JPH1192694A - エマルジョン組成物 - Google Patents

エマルジョン組成物

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JPH1192694A
JPH1192694A JP25973397A JP25973397A JPH1192694A JP H1192694 A JPH1192694 A JP H1192694A JP 25973397 A JP25973397 A JP 25973397A JP 25973397 A JP25973397 A JP 25973397A JP H1192694 A JPH1192694 A JP H1192694A
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JP
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weight
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component
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JP25973397A
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Yoshiaki Takezawa
好昭 竹澤
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた防汚効果を有し、基材表面に自然界の
化学的、物理的要因により発生した劣化部、擦り傷部を
遮蔽し、耐摩耗性、光沢の保持、耐候性、撥水性、美観
の向上などを付与することができ、さらには汚れの付着
が少なく、汚れが付着しても容易に除去でき、本来の基
材の美観を美しい状態で保護可能なエマルジョン組成物
を提供する。 【解決手段】 (A) 特定のアルコキシシランもしくはそ
の部分加水分解物100 重量部、(B) 特定の水酸基含有分
岐状ポリオリガノシロキサン樹脂50〜200 重量部、(C)
アルキル変性シリコーンオイル5〜50重量部、(D) 25℃
における粘度が50〜200000cPのジメチルシリコーンオイ
ル2〜50重量部、(E) 炭化水素系溶剤および/または揮
発性シリコーンの1種および/またはそれらの混合物10
00〜20000 重量部、(F) 天然および/または合成ワック
ス100 〜1000重量部、(G) 界面活性剤1〜600 重量部、
および(H) 水 1250〜60000 重量部を含有するエマルジ
ョン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、基材表面の保護用エマル
ジョン組成物に関し、さらに詳しくは保存安定性、塗布
性に優れ、基材に塗布した後、短時間の低温加熱下また
は室温下で皮膜を形成し、形成皮膜は、基材表面への優
れた防汚効果を有し、基材表面に自然界の化学的、物理
的要因により発生した劣化部、擦り傷部を遮蔽し、耐摩
耗性、耐候性、撥水性、美観の向上などを付与すること
ができ、本来の基材の美観を美しい状態で保護可能な皮
膜形成型のエマルジョン組成物に関する。
【0002】
【発明の技術的背景とその問題点】建築物の表面や自動
車の塗装面は、排気ガス、酸性雨、砂塵などの影響や、
塩害、凍害などのさまざまな化学的、物理的影響を受け
て表面が劣化し、美観が低下するという問題がある。そ
のため、建築物壁面や自動車の塗装面の美観の低下を防
止する方法および低下した面を補修する方法が種々検討
されている。建築物の表面を補修する方法として、例え
ば、洗浄剤を用いて壁面の表面を洗浄し汚れを除去する
方法がある。しかしながら洗浄剤を用いての方法は、壁
面表面に付着した汚れを除去できても、洗浄剤およびブ
ラシ等の影響を受けるため、表面の美観を再度向上させ
るまでには至らない。洗浄後の美観の向上として、炭化
水素などのワックス成分を主成分とした水性エマルジョ
ン溶液や有機溶剤溶液を塗布することも提案されている
が、埃の巻き込みによる汚れの再付着、耐水性不良に伴
う皮膜の流れ落ちや剥離等の問題があった。また、コン
クリートなどの多孔質無機材料などに、シラン化合物や
ポリシロキサンを主成分とするコーティング剤を塗布
し、撥水性を付与して劣化を防止する方法が知られてい
る(特開昭57−126878号公報、特開平1−29
2089号公報、特開平2−70787号公報参照)。
しかし、美観の低下した壁面の補修方法や、コーティン
グ剤を塗布後の補修方法については記載されておらず、
さらに改善が必要であった。また、自動車の塗装面等に
使用される撥水艶出し剤として、一般にカルナバワック
ス、モンタンワックス、パラフィンワックス、マイクロ
ワックス、ポリエチレンワックスなどの天然物または合
成ワックスとシリコーンオイル類を溶剤に溶解もしくは
分散して得られる溶剤タイプや固形タイプ、或いは以上
の成分に乳化剤と水とで乳化して得られるタイプなどが
挙げられる。溶剤タイプは、撥水性に優れているが拭き
取りなどの作業性が悪く、また乳化タイプは作業性に優
れているが、撥水性に劣る欠点がある。また、これら従
来のワックスは、光沢の保持、撥水性の保持、防汚性な
ども十分ではなく、特に持続性が劣るという欠点があ
り、さらなる向上が望まれていた。さらに、有機溶剤を
溶媒とする表面処理剤においては、取り扱い時の安全性
や環境衛生の問題があり、そのため水を分散媒とするエ
マルジョン型の処理剤が望まれている。しかし、水を溶
媒としたために、基材に塗布した場合に、ハジキなどの
現象が生じるなどの問題があり、さらに改善が望まれて
いた。
【0003】
【発明の目的】本発明者は、上記の問題点を解消し、優
れた防汚効果を有し、基材表面に自然界の化学的、物理
的要因により発生した劣化部、擦り傷部を遮蔽し、耐摩
耗性、光沢の保持、耐候性、撥水性、美観の向上などを
付与することができ、さらには汚れの付着が少なく、汚
れが付着しても容易に除去でき、本来の基材の美観を美
しい状態で保護可能なエマルジョン組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【発明の構成】本発明者は、上記目的を達成するために
種々検討した結果、特定のシロキサン成分と天然および
/または合成ワックスを組み合わせ、水を分散媒とする
1液型のエマルジョン組成物であって、その形成皮膜
が、優れた防汚効果を有し、基材表面に自然界の化学
的、物理的要因により発生した劣化部、擦り傷部を遮蔽
し、耐摩耗性、光沢の保持、耐候性、撥水性、美観の向
上などを付与することができ、さらには汚れの付着が少
なく、汚れが付着しても容易に除去でき、本来の基材の
美観を美しい状態に保護可能な皮膜形成型のエマルジョ
ン組成物を提供できることを見出し、本発明を成すに至
った。即ち、本発明は、 (A) 一般式 R1 nSi(OR2)4-n (式中、R1はハロゲン原子で置換されていてもよい1価
炭化水素残基、R2は炭素数1〜4のアルキル基、および
n は0〜2の整数である)で示されるアルコキシシラン
もしくはその部分加水分解物 100 重量部 (B) R3 3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなり(R3は1価の
炭化水素基を表す)、ケイ素原子に結合した水酸基を有
する分岐状ポリオリガノシロキサン樹脂50〜200 重量部 (C) アルキル変性シリコーンオイル 5〜50重量部 (D) 25℃における粘度が50〜200000cPのジメチルシリコ
ーンオイル 2〜50重量部 (E) 炭化水素系溶剤および/または揮発性シリコーンの
1種および/またはそれらの混合物 1000〜20000 重量
部 (F) 天然および/または合成ワックス 100 〜1000重量
部 (G) 界面活性剤 1〜600 重量部および (H) 水 1250〜60000 重量部 を含有するエマルジョン組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明のエマルジョン組成物に使用される(A) 成
分は、 一般式 R1 nSi(OR2)4-n で表されるアルコキシシランおよび/またはその部分加
水分解物であり、本発明のコーティング剤組成物におい
て各成分を安定的に分散させコーティング皮膜の基材へ
の密着性を向上させ、持続性を保持するための成分であ
る。(A) 成分におけるR1はハロゲン原子で置換されてい
てもよい1価炭化水素残基であり、互いに同一でも相違
なものでもよい。このようなハロゲン原子で置換されて
もよい1価炭化水素残基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、オ
クチル基、デシル基、ドデシル基のような炭素数1〜12
のアルキル基;ビニル基、アリル基のようなアルケニル
基;フェニル基、トリル基、キシリル基のようなアリー
ル基;β−フェニルエチル基、β−フェニルプロピル基
のようなアラルキル基のような1価の炭化水素基などが
例示されるオルガノシランおよび/またはその部分加水
分解物であり、これらの中でも入手の容易なことからメ
チル基、エチル基、プロピル基が好ましい。(A) 成分に
おけるOR2 はアルコキシ基であり、これらの中でも硬化
反応時に発生する副生成物の臭気が少なく、硬化性およ
び皮膜特性が良好なことから、R2は炭素数1〜4のアル
キル基、およびn は0〜2の整数で示されるものが好ま
しく、特に好ましくはメトキシ基およびエトキシ基であ
る。アルコキシシランの部分加水分解物は、公知の方法
で容易に得ることができる。すなわちメチルトリアルコ
キシシラン、ジメチルジアルコキシシラン、テトラアル
コキシシラン、フェニルトリアルコキシシラン、ジフェ
ニルジアルコキシシラン、メチルフェニルジアルコキシ
シランなどのアルコキシシラン類ならびにアルキルアル
コキシシランのアルキル基をエチル基、プロピル基、ブ
チル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、ドデシル基のような炭素数1〜12のようなアルキル
基;ビニル基、アリル基のようなアルケニル基;トリル
基、キシリル基のようなアリール基のような1価の炭化
水素基などで置換した有機ケイ素化合物類の中から選択
される1種あるいはそれらの混合物を適宜選択して、触
媒の存在下で加水分解あるいは部分加水分解して得るこ
とができる。上記化合物を合成するための触媒として
は、無水酢酸、氷酢酸、プロピオン酸、安息香酸、ギ
酸、酢酸、シュウ酸などの有機酸;テトラブトキシチタ
ネート、テトライソプロポキシチタネートのようなチタ
ン酸エステル;メチルトリクロロシラン、ジメチルジク
ロロシランのようなクロロシラン;アンモニア水のよう
な無機塩基、エチレンジアミン、トリエタノールアミン
のような有機塩基などが例示される。また、(A) 成分と
して、以上のようにして得られた、それぞれ特性の異な
る硬化性シロキサンを複合ブレンドして使用することも
差し支えない。
【0006】本発明のエマルジョン組成物で使用される
(B) 成分は、 R3 3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなり(R3
は1価の炭化水素基を表す)、ケイ素原子に結合した水
酸基を有する分岐状ポリオリガノシロキサン樹脂であ
り、R3としてはメチル、エチル、プロピルのようなアル
キル基;ビニル、アリルのようなアルケニル基が例示さ
れ、合成および入手が容易なことからメチル基が好まし
い。 R3 3SiO1/2単位とSiO4/2単位の比は、SiO4/2単位1
モルに対して R3 3SiO1/2単位 0.5〜1.3 モルであり、好
ましくは 0.7〜1.2 モルである。 0.5モル以下であると
皮膜の靱性が低下し、 1.3モルを越えると粘着感の発生
があり、作業性等に影響を及ぼし好ましくない。(B) 成
分のシリコーン樹脂の配合量は、(A) 成分100 重量部に
対して50〜200重量部であり、好ましくは70〜120 重量
部である。50重量部より少ないと皮膜強度に不具合を生
じ、200 重量部より多いと、皮膜の靱性が低下し、クラ
ック発生の要因となることと、遮蔽性が不十分となるな
どの不具合を生じ好ましくない。
【0007】本発明で使用される、(C) 成分はアルキル
変性シリコーンオイルであり、特に平均組成式(1) 、
(2) 、(3) で示されるアルキル変性シリコーンオイルが
好ましい。
【0008】
【化2】
【0009】(式中、X は炭素数10〜80の範囲にあるア
ルキル基を示す。) これらのアルキル変性シリコーンオイルは、ポリメチル
ハイドロジェンシロキサンまたはポリメチルハイドロジ
ェンジメチルシロキサンコポリマーに二重結合を少なく
とも1個有する炭化水素を1個有する炭化水素を付加し
てなるものである。これらはポリメチルハイドロジェン
シロキサン、ポリメチルハイドロジェンジメチルシリコ
ーンコポリマーに白金触媒を用いてα−オレフィンを付
加反応により付加させて合成することができる。本成分
は、本エマルジョン組成物において、皮膜形成後の耐久
性を向上させ、かつ皮膜に靱性を付与させるための成分
である。(C) 成分のアルキル変性シリコーンの配合量
は、(A) 成分100 重量部に対し、5〜50重量部が好まし
く、特に好ましくは7〜20重量部である。5重量部未満
であると、皮膜の耐久性に不具合を生じ好ましくなく、
50重量部を越えると、皮膜を曇らせ、クリアな表面を形
成させないため好ましくない。
【0010】本発明のエマルジョン組成物に使用される
(D) 成分は、25℃における粘度が50〜200000cPのジメチ
ルシリコーンオイルであり、本組成物において作業性を
向上させるための成分である。粘度が50cP以下であると
皮膜を形成させたとき干渉縞を生じ好ましくなく、2000
00cPを越えると、エマルジョン塗布時にスムーズな塗り
あがりにならず、作業性に不具合を生じる。(D) 成分の
ジメチルシリコーンオイルは、(A) 成分100 重量部に対
し、2〜50重量部が好ましく、特に好ましくは8〜20重
量部である。2重量部未満であると、スベリ性の低下と
なり、作業性が悪くなる。また、50重量部を越えると皮
膜を形成させたとき干渉縞を生じ好ましくない。
【0011】本発明において使用される(E) 成分は、炭
化水素系溶剤および/または揮発性シリコーンであり、
揮発性シリコーンとしては下記の一般式(I)または
(II)で示されるものが例示される。
【0012】
【化3】
【0013】上記のような揮発性ポリジメチルシロキサ
ンは、末端がトリメチルシリル基で封鎖されたs が0〜
9の直鎖状ポリジメチルシロキサンまたはt が3〜8の
環状ポリジメチルシロキサンであり、(A) 成分から(D)
成分および触媒成分の溶解性を配慮しながら直鎖状ある
いは環状のポリジメチルシロキサンのいずれかもしくは
それらの混合物が使用される。このうち、s が2〜7の
直鎖状ポリジメチルシロキサンまたはt が4または5の
環状ポリジメチルシロキサンの使用が好ましい。ここで
「揮発性」とは室温で測定可能な蒸気圧を有することを
意味し、(E) 成分は99〜260 ℃の沸点を有することが好
ましい。また、炭化水素系溶剤としては各成分を溶解、
分散するものであれば特に制限はなく、n−ヘキサン、
ミネラルターペン、ゴム揮発油、ミネラルスピリット、
灯油、IPソルベント等を例示することができる。(E)
成分の配合量は、(A) 成分100 重量部に対して1000〜20
000 重量部であり、好ましくは5000〜15000 重量部であ
る。1000重量部より少ないと、皮膜表面の平滑性が不十
分となり、また20000 重量部より多いと十分な光沢、遮
蔽性などの特性を有する皮膜を形成しずらくなる。
【0014】本発明で使用される(F) 成分は、天然およ
び/または合成ワックスであり、本エマルジョン組成物
の光沢を付与させるための必須成分である。具体的に
は、例えばカルナバロウ、木ロウ、オウリキュリーロ
ウ、およびエスパルロウ等の植物ロウ;蜜ロウ、昆虫ロ
ウ、セラックロウおよび鯨ロウ等の動物ロウ;パラフィ
ンワックス、マイクロクリスタルワックス、ポリエチレ
ンワックス、エステルワックスおよび酸化ワックス等の
石油ロウ;モンタンロウ、オゾケライト、セレシン等の
鉱物ロウを挙げることができる。これらは、1種類単独
で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
これらの中でも、光沢の付与が優れている優れているこ
とと、入手の容易なことからカルナバロウが好ましい。
(F) 成分の使用量は、(A) 成分100 重量部に対し、100
〜1000重量部、より好ましくは150 〜750 重量部の範囲
である。100 重量部未満では、皮膜の光沢がなく、1000
重量部を越えると、組成物の増粘が見られ、作業性に不
具合を生じるとともに、乳化を行うことも困難となる。
【0015】本発明に使用される成分(G) の界面活性剤
は、成分(A) 、成分(B) 、成分(C)、成分(D) 、成分(E)
、成分(F) および成分(H) の水を乳化混合、エマルジ
ョン組成物を形成するものであれば特に限定されず、ノ
ニオン系、カチオン系、アニオン系およびこれらの混合
系のいずれでもかまわない。ノニオン界面活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ルなどが例示される。またカチオン系界面活性剤として
は、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、オ
クタデシルトリメチルアンモニウムクロリドのようなア
ルキルトリメチルアンモニウム塩;ジドデシルジメチル
アンモニウムクロリド、ジヘキサデシルジメチルアンモ
ニウムクロリド、ジオクタデシルジメチルアンモニウム
クロリドのようなジアルキルジメチルアンモニウム塩;
ヘキサデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、
オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリドの
ようなベンジルアンモニウム塩などが例示される。ま
た、アニオン系界面活性剤としては、アルキルサルフェ
ート、アルキルフォスフェート、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル硫酸ナトリウムなどが例示され
る。成分(G) の界面活性剤は、成分(A) 100 重量部に対
して1〜6000重量部使用される。更に詳しくは、成分
(A) 〜(H) を混合してエマルジョン組成物を調製する場
合は、成分(G) は乳化剤として、1〜250 重量部、好ま
しくは2〜200 重量部使用される。この組成物にさらに
成分(G) の界面活性剤をレベリング剤として配合するこ
とにより、基材に塗布する際の平滑性が改善される。こ
のように成分(G) をレベリング剤として使用する場合
は、成分(A) 100 重量部に対して350 重量部以下、好ま
しくは10〜300 重量部使用される。このように、成分
(G) の界面活性剤を配合する場合は、先ず1〜250 重量
部を乳化剤として使用して、一旦他の成分と混合するこ
とによりエマルジョン組成物を調製し、さらにレベリン
グ剤として350 重量部以下の量を配合することにより、
安定で均一なエマルジョンが得られ、またそのレベリン
グ性も良好となる。
【0016】本発明で使用される成分(H) の水は、成分
(A) 100 重量部に対して1250〜60000 重量部使用され
る。
【0017】本発明のエマルジョン組成物には、必要に
応じて各種の添加剤を添加してもよく、この添加剤の配
合量は、本発明の目的を損なわない限り、特に限定され
ない。この添加剤としては、紫外線吸収剤、抗菌剤、抗
酸化剤などが例示される。また、本発明のエマルジョン
組成物には、一般に艶出し剤用として慣用される、 無機
あるいは有機の微粉体を含有することができる。これら
の微粉体としては、例えば、カオリン、タルク、パーラ
イト、炭酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、水酸化
アルミニウム、酸化チタン、シリコーン樹脂パウダー、
合成球状シリカパウダー、これらに類似する天然または
合成の無機または有機のパウダーをあげることができ
る。これらの粉体は、1種類あるいは2種類以上のもの
を組み合わせて配合して使用してもかまわない。
【0018】本発明のエマルジョン組成物には、必要に
応じて各種の触媒成分を添加してもよく、この触媒成分
の配合量は、本発明の目的を損なわない限り、特に限定
されない。この触媒成分としては、ポリオルガノシロキ
サンの硬化触媒として公知のものが使用可能である。具
体的には、例えばジオクチル酸スズ、ジブチルスズジラ
ウレート、ジブチルスズジオクトエート、ジオクチルス
ズジラウレートのような有機スズ化合物;オルガノシリ
コーン第四アンモニウム塩などが例示され、これらの中
でも、硬化性や液安定性の観点からジブチルスズジラウ
レート、ジオクチルスズラウレートが特に好ましい。
【0019】本発明のエマルジョン組成物は、ガラス、
プラスチック、光沢のある外壁材などの擦り傷遮蔽剤、
セメント系構造材などの撥水処理剤、ゴム、皮革、ガラ
ス、プラスチック、木材などの成形品の撥水処理剤、艶
出し剤、保護剤、さらにはアクリル塗料、ウレタン塗
料、ポリエステル塗料、塩化ビニル塗料、アクリル・メ
ラミン塗料、アルキッド・メラミン塗料などで塗装され
た各種基材、例えば自動車、電気製品などの部材、金
属、プラスチックなどの建材、および家具などの塗装面
の撥水処理剤、艶出し剤、保護剤などとして使用され
る。本発明のエマルジョン組成物は、これらの基材に対
して、刷毛塗り、スプレー塗布、ローラー塗布、フロー
ト塗布などの方法で塗工することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明のエマルジョン剤組成物は、各種
基材に塗工し、室温または短時間の低温加熱によって、
容易に皮膜を形成し、形成皮膜は、各種基材表面への優
れた防汚効果を示し、基材表面に自然界の化学的、物理
的要因により発生した劣化部、擦り傷部を遮蔽し、耐摩
耗性、耐候性、撥水性、耐水性、美観の向上などを付与
することができ、本来の基材の美観を美しい状態で保護
可能な特性を示す。また水を分散剤とするエマルジョン
型のため、有機溶剤による安全性、環境衛生上の問題も
少なく、またエマルジョンであるにもかかわらず、優れ
た保存安定性を有し、さらに基材に対して、ハジキのな
い良好な塗布性を示すことを特徴とする。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例をあげて説明する。な
お、特にことわらない限り、実施例中の部は重量部を、
%は重量%を示し、粘度は25℃の値を示す。 合成例1 撹拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコにメチルトリメトキシシラン1360
g(10mol)、メタノール 200gおよびメチルトリクロロ
シランを塩酸分が50ppm となるように仕込み、撹拌しな
がら水 171g(0.95mol)を滴下ロートを使って徐々に滴
下した。還流温度(約68〜72℃)で4時間保持して、加
水分解および縮合反応を行った。常圧、 100℃の条件下
で揮発分を留除した後、徐々に減圧を行い、40mmHg、 1
50℃の条件下でさらに揮発分を減圧留除して、粘度20cP
のシリコーン(A−1) 630gを得た。
【0022】合成例2 撹拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコにメチルトリエトキシシラン 16
0.2g(0.9mol)、ジメチルジメトキシシラン12g(0.1mo
l)、メタノール 200gおよび酢酸を5g仕込み、撹拌
しながら水 171g(0.95mol)を滴下ロートを使って徐々
に滴下した。還流温度(約68〜72℃)で4時間保持し
て、加水分解および縮合反応を行った。常圧、 100℃の
条件下で揮発分を留除した後、徐々に減圧を行い、40mm
Hg、 150℃の条件下でさらに揮発分を減圧留除して、粘
度20cPのシリコーン 630g(A−2) 630gを得た。
【0023】実施例中、(B) 成分の分岐状ポリオルガノ
シロキサン樹脂としては下記のものを使用した。SiO4/2
単位1モルに対して(CH3)3SiO1/2単位 0.7モルの構成比
の両単位からなる水酸基含有分岐状ポリオルガノシロキ
サン樹脂(B−1)実施例中、(C) 成分のアルキル変性
シリコーンオイルとしては以下のものを使用した。
【0024】
【化4】
【0025】実施例中、(D) 成分のジメチルシリコーン
オイルは、以下に示すものを使用した。 D−1 25℃における粘度が100cP のジメチルシリコー
ンオイル D−2 25℃における粘度が100000cPのジメチルシリコ
ーンオイル 調製例1 撹拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコに合成例1で得られたシリコーン
樹脂(A−1):10重量部、水酸基を有する分岐状ポリ
オルガノシロキサン樹脂(B−1):5重量部、アルキ
ル変性シリコーンオイル(C−1):1重量部、ジメチ
ルシリコーンオイル(D−1): 0.5重量部、炭化水素
系溶剤(IPソルベント1620): 800重量部、カルナバ
ロウワックス:15重量部、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル: 0.5重量部を仕込み、75〜80℃で撹拌
を行い、各成分が均一に溶解、分散することを確認し
た。その後、ホモミキサーを用いて6000rpm にて撹拌を
行い、そこへ水:1200重量部を滴下ロートより徐々に添
加し、50〜60℃で30分撹拌を行い、エマルジョン組成物
(S−1)を得た。
【0026】調製例2 撹拌機、加温ジャケット、還流冷却器および滴下ロート
を取り付けたフラスコに、表1に示す配合量の各成分を
仕込み、調製例1と同様の操作を行い、エマルジョン組
成物(S−2〜5)を得た。
【0027】
【表1】
【0028】 *1:ノニルフェニル系界面活性剤 (ニッコールOP-5、日光ケミカルズ(株)製) *2:ノニルフェニル系界面活性剤 (ニッコールOP-18 TX、日光ケミカルズ(株)製) *3:ソルビタンエステル系界面活性剤 (リケマールA、リケンビタミン(株)製) 調製例3 シリコーン樹脂A−1を使用せず、調製例1と同様にし
てエマルジョン組成物(P−1)を得た。 調製例4 シリコーン樹脂B−1を使用せず、調製例1と同様にし
てエマルジョン組成物(P−2)を得た。 調製例5 アルキル変性シリコーンオイルC−1を使用せず、調製
例1と同様にしてエマルジョン組成物(P−3)を得
た。 調製例6 ジメチルシリコーンオイルD−1を使用せず、調製例1
と同様にしてエマルジョン組組成物(P−4)を得た。 調製例7 炭化水素系溶剤および/または揮発性シリコーンの1種
および/またはそれらの混合物を使用せず、調製例1と
同様にしてエマルジョン組成物(P−5)を得た。
【0029】実施例1〜5および比較例1〜5 表2に示すように、前記エマルジョン組成物S−1〜5
およびP−1〜5を用い、遮蔽性、耐候性、耐水性、美
観、防汚性および安定性を下記の方法で評価した。 実施例6〜10および比較例6〜10 表3に示す配合組成でエマルジョン組成物を調製し、遮
蔽性、耐候性、耐水性、美観、防汚性および安定性を下
記の方法で評価した。 〔試験片の作成〕 試験片1 15×15cmの大きさの白色タイルをサンドペーパーで軽く
擦って擦り傷をつけた。これに、スポンジを用いてエマ
ルジョン組成物を塗布し、1日風乾して皮膜を形成し
た。 試験片2 アミノアルキッド樹脂を塗装焼き付けした基材(日本テ
ストパネル工業(株))にサンドペーパーで軽く擦って
擦り傷をつけた。これに、スプレーを用いてエマルジョ
ン組成物を塗布し、乾いたウエスで拭き上げた後、1日
風乾して皮膜を形成した。 〔遮蔽性〕試験片の外観を目視にて観察し下記4段階で
評価した。 ◎:擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良好。 ○:擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明感は
良好。 △:擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや不
良。 ×:遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 〔耐候性〕サンシャインウエザオメーターを用いて 500
時間暴露した後外観を目視にて観察し下記4段階で評価
した。 ◎:擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良好。 ○:擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明感は
良好。 △:擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや不
良。 ×:遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 〔耐水性〕試験片の上に水道水を24時間流した後、外観
を目視にて観察し下記4段階で評価した。 ◎:擦り傷部が良く遮蔽され、皮膜の透明感も良好。 ○:擦り傷部の一部が露出しているが、皮膜の透明感は
良好。 △:擦り傷部の一部が露出し、皮膜の透明感もやや不
良。 ×:遮蔽効果不十分で、皮膜の透明感もない。 〔美観〕試験片を25℃、相対湿度60%の条件下で5ケ月
間静置した後、外観を目視にて観察し下記4段階で評価
した。 ◎:皮膜の透明感は良好で、埃も簡単な拭き取りで除去
できる。 ○:皮膜の透明感は良好だが、埃の付着が一部見られ
る。 △:皮膜の透明感がやや不良で、埃の付着が一部見られ
る。 ×:皮膜の透明感が不良で、埃の付着も見られる。 〔防汚性〕試験片に汚染材料としてゴマ油を刷毛で塗布
し、1時間放置後の布による拭き取り易さについて下記
4段階で評価した。 ◎:汚染材料は残らず、拭き取りは良好。 ○:汚染材料は残らないが、一部に染みが残る。 △:表面の汚染材料は取れるが、傷の細部に汚染物が残
る。 ×:全体に汚染物が残る。 〔エマルジョン組成物の安定性〕エマルジョン組成物を
100gガラスビンに量りとり、60℃の恒温層に1ケ月放
置した後の液の状態を下記3段階にて評価した。 ◎:液の分離がない。 ○:液の分離が一部見られるが、軽い撹拌にて均一とな
る。 ×:液の分離があり、撹拌を行っても均一とならない。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】 *1:ノニルフェニル系界面活性剤 (ニッコールOP-5、日光ケミカルズ(株)製) *2:ノニルフェニル系界面活性剤 (ニッコールOP-18 TX、日光ケミカルズ(株)製) *3:ソルビタンエステル系界面活性剤 (リケマールA、リケンビタミン(株)製)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 一般式 R1 nSi(OR2)4-n (式中、R1はハロゲン原子で置換されていてもよい1価
    炭化水素残基、R2は炭素数1〜4のアルキル基、および
    n は0〜2の整数である)で示されるアルコキシシラン
    もしくはその部分加水分解物 100 重量部 (B) R3 3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなり(R3は1価の
    炭化水素基を表す)、ケイ素原子に結合した水酸基を有
    する分岐状ポリオリガノシロキサン樹脂50〜200 重量部 (C) アルキル変性シリコーンオイル 5〜50重量部 (D) 25℃における粘度が50〜200000cPのジメチルシリコ
    ーンオイル 2〜50重量部 (E) 炭化水素系溶剤および/または揮発性シリコーンの
    1種および/またはそれらの混合物 1000〜20000 重量
    部 (F) 天然および/または合成ワックス 100 〜1000重量
    部 (G) 界面活性剤 1〜600 重量部および (H) 水 1250〜60000 重量部 を含有するエマルジョン組成物。
  2. 【請求項2】アルキル変性シリコーンオイルが、平均組
    成式(1) 、(2) 、(3) で表されるものの1種または2種
    以上である請求項1記載のエマルジョン組成物。 【化1】 (式中、X は炭素数10〜80の範囲にあるアルキル基を示
    す。)
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