JPH1193425A - 物体の落下防止用ネット材およびマンホール構造体 - Google Patents

物体の落下防止用ネット材およびマンホール構造体

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JPH1193425A
JPH1193425A JP10198424A JP19842498A JPH1193425A JP H1193425 A JPH1193425 A JP H1193425A JP 10198424 A JP10198424 A JP 10198424A JP 19842498 A JP19842498 A JP 19842498A JP H1193425 A JPH1193425 A JP H1193425A
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JP
Japan
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net
preventing
falling
net material
resin
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JP10198424A
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Inventor
Hideyuki Yamamoto
英行 山本
Takehiko Mitsuyoshi
威彦 三吉
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、重量物の物体である地下埋設電気ボ
ックスなどのマンホールの蓋が落下した場合にも、電気
ケーブルや通信ケーブルなどを損傷させることがなく、
また、軽量の取扱い性に優れたマンホールの蓋の落下防
止用ネット材およびマンホール構造体を提供せんとする
ものである。 【解決手段】本発明の物体の落下防止用ネット材は、マ
ンホールの蓋の落下を防止するためのネットであって、
該ネットが、少なくとも1方向の引張破断強度が1m幅
に換算して、5tf/m以上50tf/m以下である繊
維材料よりなることを特徴とするものである。また、本
発明のマンホール構造体は、かかるマンホールの蓋の落
下防止用ネット材が、マンホールの蓋支持枠体に取り付
けられていることを特徴とするものでである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物体の落下を防
止するネット材、具体的には地下埋設電気ボックス等の
マンホールの蓋の落下防止の目的で設置されるマンホー
ルの蓋の落下防止用ネット材およびマンホール構造体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、町並みから電信柱が消え、地下の
共同溝(地下埋設電気ボックス)に電気ケーブルや通信
ケーブルが配線される。この共同溝にはメンテナンスの
ために、人が入ることができるマンホールが所々に設置
される。このマンホールの蓋は従来の円形では無く長方
形であること、蓋の重量が約100kgと重いことによ
り、蓋の開閉時に電気ボックスの中に落とし、電気ケー
ブルや通信ケーブルを損傷してしまう可能性がある。従
って、この蓋の落下防止の目的で、蓋の直下に落下防止
材が設置されるものである。
【0003】この落下防止材としては、従来鉄製のグレ
ーチング(格子状のもの)が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのグレーチ
ングの落下防止材は重量が重く、開閉にあたり大変な労
力を要するとともに、落下防止材を落としてしまった場
合には、落下防止材によって電気ケーブルや通信ケーブ
ルを損傷してしまうなどの問題があった。
【0005】本発明は、重量物である地下埋設電気ボッ
クスなどのマンホールの蓋が落下した場合にも、電気ケ
ーブルや通信ケーブルなどを損傷させることがなく、ま
た、軽量の取扱い性に優れたマンホールの蓋の落下防止
用ネット材およびマンホール構造体を提供せんとするも
のである。また、マンホールの蓋に限らず、あらゆる物
体の落下防止を目的に軽量で取り扱い性に優れた落下防
止用ネット材を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明の物体の落下防止用ネット材は、物体の落下
を防止するためのネットであって、該ネットが、少なく
とも1方向の引張破断強度が1m幅に換算して、5tf
/m以上50tf/m以下である繊維材料よりなること
を特徴とするものである。
【0007】また、本発明のマンホール構造体は、かか
る物体の落下防止用ネット材が、マンホールの蓋支持枠
体に取り付けられていることを特徴とするものでであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、取扱い性と、マンホー
ルの蓋の落下防止材や蓋そのものの落下による、電気ケ
ーブルや通信ケーブルなどの損傷防止性に優れたマンホ
ール構造体について、鋭意検討したところ、特定なネッ
トを使用することにより、上述課題を一挙に解決するこ
とを究明し、本発明に到達したものである。
【0009】ここで、本発明でいう物体とは、本発明で
はマンホールの蓋について言及しているが、特に限定す
るものではなく、落下防止処置を必要とするものであれ
ばあらゆるものが含まれる。また、本発明のネット材、
つまり物体としてのマンホールの蓋の落下防止材は、地
下埋設電気ボックス等のマンホールの蓋が落下した場合
にも、蓋を受け止めて破れない高強度と、下に位置する
電気ケーブルや通信ケーブルまでたわまない低伸度が同
時に要求される。具体的な強さとしては、図1に示すよ
うに、長さ1mの該ネットの両端を固定したうえで水平
に保持し、該ネットの表面から20cmの高さから、重
量200kgの鉄製の立方体を、面や頂点ではなく辺が
下になるように落下させた時に、該ネットが鉄製の立方
体が貫通する破れが生じず、かつ該ネットの鉛直方向の
たわみが200mm以下が必要であり、好ましくは15
0mm以下、さらに好ましくは120mm以下の範囲内
のたわみが要求される。
【0010】この時該ネットとして必要な強度は、引張
破断強度が1m幅に換算して、5tf/m以上50tf
/m以下である。5tf/m未満であれば、蓋の落下の
衝撃に耐えきれず該ネットが破れてしまい、50tf/
mを越えると、破れないもののオーバースペックとなり
経済的ではない。
【0011】この特性を発揮するために必要な繊維材料
としては、金属繊維や天然繊維をはじめ、ポリアミド繊
維、ポリエステル繊維、ポリアラミド繊維、炭素繊維、
高強度ポリエチレン繊維などの合成繊維が用いられる
が、軽量で高強度で低伸度が望まれることから、ポリア
ラミド繊維、炭素繊維、高強度ポリエチレン繊維などが
好ましく用いられる。これのら中でもパラ系ポリアラミ
ド繊維が特に好ましく用いられる。
【0012】これら合成繊維材料の中でも、引張強度が
非常に重要な特性であり、単糸引張強度が14gf/d
以上100gf/d以下の合成繊維が好ましく用いられ
る。14gf/d未満であれば、必要な糸量が非常に大
きくなり、後述する十分な目空きを確保できない。ま
た、単糸引張強度はいくらでも大きくてもかまわない
が、100gf/dを越える合成繊維は商業ベースでは
存在せず、開発費用を考えると経済的では無い。
【0013】これらの合成繊維材料は、強度が高いだけ
では不十分であり、低い伸度を必要とすることは既に述
べた。この低伸度を達成するために、引張破断伸度が
0.4%以上5%以下の合成繊維材料が好ましく用いら
れる。5%を越えると、蓋落下時のたわみが大きく下の
電気ケーブルや通信ケーブルを損傷してしまう。また、
引張破断伸度は低ければ低いほど好ましいが、0.4%
未満のような合成繊維は商業ベースでは存在せず、開発
費用を考えると経済的ではない。
【0014】また、このネットは地中に設置されること
より、雨水の進入があり、ほこりの進入がある。従っ
て、透水性、通気性に優れるほうが好ましく、メッシュ
織物が好ましく使用される。その空隙部分である目の大
きさは、2mm以上100mm以下が好ましく用いられ
る。2mm未満であれば、ほこりが目に溜まってしま
い、100mmを越えれば、目が大きすぎるため、蓋の
角(頂点)部分からの落下に対して、十分な捕捉効果が
得られないのである。
【0015】これらメッシュ織物としては、絡み織りも
しくは紋紗織りもしくはバスケット織りの織り構造やラ
ッセル編み構造が好ましく用いられる。
【0016】また、これらの織物には、表面の擦過防止
の目的で、樹脂加工が好ましく施される。ここで用いら
れる樹脂はハロゲンを含有しない樹脂が好ましく用いら
れ、さらに好ましくは、ポリオレフィン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂から選
ばれた少なくとも1種もしくはそれらの混合物が用いら
れる。また、樹脂に着色剤、紫外線吸収剤、紫外線遮蔽
剤、ハロゲンを含まない難燃剤から選ばれた少なくとも
1種を添加することが好ましく行われる。該ネットは、
鉄のグレーチングなどに比較して柔軟で取り扱い性が良
好であることが好ましく、JIS L 1096 6.
20 曲げ反発性A法(ガーレ剛軟度)による剛軟度
が、5000mg以下であることが好ましい。
【0017】本発明の該ネットは、長さ1mの落下防止
材の両端を固定し、かつ、水平に保持した形で展張した
とき、該ネットの表面から20cmの高さから、重量2
00kgの鉄製の立方体を、面や頂点では無く辺が下に
なるように落下させても破れず、かつ該ネットの鉛直方
向のたわみが200mm以下が必要であり、好ましくは
150mm以下、さらに好ましくは120mm以下であ
る物性を有するものであるのが好ましい。
【0018】かかるネットをその優れた物性を100%
利用するために、該ネット端部を芯材を介して折り返
し、該ネットの折り返し長さよりも短い幅の2枚の板材
により挟み込んで固定された補強構造体の形で使用する
のが好ましい。すなわち、高強度、低伸度の該ネットで
あっても、該ネットの持つ引張強度を発揮させるよう
に、マンホールの枠に固定しなければ、固定部にて低い
強度で破断してしまうことがある。従って、その固定方
法としては、図2に示すように、該ネットの端部をロー
プを中に入れて折り返し、その折り返し長さよりも短い
幅の2枚の板材にて、板材の長さ方向の一辺をロープに
よるふくらみに接するように、上下両方向からはさむ固
定方法が好ましく用いられる。
【0019】かかる板材としては、該芯材に接する該板
材の角部分に、該ネットの切断を防止する加工が施され
ているものが好ましく、たとえば、テーパー加工、アー
ル加工および面取り加工から選ばれた1種の加工を施し
たものが好ましい。すなわち、かかる加工によって、該
ネットの最も力のかかる部分であるロープと板材のエッ
ジに挟まれた部分において、板材のエッジにより該ネッ
トが破断されるのを防ぐものである。ここでいう該補強
構造体は、枠体状の構造体が好ましく使用される。
【0020】かかるマンホールの蓋の落下防止用ネット
材は、マンホールの蓋支持枠体に取付け取外し自在に取
り付けられて、マンホール構造体を構成しているもので
ある。かかるマンホールとしては、矩形状の蓋と、矩形
状の支持体とで構成されているものである場合に本発明
の該ネットの落下防止効果が十分に発揮される。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。 実施例1 経糸に、ポリアラミド繊維(東レ・デュポン製「ケブラ
ー」)を用い、緯糸にポリエステル繊維を用いて、20
mm目空きの絡み織り構造の織物を試作した。このポリ
アラミド繊維の単糸引張強度は22gf/dであり、引
張伸度は3.6%であった。織物の経方向の引張強度は
1m幅に換算して10.6tf/mであった。この織物
にアクリル樹脂により、樹脂加工を施した。そのガーレ
剛軟度は28000mgであった。
【0022】この織物を、該ネットの端部をロープを中
に入れて折り返し、その折り返し長さよりも短い幅の2
枚の板材にて、板材の長さ方向の一辺をロープによるふ
くらみに接するように、上下両方向からはさんだ。この
板材のロープによるふくらみに接する辺は、テーパ加工
により、あらかじめ角を滑らかにしておいた。次に、長
さ1mの該ネットの両端を固定したうえで水平に保持
し、該ネットの表面から20cmの高さから、重量20
0kgの鉄製の立方体を、面や頂点では無く辺が下にな
るように落下させ、該ネットが破れるか、該ネットの鉛
直方向のたわみが120mm以下になるかを評価した。
さらに、重さによる取り扱い易さを評価した。得られた
結果を表1に示す。
【0023】実施例2 経糸に、炭素繊維(東レ製「トレカ」)を用い、緯糸に
ポリエステル繊維を用いて、20mm目空きの絡み織り
構造の織物を試作した。この炭素繊維の単糸引張強度は
35gf/dであり、引張伸度は1.2%であった。織
物の経方向の引張強度は1m幅に換算して16.3tf
/mであった。この織物にアクリル樹脂により、樹脂加
工を施した。この織物を実施例1と同様に固定し、実験
を行った。得られた結果を表1に示す。
【0024】比較例1 経糸に、ポリエステル繊維(東レ製「テトロン」)を用
い、緯糸にポリエステル繊維を用いて、20mm目空き
の絡み織り構造の織物を試作した。この経糸のポリエス
テル繊維の単糸引張強度は8gf/dであり、引張伸度
は14%であった。織物の経方向の引張強度は1m幅に
換算して4.6tf/mであった。この織物にアクリル
樹脂により、樹脂加工を施した。そのガーレ剛軟度は2
0000mgであった。この織物を実施例1と同様に固
定し、実験を行った。得られた結果を表1に示す。
【0025】比較例2 直径10mmの鉄棒を縦横30mmピッチで溶接した格
子状の溶接金網を作成した。その剛軟度は高くて測定不
能であった。その端部を実施例1で用いた2枚の板材に
て上下両方から挟んで固定し、実験を行った。得られた
結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明の物体の落下防止用ネット材およ
びマンホール構造体は、以下のような優れた効果を発揮
することができる。
【0028】(1) 地下埋設電気ボックスの蓋を誤って落
下させても、 ・落下防止用ネット材を貫通する破れが生じない ・落下防止用ネット材が必要以上にたわまない ことにより、落下防止材の下に設置される電気ケーブル
や通信ケーブルを損傷することが無い。
【0029】(2) 鉄製グレーチングに比較して軽いこと
により、落下防止材を労力少なく取り外したり設置した
りすることができる。
【0030】(3) 鉄製グレーチングに比較して軽いこと
により、落下防止材を誤って、電気ケーブルや通信ケー
ブルの上に落とす可能性が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の落下防止材の落下テストの模
式図である。
【図2】図2は、本発明の落下防止材の端部の固定部へ
の固定方法の模式図である。
【符号の説明】
1:落下防止材 2:固定部 3:重量200kgの鉄の立方体 4:板材 5:ロープ 6:角を滑らかにしたエッジ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体の落下を防止するためのネットであっ
    て、該ネットの少なくとも1方向の引張破断強度が、1
    m幅に換算して、5tf/m以上50tf/m以下であ
    る繊維材料よりなることを特徴とする物体の落下防止用
    ネット材。
  2. 【請求項2】該繊維材料は、単糸引張強度が14gf/
    d以上100gf/d以下である繊維を少なくとも1種
    含むものである請求項1記載の物体の落下防止用ネット
    材。
  3. 【請求項3】該繊維材料は、引張破断伸度が0.4%以
    上5%以下である繊維を少なくとも1種含むものである
    請求項1記載の物体の落下防止用ネット材。
  4. 【請求項4】該繊維材料が、ポリアラミド繊維、高強度
    ポリエチレン繊維および炭素繊維から選ばれた少なくと
    も1種を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載
    された物体の落下防止用ネット材。
  5. 【請求項5】該ポリアラミド繊維は、パラ系ポリアラミ
    ド繊維である請求項4記載された物体の落下防止用ネッ
    ト材。
  6. 【請求項6】該ネットは、目の大きさが2mm以上10
    0mm以下である織物である請求項1記載の物体の落下
    防止用ネット材。
  7. 【請求項7】該織物は、絡み織りもしくは紋紗織りもし
    くはバスケット織りの構造を有するものである請求項6
    記載の物体の落下防止用ネット材。
  8. 【請求項8】該ネットは、目の大きさが2mm以上10
    0mm以下のラッセル編成物である請求項1記載の物体
    の落下防止用ネット材。
  9. 【請求項9】該ネットが、樹脂加工されてなるものであ
    る請求項1記載の物体の落下防止用ネット材。
  10. 【請求項10】該樹脂加工に用いる樹脂は、ハロゲンを
    含有しないことを特徴とする請求項8記載の物体の落下
    防止用ネット材。
  11. 【請求項11】該樹脂加工に用いる樹脂がポリオレフィ
    ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
    リウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ酢酸ビニ
    ル系樹脂から選ばれた少なくとも1種であることを特徴
    とする請求項9記載の物体の落下防止用ネット材。
  12. 【請求項12】該樹脂加工に用いる樹脂は、着色剤、紫
    外線吸収剤、紫外線遮蔽剤、ハロゲンを含まない難燃剤
    から選ばれた少なくとも1種が添加されていることを特
    徴とする請求項9記載の物体の落下防止用ネット材。
  13. 【請求項13】該ネットのJIS L 1096 6.
    20 曲げ反発性A法(ガーレ剛軟度)による剛軟度
    が、5000mg以下であることを特徴とする請求項1
    記載の物体の落下防止用ネット材。
  14. 【請求項14】該ネットが、長さ1mの落下防止材の両
    端を固定し、かつ、水平に保持した形で展張したとき、
    該ネットの表面から20cmの高さから、重量200k
    gの鉄製の立方体を面や頂点では無く辺が下になるよう
    に落下させても、鉄製の立方体が貫通する破れを生じ
    ず、かつ該ネットの鉛直方向のたわみが200mm以下
    である物性を有するものである請求項1、2、6および
    7のいずれかに記載の物体の落下防止用ネット材。
  15. 【請求項15】該ネットが、該ネット端部を芯材を介し
    て折り返し、該ネットの折り返し長さよりも短い幅の2
    枚の板材により挟み込んで固定された補強構造体である
    請求項1、2、6、9および14のいずれかに記載の物
    体の落下防止用ネット材。
  16. 【請求項16】該板材は、該芯材に接する該板材の角部
    分に、該ネットの切断を防止する加工が施されている請
    求項15記載の物体の落下防止用ネット材。
  17. 【請求項17】該ネットの切断を防止する加工が、テー
    パー加工、アール加工および面取り加工から選ばれた1
    種である請求項16記載の物体の落下防止用ネット材。
  18. 【請求項18】該補強構造体が、枠体状の構造体である
    請求項15記載の物体の落下防止用ネット材。
  19. 【請求項19】請求項1〜18のいずれかに記載の物体
    の落下防止用ネット材が、マンホールの蓋支持枠体に取
    り付けられていることを特徴とするマンホール構造体。
  20. 【請求項20】該マンホールが、矩形状の蓋と、矩形状
    の支持体とで構成されているものである請求項19記載
    のマンホール構造体。
JP10198424A 1997-07-22 1998-07-14 物体の落下防止用ネット材およびマンホール構造体 Pending JPH1193425A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004036337A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Tokyo Seiko Seni Rope Kk 落橋防止装置
JP2019157285A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 東レ・デュポン株式会社 織編用高強力繊維
JP2021093905A (ja) * 2019-11-28 2021-06-17 不二高圧コンクリート株式会社 ケーブル収納・分岐用コンクリート製品

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