JPH1191479A - 自動車のエアバック取付構造 - Google Patents
自動車のエアバック取付構造Info
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- JPH1191479A JPH1191479A JP9255848A JP25584897A JPH1191479A JP H1191479 A JPH1191479 A JP H1191479A JP 9255848 A JP9255848 A JP 9255848A JP 25584897 A JP25584897 A JP 25584897A JP H1191479 A JPH1191479 A JP H1191479A
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- bracket
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- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/205—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in dashboards
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
- B60R2021/2173—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the module or part thereof being movably mounted on the vehicle
- B60R2021/2175—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the module or part thereof being movably mounted on the vehicle using energy absorbing means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/045—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the instrument panel or dashboard
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバック取付部を塞ぐエアバックドアがイ
ンストルメントパネル表面から浮き上がる不具合を防止
する。 【解決手段】 インストルメントパネル本体に、エアバ
ック本体収納用開口部を形成し、このエアバック本体収
納用開口部の内側に、エアバック本体を内蔵し、該エア
バック本体をエアバック用ブラケットを介してステアリ
ングサポートメンバによって支持するようにした自動車
のエアバック取付構造において、上記ステアリングサポ
ートメンバ１１に設けられた支持ブラケット１２に係合
孔１５を形成し、かつ上記エアバック用ブラケット９の
下端部に上記係合孔１５に係合する折曲げ部９ｃを形成
し、該折曲げ部９ｃを上記係合孔１５に係合させた状態
で上記エアバック用ブラケット９を支持ブラケット１２
に螺着して、エアバックドア６の浮き上がりを防止する
こと。
ンストルメントパネル表面から浮き上がる不具合を防止
する。 【解決手段】 インストルメントパネル本体に、エアバ
ック本体収納用開口部を形成し、このエアバック本体収
納用開口部の内側に、エアバック本体を内蔵し、該エア
バック本体をエアバック用ブラケットを介してステアリ
ングサポートメンバによって支持するようにした自動車
のエアバック取付構造において、上記ステアリングサポ
ートメンバ１１に設けられた支持ブラケット１２に係合
孔１５を形成し、かつ上記エアバック用ブラケット９の
下端部に上記係合孔１５に係合する折曲げ部９ｃを形成
し、該折曲げ部９ｃを上記係合孔１５に係合させた状態
で上記エアバック用ブラケット９を支持ブラケット１２
に螺着して、エアバックドア６の浮き上がりを防止する
こと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネルに取り付けられる助手席用エアバックの
取付けに際して、エアバック取付部を塞ぐエアバックド
アがインストルメントパネル表面から浮き上がる不具合
を防止することができる自動車のエアバック取付構造に
関する。
ルメントパネルに取り付けられる助手席用エアバックの
取付けに際して、エアバック取付部を塞ぐエアバックド
アがインストルメントパネル表面から浮き上がる不具合
を防止することができる自動車のエアバック取付構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルには、
助手席側のエアバック仕様に対応するため、グローブボ
ックスの上部側にエアバックを取り付けるためのエアバ
ック本体収納用開口部を形成し、この開口部に、エアバ
ック本体を収納し、エアバック本体に組み付けられたエ
アバックドアでエアバック本体収納用開口部を塞ぐよう
にしている。図４および図５は、インストルメントパネ
ル５０に形成されたエアバック本体収納用開口部５１に
エアバック本体５２を装備した状態を示したものであ
る。インストルメントパネル５０の内側には、ステアリ
ングコラムを支持する為のステアリングサポートメンバ
５３が車幅方向に配設されている。
助手席側のエアバック仕様に対応するため、グローブボ
ックスの上部側にエアバックを取り付けるためのエアバ
ック本体収納用開口部を形成し、この開口部に、エアバ
ック本体を収納し、エアバック本体に組み付けられたエ
アバックドアでエアバック本体収納用開口部を塞ぐよう
にしている。図４および図５は、インストルメントパネ
ル５０に形成されたエアバック本体収納用開口部５１に
エアバック本体５２を装備した状態を示したものであ
る。インストルメントパネル５０の内側には、ステアリ
ングコラムを支持する為のステアリングサポートメンバ
５３が車幅方向に配設されている。
【０００３】ステアリングサポートメンバ５３には、支
持ブラケット５４が溶接されており、この支持ブラケッ
ト５４にエアバック用ブラケット５５を介してエアバッ
ク本体５２が支持されている。エアバック本体５２の後
端には、予め、Ｌ字形のエアバック用ブラケット５５の
一端が溶接されており、このエアバック用ブラケット５
５の他端をボルト５６およびナット５７を介して支持ブ
ラケット５４に螺着している。また、エアバック本体５
２の両側面には、側面側ブラケット５８が、予め、溶接
されており、この側面側ブラケット５８を、開口部５１
両側部のインストルメントパネル５０の縁部５０ａに、
ネジ５９およびナット６０を介して螺着してエアバック
本体収納用開口部５１を塞ぐエアバックドア６１の浮き
上がりを防止している。
持ブラケット５４が溶接されており、この支持ブラケッ
ト５４にエアバック用ブラケット５５を介してエアバッ
ク本体５２が支持されている。エアバック本体５２の後
端には、予め、Ｌ字形のエアバック用ブラケット５５の
一端が溶接されており、このエアバック用ブラケット５
５の他端をボルト５６およびナット５７を介して支持ブ
ラケット５４に螺着している。また、エアバック本体５
２の両側面には、側面側ブラケット５８が、予め、溶接
されており、この側面側ブラケット５８を、開口部５１
両側部のインストルメントパネル５０の縁部５０ａに、
ネジ５９およびナット６０を介して螺着してエアバック
本体収納用開口部５１を塞ぐエアバックドア６１の浮き
上がりを防止している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来のエ
アバック本体５２の取付構造によると、ネジ５９および
ナット６０を介してエアバック本体５２の両側部を螺着
する作業を、ステアリングサポートメンバ５３、インス
トルメントパネル５０、ハーネス類、空調ダクト等の隙
間から行わなければならないため、作業性が悪かった。
また、インストルメントパネル５０の開口部５１の位置
と支持ブラケット５４の位置の距離の精度誤差を、エア
バック用ブラケット５５に設けられた長孔５５ａによっ
て調整している。このため、支持ブラケット５４にエア
バック用ブラケット５５を固定する際に、エアバック用
ブラケット５５の固定位置が傾いて取り付けられること
があり、図示二点鎖線のようにエアバック本体５２が傾
いたまま固定されることになる。特に、エアバックドア
６１は、軟らかい樹脂を使っているため、変形しやす
く、作業者が、エアバック本体５２を押し込むように保
持しながら締め付け作業を行うため、傾いてしまうケー
スがある。その結果、インストルメントパネル５０の表
面からエアバックドア６１が浮き上がったり、合わせ不
良となる課題がある。
アバック本体５２の取付構造によると、ネジ５９および
ナット６０を介してエアバック本体５２の両側部を螺着
する作業を、ステアリングサポートメンバ５３、インス
トルメントパネル５０、ハーネス類、空調ダクト等の隙
間から行わなければならないため、作業性が悪かった。
また、インストルメントパネル５０の開口部５１の位置
と支持ブラケット５４の位置の距離の精度誤差を、エア
バック用ブラケット５５に設けられた長孔５５ａによっ
て調整している。このため、支持ブラケット５４にエア
バック用ブラケット５５を固定する際に、エアバック用
ブラケット５５の固定位置が傾いて取り付けられること
があり、図示二点鎖線のようにエアバック本体５２が傾
いたまま固定されることになる。特に、エアバックドア
６１は、軟らかい樹脂を使っているため、変形しやす
く、作業者が、エアバック本体５２を押し込むように保
持しながら締め付け作業を行うため、傾いてしまうケー
スがある。その結果、インストルメントパネル５０の表
面からエアバックドア６１が浮き上がったり、合わせ不
良となる課題がある。
【０００５】本発明は上記課題を解決し、エアバック取
付部を塞ぐエアバックドアがインストルメントパネル表
面から浮き上がる不具合を防止することができる自動車
のエアバック取付構造を提供することを目的とする。
付部を塞ぐエアバックドアがインストルメントパネル表
面から浮き上がる不具合を防止することができる自動車
のエアバック取付構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、インストルメントパネル本体に、エアバック
本体収納用開口部を形成し、このエアバック本体収納用
開口部の内側に、エアバック本体を内蔵し、該エアバッ
ク本体をエアバック用ブラケットを介してステアリング
サポートメンバによって支持するようにした自動車のエ
アバック取付構造において、上記ステアリングサポート
メンバに設けられた支持ブラケットに係合孔を形成し、
かつ上記エアバック用ブラケットの下端部に上記係合孔
に係合する折曲げ部を形成し、該折曲げ部を上記係合孔
に係合させた状態で上記エアバック用ブラケットを支持
ブラケットに螺着したことにある。また、係合孔として
支持ブラケットに車幅方向のスリットを形成し、かつ、
折曲げ部として一定の角度で下方向に傾斜する斜面部を
設けたことにある。
するため、インストルメントパネル本体に、エアバック
本体収納用開口部を形成し、このエアバック本体収納用
開口部の内側に、エアバック本体を内蔵し、該エアバッ
ク本体をエアバック用ブラケットを介してステアリング
サポートメンバによって支持するようにした自動車のエ
アバック取付構造において、上記ステアリングサポート
メンバに設けられた支持ブラケットに係合孔を形成し、
かつ上記エアバック用ブラケットの下端部に上記係合孔
に係合する折曲げ部を形成し、該折曲げ部を上記係合孔
に係合させた状態で上記エアバック用ブラケットを支持
ブラケットに螺着したことにある。また、係合孔として
支持ブラケットに車幅方向のスリットを形成し、かつ、
折曲げ部として一定の角度で下方向に傾斜する斜面部を
設けたことにある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。図１ないし図３は、本発
明の自動車のエアバック取付構造を示したもので、図１
は、インストルメントパネルを示す斜視図、図２は、図
１のＡ−Ａ線拡大断面図、図３はエアバック用ブラケッ
トと支持ブラケットを示す斜視図である。
参照しながら詳細に説明する。図１ないし図３は、本発
明の自動車のエアバック取付構造を示したもので、図１
は、インストルメントパネルを示す斜視図、図２は、図
１のＡ−Ａ線拡大断面図、図３はエアバック用ブラケッ
トと支持ブラケットを示す斜視図である。
【０００８】図１ないし図３において、自動車のインス
トルメントパネル本体１には、仕様によって助手席側に
も、エアバックを取り付けるため、予め、エアバック収
納部２が設けられている。このエアバック収納部２は、
通常、インストルメントパネル本体１の助手席側に設け
られているグローブボックス３の上部側に装備されてい
る。このエアバック収納部２の構造は、インストルメン
トパネル本体１に形成されたエアバック本体収納用開口
部４内側に、エアバック本体５を内蔵し、開口部４表面
をエアバック本体５に組み付けられたエアバックドア６
で塞ぐことにより構成されている。
トルメントパネル本体１には、仕様によって助手席側に
も、エアバックを取り付けるため、予め、エアバック収
納部２が設けられている。このエアバック収納部２は、
通常、インストルメントパネル本体１の助手席側に設け
られているグローブボックス３の上部側に装備されてい
る。このエアバック収納部２の構造は、インストルメン
トパネル本体１に形成されたエアバック本体収納用開口
部４内側に、エアバック本体５を内蔵し、開口部４表面
をエアバック本体５に組み付けられたエアバックドア６
で塞ぐことにより構成されている。
【０００９】エアバック本体５には、後端部底面７に、
途中に衝撃吸収用段部８を形成したＬ字形のエアバック
用ブラケット９が溶接等により装着されている。このエ
アバック用ブラケット９は、帯状のプレートをＬ字状に
折曲げて成形されており、その途中に衝撃吸収用段部８
を形成している。このエアバック用ブラケット９は、一
端部板面９ａをエアバック本体５の後端部底面７に溶接
して取り付けられており、他端部板面９ｂに車幅方向の
取付用長孔１０が形成されている。上記衝撃吸収用段部
８は、このエアバック用ブラケット９の一端部板面９ａ
と他端部板面９ｂとの間に形成されている。エアバック
用ブラケット９の他端部板面９ｂの先には、他端部板面
９ｂに対して一定の角度の斜面部を形成するように折曲
げられた折曲げ部９ｃが一体に設けられている。インス
トルメントパネル本体１の背面側には、図示しないステ
アリングコラム等を支持するステアリングサポートメン
バ１１が配設されており、このステアリングサポートメ
ンバ１１には、助手席用エアバック取付位置に対応して
支持ブラケット１２が溶接されている。この支持ブラケ
ット１２は両側面部１３を立ち上げたプレート１４で、
略コ字状に形成されており、両側面部１３の後端側縁部
に設けられた湾曲部１３ａとプレート１４の後端縁部１
４ａとでステアリングサポートメンバ１１に溶接されて
いる。支持ブラケット１２のプレート１４の板面には、
取付孔１２ａの下部側に、係合孔としてエアバック用ブ
ラケット９に対応する車幅方向のスリット１５が一対形
成されている。エアバック用ブラケット９は折曲げ部９
ｃをスリット１５に係合させた状態で、ボルト１６およ
びナット１７を介して支持ブラケット１２に螺着されて
いる。
途中に衝撃吸収用段部８を形成したＬ字形のエアバック
用ブラケット９が溶接等により装着されている。このエ
アバック用ブラケット９は、帯状のプレートをＬ字状に
折曲げて成形されており、その途中に衝撃吸収用段部８
を形成している。このエアバック用ブラケット９は、一
端部板面９ａをエアバック本体５の後端部底面７に溶接
して取り付けられており、他端部板面９ｂに車幅方向の
取付用長孔１０が形成されている。上記衝撃吸収用段部
８は、このエアバック用ブラケット９の一端部板面９ａ
と他端部板面９ｂとの間に形成されている。エアバック
用ブラケット９の他端部板面９ｂの先には、他端部板面
９ｂに対して一定の角度の斜面部を形成するように折曲
げられた折曲げ部９ｃが一体に設けられている。インス
トルメントパネル本体１の背面側には、図示しないステ
アリングコラム等を支持するステアリングサポートメン
バ１１が配設されており、このステアリングサポートメ
ンバ１１には、助手席用エアバック取付位置に対応して
支持ブラケット１２が溶接されている。この支持ブラケ
ット１２は両側面部１３を立ち上げたプレート１４で、
略コ字状に形成されており、両側面部１３の後端側縁部
に設けられた湾曲部１３ａとプレート１４の後端縁部１
４ａとでステアリングサポートメンバ１１に溶接されて
いる。支持ブラケット１２のプレート１４の板面には、
取付孔１２ａの下部側に、係合孔としてエアバック用ブ
ラケット９に対応する車幅方向のスリット１５が一対形
成されている。エアバック用ブラケット９は折曲げ部９
ｃをスリット１５に係合させた状態で、ボルト１６およ
びナット１７を介して支持ブラケット１２に螺着されて
いる。
【００１０】インストルメントパネル本体１の開口部４
内側には、下面を開口１８ａしたボックス部１８が設け
られており、エアバック仕様に際しては、開口１８ａ部
分に後端角部を配置してエアバック本体５を装着し、エ
アバック無仕様に際しては、開口１８ａ部分にカバー
（図示せず）を装着して物入れとして利用するものであ
る。このボックス部１８は、側壁面１８ｂによってエア
バック本体５の両側面を保護し、後部壁面１８ｃをステ
アリングサポートメンバ１１にネジ１９を介して固定し
ている。この後部壁面１８ｃにはブラケット２０がネジ
２１を介して螺着されており、このブラケット２０の先
端に装着したクリップ２２を介してエアバックドア６の
裏面に設けられたボス部６ｂを支持している。
内側には、下面を開口１８ａしたボックス部１８が設け
られており、エアバック仕様に際しては、開口１８ａ部
分に後端角部を配置してエアバック本体５を装着し、エ
アバック無仕様に際しては、開口１８ａ部分にカバー
（図示せず）を装着して物入れとして利用するものであ
る。このボックス部１８は、側壁面１８ｂによってエア
バック本体５の両側面を保護し、後部壁面１８ｃをステ
アリングサポートメンバ１１にネジ１９を介して固定し
ている。この後部壁面１８ｃにはブラケット２０がネジ
２１を介して螺着されており、このブラケット２０の先
端に装着したクリップ２２を介してエアバックドア６の
裏面に設けられたボス部６ｂを支持している。
【００１１】上記構成による自動車のエアバック取付構
造の作用を説明する。インストルメントパネル本体１に
エアバック本体５を組み付ける場合、エアバック本体５
に装着してあるエアバック用ブラケット９の折曲げ部９
ｃをスリット１５に係合させる。そして、エアバックド
ア６を押し込むと、折曲げ部９ｃの斜面部がスリット１
５に沿って入り込み、エアバック用ブラケット９の他端
部板面９ｂが、ステアリングサポートメンバ１１に溶接
された支持ブラケット１２に接触し、支持ブラケット１
２の取付孔１２ａに取付用長孔１０が合致する。そし
て、エアバック用ブラケット９の長孔１０に、ボルト１
６を挿入して、支持ブラケット１２の取付孔１２ａに溶
接されているナット１７に螺着する。こうして、折曲げ
部９ｃを介してエアバック用ブラケット９を支持ブラケ
ット１２に合致させることができるので、エアバック本
体５が曲がることなく、開口部４内に組み付けられる。
また、万一、エアバック本体５が曲がった状態で締め付
けられた場合には、折曲げ部９ｃをスリット１５内に引
き込むと、折曲げ部９ｃの斜面部が滑りながらスリット
１５内に入り込み、エアバック用ブラケット９が引き込
まれる。これによって、エアバックドア６がインストル
メントパネル本体１の表面から浮き上がる不具合を防止
できる。エアバック用ブラケット９によって確実にエア
バック本体５を組み付けることができるので、従来エア
バック本体５の側面に用いていた側面用ブラケットを省
略することができる。
造の作用を説明する。インストルメントパネル本体１に
エアバック本体５を組み付ける場合、エアバック本体５
に装着してあるエアバック用ブラケット９の折曲げ部９
ｃをスリット１５に係合させる。そして、エアバックド
ア６を押し込むと、折曲げ部９ｃの斜面部がスリット１
５に沿って入り込み、エアバック用ブラケット９の他端
部板面９ｂが、ステアリングサポートメンバ１１に溶接
された支持ブラケット１２に接触し、支持ブラケット１
２の取付孔１２ａに取付用長孔１０が合致する。そし
て、エアバック用ブラケット９の長孔１０に、ボルト１
６を挿入して、支持ブラケット１２の取付孔１２ａに溶
接されているナット１７に螺着する。こうして、折曲げ
部９ｃを介してエアバック用ブラケット９を支持ブラケ
ット１２に合致させることができるので、エアバック本
体５が曲がることなく、開口部４内に組み付けられる。
また、万一、エアバック本体５が曲がった状態で締め付
けられた場合には、折曲げ部９ｃをスリット１５内に引
き込むと、折曲げ部９ｃの斜面部が滑りながらスリット
１５内に入り込み、エアバック用ブラケット９が引き込
まれる。これによって、エアバックドア６がインストル
メントパネル本体１の表面から浮き上がる不具合を防止
できる。エアバック用ブラケット９によって確実にエア
バック本体５を組み付けることができるので、従来エア
バック本体５の側面に用いていた側面用ブラケットを省
略することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のエアバック取付構造によれば次のような効果を奏する
ことができる。請求項１において、インストルメントパ
ネル本体に、エアバック本体収納用開口部を形成し、こ
のエアバック本体収納用開口部の内側に、エアバック本
体を内蔵し、該エアバック本体をエアバック用ブラケッ
トを介してステアリングサポートメンバによって支持す
るようにした自動車のエアバック取付構造において、上
記ステアリングサポートメンバに設けられた支持ブラケ
ットに係合孔を形成し、かつ上記エアバック用ブラケッ
トの下端部に上記係合孔に係合する折曲げ部を形成し、
該折曲げ部を上記係合孔に係合させた状態で上記エアバ
ック用ブラケットを支持ブラケットに螺着したので、エ
アバックドアの浮き上がりを防止することができる。請
求項２において、係合孔として支持ブラケットに車幅方
向のスリットを形成し、かつ、折曲げ部として一定の角
度で下方向に傾斜する斜面部を設けたので、エアバック
用ブラケットを容易に組み付けることができる。
のエアバック取付構造によれば次のような効果を奏する
ことができる。請求項１において、インストルメントパ
ネル本体に、エアバック本体収納用開口部を形成し、こ
のエアバック本体収納用開口部の内側に、エアバック本
体を内蔵し、該エアバック本体をエアバック用ブラケッ
トを介してステアリングサポートメンバによって支持す
るようにした自動車のエアバック取付構造において、上
記ステアリングサポートメンバに設けられた支持ブラケ
ットに係合孔を形成し、かつ上記エアバック用ブラケッ
トの下端部に上記係合孔に係合する折曲げ部を形成し、
該折曲げ部を上記係合孔に係合させた状態で上記エアバ
ック用ブラケットを支持ブラケットに螺着したので、エ
アバックドアの浮き上がりを防止することができる。請
求項２において、係合孔として支持ブラケットに車幅方
向のスリットを形成し、かつ、折曲げ部として一定の角
度で下方向に傾斜する斜面部を設けたので、エアバック
用ブラケットを容易に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】自動車のインストルメントパネルを示す斜視図
である。
である。
【図２】図１のＡ−Ａ線拡大断面図である。
【図３】エアバック用ブラケットと支持ブラケットを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】従来のエアバック取付構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図５】従来のエアバック取付構造を示す横断面図であ
る。
る。
１ インストルメントパネル本体 ２ エアバック収納部 ３ グローブボックス ４ 開口部 ５ エアバック本体 ６ エアバックドア ７ 後端部底面 ８ 衝撃吸収用段部 ９ エアバック用ブラケット １０ 取付用長孔 １１ ステアリングサポートメンバ １２ 支持ブラケット １３ 両側面部 １４ プレート １５ スリット（係合孔）
Claims (2)
- 【請求項１】 インストルメントパネル本体に、エアバ
ック本体収納用開口部を形成し、このエアバック本体収
納用開口部の内側に、エアバック本体を内蔵し、該エア
バック本体をエアバック用ブラケットを介してステアリ
ングサポートメンバによって支持するようにした自動車
のエアバック取付構造において、上記ステアリングサポ
ートメンバに設けられた支持ブラケットに係合孔を形成
し、かつ上記エアバック用ブラケットの下端部に上記係
合孔に係合する折曲げ部を形成し、該折曲げ部を上記係
合孔に係合させた状態で上記エアバック用ブラケットを
支持ブラケットに螺着したことを特徴とする自動車のエ
アバック取付構造。 - 【請求項２】 上記係合孔として支持ブラケットに車幅
方向のスリットを形成し、かつ、折曲げ部として一定の
角度で下方向に傾斜する斜面部を設けたことを特徴とす
る請求項１に記載の自動車のエアバック取付構造。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP9255848A JPH1191479A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 自動車のエアバック取付構造 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9255848A JPH1191479A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 自動車のエアバック取付構造 |
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|---|---|
| JPH1191479A true JPH1191479A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17284442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9255848A Pending JPH1191479A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 自動車のエアバック取付構造 |
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| DE (1) | DE19845777B4 (ja) |
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1997
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |