JPH1188495A - 連絡先提示システム - Google Patents

連絡先提示システム

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JPH1188495A
JPH1188495A JP25024097A JP25024097A JPH1188495A JP H1188495 A JPH1188495 A JP H1188495A JP 25024097 A JP25024097 A JP 25024097A JP 25024097 A JP25024097 A JP 25024097A JP H1188495 A JPH1188495 A JP H1188495A
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Noriyuki Fukuyama
訓行 福山
Satoshi Okuyama
敏 奥山
Sumiyo Okada
純代 岡田
Yasuhide Matsumoto
安英 松本
Ai Manabe
愛 眞鍋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不在の相手の所在地を的確に把握した上、連
絡内容の重要性等に応じて、発呼者に連絡方法を選択さ
せることが可能な連絡先提示システムを提供すること。 【解決手段】 各々の利用者の所在地を検出する位置検
出サーバ101と、位置検出サーバ101により検出可
能な位置の連絡先と、各々の利用者に対してあらかじめ
指定されたデフォルトの連絡先とを記憶する連絡先情報
格納部106を有する連絡先検索サーバ105とを備
え、通信用クライアント107から、利用者が連絡しよ
うとする相手が指定された際に、指定された相手の、そ
の時点における所在地の連絡先と、当該連絡相手のデフ
ォルトの連絡先とを比較し、比較の結果に応じて、通信
用クライアント107の表示部への連絡先の提示内容を
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連絡しようとする
相手として指定された利用者の、連絡先に関する情報を
提示する連絡先提示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話連絡しようとする相手が、電話をか
けたときに会議などによって電話に出られないことが約
50%に達すると報告されている。
【0003】このような場合に対処する方法として、例
えば、特開昭62−91059号公報に開示されている
ように、あらかじめ登録してある他のメンバーに連絡先
を変更する技術が考案されている。また、一般的な交換
機の機能を利用して、不在転送をするなどの方法もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、不在の連絡相手に対して、その所
在地を確認して直接連絡を取ることはできないという問
題点を有していた。
【0005】また、一般的な不在転送を用いる場合に
は、電話をかけた側(以下、「発呼者」という。)に
は、相手がどこにいるかの認識ができないため、例え
ば、連絡内容の重要度や相手の所在地によっては、さほ
ど急いで連絡する必要はないにもかかわらず、通話が長
引いてしまうことで業務に支障が生じる等の問題点もあ
った。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、不在の相
手の所在地を的確に把握した上、連絡内容の重要性等に
応じて、発呼者に連絡方法を選択させることが可能な連
絡先提示システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の連絡先提示システムは、各々の利用者の所
在地を検出する所在地検出手段と、前記所在地検出手段
により検出可能な、各々の位置の連絡先を記憶する連絡
先記憶手段と、連絡しようとする相手を指定する連絡相
手指定手段と、前記連絡相手指定手段を介して指定され
た相手の連絡先を、前記連絡先記憶手段から検索する連
絡先検索手段と、前記連絡先検索手段により検索された
連絡先を表示する表示手段とを有する連絡先提示システ
ムであって、各々の利用者に対してあらかじめ指定され
たデフォルトの連絡先を利用者ごとに記憶するデフォル
ト連絡先記憶手段と、前記連絡相手指定手段を介して相
手が指定された際に、前記連絡先検索手段により検索さ
れた連絡相手の所在地の連絡先と、当該連絡相手のデフ
ォルトの連絡先とを比較する比較手段と、前記比較手段
による比較の結果に応じて、前記表示手段への表示を変
更する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】前記連絡先提示システムはさらに、各々の
利用者の行き先、及び当該行き先の電話番号を含む情報
を記憶するスケジュール情報記憶手段を備え、前記表示
制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地
を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段
に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルトの
連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。この
ようにすることにより、連絡しようとする相手が出張、
休暇等により、所在地検出手段により検出できない場所
に存在する場合でも、相手の所在地を的確に把握した
上、発呼者に適切な連絡方法を選択させることが可能と
なる。
【0009】前記連絡先提示システムはさらに、前記ス
ケジュール情報記憶手段に記憶されている情報から、連
絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出する距離算
出手段と、前記距離算出手段により算出された距離に応
じて当該連絡相手の行き先の電話番号を加工する電話番
号加工手段とを備え、前記表示制御手段は、前記電話番
号加工手段により電話番号が加工された場合には、加工
後の電話番号を前記表示手段に表示することもできる。
このようにすることにより、例えば携帯電話を用いる場
合のように、連絡元からの距離に応じて電話番号を変更
する必要がある場合に、発呼者が電話番号を押し間違え
るという事態を防止することができる。
【0010】前記距離算出手段は、連絡相手の行き先の
都市名から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離を
算出することが可能である。
【0011】また、前記距離算出手段は、連絡相手の行
き先の電話番号から、連絡元から連絡相手の行き先まで
の距離を算出することもできる。
【0012】前記連絡先提示システムはさらに、各々の
利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールアド
レス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記比較手
段による比較の結果、前記連絡先検索手段により検索さ
れた連絡相手の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの
連絡先とが異なる場合に、前記電子メールアドレス記憶
手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォル
トの連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。
近年、電子メールは、相手と確実に連絡を取れる手段と
して、頻繁に利用されるようになっているので、特に電
子メールの利用が可能な環境においては、このようにす
ることで、発呼者により適切な連絡方法を選択させるこ
とが可能となる。
【0013】前記連絡先提示システムはさらに、各々の
利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールアド
レス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記所在地
検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合に、
前記電子メールアドレス記憶手段に記憶されている情報
と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを前記表示手
段に表示することもできる。このようにすることで、連
絡しようとする相手の所在地が検出できない場合でも、
より適切な連絡方法を提示することができるようにな
る。
【0014】前記スケジュール情報記憶手段は、利用者
の行き先のファックス番号を記憶し、前記表示制御手段
は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出で
きない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶さ
れているファックス番号と、当該連絡相手のデフォルト
の連絡先とを前記表示手段に表示することもできる。こ
のようにすることで、連絡したい相手に対する連絡手段
としてファックスを用いることも容易にできるようにな
る。
【0015】前記スケジュール情報記憶手段は、利用者
のポケットベル番号を記憶し、前記表示制御手段は、前
記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない
場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されてい
るポケットベル番号と、当該連絡相手のデフォルトの連
絡先とを前記表示手段に表示することもできる。このよ
うにすることで、連絡したい相手に対する連絡手段とし
てポケットベルを用いることも容易にできるようにな
る。
【0016】前記連絡先提示システムはさらに、前記表
示手段に表示された連絡先から、連絡先を指定する連絡
先指定手段と、前記連絡先指定手段を介して指定された
連絡先に対して通信処理を行う通信手段を備えることも
できる。このようにすると、前記表示手段に表示された
連絡先の中から、利用者により選択された連絡先に対し
て、実際に通信を行うことが容易にできるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は、本発明に係る連絡先提示システム
の全体構成の一例を示す図である。本発明の連絡先提示
システムは、同図に示されるように、位置検出サーバ1
01、ユーザ位置格納部102、バッジセンサ103、
バッジ104、連絡先検索サーバ105、連絡先情報格
納部106、通信用クライアント107、PBX10
8、連絡先側通信手段109を備える構成の中で実現さ
れる。
【0019】位置検出サーバ101、連絡先検出サーバ
105及び通信用クライアント107は、例えばLAN
110で接続されている。
【0020】位置検出サーバ101は、ユーザ位置格納
部102、バッジセンサ103、バッジ104とともに
特許請求の範囲における所在地検出手段を構成する。
【0021】位置検出サーバ101は、各々の利用者の
所在地を検出し、検出結果をユーザ位置格納部102に
格納する。本発明の連絡先提示システムを実現するにあ
たって、各々の利用者はバッジ104を携帯する。バッ
ジ104としては、例えばOlivetti社製のアクティブバ
ッジ(商標)を使用することができる。バッジ104か
ら送信される信号を、あらかじめ、所定の複数の位置に
設置されているバッジセンサ103で検出することによ
り、各々の利用者の所在地を検出することができる。
【0022】本実施の形態における利用者の所在地の検
出方法について、以下に、より具体的に説明する。バッ
ジセンサ103からは10秒間隔(間隔は変更すること
が可能である。)で赤外線によるポーリング信号が発せ
られる。バッジ104がバッジセンサ103からのポー
リング信号を受信すると、折り返し、当該バッジにあら
かじめ割り当てられているバッジIDを、同じく赤外線
によって発信する。バッジIDを含む信号を受信したバ
ッジセンサ103は、当該バッジセンサにあらかじめ割
り当てられているセンサIDと、受信したバッジIDと
を、位置検出サーバ101に送信する。
【0023】バッジセンサ103から送信されたバッジ
IDとセンサIDとは、位置検出サーバ101により、
ユーザ位置格納部102に格納される。図2は、ユーザ
位置格納部102に格納される、バッジIDとセンサI
Dとの対応関係を表す情報の一例を示す図である。
【0024】尚、本実施の形態においては、上述の如
く、アクティブバッジと、対応するバッジセンサとを用
いる方法を利用したが、各々の利用者と、その所在地と
の対応関係を検出することができる手段であれば、他の
方法を用いてもかまわない。
【0025】連絡先検索サーバ105は、特許請求の範
囲における連絡先検索手段に相当する。
【0026】連絡先検索サーバ105は、通信用クライ
アント107からの検索要求に応じて、検索処理を行
い、検索結果を通信用クライアント107に返す。本実
施の形態では、通信用クライアント107からの検索要
求は、通信用クライアント107の利用者が連絡しよう
とする相手の氏名という形式で送られる。連絡先検索サ
ーバ105は、指定された相手の連絡先に関する情報、
例えば連絡先の電話番号や電子メールアドレス、ファッ
クス番号等を含む情報(以下、「連絡先情報」とい
う。)を、通信用クライアント107に返す。
【0027】連絡先検索サーバ105には、特許請求の
範囲における連絡先記憶手段、デフォルト連絡先記憶手
段、スケジュール情報記憶手段及び電子メールアドレス
記憶手段としての、連絡先情報格納部106が備えられ
ている。本発明の実施の形態では、その全ての実施の形
態において、連絡先情報格納部106に、図3及び図4
に示す情報が格納されている。
【0028】図3は、利用者の氏名と、各々の利用者が
携帯しているバッジ104に割り当てられたバッジID
との対応関係を示す情報の一例を示す図である。尚、本
実施の形態では、利用者名とバッジIDとの他に、デフ
ォルト電話番号という情報を保持している。ここで、デ
フォルト電話番号とは、各々の利用者について、例え
ば、原則としてそこに連絡すれば何らかの連絡ができる
と考えられるような場所(例えば、自分の席)の電話番
号として、あらかじめ固定的に登録しておく電話番号を
いう。
【0029】図4は、各々のバッジセンサ103につい
て、あらかじめ割り当てられたセンサIDと、各々のバ
ッジセンサの設置場所との対応関係を示す情報の一例を
示す図である。尚、本実施の形態では、センサIDと、
対応するバッジセンサの設置場所名の他に、当該設置場
所の電話番号も保持している。
【0030】連絡先検索サーバ105は、通信用クライ
アント107からの検索要求を受けると、図3に示した
情報を参照し、検索要求において指定される相手の氏名
から、指定された相手が携帯しているバッジ104のバ
ッジIDを検索する。そして、位置検出サーバ101に
対して、検索されたバッジIDに対応するセンサIDの
検索を要求する。
【0031】位置検出サーバ101は、当該要求に対し
て、図2に示した情報を参照して、対応するセンサID
を検索し、連絡先検索サーバ105に返す。
【0032】位置検出サーバ101からセンサIDを受
け取った連絡先検索サーバ105は、図4に示した情報
を参照して、受け取ったセンサIDに対応する設置場所
名、設置場所電話番号等の連絡先情報を検索し、検索結
果を通信用クライアント107に返す。以上の処理は、
いずれの実施の形態においても共通する処理である。
【0033】通信用クライアント107は、特許請求の
範囲における連絡相手指定手段、表示手段、比較手段、
表示制御手段、連絡先指定手段及び通信手段を構成す
る。
【0034】通信用クライアント107は、利用者から
の、連絡しようとする相手を指定する入力を受け付け、
連絡先検索サーバ105に対して検索要求を送信する。
さらに、連絡先検索サーバ105から返された検索結果
を加工して、利用者に提示する。利用者は、提示された
情報を参照し、実際に通信を行うべく連絡先を指定する
か、又は通信処理の取り消しを指定する入力を行うこと
ができる。
【0035】また、通信用クライアント107は、利用
者から、実際に通信を行う旨の要求がなされた場合に
は、指定された連絡先に実際に通信を行う発呼処理を行
う。通信手段としては、後にそれぞれ詳細に説明する
が、電話、電子メール、ファックス、ポケットベル等、
種々の通信手段が利用できる。
【0036】図5は、通信用クライアント107の構成
の一例を示すブロック図である。同図に示した通信用ク
ライアント107では、通信手段として、電話機205
を用いている。
【0037】本実施の形態の通信用クライアント107
は、入力部201、通信用クライアント制御部202、
モデム203、出力部204を備えている。尚、通信用
クライアント制御部202は、入力受付部2021、検
索制御部2022、ネットワーク制御部2023、発呼
制御部2024、モデム制御部2025を含む。
【0038】利用者は、入力部201を用いて、連絡し
ようとする相手の指定や、実際に通信を行う際の連絡先
の指定、通信処理の取り消しの指示等を入力する。入力
部201としては、具体的には、キーボード、マウス等
の入力手段を用いることができる。
【0039】入力受付部2021は、入力部201から
の入力を受け付け、検索制御部2022に、連絡先検索
サーバ105への検索要求を行う旨を指示したり、発呼
制御部2024に、発呼処理を行う旨を指示する。
【0040】検索制御部2022は、入力受付部202
1からの指示を受け、連絡先検索サーバ105への連絡
先情報の検索要求を出す。当該検索要求は、ネットワー
ク制御部2023、LAN110を介して連絡先検索サ
ーバ105に送られる。検索制御部2022は、連絡先
検索サーバ105からの検索結果を受け取ると、受け取
った連絡先情報を加工して出力部204に提示する。出
力部204としては、ディスプレイ等の出力手段を用い
ることができる。
【0041】また、検索制御部2022は、入力部20
1から、実際に通信を行う旨の指示とともに、連絡先の
指定入力がなされた場合には、発呼制御部2024に、
指定された連絡先に関する連絡先情報を送る。
【0042】ネットワーク制御部2023は、LAN1
10への情報の送信及びLAN110からの情報の受信
を制御する。
【0043】発呼制御部2024は、入力部201か
ら、連絡先の指定入力がなされた場合に、検索制御部2
022から連絡先情報を受け取って、モデム制御部20
25に発呼処理を指示する。また、発呼制御部2024
は、通信手段として電話機を用いる場合には、モデム制
御部2025による発呼処理が終了し、回線が接続され
た際に、電話機205に回線を切り替える処理を行う。
【0044】モデム制御部2025は、通信用クライア
ント107の通信ポートに接続されたモデム203を制
御し、発呼処理を行う。
【0045】尚、本実施の形態では、前述の如く、通信
手段として電話機205を用いているが、連絡先側通信
手段109が、電子メールやファクシミリ、ポケットベ
ル等である場合であれば、必ずしも電話機を用いる必要
はない。また、他の方法として、スピーカにタッチトー
ン(プッシュボタンの「ピッ、ポッ、パッ」音)を出力
し、それを受話器で聞かせるなども考えられる。
【0046】以上のような構成を備えた本発明の連絡先
提示システムにおける、種々の実施の形態について、以
下、通信用クライアント107の処理内容を中心として
説明する。 (実施の形態1)まず、第一の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。第一の実施の形態では、連
絡しようとする相手の所在地によって、出力部204へ
の連絡先情報の提示内容及び提示順序を変更することに
より、利用者が、より適切な連絡先に対して通信を行う
ことを可能とする。
【0047】図6は、本実施の形態の通信用クライアン
ト107が、利用者から連絡しようとする相手を指定す
る入力を受けた場合の、通信用クライアント制御部20
2の処理内容を示すフローチャートである。同図に示さ
れるように、入力受付部2021が入力部201からの
入力を受け付けると、まず、指定された相手の所在地
と、当該所在地の電話番号、及び指定された相手のデフ
ォルト電話番号を検索する(S601)。
【0048】次に、検索制御部2022が、連絡先検索
サーバ105から送信されてきた検索結果から、その時
点における相手の所在地の電話番号と、指定された相手
のデフォルト電話番号とを比較することにより、相手の
所在地が、デフォルト電話番号に対応する場所(以下、
「デフォルトの場所」という。)と異なるか否かを判定
する(S602)。ここで、相手の所在地がデフォルト
の場所と一致していれば(S602:No)、検索制御
部2022は、出力部204にデフォルト電話番号を表
示する(S603)。この場合には、デフォルト電話番
号の提示を受けた利用者は、実際に通信を行うか、通信
処理を取り消すかの入力を行い、通信用クライアント制
御部202は、当該入力に応じた処理を行う(S60
6)。
【0049】相手の所在地がデフォルトの場所と異なる
場合には(S602:Yes)、検索制御部2022
は、その時点における相手の所在地と電話番号とを出力
部204の表示画面上の一番上に表示し、デフォルト電
話番号を二番目に表示する(S604)。
【0050】このように、連絡先情報を出力部204の
表示画面上に表示する際に、連絡先の表示内容及び表示
順序を制御する機構を備えることにより、利用者に、連
絡しようとする相手の所在地を的確に把握させることが
可能になるとともに、連絡内容の重要性によって、その
時点の相手の所在地に直接連絡するか、相手のデフォル
ト電話番号に連絡して、例えば誰かに伝言を依頼するか
等の選択をさせることができる。
【0051】この場合には、利用者は、入力部201を
用いて、実際に通信を行う連絡先を選択するか(S60
5)、又は通信を取り消す指示の入力を行うこととなる
ので、利用者の入力内容により、検索制御部2022
が、実際に通信の処理を行うべく発呼制御部2024に
連絡先情報を送るか、又は通信の取り消し処理を行う
(S606)。
【0052】具体的には、実際に通信を行う場合であれ
ば、発呼制御部2024が、モデム制御部2025に電
話番号を送信する。モデム制御部2025は、モデム2
03を制御して、電話番号を回線に送出し、回線が接続
された際に、発呼制御部2024が電話機205に回線
を切り替える等の方法をとることにより、通話を開始す
ることができる。 (実施の形態2)次に、第二の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。第二の実施の形態では、第
一の実施の形態で説明した機能の他に、各々の利用者の
行き先に関する情報(以下、「スケジュール情報」とい
う。)を登録する機能を備え、その時点における利用者
の所在地、及び登録されているスケジュール情報に基づ
いて、出力部204への連絡先情報の提示内容及び提示
順序を変更することを可能とする。
【0053】従って、本実施の形態においては、連絡先
情報格納部106に、図3及び図4に示した情報の他に
図7に示すスケジュール情報を保持する。
【0054】スケジュール情報は、例えば、利用者が出
張、休暇等により、バッジセンサ103の設置範囲から
外に出るような場合には、各々の利用者により入力さ
れ、利用者がバッジセンサ103の設置範囲の中に存在
する場合であれば、自動的に、登録、更新される。本実
施の形態のスケジュール情報は、利用者の連絡先及び連
絡先の電話番号、及び当該利用者がその連絡先に存在す
る理由(「出張」、「休暇」等、以下、「スケジュー
ル」という。)を含んでいる。
【0055】尚、本実施の形態では、利用者がバッジセ
ンサ103の設置範囲から外に出た場合は、位置検出サ
ーバ101は、図8に示されるように、バッジによる所
在地の検出が不能であることを表すID(本実施の形態
では「0000」)をユーザ位置格納部102に格納す
る。
【0056】図9は、本実施の形態の通信用クライアン
ト107が、利用者から連絡したい相手を指定する入力
を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処理
内容を示すフローチャートである。同図に示されるよう
に、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部2
01からの入力を受け付けると、まず、指定された相手
の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された相
手のスケジュール情報及びデフォルト電話番号を検索す
る(S901)。この処理は、第一の実施の形態におい
て説明した処理に加え、指定された相手の所在地が検出
不可であった場合に、連絡先検索サーバ105が、スケ
ジュール情報をも検索することにより行う。次に、検索
制御部2022は、連絡先検索サーバ105より送信さ
れた検索結果から、連絡しようとする相手の所在地が検
出できない状態であるか否かを判定する(S902)。
この判定は、例えば、ユーザ位置格納部102に所在地
検出不能を示すセンサIDが格納されている場合には、
連絡先検索サーバ105が、その旨を通信用クライアン
ト107に送信するようにすることにより行うことがで
きる。
【0057】相手の所在地が検出できない場合(S90
2:Yes)には、スケジュール情報のうち、連絡先の
場所及び電話番号を出力部204の表示画面上の一番上
に表示し、デフォルト電話番号を二番目に表示する(S
903)。
【0058】その後の、連絡先選択又は通信取り消しの
選択入力の受け付け(S904)、及び、当該入力に基
づく通信/取り消し処理(S905)については、第一
の実施の形態で説明したものと同様であるので、ここで
の説明は省略する。
【0059】尚、ステップS902で相手の所在地が検
出された場合(S902:No)の処理内容について
は、第一の実施の形態で説明した内容と同一である。
【0060】以上のように、連絡先情報の提示内容及び
提示順序を制御する機構を備えることに加え、利用者に
よりスケジュール情報の入力を行うようにすることによ
り、連絡したい相手がバッジセンサ103の設置範囲外
に出た場合でも、利用者に対して連絡したい相手の所在
地を的確に把握させることが可能になるとともに、連絡
内容の重要性によって、その時点の相手の連絡先に直接
連絡するか、相手のデフォルト電話番号に連絡して、例
えば誰かに伝言を依頼するか等の選択をさせることがで
きるようになる。 (実施の形態3)次に、第三の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。第三の実施の形態では、第
一の実施の形態で説明した機能の他に、各々の利用者が
行き先に関する情報を入力する機能を備え、さらに、連
絡しようとする相手の所在地までの、連絡元からの距離
を判定することによって、出力部204への連絡先情報
の提示内容を変更することを可能とする。
【0061】本実施の形態においては、連絡先情報格納
部106に格納される情報として、図3及び図4に示し
た情報の他に図10、図11及び図12に示すものがあ
る。図10は、本実施の形態におけるスケジュール情報
の一例を示す図である。この情報は、第二の実施の形態
と同様に、利用者がバッジセンサ103の設置範囲を外
れるような場合に各々の利用者により入力される情報で
あるが、第二の実施の形態と異なり、携帯電話の電話番
号(以下、「携帯電話番号」という。)、行き先の都市
名、又は行き先の電話番号を含んでいる。行き先の都市
名と電話番号とは両方入力されていてもかまわない。
【0062】図11は、行き先の都市名と、連絡元から
当該都市までの距離との対応関係を示す情報の一例を示
す図である。また、図12は、行き先の電話番号の市外
局番と、連絡元から当該都市までの距離との対応関係を
示す情報の一例を示す図である。図11又は図12に示
した情報を参照することにより、連絡元から、連絡しよ
うとする相手の所在地までの距離を求めることができ
る。
【0063】尚、利用者がバッジセンサ103の設置範
囲を外れた場合に、図8に示した如く、所在地検出不能
を表すセンサIDがユーザ位置格納部102に格納され
る点は、第二の実施の形態と同様である。
【0064】図13は、本実施の形態の通信用クライア
ント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定
する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部20
2の処理内容を示すフローチャートである。同図に示さ
れるように、本実施の形態では、入力受付部2021が
入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定さ
れた相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定
された相手のスケジュール情報、デフォルト電話番号を
検索する(S1301)。ここで、連絡したい相手の所
在地が検出不能の場合に、連絡先検索サーバ105から
返されるスケジュール情報には、携帯電話番号、及び相
手の所在地の連絡元からの距離が含まれる。即ち、本実
施の形態においては、連絡先検索サーバ105及び連絡
先情報格納部106が、特許請求の範囲における距離算
出手段を構成することになる。
【0065】次に、検索制御部2022は、検索結果よ
り、相手の所在地が検出できない状態であるか否かを判
定する(S1302)。この判定は、第二の実施の形態
で説明した処理と同一である。
【0066】相手の所在地が検出できない場合(S13
02:Yes)には、連絡元から、相手の所在地までの
距離が160Km以上であるか否かを判定する(S13
03)。この判定には、相手のスケジュール情報と、図
11及び図12に示した情報とを参照して行う。そし
て、当該距離が160Km以上である場合には(S13
03:Yes)、携帯電話番号の変更処理を行う(S1
304)。具体的には、相手の携帯電話番号の先頭を0
30(又は080)から040(又は090)に変更す
る。即ち、本実施の形態においては、通信用クライアン
ト107の検索制御部2022が、特許請求の範囲にお
ける電話番号加工手段となる。
【0067】このような処理を行うことにより、緊急連
絡の際に起こりがちである携帯電話番号の入力間違いを
防止することができる。
【0068】連絡先情報の出力部204への提示に際し
ては、携帯電話番号を一番上に表示し、デフォルト電話
番号を二番目に表示する(S1305)。この際、ステ
ップS1304において携帯電話番号の変更処理を行っ
た場合には、変更後の携帯電話番号を提示する。
【0069】その後の、利用者からの連絡先選択入力等
の受け付け(S1306)、及び通信/取り消し処理
(S1307)については、第一の実施の形態で説明し
た処理と同様に行う。
【0070】尚、ステップS1302で相手の所在地が
検出された場合(S1302:No)の処理内容につい
ては、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0071】このように、連絡先情報の表示順序を制御
する機構を備えることに加え、利用者により携帯電話番
号の入力を行うようにすることにより、連絡したい相手
がバッジセンサ103の設置範囲外に出た場合でも、利
用者に対して相手の所在地を的確に把握させることが可
能になるとともに、連絡内容の重要性によって、相手の
携帯電話に連絡するか、相手のデフォルト電話番号に連
絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせること
ができるようになる。また、相手の居場所までの距離を
算出する手段と、距離に応じて携帯電話番号を変更する
機構も備えているので、携帯電話への連絡も、より容易
に行うことができる。 (実施の形態4)次に、第四の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。第四の実施の形態では、第
一の実施の形態で説明した機能の他に、各々の利用者の
電子メールアドレスを保持することにより、出力部20
4への連絡先情報の提示内容を変更することを可能とす
る。
【0072】本実施の形態においては、図3及び図4に
示した情報の他に図14に示す各々の利用者の電子メー
ルアドレスを連絡先情報格納部106に保持する。
【0073】図15は、本実施の形態の通信用クライア
ント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定
する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部20
2の処理内容を示すフローチャートである。同図に示さ
れるように、本実施の形態では、入力受付部2021が
入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定さ
れた相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定
された相手のデフォルト電話番号、電子メールアドレス
を検索する(S1501)。
【0074】次に、検索制御部2022は、検索の結
果、その時点における相手の所在地の電話番号と、デフ
ォルト電話番号とを比較することにより、相手の所在地
が、デフォルトの場所と異なるか否かを判定する(S1
502)。ここで、相手の所在地がデフォルトの場所と
一致していれば(S1502:No)、検索制御部20
22は、出力部204にデフォルト電話番号を表示する
(S1503)。
【0075】相手の所在地がデフォルトの場所と異なる
場合には(S1502:Yes)、検索制御部2022
は、相手の電子メールアドレスを出力部204の表示画
面の一番上に、相手の所在地と電話番号を二番目に、デ
フォルト電話番号を三番目に表示する(S1504)。
【0076】利用者からの連絡先選択入力の受け付け
(S1505)、及び通信/取り消し処理(S150
6)については第一の実施の形態で説明したものと同様
に行う。このように、連絡先情報の提示内容及び提示順
序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用者の
電子メールアドレスを保持することより、利用者に対し
て相手の所在地を的確に把握させることが可能になると
ともに、相手に電子メールを送信するか、相手の所在地
に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連絡し
て、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせることがで
きるようになる。特に、近年、電子メールは、相手と確
実に連絡を取る手段として有用なものとなりつつあるの
で、電子メールが比較的頻繁に利用される環境において
は、本発明の有用性も大きなものとなる。 (実施の形態5)次に、第五の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。第五の実施の形態では、第
四の実施の形態で説明した電子メールアドレスを表示す
る機能の他に、相手の所在地が検出できるか否かの判断
を加えて、出力部204への連絡先情報の提示内容を変
更することを可能とする。
【0077】尚、本実施の形態では、連絡先情報格納部
106には、図3及び図4に示した情報の他、図7に示
すスケジュール情報及び図14に示す電子メールアドレ
スを保持する。
【0078】図16は、本実施の形態の通信用クライア
ント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定
する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部20
2の処理内容を示すフローチャートである。同図に示さ
れるように、本実施の形態では、入力受付部2021が
入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定さ
れた相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定
された相手のデフォルト電話番号、スケジュール情報、
電子メールアドレスを検索する(S1601)。
【0079】次に、検索制御部2022は、連絡先検索
サーバ105から送信された検索結果より、相手の所在
地が検出できない状態であるか否かを判定する(S16
02)。この判定は、既に説明した処理と同様に行う。
【0080】相手の所在地が検出できない場合(S16
02:Yes)には、検索制御部2022は、相手の電
子メールアドレスを出力部204の表示画面上の一番上
に、スケジュール情報に含まれる連絡先および連絡先電
話番号を二番目に、デフォルト電話番号を三番目に表示
する(S1603)。
【0081】その後の、利用者からの連絡先選択入力の
受け付け(S1604)、及び通信/取り消し処理(S
1605)については、第一の実施の形態で説明したも
のと同様に行う。
【0082】尚、ステップS1602で相手の所在地が
検出された場合(S1602:No)の処理内容につい
ては、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0083】このように、連絡先情報の提示内容及び提
示順序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用
者の電子メールアドレスを保持することより、利用者に
対して相手の所在地を的確に把握させることが可能にな
るとともに、相手に電子メールを送信するか、相手の所
在地に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連
絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせること
ができるようになる。 (実施の形態6)次に、第六の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。第六の実施の形態では、第
五の実施の形態で説明した電子メールを通信手段として
用いる替わりにファックスを通信手段として用いる。
【0084】本実施の形態においては、図3及び図4に
示した情報の他に、図17に示す情報をスケジュール情
報として連絡先情報格納部106に保持する。同図に示
されるように本実施の形態のスケジュール情報は、利用
者名、スケジュールの他に、連絡方法と連絡先電話番号
を含んでいる。ここで、連絡方法としては、電話以外
に、連絡先との連絡をとるために適切な通信手段、例え
ば、「ファックス」、「ポケットベル」等が入力され
る。これらの通信手段が入力された場合には、連絡先電
話番号は、ファックス番号や、ポケットベルの番号が入
力されることとなる。
【0085】図18は、本実施の形態の通信用クライア
ント107が、利用者から連絡したい相手を指定する入
力を受けた場合の通信用クライアント制御部202の処
理内容を示すフローチャートである。同図に示されるよ
うに、本実施の形態では、入力受付部2021が入力部
201からの入力を受け付けると、まず、指定された相
手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定された
相手のデフォルト電話番号、スケジュール情報を検索す
る(S1801)。
【0086】次に、検索制御部2022は、連絡先検索
サーバ105から送信された検索結果より、相手の所在
地が検出できない状態であるか否かを判定する(S18
02)。この判定は、既に説明した処理と同様に行う。
【0087】相手の所在地が検出できない場合(S18
02:Yes)には、検索制御部2022は、スケジュ
ール情報に含まれる相手のファックス番号を出力部20
4の表示画面上の一番上に、デフォルト電話番号を二番
目に表示する(S1803)。
【0088】その後の、利用者からの連絡先指定入力の
受け付け(S1804)、及び通信/取り消し処理(S
1805)については、第一の実施の形態で説明したも
のと同様に行う。
【0089】尚、ステップS1802で相手の所在地が
検出された場合(S1802:No)の処理内容につい
ては、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0090】このように、連絡先情報の提示内容及び提
示順序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用
者のファックス番号を保持することより、利用者に対し
て相手の所在地を的確に把握させることが可能になると
ともに、相手にファックスを送信するか、相手の所在地
に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連絡し
て、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせることがで
きるようになる。 (実施の形態7)次に、第七の実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。第七の実施の形態では、第
五の実施の形態で説明した電子メールを通信手段として
用いる替わりにポケットベルを通信手段として用いる。
【0091】本実施の形態においても、連絡先情報格納
部106には、第六の実施の形態で説明した情報と同様
のスケジュール情報が保持される。
【0092】図19は、本実施の形態の通信用クライア
ント107が、利用者から連絡しようとする相手を指定
する入力を受けた場合の通信用クライアント制御部20
2の処理内容を示すフローチャートである。同図に示さ
れるように、本実施の形態では、入力受付部2021が
入力部201からの入力を受け付けると、まず、指定さ
れた相手の所在地と、当該所在地の電話番号、及び指定
された相手のデフォルト電話番号、スケジュール情報を
検索する(S1901)。
【0093】次に、検索制御部2022は、連絡先検索
サーバ105から送信された検索結果より、相手の所在
地が検出できない状態であるか否かを判定する(S19
02)。この判定は、既に説明した処理と同様に行う。
【0094】相手の所在地が検出できない場合(S19
02:Yes)には、検索制御部2022は、相手のポ
ケットベル番号を出力部204の表示画面上の一番上に
表示し、デフォルト電話番号を二番目に表示する(S1
903)。
【0095】その後の、利用者からの連絡先選択入力の
受け付け(S1904)、及び通信/取り消し処理(S
1905)については、これまでに説明した処理と同様
に行う。
【0096】尚、ステップS1902で相手の所在地が
検出された場合(S1902:No)の処理内容につい
ては、第一の実施の形態で説明した内容と同一であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0097】このように、連絡先情報の提示内容及び提
示順序を制御する機構を備えることに加え、各々の利用
者のポケットベル番号を保持することより、利用者に対
して相手の所在地を的確に把握させることが可能になる
とともに、相手をポケットベルで呼び出すか、相手の所
在地に直接電話するか、相手のデフォルト電話番号に連
絡して、例えば伝言を依頼するか等の選択をさせること
ができるようになる。
【0098】尚、以上に説明した本発明の各実施の形態
においては、クライアント−サーバシステムによる実施
の形態について説明したが、本発明の実施の形態はこれ
に限定されるものではなく、例えば一台のコンピュータ
を用いても実現することは可能である。また、各情報の
格納部についても、例えば、連絡先情報の一部をクライ
アントに保持するようにしたり、位置検出サーバに保持
するようにすることもできる。
【0099】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る連
絡先提示システムは、連絡しようとする相手が不在の場
合でも、その相手の所在地を的確に把握した上、連絡内
容の重要性等に応じて、発呼者に連絡方法を選択させる
ことが可能になるという効果を奏する。
【0100】また、表示順序を変更する際に、最も利用
する可能性が高いと思われる連絡手段を一番上に表示す
るようにすれば、より容易に連絡先の選択をすることも
可能となるという効果がある。
【0101】また、本発明の連絡先提示システムは、提
示された連絡先から、実際に連絡したい連絡先を選択す
る手段と、実際に通信を行う通信手段を備えるものであ
るから、選択された連絡先に容易に連絡することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における連絡先提示シ
ステムの全体構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 ユーザ位置格納部に格納される、バッジID
とセンサIDとの対応関係を表す情報の一例を示す図で
ある。
【図3】 利用者名とバッジIDとの対応関係を示す情
報の一例を示す図である。
【図4】 センサIDと、バッジセンサの設置場所との
対応関係を示す情報の一例を示す図である。
【図5】 本発明の一実施の形態における通信用クライ
アントの構成の一例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第一の実施の形態における通信用ク
ライアント制御部の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図7】 本発明の第二の実施の形態におけるスケジュ
ール情報の一例を示す図である。
【図8】 本発明の第二の実施の形態におけるバッジI
DとセンサIDとの対応関係を表す情報の一例を示す図
である。
【図9】 本発明の第二の実施の形態における通信用ク
ライアント制御部の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図10】 本発明の第三の実施の形態におけるスケジ
ュール情報の一例を示す図である。
【図11】 本発明の第三の実施の形態における都市名
と距離との対応関係を示す情報の一例を示す図である。
【図12】 本発明の第三の実施の形態における市外局
番と距離との対応関係を示す情報の一例を示す図であ
る。
【図13】 本発明の第三の実施の形態における通信用
クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図14】 本発明の第四の実施の形態における各々の
利用者名と電子メールアドレスとの対応関係を示す情報
の一例を示す図である。
【図15】 本発明の第四の実施の形態における通信用
クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図16】 本発明の第五の実施の形態における通信用
クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図17】 本発明の第六の実施の形態におけるスケジ
ュール情報の一例を示す図である。
【図18】 本発明の第六の実施の形態における通信用
クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図19】 本発明の第七の実施の形態における通信用
クライアント制御部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
101 位置検出サーバ 102 ユーザ位置格納部 103 バッジセンサ 104 バッジ 105 連絡先検索サーバ 106 連絡先情報格納部 107 通信用クライアント 108 PBX 109 連絡先側通信手段 110 LAN 201 入力部 202 通信用クライアント制御部 203 モデム 204 出力部 205 電話機 2021 入力受付部 2022 検索制御部 2023 ネットワーク制御部 2024 発呼制御部 2025 モデム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 純代 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松本 安英 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 眞鍋 愛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々の利用者の所在地を検出する所在地
    検出手段と、前記所在地検出手段により検出可能な、各
    々の位置の連絡先を記憶する連絡先記憶手段と、連絡し
    ようとする相手を指定する連絡相手指定手段と、前記連
    絡相手指定手段を介して指定された相手の連絡先を、前
    記連絡先記憶手段から検索する連絡先検索手段と、前記
    連絡先検索手段により検索された連絡先を表示する表示
    手段とを有する連絡先提示システムであって、各々の利
    用者に対してあらかじめ指定されたデフォルトの連絡先
    を利用者ごとに記憶するデフォルト連絡先記憶手段と、
    前記連絡相手指定手段を介して相手が指定された際に、
    前記連絡先検索手段により検索された連絡相手の所在地
    の連絡先と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを比
    較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果に応
    じて、前記表示手段への表示を変更する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする連絡先提示システム。
  2. 【請求項2】 前記連絡先提示システムはさらに、各々
    の利用者の行き先、及び当該行き先の電話番号を含む情
    報を記憶するスケジュール情報記憶手段を備え、前記表
    示制御手段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在
    地を検出できない場合に、前記スケジュール情報記憶手
    段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォルト
    の連絡先とを前記表示手段に表示する請求項1に記載の
    連絡先提示システム。
  3. 【請求項3】 前記連絡先提示システムはさらに、前記
    スケジュール情報記憶手段に記憶されている情報から、
    連絡元から連絡相手の行き先までの距離を算出する距離
    算出手段と、前記距離算出手段により算出された距離に
    応じて当該連絡相手の行き先の電話番号を加工する電話
    番号加工手段とを備え、前記表示制御手段は、前記電話
    番号加工手段により電話番号が加工された場合には、加
    工後の電話番号を前記表示手段に表示する請求項2に記
    載の連絡先提示システム。
  4. 【請求項4】 前記距離算出手段は、連絡相手の行き先
    の都市名から、連絡元から連絡相手の行き先までの距離
    を算出する請求項3に記載の連絡先提示システム。
  5. 【請求項5】 前記距離算出手段は、連絡相手の行き先
    の電話番号から、連絡元から連絡相手の行き先までの距
    離を算出する請求項3に記載の連絡先提示システム。
  6. 【請求項6】 前記連絡先提示システムはさらに、各々
    の利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールア
    ドレス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記比較
    手段による比較の結果、前記連絡先検索手段により検索
    された連絡相手の連絡先と、当該連絡相手のデフォルト
    の連絡先とが異なる場合に、前記電子メールアドレス記
    憶手段に記憶されている情報と、当該連絡相手のデフォ
    ルトの連絡先とを前記表示手段に表示する請求項1に記
    載の連絡先提示システム。
  7. 【請求項7】 前記連絡先提示システムはさらに、各々
    の利用者の電子メールアドレスを記憶する電子メールア
    ドレス記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記所在
    地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できない場合
    に、前記電子メールアドレス記憶手段に記憶されている
    情報と、当該連絡相手のデフォルトの連絡先とを前記表
    示手段に表示する請求項1に記載の連絡先提示システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記スケジュール情報記憶手段は、利用
    者の行き先のファックス番号を記憶し、前記表示制御手
    段は、前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出
    できない場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶
    されているファックス番号と、当該連絡相手のデフォル
    トの連絡先とを前記表示手段に表示する請求項2に記載
    の連絡先提示システム。
  9. 【請求項9】 前記スケジュール情報記憶手段は、利用
    者のポケットベル番号を記憶し、前記表示制御手段は、
    前記所在地検出手段が、連絡相手の所在地を検出できな
    い場合に、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されて
    いるポケットベル番号と、当該連絡相手のデフォルトの
    連絡先とを前記表示手段に表示する請求項2に記載の連
    絡先提示システム。
  10. 【請求項10】 前記連絡先提示システムはさらに、前
    記表示手段に表示された連絡先から、連絡先を指定する
    連絡先指定手段と、前記連絡先指定手段を介して指定さ
    れた連絡先に対して通信処理を行う通信手段を備える請
    求項1から9のいずれかに記載の連絡先提示システム。
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