JPH1190062A - クッション体の製造装置 - Google Patents

クッション体の製造装置

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JPH1190062A
JPH1190062A JP9269401A JP26940197A JPH1190062A JP H1190062 A JPH1190062 A JP H1190062A JP 9269401 A JP9269401 A JP 9269401A JP 26940197 A JP26940197 A JP 26940197A JP H1190062 A JPH1190062 A JP H1190062A
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cushion
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外被体内にクッション片を充填し、外被体の開
口縁部を糊付け、ヒ−トシ−ルする一連の工程が自動的
に行えるクッション体の製造装置を提供することにあ
る。 【解決手段】供給されたクッション材を切断装置7で切
断した後、細断装置11によって細断して多数のクッシ
ョン片2aを作製し、これを移送するクッション片移送
装置13によって移送し、移送の過程でクッション片を
圧縮する圧縮装置19によって圧縮して排出する。一
方、紙製の袋状の外被体50を外被体供給装置61によ
って供給し、外被体搬送装置30によって搬送する。外
被体50の搬送過程で、外被体50の開口部51を開拡
し、クッション片2aを外被体内に充填する。さらに、
外被体50内に充填されたクッション片2aを押圧し、
開口部51の開口内縁部に糊付着装置80によって糊を
付着した後、外被体50の開口外縁部をヒ−トシ−ル装
置90によって加熱・加圧し外被体50の開口部51を
接着してクッション体を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、精密機
械器具、陶器等の脆弱品等を梱包して搬送する場合の緩
衝材として用いる紙製クッション体の製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】精密機械器具やガラス製品、陶器等の脆
弱品等を梱包して搬送する場合、搬送中に加わる振動、
衝撃等によって搬送品が破損することのないように梱包
箱と搬送品との間に緩衝材としてのクッション体を介装
したり、搬送品をクッション体によって包んで梱包箱に
収容している。
【0003】クッション体としては、従来、発泡スチロ
−ル、発泡樹脂シ−ト、発泡樹脂チップあるいは紙屑、
木屑等が用いられているが、一回使用すると廃棄してい
る。つまり、梱包を解いて梱包箱から搬送品を取り出す
と、クッション体は不用となるためゴミとして廃棄して
いる。しかし、ゴミとなったクッション体としての発泡
スチロ−ル、発泡樹脂シ−ト、発泡樹脂チップを焼却す
ると、燃焼時に人体に有害なガスが発生し、公害問題と
なっている。
【0004】そこで、前述のような問題を解消するため
に、本出願人は、クッション効果が高く、全体が紙製で
あるため軽量であり、また、使用後に廃棄や焼却しても
人体に有害なガスが発生せず、公害問題とならないとい
う利点がある紙製クッション片を紙製の外被体内に封入
した形態のクッション体及びその製造装置を開発し、特
開平7−213763号公報に示すように、クッション
体の製造装置として出願している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開平7−2
13763号公報に示す、クッション体の製造装置は、
基本的には、ベルトコンベア等により直線方向に外被体
を移動させながら、外被体内にクッション片を充填し、
外被体の開口部をヒ−トシ−ルし、クッション体を製造
するようにしている。しかし、外被体内にクッション片
を充填する際に、充填可能に外被体をセットしたり、セ
ットした外被体内にクッション片を機械的に充填するこ
とが困難で、人手を要するなどの不都合があった。
【0006】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、外被体を把持しなが
ら搬送し、搬送の過程で、外被体内に圧縮された多数の
クッション片を充填し、外被体の開口縁部に糊付けし、
これをヒ−トシ−ルする一連の工程が自動的に行え、ク
ッション体の製造が能率的に、低コストで製造できるク
ッション体の製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、袋状の紙製外被体内に多数の紙製のク
ッション片を収容してなるクッション体の製造装置にお
いて、前記クッション片を作製するためのシ−ト状の紙
製クッション材を供給するクッション材供給手段と、前
記クッション材供給手段により供給されたシ−ト状のク
ッション材を所定の長さに幅方向に切断する切断手段
と、前記切断手段により切断されたクッション材を所定
の狭幅に長さ方向に細断して多数のクッション片を形成
する細断手段と、前記細断手段により形成された多数の
クッション片を受け取って、これを移送するクッション
片移送手段と、前記クッション片移送手段による移送の
過程において、前記多数のクッション片を圧縮する圧縮
手段と、前記圧縮手段により圧縮されたクッション片を
排出する排出手段と、一側縁部に開口部を有する紙製の
袋状外被体を1枚づつ供給する外被体供給手段と、前記
外被体供給手段により供給された外被体を、その両側部
を把持して搬送する外被体搬送手段と、前記外被体搬送
手段による搬送の過程において、両側部を把持された外
被体の前記開口部を開拡する開拡手段と、前記開拡手段
により開拡された開口部から、前記排出手段により排出
された多数のクッション片を外被体内に充填する充填手
段と、前記外被体搬送手段による搬送の過程において、
前記外被体内に充填された多数のクッション片を押圧す
る押圧手段と、開拡された前記外被体の開口部の開口内
縁部に糊を付着する糊付着手段と、前記糊付着手段によ
り開口内縁部に糊の付着された外被体の開口外縁部から
加熱・加圧して外被体の開口部を接着するヒ−トシ−ル
手段と、を具備することを特徴とする。
【0008】前記構成によれば、クッション材供給手段
から供給されたシ−ト状の紙製のクッション材を切断手
段によって所定の長さに切断した後、切断されたクッシ
ョン材を細断手段によって所定の狭幅に長さ方向に細断
してクッション片とし、細断手段から送り出された多数
のクッション片を移送手段により移送し、圧縮手段によ
って圧縮した後、排出手段によって排出する。一方、外
被体供給手段によって1枚ずつ供給された袋状の外被体
の両側部を把持してこれを外被体搬送手段によって搬送
し、その搬送過程で、両側部を把持された外被体の開口
部を開拡し、この開拡された開口部から前記排出手段に
より排出された多数のクッション片を外被体内に充填
し、さらに、外被体内に充填された多数のクッション片
を押圧する。そして、開拡された前記外被体の開口部の
開口内縁部に糊を付着し、付着された外被体の開口外縁
部から加熱・加圧して外被体の開口部を接着してヒ−ト
シ−ルし、クッション体を製造することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて説明する。図1はクッション体の製造装置の
要部を示す縦断側面図である。クッション体の製造装置
の基台1の長手方向の一端側(図1において右側)には
例えばコルゲ−ト紙からなるシ−ト状の紙製のクッショ
ン材2を供給するクッション材供給装置3が設けられて
いる。
【0010】このクッション材供給装置3は、基台1に
対して立設された支持枠(図示しない)に対して回転自
在に軸支された巻取軸4を有し、これら巻取軸には前記
紙製のクッション材2がロ−ル状に巻回されている。な
お、用いるクッション材2のロ−ルの数は、後述する外
被体の大きさ、1枚の外被体に収容するクッション片の
量などにより適宜選択する。
【0011】基台1の長手方向の略中間部には矩形枠状
の支持台6が立設されている。この支持台6の上部には
前記クッション材供給装置3から供給されたシ−ト状の
クッション材2を所定の長さに幅方向に切断する切断装
置7が設けられている。切断装置7はクッション材供給
装置3から送り出された複数枚のシ−ト状のクッション
材2を集合し、重なり合った状態で走行案内するガイド
ロ−ラ8a、8b、8cが設けられ、ガイドロ−ラ8c
の下方には転接された一対の送りロ−ラ9が設けられて
いる。この一対の送りロ−ラ9は適度な圧力でクッショ
ン材2を押えながら挾持搬送するようになっている。
【0012】送りロ−ラ9の送り出し側には、クッショ
ン材2の搬送路を挟むように、固定刃7aと、シリンダ
7cによって進退する可動刃7bがクッション材2の搬
送方向と直交する方向に設けられている。そして、シリ
ンダ7cによって可動刃7bを右方向に移動することに
より固定刃7aと摺動し、クッション材2を所定の長さ
に幅方向に切断する。
【0013】切断装置7の下方には、図2にも示すよう
に、縦方向に一対の転接するコンベア10a、10bか
らなる搬送装置10が設けられており、切断装置7によ
って一定の長さに切断されたクッション材2は、この搬
送装置10に挾持されて細断装置11に搬送される。
【0014】細断装置11は、支持台6に回転自在に軸
支された左右一対の歯付きロ−ル11a、11bを具備
している。一対の歯付きロ−ル11a、11bの外周面
の環状凸部と環状凹部とは互いに噛合しており、この一
対の歯付きロ−ル11a、11bの間を通過するクッシ
ョン材2を所定の狭幅に長さ方向に細断するようになっ
ており、この細断装置11によってクッション材2が細
断されることにより、狭幅帯状の多数のクッション片2
aが作製される。
【0015】細断装置11の左右及び下方にかけてガイ
ド板12が設けられている。ガイド板12は細断装置1
1によって細断されて作製された多数のクッション片2
aを下方に送り出すようになっている。なお、前記切断
装置7は、シ−ト状のクッション材2を一定の長さに切
断するものであるので、その切断動作は一定の長さに対
応する時間ごとに行われる。そのため、細断装置11
は、一定の長さに切断されたクッション材2ごとに細断
することになり、細断装置11から送り出されるクッシ
ョン片2aも一定の長さのクッション材2に見合う分づ
つ送り出されることになる。
【0016】前記細断装置11の斜め下方には細断装置
11から送り出された多数のクッション片2aを受け入
れて移送するクッション片移送装置13が設けられてい
る。図3は、このクッション片移送装置13、後述する
外被体供給装置61及び外被体搬送装置30を示す平面
図である。クッション片移送装置13は図1及び図3に
示すように構成されている。
【0017】即ち、前記基台1の上部には支持台6に固
定されたベ−ス14が設けられ、このベ−ス14の上部
には円形の第1の回転盤15が設けられている。この第
一の回転盤15は、図4に示すように、下面の一部をテ
フロン加工した摺動部15xを有するアルミニウム等の
金属盤からなっている。
【0018】そして、この第一の回転盤15は、この盤
上に設けられた後述する4つのクッション片収容部16
の中央部が図3のA、B、C、Dの各指示位置に整った
とき(つまり、四分の1回転したとき)ごとに一時停止
しながら時計方向に回転するようになっている。即ち、
第一の回転盤15は間欠的に回転する。
【0019】第一の回転盤15の上部にはその円周に沿
う位置に、4つの無底のボックス状のクッション片収容
部16が等間隔に設けられている。クッション片収容部
16に対応する第一の回転盤15には開口部15aが設
けられており、その結果、ベ−ス14がクッション片収
容部16の底の役割を果している。さらに、このクッシ
ョン片収容部16の内側の両サイドには、図3に示すよ
うにエアシリンダ17aで前後動する一対の圧縮板17
が設けられている。
【0020】前述のように構成されたクッション片移送
装置13の第一の回転盤15は、間欠的に回転し、ある
1つのクッション片収容部16の中央部が図3のA指示
位置に来た時一時停止するが、このA指示位置に来た
時、該クッション片収容部16の真上から前記細断装置
11により細断されたクッション片2aが送り出されて
くる(落下)ように配設されている。
【0021】したがって、細断装置11から送り出され
たクッション片2aは、間欠的に回転する第一の回転盤
15の上部のクッション片収容部16のうちの1つがA
指示位置に来たときに、その都度、該クッション片収容
部16の中に定量ずつ落下、送り込まれるようにコンピ
ュ−タ制御されている。
【0022】次いで、A指示位置でクッション片2aを
収容した該クッション片収容部16は、第一の回転盤1
5の回転により、図3のB指示位置に至り、そこで一時
停止するが、その過程で、クッション片収容部16内の
両サイドに設けられている前記一対の圧縮板17がエア
シリンダ17aの作動により前進し、クッション片収容
部16内の多数のクッション片2aを横方向から圧縮す
る。
【0023】さらに、このB指示位置の上方には、図1
に示すようにエアシリンダ18aにより上下動する圧縮
バ−18を備えた圧縮装置19が設けられており、クッ
ション片2aを収容したクッション片収容部16がB指
示位置に来たとき、この圧縮バ−18がシリンダ18a
の作動で下降し、クッション片収容部16内のクッショ
ン片2aを上方向から圧縮する。従って、クッション片
収容部16内のクッション片2aは、横方向及び上方向
から圧縮され、ある程度塊状に固められるようになって
いる。
【0024】次いで、圧縮されたクッション片2aを収
容したクッション片収容部16は、第一の回転盤15の
回転により、更に移送されて、図3のC指示位置に至
る。ところで、前記ベ−ス14のC指示位置に対応する
部分には、図4に示すように、ベ−ス開口部14aが設
けられている(つまり、ベ−ス14にはC指示位置に対
応する箇所に予め開口部が設けられている)。このベ−
ス開口部14aは、図4に示すように、ベ−ス14の裏
面に設けられたシャッタ20により閉鎖されているが、
クッション片収容部16がC指示位置に来た時、このシ
ャッタ20はコンピュ−タ制御により、下方に開くよう
になっている。
【0025】前記シャッタ20は、略三角形の板状のも
の4枚からなり、三角形の頂点を突き合わせた状態で閉
まり、開くときは、三角形の一辺を支軸20aとして板
が下方に垂れ下がるようにして開くようなっている。ま
た、C指示位置の上方には、図1に示すように、エアシ
リンダ21で上下方向に往復運動する押込み具22を具
備した押込み装置23が設けられており、この押込み装
置23の押込み具22は前記クッション片収容部16が
C指示位置に来た時、コンピュ−タ制御によりエアシリ
ンダ21の作動で下降するようになっている。
【0026】したがって、多数のクッション片2aを収
容したクッション片収容部16が回転盤15の回転に伴
ってC指示位置に来た時(停止)、前記シャッタ20が
下方に開き、その結果、クッション片収容部16に収容
されているクッション片2aの圧縮された塊りは、ベ−
ス開口部14aを通って排出(落下)される。その際、
下方に開いたシャッタ20は、落下のガイドの役目をす
ると共に、後述する外被体搬送装置30により前記ベ−
ス開口部14aの下に搬送されて来ている後述する外被
体50の開口部を最大限に押し拡げる役目をし、それに
より、ベ−ス開口部14aを通って排出される多数のク
ッション片2aが自動的に外被体50の押し拡げられた
開口部から外被体50内に収納されるようになってい
る。シャッタ20が下方に開くのと同時に、前記押込み
装置23の押込み具22が下降し、クッション片収容部
16から排出されて外被体50内に入るクッション片2
aを、外被体50の中に押込む。その結果、クッション
片2aは、外被体50内に充填される。
【0027】このように、多数のクッション片2aは、
クッション片移送装置13を構成する第一の回転盤15
の上部に設けられたクッション片収容部16に収容され
て、第一の回転盤15の回転によって移送され、かつそ
の過程において、横方向及び上方向から圧縮されて、後
述の外被体搬送装置30により搬送される外被体50内
に排出・充填される。
【0028】前記C指示位置でクッション片2aを排出
したクッション片収容部16は、第一の回転盤15の回
転により、更に図3のD指示位置に至る。この位置にお
いては、クッション片収容部16は実質的には空の状態
であるが、D指示位置に至ったとき、クッション片収容
部16の内側の両サイドに設けられている前記圧縮板1
7がシリンダ17aの作動により再び前進し、クッショ
ン片収容部16内にクッション片2aが残っているとき
は、それをクッション片収容部16の中央に集め、第一
の回転盤15の回転により再びクッション片収容部16
が前記C指示位置に至ったとき容易に排出できるように
する。尚、このD指示位置に対応する部分のベ−ス14
に、前記C指示位置におけるのと同様にベ−ス開口部1
4aを設け、このベ−ス開口部14aからクッション片
2aの残りを外部に排出するようにしてもよい。
【0029】ついで、クッション片収容部16は、第一
の回転盤15の回転により再びA指示位置に戻り、この
位置において、再び細断装置11から送り出されるクッ
ション片2aを受け入れ、これを第一の回転盤15の回
転によって、B指示位置に移送し、以後前同様のことを
繰返す。
【0030】他方、前記クッション片移送装置13の斜
め下方には、後述する外被体供給装置61から供給され
る外被体50を搬送する外被体搬送装置30が設けられ
ている。この外被体搬送装置30は、図1及び図3に示
すように構成されている。即ち、前記クッション片移送
装置13の斜め下方に当る基台1の上部には回転盤支持
軸31が立設され、この回転盤支持軸31上に円形の第
二の回転盤32が設けられている。そして、この第二の
回転盤32は、回転盤支持軸31を支軸にして第一の回
転盤15に連動して、図3のの各指示
位置で一時停止しながら、第一の回転盤15とは逆方向
(つまり反時計回り)に回転するようになっている。従
って、間欠的に回転するようになっている。
【0031】前記第二の回転盤32には、その円周に沿
って、図3のの各指示位置に対応して
8組の外被体保持装置33が第二の回転盤32に吊り下
がる状態で設けられている。この外被体保持装置33
は、第二の回転盤32に外方へ突出するように取付けら
れた横支持材34及びこの横支持材34の先端部に中間
材35を介して下方に鉛直に吊り下がるように設けられ
た縦支持材36からなる支持部37と、この支持部37
に直交するように且つ下方に突出するように設けられ、
上下方向及び少くとも先端部が左右方向に可動に構成さ
れている一対のバ−38、38と、この一対のバ−3
8、38の各先端部に設けられ外被体50の側部を把持
できるように構成された一対の把持部39、39とを備
えている。
【0032】即ち、第二の回転盤32の円周縁部には該
回転盤32から外方に突出するように横支持材34が取
付けられ、この横支持材34の先端部には鉛直に中間材
35が設けられ、この中間材35の先端部には略L字形
の縦支持材36が取付けられている。そして、この縦支
持材36には、第二の回転盤32の外方に突出するよう
に、一対のバ−38、38が所定の間隔を存して、上下
方向及び少くとも先端側が左右方向に可動に、水平状態
で取付けられていると共に、これら一対のバ−38、3
8の各先端側には鋏状の把持部39がそれぞれ取付けら
れている。
【0033】さらに、外被体保持装置33は、一対のバ
−38、38に内挿されたロッド38a及びロッド38
aを後退方向に付勢して把持部39、39を閉じる付勢
ばね38b及び付勢ばね38bに抗してロッド38aを
前進し、把持部39、39を開くシリンダ38cを備え
ている。また、前記一対のバ−38、38には、前記縦
支持材36に取付けられたエアシリンダ40で上下動す
る押上げ棒41が接続されていると共に、前記縦支持材
36の下端にはキャスタ42ガ取付けられている。
【0034】また、前記把持部39は、開閉可能な鋏状
に形成され、後述するように、図3の指示位置で外被
体50を把持してから指示位置で外被体50をはなす
までは鋏を閉じた状態、指示位置で外被体50をはな
してから指示位置で外被体50を把持するまでは鋏を
開いた状態になるように設定されている。
【0035】更に、第二の回転盤32の下方の基台1の
上部には、第二の回転盤32の回転に伴って移動する前
記縦支持材36の軌道のうち、図3の指示位置と指
示位置との中間から反時計回りに指示位置と指示位
置との中間までの軌道に対応する部分に、半円弧状にレ
−ル43が設けられている。そして、前記支持部37を
構成する前記縦支持材36の下端に設けられているキャ
スタ42は、前記レ−ル43のない部分ではフリ−であ
るが、レ−ル43のある部分では、回転に伴う移動に際
し、このレ−ル43に接して移動するようになってお
り、また、支持部37に取付けられた前記一対のバ−3
8、38は、レ−ル43を通じての信号により、レ−ル
43のある区間においては平行状態、レ−ル43のない
区間においては先端部が横方向に八字状に開脚するよう
になっている(図3参照)。
【0036】このように、外被体搬送装置30は第二の
回転盤32とそれに取付けられた外被体保持装置33と
の組合せからなっており、第二の回転盤32の間欠的回
転によって、外被体保持装置33で外被体50を保持し
ながら搬送するようになっている。
【0037】前記第二の回転盤32の指示位置に隣接
して、外被体供給装置61が設けられている。この外被
体供給装置61は、図3、図5及び図6に示すように、
第二の回転盤32の前記指示位置に対向する場所に設
けられた外被体積載台61a、61bと、この外被体積
載台61a、61bの上方に設けられた真空吸引パッド
62a、62bと、外被体積載台61a、61bに隣接
して設けられた供給ア−ム63と、この供給ア−ム63
の先端側に設けられた把持部材64などから構成されて
いる。
【0038】前記外被体積載台61a、61bは、第二
の回転盤32の指示位置に対向する場所に設けられ、
左右2列に外被体50を体積できるようになっている。
そして、1列目の外被体50を載置した外被体積載台6
1aと2列目の外被体50を載置した外被体積載台61
bとは、交互に上下往復運動を行えるように構成されて
いる。
【0039】1列目と2列目の外被体積載台61a、6
1bに各対応する上方には、左右方向に可動で且つ上下
に往復運動をする真空吸引パッド62a、62bが1個
づつ設けられている。そして、この2個の真空吸引パッ
ド62a、62bは、交互に上下往復運動をし、対応す
る列の外被体積載台61a、61bが上昇した時は下降
して、当該積載台61a、61b上の外被体50を吸上
げ、もう1つの真空吸引パッドが下降するのに伴って、
外被体50を吸い上げた状態で上昇するようになってい
る。
【0040】更に、図3及び図6に示すように、前記外
被体積載台61a、61bに隣接して外被体50を供給
する供給ア−ム63が設けられている。この供給ア−ム
63は、L字形に形成され、支軸65を中心にしてモ−
タ等により上下方向に90°回転できるようになってお
り、かつ、その先端部には、供給ア−ム63に対し前後
に往復運動する把持部材64が取付けられている。把持
部材64は、枢支軸64aに鋏状に枢支した一対の挾持
片64bからなり、この一対の挾持片64bは回転シリ
ンダ66により90°開閉自在に形成されている。
【0041】そして、前記外被体供給装置61は、次の
ようにして外被体50を前記外被体搬送装置30に供給
するようになっている。即ち、前記外被体積載台61
a、61bには、二列に並べて、袋状の外被体50がそ
の底側(開口部51のある側の反対側)を前記第二の回
転盤32に向けて積載してある。2列ある外被体積載台
61a、61bの上方には昇降ア−ム62に支持された
真空吸引パッド62a、62bが設けられている。2列
ある外被体積載台61a、61bは交互に上下運動をす
るが、その一方の外被体積載台61aが上昇すると、そ
れに対応する真空吸引パッド62aが下降し、該積載台
61a上の外被体50を吸い上げる。そして、その吸い
上げのタイミングに応じて、前記供給ア−ム63の先端
部に取付けられた把持部材64の回転シリンダ66が作
動して挾持片64bが吸い上げられた外被体50の1枚
の両側部52を挾持し、第二の回転盤32の方向に90
°回転しながら、挾持した外被体50を持ち上げるよう
になっている。
【0042】その時、第二の回転盤32上の8個の外被
体保持装置33の一つが、丁度、図3の指示位置に来
ており、該保持装置33の一対のバ−38、38の各先
端に取付けられた前記把持部39、39が、前記供給ア
−ム63の先端の把持部材64で挾持されながら持ち上
げられた外被体50の両側部52、52を把持する。把
持部39、39が外被体50の両側部52、52を把持
するのと同時に、把持部材64は挾持していた外被体5
0をはなし、外被体積載台61a、61bの方に90°
回転して下降し、再び外被体50を挾持する。以下、そ
れを繰返すようになっている。
【0043】この場合、外被体50は外被体積載台61
a、61b上に横にねかせて積載してあり、真空吸引パ
ッド62a、62bはその状態で外被体50を吸い上げ
るが、前記供給ア−ム63はL字形に形成され且つ第二
の回転盤32の方に90°回転するので、供給ア−ム6
3の先端の把持部材64により手前側の両側部52が挾
持された外被体50は、供給ア−ム63の90°回転に
伴って、上方に持ち上げられると共に、その持ち上げら
れた時には、外被体50は略垂直に立てた状態になって
いる。しかも、外被体50は、外被体積載台61a、6
1bの上に袋の底側を第二の回転盤32の方に向けて積
載されているため、前記供給ア−ム63で持ち上げられ
た時には、外被体50の開口部51側が上に位置するよ
うになっており、その状態で、外被体搬送装置30の把
持部39、39に引渡されることになる。
【0044】なお、外被体50は、普通の封筒と同じよ
うに、方形をなし、一側部(上部)に開口部51を有
し、外の側部(両横側部と底部)は閉塞された、袋状の
紙製の外被体50からなっている。特に、普通の封筒と
同じように開口部51に所謂糊代部分を有する外被体5
0は好ましい。
【0045】外被体50は、1枚づつ、外被体供給装置
61から外被体搬送装置30に供給、引渡される。外被
体50が供給されたとき、外被体搬送装置30を構成す
る前記外被体保持装置33の一対のバ−38、38は、
先端が八字状に開いた状態となっている(図3)。そし
て、引渡された外被体50は、前記のように、外被体5
0の開口部51側を上にして、前記一対のバ−38、3
8の各先端の把持部39、39によって外被体50の両
側部52、52を把持されて保持されることになる。
【0046】図3の指示位置で外被体供給装置61か
ら外被体搬送装置30に供給、引渡された外被体50
は、第二の回転盤32の回転により、把持部39、39
に両側部52を掴まれたまま指示位置に搬送される。
その過程で、八字状に開いていた一対のバ−38、38
は平行状態となる。その結果、平板な状態であった外被
体50は、横圧作用を受けて開口部51が開く。
【0047】また、前記第二の回転盤32の前記指示
位置の近傍には、図7に示すようにエアノズル70とエ
アシリンダ71で上下動する押広げピン72とが設けら
れている。そして、把持部39、39で両側部52、5
2を把持された外被体50が、前記指示位置に至った
とき、前記エアノズル70から、前記押圧作用により開
いた外被体50の開口部51の開口縁部に瞬間的にエア
が吹き付けられ、それと同時に、前記押広げピン72が
下降して外被体50の開口部51に侵入し、開口部51
を一層開く。このように、バ−38、38が平行になる
ことによる横圧作用、エアノズル70によるエアの吹付
け、及び押広げピン72の作用により、前記指示位置
で外被体50の開口部51は最大限に拡げられる(図3
参照)。
【0048】前記のように開口部51を完全に開げられ
た外被体50は、第二の回転盤32の回転により、バ−
38、38の先端の把持部39、39で両側部52、5
2を掴まれた状態で搬送され、図3の指示位置に至
る。この位置の上方には、前記第一の回転盤15の摺動
する前記ベ−ス14に設けられている前記ベ−ス開口部
14aが臨んでおり(図4参照)、且つ、前記押込み装
置23の押込み具22が臨んでいる(図1参照)。その
ため、第一の回転盤15上に設けられたクッション片収
容部16が既述のC指示位置に至り、前記シャッタ2
0、20が下方に開いて、クッション片収容部16に収
容されていたクッション片2aが前記ベ−ス開口部14
aを通って下方に落下すると、クッション片2aは、完
全に開いた外被体50の開口部51から外被体50内に
入り、しかも、このとき押込み装置23の押込み具22
が降下してクッション片2aを外被体50内へ押込むよ
うに作用するので、クッション片2aは完全に外被体5
0の内部に押込まれる。
【0049】ついで、クッション片2aの入った外被体
50は、前記把持部39、39に掴まれたまま第二の回
転盤32の回転により、図3の指示位置に至る。この
位置の上方には、第2の圧縮装置(図示しない)が設け
られている。この第2の圧縮装置は、前記クッション片
収容部16内のクッション片2aを圧縮するための圧縮
装置19とほぼ同様の構成からなり、エアシリンダ18
aにより上下動する圧縮バ−18を具備している。
【0050】そして、前記指示位置に開口部51の開
いた外被体50が来た時、前記圧縮バ−18が下降して
開口部51内に挿入され、外被体50内に収容されたク
ッション片2aを圧縮する。その結果、クッション片2
aは外被体50内に圧縮された状態で完全に収容され、
その後の外被体50の搬送過程で、クッション片2aが
開口部51の側に盛り上がったり、浮き上がることがな
い。
【0051】ついで、圧縮されたクッション片2aの収
容された外被体50は把持部39、39により両側部5
2、52を把持された状態で、第二の回転盤32の回転
により図3の指示位置に搬送される。この指示位置
には、図8に示すような糊付着装置80が設けられてい
る。この糊付着装置80は、例えば水性ボンドのような
糊を収容した糊タンク(図示しない)、この糊タンク内
の糊を定量づつ吐出する糊吐出ガン81を有している。
さらに、架台80aには高速回転モ−タ82が回転軸8
3を下向きにした状態に固定されており、回転軸83に
は円板状の回転板84が固定されている。さらに、回転
板84の周囲には円環状の糊飛散防止盆85が設けられ
ている。
【0052】そして、この指示位置で指示される位置
に多数のクッション片2aを圧縮した状態で収容した外
被体50が来たとき、一対のバ−38、38は前記エア
シリンダ40により上昇した前記押し上げ棒41で突上
げられて上昇し、その結果、把持部39、39で両側部
52を把持された外被体50も上昇し、最大限に開口し
たままの外被体50の開口部51に前記回転板84が若
干入った状態となる。その時、前記糊吐出ガン81から
所定量の糊が回転板84の上に吐出される。吐出された
糊は、回転板84の回転による遠心力により飛び散り、
最大限に開口した外被体50の開口部51の開口内縁部
51aに付着する。開口内縁部51aに付着しなかった
飛散糊は、前記糊飛散防止盆85に入るので、糊により
周囲が汚れることはない。
【0053】外被体50の開口した開口部51の開口内
縁部51aに糊の付着した外被体50は、ついで、第二
の回転盤32の回転により、図3の指示位置に搬送さ
れる。指示位置から指示位置に至る過程で、一対の
バ−38、38は平行状態からその先端側が八字状に開
拡された状態となる(図3)。これは、基台1上に設け
られた前記レ−ル43を通じての信号による。一対のバ
−38、38が開拡されるため、把持部39、39の相
互の間隔は広がり、その結果、把持部39、39により
両側部52、52を把持されている外被体50は、横方
向に引張られて、それまで開拡していた開口部21を閉
じた(窄めた)状態となり、指示位置に至る。
【0054】この指示位置には、図9に示すようなヒ
−トシ−ル装置90が設けられている。即ち、ヒ−トシ
−ル装置90は、外被体50の搬送軌道に沿って、一対
のヒ−トバ−91a、91bを具備している。一対のヒ
−トバ−91a、91bは、外被体50の閉じた開口部
51の偏平部が通過できる間隔を存して設けられてお
り、一方のヒ−トバ−91aは固定されているが、他方
のヒ−トバ−91bはエアシリンダ92で前後に可動と
なっている。また、ヒ−トバ−91a、91bは外被体
50の上部だけを押すことができるよう配設されてい
る。
【0055】指示位置において、開口内縁部51aに
糊の付着されたクッション片2aの入った外被体50
(この時点では、外被体50の開口部51は、バ−3
8、38の八字状開脚により引張られて、閉じた状態と
なっている)は、一対のヒ−トバ−91a、91b間を
通過する。この時、エアシリンダ92の作用でヒ−トバ
−91bはヒ−トバ−91aに密接する方向に進むが、
ヒ−トバ−91a、91bは加熱(電気ヒ−タ等によ
る)されているため、内縁部51aに糊の付着された外
被体50の開口部51は、加圧されながら加熱され、そ
の結果、開口部51はヒ−トシ−ルされる。
【0056】前記指示位置でヒ−トシ−ルされたクッ
ション片2a入りの外被体50は、第二の回転盤32の
回転により、次に図3の指示位置に搬送される。この
指示位置にも、指示位置に設けられているのと同様
のヒ−トシ−ル装置90が設けられており、外被体50
の開口部51は再びヒ−トシ−ルされる。
【0057】このように、の各指示位置でヒ−トシ
−ルすることにより、開口部51は完全に密閉され、ク
ッション体が完成する。完成したクッション体は、第二
の回転盤32の回転により、把持部39、39によって
外被体50の両側部52、52を把持されたまま、図3
の指示位置に搬送され、この指示位置で把持部3
9、39は鋏を開いた形となり、クッション体をはな
す。その結果、クッション体は落下する。落下地点には
シュ−タまたはベルトコンベア等が設けられており完成
したクッション体は所定の場所に運ばれる。
【0058】クッション体をはなした外被体保持装置3
3は、バ−38、38の先端の把持部39、39の鋏を
開いた状態で、第二の回転盤32の回転により、更に図
3の指示位置に移動する。そして、再び外被体供給装
置61から外被体50が供給される。
【0059】このように、外被体搬送装置30は、外被
体50を指示位置で受取ってから指示位置ではなす
まで、一対のバ−38、38の先端の把持部39、39
で外被体50の両側部52、52を把持した状態で、外
被体50を搬送する。そして、その搬送過程で、外被体
50はクッション片2aを充填され、ヒ−トシ−ルさ
れ、クッション体として完成する。
【0060】バ−38、38の先端の把持部39、39
は、開口部51を上にして外被体50の両側部52、5
2を把持する。その場合、外被体50の上下方向の中央
よりやや上方の両横側縁部52、52を把持するように
設定するのが好適である。この位置を把持すると、一対
のバ−38、38の先端を八字状に開脚した時に開口部
51が閉じ、バ−38、38を平行状態にした時に開口
部51が開き易く、また、把持部39、39で把持した
ままの状態で外被体50の開口内縁部51aに糊付けし
易く、糊付け部をヒ−トシ−ルし易い。
【0061】なお、外被体供給装置61の供給ア−ム6
3の先端に取付けられる把持部材64は、前後に往復運
動するように構成したが、これは、外被体積載台61
a、61bとして外被体50を2列に並置できるものを
用い、交互に外被体積載台61a、61b上の外被体5
0を挾持するようにしたため、手前(指示ア−ムに近い
側)の外被体50をとる時は把持部材64がア−ム側に
近付き、遠い側の外被体50をとる時は把持部材64が
ア−ム側より向うに行くようにしたものである。
【0062】また、前記ヒ−トシ−ル装置90では、板
状のヒ−トバ−91a、91bを用いる例を示したが、
該装置は、互いに反対方向に回転する一対のヒ−トロ−
ルを用いたものであってもよい。ヒ−トロ−ルを用いる
時は、外被体50の搬送方向に対して直交するように
(つまり、ヒ−トロ−ルを立てた状態に)、ヒ−トロ−
ルを配設する。なお、本件装置の作動、作動時間(タイ
ミング)等は、全てコンピュ−タにより制御される。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、外被体を把持しながら円軌道に沿って搬送し、搬送
の過程で、圧縮された多数のクッション片を外被体に充
填し、外被体の開口縁部を糊付けし、これをヒ−トシ−
ルする一連の工程が自動的に行える。したがって、クッ
ション体の製造が能率的に、低コストで行え、また広い
製造場所を必要としないなどという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示すクッション体
の製造装置の要部の縦断側面図。
【図2】同実施形態のクッション材からクッション片を
製作する切断装置及び細断装置の縦断側面図。
【図3】同実施形態のクッション片移送装置、外被体搬
送装置及び外被体供給装置の平面図。
【図4】同実施形態のクッション片移送装置の要部の縦
断側面図。
【図5】同実施形態の外被体供給装置の縦断側面図。
【図6】同実施形態の外被体供給装置の供給ア−ムの側
面図。
【図7】同実施形態の外被体の開口部を開拡するエアノ
ズルと押広げピンの側面図。
【図8】同実施形態の外被体の開口内縁部に糊付けをす
る糊付着装置を示し、(a)は側面図、(b)は平面
図。
【図9】同実施形態のヒ−トシ−ル装置の側面図。
【符号の説明】
2 クッション材 2a クッション片 3 クッション材供給装置 7 切断装置 11 細断装置 13 クッション片移送装置 15 第一の回転盤 16 クッション片収容部 19 圧縮装置 23 押込み装置 30 外被体搬送装置 32 第二の回転盤 33 外被体保持装置 50 外被体 61 外被体供給装置 80 糊付着装置 90 ヒ−トシ−ル装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状の紙製外被体内に多数の紙製のクッ
    ション片を収容してなるクッション体の製造装置におい
    て、 前記クッション片を作製するためのシ−ト状の紙製クッ
    ション材を供給するクッション材供給手段と、 前記クッション材供給手段により供給されたシ−ト状の
    クッション材を所定の長さに幅方向に切断する切断手段
    と、 前記切断手段により切断されたクッション材を所定の狭
    幅に長さ方向に細断して多数のクッション片を形成する
    細断手段と、 前記細断手段により形成された多数のクッション片を受
    け取って、これを移送するクッション片移送手段と、 前記クッション片移送手段による移送の過程において、
    前記多数のクッション片を圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮されたクッション片を排出する
    排出手段と、 一側縁部に開口部を有する紙製の袋状外被体を1枚づつ
    供給する外被体供給手段と、 前記外被体供給手段により供給された外被体を、その両
    側部を把持して搬送する外被体搬送手段と、 前記外被体搬送手段による搬送の過程において、両側部
    を把持された外被体の前記開口部を開拡する開拡手段
    と、 前記開拡手段により開拡された開口部から、前記排出手
    段により排出された多数のクッション片を外被体内に充
    填する充填手段と、 前記外被体搬送手段による搬送の過程において、前記外
    被体内に充填された多数のクッション片を押圧する押圧
    手段と、 開拡された前記外被体の開口部の開口内縁部に糊を付着
    する糊付着手段と、 前記糊付着手段により開口内縁部に糊の付着された外被
    体の開口外縁部から加熱・加圧して外被体の開口部を接
    着するヒ−トシ−ル手段と、 を具備することを特徴とするクッション体の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記クッション片移送手段は、間欠的ま
    たは連続的に回転する略円形の回転盤と、この回転盤上
    に円周に沿って等間隔に設けられた複数のボックス状の
    クッション片収容部と、このクッション片収容部に前後
    動可能に設けられ該クッション片収容部内の多数のクッ
    ション片を圧縮する一対の圧縮具とを具備することを特
    徴とする請求項1記載のクッション体の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記外被体搬送手段は、間欠的に回転す
    る略円形の回転盤と、この回転盤上に円周に沿って等間
    隔に設けられ開口部を有する袋状の外被体をその両側部
    を把持して保持する複数の外被体保持装置とを具備する
    ことを特徴とする請求項1記載のクッション体の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 前記外被体保持装置は、前記回転盤に立
    設された支持部と、この支持部に前記回転盤の外方に突
    出するように略水平に所定の間隔を存して設けられ、且
    つ上下及び少くともその先端部が左右に可動な一対のバ
    −と、この一対のバ−の各先端部に設けられ外被体の両
    側部を把持して保持する把持部とを具備することを特徴
    とする請求項3記載のクッション体の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記外被体供給手段は、一側縁部に開口
    部を有する多数の袋状の外被体を積載する上下動可能な
    外被体積載部と、外被体積載部上の外被体を吸い上げる
    真空吸引パッドと、この真空吸引パッドで吸い上げられ
    た外被体を先端部の把持部材で一枚づつ把持して前記外
    被体保持装置に供給する供給ア−ムとを具備する請求項
    1記載のクッション体の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105905861A (zh) * 2016-05-20 2016-08-31 南通富之岛寝具发展有限公司 一种充棉机
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