JPH118893A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH118893A
JPH118893A JP9159975A JP15997597A JPH118893A JP H118893 A JPH118893 A JP H118893A JP 9159975 A JP9159975 A JP 9159975A JP 15997597 A JP15997597 A JP 15997597A JP H118893 A JPH118893 A JP H118893A
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signal
signals
receiving device
antennas
band
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JP9159975A
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Inventor
Takashi Usui
隆志 臼居
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH118893A publication Critical patent/JPH118893A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/385Transceivers carried on the body, e.g. in helmets
    • H04B2001/3866Transceivers carried on the body, e.g. in helmets carried on the head

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドホン装置などの使用者が装着する装置
へのオーディオ信号や映像信号などの伝送が良好にでき
るようにする。 【解決手段】 使用者の頭部に取付けられる受信装置に
おいて、少なくとも頭部に装着するためのバンド部3
と、このバンド部3に所定の間隔で複数内蔵された平面
アンテナ4,4,‥‥と、それぞれの平面アンテナで受
信した信号を合成又は切替えて1系統の受信信号とする
受信信号処理部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばヘッドホン
装置や、ヘッドマウント型ディスプレイ装置などの、使
用者の頭部に取付けられて使用される装置に適用して好
適な受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘッドホン装置は各種オーディオ
信号源(テープカセット再生装置,ディスク再生装置,
テレビジョン受像機など)などと信号線で接続して、そ
のオーディオ信号源から得られるオーディオ信号を、ヘ
ッドホン装置内のスピーカユニットに供給して、オーデ
ィオ信号を放音させて、ヘッドホン装置を装着した者が
聞き取れるようにしていた。
【0003】ここで、ヘッドホン装置がオーディオ信号
源と信号線で接続してあると、ヘッドホン装置を装着し
た者にとって、その信号線が邪魔である。従って、信号
線をなくした構成のヘッドホン装置として、赤外線信号
やFM信号を使用したワイヤレスヘッドホン装置が各種
開発されている。
【0004】このようなワイヤレスヘッドホン装置を使
用することで、信号線で接続されている場合に比べ、ヘ
ッドホン装置の装着者の自由度が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ワイヤレスヘッドホン装置は、赤外線信号やFM信号の
発信源からの信号が届く範囲にいる必要がある。特に、
赤外線信号を受信する構成のワイヤレスヘッドホン装置
の場合には、原則として、オーディオ信号が変調された
赤外線信号の発信装置と、ワイヤレスヘッドホン装置の
赤外線信号受信部(受光部)とが、直接的に見通せる状
態である必要があり、赤外線信号の発信装置の近くにい
ても、ヘッドホン装置の向きによっては、赤外線信号の
受信ができない状態になって、オーディオが聞けない状
態が生じる問題があった。
【0006】また、FM信号を受信する構成のワイヤレ
スヘッドホン装置の場合には、赤外線信号を使用した場
合のように、送信部と受信部とが直接見通せない場合で
も伝送可能であるが、送信部からの距離が短い場合で
も、マルチパスフェージングによる干渉がおきて、やは
りオーディオが聞けない状態が生じる問題があった。
【0007】ここでは、オーディオ信号を受信するヘッ
ドホン装置の場合の問題について説明したが、離れた場
所の映像信号源(ビデオデッキ,テレビジョンチューナ
ーなど)から無線伝送される映像信号を受信して、手元
のモニタに表示させる場合にも同様な問題がある。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、ヘッドホン装置
などの装置へのオーディオ信号や映像信号などの伝送が
良好にできるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、使用者の頭部に取付けられる受信装置にお
いて、少なくとも頭部に装着するためのバンド部と、こ
のバンド部に所定の間隔で複数内蔵された平面アンテナ
と、それぞれの平面アンテナで受信した信号を合成又は
切替えて1系統の受信信号とする受信信号処理部とを備
えたものである。
【0010】かかる構成としたことで、バンド部に取付
けられた複数の平面アンテナが、バンド部の曲がり具合
に対応して、それぞれ異なる方向を向いた状態となり、
それぞれの平面アンテナが、異なる指向性を持って信号
を受信することになり、例えば受信信号処理部で良好に
受信できたアンテナからの信号を選択することで、発信
源からの信号が届く範囲内にいる限りは、どの位置であ
っても良好に受信できる可能性が高くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0012】図1は、ワイヤレスヘッドホン装置に適用
した場合の例を示す斜視図である。このヘッドホン装置
は、左右のハウジング部1L,1Rの内部に、それぞれ
スピーカユニット2L,2Rが内蔵させてあり、両ハウ
ジング部1L,1Rを、比較的幅の広いバンド部3で接
続してある。そして、このヘッドホン装置を使用する際
には、バンド部3を使用者の頭部に載せた状態で、左右
のハウジング部1L,1Rで、その使用者の左右の耳を
覆う状態とする。
【0013】ここで、本例のワイヤレスヘッドホン装置
は、数GHz程度(例えば2.4GHz又は5.7GH
z)の比較的波長の短い電波を使用して伝送されるオー
ディオ信号を受信して、その受信したオーディオ信号を
スピーカユニット2L,2Rから出力させる装置として
あり、その数GHzの信号を受信するアンテナとして、
バンド部3やハウジング部1L,1Rに内蔵された複数
の平面アンテナを使用する。図1で破線で示す平面アン
テナ4は、その平面アンテナの内蔵された位置の例を示
すものである(図ではハウジング部1Rに近い側のアン
テナだけを示すが、実際にはハウジング部1Lの方まで
等間隔で平面アンテナ4が配置してある)。
【0014】バンド部3に所定の間隔をあけて内蔵され
た複数の平面アンテナ4は、バンド部3の曲がり具合に
沿って、それぞれが異なる方向を向いた状態で取付けら
れることになる。また、ハウジング部1L,1Rの外側
(スピーカユニット2L,2Rが取付けられた側とは反
対側)を向いた状態で取付けられた平面アンテナ4につ
いても、それぞれの指向性が180°異なる向きで取付
けられていることになる。
【0015】図2は、ヘッドホン装置に内蔵されるアン
テナの構成を示す図で、図3はそのIII-III線に沿う断
面図である。本例の場合には、3枚のフレキシブル基板
11,12,13を重ねた状態で平面アンテナ及びその
給電線が構成される。この3枚のフレキシブル基板1
1,12,13の幅は、バンド部3の幅に対応して設定
(即ちバンド部3内に収まる幅に設定)してある。
【0016】図2では3個の平面アンテナ4a.4b.
4cを配置した場合の例を示し、フレキシブル基板11
の表面には、アンテナの個数に対応した本数、即ち3本
のストリップ線路11a,11b,11cを、一定の間
隔で平行に配置し、このストリップ線路が設けられた面
と反対側の裏面には、全面に銅板などの導体11dを配
置する。各ストリップ線路11a,11b,11cの一
端は、1個ずつのアンテナ4a,4b,4cに対応した
位置まで伸ばしてあり、各ストリップ線路11a,11
b,11cの他端(図示せず)は、後述する高周波受信
部に接続される。
【0017】ストリップ線路11a,11b,11cが
設けられたフレキシブル基板11と重ねられるフレキシ
ブル基板12には、各ストリップ線路11a,11b,
11cの一端部の真上となる位置に、それぞれのスリッ
ト12a,12b,12cが設けてあり、さらにフレキ
シブル基板12と重ねられるフレキシブル基板13に
は、そのスリット12a,12b,12cの真上になる
位置の表面に、四角形の導体(銅板)で構成される平面
アンテナ4a,4b,4cが張りつけられる構成とし、
スリットを介してアンテナに給電する構成としてある。
【0018】各部のサイズとしては、例えば受信する信
号の周波数帯を5.7GHzとし、フレキシブル基板1
1を構成する部材として厚さ1.0mmのBTレジン
(比誘電率εr=3.5)を使用したとき、基板内波長
λgは、真空中の波長を比誘電率の平方根で割った値で
表され、次式で求められる。
【0019】
【数1】λg=λ0 /√εr=28.1mm
【0020】従って、各ストリップ線路11a,11
b,11cの幅wは2.2mmで、線路間隔dとして約
28mm以上設ければ良い(幅wと線路間隔dは図3参
照)。また、各平面アンテナ4a,4b,4cのサイズ
としては、14mm×14mmで良く、それぞれのアン
テナ4a,4b,4cを配置する間隔としては、約28
mm以上とすれば、各アンテナ素子ごとの相関がなくな
る。
【0021】次に、このように構成される平面アンテナ
に接続される回路について説明する。図4は本例の受信
構成を示すブロック図で、ここでは用意された平面アン
テナ4a,4b,4c‥‥4nのそれぞれを、上述した
ストリップ線路11a,11b,11c‥‥を介して、
それぞれ別の高周波受信部(RF部)5a,5b,5c
‥‥5nに接続し、各平面アンテナ4a,4b,4c‥
‥で受けた信号を、それぞれ別の高周波受信部5a,5
b,5c‥‥で受信処理させる。各高周波受信部5a,
5b,5c‥‥の構成としては、例えば図5に示すよう
に、平面アンテナからストリップ線路を介して供給され
る信号を、ローノイズアンプ21で増幅した後、ミキサ
22に供給して発振器23の発振出力を混合して中間周
波信号(又はベースバンド信号)に周波数変換する。そ
して、その周波数変換された信号を、ノイズ除去用のバ
ンドパスフィルタ24を介して出力端子25に供給し、
出力端子25から後段の回路に供給する。
【0022】図4の構成の説明に戻ると、各高周波受信
部5a〜5nで受信処理された信号は、合成回路6に供
給されて、1系統の受信信号とする合成処理が行われ
る。合成回路6で1系統に合成された受信信号は、デコ
ーダ7に供給し、本例のシステムに適用されるデコード
方式により受信信号のデコードを行い、例えばデコード
された信号として左チャンネルのアナログオーディオ信
号と右チャンネルのアナログオーディオ信号を得て、そ
れぞれのデコードされたオーディオ信号を、左右のスピ
ーカユニット2L,2Rに供給して、放音させる。
【0023】合成回路6での合成処理としては、各アン
テナからの信号を所定のレベルで合成させる処理を行う
場合と、最も受信状態が良好なアンテナからの信号だけ
を選択するダイバーシティ処理を行う場合がある。ま
ず、各アンテナからの信号を所定のレベルで合成させる
処理を行う場合には、例えば図6に示す原理で受信信号
のSN比が最大となるように合成処理を行う。即ち、例
えば2つのアンテナ81,82の受信信号x1 ,x2
合成することを考えた場合、各受信信号x1 ,x2 をア
ンプ83,84でゲインG1 ,G2 で増幅して、混合器
85で混合して出力端子86に1系統の受信信号yを得
る構成としてあるとき、受信信号yは次式で示される。
【0024】
【数2】y=G1 1 +G2 2
【0025】ここで、アンプ83のゲインG1
1 * 、アンプ84のゲインG2 =x2 ** は複素共
役を示す)で示されるように設定したとき、合成された
受信信号yのSN比が最大となる。このような条件を満
たす最大値合成処理を、全てのアンテナ4a,4b,4
c‥‥からの受信信号に対して行うことで、合成処理で
良好な受信信号が得られる。
【0026】また、ダイバーシティ処理を行う場合に
は、例えば図7に示す原理で受信信号のレベルが最も高
いアンテナの信号を選択する処理を行う。即ち、図7に
示すように、例えば2つのアンテナ91,92の受信信
号x1 ,x2 をスイッチ93で選択して、いずれかの受
信信号を出力端子94に供給する構成を考えた場合、各
受信信号x1 ,x2 の信号レベルをレベル検出回路9
5,96で行い、いずれのレベル検出回路95,96で
検出されたレベルの方が高いかを判定回路97で判定
し、そのレベルが高いと判定した側の受信信号をスイッ
チ93で選択させて、出力端子94に得られる受信信号
yとする構成とする。このような処理を、全てのアンテ
ナ4a,4b,4c‥‥からの受信信号のレベル判定結
果に基づいて行うことで、ダイバーシティ処理で良好な
受信信号が得られる。
【0027】なお、本例のヘッドホン装置内には、何ら
かの電池(乾電池,2次電池など)又は発電手段(太陽
電池など)を備えて、それらから供給される電源によ
り、上述した受信処理を行って、スピーカユニット2
L,2Rからオーディオ信号を出力するようにしてあ
る。
【0028】このように構成される本例のワイヤレスヘ
ッドホン装置によると、バンド部3やハウジング部1
L,1Rに取付けられた複数の平面アンテナ4が、それ
ぞれ異なる偏波面を持つことになり、種々の方向から到
来する電波を良好に受信できるようになる。従って、オ
ーディオ信号が変調された電波を発信する発信装置から
の電波が届く範囲内にいる限りは、どの方向を向いてい
ても無線伝送されるオーディオ信号を良好に受信できる
可能性が高く、従来のワイヤレスヘッドホン装置に比べ
て受信特性を向上させることができる。
【0029】また、本例の場合には、各平面アンテナと
給電線であるストリップ線路との接続を、スリットを介
して行うようにしたので、各平面アンテナ4a,4b‥
‥と給電線11a,11b‥‥とをハンダ付けなどで直
接接続させる必要がなく、簡単に組み立てることがで
き、低コストでワイヤレスヘッドホン装置を実現するこ
とができる。
【0030】なお、図2,図3に示した構成のストリッ
プ線路で給電線を構成した場合、線路間隔wとして、基
板内波長λgに相当する距離が必要であるとしたが、ア
ンテナの個数を多くした場合には、基板11,12,1
3及び基板を内蔵するバンド部3の幅が広くなり過ぎる
ので、幅を狭くする処理を行うのが好ましい。
【0031】図8は、この給電線としてのストリップ線
路が配されたフレキシブル基板14の幅を狭める処理の
一例を示した図で、ここでは例えば2本のストリップ線
路14a,14bが平行に配置されているとすると、ス
ルーホール14cを所定の間隔で2本のストリップ線路
14a,14bの間に複数設ければ、2本のストリップ
線路14a,14bで伝送される信号が干渉しなくな
る。例えば、〔数1〕式で示した条件と同じ信号を受信
する場合、スルーホール14cを30mm間隔で設ける
ことで、2本のストリップ線路14a,14bの間隔を
約10mmにすることができ、ストリップ線路の間隔を
約18mm狭くすることができる。
【0032】また、上述した実施の形態では、1枚のフ
レキシブル基板11上に各アンテナの給電線をストリッ
プ線で平行に設けるようにしたが、平面アンテナ4a,
4b,4c‥‥を構成する素子に、何らかの信号線を直
接接続して、給電するように構成しても良い。
【0033】また、図2,図3の例では1つの平面アン
テナに1つの給電線を接続して、1つの方向の偏波面を
持つようにしたが、1つの平面アンテナに複数の方向の
給電線を接続して、複数の偏波面を持つようにしても良
い。例えば、図9に示すように、平面アンテナ4aの給
電線として、スリット12aを介したストリップ線11
aの他に、ストリップ線11aとは直交する方向に引き
出された信号線13aを、平面アンテナ4aを構成する
導体に直接接続して、この信号線13aにより給電する
構成とすることで、平面アンテナ4aが2つの偏波面を
持つアンテナとして機能することになり、より受信性能
が向上する。
【0034】また、上述した実施の形態では、ヘッドホ
ン装置に適用した例について説明したが、使用者の頭部
に取付けられる電子装置であれば、他の装置にも適用で
きる。例えば、ヘッドマウント型ディスプレイ装置と称
される使用者の頭部に取付けられて使用される映像表示
装置に適用することもできる。
【0035】図10は、このヘッドマウント型ディスプ
レイ装置に適した場合の一例を示し、この装置は、使用
者の左右の目の前方に配される映像表示部31と、この
映像表示部31をジョイント部32を介して支える環状
のバンド部33と、さらにこの環状のバンド部33と接
続されて、頭部の頂上部と接触するバンド部34とで構
成される。映像表示部31には、例えば2枚の液晶画像
表示パネルが内蔵されて、左右の目の前方に対応した位
置に画像が表示される。また、必要により小型のヘッド
ホン装置はバンド部33などに取付けて、表示される映
像に合わせた音声が、使用者の左右の耳に届くようにし
ても良い。
【0036】ここで、バンド部33,34内に、本例の
平面アンテナ4を所定の間隔で複数配置し、その複数の
平面アンテナ4で受信した信号を、合成処理又はダイバ
ーシティによる切替処理で1系統の受信信号として、そ
の受信信号に含まれる映像信号をデコードして、映像表
示部31内の映像信号処理回路に供給する構成とする。
この場合の平面アンテナ4及びその給電線を配置する条
件は、上述したヘッドホン装置で説明した条件と同じで
ある。
【0037】ここで、このヘッドマウント型ディスプレ
イ装置に映像信号を送信する送信装置の構成と、ヘッド
マウント型ディスプレイ装置に内蔵された受信装置の構
成の一例を説明する。図11は、映像信号を送信する送
信装置の構成の一例を示した図で、ビデオテープ再生装
置,ビデオディスク再生装置,テレビジョンチューナな
どの映像信号源41から出力される映像信号(例えばM
PEG1と称される方式で圧縮されたデジタル映像信
号)を、フレーム処理回路42に供給して、誤り訂正符
号の付加などの送信用のデータとする処理を行った後、
ミキサ43に供給して、PN符号発生回路44が出力す
るPN符号(擬似雑音符号)により直接拡散処理を行
い、その拡散された信号を、ローパスフィルタ45を介
してミキサ46に供給し、発振器47の発振出力を混合
して、所定の送信周波数に変調された信号を得る。この
送信周波数の信号を、バンドパスフィルタ48,パワー
アンプ49,バンドパスフィルタ50を介して、送信ア
ンテナ51に供給し、無線送信させる。送信周波数とし
ては、例えば2GHz帯の信号に変調して送信させるこ
とが考えられる。
【0038】そして、この送信装置から送信される信号
を、ヘッドマウント型ディスプレイ装置に内蔵された受
信装置で受信する構成としては、例えば図12に示す構
成が考えられる。即ち、例えば2個の平面アンテナ4
a,4bで受信する構成を考えた場合、それぞれのアン
テナの受信信号を、高周波受信部5a,5bで中間周波
信号とする処理を行う。高周波受信部5a,5bとして
は、基本的には図5で既に説明した構成と同じであり、
例えば送信装置から2GHz帯で送信される場合、2G
Hz帯の信号だけをバンドパスフィルタ61で通過させ
た後、ローノイズアンプ62で増幅し、その増幅された
信号をミキサ63に供給して、発振器64の発振信号を
混合して受信信号を中間周波信号とし、この中間周波信
号をバンドパスフィルタ65により帯域制限した後、高
周波受信部から後段の回路に供給する。ここでの中間周
波信号としては、例えば180MHz帯の信号とする。
【0039】各アンテナに接続された高周波受信部5
a,5bから供給される中間周波信号は、受信信号処理
部8で合成及び復調処理が行われる。ここでは2つのア
ンテナからの信号が供給されるので、2系統の中間周波
信号を増幅する中間周波アンプ66a,66bが設けら
れ、各中間周波アンプ66a,66bの出力を、ダウン
コンバータ67a,67bに供給して、I成分とQ成分
のベースバンド信号とし、各ベースバンド信号をアナロ
グ/デジタル変換器68a,68bに供給して、所定の
クロックに同期したデジタルデータとする。そして、こ
の変換されたデジタルデータを、逆拡散回路69a,6
9bに供給して、送信時に拡散されたデータを元に戻し
た後、最大比合成回路70に供給して、図6で説明した
原理により最大比合成処理を行って、1系統の受信デー
タとする。
【0040】この1系統とされた受信データを、復調回
路71に供給して復調処理を行い、復調されたデータを
誤り訂正回路72に供給して誤り訂正を行う。誤り訂正
された受信データは、画像デコーダ73及び音声デコー
ダ74に供給して、例えばMPEG1方式に適合した画
像データのデコード処理及び音声データのデコード処理
を行い、画像デコーダ73でデコードされた画像データ
を、出力端子73aから映像表示部31内の左右の映像
表示手段(液晶表示パネルなど)に供給して、映像を表
示させる。また、音声デコーダ74でデコードされた左
右のステレオ音声データを、出力端子74L,74Rに
接続されたヘッドホン装置(このヘッドホン装置はヘッ
ドマウント型ディスプレイ装置と一体型或いは別体型の
いずれでも良い)に供給して、放音させる。
【0041】このように構成したことで、ワイヤレスの
ヘッドマウント型ディスプレイ装置が実現でき、その受
信性能として、上述したワイヤレスヘッドホン装置の場
合と同様に、映像信号などを発信する発信装置からの電
波が届く範囲内にいる限りは、どの方向を向いていても
無線伝送される映像信号などを良好に受信できる可能性
が高く、良好な受信性能が得られる。
【0042】なお、このワイヤレスのヘッドマウント型
ディスプレイ装置として構成させる場合にも、ワイヤレ
スヘッドホン装置で説明したような平面アンテナに関す
る各種処理が適用できる。即ち、図8で説明したような
ストリップ線路の間隔を狭める処理や、図9で説明した
ような複数の偏波面を持つアンテナとしたりする処理を
適用できる。
【0043】また、上述したそれぞれの実施の形態で説
明した周波数帯域などについては、一例を示したもので
あり、その他の帯域の信号を受信するようにしても良い
ことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、バン
ド部に取付けられた複数の平面アンテナが、バンド部の
曲がり具合に対応して、それぞれ異なる方向を向いた状
態となり、それぞれの平面アンテナが、異なる指向性を
持って信号を受信することになり、発信源からの信号が
届く範囲内にいる限りは、装置がどの方向を向いていて
も良好に受信できる可能性が高くなる。
【0045】請求項2に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明をヘッドホン装置に適用したことで、
オーディオ信号の受信が良好に行えるワイヤレスヘッド
ホン装置が得られる。
【0046】請求項3に記載した発明によると、ヘッド
ホン装置を構成するハウジング部にも平面アンテナを取
付けたことで、より多くのアンテナがヘッドホン装置に
取付けられることになり、より良好にオーディオ信号を
受信できる可能性が高くなる。
【0047】請求項4に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明をいわゆるヘッドマウントディスプレ
イ装置と称される映像表示装置に適用したことで、映像
信号などの受信が良好に行える映像表示装置が得られ
る。
【0048】請求項5に記載した発明によると、それぞ
れの平面アンテナと受信信号処理部との接続を、所定の
間隔でアンテナの個数に対応した本数平行に基板上に配
されたストリップ線路を使用して行うことで、それぞれ
の平面アンテナが拾った信号を受信信号処理部に良好に
伝送することができる。
【0049】請求項6に記載した発明によると、平行に
複数本配されたストリップ線路の間の基板に、所定の間
隔でスルーホールを設けたことで、各ストリップ線路の
間隔を狭めることができ、バンド部の幅を狭くできるよ
うになる。
【0050】請求項7に記載した発明によると、それぞ
れの平面アンテナから複数の方向の偏波を取り出すよう
にしたことで、1つの平面アンテナが複数の指向性のア
ンテナとして使用されることになり、より受信感度を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるヘッドホン装置を示
す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態によるアンテナの構成を示
す斜視図である。
【図3】図2の III-III線に沿う断面図である。
【図4】本発明の実施の形態による受信構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図4に示す受信構成のRF部の例を示すブロッ
ク図である。
【図6】最大比合成処理を説明するためのブロック図で
ある。
【図7】切替ダイバーシティ処理を説明するためのブロ
ック図である。
【図8】ストリップ線路の線間を狭くする場合の構成を
示す斜視図である。
【図9】1個のアンテナで複数の方向の偏波を受信する
ための構成を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態によるヘッドマウントデ
ィスプレイ装置を示す斜視図である。
【図11】ヘッドマウントディスプレイ装置に映像信号
を送信するための構成例を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態による映像信号の受信構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1L,1R…ハウジング部、2L,2R…スピーカユニ
ット、3…バンド部、4,4a,4b,4c…平面アン
テナ、5a,5b,5c…高周波受信部(RF部)、6
…合成部、7…デコーダ、11,12,13,14…フ
レキシブル基板、11a,11b,11c,14a,1
4b…ストリップ線路、11d…銅箔、12a,12
b,12c…スリット、14c…スルーホール、31…
ディスプレイ部、33,34…バンド部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/64 511 H04N 5/64 511A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の頭部に取付けられる受信装置に
    おいて、 少なくとも上記頭部に装着するためのバンド部と、 該バンド部に所定の間隔で複数内蔵された平面アンテナ
    と、 上記それぞれの平面アンテナで受信した信号を合成又は
    切替えて1系統の受信信号とする受信信号処理部とを備
    えた受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の受信装置において、 上記バンド部の両端にスピーカユニットを装着したハウ
    ジング部を取付け、 上記受信信号処理部が出力する受信信号に含まれるオー
    ディオ信号を、上記ハウジング部内のスピーカユニット
    から出力させる受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の受信装置において、 上記ハウジング部の上記スピーカユニットからオーディ
    オ信号が放音される位置とは反対になる位置にも、平面
    アンテナを取付けた受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の受信装置において、 上記バンド部の所定位置に映像表示手段を取付け、 上記受信信号処理部が出力する受信信号に含まれる映像
    信号を、上記映像表示手段で表示させるようにした受信
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の受信装置において、 上記それぞれの平面アンテナと上記受信信号処理部との
    接続を、所定の間隔で上記アンテナの個数に対応した本
    数平行に基板上に配されたストリップ線路を使用して行
    う受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の受信装置において、 上記平行に複数本配されたストリップ線路の間の基板
    に、所定の間隔でスルーホールを設けた受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の受信装置において、 上記それぞれの平面アンテナから複数の方向の偏波を取
    り出すようにした受信装置。
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