JPH1194489A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPH1194489A
JPH1194489A JP25876497A JP25876497A JPH1194489A JP H1194489 A JPH1194489 A JP H1194489A JP 25876497 A JP25876497 A JP 25876497A JP 25876497 A JP25876497 A JP 25876497A JP H1194489 A JPH1194489 A JP H1194489A
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JP
Japan
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tank
tanks
heat exchanger
transfer tube
heat transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP25876497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Arai
茂 荒井
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Publication of JPH1194489A publication Critical patent/JPH1194489A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンク22aが小さい荷重で変形し、このタ
ンク22aを組み込んだ熱交換器が助手席側の乗員を負
傷させる事を防止する。 【解決手段】 タンク22aは、座板23aとタンク本
体24aとから成る。上記座板23aとタンク本体24
aとには、それぞれに設けられた左右側壁25、26の
一部に塑性変形部29、29を設ける。これら各塑性変
形部29、29は、上記タンク22aの長さ方向に加わ
る荷重に基づいて、このタンク22aの長さを縮める方
向に変形する。この結果、上記タンク22aを組み込ん
だ熱交換器が小さい荷重で変形し、助手席側の乗員を負
傷させる事を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係る熱交換器は、自
動車用空気調和装置に組み込んで、車室内の空気を冷却
するエバポレータとして利用する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用空気調和装置には、内
部で冷媒を蒸発させ、外部を流通する空気を冷却するエ
バポレータが組み込まれている。この様な空気調和装置
に組み込まれ、エバポレータとして使用される熱交換器
として、例えば特開昭61−49995号公報には、図
8〜11に示す様な構造のものが記載されている。
【0003】何れもアルミニウム合金により造られた部
材を組み合わせて成る、この熱交換器1は、コア部2を
有する。このコア部2は、横方向(図8の左右方向)に
適当な間隔をあけて互いに平行に配置された複数の伝熱
管素子3、3と、隣り合う伝熱管素子3、3同士の間に
挟持された複数のコルゲート型のフィン4、4とから成
る。又、上記コア部2の横方向両端側面には、サイドプ
レート5、5を添設している。これら各サイドプレート
5、5の内側面と、両端に位置する各伝熱管素子3、3
の外側面との間にも、それぞれフィン4、4を挟持して
いる。又、上記コア部2の下側には、互いに平行に配設
された1対のタンク6a、6bを設けている。そして、
これら各タンク6a、6bの内部と、上記各伝熱管素子
3、3の内部とを連通させている。
【0004】上記各伝熱管素子3、3は、図9に示す様
に、1対の板材7、7を重ね合わせて成る。これら各板
材7、7は、アルミニウム合金板の両面に、Siを多く含
むアルミニウム合金であるろう材のクラッド層を設け
た、所謂両面クラッド材である。上記各板材7、7は、
長手方向(図9の上下方向)の一端(図9の下端)に、
互いに間隔をあけて1対の突出部8a、8bを形成して
いる。又、上記各板材7、7の片面には倒立U字形の凹
部9を、この凹部9の両端を上記1対の突出部8a、8
bの一端縁(図9の下端縁)にまで連続させた状態で形
成している。更に、上記凹部9の内側には多数の突起1
0、10を、上記凹部9の全面に亙ってほぼ均等な間隔
で形成している。これら各突起10、10は、上記凹部
9により構成される、次述する折り返し流路11の内側
を流れる冷媒の流れを乱し、この冷媒と上記各板材7、
7との間の熱交換効率を向上させる為のものである。同
時にこれら各突起10、10は、それぞれの先端同士を
ろう付け接合する事により、上記折り返し流路11の耐
圧強度を向上させる役目も有する。
【0005】上記各板材7、7は、2枚1組とし、互い
の凹部9同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせ、
上記各板材7、7の凹部9の周囲に存在する外周縁部同
士を互いに気密且つ液密に接合する事により、上記各伝
熱管素子3、3を構成する。この様に構成する各伝熱管
素子3、3は、上記凹部9により構成される倒立U字形
(中間部で180度折り返された形)の折り返し流路1
1と、この折り返し流路11の両端に位置して長手方向
一端縁部から突出した1対の接合部12a、12bとを
有する。
【0006】一方、前記各タンク6a、6bは、それぞ
れ座板13a、13bとタンク本体14a、14bとを
最中状に重ね合わせて成る。即ち、これら各座板13
a、13bと各タンク本体14a、14bとは、やはり
両面にろう材をクラッドした板材をプレス成形する事に
より、それぞれ略船形状に形成している。又、上記各座
板13a、13bの開口部の大きさは、上記各タンク本
体14a、14bの開口部の大きさよりも少し大きくし
ている。これら各座板13a、13bとタンク本体14
a、14bとを重ね合わせて、上記各タンク6a、6b
とする場合には、上記各タンク本体14a、14bの開
口部を上記各座板13a、13bの開口部に嵌合する。
【0007】又、上記各座板13a、13bには、それ
ぞれ複数個ずつのスリット状の接続孔15、15を形成
している。これら各接続孔15、15は、それぞれ上記
各伝熱管素子3、3の接合部12a、12bを大きな隙
間なく挿入自在な形状と大きさとを有する。又、上記1
対のタンク6a、6bのうちの一方のタンク6aの側面
には、送り込み口19と取り出し口20とを設けてい
る。又、このタンク6aの中間部内側には隔壁16を、
上記座板13aとタンク本体14aとの間に挟持する状
態で設けている。熱交換器1の完成時にこの隔壁16
は、上記タンク6a内を、気密、液密を保持した状態で
二分割する。
【0008】前記各伝熱管素子3、3と1対のタンク6
a、6bとを結合する為には、図11に示す様に、上記
各伝熱管素子3、3の接合部12a、12bを、上記各
タンク6a、6bの接続孔15、15に挿入する。そし
て、この様に挿入した状態で、上記各接合部12a、1
2bの外周面と上記各接続孔15、15の内周縁とを、
互いに気密且つ液密にろう付けする。ろう付けの為のろ
う材は、前記各板材7、7の両面並びに上記各座板13
a、13bを構成する板材の両面に積層(クラッド)し
たろう材を使用する。
【0009】尚、このろう付けの際にタンク6aの内側
は、上記隔壁16により、入口室17と出口室18と
に、気密且つ液密を保持した状態で分割される。前記送
り込み口19はこのうちの入口室17に対応する部分
に、前記取り出し口20はこのうちの出口室18に対応
する部分に、それぞれ設けている。
【0010】上述の様にろう付けされて造られる、前述
の様な熱交換器1を、例えばエバポレータとして使用す
る際には、上記送り込み口19を通じて上記入口室17
内に、液状の、或は気液混合状態の冷媒を送り込む。こ
の冷媒は、前記各伝熱管素子3、3内の折り返し流路1
1を流れて上記出口室18に達し、上記取り出し口20
から取り出される。上記折り返し流路11を流れる間に
上記冷媒は、周囲の熱を奪って蒸発する。この結果、前
記コア部2の温度が低下するので、このコア部2を構成
する各フィン4、4の間に空気を流せば、この空気を冷
却し、更に除湿を行なえる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成する従
来の熱交換器1が横方向(図8の左右方向)からの衝撃
荷重を受けた場合には、図12に示す様に、熱交換器1
を構成するコア部2の上部のみが潰れ、上記熱交換器1
の下部に存在する上記各タンク6a、6bは潰れない。
この様に、上記コア部2の上部のみが潰れる理由は、上
記コア部2と上記各タンク6a、6bとの強度が異なる
為である。即ち、上記各タンク6a、6bを圧縮する場
合には、上記コア部2を圧縮する場合よりも大きな荷重
が必要となる為、衝突時には上記コア部2のみが潰れ、
上記各タンク6a、6bは潰れない。
【0012】上記熱交換器1をエバポレータとして使用
する場合、図13に示す様に、この熱交換器1を、自動
車室内の中央部助手席寄り部分でダッシュボードの裏側
部分に、上記各タンク6a、6bの長手方向(図8の左
右方向)と自動車の前後方向(図13の左右方向)とが
一致する様に配置する。この為、上記熱交換器1を設置
した自動車が衝突事故を起こした際、この熱交換器1の
一部が上記ダッシュボードから突き出して、助手席側の
乗員を負傷させる可能性がある。本発明の熱交換器は、
上述した様な不都合を解消する為、衝突事故の際に上記
前後方向に潰れ易い構造を実現すべく発明したものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器は、前
述した従来から知られている熱交換器と同様に、1対の
タンクと、これら各タンクの側面にそれぞれ複数個ずつ
形成されたスリット状の接続孔と、複数の伝熱管素子と
を備える。又、これら各伝熱管素子の内側に設けられ、
中間部で180度折り返された折り返し流路と、上記各
伝熱管素子の一端縁部に1対ずつ、互いに間隔をあけて
設けられ、それぞれが上記各タンクの接続孔に挿入自在
な接合部と備える。又、隣り合う上記各伝熱管素子の外
側面同士の間には、複数のフィンを挟持している。又、
何れかのタンクの一部に設けられ、当該タンク内に冷媒
を送り込む為の送り込み口と、何れかのタンクの一部に
設けられ、当該タンク内から冷媒を取り出す為の取り出
し口とを備える。そして、これら送り込み口と取り出し
口とにそれぞれ挿通された冷媒給排管を備える。
【0014】特に、本発明の熱交換器は、上記各タンク
に、これら各タンクの長さ方向に加わる荷重に基づい
て、上記各タンクの長さを縮める方向に変形する塑性変
形部を設けている。
【0015】更に好ましくは、上記冷媒給排管の一部
で、上記各タンクと平行に配置された部分に、上記各タ
ンクの長さ方向に加わる荷重に基づいて、上記各タンク
の長さを縮める方向に変形する塑性変形部を設ける。
【0016】
【作用】上述の様に構成する本発明の熱交換器の場合
は、上記タンクに塑性変形部を設けている為上記各タン
クの長さが、上記各タンクの長さ方向に加わる圧縮荷重
に基づいて、縮まる方向に容易に変形する。即ち、衝突
事故により、上記各タンクの長さ方向に圧縮荷重が加わ
った場合には、上記塑性変形部が比較的小さい荷重で変
形する。この為、本発明の熱交換器の場合には、衝突事
故の際に、比較的小さい荷重により、上記コア部と上記
各タンクとが横方向(上記各タンクの長さ方向)に、ほ
ぼ均等に圧縮する。この為、本発明によれば、衝突事故
の際、熱交換器が上記ダッシュボードから突き出すのを
防止して、この熱交換器が助手席側の乗員を負傷させる
事を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の実施の形態
の1例を示している。本例の熱交換器の基本構造は、前
述した従来構造と同様である。特に、本例の熱交換器
は、タンク22a(22b)を構成する座板23aとタ
ンク本体24aとに、上記タンク22a(22b)の長
さ方向に加わる圧縮荷重に基づいて、このタンク22a
(22b)の長さを縮める方向に変形する塑性変形部を
設けた点が、従来構造とは異なる。そこで、以下の説明
は、本発明の特徴部分である、タンク22a(22b)
部分を中心に説明する。このタンク22a(22b)
は、それぞれがアルミニウム合金板製の座板23aとタ
ンク本体24aとを最中状に重ね合わせて成る。これら
座板23aとタンク本体24aとは、それぞれ略船形状
に形成されている。このうちの座板23aは、底板部2
7と、この底板部27の周縁から連続する左右側壁2
5、25及び前後側壁30、30とから成る。そして、
上記タンク22aの側面である上記底板部27には、ス
リット状の接続孔15、15を設けている。
【0018】又、上記タンク本体24aは、天板部28
と、この天板部28の周縁から連続する左右側壁26、
26及び前後側壁31、31とから成る。そして、上記
タンク22aの側面である上記天板部28には、送り込
み口19aと取り出し口20aとを設け、これら送り込
み口19aと取り出し口20aとが上記天板部28の両
面同士を連通する様にしている。上記送り込み口19a
と取り出し口20aとには、後述する冷媒給排管32の
端部を接続する。
【0019】上記各座板23aの開口部の大きさは、上
記各タンク本体24aの開口部の大きさよりも少し大き
くしている。従って、これら座板23aとタンク本体2
4aとを重ね合わせて、上記タンク22aとする場合に
は、上記タンク本体24aの開口部を上記座板23aの
開口部に内嵌する。更に、上記タンク本体24aの両側
壁26、31の側面と上記座板23aの両側壁25、3
0の端縁とを気密且つ液密にろう付け結合する。
【0020】尚、もう一方のタンク22b(図1のタン
ク22aを参照)は、上記送り込み口19a及び上記取
り出し口20a以外の部分を、上記タンク22aと同様
に構成している。従って、上記タンク22bの詳細な説
明は省略する。又、図1は、従来構造のタンク6aを示
す図9に対して、上記タンク22aの上下方向を逆にし
た状態で示している。
【0021】又、上記座板23a及びタンク本体24a
の一部で、それぞれの左右側壁25、26の長さ方向
(図1の左右方向)中間部には、本発明の特徴部分であ
る塑性変形部29、29を設けている。これら両塑性変
形部29、29は、上記タンク22aの長さ方向(図1
の左右方向)に加わる圧縮荷重に基づいて、上記タンク
22aの長さを縮める方向に変形する。上記タンク22
aの長さ方向に加わる圧縮荷重は、自動車の衝突事故に
伴い、後方に移動しようとするエンジン等と、熱交換器
の後方に設けられたダッシュボードのパネルとの間で、
上記各前後側壁30、31の外側から、図1の矢印α、
αで示す方向(上記各タンク22aの長さを縮める方
向)に加えられる。
【0022】又、上記各塑性変形部29、29は、図2
に示す様に、それぞれ上記各左右側壁25、26の一部
を「く」の字形に曲げ形成する事で設けている。又、上
記座板23aに設ける塑性変形部29、29と上記タン
ク本体24aに設ける塑性変形部29、29とは、これ
ら座板23aとタンク本体24aとを重ね合わせた状態
で互いに嵌合させるべく、互いに整合する位置に形成し
ている。そして、上記タンク22aがこのタンク22a
の長さ方向(図2、3の左右方向)に亙る圧縮荷重を受
けた場合には、上記各塑性変形部29、29が上記タン
ク22aの長さ方向に押し潰され、図2に示した状態か
ら図3に示した状態にまで変形する。
【0023】上述の様に、上記タンク22aが図2に示
した状態から図3に示した状態にまで変形すると、上記
各塑性変形部29、29の上記タンク22aの長さ方向
に亙る寸法がL29(図2)からL29′(図3)にまで縮
まる。この結果、上記タンク22aは上記両長さL29
29′の差分(L29−L29′)だけ、上記タンク22a
の長さが縮まる。尚、上記各塑性変形部29、29を本
例の場合よりも更に多く設ける事により、上記差分を増
やし、上記タンク22aの長さの収縮量を大きくでき
る。又、底板部27及び天板部28にも同様の塑性変形
部を設け、上記タンク22aをより潰れ易くする事もで
きる。
【0024】上述の様に構成する本発明の熱交換器1a
の場合は、衝突事故により、上記各タンク22a、22
bの長さ方向に圧縮荷重が加わると、上記各塑性変形部
29、29が比較的小さい荷重で変形する。この為、本
発明の熱交換器1aの場合には、比較的小さい荷重によ
って図4に示す様に、上記コア部2と上記各タンク22
a、22bとを横方向(上記各タンク22a、22bの
長さ方向)に圧縮する事ができる。従って、上記コア部
2と上記各タンク22a、22bとをほぼ均等に圧縮し
て、衝突事故の際、前記ダッシュボードから熱交換器1
aが突き出す事を防止し、助手席側の乗員を負傷させる
事を防止できる。
【0025】尚、好ましくは図5〜7に示す様に、冷媒
給排管32の一部で上記タンク22aと平行に配置され
た部分に、塑性変形部33を設ける。上記冷媒給排管3
2は、前記送り込み口19aと取り出し口20aとにそ
れぞれその一端部を接続している。そして、上記送り込
み口19a及び取り出し口20aの内周縁と上記冷媒給
排管32の一端部外周面とを気密且つ液密にろう付け結
合している。この様な冷媒給排管32の一部で上記タン
ク22aとほぼ平行な部分に、図5に示す様に、「く」
字形に凹んだ塑性変形部33を設ける。
【0026】上記冷媒給排管32に上記塑性変形部33
を設ければ衝突事故により、上記冷媒給排管32及びタ
ンク22aの長さ方向に圧縮荷重が加わった場合に、図
7に示す様に、上記塑性変形部33が比較的小さい荷重
で座屈する。この為、衝突事故の際に上記冷媒給排管3
2が上記熱交換器1aを後方に強く押す事を防止して、
この熱交換器1aが前記ダッシュボードから突き出し
て、助手席側の乗員を負傷させる事を、より効果的に防
止する。
【0027】
【発明の効果】本発明の熱交換器は、以上の様に構成さ
れ作用する為、衝突事故の際、助手席側の乗員を負傷さ
せる事を防止して、自動車の安全性向上に寄与する事が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す、タンクを構
成する座板及びタンク本体を、重ね合わせる前の状態で
示す斜視図。
【図2】図1の上方から見たA部拡大図。
【図3】塑性変形部が変形した状態を示す、図2と同様
の図。
【図4】本発明の熱交換器がタンクの長さ方向に加わる
荷重により、圧縮された状態を示す模式図。
【図5】冷媒給排管に塑性変形部を設けた1例を示す、
部分断面図。
【図6】図5のB−B断面図。
【図7】塑性変形部を設けた冷媒給排管が荷重を受けて
変形した状態を示す、部分側面図。
【図8】本発明の対象となる熱交換器の1例を示す斜視
図。
【図9】同じく一方のタンクを含む部分を示す、部分分
解斜視図。
【図10】他方のタンクを示す部分分解斜視図。
【図11】タンクと伝熱管素子との接合状態を示す、図
8のC−C断面図。
【図12】従来構造の熱交換器がタンクの長さ方向に加
わる荷重により、圧縮された状態を示す模式図。
【図13】自動車内でのエバポレータの配置状態を、自
動車の上部を取り除いた状態で示す平面図。
【符号の説明】
1、1a 熱交換器 2 コア部 3、3a 伝熱管素子 4 フィン 5 サイドプレート 6a、6b タンク 7 板材 8a、8b 突出部 9 凹部 10 突起 11 折り返し流路 12a、12b 接合部 13a、13b 座板 14a、14b タンク本体 15 接続孔 16 隔壁 17 入口室 18 出口室 19、19a 送り込み口 20、20a 取り出し口 22a、22b タンク 23a 座板 24a タンク本体 25、26 左右側壁 27 底板部 28 天板部 29 塑性変形部 30、31 前後側壁 32 冷媒給排管 33 塑性変形部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対のタンクと、これら各タンクの側面
    にそれぞれ複数個ずつ形成されたスリット状の接続孔
    と、複数の伝熱管素子と、これら各伝熱管素子の内側に
    設けられ、中間部で180度折り返された折り返し流路
    と、上記各伝熱管素子の一端縁部に1対ずつ、互いに間
    隔をあけて設けられ、それぞれが上記各タンクの接続孔
    に挿入自在な接合部と、隣り合う上記各伝熱管素子の外
    側面同士の間に挟持した複数のフィンと、何れかのタン
    クの一部に設けられ、当該タンク内に冷媒を送り込む為
    の送り込み口と、何れかのタンクの一部に設けられ、当
    該タンク内から冷媒を取り出す為の取り出し口と、これ
    ら送り込み口と取り出し口とにそれぞれ挿通された冷媒
    給排管とを備える熱交換器に於いて、上記各タンクに、
    これら各タンクの長さ方向に加わる荷重に基づいて、上
    記各タンクの長さを縮める方向に変形する塑性変形部を
    設けた事を特徴とする熱交換器。
JP25876497A 1997-09-24 1997-09-24 熱交換器 Pending JPH1194489A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009022700A1 (ja) * 2007-08-14 2009-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 冷媒を用いる冷却器

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WO2009022700A1 (ja) * 2007-08-14 2009-02-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 冷媒を用いる冷却器
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