JP2754808B2 - 画振れ補正機能付ビデオカメラ - Google Patents

画振れ補正機能付ビデオカメラ

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JP2754808B2
JP2754808B2 JP1307043A JP30704389A JP2754808B2 JP 2754808 B2 JP2754808 B2 JP 2754808B2 JP 1307043 A JP1307043 A JP 1307043A JP 30704389 A JP30704389 A JP 30704389A JP 2754808 B2 JP2754808 B2 JP 2754808B2
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祥男 榊原
治夫 井阪
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラ、特に画面の揺れを補正する
画振れ補正機能付ビデオカメラに関するものである。
従来の技術 近年のビデオの普及に伴い、ビデオと一体型のビデオ
カメラが普及しつつある。この種のビデオカメラは小型
軽量化が進み、同時にズーム倍率も上がる傾向にある。
しかし小型になるほど、また倍率が上がるほど撮影画面
のゆれ、すなわち画振れが大きくなり、非常にみにくい
映像となる。このため、このような画振れを抑制する画
振れ補正機能付きのビデオカメラが開発されている。な
かでも、カメラの機構そのものには手を加えずに電子的
に画振れを補正する方式は上記の小型軽量化の流れに適
したものであり、今後普及が見込まれる。この種の例と
しては、映像信号に処理を施して画振れを補正する方式
(例えば雑誌「ビデオα」1989年6月号pp76〜,写真工
業出版社)などがあげられる。
発明が解決しようとする課題 ところで、こうした電子式の画振れ補正手段において
は、撮像手段の撮像デバイス、例えばCCD上に被写体が
結像された段階では画振れ補正効果のない揺れた画像で
あり、シャッターが開いている期間にも当然のことなが
らカメラの手振れに応じて像は動いている。したがっ
て、読み出される画像はシャッター速度に反比例した量
のブレを含んでいる。画振れ補正を行なわない場合、こ
うしたブレは動画として動きの滑らかさを与える要因と
して重要である。しかし、各画像からの切り出し位置を
コントロールして画振れを補正する上記のような画振れ
補正手段では、画面の揺れ自体が抑制される結果、シャ
ッター時間に起因するブレの成分だけが残留し、非常に
見苦しい映像となってしまうという課題があった。
また、この傾向はシャッター速度が遅い場合に顕著と
なるので、画振れ補正機能を使用するときにはシャッタ
ー速度を遅くすればよいが、撮影者がその都度切り換え
ねばならず面倒であり、また初心者に分かりにくいとい
った課題があった。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の画振れ補正機能
付ビデオカメラは、被写体を焦点面に結像する光学系
と、光学系により結像された像に関してシャッターにて
取り込まれた信号を画像信号として出力する撮像手段
と、光学系の揺れを検出する画振れ検出手段と、画振れ
検出手段の出力に基づいて撮像手段による画像切り出し
位置を制御することにより画振れを補正する画振れ補正
手段と、画振れ補正手段の補正動作を制御するスイッチ
手段と、スイッチ手段により画振れ補正手段の補正動作
がオン状態となった時点で撮像手段のシャッター速度を
所定の値に切り換えるシャッター速度制御手段とを具備
したものである。
なお、シャッター速度制御手段は、スイッチ手段によ
り画振れ補正手段の補正動作がオン状態となった時点に
おいてシャッター速度が所定値よりも遅い場合には所定
値まで引き上げ、所定値より速い場合にはシャッター速
度の変更を行なわないようにするとよい。
なお、撮像手段は基本的にCCDやMOS等の固体撮像板や
撮像管等の撮像デバイス及びその制御回路により構成さ
れるが、像を切り出す方法に応じて、撮像デバイスを焦
点面上で駆動するアクチュエータや、撮像デバイス上で
の画像の読み出し位置を制御する回路や、一旦撮像デバ
イスから読みだした後に画像切り出しを行なう信号処理
回路などを含む。
また、画振れ検出手段は光学系の揺れをその角度、角
速度や加速度などから直接検出する物理量センサ、もし
くは結像された画像や画像信号から間接的に光学系の揺
れを検出する信号処理回路等により構成される。
また、スイッチ手段およびシャッター速度制御手段は
基本的には外部からの操作を受け付けて内部状態をコン
トロールするものであり、具体的にはスイッチおよびい
くらかのロジック回路もしくはマイクロコンピュータ等
により構成される。
作用 本発明は上記した構成によって、画振れ補正機能が動
作する期間、最適なシャッター速度を自動的に選択する
ことができる。
実施例 以下本発明の一実施例の画振れ補正機能付ビデオカメ
ラについて、図面を参照して説明する。第1図は本発明
の一実施例の画振れ補正機能付ビデオカメラのブロック
図である。
第1図において、1は光学系、2は撮像手段、3は画
振れ検出手段、4は画振れ補正手段、5はスイッチ手
段、6はシャッター速度制御手段である。光学系1によ
って結像された被写体は撮像手段2によって読み取られ
画像信号aとして出力される。画振れ補正手段4は画振
れ検出手段3の出力に基づいて撮像手段2の画像切り出
し位置を制御して画振れを補正する。スイッチ手段5は
撮影者の操作をスイッチにより入力し、画振れ補正手段
4の動作を制御する。シャッター速度制御手段6は撮像
手段2の撮像デバイス制御回路をコントロールしてシャ
ッター速度を制御しており、通常は撮影者による外部か
らのスイッチ操作などによりシャッター速度を決定して
いるが、スイッチ手段5により画振れ補正機能の動作が
開始された時にはそれまでのシャッター速度から所定の
シャッター速度に切り換える。所定のシャッター速度
は、遅すぎる場合にはブレが目立ち、速すぎる場合には
撮像デバイスからの出力が低下して相対的に雑音成分が
増大するので、カメラに加わる画振れの性質も考慮した
上で、これらのファクターのトレードオフにより決定す
る。例えば、通常国内で使用されるNTSC方式のビデオカ
メラでは、一般にフィールドレートに等しい1/60秒がシ
ャッター速度となっているが、手持ち撮影で画振れ補正
機能を動作させた場合には、このシャッター速度を1/10
0秒まで上げることにより、ブレをほとんど目立たなく
する事が出来る。また、それまでのシャッター速度が所
定のシャッター速度よりも速い場合、あえて遅くする必
要はないので、そのままのシャッター速度としておいて
もよい。また、画振れ補正動作中にシャッター速度を切
り換えるよう外部から操作された場合には特に所定値に
固定する必要はなく、操作にしたがって変更してもよ
い。
また、本発明は動画像を撮影、記録することを目的と
したビデオカメラを対象として説明を行なっているが、
静止画の撮影、記録を目的としたカメラについても同様
にして適用することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、画振れ補正機能を働か
せる場合に自動的にシャッター速度が一定値以上となる
ように動作するので、撮影者の手を煩わせることなく最
適なシャッター速度が選択でき、容易にブレの少ない撮
影画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画振れ補正機能付ビデオカメラの
一実施例のブロック図である。 1……光学系、2……撮像手段、3……画振れ検出手
段、4……画振れ補正手段、5……スイッチ手段、6…
…シャッター速度制御手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を焦点面に結像する光学系と、前記
    光学系により結像された像に関してシャッターにて取り
    込まれた信号を画像信号として出力する撮像手段と、前
    記光学系の揺れを検出する画振れ検出手段と、前記画振
    れ検出手段の出力に基づいて前記撮像手段による画像切
    り出し位置を制御することにより画振れを補正する画振
    れ補正手段と、前記画振れ補正手段の補正動作を制御す
    るスイッチ手段と、前記スイッチ手段により前記画振れ
    補正手段の補正動作がオン状態となった時点で前記撮像
    手段のシャッター速度を所定の値に切り換えるシャッタ
    ー速度制御手段とを備えたことを特徴とする画振れ補正
    機能付ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】シャッター速度制御手段は、スイッチ手段
    により画振れ補正手段の補正動作がオン状態となった時
    点において、シャッター速度が所定値よりも遅い場合に
    は所定値まで引き上げ、所定値より早い場合にはシャッ
    ター速度の変更を行わないことを特徴とする請求項
    (1)記載の画振れ補正機能付ビデオカメラ。
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