JPH1198420A - 電子式手振れ補正装置 - Google Patents

電子式手振れ補正装置

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JPH1198420A
JPH1198420A JP9257305A JP25730597A JPH1198420A JP H1198420 A JPH1198420 A JP H1198420A JP 9257305 A JP9257305 A JP 9257305A JP 25730597 A JP25730597 A JP 25730597A JP H1198420 A JPH1198420 A JP H1198420A
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camera shake
shutter speed
analog
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JP9257305A
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Hiroshi Matsui
啓 松井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッタースピードの変化を原因とする補正
性能の劣化を防止できる電子式手振れ補正装置を提供す
る。 【解決手段】 撮像装置の手振れを検出する検出手段
1,2と、検出手段1,2の検出出力をA/D変換する
A/D変換器3と、A/D変換器3の出力に基づいて手
振れの補正量を算出する演算手段26とを有し、演算手
段26の算出結果に基づいて撮像装置の手振れを電子的
に補正するようにした電子式手振れ補正装置において、
撮像装置のシャッタースピードに応じて、A/D変換器
3でのサンプリングタイミングのうち、シャッター開口
区間中心に最も近いサンプリングタイミングを選択する
選択手段25を備え、選択手段25で選択したサンプリ
ングタイミングでのA/D変換器3の出力に基づいて演
算手段26で手振れの補正量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置の手振れを電子的に補正する装置に関し、特
に、補正性能の向上を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】ハンディタイプのビデオカメラにおける
手振れを補正する方式のひとつに、電子式の補正方式が
ある。この方式は、角速度センサ等によるビデオカメラ
の手振れの検出出力をA/D(アナログ/デジタル)変
換し、このA/D変換出力に基づいて(ズーム機能付き
のビデオカメラの場合には、A/D変換出力と、レンズ
の焦点距離即ちズーム位置を示す信号とを用いて)手振
れ補正量を算出し、この補正量に基づいてCCD撮像素
子の垂直転送CCDの駆動を制御するとともに映像信号
処理回路のラインメモリを制御するようにしたものであ
る。CCD撮像素子には有効画角よりも大きな撮像領域
を設けており、垂直転送CCD及びラインメモリの制御
により、撮像領域の中から有効画角の切り出しが行われ
る。
【0003】ここで、CCD撮像素子や映像信号処理回
路への手振れ補正用の制御信号の送出は1フィールド期
間(NTSC方式では1/60秒)毎に行っているが、
角速度センサの検出出力のA/D変換は、1フィールド
期間をサンプリング周期として行ったのでは十分な補正
性能が得られないので、一般に1フィールド期間よりも
短い周期のサンプリングクロックを用いて(例えば1フ
ィールド期間の1/8である1/480秒の周期のサン
プリングクロックを用いて)行うようにしている。この
ことを、オーバーサンプリングと呼ぶ。
【0004】ところで、ビデオカメラには電子シャッタ
ー機能を設けてシャッタースピードをマニュアル操作で
(あるいは自動的に)変化させるようにしたものが存在
しているが、電子式の補正方式を採用した従来の手振れ
補正装置では、シャッタースピードが変化しても、常に
或る特定のオーバーサンプリングタイミングでのA/D
変換出力に基づいて補正量を算出していた。
【0005】図11は、補正量の算出の基礎とされるオ
ーバーサンプリングタイミングの一例を示すものであ
り、シャッタースピードを1/60秒,1/100秒,
1/180秒,1/250秒と可変なビデオカメラにお
いて、いずれのシャッタースピードでも、1フィールド
期間中の8回のオーバーサンプリングタイミングts0
〜ts7のうち、シャッタースピードが1/100秒の
ときのシャッター開口区間の中心tc2に最も近い7回
目のオーバーサンプリングタイミングts6でのA/D
変換出力に基づいてのみ補正量を算出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように常
に特定のサンプリングタイミングでのA/D変換出力に
基づいて補正量を算出する場合には、シャッタースピー
ドの変化によって、シャッター開口区間の中心と当該サ
ンプリングタイミングとの時間的なずれが大きくなって
しまう。図11にもその様子が表れており、シャッター
スピードが1/60秒,1/180秒,1/250秒の
ときのシャッター開口区間の中心tc1,tc3,tc
4は、いずれもサンプリングタイミングts6とは大き
くずれている。
【0007】このずれが大きいほど、補正量算出の基礎
となる手振れ検出結果と撮影の瞬間の実際のビデオカメ
ラの手振れの度合いとの隔たりが大きくなるので、補正
性能が劣化してしまう。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、シャッタースピードの変化を原因とする補正性能の
劣化を防止できるようにした電子式手振れ補正装置を提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の電子
式手振れ補正装置は、撮像装置の手振れを検出する検出
手段と、その検出出力をA/D変換するA/D変換器
と、A/D変換器の出力に基づいて手振れの補正量を算
出する演算手段とを有し、演算手段の算出結果に基づい
て撮像装置の手振れを電子的に補正するようにした電子
式手振れ補正装置において、撮像装置のシャッタースピ
ードに応じて、A/D変換器でのサンプリングタイミン
グのうち、シャッター開口区間中心に最も近いサンプリ
ングタイミングを選択する選択手段を備え、この選択手
段で選択したサンプリングタイミングでのA/D変換器
の出力に基づいて演算手段で手振れの補正量を算出する
ようにしたことを特徴としている。
【0010】この電子式手振れ補正装置によれば、撮像
装置のシャッタースピードに応じて、A/D変換器での
サンプリングタイミングのうち、シャッター開口区間中
心に最も近い(即ちシャッター開口区間中心との時間的
なずれが最も小さい)サンプリングタイミングが選択手
段で選択される。そして、この選択手段で選択されたサ
ンプリングタイミングでのA/D変換器の出力に基づい
て、演算手段で手振れの補正量が算出される。
【0011】このように、シャッタースピードが変化し
ても、現在のシャッタースピードにおけるシャッター開
口区間中心との時間的なずれが最も小さいサンプリング
タイミングでのA/D変換器の出力に基づいて補正量が
算出されるようになる(即ち、撮影の瞬間の実際のビデ
オカメラの手振れの度合いとの隔たりが最も小さい手振
れ検出結果が補正量算出の基礎となる)。これにより、
シャッタースピードの変化を原因とする補正性能の劣化
が防止される。
【0012】次に、本発明に係る第2の電子式手振れ補
正装置は、撮像装置の手振れを検出する検出手段と、そ
の検出出力をA/D変換するA/D変換器と、A/D変
換器の出力に基づいて手振れの補正量を算出する演算手
段とを有し、演算手段の算出結果に基づいて撮像装置の
手振れを電子的に補正するようにした電子式手振れ補正
装置において、撮像装置のシャッタースピードに応じ
て、A/D変換器のサンプリングクロックの位相を、所
定のサンプリングタイミングがシャッター開口区間中心
と一致するように調整する調整手段を備え、この所定の
サンプリングタイミングでのA/D変換器の出力に基づ
いて演算手段で手振れの補正量を算出するようにしたこ
とを特徴としている。
【0013】この電子式手振れ補正装置によれば、撮像
装置のシャッタースピードに応じて、A/D変換器での
サンプリングタイミングのうちの所定のサンプリングタ
イミングがシャッター開口区間中心と一致するように
(即ちこの所定のサンプリングタイミングとシャッター
開口区間中心との時間的なずれがなくなるように)、A
/D変換器のサンプリングクロックの位相が調整手段で
調整される。そして、この所定のサンプリングタイミン
グでのA/D変換器の出力に基づいて、演算手段で手振
れの補正量が算出される。
【0014】このように、シャッタースピードが変化し
ても、現在のシャッタースピードにおけるシャッター開
口区間中心との時間的なずれをなくしたサンプリングタ
イミングでのA/D変換器の出力に基づいて補正量が算
出されるようになる(即ち、撮影の瞬間の実際のビデオ
カメラの手振れの検出結果が補正量算出の基礎とな
る)。これにより、シャッタースピードの変化を原因と
する補正性能の劣化が防止され、しかもシャッタースピ
ードの如何にかかわらず補正性能が最大限に向上するよ
うになる。
【0015】尚、上記第1の電子式手振れ補正装置にお
いて、上記第2の電子式手振れ補正装置におけるような
調整手段を更に設け、選択手段で選択されるサンプリン
グタイミングがシャッター開口区間中心と一致するよう
にA/D変換器のサンプリングクロックの位相をこの調
整手段で調整するようにしてもよい。
【0016】この場合には、調整手段は、シャッター開
口区間中心との時間的なずれが最も小さいサンプリング
タイミングがシャッター開口区間中心と一致するように
サンプリングクロックの位相を調整すれば足りるので、
サンプリングクロックの位相の調整量が、上記第2の電
子式手振れ補正装置におけるよりも少なくて済むように
なる。従って、A/D変換器でサンプリングを開始する
までの待ち時間が、上記第2の電子式手振れ補正装置に
おけるよりも短くなる。これにより、シャッタースピー
ドの如何にかかわらず補正性能が最大限に向上するのみ
ならず、迅速に手振れ補正が行われるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る第1の電子
式手振れ補正装置を採用したビデオカメラの要部の構成
の一例を示すブロック図である。角度センサ1,2は、
それぞれビデオカメラの垂直方向,水平方向の手振れを
角速度として検出するものであり、例えば圧電素子を用
いた振動ジャイロから成っている。角度センサ1,2か
ら出力される角速度データSgyro(垂直方向,水平
方向の角速度データ)は、A/D変換器3に送られる。
【0018】A/D変換器3は、クロック発生器4から
供給される周波数480Hzのクロックパルスclkを
サンプリングクロックとして(即ち1/480秒のサン
プリング周期で)角速度データSgyroをA/D変換
することにより、1フィールド期間(1/60秒)中の
8回のオーバーサンプリングタイミング毎に角速度サン
プリング値データSsampを出力する。この角速度サ
ンプリング値データSsampは、マイクロコンピュー
タ5に送られる。
【0019】マイクロコンピュータ5には、ズーム位置
検出器10から、レンズ11の焦点距離fを示す信号
(ズーム位置を示す信号)Sfも供給される。マイクロ
コンピュータ5は、後で詳述するように、垂直方向の手
振れ補正量である垂直方向制御データSVtgと、垂直
・水平両方向の手振れ補正量である垂直・水平方向制御
データSVzoomとを算出する演算処理を行う。マイ
クロコンピュータ5で算出された垂直方向制御データS
Vtg,垂直・水平方向制御データSVzoomは、C
CD駆動用タイミングジェネレータ6,ズームLSI9
にそれぞれ送られる。
【0020】CCD駆動用タイミングジェネレータ6か
らは、垂直方向制御データSVtgに基づいて生成した
駆動パルスDPがCCD撮像素子7に送られる。CCD
撮像素子7には有効画角7aよりも大きな撮像領域7b
が設けられており、撮像領域7b上の各フォトダイオー
ドから垂直転送CCD(図示せず)に読み出された電荷
のうち有効画角7a外の領域の電荷がこの駆動パルスD
Pに基づいて高速転送されて排出されることにより、垂
直方向での有効画角7aの切り出しが行われる。他方、
垂直転送CCDで通常の転送を行われた有効画角7a内
の領域の電荷は、水平転送CCD(図示せず)を経て出
力部(図示せず)で電圧信号(映像アナログ信号)に変
換される。この映像アナログ信号Simは、デジタル信
号処理LSI8に送られる。
【0021】デジタル信号処理LSI8は、映像アナロ
グ信号SimをA/D変換して得たデジタル映像信号に
基づき、輝度信号Y1と色信号C1とを生成する。この
輝度信号Y1及び色信号C1は、ズームLSI9に送ら
れる。
【0022】ズームLSI9は、垂直・水平方向制御信
号SVzoomに基づいて輝度信号Y1,色信号C1に
それぞれ演算処理を施すことにより、垂直・水平両方向
に手振れ補正された輝度信号Y2,色信号C2を生成す
る。この輝度信号Y2,色信号C2はデジタル信号処理
LSI8に戻され、デジタル信号処理LSI8は輝度信
号Y2,色信号C2に基づいて最終的な輝度信号Y,色
信号Cを生成して出力する。
【0023】操作スイッチ12は、ユーザーがマニュア
ル操作でシャッタースピードを変化させるための(一例
として、1/60秒,1/100秒,1/180秒,1
/250秒のうちのいずれかに設定するための)スイッ
チである。この操作スイッチ12の操作により、電子シ
ャッターのシャッタースピードを制御する電子シャッタ
ーパルスSesがCCD撮像素子7に送られるととも
に、設定されたシャッタースピードを示す信号Sspが
マイクロコンピュータ5に送られる。
【0024】図2は、この電子式手振れ補正装置におい
てマイクロコンピュータ5が垂直方向制御データSVt
g及び垂直・水平方向制御データSVzoomを算出す
るために実行する演算処理の一例を示す機能ブロック図
である。
【0025】マイクロコンピュータ5は、A/D変換器
3からの角速度サンプリング値データSsampの低域
成分を高域通過フィルタ21でカットし、フィルタ21
の出力信号Shpfをズーム位置検出器10からの焦点
距離信号Sfに基づいてゲイン調整部22でゲイン調整
し、ゲイン調整部22の出力信号Sgainを積分フィ
ルタ23で積分することにより手振れの角度変位信号S
intを生成する。そして、特性補償フィルタ24で、
角度変位信号Sintを利得及び位相補償した信号Se
quを生成する。
【0026】尚、前述のようにA/D変換器3からは1
フィールド期間中の8回のオーバーサンプリングタイミ
ング毎に角速度サンプリング値データSsampがマイ
クロコンピュータ5に供給されることに応じて、高域通
過フィルタ21から特性補償フィルタ24の各部でも、
480Hzで演算を行うことにより、1フィールド期間
中の8回のオーバーサンプリングタイミングのそれぞれ
に対応して信号Sequを生成する。
【0027】次にマイクロコンピュータ5は、サンプリ
ングタイミング選択部25で、シャッタースピード信号
Sspの示すシャッタースピードに応じて、特性補償フ
ィルタ24からの信号Sequのうち、シャッター開口
区間中心に最も近いオーバーサンプリングタイミングに
対応した信号Sequを選択する。
【0028】どのオーバーサンプリングタイミングがシ
ャッター開口区間中心に最も近いかは、1フィールド期
間中のオーバーサンプリングタイミングの回数とシャッ
タースピードとがわかっていれば予め知ることができ
る。例えば、ここでの例のように1フィールド期間中の
オーバーサンプリングタイミングが8回である場合に
は、図3に示すように、シャッタースピードが1/60
秒のときには5回目のオーバーサンプリングタイミング
ts4がシャッター開口区間中心tc1に最も近くなり
(このオーバーサンプリングタイミングts4とシャッ
ター開口区間中心tc1とは一致している)、シャッタ
ースピードが1/100秒のときには7回目のオーバー
サンプリングタイミングts6がシャッター開口区間中
心tc2に最も近くなり、シャッタースピードが1/1
80秒のときには8回目のオーバーサンプリングタイミ
ングts7がシャッター開口区間中心tc3に最も近く
なり、シャッタースピードが1/250秒のときにも8
回目のオーバーサンプリングタイミングts7がシャッ
ター開口区間中心tc4に最も近くなる。
【0029】そこで、マイクロコンピュータ5のROM
内には、例えば図4に示すように、各シャッタースピー
ド1/60秒,1/100秒,1/180秒,1/25
0秒と、当該シャッタースピードでのシャッター開口区
間中心tc1,tc2,tc3,tc4に最も近いオー
バーサンプリングタイミングts4,ts6,ts7,
ts7とをそれぞれ対応させて記憶したテーブル31が
設けられている。サンプリングタイミング選択部25で
は、このテーブル31を参照してシャッタースピード信
号Sspの示すシャッタースピードでのシャッター開口
区間中心に最も近いオーバーサンプリングタイミングを
判断し、当該サンプリングタイミングに対応した信号S
equを選択するようにしている。
【0030】次にマイクロコンピュータ5は、SVtg
・SVzoom算出部26で、サンプリングタイミング
選択部25で選択された信号Sequを用いて60Hz
で演算を行って垂直方向制御データSVtg及び垂直・
水平方向制御データSVzoomを算出する。そして、
このデータSVtg,SVzoomを1/60秒(1フ
ィールド期間)毎にそれぞれCCD駆動用タイミングジ
ェネレータ6,ズームLSI9に送る。
【0031】このように、この電子式手振れ補正装置に
よれば、シャッタースピードが1/60秒,1/100
秒,1/180秒,1/250秒変化しても、現在のシ
ャッタースピードにおけるシャッター開口区間中心との
時間的なずれが最も小さいオーバーサンプリングタイミ
ングでのA/D変換器3からの角速度サンプリング値デ
ータSsampに基づいて垂直方向制御データSVtg
及び垂直・水平方向制御データSVzoomが算出され
るので、シャッタースピードの変化を原因とする補正性
能の劣化が防止されるようになる。
【0032】次に、図5は、本発明に係る第2の電子式
手振れ補正装置を採用したビデオカメラの要部の構成の
一例を示すブロック図であり、図1と同一の部分には同
一の符号を付して重複説明を省略する。
【0033】この電子式手振れ補正装置では、クロック
発生器4からのクロックパルスclkが、遅延時間を可
変なパルス遅延回路13を介してA/D変換器3に送ら
れ、このパルス遅延回路13の遅延時間がマイクロコン
ピュータ5で制御されるようになっている。
【0034】図6は、この電子式手振れ補正装置におい
てマイクロコンピュータ5が垂直方向制御データSVt
g及び垂直・水平方向制御データSVzoomを算出す
るために実行する演算処理の一例を示す機能ブロック図
であり、図2と同一の部分には同一の符号を付して重複
説明を省略する。
【0035】マイクロコンピュータ5は、位相調整部2
7で、シャッタースピード信号Sspの示すシャッター
スピードに応じてパルス遅延回路13を制御することに
より、A/D変換器3のサンプリングクロックの位相
を、1フィールド期間中の8回のオーバーサンプリング
タイミングのうちの所定回数目のサンプリングタイミン
グがシャッター開口区間中心と一致するように調整す
る。
【0036】パルス遅延回路13でクロックパルスcl
kをどれだけの時間を遅延させればこの調整が行えるか
は、1フィールド期間中のオーバーサンプリングタイミ
ングの回数と、何回目のオーバーサンプリングタイミン
グをシャッター開口区間中心と一致させるのかと、シャ
ッタースピードとがわかっていれば予め知ることができ
る。例えば、1フィールド期間中のオーバーサンプリン
グタイミングが8回であり、5回目のオーバーサンプリ
ングタイミングts4をシャッター開口区間中心と一致
させる場合には、図7に示すように、シャッタースピー
ドが1/60秒のときにはオーバーサンプリングタイミ
ングts4とシャッター開口区間中心tc1とが一致す
るので遅延時間はゼロであり、シャッタースピードが1
/100秒のときには遅延時間はtc2−ts4であ
り、シャッタースピードが1/180秒のときには遅延
時間はtc3−ts4であり、シャッタースピードが1
/250秒のときには遅延時間はtc4−ts4であ
る。
【0037】そこで、マイクロコンピュータ5のROM
内には、例えば図8に示すように、各シャッタースピー
ド1/60秒,1/100秒,1/180秒,1/25
0秒と、当該シャッタースピードでのクロックパルスc
lkの遅延時間0,tc2−ts4,tc3−ts4,
tc4−ts4とをそれぞれ対応させて記憶したテーブ
ル32が設けられている。位相調整部27では、このテ
ーブル32を参照してシャッタースピード信号Sspの
示すシャッタースピードでのクロックパルスclkの遅
延時間を判断し、当該時間だけクロックパルスclkが
遅延されるようにパルス遅延回路13を制御するように
している。
【0038】尚、何回目のオーバーサンプリングタイミ
ングをシャッター開口区間中心と一致させるかの決定基
準としては、最も長いシャッタースピードでのシャッタ
ー開口区間中心よりも遅く到来せず且つこのシャッター
開口区間中心に最も近いサンプリングタイミングをシャ
ッター開口区間中心と一致させるという基準を用いる好
適である。図7の例でのオーバーサンプリングタイミン
グts4も、この基準で決定したものである。この基準
を用いることにより、サンプリングクロックの位相の調
整量が少なくなる(パルス遅延回路13でのクロックパ
ルスclkの遅延時間が短くなる)ので、A/D変換器
3でサンプリングを開始するまでの待ち時間が短くな
る。
【0039】マイクロコンピュータ5は、フィルタ21
〜特性補償フィルタ24で480Hzで演算を行って生
成した信号Sequのうち、位相調整部27でシャッタ
ー開口区間中心と一致させたオーバーサンプリングタイ
ミングに対応する信号Sequのみを、ゲート部28で
通過させる。
【0040】そして、SVtg・SVzoom算出部2
6で、ゲート部28を通過した信号Sequを用いて6
0Hzで演算を行って垂直方向制御データSVtg及び
垂直・水平方向制御データSVzoomを算出する。そ
して、このデータSVtg,SVzoomを1/60秒
(1フィールド期間)毎にそれぞれCCD駆動用タイミ
ングジェネレータ6,ズームLSI9に送る。
【0041】このように、この電子式手振れ補正装置に
よれば、シャッタースピードが1/60秒,1/100
秒,1/180秒,1/250秒変化しても、所定のサ
ンプリングタイミングと現在のシャッタースピードにお
けるシャッター開口区間中心との時間的なずれがなくな
るようにA/D変換器3のサンプリングクロックの位相
が調整され、この所定のサンプリングタイミングでのA
/D変換器3からの角速度サンプリング値データSsa
mpに基づいて補正量が算出されるので、シャッタース
ピードの変化を原因とする補正性能の劣化が防止され、
しかもシャッタースピードの如何にかかわらず補正性能
が最大限に向上するようになる。
【0042】次に、上述の第1の電子式手振れ補正装置
に、上述の第2の電子式手振れ補正装置におけるような
位相調整部を更に設けるようにしたものについて説明す
る。この電子式手振れ補正装置を採用したビデオカメラ
の構成は、図5に示したものと同様であってよいので図
示を省略する。
【0043】図9は、この電子式手振れ補正装置におい
てマイクロコンピュータ5が垂直方向制御データSVt
g及び垂直・水平方向制御データSVzoomを算出す
るために実行する演算処理の一例を示す機能ブロック図
であり、図2と同一の部分には同一の符号を付して重複
説明を省略する。
【0044】マイクロコンピュータ5は、サンプリング
タイミング選択部29で、図2のサンプリングタイミン
グ選択部25と同様にして、特性補償フィルタ24から
の信号Sequのうちシャッター開口区間中心に最も近
いサンプリングタイミングに対応した信号Sequを選
択する。
【0045】但し、サンプリングタイミング選択部29
では、シャッター開口区間中心よりも遅く到来しないサ
ンプリングタイミングの中からのみ選択を行うという基
準を用いる。従って、前出の図3の例においては、サン
プリングタイミング選択部29では、シャッタースピー
ドが1/100秒のときには7回目のオーバーサンプリ
ングタイミングts6ではなく6回目のオーバーサンプ
リングタイミングts5に対応した信号Sequを選択
し、シャッタースピードが1/180秒のときには8回
目のオーバーサンプリングタイミングts7ではなく7
回目のオーバーサンプリングタイミングts6に対応し
た信号Sequを選択する。
【0046】この選択基準を用いる理由も、前出の図6
の位相調整部27で、最も長いシャッタースピードでの
シャッター開口区間中心よりも遅く到来せず且つこのシ
ャッター開口区間中心に最も近いサンプリングタイミン
グをシャッター開口区間中心と一致させるという基準を
用いる理由と同じである。この基準を用いることによ
り、後述の位相調整部30でのサンプリングクロックの
位相の調整量がやはり少なくなるので、A/D変換器3
でサンプリングを開始するまでの待ち時間が短くなる。
【0047】このサンプリングタイミング選択部29で
の選択処理も、前出の図4のテーブル31と同様なテー
ブルをマイクロコンピュータ5のROM内に設け、この
テーブルを参照することによって行われる。
【0048】またマイクロコンピュータ5は、位相調整
部30で、図6の位相調整部27と同様にして、A/D
変換器3のサンプリングクロックの位相を、オーバーサ
ンプリングタイミングがシャッター開口区間中心と一致
するように調整する。
【0049】但し、位相調整部30では、サンプリング
タイミング選択部29で選択されるサンプリングタイミ
ングがシャッター開口区間中心と一致するように調整を
行う。従って、前出の図3の例では、図10に示すよう
に、シャッタースピードが1/60秒のときにはサンプ
リングタイミングts4とシャッター開口区間中心tc
1とが一致するのでパルス遅延回路13でのクロックパ
ルスclkの遅延時間はやはりゼロであるが、シャッタ
ースピードが1/100秒のときには遅延時間はtc2
−ts5になり、シャッタースピードが1/180秒の
ときには遅延時間はtc3−ts6になり、シャッター
スピードが1/250秒のときには遅延時間はtc4−
ts7になる。
【0050】図10と前出の第2の電子式手振れ補正装
置における図7の例とを比較すると、この電子式手振れ
補正装置のほうが、シャッタースピード1/100秒,
1/180秒,1/250秒のときのクロックパルスc
lkの遅延時間が短くなっている。これにより、A/D
変換器3でサンプリングを開始するまでの待ち時間が一
層短くなるので、一層迅速に手振れ補正が行われるよう
になる。
【0051】この位相調整部30での調整処理も、前出
の図8のテーブル32と同様なテーブルをマイクロコン
ピュータ5のROM内に設け、このテーブルを参照する
ことによって行われる。
【0052】このように、この電子式手振れ補正装置に
よれば、シャッター開口区間中心との時間的なずれが最
も小さいサンプリングタイミングがシャッター開口区間
中心と一致するようにA/D変換器3のサンプリングク
ロックの位相を調整すれば足りるので、サンプリングク
ロックの位相の調整量が少なくて済むようになる。従っ
て、シャッタースピードの如何にかかわらず補正性能が
最大限に向上するのみならず、迅速に手振れ補正が行わ
れるようになる。
【0053】尚、以上の各例ではシャッタースピードを
1/60秒,1/100秒,1/180秒,1/250
秒のうちのいずれかに設定可能なビデオカメラに本発明
を採用しているが、シャッタースピードをそれ以外の速
度に設定可能なビデオカメラに本発明を適用してもよい
ことは勿論である。
【0054】また、以上の各例ではシャッタースピード
をマニュアル操作で変化させるための操作スイッチ12
を設けたビデオカメラに本発明を採用しているが、例え
ば露出制御の一貫として電子シャッターのシャッタース
ピードを自動的に変化させる機能を有するビデオカメラ
に本発明を採用してもよい。
【0055】また、以上の各例では1フィールド期間の
1/8の周期のサンプリングクロックを用いてオーバー
サンプリングを行うA/D変換器を設けたビデオカメラ
に本発明を採用しているが、それ以外の周期のサンプリ
ングクロックを用いてオーバーサンプリングを行うA/
D変換器を設けたビデオカメラに本発明を採用してもよ
いことは勿論である。
【0056】また、以上の各例では角速度センサで手振
れを検出するビデオカメラに本発明を採用しているが、
それ以外の方式で手振れを検出するビデオカメラに本発
明を採用してもよい。
【0057】また、本発明は、以上の実施例に限らず、
本発明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成を
とりうることはもちろんである。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る第1の電子
式手振れ補正装置によれば、シャッタースピードが変化
しても、現在のシャッタースピードにおけるシャッター
開口区間中心との時間的なずれが最も小さいサンプリン
グタイミングが選択手段で選択され、このサンプリング
タイミングでのA/D変換器の出力に基づいて補正量が
算出される。従って、シャッタースピードの変化を原因
とする補正性能の劣化を防止することができる。
【0059】また、本発明に係る第2の電子式手振れ補
正装置によれば、シャッタースピードが変化しても、所
定のサンプリングタイミングと現在のシャッタースピー
ドにおけるシャッター開口区間中心との時間的なずれが
なくなるようにA/D変換器でサンプリングクロックの
位相が調整手段で調整され、この所定のサンプリングタ
イミングでのA/D変換器の出力に基づいて補正量が算
出される。従って、シャッタースピードの変化を原因と
する補正性能の劣化を防止することができるのみなら
ず、シャッタースピードの如何にかかわらず補正性能を
最大限に向上させることができる。
【0060】また、第1の電子式手振れ補正装置におい
て、第2の電子式手振れ補正装置におけるような調整手
段を更に設け、選択手段で選択されるサンプリングタイ
ミングがシャッター開口区間中心と一致するようにA/
D変換器のサンプリングクロックの位相をこの調整手段
で調整するようにした場合には、調整手段は、シャッタ
ー開口区間中心との時間的なずれが最も小さいサンプリ
ングタイミングがシャッター開口区間中心と一致するよ
うにサンプリングクロックの位相を調整すれば足りるの
で、サンプリングクロックの位相の調整量が少なくて済
むようになる。従って、シャッタースピードの如何にか
かわらず補正性能を最大限に向上させることができるの
みならず、迅速に手振れ補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の電子式手振れ補正装置を採
用したビデオカメラの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】マイクロコンピュータが実行する演算処理の一
例を示す機能ブロック図である。
【図3】オーバーサンプリングタイミングとシャッター
スピードとの関係の一例を示す図である。
【図4】マイクロコンピュータのROM内に設けられる
テーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明に係る第2の電子式手振れ補正装置を採
用したビデオカメラの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図6】マイクロコンピュータが実行する演算処理の一
例を示す機能ブロック図である。
【図7】オーバーサンプリングタイミングとシャッター
スピードとの関係の一例を示す図である。
【図8】マイクロコンピュータのROM内に設けられる
テーブルの一例を示す図である。
【図9】マイクロコンピュータが実行する演算処理の一
例を示す機能ブロック図である。
【図10】オーバーサンプリングタイミングとシャッタ
ースピードとの関係の一例を示す図である。
【図11】オーバーサンプリングタイミングとシャッタ
ースピードとの関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,2…角度センサ、 3…A/D変換器、 4…クロ
ック発生器、 5…マイクロコンピュータ、 6…CC
D駆動用タイミングジェネレータ、 7…CCD撮像素
子、 7a…有効画角、 7b…撮像領域、 8…デジ
タル信号処理LSI、 9…ズームLSI、 10…ズ
ーム位置検出器、 11…レンズ、 12…操作スイッ
チ、 13…パルス遅延回路、 21…高域通過フィル
タ、 22…ゲイン調整部、 23…積分フィルタ、
24…特性補償フィルタ、 25,29…サンプリング
タイミング選択部、 26…SVtg・SVzoom算
出部、 27,30…位相調整部、 28…ゲート部、
31,32…テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置の手振れを検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出出力をアナログ/デジタル変換する
    アナログ/デジタル変換器と、 前記アナログ/デジタル変換器の出力に基づいて手振れ
    の補正量を算出する演算手段とを有し、前記演算手段の
    算出結果に基づいて前記撮像装置の手振れを電子的に補
    正するようにした電子式手振れ補正装置において、 前記撮像装置のシャッタースピードに応じて、前記アナ
    ログ/デジタル変換器でのサンプリングタイミングのう
    ち、シャッター開口区間の中心に最も近いサンプリング
    タイミングを選択する選択手段を備え、前記選択手段で
    選択したサンプリングタイミングでの前記アナログ/デ
    ジタル変換器の出力に基づいて前記演算手段で前記手振
    れの補正量を算出するようにしたことを特徴とする電子
    式手振れ補正装置。
  2. 【請求項2】 撮像装置の手振れを検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出出力をアナログ/デジタル変換する
    アナログ/デジタル変換器と、 前記アナログ/デジタル変換器の出力に基づいて手振れ
    の補正量を算出する演算手段とを有し、前記演算手段の
    算出結果に基づいて前記撮像装置の手振れを電子的に補
    正するようにした電子式手振れ補正装置において、 前記撮像装置のシャッタースピードに応じて、前記アナ
    ログ/デジタル変換器のサンプリングクロックの位相
    を、所定のサンプリングタイミングがシャッター開口区
    間の中心と一致するように調整する調整手段を備え、前
    記所定のサンプリングタイミングでの前記アナログ/デ
    ジタル変換器の出力に基づいて前記演算手段で前記手振
    れの補正量を算出するようにしたことを特徴とする電子
    式手振れ補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子式手振れ補正装置
    において、 前記アナログ/デジタル変換器のサンプリングクロック
    の位相を、前記選択手段で選択されるサンプリングタイ
    ミングがシャッター開口区間の中心と一致するように調
    整する調整手段を更に備えたことを特徴とする電子式手
    振れ補正装置。
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