JPH1194090A - カバー組立体 - Google Patents

カバー組立体

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Publication number
JPH1194090A
JPH1194090A JP10197042A JP19704298A JPH1194090A JP H1194090 A JPH1194090 A JP H1194090A JP 10197042 A JP10197042 A JP 10197042A JP 19704298 A JP19704298 A JP 19704298A JP H1194090 A JPH1194090 A JP H1194090A
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JP
Japan
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cover
cover assembly
edge
protrusions
gasket
Prior art date
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Pending
Application number
JP10197042A
Other languages
English (en)
Inventor
Ii Moorisu Jiyuniaa Koridon
コリドン・イー・モーリス,ジュニアー
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Cummins Inc
Original Assignee
Cummins Engine Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Cummins Engine Co Inc filed Critical Cummins Engine Co Inc
Publication of JPH1194090A publication Critical patent/JPH1194090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ねじ付き固定具間の間隔及び流体の圧力によ
って、“破裂”を起さないガスケットを含むカバー組立
体を提供する。 【解決手段】 開口の周りにシールされた接触面を確立
するようパネルの開口を閉鎖するカバー組立体がパネル
へ対するカバーの取り付けのための隙間穴を備えた4角
配置を有するカバー部材を含んでおり、該パネルもまた
整合するパターンの隙間穴を有している。カバー組立体
がキャリアと協働縁部シールとにより構成されているガ
スケット部材を含んでいる。キャリアがカバー部材に対
向している実質的に平坦な面を有しかつ2連のピン状突
起がこの対向面から外方に伸びている。カバー部材が外
方へ伸びている突起を受け入れるように構成されかつ配
置されている2つの実質的に真直な細長い溝と協働する
ように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般には内部が上昇
圧力(大気圧以上)にあるハウジングや外部カバーのよ
うな2つの要素間の接触面のシーリングに関する。より
詳細には、本件発明は成型されたシール及び協働するキ
ャリアを含むガスケットの設計に関する。このガスケッ
トは外部カバーと接触面を形成しガスケットの損傷や該
ガスケットによって形成されているシールされた接触面
の損失を防止する。
【0002】
【従来の技術】エラストマーガスケット又はシールは、
通常、互いに取り付けられる2つの要素であって、さも
なければ漏れ通路が存在するように組み立てられるよう
な2つの要素間に流体密な接触面を形成するために使用
されている。一般には、一方の要素が高圧又はそうでな
い圧力の流体を含んでいる。この一方の要素の開口は他
の要素によって閉鎖され、これら2つの要素がボルト止
めされ又はある状態に互いに取り付けられている。これ
ら2つの要素間の接触面及び開口を取り囲む面が正確に
機械加工されるときでも、その接触面を介して流体が漏
れることが出来るものである。この漏れの可能性は一方
の要素内の流体の圧力が高くなるほど増大する。また、
この漏れの可能性は取り付け点または締め付け荷重点間
の距離が増大するほど増大する。
【0003】ある用法においては、ガスケットは2つの
要素間にサンドイッチされるシール及びキャリアの組合
せ体を含んでいる。開口の周りに伸びているシールはハ
ウジングへ対するカバーの機械的取り付け体によって圧
縮される。このシールの圧縮は、ハウジングの開口周り
の、及び2つの要素の間の、シールされた接触面を形成
し、これにより一方の要素の内側に包含されている流体
の漏れを防止している。これら2つ要素の取り付けは、
通常、4つの角部のように互いに離れた部分に配置され
るねじ付き固定具の使用によって達成される。キャリア
は隙間穴の対応するパターンを有しており、ハウジング
へカバーを取り付けるために使用される該固定具が、カ
バーとハウジングとの間にキャリアを固定しかつ位置付
けるために使用されることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ねじ付き固定具間の間
隔及び流体の圧力によって、ガスケットは“破裂”と呼
ばれるような事態を招くことが出来る。もしガスケット
への締め付け(圧力)荷重が内部流体圧力に耐えるのに
十分ではないなら、ガスケットは側方に偏倚しかつその
シールされた状態から破裂状態となり、それにより流体
がカバーとハウジングとの間の接触面を介して漏れるよ
うになる。
【0005】この破裂の問題を解消する1つの方法は、
ねじ付き固定具間の間隔を減少しかつ/またはキャリア
用の金属板として比較的高強度で剛性の高い金属板を使
用することである。キャリアを強化しかつより多くの締
め付け荷重点を提供することにより、一つの要素(例え
ばハウジング)内の内部圧力が比較的高くなっても、キ
ャリアの側方偏倚、及び次いでシールの移動は起こらな
いであろう。しかしながら、締め付け荷重点間の間隔を
短くするような付加的なねじ付き固定具を付加すること
が可能でないような種々の状況が存在する。またキャリ
アに金属の代わりにプラスチック材料を使用することが
望ましいような多くの状況が存在することがある。例え
ば、断熱を考慮する場合及び/又は低価格を考慮するよ
うな時には、キャリアの素材として金属ではなくプラス
チックの使用が好ましい。通常、プラスチック材料は金
属よりも強度的に劣り、従って失敗と言っても良いほど
に多くの側方偏倚及び変形を経験するであろう。
【0006】ガスケットの破裂を防止しかつ更にキャリ
アへプラスチック材料を使用出来るようにするために本
件発明は考察されたものである。本件発明は、キャリア
のための、更には一緒に接合されるカバー及びハウジン
グのような2つの要素のための、取り付け穴形状に何ら
の変化も要求しないような新規でかつ容易に考えつかな
いような解法を提供するものである。もし4つの角部が
ハウジングへ対するカバーの取り付けのために使用され
かつたとえ角部間の締め付け荷重点間の間隔が重要であ
ったとしても、本件発明は何らの影響も受けずハウジン
グの開口周辺にシールされた接触面を提供するものであ
る。本件発明には2つの基本的な実施例が存在してお
り、これらは共にここに概説したような目的を適切に達
成するのである。
【0007】開口の周囲をシールするためにガスケット
を使用することはかなり古い技術であり、これまでにガ
スケットの配置等を開示している多くの特許が永年にわ
たって発表されてきている。これまでのガスケット形状
及び概念の代表的な例示を示してと思われる特許には下
記のものがある。
【0008】 米国特許番号 特許権者 特 許 発 行 日 2981247 ガエブラー 1961年 4月25日 3063439 カッセル 1962年11月13日 3663740 デレット 1972年 5月16日 4101138 ガジアノ 1978年 7月18日 4784396 スコット等 1988年11月15日 4819953 ジョー 1989年 4月11日 5121933 シルバーズ 1992年 6月16日 5221097 イシカワ等 1993年 6月22日 5377643 シバルスキー 1995年 1月 3日 種々のガスケットがここに記載した特許によって開示さ
れたが、本件発明の重要な特徴は全く開示されていな
い。
【0009】
【課題を解決するための手段】本件発明の一実施例によ
るシールされた接触面を確立するようパネルの開口を横
切って閉鎖するように構成されかつ配置されているカバ
ー組立体は、該パネルへカバーを固定するための固定具
と隙間穴の配置を含んでいるカバー部材と、カバー部材
とパネルとの間に位置付けられるように構成されかつ配
置されているガスケット部材であって、キャリアと協働
シールとを含んでおり、該キャリアが実質的に平坦なカ
バー部材対向面を有しかつ複数の外方へカバー部材対向
面に実質的に垂直をなす方向へ伸びている突起を形成さ
れかつ配置されている該ガスケット部材と、を有し、前
記カバー部材が突起の少なくとも1つを受け入れるよう
に配置されている複数の突起受け入れ凹みを構成されか
つ配置されている。
【0010】本件発明の1つの目的はパネルの開口を横
切って閉鎖しかつその周りをシールする改良されたカバ
ー組立体を提供することである。本件発明の関連する目
的及び利点は下記記載から明白となろう。
【0011】
【発明の実施の形態】本件発明の原理の理解のために、
以下に図面を参照しながら本件発明の実施例について述
べる。ここでは当該実施例を記述するために特定の用語
を使用しているが、これはそれによって本件発明の範囲
を限定する意図を有するものではなく、図示した装置の
更なる変形及び改変、図示した本件発明の原理の更なる
適用等は本件発明の当業者においては通常なし得るもの
であることを理解されよう。
【0012】図1を参照すると、本件発明によるカバー
組立体が示されている。このカバー組立体は、ハウジン
グ21へ搭載されるべきガスケット20と、ハウジング
21へ固着し該ハウジングとの間にガスケット20をサ
ンドイッチ状態に挟持するように当該ハウジング21へ
取り付けられている協働カバー22と、を有している。
分解図を示す図1では、ハウジング21は前面壁24に
開口25を有している中空ユニットとなっている。前面
壁24を強化し及び/又は開口25の形状を画定するた
めにパネル26が使用されている。パネル26及び壁2
4に設けられている4個の貫通孔27〜30は、パネル
26へ対してカバー22及びガスケット20を締め付け
ているねじ付き固定具を受け入れるように設計されてい
る。ハウジング21の内部は高圧の流体を受け入れるよ
うになっている。従ってカバー22とパネル26との間
に締め付けられているガスケット20がなければ、パネ
ル26とカバー22との間から流体が漏れ出す可能性が
ある。ガスケット20に設けられた4個の貫通孔34〜
37とカバー22に設けられた4個の貫通孔38〜41
とが、互いに関して間隔付られた同様の4個の角部と、
パネル26の4個の貫通孔に関して間隔付られた同様の
4個の角部と、を有している。好ましい実施例において
は、ハウジング21はインテークマニフォールドであ
り、よって内部流体は空気である。
【0013】図2及び図3を参照すると、これらにはガ
スケット20の詳細が示されている。ガスケット20
は、成型したプラスチックキャリア45と、成型したゴ
ムシール46と、を含んでいる。このシール46はプラ
スチックキャリア45へ一体的に接合されている。シー
ル46は、開口48の縁部47の周りに伸びかつ該縁部
47に関して均一に配置されている。開口48は開口2
5の周りに縁部のオーバーラップを生じることなく完全
に伸びるような寸法を有して配置されており、それによ
りシール46が開口25の周辺及びその外部に完全に伸
びている。シール46はパネル26へ接触するように配
置されており、開口25を完全に取り囲むシールされた
周辺部を提供している。図3の断面図はキャリア45へ
対するシール46の位置及び厚みをを示している。シー
ルの増大した厚みはカバー22とパネル26との間にて
圧縮されうるようになっており、これにより所望の漏れ
防止接触面を形成するようになっている。もしシール4
6の厚みがキャリア45の厚みと同一でないので、ある
程度シールを圧縮することが出来るのである。
【0014】キャリア45の上縁部49とシール46と
の間には12個のピン状の突起50が設けられている。
これらの突起50はそれぞれキャリア45へ固着されて
おりかつ実質的に上縁部49及び開口縁部51、52と
平行をなしている実質的に直線上に伸びている。これら
12個の突起50は互いに等しい間隔にて配置されてお
り、貫通孔34、37によって示されている2つの上方
の取り付け即ち締め付け荷重位置の間に伸びている。第
2の一連の12個のピン状の突起53が下縁部54とシ
ール46との間に位置付けられている。これらの12個
の突起53はそれぞれキャリア45へ固着されておりか
つ実質的に下縁部54及び開口縁部51、52と平行を
なしている実質的に直線上に伸びている。これら12個
の突起53は互いに等しい間隔にて配置されており、実
質的に突起50の間隔と同一の間隔をなす間隔を有して
配置されている。同様にして、これら12個の突起53
は貫通孔35、36によって示されている2つの取り付
け点即ち締め付け位置の間に位置付けられている。これ
らの突起50及び53は好ましくはキャリア45の一部
をなすように一体物として一体的に成型されている。更
には、それぞれが実質的に円筒形のピンを構成している
2組の12個の突起はキャリア45へドリル形成された
穴へ対して接着剤によって接合されることも出来る。更
には突起とキャリアとをねじ係合によって組みつけるこ
とも出来るであろう。
【0015】カバー22へ対面しているガスケット20
の面55は、実質的に平面をなしかつ2組の突起50及
び53が突出している部分55aを含んでいる。各突起
は実質的にカバー対向面55の部分55aへ対して垂直
をなしている長手方向軸線を有する実質的に円柱形を有
している。かかる形状の目的は、カバー及びパネルに対
するガスケットの側方への偏向を停止するために使用さ
れる2組の突起をキャリアへしっかり固着することにあ
る。偏向を停止するための度合いはガスケットの破裂を
阻止するために充分なものでなければならない。従って
幾らかの僅かな偏向が寸法及び公差に基づき可能であっ
ても、突起50及び53の機能は協働カバー22との衝
接手段を提供し、こうしてシールされた接触面に破壊を
もたらすような大きいガスケットの側方運動は発生しな
いようになっている。
【0016】図4を参照すると、外方のカバー22が詳
細に示されている。図1に示すように、外表面58はス
ムースで実質的に平坦なものとして示されており、破線
59は、カバーの実際の形状が変動出来、実際に、特定
の用途に従って幾つかの異なる形態を取ることが出来る
のである。図1に示す例においては、ハウジング21は
デーゼルエンジンのインテークマニフォルドを示してい
る。
【0017】カバー22は、外表面58と、これに対向
している実質的に平坦で円滑なガスケット対向面63
と、を含んでいる。カバー22の外方周辺縁は、上方縁
部64と、貫通孔38と41との間で上方縁部64に平
行に伸びている突起受け入れる細長溝65と、を含んで
いる。またガスケット対向面63は、下方縁部66を含
んでおり、かつ第2の突起受け入れる細長溝67を画定
している。この細長溝67は貫通孔39と40との間で
下方縁部66に実質的に平行な方向に走っている。予想
されるであろう部分的対称に基づいて、貫通孔38と3
9との間の寸法間隔は実質的に貫通孔40と41との間
の寸法間隔に等しい。同様に貫通孔38と41との間の
寸法間隔は実質的に貫通孔39と40との間の寸法間隔
に等しい。細長溝65、上方縁部64に対して実質的に
平行をなしかつ貫通孔38と41との間に位置付けられ
ているので、貫通孔38と41との間の軸線上にはな
く、上方縁部64の方向の軸線から幾分偏倚している。
細長溝65は該細長溝65内に嵌合するように形成され
た12個の突起50の長さに実質的に一致するような深
さを有している。細長溝65の深さは突起50の最大長
さ即ち突出長さよりも僅かに大きい深さとなっているべ
きである。それによりガスケット対向面63はカバー対
向面55へ対して平坦に衝接することが出来るのであ
る。図示するように、2組の12個の突起はそれぞれ面
68から突き出しかつ該面に対して実質的に垂直になし
ている。
【0018】同様に、下方の細長溝67は、下方縁部6
6に実質的に平行をなしておりかつ貫通孔39と40と
の間に伸びており、下方縁部66の方向の貫通孔軸線か
ら幾分偏倚している。更に、細長溝67は下方の組の1
2個の突起53の先端が該溝67の基部へ達することな
くこれらの突起53を受け入れるように形成された寸法
および深さを有している。これらの溝65、67の長さ
は2組の突起の全部及び間隔を収容するように形成され
ている。好ましい実施例として12個の突起が示されて
いるが、この数は、ガスケット及びカバーの寸法、及び
締め付け荷重が付与される取り付け点間の距離等によっ
て増減され得るであろう。
【0019】上述のように2組の突起50及び53の各
々は実質的に溝65、67の幅に等しい外径寸法を有し
ており、それによりこれらの突起が対応する突起受け入
れ溝65、67内に密嵌するようになっている。そうで
なければ、内部圧力がガスケットを側方へ偏倚させるよ
うな点に達するたびに、突起が対応する溝内で側方への
移動を起こし、ほとんど同時にカバーの外縁に最も近接
した溝の側壁へ衝接するであろう。ガスケットのさらな
る運動を防止するのはこれらの溝65、67の側壁であ
り、これにより破裂が防止される。明らかに、だれでも
突起及び溝が、ガスケットによってもたらされる運動を
最小にするように寸法及び公差を定め、漏れをもたらす
かもしれないようなシールされた接触面の損傷を妨げる
ように望むであろう。
【0020】予期されかつ図5及び図6に示されている
ようなある形態のカバーがカバー71であり、このカバ
ー71はコンパートメント72を有しており、該コンパ
ートメント内には、図示していないエンジンコントロー
ルモジュール(ECM)が位置している。3本のマルチ
ピンコネクター73、74、75がECMへ電気的接続
インターフェースを提供している。開口25及びインテ
ークマニフォルドの内部に面しているカバーの反対側に
は一連のヒートシンクフィン77が配置されている。各
フィンは開口25を介してインテークマニフォルドのエ
アストリームインサイド内へ伸びている。
【0021】図7を参照すると、ここには図1に示すガ
スケット20の変形例が示されている。このガスケット
80は、ガスケット20の2組の12個の突起50、5
3が省略されていることを除けば該ガスケット20と同
一である。ガスケットを保持しかつガスケットの破裂を
防止するために、カバー81(図8及び図9参照)には
その上縁部82に沿って内方へ指向された細長いリップ
部83が配置されている。同様なリップ部84がカバー
81の下縁部85に沿って配置されている。これら2つ
のリップ部をガスケットの方へ伸ばすようにかつガスケ
ットの縁部に重なるように配置することにより、2つの
リップ部83、84はガスケットの幾分かの外方運動を
制限するリテーナーとして機能する。シールされた接触
面が喪失されるようにガスケットが外方又は側方へ移動
しようとするときはいつでも、該ガスケットは対応する
リップ部へ衝接しガスケットのそれ以上の運動を防止す
る。前述のように、ガスケットの予期された運動は、ガ
スケット及びカバーの面に対して平行な方向である。対
応するハウジングの内部の圧力レベルによってもたらさ
れうるこの側方運動は、シールされた接触面が喪失され
ないように制限される必要がある。
【0022】2つのリップ部83、84はカバー81の
一体物として形成されることが出来、又はこれらのリッ
プ部は要素部品として別途成形されついでカバーの対応
する縁部へしっかり固着されることも出来る。適当な接
着剤による取り付けは1つの選択枝である。ねじ付き固
着具の使用は別の選択枝である。
【0023】この発明の記載は一般に、ハウジングの内
部が上昇圧力(大気圧以上)にある状態に関して述べて
いるが、この発明はその他の圧力の組合せにも適用され
ることを理解すべきであり、従ってガスケットの内部圧
力は、ガスケットの特性及び対応するカバーの特性が適
当な方向における圧力に対する抵抗を提供するようにな
っている限り、ガスケットの外側の圧力よりも高くも又
は低くも出来るのである。
【0024】本件発明は図面及び記述によって詳細に開
示されてきたが、これらは例示であり本件発明の特性を
制限するためのものではないことを理解されるべきであ
り、単に好ましい実施例が図示されかつ記述されている
ものと理解されるべきである。また本件発明の精神に属
する全ての変更及び改変等は本件発明によって保護され
るべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の標準的な実施例によるパネルへ対し
て取り付けるためのカバー組立体の分解図である。
【図2】図1に示すカバー組立体の一部を構成している
ガスケットの斜視図である。
【図3】図2の線3−3に沿って見た図2に示すガスケ
ットの断面を示す側方立面図である。
【図4】図1に示すカバー組立体のカバー部材の斜視図
である。
【図5】図1に示すカバー組立体の一部として使用する
のに適している別のカバー部材の斜視図である。
【図6】図5に示す別のカバー部材の反対側の斜視図で
ある。
【図7】本件発明の別の実施例による別のカバー組立体
の分解図である。
【図8】図7に示すカバー組立体の一部を構成している
カバー部材の斜視図である。
【図9】図8の線9−9に沿って見た側方立面図であ
り、図7のカバー組立体のガスケット部材を破線形状に
て付加している図である。
【符号の説明】
20:ガスケット 21;ハウジング 22:協働カバー 24:前面壁 25:開口 26:パネル 27〜30:貫通孔 34〜41:貫通
孔 45:プラスチックキャリア 46:ゴムシール 47:縁部 48:開口 49:上縁部 50:突起 51、52:開口縁部 53:突起 54:下縁部 55:面 55a:部分 58:外表面 59:破線 63:ガスケット
対向面 64:上方縁部 65:細長溝 66:下方縁部 67:細長溝 68:面 71:カバー 72:コンパートメント 73〜75:ピン
コネクター 77:シートシンクフィン 80:ガスケット 81:カバー 82:上縁部 83、84:リップ部 85:下縁部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールされた接触面を確立するようパネ
    ルの開口を横切って閉鎖するように構成されかつ配置さ
    れているカバー組立体であって、 該パネルへカバーを固定するための取付手段を含んでい
    るカバー部材と、 カバー部材とパネルとの間に位置付けられるように構成
    されかつ配置されているガスケット部材であって、キャ
    リアと協働シールとを含んでおり、該キャリアが実質的
    に平坦なカバー部材対向面を有しかつ複数の外方に伸び
    ている突起を形成されかつ配置されている該ガスケット
    部材と、 各々が前記外方へ伸びている突起の少なくとも1つを受
    け入れるように配置されている複数の突起受け入れ凹み
    を構成されかつ配置されている前記カバー部材と、 を有しているカバー組立体。
  2. 【請求項2】 前記キャリアが実質的に前記パネルの開
    口と整合する間隙開口を含んでいる請求項1に記載のカ
    バー組立体。
  3. 【請求項3】 前記間隙開口が第1縁部と該間隙開口の
    反対側にある第2縁部とを有しており、前記突起の少な
    くとも1つが前記第1縁部に近接して位置付けられてお
    り、かつ前記突起の少なくとも1つが前記第2縁部に近
    接して位置付けられている、請求項2に記載のカバー組
    立体。
  4. 【請求項4】 複数の前記突起が前記第1縁部に近接し
    て位置付けられており、かつ複数の前記突起が前記第2
    縁部に近接して位置付けられている、請求項3に記載の
    カバー組立体。
  5. 【請求項5】 各々が実質的に直線のかつ細長い溝とし
    て構成されかつ配置されている合計2つの突起受け入れ
    凹みを有している請求項4に記載のカバー組立体。
  6. 【請求項6】 前記外方へ伸びている突起の各々が前記
    カバー部材対向面に実質的に垂直をなす方向へ伸びてい
    る請求項1に記載のカバー組立体。
  7. 【請求項7】 シールされた接触面を確立するようパネ
    ルの開口を横切って閉鎖するように構成されかつ配置さ
    れているカバー組立体であって、 該パネルへカバー部材を固定するための複数の間隔を置
    いている取付手段位置を含んでいるカバー部材と、 カバー部材とパネルとの間にガスケット部材を固定する
    ため前記取付手段位置と整合する複数の間隔を置いてい
    る取付手段位置を含んでおりかつキャリアと協働シール
    とを含んでいるガスケット部材であって、該キャリアが
    実質的に平坦なカバー部材対向面を有しかつ複数の外方
    に伸びている突起を形成されかつ配置されており、前記
    突起の少なくとも1つが前記取付手段位置の第1の位置
    と第2の位置との間に位置付けられかつ前記突起の少な
    くとも1つが前記取付手段位置の第3の位置と第4の位
    置との間に位置付けられている、該ガスケット部材と、 を有しているカバー組立体。
  8. 【請求項8】 前記キャリアが実質的に前記パネルの開
    口と整合する間隙開口を含んでいる請求項7に記載のカ
    バー組立体。
  9. 【請求項9】 前記間隙開口が第1縁部と該間隙開口の
    反対側にある第2縁部とを有しており、前記突起の少な
    くとも1つが前記第1縁部に近接して位置付けられてお
    り、かつ前記突起の少なくとも1つが前記第2縁部に近
    接して位置付けられている、請求項8に記載のカバー組
    立体。
  10. 【請求項10】 複数の前記突起が前記第1縁部に近接
    して位置付けられており、かつ複数の前記突起が前記第
    2縁部に近接して位置付けられている、請求項9に記載
    のカバー組立体。
  11. 【請求項11】 各々が実質的に直線のかつ細長い溝と
    して構成されかつ配置されている合計2つの突起受け入
    れ凹みを有している請求項10に記載のカバー組立体。
  12. 【請求項12】 前記外方へ伸びている突起の各々が前
    記カバー部材対向面に実質的に垂直をなす方向へ伸びて
    いる請求項7に記載のカバー組立体。
JP10197042A 1997-07-11 1998-07-13 カバー組立体 Pending JPH1194090A (ja)

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