JPS5810694Y2 - ジジユウカ−リタ−ダ - Google Patents

ジジユウカ−リタ−ダ

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Publication number
JPS5810694Y2
JPS5810694Y2 JP1974012017U JP1201774U JPS5810694Y2 JP S5810694 Y2 JPS5810694 Y2 JP S5810694Y2 JP 1974012017 U JP1974012017 U JP 1974012017U JP 1201774 U JP1201774 U JP 1201774U JP S5810694 Y2 JPS5810694 Y2 JP S5810694Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake arm
rail
braking
main rail
retarder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974012017U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50103306U (ja
Inventor
松木孝正
Original Assignee
株式会社京三製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社京三製作所 filed Critical 株式会社京三製作所
Priority to JP1974012017U priority Critical patent/JPS5810694Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貨車操車場において、貨車仕分けのために加速
転送する貨車の速度制御のための制動装置、いわゆるカ
ーリターダに係り、その目的とするところは、貨車の自
重により自動的に制動を行なうようにした簡易な構成の
自重カーリターダ(以下リターダという)を提供するに
ある。
従来この種のものでは、主軌条を中心にそれぞれの外側
部および下端部において回動自在に取付けた相対向する
アームの上端部に、制動靴を取付けた制動桁を設け、上
記制動桁のいずれか1つの下端部に設けた踏板で車輪踏
面な受けて制動靴を有する制御桁で車輪を挟圧するよう
に制動させるものがあった。
しかしながら前述の従来例では第1に主軌条を中心とし
て左右の固定された支点にレバーが取り付けられる。
第2にレバーに車輪の荷重がかかるとレバーに取り付け
られた桁に追随して車輪が、リターダの中心に移動して
制動が与えられる。
という構成をとるが故に貨車構造上および走行性に起因
する制限を受けた。
すなわち、第1に主軌条を中心に所定の距離にレバービ
ンを配置しているのでリターダの中心は一定となり車輪
がリターダへ転にの際、一般には車輪の中心とリターダ
の中心が一致していないので、車輪の中心はリターダの
中心に偏心量だけ引寄せられる。
従って片車輪を利用出来るのみで両軌条にリターダを配
置して両車輪同時の制動は不可能になる。
第2に通常両軌条の間隔は設定さ力。た間隔に対して余
裕間隔を付加している。
この余裕間隔は両軌条の曲線区間において車輪の回転を
可能にするもので車輪の踏面の巾を越えない間隔となっ
ている。
そして例えば2軸車において江前輪と後輪は平行で両車
輪の横の移動は固定されて(・るので曲線区間にお(・
ては軌条の踏面における車輪の位置が前輪と後輪では余
裕間隔だけずれて軌条踏面上を回転し車両は安全に走行
することにたる。
しかしながら前記従来例のリターダを曲線区間の軌条に
設置すると軌条の中心からレバーピンまでの距離は固定
なので前輪が制動を受けると前輪はレールの中心に引き
寄せられ、一方後輪は前輪と平行なので軌条の中心から
はずれ、従って制動量より浮上して制動は不能となる。
第3に操車場の仕分線は分岐器を使用して多数の線路数
とするが分岐器よりそれぞれの線路は扇形に広がり直線
部分に達するまでは曲線路で結ばれる。
車両の接触限界はこの曲線区間より直線区間へ至る結合
点付近にあり、その先つまり直線区間が仕分線有効長と
なっている。
前述の如く前記従来例のリターダでは曲線区間に設置す
ることが出来ないので仕分線有効長である直線区間に設
置せざるを得なくなる。
以上を要すればリターダを片側軌条にのみしか設置でき
ない従来例は第11c リターダの設置の長さは同一制
動量では両軌条設置の場合の2倍になる、第2に!7タ
ーダは曲線部に設置できないので仕分線入口直線部に設
置することとなり仕分線有効長が短縮される、第3に貨
車はリターダ入口でリターダの中心へ急速に引寄せられ
るので荷くずれが発生する、などの欠点を有していた。
本考案のリターダは前述の欠点を除去し適用の範囲を広
げるため、第1に主軌条を中心に外側レバーと内側レバ
ーを左右vr−可動的に設け、第2に外側レバーと内側
レバーを共通ピンで結合してレバーセットし、鉄形を形
成し、第3にl、zバ [1輪の荷重がかかると車輪に
追随してレバーが動作しレバーに取付けら力、た制動量
が車輪に制動を与える、ごとく構威し、第1にリターダ
設置の長さは同一制動量で従来例の参に出来る、第2に
仕分線有・助長外、すなわち車両接触限界と分岐器の間
長曲線部に設置可能で有効長は100%利用出来る、第
3に貨車車輪はリターダ入口でリターダを車輪側へ急速
に引寄せる、従って貨車の横すれ等が無く積荷を安定に
出来る、ことを目的として成されたもので第1図乃至第
4図に基づいて詳細に説明する。
内側制動腕1は枕木2に架設した支持台3を受は点とす
る内側制動腕端部1aおよび主軌条4の底部4aを受は
点とする内側制動腕突起部1bを具え、外側制動腕5(
工枕木2に架設した支持板6を受は点とする外側制動腕
端部5a、主軌条4の底部4aを受げ点とする外側制動
腕突起部5b、および主軌条4の底部4aの干渉を避け
る凹部4cを具えており、内側制動腕1と外側制動腕5
は主軌条4の枕木間にかつ主軌条4の両g、Qに対向し
て置かれ、軸ピン7を枢軸として回動自在に接続されて
いる。
前述の対をなす内側制動腕1と外側制動腕5は一定間隔
をへだてて所定の複数組が配設される。
内側制動量8と外側制動量9は前記複数の内側制動腕1
および外側制動腕5のそれぞれにまたがる制動量でその
頭部側面の内側制動量8と外側制動靴90間隔は、車輪
の幅板下の一定間隔になるよう調整板11を挾んでそれ
ぞれの制動腕頭部にボルト12で締着されて(・る。
そして前述の内側制動量8の外側制動量90両端は、車
(2)0の進尺進出の安定化のための案内角がつけられ
る。
側軌条13は車輪フランジ10aが転動しうるように制
動量8の腹部に張り出させて固定し、案内軌条14は片
側の軌条にリターダを配設した場合に他方の軌条の内側
に設けた案内軌条である。
前述のように構成したリターダにおいて、車輪100幅
よりもせまく調整されている内側制動量8と外側制動量
9の摩擦部に車輪10が強制的に割り込んでくると、内
側制動量8と外側制動量9の摩擦部は軌条4かも離れる
方向に押されるが、内側制動量8と外側制動量9を保持
している内側制動腕端部1aと外側制動腕端部5aは支
持台3および支持板6の上にあり高さ位置は変らないか
ら、外側制動腕5の凹部4cは軌条4の底部4aの干渉
を避けつつ軸ピン1の位置は上方へ移動する。
従って内側制動量8と外側制動量9の摩擦部はそれぞれ
車輪10の内面および外面に摩擦係合しつつその上方へ
移動し、車輪10の幅まで押し開かれることになる。
このとき内側制動量8の上方移動に伴なって側軌条13
も上方へ移動するので、車輪10のフランジ10aは側
軌条13で受けらカフ、その踏面10bは主軌条4を離
れ関連を断た力、るにいたり、側軌条13上を車輪フラ
ンジ10aが転動することになる。
第4図は他の実施例で車輪10の踏面10bと側軌条1
3の接触面が主軌条40頭部の高さと同じになるように
側軌条13を外側制動量9の腹部に固定し、側軌条13
の側面が主軌条4に接触しないように主軌条4の頭部の
一部分を削除している。
この場合車輪10が内側制動量8と外側制動量9の間に
強制的に割り込んでくると前述の側軌条13を内側制動
量8vc固定した場合と同様の動作をするが車輪10の
踏面10bは主軌条4の関連を断たれ、側軌条13上を
転動することになる。
前述のような動作によって側軌条13には車両の荷重W
が加わるので、内側制動靴8と外側制動靴9の摩擦部に
荷重Wとつり合う反力P およびP が起こり、動摩擦
係数なμとするとP μおよびP μが制動力となって
車輪10に作用するので貨車は制動されることになる。
ところで一般に車両がレール上を進行すると車輪の回転
摩擦により、車両の進行方向にレールを移動させようと
する切通力が働く。
本考案のリターダにおいても貨車が進行して車輪1.0
が内側制動靴8と外側制動靴9を割り込んで車輪10に
制動を与えると内側制動靴8および外側制動靴9は車輪
10により切通力を受けることになり、リターダ全体が
貨車進行方向に切通力を受けることになるが、図示して
いない切通力阻止金具を主軌条底部に締着して制動腕の
切通を防止している。
本考案のリターダにおいては貨車の重量にほぼ比例して
貨車の速度エネルギーは吸収されるが、実用化にあたっ
ては制動の途中での解除が要求されることがあり、この
ようなときは支持台3および支持板6と、内側制動腕端
部1aおよび外側制動腕端部5aの接触部の位置を下げ
ることで解決しうるが、これには油圧シリンダまたはカ
ム装置を使用することにより容易に達成しうる。
以上述べたように本考案の車輪に従動するリターダによ
れば、軌条の直線部および曲線部、軌条の片側および両
側、いずれの場合でも設置が可能となり、貨車操車場に
おいて分軌器と貨車の接触限界までの曲線部にも設置で
き、仕分線の有効長をリターダの設置により短縮される
ことがなくなり、また貨車に対する衝撃も従来のリター
ダよりも少ないので積荷の荷くずれがなくなる等の効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の無制動時の軌条端より見た縦断面図、
第2図は第1図制動時の縦断面図、第3図は第1図の平
面図、第4図は制動靴と側軌条との関係を示す他の実施
例の縦断面図である。 1・・・・・・内側制動腕、1a・・・・・・内側制動
腕端部、1b・・・・・・内側制動腕突起部、2・・・
・・・枕木、3・・・・・・支持台、4・・・・・・主
軌条、5・・・・・・外側制動腕、5a・・・・・・外
側制動腕端部、5b・・・・・・外側制動腕突起部、6
・・・・・・支持板、7・・・・・・軸ピン、8・・・
・・・内側制動靴、9・・・・・・外側制動靴、10・
・・・・・車輪、13・・・・・個]軌条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側支持台を滑動する滑動自在な端部と主軌条底部に係
    合する突起部と外側制動腕を連結する軸ピン穴を有する
    内側制動腕と、外側支持板を滑動する滑動自在な端部と
    主軌条底部に係合する突起部と主軌条の干渉を避ける凹
    部と内側制動腕を連結する軸ピン穴とを有する外側制動
    腕とを、主軌条の両側に並行して枕木間に架設した内側
    支持台および外側支持板を介して枕木間に主軌条をはさ
    んで複数組対向配設し、前記内側制動腕および外側制動
    腕の頭部に内側制動靴および外側制動靴をそれぞれ締着
    すると共に前記内側制動靴および外側制動靴の一方の腹
    部に側軌条を固定し、前記内側制動靴と外側制動靴の間
    隔が車輪幅以下の一定間隔を保持して前記内側制動靴と
    前記外側制動靴の軸ピン穴を軸ビンにて連結し軸ピンを
    枢軸として前記内側制動腕および外側制動腕が回動自在
    となる自重カーリターダ。
JP1974012017U 1974-01-30 1974-01-30 ジジユウカ−リタ−ダ Expired JPS5810694Y2 (ja)

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JP1974012017U JPS5810694Y2 (ja) 1974-01-30 1974-01-30 ジジユウカ−リタ−ダ

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Publication Number Publication Date
JPS50103306U JPS50103306U (ja) 1975-08-26
JPS5810694Y2 true JPS5810694Y2 (ja) 1983-02-26

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