JPH1190491A - 消化槽の消化機能維持装置 - Google Patents
消化槽の消化機能維持装置Info
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- JPH1190491A JPH1190491A JP26234297A JP26234297A JPH1190491A JP H1190491 A JPH1190491 A JP H1190491A JP 26234297 A JP26234297 A JP 26234297A JP 26234297 A JP26234297 A JP 26234297A JP H1190491 A JPH1190491 A JP H1190491A
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Abstract
修理等のために攪拌機を取り外したとき、代替設置する
ことにより消化槽の汚泥消化機能を維持する。 【解決手段】 消化機能維持装置として、消化槽1内か
ら吸ガス配管9を介して消化ガスを吸入し所要圧力まで
昇圧するガス圧発生装置8と、ガス圧発生装置8で昇圧
された消化ガスをドラフトチューブ5内に導く給ガス配
管10とを設ける。ガス圧発生装置8の作動で、消化槽
1から吸入された消化ガスは、所要圧力まで昇圧され、
給ガス配管10によってドラフトチューブ5内に放出さ
れる。給ガス配管10の放出口11付近の汚泥は消化ガ
スを含んで周囲の汚泥より比重が小さくなり、ドラフト
チューブ5内を上昇するので上向流が発生し汚泥の攪拌
が行われ、消化機能が維持される。
Description
槽において、通常使用されている機械攪拌装置の攪拌機
を点検修理等のため一時的に取り外したとき、消化槽の
汚泥消化機能を維持するための消化槽の消化機能維持装
置に関するものである。
防止、脱水効率の改善等のため、汚泥の消化処理が行わ
れることが多い。汚泥の消化処理では、汚泥消化促進の
ため、消化槽内の汚泥の攪拌が行われる。汚泥の攪拌を
行うにはいくつかの手段があるが、液流の向きを上下い
ずれにも自在に変更できる機械攪拌装置を用いる場合が
多くなっている。
すように、消化槽1の躯体上部中央に攪拌機2が設置さ
れる。攪拌機2は、縦型の攪拌ポンプ4と駆動モータ3
とを備えている。また、消化槽1内の中央部にはドラフ
トチューブ5が設置される。ドラフトチューブ5は、下
部の架脚6と上部のタイロッド7で鉛直状態に支持され
る。
と上段インペラ15と下段インペラ16とが設けられて
おり、下段インペラ16がドラフトチューブ5の上部
に、ドラフトチューブ5の内径と下段インペラ16の外
径との間に均一な隙間が形成されるよう芯を合わせて挿
入される。
することで、上段インペラ15と下段インペラ16とに
より、下向流でも上向流でも、どちらも生じさせること
ができる。
トチューブ5の上端から吸込み下端から吐出して、ドラ
フトチューブ5内に下向流を生じるように運転される
と、ドラフトチューブ5の外側の消化槽5内には上昇流
が生じる。
トチューブ5の下端から吸込み上端から吐出して、ドラ
フトチューブ5内に上向流を生じるように運転される
と、ドラフトチューブ5の外側の消化槽5内には下降流
が生じる。
せ、必要に応じて流れの方向を制御することにより、汚
泥の消化処理が行われる。
化槽1に対して1基設置されており、通常、設備コスト
の制約もあって、予備機は備えていない。攪拌機2は、
定期的なオーバーホール等の点検修理を行う場合には、
消化槽1から取り外さなければならないので、修理期間
中は消化槽1内の攪拌が不能になり汚泥消化処理が停止
される。下水処理場では、この期間中消化処理をパイパ
スさせざるを得ないので、処理水質が悪化し、また、消
化槽1内の汚泥が腐敗するので、消化槽1内の汚泥を一
旦抜き出す等の対策が必要になる。
おける上記課題を解決するものであって、点検修理等の
ために攪拌機を一時的に取り外したとき、代替設置する
ことにより消化槽の汚泥消化機能を維持することのでき
る簡便な消化槽の消化機能維持装置を提供することを目
的とする。
置を備えた消化槽において、攪拌機を取り外したとき代
替設置される消化槽の消化機能維持装置として、消化槽
内から吸ガス配管を介して消化ガスを吸入し所要圧力ま
で昇圧するガス圧発生装置と、ガス圧発生装置で昇圧さ
れた消化ガスをドラフトチューブ内に導く給ガス配管と
を設けることにより上記課題を解決している。
圧発生装置を作動させることにより、消化槽内から吸ガ
ス配管を介して消化ガスをガス圧発生装置に吸入する。
吸入した消化ガスは、所要圧力まで昇圧してガス圧発生
装置から給ガス配管へ吐出する。吐出された消化ガス
は、給ガス配管によってドラフトチューブ内に導かれ、
給ガス配管の放出口からドラフトチューブ内に放出され
る。
ガスを含んで周囲の汚泥液より比重が小さくなり、ドラ
フトチューブ内を上昇する。放出口から連続的に消化ガ
スが放出されると、ドラフトチューブ内には上向流が発
生し、消化槽内には循環流が誘起されて汚泥の攪拌が行
われるので、汚泥消化機能が維持される。
である消化機能維持装置を設置した消化槽の全体構成図
である。
5が設置されている。ドラフトチューブ5は、下部の架
脚6と上部のタイロッド7とからなる支持装置で鉛直状
態に支持されている。
た消化槽1において、点検修理等を行うため図2の攪拌
機2を取り外したとき代替設置されるものであり、消化
槽1の躯体上にはガス圧発生装置8が設置されている。
消化槽1内の上部からガス圧発生装置8へ吸ガス配管9
が敷設され、ガス圧発生装置8からドラフトチューブ内
まで給ガス配管10が敷設されている。給ガス配管10
の下端には放出口11が開口している。
な構成であるので、攪拌機2を取り外した後に容易に設
置することができる。ガス圧発生装置8を作動させる
と、消化槽1内で発生し上部に滞留している消化ガス
が、吸ガス配管9を介してガス圧発生装置8に吸入され
る。吸入された消化ガスは、ガス圧発生装置8で所要圧
力まで昇圧されて、ガス圧発生装置8から給ガス配管1
0へ吐出される。この消化ガスは、給ガス配管10によ
ってドラフトチューブ5内に導かれ、給ガス配管10の
放出口11からドラフトチューブ5内に放出される。
は、消化ガスを含んで周囲の汚泥液より比重が小さくな
り、ドラフトチューブ5内を上昇する。放出口11から
連続的に消化ガスが放出されると、ドラフトチューブ5
内には連続的な上向流が発生し、消化槽1内には循環流
が誘起されて汚泥の攪拌が行われるので、汚泥消化機能
が維持される。従って、消化槽1は、汚泥消化機能を維
持したままで、機械攪拌装置の攪拌機の修理作業を実施
することができる。
維持装置は撤去して、攪拌機2を再度設置することによ
り機械攪拌装置を修理前の状態に復帰させる。このとき
の消化機能維持装置の撤去作業も極めて容易に行うこと
ができる。
消化機能維持装置は、機械攪拌装置を備えた消化槽にお
いて、点検修理等のために攪拌機を一時的に取り外した
とき、攪拌機に代替して設置することにより消化槽の汚
泥消化機能を維持することができる。
ことなく、攪拌機の修理作業を実施することができる。
を設置した消化槽の全体構成図である。
成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 機械攪拌装置を備えた消化槽において、
攪拌機を取り外したとき代替設置される消化槽の消化機
能維持装置であって、消化槽内から吸ガス配管を介して
消化ガスを吸入し所要圧力まで昇圧するガス圧発生装置
と、ガス圧発生装置で昇圧された消化ガスをドラフトチ
ューブ内に導く給ガス配管とを設けることを特徴とする
消化槽の消化機能維持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26234297A JP3961084B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 消化槽の消化機能維持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26234297A JP3961084B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 消化槽の消化機能維持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190491A true JPH1190491A (ja) | 1999-04-06 |
JP3961084B2 JP3961084B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=17374425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26234297A Expired - Fee Related JP3961084B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 消化槽の消化機能維持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3961084B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314896A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Nishihara Environment Technology Inc | 汚泥処理槽の撹拌装置 |
JP2015051390A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 水ing株式会社 | メタン発酵処理装置 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26234297A patent/JP3961084B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314896A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Nishihara Environment Technology Inc | 汚泥処理槽の撹拌装置 |
JP2015051390A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 水ing株式会社 | メタン発酵処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3961084B2 (ja) | 2007-08-15 |
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