクションの1部となっており、そこから、受入れ番号
NRRL  12170の番号で一般への入手が可能で
ある。 OMTはDMTから温和な酸加水分解により作られる。 pH約4以下のDMI溶液が、その加水分解を達成する
のに使用できる。この方法では、約20℃ないし約10
0℃の温度が使用できる。 加水分解を実施するに必要な反応時間は、反応混合物の
pHおよび使用温度に従って変動する。 pトtのレベルが高ければ反応速度は遅く、温度が高け
れば反応速度は速い。その反応は、DMTを、温和な酸
の溶液を用いて、ミカロシル基を取除いてOMTを生ず
るに充分な時間の間処理覆ることにより実施する。 あるいは、そして特には好ましくは、OM Tは、DM
Tを、それが生ずる11酢液中で、前述した如き温和な
酸性条件を用いて、DMTをOMTに変えるに充分な時
間の間処理することにより作ることができる。かくして
作られたOMTは、従来技術で公知の技術を用いて醗酵
液から単離することができる。 本発明のOMTエステルの具体例には、表1に掲げた一
般式(1)の化合物が挙げられる。 本発明のOMTエステル誘導体は、病原バクテリア、特
にグラム陽性バクテリア、マイコプラズマ属およびパス
ツレラ属の成長を抑制する。例えば、表■と■は、具体
例の化合物があるバクテリアを抑制する最少阻止濃度(
MIC)を示す。表■中のMIGは標準的寒天稀釈法に
より決定された。表■のMIGは、従来の培養液稀釈ミ
クロ滴定試験を用いて得られた。比較のため、23−〇
−ベンゾイルーOMT (比較化合物A〉のMICも記
載した。 本発明の0Ml−ニスデル誘導体は、ダラム陽性バクデ
リアにより引起される実験的細菌感染に対する生体内抗
菌活性を示した。試験化合物を実験的に感染させたマウ
スに2回投与した場合、観察された活性をEu2O値[
試験動物の50%を保護するll1g/kgで表した有
効投与量: WarrenWick 、 et at 
、 、 J、 Bacteriol、 81.233〜
235 (1961)参照1で測定した。具体例の化合
物にたいして観察されたEu2O値を、比較化合物Aに
対して観察されたEu2O値と共に表IVに記載する。 試  験   ストレプトコッカス バイオゲネ化合物
(注b)スC203 えL      11 1       >30      1593    
     NT(注C)>1505        5
.0    >1006        6yO>15
0 7             NT       >1
508            13        
  15012            6.5   
    155A            Io、6 
      136〈注a)、no/kgx2  ;感
染後1時間と4時間に投与 (注b)0表1の化合物番号 (注C)、試験せず。 成るOMTエステル誘導体はパスツレラ感染に対して生
体内において活性である。表Vは、1化後1日のひよこ
に、パスツレラ マルトシダくアビアン P、マルトシ
ダの201間トリプトーズ培養液の10−3稀釈液0.
1−を皮下投与)をチャレンジした1時間および4時間
後に、エステル誘導体を30mg/kaの投与レベルで
皮下注射により投与した試験の結果の概要を示す。治療
しなかった感染ひよこは全部(各対照群で10羽)パス
ツレラ投与後24時間以内に死んだ。 表  ■ ひよこにおけるパスツレラ感染の治療 化合物(注a)  治療したひよこの死亡/治療したひ
よこの数 1          9/10 2          9/10 3         10/10 4          8/10 5          0/10 6          1/10 7          1/10 8         0/10 9         10/10 i Q           2/1012     
     8/10 13          6/10 14          0/10 16         15/20 1i3       11/15 A          10/10 (注a)1表■の化合物番号 従って、本発明はまたダラム陽性およびパスツレラ感染
の防除法にも関する。本発明の方法を実施するに当って
は、式(I)の化合物の有効量を感染したあるいは感染
し易い瀉血動物に非経口的に投与する。ダラム陽性およ
び/あるいはパスツレラ感染を防除するに有効な投与量
は感染のきびしさ、および動物の年齢、体重および状態
によって変動する。しかし、保護に必要な全投与量は一
般に約1ないし約20010/k(lの範囲内、好まし
くは約5ないし約100110/klの範囲内である。 適当な投与方式を組立てることができる。 いま1つの面で、本発明はダラム陽性および/あるいは
パスツレラ感染の防除に有用な組成物に関する。これら
組成物は適当な医薬賦形剤と一緒にした式(I)の化合
物とからなる。そのような組成物は顎薬技術で認められ
た方法により非経口投与用に製剤化することができる。 これら化合物を含有する有効な注射用組成物は懸濁型で
あってもよく溶液型であってもよい。適当な製剤の製追
に当っては、一般に、酸付加塩の水溶解性が遊離塩基の
それより大きいことが認められるであろう。 同様に、塩基は中性あるいは塩基性溶液に対するよりも
、希酸あるいは酸性溶液に対してよりよく溶解する。 溶液形態では、化合物は生理的に受容できるビヒクルV
 eihiclek:溶かす。そのようなビヒクルは適
当な溶媒、必要とあれば、ベンジルアルコールの如き防
腐剤および緩衝剤とからなる。有用な溶剤には例えば水
と水性アルコール、グリコールおよび炭酸ジエチルの如
き炭酸エステルがある。そのような水溶液に一般にその
有機溶媒を容積で50%しか含まない。 注射用懸濁組成物はビヒクルとして液状の懸濁媒体を、
補助薬と併用あるいは併用せずに、使用する。懸濁媒体
は、例えば、水性ポリビニルピロリドン、植物油、ある
いは高度に精製した鉱物油の如き不活性油、あるいは水
性カルボキシメチルセルロースであり得る。 適当な生理的に受容できる補助剤は、その化合物を懸濁
組成物中に懸濁状態に保持するのに必要である。補助剤
は、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン、ゼラチンおよびアルギン酸塩の如くシックナー(t
hickener )の中から選ぶことができる。多く
の表面活性剤もまた懸濁剤として有用である。レシチン
、アルキルフェノール ポリエチレンオキシド付加物、
ナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩およびポリオキシエチレンソルビタンエステルは有用
な懸濁剤である。 液状懸濁媒体の親水性、密度および表面張力に影響する
多くの物質が注射用懸濁液を作る個々の際に助けとなり
得る。例えば、シリコン系消泡剤、ソルビトールおよび
糖は有用な懸濁剤となり得る。 本発明の操作をさらにより充分説明するために、次の実
施例を提供する。 LLLL  DMTからOMTの A、DMTの振盪フラスコ培養 ストレプトマイセス・フラディアエNRRLI2170
の凍結乾燥ペレットを滅菌水1〜2戴に分散する。この
溶液の一部(0,51Ell)を、以下の組成の増殖培
地(150戴)に接種した。 腹−】−m−−1−一−り虹L コーン浸漬液        1.0 酵母エキス         0.5 あらびき大豆        0.5 Ca CO:3          o、3大、立消(
粗)            0.45脱イオン水  
      97.25別法として、1戴容量の、液体
窒素中に保存したS、フラディアエNRRLI 217
0の増殖培地を素早く溶かし、増殖培地に接種するのに
用いる。接種した増殖培地を、5007II2の三角フ
ラスコ中、29℃で約48時間、閉鎖箱型シェーカー上
、300rpmでインキュベートした。 このインキュベートした増殖培地(0,5ffJ>を、
以下の組成の生産培地7戴に接種した。 艮−m−吊  (%) テンサイ糖蜜        2.0 とうもろこし粉       1.5 魚粉            0.9 とうもろこしグルテン    0.9 (NHa  )2  HPOa       O,04
Ca  COa              0.2大
豆油(粗)3.0 脱イオン水        91.3にの接種した発酵
培地を50戴のピンの中で、29℃で約6日間、閉鎖箱
型シェーカー上、30Q rpmでインキュベートした
。 B、DMTのタンク発酵 多量の接種材料を得るために、Aに記載した方法と類似
の方法で製造したインキュベート増殖培地1200戴を
、以下の組成の第2次増殖成長培地250ガロンに接種
した。 1−m11L とうもろこし浸漬液     1.0 大豆油粉          0.5 酵母エキス         0.5 Ca CO30,3 大豆油(粗)0.5 レシチン(粗)        0.015水    
                97. 18550
%Na OH溶液でpHを8.5に調節した。 この第2次増殖培地を350ガロンのタンク中、28℃
で約48時間、十分な空気導入と撹拌下にインキュベー
トした。 このようにして得たインキュベートした第2次培地(1
44ガロン)を以下の組成の滅菌生産培地1oooガロ
ンに接種した。 感、−Am           量    (%)魚
粉            0.875とうもろこし粉
       1.5 とうもろこしグルテン    0.875Ca COa
           0.2Na CI      
      0.1(NHa )2 HPO40,04 テンサイ糖蜜        2.0 大豆油(粗)3.0 レシチン          0.09水      
              91. 3250%Na
 0)−1液を用いてpHを7.2に調節した。 接種した生産培地を1600ガロンのタンク中、8〜9
日fl128℃で発酵させた。発酵培地に滅菌空気を吹
き込んで溶解酸素を約30%〜50%に保ち、通常の攪
拌器を用いて250rplIlで攪拌した。 C,DMTの分離 Bに記載した様にして収穫した全ブロス(3800L)
を濾過助剤を用いて濾過した。菌糸ケーキを水洗し、洗
液をamに加えた。 水酸化ナトリウムの50%水溶液(9,51)を用いて
濾液のpHを9.2に調節し、濾液を醋酸エチル(20
0OL)で抽出した。脱イオン水(450L)およびモ
ノ塩基性燐酸ナトリウム(6,4Kg)をよく攪拌しな
がら酢酸エチル抽出液に添加した。この溶液のpHを燐
酸溶液(33QQym:燐!11部に対して水2部)を
用いて約pH6,0〜4.35に調節した。水相を分離
し、この豊富化した水相のpHを、50%水酸化ナトリ
ウム溶液(700d)を用いてpH6,5に講節した。 この溶液を減圧下で約2251になるまで濃縮し、この
濃縮液のpHを10%水酸化ナトリウム溶液(16L)
を加えることによって9゜2に調節した。得られた塩基
性溶液を一夜放置した。生成した結晶を濾取し、脱イオ
ン水(50L、 )で洗浄し、乾燥すると生成物が約8
.6にり得られた。得られた生成物は、アセトン/水か
ら再結晶することができる。 D、OMTの製造 Cで製造したDMl−を希塩酸に溶解した(R終pH1
,8)。得られた溶液を室温で24時間放置した後、水
酸化ナトリウムを加えて pH9,0に調節した。この
塩基性溶液を酢酸エチル、ジクロロメタンまたはクロロ
ホルムで抽出した。この抽出液を減圧で蒸発させるとO
MTが得られる。 1L1L DMTからOMT−の別途合成りMTを、そ
れが生産さ′れた発酵ブロス中で、製造例1.0に記載
した様に穂やかに酸で処理することにより、OMTを製
造した。0M1−の分離は、DMTについて記載した製
造例1.Cと類似の方法で行なった。 1i11 N  (フェノキシアセチルオキシ)こはく
酸イミド フェノキシitl (15,2Q 、 100m1ol
)とN−ヒドロキシこはく酸イミド(11,5o、1Q
Qmn+ol)を酢酸エチル(300,tJ)に懸濁し
た液をアイスバスで冷却し、N、N′−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド(20,6a 、100++1ol)
で処理し、0℃で1時間次いで室温で一晩攪拌した。生
成した沈澱を濾過し、濾液を蒸発乾固し、残漬を酢酸エ
チルから結菖化してN−(フェノキシアセチルオキシ)
こはく酸イミド15.Ooを得た。 1m2−.4−−ジーO−アセチル−OT OMT (50g)をアセトン(900戴)に溶解し、
室温で攪拌しながら無水酢酸(25戴)を流加して処理
した。2時間後に減圧下で溶媒を留去し、残留物をトル
エン(200d)で希釈し、再蒸発させた。残留物をジ
クロロメタンに溶解し、この溶液を飽和Naト1cOa
溶液で抽出した。有機層を分離して乾燥(Na 2 S
Oa ’) シ、濾過した後蒸発乾固した。ガラス状の
残留物をシリカゲルクovトゲラフイー (Water
  Prep 500)にか()、先ずトルエン/酢酸
エチル(3: 1 )の混液(4℃)と酢酸エチル(4
乏)を用いて直線グラジェント溶出し、次いで酢酸lチ
ルく2℃)で溶出した。所望の生成物を含有しているフ
ラクションを丁[C分析で検出しで集め、蒸発乾固する
と2′、4”−ジーO−アセチルOMTが42゜0g 
(収率74%)得られた。 二[史LL T L C分析は、ジクロロメタン:メタノール:濃水
酸化アンモニウム(90:10:2)の如き適当な溶媒
系と、検出には紫外光、アニスアルデヒド噴霧あるいは
沃素を用いて、シリカゲルで行うのが便利である。 sJL!1LL2−.4− 9 0 7セチ)Lt−2
3−0−フェニルアセチル−OMT (化合物1)製造
例4で記載した如くにして作られた2′。 4′−ジーO−アセチル−0M1 (6,81(1,1
0、Oimol)を、湿気を排除L/ すlfi 6、
シフ[10メタン(100iJ)とピリジン(5戴)に
溶解し、アイスバスで冷却し、次いでフェニルアセチル
クロライド(1,70Q 、11. Oimol)をジ
クロロメタン(1℃M)に溶解した溶液で処理した。未
反応の出発原料を消費するために(T L C分析に基
く)、2時間および3時間後に、ジクロロメタン(51
β)に溶解したフェニルアセチルクロライド(0,14
戴、1mmol)の追加量を添加した。4時間後に反応
混合物を飽和NaHCO3溶液に注入した。有機層を分
離し、乾燥しくNa 2 SOa ) 、濾過し、次い
で減圧下に蒸発させた。残渣を少量のトルエンに溶解し
、シリカゲル(E、 Merek  60)上フラッシ
ュク1コマトゲラフイーにより精製した。カラムを、4
:1トルエン/酢酸エチル(400戴)、3:1トルエ
ン/酢酸エチル〈300戴)、2:1トルエン/酢酸エ
チル(300fff )および1:1トルエン/酢酸エ
チル(1200y1t)で段階的に溶出した。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつぎとめ、
−緒にし次いで蒸発乾固して2′、  4′−ジーO−
7セチルー23−0−フェニルアセチル−OMT(1)
5.8!11  (72%)を得た。マススペクトル:
 799 (M+ ”)。 ′LIULL 2−94′−ジー0−アセチル−23−
0−ノエノキシアセチルーOMT (化合物、?−)製
造例4で記載した如く作られた2=、4′−ジー0−7
セチル−OMT (5,OQ 17.35n+1ol)
をジクロロメタン(200鱈)に溶解し、製造例3で記
載した如く作られたN−(フェノキシアセチルオキシ)
こはく酸イミド(4,5a 。 181m01)とピリジン(25戴)で処理し、次いで
湿気を排除しながら室温で一晩攪拌した。次いで混合物
をメタノール(15戴)で2時間処理して過剰のアシル
化剤を分解した。混合物を減圧化で濃縮し、トルエンで
稀釈し次いで蒸発させた。 残った油をトルエンに溶解し、3:1トルエン/酢酸エ
チル(4リーター)と酢酸エチル(4り一ター)の直線
匂配により溶出させながら、シリカゲル(Waters
 P rep 500 )上クロマトグラフィーにかけ
た。所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきと
め、−緒にし、次いで蒸発乾固して2”、 4′−ジー
O−アセチルー23−0−フェノキシアセチル−OMT
(2)3.7a  (67%)を得た。マススペクトル
:815(M+)。 Llll 2′、4=−ジー0−アセチル−23−0−
[(3,4−ジクロOフエニチオ)アセチル] −OM
T (化合物3−) (3,4−ジクロロフェニルチA)酢酸(6゜96g、
29.4mmol)とN−ヒドロキシコハク酸イミド(
3,38g、29.4i+n+ol)をジクロロメタン
(200d)に溶解し、室温で攪拌しながらN、N−−
ジシクロヘキシルカルボジイミド(6,05Q 、29
.4u+ol)で処理した。15分後に、2=、4′−
ジー0−アセチル−OMT(4,00,5,9++vo
l)次いでピリジン(2571β)を添加した。室温で
1.5日攪拌後、沈澱を濾過により分離し、ジクロロメ
タンで抽出した。 濾液を一緒にして、飽和Na HCOa溶液で洗清し、
次いで減圧化で濃縮した(50ffi)、濃縮物を室温
で1時間メタノール(15戴)で処理して未反応のアシ
ル化剤を分解した。溶媒を減圧上で蒸発させ、残った油
をヘキサン(’5X1007Iβ〉で研和した。残りの
油をジクロロメタンに溶解し、5%Na HCOa溶液
で洗清し、乾燥(Na 2S04)し、濾過し、次いで
蒸発乾固させた。残った油を、3:1トルエン/酢酸エ
チル(4リ−ター°)と酢酸エチル(4リーター)の直
線匂配により溶出させながら、シリカゲル  (W a
tersprep500)上りOマドグラフィーにかt
プた。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、
−緒にし、次いで減圧下に蒸発させた。残った固体をヘ
キサンで洗清し、濾過し、空気乾燥して化合物β工を3
.4o  (69%)得た。マススペクトル:899(
M+)。 1i九先 2=、4=−ジーO−7セチルー23−0−
 (3−ごリジルアセチル)−OMT (化合物4−) 1.1′−カルボニルジイミダゾール 7q 、2 2ma+ol)を、N2の雰囲気下、無水
テトラハイドロフラン(THF,50fff)とトルエ
ン(30戴)に溶解し、3−ピリジル酢酸(2.74o
 、20w+mol)にて処理した。室温で30分間攪
拌後、CO2の発生は止んだ。この溶液の一部(44鱈
、1.5当壷)を注射器で取出して無水THE (50
戴)に溶解した2′.4=−ジー〇ーアセチル−OMT
 (5.00 、7.34gmol)の溶液に加えた。 この混合物を3.5時間85℃に加熱し、アシルイミダ
ゾール溶液のいま1つの部分(107d)で処理し、次
いでさらに3時間加熱した。室温で一晩攪拌後、溶液を
減圧下で濃縮し、トルエンで稀釈し、再度濃縮し、2:
1トルエン/酢酸エチルで稀釈し、水で洗清し、乾燥(
Na 2 SOa )L、濾過し、ついで蒸発乾固した
。残漬をシリカゲル( E 、 Merck6 0 )
上でフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。即
らカラムにトルエンを充填し、最初に1:1トルエン/
酢酸エチル(1リーター)と酢酸エチル(1リーター)
の直線匂配により、次いで酢酸工チルで溶出した。所望
の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、−緒
にし、次いで蒸発乾固して化合物上を1.8g (33
%)得た。マススペクトル:800(M+)。 m足 A、23−0−フェニルアセチル−OMT (化合物i
) 製造例4で記載した如く作られた2−,4′−ジー0−
アセチル−23−O−フェニルアセチル−OMT (1
,OQ )を80%水性メタノール(60戴)に溶解し
、アルゴン雰囲気下1.5時間速流した。溶液を冷却し
、蒸発してメタノールを除き次いでジクロロメタンと飽
和Na HCO3溶液の間で分配した。有機層を分離し
、乾燥(Na2SOIL)し、次いで濾過した。濾液を
蒸発乾固して定聞的に23−〇−7エニルアセチルーO
MT (5)を得た。マススペクトル=715(M+)
。 8.23−0−7工ニルアセチルーOMT(5)の別途
製造 OMT (3,0<1 、5. ommoI)をジクロ
ロメタン(50戴)と2.4.6−コリジン(2,5戴
)に溶解し、アセトン/ドライアイスバス中で冷却し、
次いでフェニルアセデルクロライド(0゜83鱈、5.
3mmol)で処理した。冷却用バスを取り除き、混合
物を攪拌しながら30分を要して室温まで温度を上昇さ
せた。混合物を飽和NaHCO3溶液で洗清し、乾燥(
Na 2 SOa ) シ次いで濾過した。濾液を減圧
下に蒸発乾固した。残漬を小口のジクロ0メタンに溶解
し、ジクロロメタン(1リーター)とメタノールを15
%含有するジクロロメタン(1リーター)の直線匂配に
より溶出させながら、シリカゲル(E 、 Merck
60 )上フラッシュクロマトグラフィーにより精製し
た。 所望の生成物を含む留分をTLC分析によりつきとめ、
−緒にし次いで蒸発乾固して23−0’−フェニルアセ
チル−OMT (5)2.0g (56%)を得た。マ
ススペクトルニア15  (M+)。 実施例6 23−0−フェノキシアセチル−OMT(化
合物β−) 実施例2の操作に従って作られた2−,4′−ジーO−
アセチルー23−0−フェノキシアセチル−0M丁(2
,37CI)を80%水性メタノール(50ポ)に溶解
し、アルゴン雰囲気下で1時間還流した。次いで溶液を
冷却し、減圧下で濃縮してメタノールを除き、トルエン
で稀釈し、次い −で蒸発乾固させた。残漬を、ジクロ
ロメタン(1リーター)とメタノールを15%含有する
ジク【−10メタン(1リーター)の直線匂配により溶
出させながら、シリカゲル上フラッシュクロマトグラフ
ィーにより精製した。所望の生成物を含有する留分を丁
LC分析によりつきとめ、−緒にし、次いで蒸発乾固し
て23−0−フェノキシアセチル−OMT (6)1.
30を得た。マススペクトルニア31(M”)。上記ク
ロマトグラノィーによる分離によって得られるあとの留
分からはOMTO05Qが得られたが、これは23−O
−フェノキシアセチルエステルの加水分解の結果得られ
たものである。 TJJLL 23−0− [(3,4−ジクロロフェニ
ルチオ)アセチル] −0M丁 (化合物L)実施例3
で記載した如く作られた2′、4−−ジーO−7セチル
ー23−0− [(3,4−ジクロロフェニルチオ)7
セチル] −0M丁 (2,OQ)を80%水性メタノ
ール(80m)に溶解し、80℃で2時間、アルゴン雰
囲気下で加熱した。 溶液を冷却して減圧下で蒸発させた。残渣をジクロロメ
タンに溶解し、乾燥(Na 2804 ) シ、次いで
濾過した。濾液を蒸発乾固した。残渣をジクロロメタン
に溶解し、ジクロロメタン中のメタノールの量を増加(
2%濃度のもの150戴、5%濃度のもの150戴、お
よび7.5%濃度のもの450戴)させて段階的に溶出
させながら、シリカゲル上フラッシュクロマトグラフィ
ーにより精製した。所望の生成物を含有する留分をTL
G分析によりつきとめ、−緒にし次いで蒸発乾固して2
3−0− [(3,4−ジクロロフェニルチオ)アセチ
ル] −0M丁 (7)0.3+I+を得た。マススペ
クトル:815(M+)。 ′ULLL  23−0− (3−ピリジルアセチル)
−OMT(化合物8) 一 実施例4で記載した如く作られた2=、4′−ジーO−
アセチル−23−0−(3−ピリジルアセチル)−OM
T (1,50)を80%水性メタノール(50戴)に
溶解し、75分間還流した。 溶液を冷II して減圧下に蒸発乾固した。残漬をヘキ
サンに懸濁して濾過した。不溶物をヘキサンで洗條し、
次いで空気乾燥して23−0− (3−ピリジルアセチ
ル)−OMT (8)1.2gを得た。 マススペクトルニア17(M+)。 !  2−−0−アセチル−23−0−(p−クロロフ
ェニルアセチル)−0MI’(化合物υ−〉 p−クロロフェニル酸1f (4,30,25mmol
)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(3,l、25
mll1ol)をTHF(150戴)に溶解した。溶液
をアイスバス中で冷却し、N、N−−ジシクロへキシル
カルボジイミド(5,、2Q、、25 、3mm01〉
で処理した。反応混合物を0℃で3時間攪拌し、次いで
一晩冷蔵庫においた。その混合物を次アセトン(75f
fJ )に溶解し、濾過し、次いで2′−〇−7セチル
ーDMT (10a 、 12.8a+mo1)とイミ
ダゾール(0,87(J、 12.8mm01)で処理
した。アセトンを加えて溶液の容−を125戴となし、
それからトリエチルアミン(1,87in、12.8m
mol)を添加した。反応液を室温で20時間攪拌した
後、溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロ
マトグラフィーのシリカゲルカラムに入れて、酢酸エチ
ル単独に対する4:1トルエン/酢酸エチルの匂配によ
り溶出させた。TLC分析結果に基いて所望の留分を一
緒にし、蒸発乾固して2−−0−アセチル−23−0−
(p−クロロフェニルアセチル)−DMT4.75aを
得た。 このようにして作られた2′−〇−7セチルー23−0
− (p−クロロフェニルアセチル)−DMT <4.
350.4.65mmol)を1N硫酸(175鱈)に
溶解して室温で1時間攪拌した。 飽和Na HCO3溶液を、発泡が止むまで、注意深く
添加し、生成物をジクロロメタン中に抽出した。有機層
を分離し、乾燥(Na 2 SOa ) シ、次いで濾
過した。濾液は減圧下で蒸発させた。残渣をシリカゲル
上フラッシュクロマトグラフィーにより精製したが、こ
の際最初は4:1トルエン/酢酸エチルで溶出させ、そ
の後は酢M1チルの割合を100%まで上昇させて溶出
させた。所望の生成物を含有する留分をT L Cでつ
きとめ、−緒にし次いで蒸発乾固して2′−O−アセチ
ル−23−0−(El−りOロフェニルアセチル)−O
MT (9)3.”toを得た。マススペクトルニア9
1(M”)。 実施例10 23−0− (p−クロロフェニルアセチ
ル)−OMT (化合物10) 実施例9で記載した如く作られた2′−〇−アセチルー
23−0− (p−りOoフェニルアセデル)−OMT
 (1,88g、2.37mmol)を80%水性メタ
ノール(113ix)に溶解し、その溶液を80℃で4
0分攪拌した。溶液を冷却し、減圧下で濃縮してメタノ
ールを除去し、次いで飽和Na HCOa溶液で稀釈し
た。得られた溶液をジクロロメタンで抽出した。有機層
を分離し、乾燥(Na 2 SOa ) シ、次いで濾
過した。濾液を減圧下で蒸発させて23−0− (D−
りOロワ1ニルアセチル’)−OMT (2)1.70
りを得た。マススペクトル: 749 (M+ )。 実施例11 2=、23−ジーO−フェニルアセチル−
〇MI”(化合物11) フェニル酢酸(2,72Q 、27+amol)を1:
1テトラハイドロ7ラン:アセトニトリル(50πβ)
に溶解し1.N、N=−ジシクロへキシルカルボジイミ
ド(2,79g、13.5nvol)で処理した。反応
混合物を室温で一晩攪拌した。生成した沈澱を濾過によ
り除いた。濾液をDMT(10a 、 13.5imo
l)とピリジン(10戴)で処理した。室温で40時間
攪拌した後、混合物を減圧下で蒸発させた。残漬をジク
ロロメタンに溶解し、次いでその溶液を飽和Na HC
O3溶液で洗條した。有機層を分離し、乾燥(Na 2
 SOa ) シ、次いで濾過し、濾液は蒸発乾固した
。得られた残漬をシリカゲル上フラッシュクロマトグラ
フィーにより精製したが、この際トルエン/酢酸エチル
(2:1.1:1.2:3)で段階的に溶出させ、最後
に!tillエチルで溶出させた。留分を1− L C
ぐ分析した。所望の留分を一緒にして蒸発乾固した。 溶出した最初の生成物は2−.23−ジーO−フェニル
アセチル−〇MT (271+no )であった。 このようにして作られた2=、23−ジー〇−フェニル
アセチル−DMT (1,OIJ )を1N硫酸(40
鱈)に溶解して室温で1.5時間攪拌した。ガスの発生
が止むまでNa HCO3を注意深く添加した。生成物
をジクロロメタンで抽出し、右機層を分離し、乾燥(N
a 2 SOa ) シ、次いで濾過した。濾液を減圧
下で蒸発させた。得られた残渣をシリカゲル上フラッシ
ュクロマトグラフィーにより精製したが、この際トルエ
ン:酢酸エチル(2:1で400鱈、1:1で600戴
、1:2で600鱈、1:3で400鱈、)で段階的に
溶出させ、最後に酢酸エチル(600πβ)で溶出させ
た。所望の生成物を含有する留分をTLCでつきとめ、
−緒にして蒸発乾固させて2.23−ジー0−フェニル
アセチル−〇MT(11)271111(+を得た。マ
ススペクトル: 833 (M+ )割1九上L 注射
用製剤 A、一般式(I)の塩基をプロピレングリコールに添加
する。水とベンジルアルコールを添加して、溶液がプロ
ピレングリコール50%(容積で)、ベンジルアルコー
ル4%(容積で)および一般式(I)の塩基200i1
Q/鱈を含有するようにする。 B、溶液が一般式(I)の塩基50mg/鱈を含有する
以外はAで記載した如くに溶液を作る。C1溶液が一般
式(I)の塩基3501119/戴を含有する以外はA
で記載した如くに溶液を作る。D。 溶液が一般式(I)の酒石酸塩500m!;l/鱈を含
有する以外はAで記載した如くに溶液を作る。 E、細かく粉砕した一般式(1)の化合物を充分混合し
ながらカルボキシメチルセルロースに加えて、得られる
懸濁液が、一般式(I>の塩基をその懸濁液の戴当り2
0011gを含有(るようにすることにより懸濁液を作
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(I)で表わされる化合物:[ここで、Rと
    R1は水素、置換されて(′%ることもあるCl−1c
    5アルカノイルある6% G、を置換されていることも
    あるベンゾイル、フェニルアセチルあるいはフェニルプ
    ロピオニルから選ばれ;R2は式: %式% 1あるいは2であり、R3は3−ピリジルあるいは次式
    で表わされる基であり、 ここで、R5とR6は無関係に水素、メチル、エチル、
    メトキシあるいはニトロであり、Xは0あるいはSであ
    り、0は0あるいは1である;ただしR+が水素以外の
    場合には、Rもまた水素以外のものでなければならない
    ]およびそれの医薬的に受入れ可能な酸付加塩。 2、RがC1〜C5アルカノイルである特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 3、R1がC1〜C5アルカノイルである特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 4、Rが水素である特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 5、R1が水素である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。 6、R3−(GHz )III−がフェノキシメチルで
    ある特許請求の範囲第1項〜第5項のいづれかに記載の
    化合物。 7、R3(CH2)m  lfi置換an”’CIt’
    ることもあるベンジルである特許請求の範囲第1項〜第
    5項のいづれかに記載の化合物。 8、R3−(CH2)In−が置換されテイルコともあ
    るフェニルチオメチルである特許請求の範囲第1項〜第
    5項のいづれかに記載の化合物。 9、R3−(CH2)01−が置換されていることもあ
    る2−フェニルエチルである特許請求の範囲第1項〜第
    5項のいづれかに記載の化合物。 10、 R3−(C,R2) l11−が置換されてい
    ることもある2−7エノキシエチルである特許請求の範
    囲第1項〜第5項のいづれかに記載の化合物。 11、有効成分として、特許請求の範囲第1項に記載の
    化合物を含有する医薬製剤。
JP57219141A 1981-12-14 1982-12-13 マクロライド系抗生物質 Pending JPS58110598A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/330,341 US4401660A (en) 1981-12-14 1981-12-14 Ester derivatives of 5-O-mycaminosyl tylonolide and method of using same
US330341 1981-12-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58110598A true JPS58110598A (ja) 1983-07-01

Family

ID=23289335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57219141A Pending JPS58110598A (ja) 1981-12-14 1982-12-13 マクロライド系抗生物質

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4401660A (ja)
EP (1) EP0082003B1 (ja)
JP (1) JPS58110598A (ja)
KR (1) KR850000978B1 (ja)
CA (1) CA1189503A (ja)
DE (1) DE3268461D1 (ja)
DK (2) DK153794C (ja)
GB (1) GB2111497B (ja)
GR (1) GR77094B (ja)
HU (1) HU194268B (ja)
IE (1) IE54283B1 (ja)
IL (1) IL67452A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU551142B2 (en) * 1981-07-09 1986-04-17 Zaidan Hojin Biseibutsu Kagaku Kenkyukai Tylosin derivatives
CA1196915A (en) * 1982-01-22 1985-11-19 Hideo Sakakibara 23-0-acyl-23-demycinosyldesmycosin
US4443436A (en) 1982-09-13 1984-04-17 Eli Lilly And Company C-20-Modified macrolide derivatives of the macrolide antibiotics tylosin, desmycosin, macrocin, and lactenocin
US4629786A (en) * 1983-02-28 1986-12-16 Eli Lilly And Company C-20- and C-23 modified macrolide derivatives
GB8333624D0 (en) * 1983-12-16 1984-01-25 Lepetit Spa Antibiotics l 17054 and l 17392
US4576931A (en) * 1985-04-03 1986-03-18 Zaidan Hojin Biseibutsu Kagaku Kenkyu Kai (Microbial Chemistry Research Foundation) 23-C-Substituted mycaminosyl tylonolide, pharmaceutical compositions and method of use

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE667952A (ja) * 1964-08-05
CH619267A5 (ja) * 1975-08-01 1980-09-15 Sanraku Ocean Co
US4321361A (en) * 1980-06-12 1982-03-23 Eli Lilly And Company Demycinosyltylosin and process for its production
US4438109A (en) * 1980-07-25 1984-03-20 Zaidan Hojin Biseibutsu Kagaku Kenkyu Kai Tylosin derivatives
US4299953A (en) * 1980-07-29 1981-11-10 Eli Lilly And Company Mycarosyltylactone

Also Published As

Publication number Publication date
DK553982A (da) 1983-06-15
CA1189503A (en) 1985-06-25
EP0082003B1 (en) 1986-01-08
GB2111497B (en) 1985-10-30
HU194268B (en) 1988-01-28
DK153794B (da) 1988-09-05
KR840002855A (ko) 1984-07-21
KR850000978B1 (ko) 1985-07-05
DK623786A (da) 1986-12-22
DE3268461D1 (de) 1986-02-20
IL67452A (en) 1985-12-31
DK623786D0 (da) 1986-12-22
DK153794C (da) 1989-02-20
IL67452A0 (en) 1983-05-15
US4401660A (en) 1983-08-30
EP0082003A1 (en) 1983-06-22
IE822952L (en) 1983-06-14
GR77094B (ja) 1984-09-06
IE54283B1 (en) 1989-08-16
GB2111497A (en) 1983-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0042250B1 (en) Macrolide antiobiotics
EP0001841B1 (en) Tylosin derivatives
US4837206A (en) Esperamicin derivatives
CS259862B2 (en) Method of macrolide derivatives production
US4440759A (en) 20-Amino tylosin derivatives and pharmaceutical compositions containing same
EP0203621B1 (en) C-20-modified macrolide derivatives
KR100476799B1 (ko) 브로모티아쿠미신 화합물
KR850001666B1 (ko) 마크로라이드 항생물질의 제조방법
JPS58110598A (ja) マクロライド系抗生物質
AU597194B2 (en) Antibacterial 9-deoxo-9a-allyl and propargyl-9a-aza-9a-homoerythromycin a derivatives
US4357325A (en) Methods of controlling Pasteurella infections
US4366311A (en) Novel dianemycin derivative
JPS5931795A (ja) Omtのc−23−修飾誘導体
US4463171A (en) Derivatives of macrolide antibiotics
US4396613A (en) 23-Ester derivatives of DMT and method of using same
EP0245012B1 (en) Method for the preparation of 14-hydroxy-6-0-methyl-erythromycin a
US4436733A (en) 4"- And 3-ester derivatives of DMT and DMOT
NO803356L (no) Fremgangsmaate ved fremstilling av macrolidantibiotika
KR840001193B1 (ko) 마크로라이드 항생물질의 제조방법
Patel et al. Sch 38519, a novel platelet aggregation inhibitor produced by a Thermomonospora sp. Taxonomy, fermentation, isolation, physico-chemical properties, structure and biological properties
EP0056290A2 (en) Novel macrolidic antibiotics having antibiotic activity, process and microorganism for their preparation, and related pharmaceutical compositions
US4205164A (en) Antibiotic A201C, A201D and A201E
US4581346A (en) Macrolide derivatives
US5639735A (en) Antitumor antibiotic compounds: hayumicins and analogs thereof
KR790001594B1 (ko) 16원환(員環)마크로라이드계 항생물질의 아실화유도체의 제조방법