JPH1191191A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH1191191A
JPH1191191A JP9255411A JP25541197A JPH1191191A JP H1191191 A JPH1191191 A JP H1191191A JP 9255411 A JP9255411 A JP 9255411A JP 25541197 A JP25541197 A JP 25541197A JP H1191191 A JPH1191191 A JP H1191191A
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JP
Japan
Prior art keywords
photographic paper
printing
print
paper
control means
Prior art date
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Pending
Application number
JP9255411A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Komata
隆 小俣
Shoichiro Funato
昭一郎 舟戸
Hideaki Ito
英明 伊藤
Satoshi Narita
成田  敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH1191191A publication Critical patent/JPH1191191A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが誤って上下を逆向きにして印画紙を
挿入した場合においても、印画紙の挿入方向にあわせ
て、プリント画像あるいは文字をプリントすることで、
常に印画紙に対して正しい方向でプリントし、以って、
使用者の使い勝手の向上を図ること。 【解決手段】 印画紙に上下の識別を行うためのマーカ
ー部分を予め印刷しておくか、あるいは、システム手帳
などに直接ファイルできるように印画紙に予め穴を開け
ておき、上記マーカーや穴を検出する印画紙情報検出手
段と、この印画紙情報検出手段の検出情報により、プリ
ントデータの方向を切り替えるプリントデータ方向切り
替え手段とを、設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像もしくは文字
を印画紙にプリントするプリンタ装置に係り、特に、葉
書などにフルカラー画像をプリントアウトするのに好適
なプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置は、特開昭63−1
558号公報に記載されているように、画像メモリに記
憶したプリントすべき画像データを、プリントの際に、
常に同一のデータ読み出し順で読み出して、プリントす
るようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、例えば、図1に示すような葉書印刷を行なう場合
に、ユーザが誤って印画紙(葉書)を上下逆にプリンタ
装置に装填しても、そのままプリントしていた。この結
果、葉書の宛名面と画像印刷面が上下逆になってしまう
という不都合を生じる。
【0004】また、プリントサンプルをシステム手帳な
どに直接ファイルするために予めファイル用の穴があい
ている印画紙にプリントする場合においても、ユーザが
誤って印画紙を上下逆にプリンタ装置に装填してしまう
と、上下逆にプリントしてしまうという不都合を生じる
ことがある。
【0005】本発明の目的は上記問題点を解決すべく、
印画紙が上下逆に装填された場合においても、プリント
結果は上下が正常にプリントできるプリンタ装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、印画紙
に上下の識別を行うためのマーカー部分を予め印刷して
おくか、あるいは、システム手帳などに直接ファイルで
きるように印画紙に予め穴を開けておき、上記マーカー
や穴を検出する印画紙情報検出手段と、この印画紙情報
検出手段の検出情報により、プリントデータの方向を切
り替えるプリントデータ方向切り替え手段とを、設ける
ことにより達成される。すなわち、上記印画紙情報検出
手段は、印画紙に予め印刷してあるマーカーあるいは穴
を読み取り、読み取った結果をプリントデータ方向切り
替え手段に転送する。そして、上記プリントデータ方向
切り替え手段は、印画紙が正しい方向に挿入されている
場合には、正方向のメモリアクセスを行い、逆方向に挿
入されている場合には、逆方向のメモリアクセスを行
う。上記した手段、作用により、印画紙を上下逆に装填
した場合においても、画像が上下逆にプリントされるこ
となく、正常なプリント結果を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図2は、本発明の第1実施形態に
係るプリンタ装置の全体構成を示すブロック図である。
【0008】図2において、1はプリンタ装置、2はデ
ータ発生手段(データ入力手段)、3はインターフェー
ス手段(以下、I/F手段と記す)、4はメモリ手段、
5はメモリ制御手段、6はヘッド制御手段、7はプリン
トヘッド、8は印画紙情報検出手段、9はシステムコン
トロール手段、10は印画紙移動手段である。
【0009】図2の動作を説明する。データ発生手段2
(本実施形態では、データ入力手段の例としてコンピュ
ータを想定しているが、NTSC等のアナログビデオ信
号であってもよい)から画像データを入力する。I/F
手段3は、画像データを受け取り、メモリ制御手段5に
送る。メモリ制御手段5は、I/F手段3からの画像デ
ータを一旦メモリ手段4に送り、記憶させる。
【0010】印画紙移動手段10は、システムコントロ
ール手段9からの給紙命令を受けて、給紙動作を開始す
る。給紙開始後、印画紙情報検出手段8は、印画紙の方
向を示す情報を読み取り、この検出結果をシステムコン
トロール手段9に送る。
【0011】システムコントロール手段9は、印画紙情
報検出手段8からの印画紙の方向を示す情報を受け取
り、メモリ制御手段5に、メモリ手段4の読み出し方向
を示すデータを転送する。
【0012】メモリ制御手段5は、システムコントロー
ル手段9からの読み出し方向を示すデータを受けて、メ
モリ手段4に記憶した画像データを、印画紙の方向が正
方向のときは、図3に示すア,イ,・・・の順(この読
み出し方向を正方向読み出しとする)で読み出し、印画
紙の方向が逆方向のときは、図3に示すA,B,・・・
の順(この読み出し方向を逆方向読み出しとする)で読
み出し、ヘッド制御手段6に送る。
【0013】ヘッド制御手段6は、画像データをプリン
トヘッドがプリントできるヘッドデータに変換して、プ
リントヘッド7に送る。プリントヘッド7は、インクシ
ート(図示せず)を介して印画紙(図示せず)に押し当
てられており、ヘッド制御手段6の制御により発熱し、
印画紙にプリントする。
【0014】上記した動作によって、印画紙の挿入方向
に関係なく正常な方向の画像をプリントすることができ
る。
【0015】次に、本実施形態によって得られるプリン
ト結果について説明する。図1はプリント結果の1例を
示す模式図である。
【0016】図1に示した例は、葉書にプリントした場
合のプリント結果を示したものである。図1において、
左側に示しているのが葉書の表面(宛名面)、右側に示
しているのが裏面(画像、文章(文字)プリント面)で
ある。
【0017】通常絵葉書などの画像面は、宛名面の反対
の面に印刷される。また場所としては、郵便番号記載欄
のちょうど真裏にくるように印刷される。そして、画像
の下に文字を書くのが一般的である。
【0018】上述した本実施形態は、葉書の装填上下方
向が正しい場合は勿論のこと、葉書の装填上下方向が逆
の場合であっても、常に、図1の右側に示した状態に、
画像を正しくプリントすることができるようにしたもの
である。
【0019】次に、図2中の印画紙情報検出手段8の具
体例について、図4を用いて説明する。図4は、印画紙
情報検出手段8の構成を示すブロック図である。
【0020】図4において、8は印画紙情報検出手段、
40はフォトカプラ、41は増幅手段、42は比較手
段、401は発光手段、402は光検出手段である。
【0021】図4の動作を説明する。フォトカプラ40
は、発光手段401と光検出手段402とを有してお
り、これを印画紙が移動する場所(詳細な場所は後述)
に設ける。発光手段401は常に発光させておく。フォ
トカプラ40は印画紙の反射光を検出するように設置
し、光検出手段402で、発光手段401から出力され
た光の印画紙からの反射光を検出する。
【0022】印画紙には、反射光を検出しやすいように
マーカーをあらかじめ印刷しておいてもよいし、印画紙
が葉書の場合には、郵便番号欄の印刷を検出するように
してもよい。
【0023】フォトカプラ40の出力は、増幅手段41
で増幅し、比較手段42に送る。比較手段42では、フ
ォトカプラ40の出力と基準電圧とを比較し、検出信号
として出力する。
【0024】上記した構成、動作によって、印画紙上に
印刷してある情報を光学的に読み取り、検出信号を出力
することができる。
【0025】図4で示したフォトカプラ40の取り付け
場所を、図5により説明する。図5は、プリンタ装置に
おける要部メカニズムを示す摸式図である。
【0026】図5において、7はプリントヘッド、51
は印画紙ホルダ、52は給紙ローラ、53はプラテンロ
ーラ、54は印画紙である。
【0027】フォトカプラ40は、給紙ローラ52とプ
リントヘッド7との間の印画紙搬送経路中に設置し、実
際にプリントヘッド7でプリントするまでに、印画紙情
報を検出できるように設置する。
【0028】図5で示すメカニズム構成では、自動給紙
メカニズムとしているが、1枚、1枚手差しで紙を給紙
する場合には、プリントヘッド7の前であれば給紙ロー
ラ52より前であってもよい。
【0029】上記構成のようにフォトカプラ40を設置
すれば、プリントヘッド7によりプリントする前に、印
画紙の方向を検知することができるので、プリント以前
にメモリ手段4へのアクセス方向を決定することができ
る。
【0030】次に、図2中のメモリ制御手段5の第1具
体例について、図6を用いて説明する。図6は、メモリ
制御手段5の第1具体例の構成を示すブロック図であ
る。
【0031】図6において、501はロウ/カラム切り
替え手段、502はロウアドレスカウンタ、503はカ
ラムアドレスカウンタ、504はメモリアクセス方向切
り替え手段、505はロウアドレス正逆切り替え手段、
506はカラムアドレス正逆切り替え手段、507は正
方向ロウアドレス始点終点記憶手段、508は逆方向ロ
ウアドレス始点終点記憶手段、509は正方向カラムア
ドレス始点終点記憶手段、510は逆方向カラムアドレ
ス始点終点記憶手段、511はRAS,CAS,WE,
OE発生手段、512は正方向アドレス始点終点記憶手
段、513は逆方向アドレス始点終点記憶手段、514
はプリントデータ方向切り替え手段である。
【0032】図6の動作を説明する。正方向ロウアドレ
ス始点終点記憶手段507には正方向の始点終点ロウア
ドレスを、逆方向ロウアドレス始点終点記憶手段508
には逆方向の始点終点ロウアドレスを、正方向カラムア
ドレス始点終点記憶手段509には正方向の始点終点カ
ラムアドレスを、逆方向カラムアドレス始点終点記憶手
段510には逆方向の始点終点カラムアドレスを、それ
ぞれ予め記憶させておく。
【0033】ロウアドレス正逆切り替え手段505は、
印画紙情報検出信号により、正方向ロウアドレス始点終
点記憶手段507からのロウアドレス始点終点データ、
もしくは、逆方向ロウアドレス始点終点記憶手段508
からのロウアドレス始点終点データを選択し、ロウアド
レスカウンタ502に送る。
【0034】カラムアドレス正逆切り替え手段506
は、印画紙情報検出信号により、正方向カラムアドレス
始点終点記憶手段509からのカラムアドレス始点終点
データ、もしくは、逆方向カラムアドレス始点終点記憶
手段510からのカラムアドレス始点終点データを選択
し、カラムアドレスカウンタ503に送る。
【0035】ロウアドレスカウンタ502は、始点ロウ
アドレスデータで示すアドレスからカウントを開始し、
終点ロウアドレスデータで示すアドレスになるとカウン
ト動作を終了する。この間ロウアドレスカウンタ502
はロウアドレスを発生し、ロウ/カラム切り替え手段5
01に送る。
【0036】カラムアドレスカウンタ503は、始点カ
ラムアドレスデータで示すアドレスからカウントを開始
し、終点カラムアドレスデータで示すアドレスになると
カウント動作を終了する。この間カラムアドレスカウン
タ503はカラムアドレスを発生し、ロウ/カラム切り
替え手段501に送る。
【0037】ロウ/カラム切り替え手段501は、ロウ
アドレスとカラムアドレスを順次切り替え、メモリ手段
4(図2)に与える。
【0038】RAS,CAS,WE,OE発生手段51
1は、アドレス以外のメモリ手段制御信号を出力し、メ
モリ手段4(図2)に与える。
【0039】上記した構成、動作によって、メモリ手段
4の読み出し方向を逆転させることができ、印画紙の挿
入方向に関係なく、常に正しい方向にプリントすること
ができる。
【0040】次に、図2中のメモリ制御手段5の第2具
体例について、図7を用いて説明する。図7は、メモリ
制御手段5の第2具体例の構成を示すブロック図であ
る。
【0041】図7において、515はロウアドレス始点
終点記憶手段、516はカラムアドレス始点終点記憶手
段、517はプリントデータ方向切り替え手段である。
なお、図7において、図6で示した符号と同一符号で示
すものは、同一の機能を有し、同一の動作を行う。
【0042】図7の動作を説明する。図7に示すメモリ
制御手段5を設けるプリンタ装置の場合には、正方向ロ
ウアドレス始点終点データ、逆方向ロウアドレス始点終
点データ、正方向カラムアドレス始点終点データ、逆方
向カラムアドレス始点終点データは、図2で示すシステ
ムコントロール手段9に記憶させておく。
【0043】システムコントロール手段9は、印画紙情
報検出手段8からの検出データにより、正方向もしくは
逆方向のロウアドレス始点終点データ、正方向もしくは
逆方向のカラムアドレス始点終点データを選択し、それ
ぞれロウアドレス始点終点記憶手段515、カラムアド
レス始点終点記憶手段516に転送する。
【0044】ロウアドレスカウンタ502とカラムアド
レスカウンタ503、ロウ/カラム切り替え手段50
1、RAS,CAS,WE,OE発生手段511は、図
6で示した例と同様の動作をして、メモリ手段4を制御
する。
【0045】上記した構成、動作によっても、印画紙の
挿入方向に関係なく、常に正しい方向にプリントを行う
ことができる。
【0046】次に、印画紙検出手段8で検出する印画紙
マーカーの具体例を、図8によって説明する。図8は、
マーカーを印した印画紙の摸式図である。
【0047】光学式に情報を検出するのであれば、図8
に示すように反射率の低いマーカーを予め印刷しておけ
ばよい。
【0048】また、印画紙が葉書である場合には、検出
感度を高めて、郵便番号欄をマーカとして利用し、検出
するようにしてもよい。
【0049】次に、印画紙情報検出手段8で印画紙情報
を検出するタイミングと、画像読み出し方向の設定タイ
ミングとを、図9を用いて説明する。図9は、プリンタ
装置の概略動作を示すフローチャートである。
【0050】図9の動作を説明をする。まず、電源を入
れてスタートさせ(ステップa)、プリント開始命令を
受け取って(ステップb)、給紙を開始する(ステップ
c)。
【0051】次に、印画紙情報検出手段8により印画紙
情報を取得し、マーカーを検出したか否かの判別を行う
(ステップd)。マーカーを検出しなかった場合には、
ユーザにエラー表示を行い(ステップi)、給紙を中断
する(ステップj)。
【0052】マーカーを検出した場合には、マーカーの
検出方向の判別を行う(ステップe)。マーカーの方向
が正方向の場合は、メモリ制御手段5に正方向のアクセ
ス設定を行い(ステップf)、マーカーの方向が逆方向
の場合は、メモリ制御手段に逆方向のアクセス設定を行
う(ステップg)。アクセス方向の設定を行った後、実
際のプリント動作を行う(ステップh)。
【0053】上記したシーケンスによって、印画紙の挿
入方向が逆であっても宛名面に対して正常な方向でプリ
ントすることができる。
【0054】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、プリンタ装置によってプリントし
たプリントサンプルを、システム手帳などにファイルす
る場合に、特に有効な実施形態である。
【0055】まず、本実施形態を利用した場合に得られ
るプリントサンプルと、そのファイル形態について、図
10を用いて説明する。
【0056】図10は、プリントサンプルをファイルす
るシステム手帳を示した摸式図である。図10におい
て、100はシステム手帳本体、101はプリントサン
プルである。
【0057】ここでは、印画紙にはすぐファイルできる
ように、手帳に合った穴を予めあけておく。またここで
は、プリントサイズをA6と仮定してシステム手帳を例
にとって説明するが、特にこれに限定するものではな
い。
【0058】印画紙に予め穴があいていれば、プリント
後すぐに手帳にファイルできるので、後からユーザが穴
をあけるような煩わしい作業が必要ない。
【0059】次に、すぐにファイルに入れることができ
る印画紙に関して、図11で説明する。
【0060】図11は、予め穴のあいた印画紙にプリン
トしたプリントサンプルの摸式図である。図11で示す
ように、予めあけておく穴は、プリントされる領域の外
側である。
【0061】印画紙に予め穴があけられている場合、紙
を上下逆に挿入すると、画像を逆にプリントしてしま
う。しかし、ファイルに入れた場合を考えると、画像の
方向は一定であるのが望ましい。
【0062】そこで、本実施形態では、穴の位置から印
画紙の方向を読み取り、この検出結果により画像のプリ
ント方向、つまりメモリ手段4へのデータアクセス方向
を決定するようにしている。このためのプリンタ装置の
構成は、図2に示した前記第1実施形態と基本的に同様
であり、印画紙情報検出手段8の構成のみが、第1実施
形態とは異なる。
【0063】本実施形態において用いる、上記した印画
紙の穴の情報を検出するための印画紙情報検出手段8に
ついて、図12を用いて説明する。
【0064】図12は、本実施形態に係るプリンタ装置
における要部メカニズムを示す摸式図である。図12に
おいて、120はフォトカプラ、121は発光手段、1
22は光検出手段である。なお、図12において図5と
同一の符号で示すものは、同一の機能を有し、同一の動
作を行う。
【0065】本実施形態では、フォトカプラ120を印
画紙54を挟む形で配置し、発光手段121からの光
を、印画紙を挟んで光検出手段122に送る構成として
ある。この図12に示すフォトカプラ120も、回路的
には図4で示すフォトカプラ40と同様の構成で実現す
ることができる。
【0066】かような構成により、印画紙に予めあけて
あるファイル用の穴を検知でき、印画紙の挿入方向を検
知することができる。
【0067】なお、印画紙にあけられた穴の検出手段と
しては、図13に示すような機械的なスイッチ手段を用
いて穴を検出する構成としてもよい。
【0068】図13の(a)はスイッチ手段の摸式図で
あり、図13の(b)はスイッチ手段を用いた印画紙情
報検出手段の回路的な構成を示す図である。図13にお
いて、130は印画紙情報検出手段、131はスイッチ
手段である。
【0069】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。本実施形態は、プリンタ装置内部にファイル用の
穴をあける印画紙穴開け手段を設けたことを特徴として
おり、予め穴のあいていない印画紙を挿入しても、ファ
イルに綴じるためのプリント設定がしてあれば、プリン
タ装置内でファイル用の穴をあけられるようにしたもの
である。
【0070】図14は、本発明の第3実施形態に係るプ
リンタ装置の全体構成を示すブロック図である。
【0071】図14において、141は印画紙穴開け手
段、142は穴開け命令入力手段、143はシステムコ
ントロール手段である。なお、図14において、図2と
同一の符号で示すものは、同一の機能を有し、同一の動
作を行う。
【0072】穴開け命令入力手段142は、使用者がフ
ァイル用に穴をあけるか否かを入力する入力手段であ
る。なお、本実施形態では、穴をあけるか否かの入力手
段を、プリンタ装置内に穴開け命令入力手段142とし
て設けてあるが、データ発生手段2から指示するように
してもよい。
【0073】図14に示す構成において、穴開け命令入
力手段142から穴あけの指示を、システムコントロー
ル手段143に送る。システムコントロール手段143
は、印画紙穴開け手段141を制御し、印画紙穴開け手
段141は印画紙に穴をあける。
【0074】なお、印画紙穴開け手段のメカニズムにつ
いては、すでに多数の公知例があるので、ここでは説明
を割愛する。
【0075】上記した構成、動作によって、印画紙に予
め穴があいていない場合にも、プリンタ装置内で穴をあ
けることができる。
【0076】図15に、印画紙穴開け手段141の設置
位置の1例を示す。印画紙への穴は1回あければいいの
で、図15に示すように、給紙時、あるいは排紙時に印
画紙が通過する経路に、印画紙穴開け手段141を設け
ればよい。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印画紙の
方向を検知し、その方向によってプリントの方向を制御
することができるため、所望のプリント方向と逆方向で
プリントすることがなくなる。
【0078】また、印画紙に、プリンタ装置内において
ファイル用の穴をあけることができるので、予め印画紙
に穴があいていなくても、使用者がプリントサンプルに
手動で穴をあけなくても、すぐにシステム手帳等にファ
イルできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して、葉書にプリントした場合の
プリント結果を模式的に示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るプリンタ装置の全
体構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態における、メモリ手段からの
画像データの読み出し方向を概念的に示す説明図であ
る。
【図4】図2中の印画紙情報検出手段の具体例を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るプリンタ装置の要
部メカニズムを模式的に示す説明図である。
【図6】図2中のメモリ制御手段の第1具体例を示すブ
ロック図である。
【図7】図2中のメモリ制御手段の第2具体例を示すブ
ロック図である。
【図8】本発明の第1実施形態において用いられる、印
画紙の方向を識別するためのマーカを予め印刷した印画
紙例を模式的に示す説明図である。
【図9】本発明の第1実施形態における、プリンタ装置
の概略動作を示すフローチャート図である。
【図10】プリントサンプルをファイルするシステム手
帳を模式的に示す説明図である。
【図11】ファイル用に穴のあいた印画紙例を模式的に
示す説明図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係るプリンタ装置の
要部メカニズムを模式的に示す説明図である。
【図13】印画紙にあけられた穴の検出手段として適用
可能な、機械的なスイッチ手段を用いた印画紙情報検出
手段の構成を示す説明図である。
【図14】本発明の第3実施形態に係るプリンタ装置の
全体構成を概略的に示すブロック図である。
【図15】本発明の第3実施形態に係るプリンタ装置の
要部メカニズムを模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 データ発生手段 3 インターフェース手段 4 メモリ手段 5 メモリ制御手段 6 ヘッド制御手段 7 プリントヘッド 8 印画紙情報検出手段 9 システムコントロール手段 10 印画紙移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟戸 昭一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 伊藤 英明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 成田 敏 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像もしくは文字を印画紙にプリントす
    るプリンタ装置において、 印画紙に記録された印画紙情報を読み取る印画紙情報検
    出手段と、該印画紙情報検出手段で検出した印画紙情報
    により、印画紙にプリントするプリントデータの方向を
    切り替えるプリントデータ方向切り替え手段とを設けた
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 プリント画像の1プリント分あるいは1
    色分のプリントデータを記憶するメモリ手段と、該メモ
    リ手段を制御するメモリ制御手段と、プリントヘッドと
    を持ち、画像もしくは文字を印画紙にプリントするプリ
    ンタ装置において、 印画紙に記録された印画紙情報を読み取る印画紙情報検
    出手段と、該印画紙情報検出手段で検出した印画紙情報
    により、印画紙にプリントするプリントデータの方向を
    切り替えるプリントデータ方向切り替え手段とを、上記
    メモリ制御手段内に設け、上記メモリ制御手段の少なく
    ても一部分を、正方向アドレス始点終点記憶手段と、逆
    方向アドレス始点終点記憶手段とで構成したことを特徴
    とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 プリントデータの記憶を行うメモリ手段
    を構成要素の1つとして持ち、画像もしくは文字を印画
    紙にプリントするプリンタ装置において、 印画紙に記録された印画紙情報を読み取る印画紙情報検
    出手段と、該印画紙情報検出手段で検出した印画紙情報
    により、印画紙にプリントするプリントデータの方向を
    切り替える切り替えデータを出力するコントロール手段
    と、上記切り替えデータにより、上記メモリ手段へのア
    クセス方向を切り替えるメモリ制御手段とを設けたこと
    を特徴とするプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 画像もしくは文字を印画紙にプリントす
    るプリンタ装置において、 印画紙に記録された印画紙情報を読み取る印画紙情報検
    出手段と、該印画紙情報検出手段で検出した印画紙情報
    により、印画紙にプリントするプリントデータの方向を
    切り替えるプリントデータ方向切り替え手段とを設け、
    上記印画紙情報検出手段は、印画紙に予めあけられた穴
    を検出する印画紙情報検出手段であることを特徴とする
    プリンタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、 印画紙に予めあけられた穴を検出する前記印画紙情報検
    出手段を、発光手段と該発光手段に近接した光検出手
    段、もしくは、印画紙にあけられた穴を物質的に検出す
    るスイッチ手段で構成したことを特徴とするプリンタ装
    置。
  6. 【請求項6】 画像もしくは文字を印画紙にプリントす
    るプリンタ装置において、 印画紙に穴をあける印画紙穴あけ手段と、印画紙に穴を
    あける情報を入力する印画紙穴あけ情報入力手段とを設
    け、プリンタ装置内において印画紙に穴をあけられるよ
    うな構成としたことを特徴とするプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 印画紙給紙部と、プリントヘッドと、印
    画紙穴あけ手段とを持ち、画像もしくは文字を印画紙に
    プリントするプリンタ装置において、 上記印画紙穴あけ手段を、上記印画紙給紙部と上記プリ
    ントヘッドの途中の印画紙搬送経路中に設け、印画紙搬
    送中に穴をあけるようにしたことを特徴とするプリンタ
    装置。
  8. 【請求項8】 普通紙以外の専用用紙にプリントするプ
    リンタ装置の印画紙において、 上記プリンタ装置に挿入する以前に予め印画紙に穴をあ
    けておき、使用者がすぐにファイルできるようにしたこ
    とを特徴とする印画紙。
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