JPS58104252A - 横編機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、横編機に関するものである。

キャリッジの運動を止めることなく、任意の一針を、ニ
ット位置と、タック位置と、休止位置の８位置の何れか
に自由に選択できる、横編機は、すでに特開昭５４−６
８４４０号公報をもって公知になっている。

そして、この公知の横編機には、針溝内に、バットをも
たない編針と、該編針に連結された、バットを有するニ
ードルジャックであって、その上面を押すと針床の上面
に突出している前記バットをして針溝内に没入せしめう
るよう可撓性に作られたニードルジャックと、上記ニー
ドルジャックの上位の、前記バットの背後に位置して、
その後端部を針溝の長手方向に沿った後退位置と前進位
置とその中間位置の８位置の何れか一つの位置で選択的
に枢支できるプレッサージャックであって、その前部の
上面にバットを有し、該前部の下面を前記ニードルジャ
ックの上面に押下げ作用せしめうるプレッサージャック
と、上記プレッサージャックの上位の、プレッサージャ
ックのバットの背後に位置して、その前端部をブレッサ
ージャックのバットの背面に前進作用せしめうるセレク
タジャックとを、配設すると共に、キャリッジ上に、前
記ニードルジャックのバットに作用するニッティングロ
ックと、前記ブレッサージャックのバットの上面に対し
て抑圧作用しうる作用位置と押圧作用し得ない不作用位
置の間に亘って変位制御可能なプレツサーカムと、電気
機械的選針装置とカム装置の組合せからなる、セレクタ
ジャックの選択的な、進退制御装置と、前記プレッサー
ジャックを前進位置から中間位置に後退させるためのハ
ーフクリヤーカムと、前進位置又は後退位置の前記プレ
ツサージャックを後退位置に後退させるためのクリヤー
カムとを配設してあって、この横編機では、前進位置と
中間位置と後退位置の８位置の内の何れか一つに選択さ
れた、任意のセレクタジャックのバットを上方から押し
て、任意のニードルジャックを休止位置に保つための手
段は、それが、キャリッジ上に設けられたプレツサーカ
ムでもって構成されていて、キャリツ、ジの往復走行時
に、このプレツサーカムをして、その都度ニッティング
ロックのレイジングカム及びセンターカム等の作用領域
で、プレツサージャックのバットの上面に作用させるこ
とによって、該ブレッサージャックによって押し曲げら
れたニードルジャックをして、ニッティングロックの不
作用位置（段位置）に保つようになっていた。勿論、こ
のような選針機構をもった横編機は、任意コースにおい
て、例えば毎コース毎に、任意の編針を休止位置と作用
位置に選針できる長所をも、、つているが、反面、選択
した編針を休止位置に保つためには、選択された該編針
の針溝内にあるプレツサージャツクのバットに対して、
毎コース、プレツサーカムを抑圧作用せしめなければな
らない。

したがって、このような運針装置をもった横編機は、−
地の一部に柄模様を一部できればよく、キャリッジのス
トロークが短い手袋−機のような横−機の運針装置とし
ては、その−針機構が過剰であり、プレツサージャック
のバットが摩耗し易い。そこで、この発明は、上記のよ
うにプレツサーカムをして毎コースプレツサージャック
に対し作用させなくても、プレツサージャックを後退位
置に選択すれば、後退位置に選択されたプレツサージャ
ックをして、必づニードルジャックに対して押下げ作用
させ、もって編針を休止位置に選択できる、選針機構を
もった横−機を提供しようとするもので、その要旨とす
るところは、上記したような選針機構を針溝内とキャリ
ッジ上にもった横−機において、前記プレツサーカムが
、前記ニッティングロックにおける、レイジングカムと
センターカムの、キャリッジの走行方向における一側の
作用領域の各始端部を夫°々カバーして、前進位置と中
間位置のプレツサージャツクの／（ットに対して夫々配
設されており、上記作用領域外に、レッサージャックに
関連するハーフクリヤーカム及びクリヤーカムが配設さ
れていて、前記ブレツサージャックの前ｔ＠部近傍の上
面に、後下りのカム面を形成すると共に、針跡内に、上
記カム面のｍＷに位置せしめて針溝横断方間のビンを固
設してあり、上記プレツサージャツクのカム面とピンと
でもって、プレツサージャツクを中間位置から後退位置
に移動させるとプレツサージャックがニードルジャック
を押し曲げてそのバットをニッティングロックの不作用
位置に友拉させる、ニードルジャックの休止位Ｉ１１保
持装置を構成しであること、を特徴としてなる横−機に
ある。

一実施例を第１〜を図について説明すると、この実施例
は、逆Ｖ字形に傾斜し・て設けられた前後一対の針床（
１）　（第１図にはその一方のみを示しである）に沿っ
て、一対のキャリッジ（２）が往復移動する形式の横編
機、より畔しくは手袋編機に実施した場合に関し、ｆＲ
Ｊ４１ＩｌＯ針床（１）と後側の針床（１）及び、前側
のキャリッジ（２）と後側のキャリッジ（２）とには、
夫々、本発明にしたがって同様な装置が配設されている
ので、以下の説明は、前側の針床（１）と１１１１４Ｉ
ｌのキャリッジ（２）について行う。

第１図に示しであるように、針溝（３）内には、夫々バ
ットを有しない編針（４）と、該−針（４）に連結され
た、バット（６）を有するニードルジャック（６）であ
って、その上面を押すと針床（１）の上面に突出してい
る前記バット（５）をして針溝（３）内に没入せしめう
るよう可撓性に作られたニードルジャック（６）を植設
すると共に、上記ニードルジャック（６）の上位の前記
バット（５）の背後の針溝（３）内に位置せしめては、
その後端部な、針溝（８）の長手方向に沿った８位置の
凹所（７１）（７，）（７８）のうちの何れか一つの凹
所にクリック係合されて、選択的に、それを前進位置中
又は中間位置（１）又は後退位置Ｉの何れか一つの位置
に、弾性片（８）の先端の突部（８ａ）において枢支（
８ａ）できる、プレツサージャック（７）であって、そ
の自由端側である前部の上面にバット（９）を有し、そ
の前部の下向を前記ニードルジャック（６）の１面に押
下げ作用せしめうる、プレツサージャック（７）を配設
し、キャリッジ（２）上のカムボックスα呻には、前記
ニードルジャック（６）のバット（５）に作用するニッ
ティングロック（１１）と、前記ブレッサージャック（
７）のバット（９）に抑圧作用するプレッサーカムａａ
ＱＩ（その詳細については後述する）を配設しである。

次に、前横方向の８位置に進退自在になして針溝（３）
内に植設されたプレッサージャック（７）をして、所望
の位置に選択して位置せしめるための選針装置について
説明すると、この選針装置は、針溝（３）内において、
前記ブレッサージャック（７）のバット（９）の背後に
位置せしめ、そのＩｆｆ端部をブレッサージャック（７
）のバット（８）の背面に当てて、プレッサージャック
（７）を前進ぜしめうるように配設した、セレクタジャ
ックに）と、キャリッジ（２）上に、キャリッジ（２）
が走行するとき、それをブレッサージャック（７）のバ
ット（９）の前向に当てて、ブレッサージャック（７）
を後退せしめうるように配設した、ハーフクリヤーカム
…及びクリヤーカム（２）とでもって構成されており、
セレクタジャック（ト）は、キャリッジ（２）上に設け
られた電気機械的選針装置（７）と、カム（ホ）＠（２
）等の組合せからなるセレクタジャックの選択的な進退
制御装置とでもって、選択せる任意のセレクタジャック
αＧをして進退せしめうるようになっている。

すなわち、前記セレクタジャック（ト）は、針溝（３）
内において進退自在であると共に、針溝（８）を横断し
て設けられているピンα荀位置を支点として、その後端
＠（−ｔ５ａ）を上下に揺動自在に設けられているので
あるが、このセレクタジャック（至）の上面には、それ
を龍進動作させるためのバットＱＱと、それを後退動作
させるためのバラ）Ｑ力と、それの後端側を押し下げる
ためのバット（ト）とを突設してあり、針溝（３）内に
は、この実施例では、各４つの針溝（３）毎に、夫々前
記バット（ト）の突設位置が異る４通りの規格のセレク
タジャック（至）を配設しである。そして、上記のよう
に配設された各セレクタジャック（ト）のバット（ト）
の上面に選択的に作用して、セレクタジャック（至）の
後＠側を押し下げるのが、前記電気機械的選針装置−の
アクチェータ０］）であるが、この実施例では、上記せ
る電気機械的選針装置（至）は、その中心位置を、キャ
リッジ（２）の走行方向において、ニッティングロック
（ロ）の中心位置とその位相を同一にして設けられてい
る。

なお、電気機械的選針装置１ｍ鉤の構造自体は、すでに
特開昭５４−６８４４０号公報等でもって公知であるか
ら、畔細な説明はこれを智略するが、実施例の電気機械
的選針装置（至）の各アクチェータｃＩＩＪは、第８図
に示しであるように、山形のカム面（ａｔａ）の中心を
、上記中心位置に有しており、夫々、キャリッジ（２）
の走行方向に平行な軸（２）を支点として、揺動自在で
、ソレノイド岐の作用により、カム１（８１ａ）を前記
セレクタジャックに）のバット（至）に対する作用位置
と、不作用位置の、何れか一方の位置に選択できるよう
になっている。

そして、前記せるプレツサーカム（ロ）（２）は、キャ
リッジ（２）の走行方向におけるニッティングロックＤ
Ｊ）のほぼ中心位置の−＠（第２図上左側）に配設され
ており、他側（第２図上右側）に、上記せるハーフクリ
ヤーカム四とクリヤーカム（ハ）が配設されている。ま
た、この実施例のものでは、キャリッジ（りの走行方向
における一対のハーフクリヤーカム四に）闇の位相に、
クリヤーカム（ハ）が配設されているのであるが、一対
のハーフクリヤーカム（ホ）（ホ）は、キャリッジ（２
）のカムボックスαΦ上の定位置に固定して設けられて
おり、クリヤーカム呻は、そのクリヤーカム作用向（２
１ａ）がプレッサージャック（７）のバット（９）に対
して作用する突出位置と作用しない段位置との闇に亘っ
てカムボックス（６）から出没制御可能に設けられてい
る。なお、このクリヤーカム四の出没制御機構は、公知
の横編機における出没性のカムのそれと同一にこれを構
成できる。

このように、カムボックス（６）上には、ハーフクリヤ
ーカム曽とクリヤーカム（２）が設けられているのであ
るが、各ハーフクリヤーカム■は、前進位置（１）のプ
レッサージャック（７）のバット（９）の前面に作用し
て、それを中間位１１１（１）まで後退させるためのハ
ーフクリヤーカム作用面（ｇｏａ）をその両側に有し、
クリヤーカム（２）は、中間位置（１）のブレッサージ
ャック（７）のバット（９）の前面に作用して、それを
後退位置Ｉまで後退させるためのクリヤーカム作用面（
２１５Ｌ）をその−側（第２図土庄４１１）に有し、こ
の実施例のクリヤーカム■は、プレツサーカム（７）の
バット（９）の上面に作用してそれを針溝（３）向きに
押すカム作用ｆＩｉ（２１ｂ）を他側（第２図上右＠）
に有している。

次に、前記プレッサーカム（６）（至）の詳細について
説明すると、プレツサーカム（６）は、前記ニッティン
グロック（ロ）のキャリッジ（２）の走行方向における
一＠Ｃ第２図上左側）のレイジングカム（２）のレイジ
ング作用領域の始端部をカバーする位置において、中間
位置（１）のプレツサージャツク（７）のバット（９）
の上面に対して抑圧作用しうる第２図に実線で示した位
置と、抑圧作用しない第２図に鎖線で示した位置との間
に亘って、変位自在に設けられており、プレツサーカム
（至）は、前記ニッテイングヒック（ロ）を構成してい
るセン★−カム翰の、キャリッジ（２）の走行方向にお
ける一個（＠２図上左＃１１）のレイジング作用領域の
始端部をカバーする位置において、前進位置（りのプレ
ツサージャック（７）のバット（９）の上向に対して抑
圧作用しうる第２図に鎖線で示した位置と、押圧作用し
ない１８２図に東線で示した位置との間に亘って変位自
在に設けられているのであるが、＠２図に示した実施例
のプレツサーカムｏ４とプレツサーカム０は、カムホッ
クスミＱ内において、第２図に実線で示した位置関係を
保ち両者が一体に連結された一個の部材でもって構成さ
れていて、カムボックスαＱから突出されているプレツ
サーカム（６）０は、第２図に実線で示した位置と鎖線
で示した位置との闇に亘って、同時に、第２図上を上下
に変位自在であり、図示してない制御機構によって、上
記２位置の何れか一方の位置に制御されるようになって
いて、前進位置中のプレツサージャツク（７）に対設さ
れたプレッサーカム（２）と、中間位置（１）のプレツ
サージャック（７）に対設されたプレツサーカム（２）
は、その伺れか一方をプレッサージャック（７）のバッ
ト（９）の上面に対する作用位置に変位させると、他方
が不作用位置に変位されるようになっているのである。

なお、この実施例のようなプレツサーカムａ２（至）の
変位制御機構は、横−機における度山の変位制御機構と
同様にこれを構成できるものである。

次に、セレクタジャック（至）の進退制御機構の詳細に
ついて説明すると、セレクタジャック（至）は、前記せ
る如く針溝（３）内において進退自在であると同時に、
前記ビン（ロ）位置を支点として、その後端側を上下に
揺動自在に設けられているのであるが、この実施例の電
気機械的辿針装ｍ…の各アクチェータ６υは、キャリッ
ジ（２）の走行方向におけるニッティングロックａυの
中心位置とその位相を同一にして、一つのカム山面（８
ｔａ）　シかもっていないので、セレクタジャック（ト
）の後端部に作用しセレクタジャックＱｆ９のバット（
ト）をして前記アクチェータ■の作用領域にもたらすた
めのカム（ホ）は、前記中心位置の左右に配して一対設
けられており、ｔｌｆＪ２Ｚに実線で示した作用位置と
鎖線で示した不作用位置との間に亘って変位自在に構成
されている。また各アクチェータ６９は、上記のように
してアクチェータ■の作用位置に保たれたセレクタジャ
ック（２）の任意のものを選択して、そのノ（ット（ト
）の上面に作用し、作用したセレクタジャック（ト）の
後端側を押し下げ、選択し残したセレクタジャック（至
）のノくット（至）のみを、前記装置■の両側の位相に
おいてカムボックスαＱに固設しである一対のカム＠に
）に作用せしめうるように構成されている。カム＠（至
）は、各カム＠勅のカム面（２？ｌＬ）の作用によって
夫々前進せしめられたセレクタジャック四のバット、（
ロ）に作用して、それを後退させるためのカムｒｋｉ（
１！＆ａ）をもったカムである。

次に、この尭明にしたがった横編機における、プレツサ
ージャック（７）に特有の制ｉ＊ｍ構を説明すると、こ
のプレツサージャック（７）の前端部近傍の上面、つま
りバット（９）の背後の上面には、投下りに傾斜してい
るカム面（７ａ）を形成すると共暑ζ、針溝（３）内旧
よ、上記カム面（７ａ）の背後に位置せしめて、針溝横
断方向の前記ビンα◆が位置せしめられていて、上記プ
レツサージャック（７）のカム面（７ａ）と、このビン
α◆とでもって、プレツサージャック（７）をして中間
位置（１）から後退位置（至）に移動させると、第４図
に示す如く、プレツサージャック（７）がニードルジャ
ック（６）を押し曲げて、そのバット（５）を針溝（３
）内つまりニッティングロックＱ１ノ不作用位随に変位
させる、ニードルジャックの休止位置保持装置が構成さ
れている。勿論、このニードルジャックの休止位置保持
装置は、プレッサージャツク（７）を後退位１ｍ（１）
から中間位１ｔ（１）又は前進位置（１）へと前進させ
ると、ニードルジャック（６）の弾性によって解除され
、これらの位１１１１！（１）中では、プレツサージャ
ック（７）のバット（９）をブレッサーカム＠時で押し
下げない限り、ニードルジャック（６）のバット（５）
が、ニッティングロックαυの作用をうけるまうになっ
ている。

次に、この発明に係る横編機の作用について説明するに
、この実施例の横編機（手袋−機）は、上記のような構
成であるから、第２図に示したカムボックスαＱは、今
、プレツサーカム（６）餞を実線図示の位置に保って、
つまりブレッサーカム（２）を中間位１ｉ１（１）のプ
レッサージャック（７）のバット（９）に対する抑圧作
用位置に保って、これを左行させると、プレッサーカム
０は、前進位置中プレッサージャック（７）のバット（
９）に対する抑圧不作用位置にあるから、プレッサージ
ャック（７）を前進位置（１）に選択された針溝（３）
内の編針（４）（ムグループと称する）のみがニットし
、ブレッサージャック（７）を中間位置（１）に選択さ
れた針溝（３）内の細針（４）　（Ｂグループと称する
）は、ブレッサージャック（７）ノバット（９）の上面
に、ニードルジャック（６）のバット（５）に対するレ
イジングカム四の作用領域の始端部で、フレツサーカム
四が抑圧作用するため、ｎ記バット（５）が針溝（３）
内に没入せしめられて、このＢグループの編針（４）は
ウェルトされる。しかしながら、このキャリッジ（２）
の左行時に、ブレッサーカム（２）（至）を１８２図Ｍ
ＩＳ図示位置に保っておいた場合には、ムグループの編
針（４）はタックし、Ｂグループの編針（４）はニット
することになる。。そして、上記伺れの場合においても
、ブレッサージャック（７）を後退位置■に選択された
針溝（３）内の編針（４）　（０グループと称する）は
、前記ニードルジャックの休止位置保持装置の作用によ
って、ニードルジャック（６）のバット（５）が針溝（
３）内に没入せしめられているので、ウェルトされるこ
とになる。

したがって、この実施例の横−機では、ｉｌ針（４）を
ｌ記Ａ−Ｂ−０の８グループに選針すると、キャリッジ
の工材時に仁慈の一針を「ニット・タック・ウェルト」
せしめるか、又は、「ニット・ウェルトｊせしめること
ができ、−針を前記Ａ−０の２グループに選針すると、
キャリッジの左行時に任慈の一針を「タック・ウェルト
」せしめることができ、−針を自■記Ａ−Ｂの２グルー
プに選針すると、キャリッジの左行時に任属の一針を「
ニット・タック」せしめうるものである。

また、この発明の横編機は、前記せる如きセレクタジャ
ック（至）とハーフクリヤーカム（ホ）及びクリヤーカ
ムＧυでもって、任意のプレツサージャック（７）を、
前記８位置中（１）［）に位置せしめうるようになって
いるので、その作用を上記実施例について説明すると、
プレツサージャツク（７）のバット（９）の背後に位置
せしめて針溝（３）内に設けられているセレクタジャッ
ク（至）は、キャリッジ（２）が＠２図上土庄するとき
に、前記電気機械的選針装置ｔ（至）の先行ｆｊＲ（左
ａ）に位置するカム（ホ）によって、核装＊ｃｎの作用
位置に、その後端部を持ち上げておくと、電気機械的選
針装＊ＧＩＪのアクチェータＱ珍６υ・・・によって選
択されたもののみが、その後端側（１６ａ）を持ち上げ
られた状態（第１図に示しである状態）に残されて、次
に、この状態のセレクタジャック（へ）のバットａ呻に
対してのみ、適針装ａｔ■の後行側（右側）のカム■が
作用することにより、この状態のセレクタジャックに）
のみが前進せしめられる。

そうすると、このとき、舷セレクタジャックＱθの先端
部によって、前記プレッサージャック（７）がそのバッ
ト（９）の背後を押されるので、プレツサージャック（
７）は、後退位Ｗｔ＠から前進位ｔｌｌ（１）へと押し
進められることになる。このようにして前進せしめられ
たセレクタジャック（ト）は、次に、右側のカムに）が
セレクタジャックＱＦＪのバットａ７１に作用すること
によって後退せしめられるが、このようにして前進位置
中へと押し進められたプトツサージャック（７）は、同
一針溝内の一針（４）を−且Ａグループに選択する。こ
の実施例では、次に、右側のハーツクリヤーカム四に、
プレッサージャック（７）のバット（９）が作用したと
きにおいて、中間位置（１）まで後退せしめられる。す
なわち、−且ムグループに選択された一針（４）は、こ
こでＢグループに選択し直されるのである。

このようにしてキャリッジ（２）の左行時に中間位置（
１）に選択されたブレッサージャック（７）は、次に、
キャリッジ（２）が折返して右行するときには、出没性
のクリヤーカムナ勘を段位置に制御しておくと、そのま
ま中間位置（１）に保たれて、このクリヤーカム（至）
位置を通過するものであり、クリヤーカム（２）に、実
施例のようなカム作用面（２１ｂ）を形成しである場合
には、このクリヤーカムなりを、そのまま突出位置に保
っておいても、プレッサージャック（７）は、中間位置
（１）に保たれ、これと同一針溝（３）内の編針（４）
は、Ｂグループに選択された状態のまま、キャリッジ（
２）が右側の折返し点に達する。

なお、上記実施例の一対のハーフクリヤーカム（ホ）の
うち、第２図上右側のハーフクリヤーカム（ホ）がない
場合（他の実施例の場合）には、上記のようにして、キ
ャリッジ（２）の左行時に編針（４）を−且ムグループ
に選択せるブレッサージャック（７）は、次に、キャリ
ッジ（２）が折返し点を過ぎて右行するトキ、ソのバッ
ト（９）を左側のハーフクリヤーカム四に作用せしめら
れたときにおいて、中間位置（１）まで後退せしめられ
るのであって、同一針溝内の編針（４）は、ここでＢグ
ループに辿択され、キャリッジ（２）が左側の折返し点
に達する。

したがって、上記のように、任意の編針（４）がＢグル
ープ番ζ選択されてキャリッジ（２）が右行するとき、
そのときの先行側（ｊｌ！２図上方図上方力ム（２）で
、セレクタジャック（至）の後端部を、電気機械的運針
装置■の作用位置に上昇変位させた上、核装置員のアク
チェータ（２）にて、任意のセレクタジャック（至）を
そのままの位置に選択し、選択し残した他のセレクタジ
ャック（至）あバットαＱをして、左側のカム四の作用
位置外に降下せしめるならば、セレクタジャック（至）
によって任意のプレッサージャック（７）のバット（９
）が、前進位置中に選択され、任意のブレッサージャッ
ク（７）のバット（９）が、後退位置■に選択されるの
であって、任意の一針（４）がムグループに選択され、
任意の一針（４）が０グループに選択されて、キャリッ
ジ（２）が方−の折返し点に達することになる。

したがって、キャリッジ（２）が右側の折返し点に達し
たときには、針床（１）上の一針（４）は、その任意の
ものが、大々、（ＡとＢ）・（Ｂと０）・（０とＡ）又
は（ＡとＢとＣ）のグループに選針されており、そのま
まの状態で、次にキャリッジ（２）が左行する際、プレ
ツサーカム（６）榊の制御位置に応じ、ニッティングロ
ックＵの作用をうけることになる。

したがって、この側の針床（１）上の一針（４）は、キ
ャリッジ（２）が右行するとき、ニッティングロックα
υの右側のレイジングカムに）を没位瀘に制御しておく
ならば、キャリッジ（２）が左行すると１において、任
意の一針（４）を「ニット・タック」、「タック・ウェ
ルト」、「ウェルト・ニット」又は「ニット・タック・
ウェルト」せしめうるものであり、実施例のような手袋
−機であれば、反対側の針床（１）ｉζ、上記同様の選
針機構を対称的に設けて、反対偶の針床（１）において
は、キャリッジ（２）が右行するときにおいて任意の一
針（４）を１ニツト・タック」。

「タック・ウェルト」、「ウェルト・ニット」又は「ニ
ット・タック・ウェルト」せしめるように構成すればよ
い。

なお、上記実施例においては、セレクタジャック（至）
の後端部に持ち上げ作用せしめるカム四を、１８２図に
実線図示の作用位置と第２図に鎖線図示の不作用位置の
闇に亘って変位制御できる、一対のカム（２）でもって
構成しである例を示したが、他の実施例においては、第
６・６図に示しであるように、このカム（ホ）を、ニッ
ティングロック（ロ）のセンターと同一位相に配してカ
ムボックスαＱに固設せる、−個のカムでもって構成し
てもよいのであって、その場合には、電気機械的運針装
置に）のアクチェータ■を、１８６図に示しであるよう
に、上記センターと同一位相の位置が谷（ａｌｂ）とな
って、その両側に配して一対のカム山（８１ａ）　（８
ｔａ）が形成されたものとなしておけばよく、カム（ホ
）とアクテエータ（財）をこのように変形実施した場合
には、キャリッジ（２）の走行方向に応じて、セレクタ
ジャック（ト）の後端部に持ち上げ作用させる一対のカ
ム（ホ）（ホ）を、交互に作用位置と不作用位置に制御
しなくてよいから、それだけセレクタジャックＯ穆の選
針機構を簡略化できる利点が得られる。

なお、第５・６図に示した実施例のようにセレクタジャ
ック（至）の選針機構を構成した場合においても、任意
の編針を８位ｇ（Ａ−Ｂ・０）に選針しうろことは、第
２・８図に示した実施例の場合と全く同様であって、第
２図に、キャリッジ（２）が左行するとき、烟針された
セレクタジャック（ト）のバットＱ→位置とプレツサー
ジャック（７）のバット（９）位置が画く軌跡を、夫々
鎖線にて示し、第す図に、キャリッジ（２）が右行する
とき、選針されたセレクタジャック（至）のバット叫位
置とプレツサージャック（７）のバット（９）位置が−
く軌跡を、夫々鎖線にて示しである。

以上、この発明に係る横編機を、実施例について説明し
たが、この発明にしたがった横編機は、針溝内に植設さ
れたプレツサージャックに対して、特に、その曲端部近
傍の上面に、後下りのカム面を形成すると共に、針溝内
の、上記カム面の背後に位置せしめて、針溝横断方向の
ビンを固設してなる、プレツサージャツクを中間位置か
ら後退位置に移動させるとプレツサージャックがニード
ルジャックを押し曲げてニードルジャックのバットをし
てニッティングロックの不作用位置へと自動内的に変位
させる、ニードルジャックの休止位置保持装置を構成し
であるので、プレツサージャックを後退位置に保つと、
ニードルジャックのバットは必づ針溝内の休止位置に保
たれ、編針をウェルトせしめうる。

すなわち、この発明の横編機にあっては、上記のように
して任意のニードルジャックを休止位置に選択すると、
キャリッジの往復走行時に、プレツサーカムをして、そ
の都度プレツサージャックのバットの上面に作用せしめ
なくても、選択せる細針をして、ウェルトせしめうるが
故に、それだけプレツサージャツクのバットの摩耗を少
なくすることがで番る。

また、この発明の横−機にあっては、後退位置（体止位
ｔｌｉｌ）に選針された一針のニードルジャックのバッ
トが、針溝内に没入して一針をウェルト位置に保つもの
であるから、休止位置に保たれた一針は、キャリッジの
走行時に度山の作用を全くうけない。したがって、この
発明の横−機は、休止位置の編針が、キャリッジの走行
の都度、度山の作用をうけることによって生じる、糸切
れとか、針の反動的な突出によって生じる目はずれとか
、生地の乱れとか、いったようなトラブルはこれを生じ
ない長所をもっている。

更にまた、この発明にしたがった横−機は、上記せる如
き長所をもっているので、任意の編針をウェルトせしめ
るための機構をしてコンｌ＜クト化できる長所も、もっ
ているのであるが、上記実施例のように、前記電気機械
的選針装置をして、キャリッジの走行方向において、ニ
ッティングロックの中心の位置と同一の位相に配して設
けておくと共に、キャリッジの走行方向におけるニッテ
ィングロックのほぼ中心位置の一側の位相に、前記プレ
ツサーカムを配設し、他側の位相に、前記ハーフクリヤ
ーカムとクリヤーカムを配設しておくときは、キャリッ
ジの一方向への走行時において、ニードルジャックがニ
ッティングロック及’Ｘ　はセンターカムに作用した直
後から、次の運針を開始させることができ、しかもこの
選針は、キャリッジの針床上における位置に無関係に、
これを行わせることができ、且つ少ないキャリッジの振
り巾でもって該選針を終了させうるので、針床上におけ
るキャリッジの振り巾が小さく且つその位置が編成部位
によって変化する、手袋−機として特に好適するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図はこの発明に係る横編機の一実施例を示し、
第１図は針床の断面図、１１８２図はカムボックスの底
面図、第８図は電気機械的選針装置のアクチェータの正
面図、第４図は後退位置のプレツサージャックによって
休止されたニードルジャックを示した針床の断面図、第
６・６図は他の実施例を示し、第５図はカムボックスの
底面図、第６図はアクチェータの正面図である。 （１）・・・針床、　　　　　　　（２）・・・キャリ
ッジ、（３ン・・・針溝、　　　　　　（４）・・・−
針、（５）　１０．バット、（６）・・・ニードルジャ
ック、（７）・・・プレッサージャック、（ｙａ）・・
・後下りのカム向、（８）・・・弾性片、　　　　　（
８ａ）・・・突部（枢支点）、（９）・・・バット、　
　　　　　α１・・・カムボックス、αη・・・ニッテ
ィングロック、（２）（２）・・・ブレッサーカム、Ｑ
４１・・・針溝横断方向のピン、（ト）・・・セレクタ
ジャック、…・・・ハーフクリヤーカム、Ｑｐ・・・ク
リヤーカム、（支）・・・レイジングカム、　（イ）・
・・センターカム、（ホ）（ロ）翰・・・カム装置、　
　　■・・・電気機械的選針ｉｐ。 中・・・前進位置、　　　　（鳳）・・・中間位置、■
・・・後退位置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、針溝内に、バットをもたない一針と、核−針に連結
   された、バットを有するニードルジャックであって、そ
   の上面を押すと針床の上向に突出している前記バットを
   して針溝内に没入せしめうるよう可撓性に作られたニー
   ドルジャックと、上記ニードルジャックの上位の、前記
   バットの背後番ζ位置して、その後端部を針溝の長手方
   向に沿った後退位置と前進位置とその中間位置の３位置
   で選択的に枢支できるブレッサージャックであって、そ
   の前部の上面にバットを有し、葭前部の下面を前記ニー
   ドルジャックの上面に押下げ作用せしめうるプレツサー
   ジャックと、上記プレツサージャックの上位の、ブレッ
   サージャックのバットの背後に位置して、その前端部を
   プレツサージャックのバットの背向に前進作用せしめう
   るセレクタジャックとを、配設すると共に、キャリッジ
   上に、前記ニードルジャックのバットに作用するニッテ
   ィングロックと、前記ブレッサージャックのバットの上
   面に対して押圧作用しうる作用位置と押圧作用し得ない
   不作用位置の間に亘って変位制御可能なプレツサーカム
   と、電気機械的選針装置とカム装置の組合せからなる、
   セレクタジャックの選択的な進退制動装置と、舵記プレ
   ッサージャックを前進位置から中間位置に後退させるた
   めのハーフクリヤーカムと、前記ブレッサージャックを
   中間位置から後退位置に後退させるためのクリヤーカム
   とを、配設しである横編機であって、前記プレッサーカ
   ムが、前記ニッティングロックにおけ墨、レイジングカ
   ムとセンターカムの、キャリッジの走行方向におけるｍ
   個の作用領域の各始端部を夫々カバーして、前進位置と
   中間位置のブレッサージャックのバット暑ζ対して夫々
   配設されており、上記作用領域外に、前記セレクタジャ
   ックに関連するカム装置と前記プレツサージャックに関
   連するハーフクリヤーカム及びクリヤーカムが配設魯れ
   ていて、前記プレツサージャツク・前端部近傍の上面に
   、後下りの力五画を形成すると共に、針溝内に、上記カ
   ム面の背後に位置せしめて針溝横断方向のピンを固設し
   てあり、上記ブレッサージャックのカム向とビンとでも
   って、ブレッサージャックを中間位置から後退位置に移
   動させるとプレッサージャックがニードルジャックを押
   し曲げてそのバットをニッティングロックの不作用位置
   に変位させる、ニードルジャックの休止位置保持装置を
   構成しであること、を特徴としてなる横編機。 ｉ　前記電気機械的選針装置が、キャリッジの走行方向
   において、ニッティングロックの中心位置と同一位相に
   設けられている、特許請求の範囲第１項に記載の横編機
   。 ８、キャリッジの走行方向における、ニッティングロッ
   クのほぼ中心位置の一伺の位相に、前記プレツサーカム
   が配設されており、他側の位相に、前記ハーフクリヤー
   カムとクリヤーカムが配設されている、特許請求の範囲
   第２項に記載の横編機。 ４゜　キャリッジの走行方向において、前記クリヤーカ
   ムが、一対のハーフクリヤーカムの間の位相に配設され
   ている、特許請求の範１１１１ｇ項に記載の横−機。 ６、　　ＩＩＩ道位置のブレッサージャックのバットに
   対設された前記ブレッサーカムと、後退位置のプレツサ
   ージャックのバットに対設された前記プレッｆ−ＩＡが
   、その何れか一方を作用位置に変位させると他方が不作
   用位置に変位されるものである、特許請求の範囲第１〜
   ４項の何れか一つの項に記載の・横編機。 ６、前記ハーフクリヤーカムが、キャリッジの定位置に
   固定されたカムである、特許請求の範囲第１〜ｂ項の何
   れか一つの項に記載の横編機。 ７、前記クリヤーカムが、ブレッサージャックのバット
   に対して作用する突出位置と作用しない没位置との間に
   亘ってキャリッジのカム地板から出没制御可能なカムで
   ある、特許請求の範囲第１〜６項の何れか一つの項に記
   載の横編機。 ８、前記クリヤーカムが、キ、ヤリッジの走行方向にお
   いて前記ブレッサーカムに向いている側に、中間位置の
   ブレッサージャックのバットの前面に作用してそれを後
   退させるカム作用面を有し、他側に、中間位置のプレッ
   サージャックのバットの上向に作用してそれを針溝内に
   押し下げるカム作用向を有している、カムである、特許
   請求の範囲第１〜７項の何れか一つの項に記載の横−機
   。