JPH1189018A - 分電盤用配線用遮断器の取付構造 - Google Patents
分電盤用配線用遮断器の取付構造Info
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- JPH1189018A JPH1189018A JP9240871A JP24087197A JPH1189018A JP H1189018 A JPH1189018 A JP H1189018A JP 9240871 A JP9240871 A JP 9240871A JP 24087197 A JP24087197 A JP 24087197A JP H1189018 A JPH1189018 A JP H1189018A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分電盤に配設される分岐配線用遮断器の２次
側電線７の外皮の剥離作業が容易で、かつ、複数の分岐
配線用遮断器に接続される複数の接地線の長さが短く、
配線作業が容易な分電盤用配線用遮断器の取付構造を得
る。 【解決手段】 分電盤本体１と、この分電盤本体に装着
された主幹配線用遮断器２と、分電盤本体に装着された
複数の分岐配線用遮断器３，４と、この分岐配線用遮断
器を分電盤本体に装着する取付部材１０と、分岐配線用
遮断器に接続される外部の負荷から分電盤本体内部へ配
線される接地線７ｃとを備えた分電盤用配線用遮断器の
取付構造において、取付部材１０に設けられ、分岐配線
用遮断器の電圧極負荷側端子８と中性極負荷側端子９の
近傍で、上記両端子に対向する位置に、接地線７ｃを接
続する接地端子部１３を配設する。
側電線７の外皮の剥離作業が容易で、かつ、複数の分岐
配線用遮断器に接続される複数の接地線の長さが短く、
配線作業が容易な分電盤用配線用遮断器の取付構造を得
る。 【解決手段】 分電盤本体１と、この分電盤本体に装着
された主幹配線用遮断器２と、分電盤本体に装着された
複数の分岐配線用遮断器３，４と、この分岐配線用遮断
器を分電盤本体に装着する取付部材１０と、分岐配線用
遮断器に接続される外部の負荷から分電盤本体内部へ配
線される接地線７ｃとを備えた分電盤用配線用遮断器の
取付構造において、取付部材１０に設けられ、分岐配線
用遮断器の電圧極負荷側端子８と中性極負荷側端子９の
近傍で、上記両端子に対向する位置に、接地線７ｃを接
続する接地端子部１３を配設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、分電盤に配設さ
れる配線用遮断器の取付構造に関するものである。
れる配線用遮断器の取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７は、実開平６ー３６３０７号公報に
示されたものと同様の従来の分電盤の内部を示す正面図
である。図８は、従来の分電盤に装着される分岐配線用
遮断器を示す外観斜視図である。図において、１は金属
製の筐体からなる分電盤本体、２は主幹配線用遮断器で
ある。３は分岐配線用遮断器（２極用）、４は片極を中
性極とする分岐配線用遮断器（２極用）である。
示されたものと同様の従来の分電盤の内部を示す正面図
である。図８は、従来の分電盤に装着される分岐配線用
遮断器を示す外観斜視図である。図において、１は金属
製の筐体からなる分電盤本体、２は主幹配線用遮断器で
ある。３は分岐配線用遮断器（２極用）、４は片極を中
性極とする分岐配線用遮断器（２極用）である。
【０００３】５は分岐配線用遮断器３または４を分電盤
本体１に取付ける取付金具であり、図８に示すように、
この取付金具５に分岐配線用遮断器３または４が装着さ
れたものが、図７に示すように分電盤本体１の基板１ａ
に複数個並設されている。６は負荷（図示せず）の後記
する接地線７ｃを接続する集合接地端子である。７は分
電盤本体１から外部の負荷（図示せず）に配線する２次
側電線であり、一般に３芯ケーブルが用いられ、７ａは
電圧線、７ｂは中性線、７ｃは接地線である。また、図
８に示す８は電圧極負荷側端子、９は中性極負荷側端子
である。
本体１に取付ける取付金具であり、図８に示すように、
この取付金具５に分岐配線用遮断器３または４が装着さ
れたものが、図７に示すように分電盤本体１の基板１ａ
に複数個並設されている。６は負荷（図示せず）の後記
する接地線７ｃを接続する集合接地端子である。７は分
電盤本体１から外部の負荷（図示せず）に配線する２次
側電線であり、一般に３芯ケーブルが用いられ、７ａは
電圧線、７ｂは中性線、７ｃは接地線である。また、図
８に示す８は電圧極負荷側端子、９は中性極負荷側端子
である。
【０００４】このような従来の分電盤においては、例え
ばＯＡ機器の普及により必要となる接地線７ｃを含む３
芯ケーブルの２次側電線７は、１００Ｖ電圧の場合には
電圧線７ａを電圧極負荷側端子８に接続し、中性線７ｂ
を中性極負荷側端子９に接続し、接地線７ｃを集合接地
端子６に接続している。
ばＯＡ機器の普及により必要となる接地線７ｃを含む３
芯ケーブルの２次側電線７は、１００Ｖ電圧の場合には
電圧線７ａを電圧極負荷側端子８に接続し、中性線７ｂ
を中性極負荷側端子９に接続し、接地線７ｃを集合接地
端子６に接続している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の分
電盤では、接地線７ｃを含む３芯ケーブルの２次側電線
７を接続する場合には、電圧極負荷側端子８及び中性極
負荷側端子９と集合接地端子６が相互に遠く離れている
ために、２次側電線７の電圧線７ａ及び中性線７ｂと接
地線７ｃの外皮を、それぞれ異なる長さに段差を付けて
剥離しなければならず、特に、接地線７ｃの外皮の剥離
長さが長くなり、外皮の剥離に多大な作業工数を必要と
するという問題点があった。
電盤では、接地線７ｃを含む３芯ケーブルの２次側電線
７を接続する場合には、電圧極負荷側端子８及び中性極
負荷側端子９と集合接地端子６が相互に遠く離れている
ために、２次側電線７の電圧線７ａ及び中性線７ｂと接
地線７ｃの外皮を、それぞれ異なる長さに段差を付けて
剥離しなければならず、特に、接地線７ｃの外皮の剥離
長さが長くなり、外皮の剥離に多大な作業工数を必要と
するという問題点があった。
【０００６】また、接地線７ｃは、複数の分岐配線用遮
断器３または４の数だけ、集合接地端子６の位置まで引
き回して接続しなければならないので、接地線７ｃの長
さが長くなるとともに、余分な配線スペースを必要とす
るので分電盤が大形化し、配線作業も煩雑になるという
問題点があった。
断器３または４の数だけ、集合接地端子６の位置まで引
き回して接続しなければならないので、接地線７ｃの長
さが長くなるとともに、余分な配線スペースを必要とす
るので分電盤が大形化し、配線作業も煩雑になるという
問題点があった。
【０００７】この発明は、上述のような問題を解消する
ためになされたもので、分電盤に配設される分岐配線用
遮断器の２次側電線７の外皮の剥離作業が容易で、か
つ、複数の分岐配線用遮断器に接続される複数の接地線
の長さが短く、配線作業が容易な分電盤用配線用遮断器
の取付構造を得ることを目的としている。
ためになされたもので、分電盤に配設される分岐配線用
遮断器の２次側電線７の外皮の剥離作業が容易で、か
つ、複数の分岐配線用遮断器に接続される複数の接地線
の長さが短く、配線作業が容易な分電盤用配線用遮断器
の取付構造を得ることを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る分電盤用
配線用遮断器の取付構造においては、分電盤本体と、こ
の分電盤本体に装着された主幹配線用遮断器と、分電盤
本体に装着された複数の分岐配線用遮断器と、この分岐
配線用遮断器を分電盤本体に装着する取付部材と、分岐
配線用遮断器に接続される外部の負荷から分電盤本体内
部へ配線される接地線とを備えた分電盤用配線用遮断器
の取付構造において、取付部材に設けられ、分岐配線用
遮断器の電圧極負荷側端子と中性極負荷側端子の近傍
で、上記両端子に対向する位置に、接地線を接続する接
地端子部を配設したものである。
配線用遮断器の取付構造においては、分電盤本体と、こ
の分電盤本体に装着された主幹配線用遮断器と、分電盤
本体に装着された複数の分岐配線用遮断器と、この分岐
配線用遮断器を分電盤本体に装着する取付部材と、分岐
配線用遮断器に接続される外部の負荷から分電盤本体内
部へ配線される接地線とを備えた分電盤用配線用遮断器
の取付構造において、取付部材に設けられ、分岐配線用
遮断器の電圧極負荷側端子と中性極負荷側端子の近傍
で、上記両端子に対向する位置に、接地線を接続する接
地端子部を配設したものである。
【０００９】また、接地端子部は、分岐配線用遮断器の
電圧極負荷側端子と中性極負荷側端子の両端子間の中間
位置に配設されているものである。
電圧極負荷側端子と中性極負荷側端子の両端子間の中間
位置に配設されているものである。
【００１０】また、接地端子部は、分岐配線用遮断器の
電圧極負荷側端子と中性極負荷側端子の両端子の高さと
異なる位置に配設されているものである。
電圧極負荷側端子と中性極負荷側端子の両端子の高さと
異なる位置に配設されているものである。
【００１１】また、接地端子部を、分岐配線用遮断器を
弾性的に押圧して取付板に取付ける取付爪に設けたもの
である。
弾性的に押圧して取付板に取付ける取付爪に設けたもの
である。
【００１２】さらにまた、接地端子部を、分岐配線用遮
断器を弾性的に押圧してＤＩＮレールに取付けるレール
ホルダに設けたものである。
断器を弾性的に押圧してＤＩＮレールに取付けるレール
ホルダに設けたものである。
【００１３】
実施の形態１．図１は、この発明の実施の形態１である
分電盤の内部を示す正面図である。図２は、分電盤に装
着される分岐配線用遮断器を示す外観斜視図である。図
３は、遮断器取付台を示す斜視図である。図において、
1〜４、７〜９は、上記従来装置と同様のものであり、
その説明を省略する。
分電盤の内部を示す正面図である。図２は、分電盤に装
着される分岐配線用遮断器を示す外観斜視図である。図
３は、遮断器取付台を示す斜視図である。図において、
1〜４、７〜９は、上記従来装置と同様のものであり、
その説明を省略する。
【００１４】図において、１０は分岐配線用遮断器３ま
たは４を分電盤本体１に取付ける取付部材であり、取付
板１１の一端部に切り起こし曲げ加工された取付足１１
ａが形成されている。取付部材１０の他端部には、例え
ばリン青銅板またはステンレス鋼板等の弾性材料で形成
され、分岐配線用遮断器３または４の取付用の凹部３ａ
または４ａに係合するＶ字状の凸部１２ａを有する取付
爪１２が固着されている。１３は取付爪１２の一端部に
一体に形成された接地端子部であり、接地線７ｃを接続
する端子ねじ１４が螺着されている。
たは４を分電盤本体１に取付ける取付部材であり、取付
板１１の一端部に切り起こし曲げ加工された取付足１１
ａが形成されている。取付部材１０の他端部には、例え
ばリン青銅板またはステンレス鋼板等の弾性材料で形成
され、分岐配線用遮断器３または４の取付用の凹部３ａ
または４ａに係合するＶ字状の凸部１２ａを有する取付
爪１２が固着されている。１３は取付爪１２の一端部に
一体に形成された接地端子部であり、接地線７ｃを接続
する端子ねじ１４が螺着されている。
【００１５】また、接地端子部１３は、分岐配線用遮断
器３または４の電圧極負荷側端子８および中性極負荷側
端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４と対にな
り、分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８
および中性極負荷側端子９にほぼ対向させ、かつ、遮断
器筐体の厚さ方向で両端子間の中間位置に配設され、か
つ、両負荷側端子８と９の高さと異なる位置に配設され
ている。なお、取付板１１および取付爪１２は導電性が
あり、分電盤本体１の基板１ａに電気的に接続され、分
電盤本体１は大地に接地されている。
器３または４の電圧極負荷側端子８および中性極負荷側
端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４と対にな
り、分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８
および中性極負荷側端子９にほぼ対向させ、かつ、遮断
器筐体の厚さ方向で両端子間の中間位置に配設され、か
つ、両負荷側端子８と９の高さと異なる位置に配設され
ている。なお、取付板１１および取付爪１２は導電性が
あり、分電盤本体１の基板１ａに電気的に接続され、分
電盤本体１は大地に接地されている。
【００１６】このように構成された分電盤用配線用遮断
器の取付構造においては、３芯ケーブルの２次側電線７
を、分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子
８、中性極負荷側端子９および接地端子部１３に接続す
る場合に、接地端子部１３が、取付板１１に一体に形成
され、電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子９の
近傍で、上記両端子８，９に対向する位置に配設され、
３個の端子８，９，１３が一個所に集中して配設されて
いるために、３芯ケーブルの２次側電線７の３線である
電圧線７ａ、中性線７ｂ、接地線７ｃが殆ど同じ長さに
なり、従来装置のように段差を付けて外皮を剥離する必
要がなくなり、外皮の剥離作業が簡素化される。
器の取付構造においては、３芯ケーブルの２次側電線７
を、分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子
８、中性極負荷側端子９および接地端子部１３に接続す
る場合に、接地端子部１３が、取付板１１に一体に形成
され、電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子９の
近傍で、上記両端子８，９に対向する位置に配設され、
３個の端子８，９，１３が一個所に集中して配設されて
いるために、３芯ケーブルの２次側電線７の３線である
電圧線７ａ、中性線７ｂ、接地線７ｃが殆ど同じ長さに
なり、従来装置のように段差を付けて外皮を剥離する必
要がなくなり、外皮の剥離作業が簡素化される。
【００１７】また、接地線７ｃの長さが短くなり配線作
業が容易になる。また、接地端子部１３が各分岐配線用
遮断器３または４の電圧極負荷側端子８および中性極負
荷側端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４と対
になって設置され、３個の端子８，９，１３が一個所に
集中しているために、負荷との対応関係が明確になり、
配線作業効率が向上するとともに、誤配線を防止するこ
とができる。また、従来装置のような集合接地端子が必
要なくなるとともに、複数の接地線７ｃの配線スペース
を確保する必要がなくなり、分電盤を小形化できる。
業が容易になる。また、接地端子部１３が各分岐配線用
遮断器３または４の電圧極負荷側端子８および中性極負
荷側端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４と対
になって設置され、３個の端子８，９，１３が一個所に
集中しているために、負荷との対応関係が明確になり、
配線作業効率が向上するとともに、誤配線を防止するこ
とができる。また、従来装置のような集合接地端子が必
要なくなるとともに、複数の接地線７ｃの配線スペース
を確保する必要がなくなり、分電盤を小形化できる。
【００１８】また、接地端子部１３が、電圧極負荷側端
子８および中性極負荷側端子９にほぼ対向させ、かつ、
遮断器筐体の厚さ方向で両端子間の中間位置に配設され
ているので、ねじ締め作業時にドライバーを挿入し易く
なる。さらに、接地端子部１３が、電圧極負荷側端子８
および中性極負荷側端子９の高さと異なる位置に配設さ
れているので、小さなスペース内で各端子間の絶縁距離
を確保できる。
子８および中性極負荷側端子９にほぼ対向させ、かつ、
遮断器筐体の厚さ方向で両端子間の中間位置に配設され
ているので、ねじ締め作業時にドライバーを挿入し易く
なる。さらに、接地端子部１３が、電圧極負荷側端子８
および中性極負荷側端子９の高さと異なる位置に配設さ
れているので、小さなスペース内で各端子間の絶縁距離
を確保できる。
【００１９】実施の形態２．図４は、この発明の実施の
形態２の分岐配線用遮断器を示す外観斜視図である。図
において、２２は分岐配線用遮断器３または４を分電盤
本体１に取り付けるための取付部材としての取付爪であ
り、この取付爪２２の一端部に接地端子部２３が形成さ
れ、接地線７ｃを接続する端子ねじ１４が螺着されてい
る。また、接地端子部２３は、分岐配線用遮断器３また
は４と対になり、分岐配線用遮断器３または４の電圧極
負荷側端子８および中性極負荷側端子９の近傍にほぼ対
向させ、かつ、遮断器筐体の厚さ方向で両端子間の中間
位置に配設し、かつ、負荷端子８と９の高さと異なる位
置に配設されている。
形態２の分岐配線用遮断器を示す外観斜視図である。図
において、２２は分岐配線用遮断器３または４を分電盤
本体１に取り付けるための取付部材としての取付爪であ
り、この取付爪２２の一端部に接地端子部２３が形成さ
れ、接地線７ｃを接続する端子ねじ１４が螺着されてい
る。また、接地端子部２３は、分岐配線用遮断器３また
は４と対になり、分岐配線用遮断器３または４の電圧極
負荷側端子８および中性極負荷側端子９の近傍にほぼ対
向させ、かつ、遮断器筐体の厚さ方向で両端子間の中間
位置に配設し、かつ、負荷端子８と９の高さと異なる位
置に配設されている。
【００２０】このように構成された分電盤用配線用遮断
器の取付構造においては、３芯ケーブルの２次側電線７
を分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８、
中性極負荷側端子９および接地端子部２３に接続する場
合に、接地端子部２３が、取付爪２２に一体に形成さ
れ、電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子９の近
傍で、上記両端子８，９に対向する位置に配設され、３
個の端子８，９，２２が一個所に集中して配設されてい
るために、３芯ケーブルの２次側電線７の３線である電
圧線７ａ、中性線７ｂ、接地線７ｃが殆ど同じ長さにな
り、従来の分電盤のように段差を付けて外皮を剥離する
必要がなくなり、外被の剥離作業が簡素化される。
器の取付構造においては、３芯ケーブルの２次側電線７
を分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８、
中性極負荷側端子９および接地端子部２３に接続する場
合に、接地端子部２３が、取付爪２２に一体に形成さ
れ、電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子９の近
傍で、上記両端子８，９に対向する位置に配設され、３
個の端子８，９，２２が一個所に集中して配設されてい
るために、３芯ケーブルの２次側電線７の３線である電
圧線７ａ、中性線７ｂ、接地線７ｃが殆ど同じ長さにな
り、従来の分電盤のように段差を付けて外皮を剥離する
必要がなくなり、外被の剥離作業が簡素化される。
【００２１】また、接地線７ｃの長さが短くなり配線作
業が容易になる。さらに、接地端子部２３が各分岐配線
用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８および中性極
負荷側端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４と
対になって設置され、３個の端子８，９，２２が一個所
に集中しているために、負荷との対応関係が明確にな
り、配線作業効率が向上するとともに、誤配線を防止す
ることができる。
業が容易になる。さらに、接地端子部２３が各分岐配線
用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８および中性極
負荷側端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４と
対になって設置され、３個の端子８，９，２２が一個所
に集中しているために、負荷との対応関係が明確にな
り、配線作業効率が向上するとともに、誤配線を防止す
ることができる。
【００２２】実施の形態３．図５は、この発明の実施の
形態３の分岐配線用遮断器を示す側面図である。図６
は、図５の分岐配線用遮断器の取付台を示す底面図であ
る。図において、３１は分岐配線用遮断器３または４を
分電盤本体１に取り付けるためのＤＩＮレールである。
形態３の分岐配線用遮断器を示す側面図である。図６
は、図５の分岐配線用遮断器の取付台を示す底面図であ
る。図において、３１は分岐配線用遮断器３または４を
分電盤本体１に取り付けるためのＤＩＮレールである。
【００２３】３２はＤＩＮレール３１に分岐配線用遮断
器３または４を接続するためのレールホルダであり、レ
ールホルダ３２の一端部に接地端子部３３が形成されて
いる。３４はＤＩＮレール３１を弾性的に押圧して抜け
止とするバネである。また、接地端子部３３は、分岐配
線用遮断器３または４と対になり、分岐配線用遮断器３
または４の電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子
９にほぼ対向させ、かつ、両端子間の厚さ方向の中間位
置に設置され、かつ、電圧極負荷側端子８および中性極
負荷側端子９の端子の高さと異なる位置に配設されてい
る。
器３または４を接続するためのレールホルダであり、レ
ールホルダ３２の一端部に接地端子部３３が形成されて
いる。３４はＤＩＮレール３１を弾性的に押圧して抜け
止とするバネである。また、接地端子部３３は、分岐配
線用遮断器３または４と対になり、分岐配線用遮断器３
または４の電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子
９にほぼ対向させ、かつ、両端子間の厚さ方向の中間位
置に設置され、かつ、電圧極負荷側端子８および中性極
負荷側端子９の端子の高さと異なる位置に配設されてい
る。
【００２４】このように構成された分電盤用配線用遮断
器の取付構造においては、３芯ケーブルの２次側電線７
を分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８、
中性極負荷側端子９および接地端子部３３に接続する場
合に、接地端子部３３が、レールホルダ３２に一体に形
成され、電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子９
の近傍で、上記両端子８，９に対向する位置に配設さ
れ、３個の端子８，９，３３が一個所に集中して配設さ
れているために、３芯ケーブルの２次側電線７の３線で
ある電圧線７ａ、中性線７ｂ、接地線７ｃが殆ど同じ長
さになり、、従来装置のように段差を付けて外皮を剥離
する必要がなくなり、外被の剥離作業が簡素化される。
器の取付構造においては、３芯ケーブルの２次側電線７
を分岐配線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８、
中性極負荷側端子９および接地端子部３３に接続する場
合に、接地端子部３３が、レールホルダ３２に一体に形
成され、電圧極負荷側端子８および中性極負荷側端子９
の近傍で、上記両端子８，９に対向する位置に配設さ
れ、３個の端子８，９，３３が一個所に集中して配設さ
れているために、３芯ケーブルの２次側電線７の３線で
ある電圧線７ａ、中性線７ｂ、接地線７ｃが殆ど同じ長
さになり、、従来装置のように段差を付けて外皮を剥離
する必要がなくなり、外被の剥離作業が簡素化される。
【００２５】また、２次側電線を接続する場合の配線作
業が容易になる。さらに、接地端子部３３が、各分岐配
線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８および中性
極負荷側端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４
と対になって配設され、３個の端子が一個所に集中して
いるために、負荷との対応関係が明確になり、配線作業
効率が向上するとともに、誤配線を防止することができ
る。
業が容易になる。さらに、接地端子部３３が、各分岐配
線用遮断器３または４の電圧極負荷側端子８および中性
極負荷側端子９の近傍に、分岐配線用遮断器３または４
と対になって配設され、３個の端子が一個所に集中して
いるために、負荷との対応関係が明確になり、配線作業
効率が向上するとともに、誤配線を防止することができ
る。
【００２６】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【００２７】この発明の分電盤用配線用遮断器の取付構
造によれば、分岐配線用遮断器を分電盤本体に装着する
取付部材に設けられ、分岐配線用遮断器の電圧極負荷側
端子と中性極負荷側端子の近傍で、上記両端子に対向す
る位置に、接地線を接続する接地端子部を配設したの
で、３個の端子が一個所に集中して配設されているため
に、２次側電線である電圧線、中性線および接地線が殆
ど同じ長さになり、従来装置のように段差を付けて外皮
を剥離する必要がなくなり、外被の剥離作業が簡素化さ
れるとともに、２次側電線を接続する場合の配線作業が
容易になる。また、接地線が短くなるとともに、従来装
置のような集合接地端子も不要になり、複数の接地線の
配線スペースを確保する必要がなくなるので、分電盤を
小形化できる。
造によれば、分岐配線用遮断器を分電盤本体に装着する
取付部材に設けられ、分岐配線用遮断器の電圧極負荷側
端子と中性極負荷側端子の近傍で、上記両端子に対向す
る位置に、接地線を接続する接地端子部を配設したの
で、３個の端子が一個所に集中して配設されているため
に、２次側電線である電圧線、中性線および接地線が殆
ど同じ長さになり、従来装置のように段差を付けて外皮
を剥離する必要がなくなり、外被の剥離作業が簡素化さ
れるとともに、２次側電線を接続する場合の配線作業が
容易になる。また、接地線が短くなるとともに、従来装
置のような集合接地端子も不要になり、複数の接地線の
配線スペースを確保する必要がなくなるので、分電盤を
小形化できる。
【００２８】また、接地端子部は、取付部材に設けら
れ、分岐配線用遮断器の電圧極負荷側端子と中性極負荷
側端子の近傍で、上記両端子に対向する位置で、両端子
間の中間位置に、両端子の高さと異なる位置に配設され
ているので、３個の端子が一個所に集中し、負荷との対
応関係が明確になり、配線作業効率が向上するととも
に、誤配線を防止することができる。
れ、分岐配線用遮断器の電圧極負荷側端子と中性極負荷
側端子の近傍で、上記両端子に対向する位置で、両端子
間の中間位置に、両端子の高さと異なる位置に配設され
ているので、３個の端子が一個所に集中し、負荷との対
応関係が明確になり、配線作業効率が向上するととも
に、誤配線を防止することができる。
【００２９】また、接地端子部を、分岐配線用遮断器を
弾性的に押圧して取付板に取付ける取付爪に設けたの
で、２次側電線を接続する場合の配線作業が容易にな
る。
弾性的に押圧して取付板に取付ける取付爪に設けたの
で、２次側電線を接続する場合の配線作業が容易にな
る。
【００３０】さらにまた、接地端子部を、分岐配線用遮
断器を弾性的に押圧してＤＩＮレールに取付けるレール
ホルダに設けたので、２次側電線を接続する場合の配線
作業が容易になる。
断器を弾性的に押圧してＤＩＮレールに取付けるレール
ホルダに設けたので、２次側電線を接続する場合の配線
作業が容易になる。
【図１】 この発明の実施の形態１である分電盤を示す
正面図である。
正面図である。
【図２】 この発明の実施の形態１の分岐配線用遮断器
を示す外観斜視図である。
を示す外観斜視図である。
【図３】 この発明の実施の形態１の遮断器取付台を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】 この発明の実施の形態２の分岐配線用遮断器
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図５】 この発明の実施の形態３の分岐配線用遮断器
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図６】 図５の分岐配線用遮断器の底面図である。
【図７】 従来の分電盤を示す正面図である。
【図８】 従来の分電盤に装着される分岐配線用遮断器
を示す外観斜視図である。
を示す外観斜視図である。
１ 分電盤本体、２ 主幹配線用遮断器、３，４ 分岐
配線用遮断器、５ 取付金具、７ 二次側電線、７ｃ
接地線、８ 電圧極負荷側端子、９ 中性極負荷側端
子、１０ 取付部材、１２ 取付爪、１３ 接地端子
部、２２ 取付爪（取付部材）、２３ 接地端子部、３
１ ＤＩＮレール、３２ レールホルダ（取付部材）、
３３ 接地端子部
配線用遮断器、５ 取付金具、７ 二次側電線、７ｃ
接地線、８ 電圧極負荷側端子、９ 中性極負荷側端
子、１０ 取付部材、１２ 取付爪、１３ 接地端子
部、２２ 取付爪（取付部材）、２３ 接地端子部、３
１ ＤＩＮレール、３２ レールホルダ（取付部材）、
３３ 接地端子部
Claims (5)
- 【請求項１】 分電盤本体と、この分電盤本体に装着さ
れた主幹配線用遮断器と、上記分電盤本体に装着された
複数の分岐配線用遮断器と、この分岐配線用遮断器を上
記分電盤本体に装着する取付部材と、上記分岐配線用遮
断器に接続される外部の負荷から上記分電盤本体内部へ
配線される接地線とを備えた分電盤用配線用遮断器の取
付構造において、上記取付部材に設けられ、上記分岐配
線用遮断器の電圧極負荷側端子と中性極負荷側端子の近
傍で、上記両端子に対向する位置に、上記接地線を接続
する接地端子部を配設したことを特徴とする分電盤用配
線用遮断器の取付構造。 - 【請求項２】 接地端子部は、分岐配線用遮断器の電圧
極負荷側端子と中性極負荷側端子の両端子間の中間位置
に配設されていることを特徴とする請求項１記載の分電
盤用配線用遮断器の取付構造。 - 【請求項３】 接地端子部は、分岐配線用遮断器の電圧
極負荷側端子と中性極負荷側端子の両端子の高さと異な
る位置に配設されていることを特徴とする請求項１また
は請求項２記載の分電盤用配線用遮断器の取付構造。 - 【請求項４】 接地端子部を、分岐配線用遮断器を弾性
的に押圧して取付板に取付ける取付爪に設けたことを特
徴とする請求項１〜請求項３のいずれか一項に記載の分
電盤用配線用遮断器の取付構造。 - 【請求項５】 接地端子部を、分岐配線用遮断器を弾性
的に押圧してＤＩＮレールに取付けるレールホルダに設
けたことを特徴とする請求項１〜請求項３のいずれか一
項に記載の分電盤用配線用遮断器の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9240871A JPH1189018A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 分電盤用配線用遮断器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9240871A JPH1189018A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 分電盤用配線用遮断器の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189018A true JPH1189018A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17065947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9240871A Pending JPH1189018A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 分電盤用配線用遮断器の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189018A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000333318A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Kawamura Electric Inc | アース送り端子具 |
| JP2002058246A (ja) * | 2000-05-29 | 2002-02-22 | Omron Corp | 電源モジュールおよびこれに用いる電源ユニット |
| JP2002247716A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-30 | Kawamura Electric Inc | 機器取り付けバネ |
| JP2005210770A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Kawamura Electric Inc | 分電盤 |
| CN110416032A (zh) * | 2018-04-27 | 2019-11-05 | 三菱电机株式会社 | 快速连结端子单元及电路断路器 |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP9240871A patent/JPH1189018A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000333318A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Kawamura Electric Inc | アース送り端子具 |
| JP2002058246A (ja) * | 2000-05-29 | 2002-02-22 | Omron Corp | 電源モジュールおよびこれに用いる電源ユニット |
| JP2002247716A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-30 | Kawamura Electric Inc | 機器取り付けバネ |
| JP4666326B2 (ja) * | 2001-02-15 | 2011-04-06 | 河村電器産業株式会社 | 機器取り付けバネ |
| JP2005210770A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Kawamura Electric Inc | 分電盤 |
| CN110416032A (zh) * | 2018-04-27 | 2019-11-05 | 三菱电机株式会社 | 快速连结端子单元及电路断路器 |
| CN110416032B (zh) * | 2018-04-27 | 2022-12-13 | 三菱电机株式会社 | 快速连结端子单元及电路断路器 |
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