JPH1188284A - 分離装置及び選択装置 - Google Patents

分離装置及び選択装置

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JPH1188284A
JPH1188284A JP23756997A JP23756997A JPH1188284A JP H1188284 A JPH1188284 A JP H1188284A JP 23756997 A JP23756997 A JP 23756997A JP 23756997 A JP23756997 A JP 23756997A JP H1188284 A JPH1188284 A JP H1188284A
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speed
signal
clock
signals
low
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JP23756997A
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Wataru Domon
渉 土門
Hiroshi Tezuka
宏 手塚
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離する数が可変で、様々な多重度の高速信
号を分離可能な分離装置を提供する。 【解決手段】 分離回路1はシフトレジスタ2とD型フ
リップフロップ(以下、D−FFとする)11〜15と
から構成され、シフトレジスタ内D−FF21〜25の
出力端子とD−FF11〜15の入力端子とが互いに接
続されている。シフトレジスタ2は入力される高速シリ
アル信号のビットレートに等しい周波数の第1のクロッ
クをクロック源とし、シフトレジスタ内D−FF21〜
25は第1のクロックのN分の1(Nは2以上の整数)
の周波数の第2のクロックをクロック源とする。分離回
路1はNの値を高速シリアル信号に多重されている低速
信号の数と一致させることによって、任意の多重度に対
応可能な分離回路として動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分離装置及び選択装
置に関し、特にディジタル通信システムあるいはディジ
タル放送システムにおける低速デジタル信号の分離ある
いは選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディジタル通信システム
においては、複数の低速ディジタル信号を時分割多重し
て高速シリアル信号を生成し、この高速シリアル信号を
伝送する方式が広く用いられている。
【0003】また、ディジタル放送システムにおいて
も、ディジタル放送サービスが最近開始されたことによ
って、上記の時分割多重方式を用いた映像信号の分配が
検討されている。
【0004】これらの通信システムあるいは放送システ
ムにおいては、高速シリアル信号から複数の低速ディジ
タル信号を分離する分離回路や、高速シリアル信号から
所望の低速ディジタル信号を選択的に出力する選択回路
が広く用いられている。
【0005】すなわち、分離回路(demultipl
exer)としては、例えば「ASi Bipolar
5−Gb/s 8:1 Multiplexer a
nd 4.2−Gb/s 1:8 Demultipl
exer」(M.Ohuchi著、IEEE Jour
nal of Solid−State Circui
ts,vol.27,No.4,1992)で述べられ
ている構成を挙げることができる。この文献に開示され
た分離回路は、8ビットシフトレジスタと、1/8の分
周クロックを発生するカウンタと、8個のD型フリップ
フロップ(以下、D−FFとする)とから構成されてい
る。
【0006】シフトレジスタは入力される高速ディジタ
ル信号に対して位相が1ビットずつずれた8つの高速シ
リアル信号を出力する。これらの出力は各々異なるD−
FFに出力される。全てのD−FFはカウンタから出力
される1/8クロックをクロック源としており、これら
のD−FFから8つの低速ディジタル信号が分離されて
出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分離回
路では、分離する数が固定である。したがって、多重さ
れている低速ディジタル信号の数が異なる高速シリアル
信号に対しては使用することが不可能である。
【0008】すなわち、様々な多重度の高速信号が伝送
される伝送システムにおいては、従来の分離回路を使用
する場合、夫々の多重度に対応する分離回路を複数用意
する必要がある。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、分離する数が可変で、様々な多重度の高速信号を
分離することが可能な分離装置及び選択装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の分離
装置は、N個(Nは2以上の整数)の低速信号が順次ビ
ット多重されて構成される高速シリアル信号とその高速
シリアル信号のビットレートに等しい周波数の第1のク
ロックとを少なくとも入力し、前記N個の低速信号各々
を少なくとも前記高速シリアル信号から分離して出力す
る分離装置であって、前記第1のクロックを用いて前記
高速シリアル信号を順次シフトするK段(KはN以上の
自然数)のシフトレジスタと、各々前記シフトレジスタ
の各段の出力信号を入力しかつその出力信号を前記第1
のクロックのN分の1の周波数の第2のクロックを用い
て前記低速信号として出力するK個の出力手段とを備え
ている。
【0011】本発明による第2の分離装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号が順次ビット多重されて構
成される高速シリアル信号とその高速シリアル信号のビ
ットレートに等しい周波数の第1のクロックとを少なく
とも入力し、前記N個の低速信号各々を少なくとも前記
高速シリアル信号から分離して出力する分離装置であっ
て、前記高速シリアル信号をそのままK個(KはN以上
の自然数)の高速シリアル信号として出力する1:Kバ
ッファと、前記第1のクロックを用いて前記第1のクロ
ックのN分の1の周波数の第2のクロックを順次シフト
するK段のシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各
段の出力信号を用いて前記1:Kバッファからの高速シ
リアル信号を前記低速信号として出力するK個の出力手
段とを備えている。
【0012】本発明による第3の分離装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成されるM
ビット幅の高速パラレル信号と、前記高速パラレル信号
のビットレートのM分の1の周波数の第1のクロックと
を少なくとも入力し、前記N個の低速信号各々を少なく
とも前記高速パラレル信号から分離して出力する分離装
置であって、前記第1のクロックを用いて前記Mビット
幅の高速パラレル信号のうちの対応するビットの信号を
順次シフトするK段(KはN以上の自然数)のシフトレ
ジスタと、各々前記シフトレジスタの各段の出力信号を
入力しかつその出力信号を前記第1のクロックのN分の
1の周波数の第2のクロックを用いて前記低速信号とし
て出力するK個の出力手段とを含むM個の分離回路を備
えている。
【0013】本発明による第4の分離装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成されるM
ビット幅の高速パラレル信号と、前記高速パラレル信号
のビットレートのM分の1の周波数の第1のクロックと
を少なくとも入力し、前記N個の低速信号各々を少なく
とも前記高速パラレル信号から分離して出力する分離装
置であって、前記Mビット幅の高速パラレル信号のうち
の対応するビットの信号をそのままK個(KはN以上の
自然数)の高速シリアル信号として出力する1:Kバッ
ファと、前記第1のクロックを用いて前記第1のクロッ
クのN分の1の周波数の第2のクロックを順次シフトす
るK段のシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段
の出力信号を用いて前記1:Kバッファからの高速シリ
アル信号を前記低速信号として出力するK個の出力手段
とを含むM個の分離回路を備えている。
【0014】本発明による第5の分離装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成される高
速シリアル信号とその高速シリアル信号のビットレート
と等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入力し、
前記N個の低速信号各々を少なくとも前記高速シリアル
信号から分離して出力する分離装置であって、前記高速
クロックを用いて前記高速シリアル信号をMビット幅の
高速パラレル信号に変換する直並列変換回路と、前記高
速クロックのM分の1の周波数の第1のクロックを用い
て前記直並列変換回路からの前記Mビット幅の高速パラ
レル信号のうちの対応するビットの信号を順次シフトす
るK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタと、各
々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力しかつそ
の出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周波数の
第2のクロックを用いて前記低速信号として出力するK
個の出力手段とを含むM個の分離回路とを備えている。
【0015】本発明による第6の分離装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成される高
速シリアル信号とその高速シリアル信号のビットレート
に等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入力し、
前記N個の低速信号各々を少なくとも前記高速シリアル
信号から分離して出力する分離装置であって、前記高速
クロックを用いて前記高速シリアル信号をMビット幅の
高速パラレル信号に変換する直並列変換回路と、前記直
並列変換回路からの前記Mビット幅の高速パラレル信号
のうちの対応するビットの信号をそのままK個(KはN
以上の自然数)の高速シリアル信号として出力する1:
Kバッファと、前記高速クロックのM分の1の周波数の
第1のクロックを用いて前記第1のクロックのN分の1
の周波数の第2のクロックを順次シフトするK段のシフ
トレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出力信号を
用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル信号を前
記低速信号として出力するK個の出力手段とを含むM個
の分離回路とを備えている。
【0016】本発明による第1の選択装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号が順次ビット多重されて構
成される高速シリアル信号とその高速シリアル信号のビ
ットレートに等しい周波数の第1のクロックとを少なく
とも入力し、前記N個の低速信号から1つの低速信号を
少なくとも選択して出力する選択装置であって、前記第
1のクロックを用いて前記高速シリアル信号を順次シフ
トするK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタ
と、各々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力し
かつその出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周
波数の第2のクロックを用いて前記低速信号として出力
するK個の出力手段とを含む分離回路と、前記K個の出
力手段各々からの出力信号のうち1つの信号を選択して
出力する選択手段とを備えている。
【0017】本発明による第2の選択装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号が順次ビット多重されて構
成される高速シリアル信号とその高速シリアル信号のビ
ットレートに等しい周波数の第1のクロックとを少なく
とも入力し、前記N個の低速信号から1つの低速信号を
少なくとも選択して出力する選択装置であって、前記高
速シリアル信号をそのままK個(KはN以上の自然数)
の高速シリアル信号として出力する1:Kバッファと、
前記第1のクロックを用いて前記第1のクロックのN分
の1の周波数の第2のクロックを順次シフトするK段の
シフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出力信
号を用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル信号
を前記低速信号として出力するK個の出力手段とを含む
分離回路と、前記K個の出力手段各々からの出力信号の
うちの1つの信号を選択して出力する選択手段とを備え
ている。
【0018】本発明による第3の選択装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成されるM
ビット幅の高速パラレル信号とその高速パラレル信号の
ビットレートのM分の1の周波数の第1のクロックとを
少なくとも入力し、前記N個の低速信号から1つの低速
信号を少なくとも選択して出力する選択装置であって、
前記第1のクロックを用いて前記Mビット幅の高速パラ
レル信号のうちの対応するビットの信号を順次シフトす
るK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタと、各
々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力しかつそ
の出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周波数の
第2のクロックを用いて前記低速信号として出力するK
個の出力手段とを含むM個の分離回路と、前記M個の分
離回路各々からの出力信号のうちの1つの信号を選択し
て出力する選択手段とを備えている。
【0019】本発明による第4の選択装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成されるM
ビット幅の高速パラレル信号とその高速パラレル信号の
ビットレートのM分の1の周波数の第1のクロックとを
少なくとも入力し、前記N個の低速信号から1つの低速
信号を少なくとも選択して出力する選択装置であって、
前記Mビット幅の高速パラレル信号のうちの対応するビ
ットの信号をそのままK個(KはN以上の自然数)の高
速シリアル信号として出力する1:Kバッファと、前記
第1のクロックを用いて前記第1のクロックのN分の1
の周波数の第2のクロックを順次シフトするK段のシフ
トレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出力信号を
用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル信号を前
記低速信号として出力するK個の出力手段とを含むM個
の分離回路と、前記M個の分離回路各々からの出力信号
のうちの1つの信号を選択して出力する選択手段とを備
えている。
【0020】本発明による第5の選択装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成される高
速シリアル信号とその高速シリアル信号のビットレート
に等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入力し、
前記N個の低速信号から1つの低速信号を少なくとも選
択して出力する選択装置であって、前記高速クロックを
用いて前記高速シリアル信号をMビット幅の高速パラレ
ル信号に変換する直並列変換回路と、前記高速クロック
のM分の1の周波数の第1のクロックを用いて前記直並
列変換回路からの前記Mビット幅の高速パラレル信号の
うちの対応するビットの信号を順次シフトするK段(K
はN以上の自然数)のシフトレジスタと、各々前記シフ
トレジスタの各段の出力信号を入力しかつその出力信号
を前記第1のクロックのN分の1の周波数の第2のクロ
ックを用いて前記低速信号として出力するK個の出力手
段とを含むM個の分離回路と、前記M個の分離回路各々
からの出力信号のうちの1つの信号を選択して出力する
選択手段とを備えている。
【0021】本発明による第6の選択装置は、N個(N
は2以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の
整数)を単位として順次時分割多重されて構成される高
速シリアル信号とその高速シリアル信号のビットレート
に等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入力し、
前記N個の低速信号から1つの低速信号を少なくとも選
択して出力する選択装置であって、前記高速クロックを
用いて前記高速シリアル信号をMビット幅の高速パラレ
ル信号に変換する直並列変換回路と、前記直並列変換回
路からの前記Mビット幅の高速パラレル信号のうちの対
応するビットの信号をそのままK個(KはN以上の自然
数)の高速シリアル信号として出力する1:Kバッファ
と、前記高速クロックのM分の1の周波数の第1のクロ
ックを用いて前記第1のクロックのN分の1の周波数の
第2のクロックを順次シフトするK段のシフトレジスタ
と、前記シフトレジスタの各段の出力信号を用いて前記
1:Kバッファからの高速シリアル信号を前記低速信号
として出力するK個の出力手段とを含むM個の分離回路
と、前記M個の分離回路各々からの出力信号のうちの1
つの信号を選択して出力する選択手段とを備えている。
【0022】すなわち、本発明の第1の分離回路は、N
個(Nは2以上の整数)の低速信号が順次ビット多重さ
れて構成される高速シリアル信号と、該高速シリアル信
号のビットレートと等しい周波数の第1のクロックとを
少なくとも入力し、該N個の低速信号を少なくとも出力
する分離回路において、K個(KはN以上の自然数)の
D型フリップフロップ(以下、D−FFとする)F1,
i(iはK以下の自然数)が、D−FF F1,iの出
力信号がD−FF F1,i+1の入力信号となるよう
に直列に接続され、D−FF F1,iから出力される
K個の信号を出力するシフトレジスタと、K個のD−F
F F2,j(jはK以下の自然数)とを少なくとも備
え、該D−FF F1,iの出力端子と該D−FF F
2,iの入力端子とを互いに接続し、該シフトレジスタ
の入力信号並びにクロック源が各々該高速シリアル信号
並びに該第1のクロックであり、該D−FF F2,j
のクロック源が該第1のクロックのN分の1の周波数の
第2のクロックであり、該D−FF F2,jのうちの
N個からの出力信号を該N個の低速信号として出力して
いる。
【0023】これによって、低速信号が順次ビット多重
されて構成される高速シリアル信号を分離する分離回路
において、分周クロックの分周比に応じて分離する数を
変えることが可能となる。
【0024】本発明の第2の分離回路は、N個(Nは2
以上の整数)の低速信号が順次ビット多重されて構成さ
れる高速シリアル信号と、該高速シリアル信号のビット
レートと等しい周波数の第1のクロックとを少なくとも
入力し、該N個の低速信号を少なくとも出力する分離回
路において、該高速シリアル信号を入力してK個(Kは
N以上の自然数)の該高速シリアル信号を出力するバッ
ファと、K個のD−FF F1,i(iはK以下の自然
数)を備えたシフトレジスタと、K個のD−FF F
2,j(jはK以下の自然数)とを少なくとも備え、該
シフトレジスタの入力信号が該第1のクロック信号のN
分のlの周波数の第2のクロックであり、該シフトレジ
スタのクロック源が該第1のクロックであり、該D−F
F F2,jの入力信号が該バッファから出力される該
K個の高速シリアル信号であり、該D−FF F2,j
のクロック源が各々該D−FF F1,iの出力信号で
あり、該D−FF F2,jのうちのN個からの出力信
号を該N個の低速信号として出力している。
【0025】これによって、低速信号が順次ビット多重
されて構成される高速シリアル信号を分離する分離回路
において、分周クロックの分周比に応じて分離する数を
変えることが可能となる。
【0026】本発明の第3の分離回路は、N個(Nは2
以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の整
数)を単位として順次時分割多重されて構成されるMビ
ット幅の高速パラレル信号Dl(lはM以下の自然数)
と、該高速パラレル信号DlのビットレートのM分の1
の周波数の第1のクロックとを少なくとも入力し、該N
個の低速信号を少なくとも出力する分離回路において、
M個の上記第1あるいは第2の分離回路であるDMUX
1,p(pはM以下の自然数)を少なくとも備え、該高
速パラレル信号Dlを該DMUX1,lに各々入力して
いる。
【0027】これによって、低速信号がMビット(Mは
2以上の整数)を単位として時分割多重されているMビ
ット幅の高速パラレル信号Dlを分離する分離回路にお
いて、分周クロックの分周比に応じて分離する数を変え
ることが可能となる。
【0028】本発明の第4の分離回路は、N個(Nは2
以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の整
数)を単位として順次時分割多重されて構成される高速
シリアル信号と、該高速シリアル信号のビットレートと
等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入力し、該
N個の低速信号を少なくとも出力する分離回路におい
て、入力される高速シリアル信号をMビット幅の高速パ
ラレル信号に変換する直並列変換回路と、上記第3の分
離回路とを少なくとも備え、該直並列変換回路から出力
される該高速パラレル信号と該高速クロックのM分の1
の周波数の第1のクロックとを第3の分離回路に入力さ
せている。
【0029】これによって、低速信号がMビット(Mは
2以上の整数)を単位として時分割多重されているシリ
アル信号を分離する分離回路において、分周クロックの
分周比に応じて分離する数を変えることが可能となる。
【0030】本発明の第5の分離回路は、上記第3ある
いは第4の分離回路において、Mの値を8としている。
これによって、低速信号がバイト多重、あるいはオクテ
ット多重されている高速信号を分離する分離回路におい
て、分周クロックの分周比に応じて分離する数を変える
ことが可能となる。
【0031】本発明の第6の分離回路は、上述した第1
から第5の分離回路のうちのいずれかにおいて、外部か
ら入力される制御信号に従って分周比が変更可能な分周
器を少なくとも備え、該制御信号により該分周比がNに
設定され、該分周器は第1のクロックを入力して第2の
クロックを出力するようにしている。これによって、こ
の分周器の分周比を外部から制御することで、分離する
数を変えることが可能となる。
【0032】本発明の第1の選択回路は、N個(Nは2
以上の整数)の低速信号が順次ビット多重されて構成さ
れる高速シリアル信号と、該高速シリアル信号のビット
レートと等しい周波数の第1のクロックとを少なくとも
入力し、該N個の低速信号のうち選択された1つの低速
信号を少なくとも出力する選択回路において、上記第1
あるいは第2の分離回路と、K個の入力ポートに入力さ
れる信号のうち選択された1つの信号を出力するセレク
タとを備え、入力される該高速シリアル信号並びに該第
1のクロックが該第1あるいは第2の分離回路に入力さ
れ、該第1あるいは第2の分離回路から出力される該N
個の低速信号を該セレクタのK個の入力ポートのうちの
N個に夫々入力し、該セレクタの出力信号を該選択され
た1つの低速信号として出力している。
【0033】これによって、低速信号が順次ビット多重
されて構成される高速シリアル信号から所望の低速信号
を選択して出力する選択回路において、分周クロックの
分周比を変えることによって様々な多重度の高速信号に
対応することが可能となる。
【0034】本発明の第2の選択回路は、N個(Nは2
以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の整
数)を単位として順次時分割多重されて構成されるMビ
ット幅の高速パラレル信号Dl(lはM以下の自然数)
と、該高速パラレル信号DlのビットレートのM分の1
の周波数の第1のクロックとを少なくとも入力し、該N
個の低速信号のうち選択された1つの低速信号を少なく
とも出力する選択回路において、上記第3の分離回路
と、K個の入力ポートに入力される信号のうち選択され
た1つの信号を出力するセレクタとを備え、入力される
該高速パラレル信号Dl並びに該第1のクロックを該第
3の分離回路に入力し、該第3の分離回路から出力され
る該N個の低速信号を該セレクタのK個の入力ポートの
うちのN個に夫々入力し、該セレクタ出力信号を該選択
された1つの低速信号として出力している。
【0035】これによって、低速信号がMビット(Mは
2以上の整数)を単位として時分割多重されているMビ
ット幅のパラレル信号から所望の低速信号を選択して出
力する選択回路において、分周クロックの分周比を変え
ることによって様々な多重度の高速信号に対応すること
が可能となる。
【0036】本発明の第3の選択回路は、N個(Nは2
以上の整数)の低速信号がMビット(Mは2以上の整
数)を単位として順次時分割多重されて構成される高速
シリアル信号と、該高速シリアル信号のビットレートと
等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入力し、該
N個の低速信号のうち選択された1つの低速信号を少な
くとも出力する選択回路において、上記第4の分離回路
と、K個の入力ポートに入力される信号のうち選択され
た1つの信号を出力するセレクタとを備え、入力される
該高速シリアル信号並びに該高速クロックを該第4の分
離回路に入力し、該第4の分離回路から出力される該N
個の低速信号を該セレクタのK個の入力ポートのうちの
N個に夫々入力し、該セレクタの出力信号を該選択され
た1つの低速信号として出力している。
【0037】これによって、低速信号がMビット(Mは
2以上の整数)を単位として時分割多重されているシリ
アル信号から所望の低速信号を選択して出力する選択回
路において、分周クロックの分周比を変えることによっ
て様々な多重度の高速信号に対応することが可能とな
る。
【0038】本発明の第4の選択回路は、上記の第2あ
るいは第3の選択回路において、Mの値を8としてい
る。これによって、低速信号がバイト多重あるいはオク
テット多重されている高速信号から所望の低速信号を選
択して出力する選択回路において、分周クロックの分周
比を変えることによって様々な多重度の高速信号に対応
することが可能となる。
【0039】本発明の第5の選択回路は、上述した第1
から第4の選択回路のうちのいずれかにおいて、外部か
ら入力される制御信号にしたがって分周比が変更可能な
分周器を少なくとも備え、該制御信号により該分周比を
Nに設定し、該分周器が第1のクロックを入力して第2
のクロックを出力するようにしている。これによって、
この分周回路の分周比を外部から制御することで、様々
な多重度の高速信号に対応することが可能となる。
【0040】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に
よる分離回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、分離回路1は5つのシフトレジスタ内D型フリップ
フロップ(以下、D−FFとする)21〜25を縦続接
続して構成するシフトレジスタ2と、5つのD−FF1
1〜15とから構成されている。シフトレジスタ内D−
FF21〜25の出力ポートは各々D−FF11〜15
の入力ポートに接続されている。
【0041】分離回路1は高速シリアル信号101と第
1のクロック102と第2のクロック103とを夫々入
力するの3つの入力ポートと、D−FF11〜15の出
力ポートが各々接続されかつ低速シリアル信号201〜
205を出力する5つの出力ポートとを備えている。ま
た、シフトレジスタ2のシフトレジスタ内D−FF21
〜25各々は第1のクロック102をクロック源とし、
D−FF11〜15各々は第2のクロック103をクロ
ック源としている。
【0042】図2は図1の分離回路1において多重度が
3の場合の動作を示すタイミングチャートであり、図3
は図1の分離回路1において多重度が5の場合の動作を
示すタイミングチャートである。これら図1〜図3を用
いて分離回路1における動作について説明する。
【0043】図2は3つの低速信号1−1〜1−5,2
−0〜2−4,3−0〜3−4が順次ビット多重されて
構成される高速シリアル信号101が分離回路1に入力
される場合の動作を表している。ここで、例えば低速信
号3−1は3番目の低速信号における1ビット目のデー
タであることを示している。
【0044】図2に示すように、シフトレジスタ2から
は1ビットずつ位相がシフトした5つの信号111〜1
15が出力される。これらの信号111〜115と、周
波数が第1のクロック102の1/3である第2のクロ
ック103とがD−FF11〜15に入力されると、低
速シリアル信号201〜205が5つの出力ポートから
出力される。これら低速シリアル信号201〜205の
うちの低速シリアル信号201〜203は高速シリアル
信号101から分離された低速信号である。
【0045】続いて、図3は5つの低速信号1−1〜1
−5,2−1〜2−4,3−1〜3−4,4−1〜4−
4,5−1〜5−3が順次ビット多重されて構成される
高速シリアル信号101が分離回路1に入力される場合
の動作を表している。この場合、第2のクロック103
として、第1のクロック102の1/5の周波数のクロ
ックを入力することによって、高速シリアル信号101
から分離された5つの低速ディジタル信号が得られる。
【0046】上述したように、分離回路1は第2のクロ
ック103の周波数を適当な値とすることによって、様
々な多重度の高速シリアル信号101を低速ディジタル
信号に分離することが可能となる。分離することが可能
な多重度はシフトレジスタ内D−FF21〜25及びD
−FF11〜15の個数以下であり、例えば図1に示す
分離回路1であれば、多重度5以下の高速シリアル信号
101を分離することができる。したがって、これらシ
フトレジスタ内D−FF21〜25及びD−FF11〜
15の個数を増やすことによって、より多重度の大きい
高速シリアル信号の分離が可能な分離回路を実現するこ
とができる。
【0047】図4は本発明の第2の実施例による分離回
路の構成を示すブロック図である。図において、分離回
路3は5つのシフトレジスタ内D−FF41〜45を縦
続接続して構成するシフトレジスタ4と、5つのD−F
F31〜35と、1つの入力信号をその信号と同じ信号
を5つの出力ポートから出力する1:5バッファ30と
から構成されている。
【0048】1:5バッファ30は高速シリアル信号3
01を入力し、高速シリアル信号311〜315を出力
する。これら高速シリアル信号311〜315は夫々D
−FF31〜35に入力される。
【0049】また、第2のクロック303並びに第1の
クロック302はシフトレジスタ4のデータ入力ポート
並びにクロック入力ポートに夫々入力される。さらに、
シフトレジスタ内D−FF41〜45各々からのクロッ
ク321〜325はD−FF31〜35のクロック入力
ポートに夫々入力される。
【0050】図5は図4の分離回路3において多重度が
3の場合の動作を示すタイミングチャートである。これ
ら図4及び図5を用いて分離回路3における動作につい
て説明する。
【0051】図5は3つの低速信号1−2〜1−5,2
−1〜2−4,3−1〜3−4が順次ビット多重されて
構成される高速シリアル信号301が分離回路3に入力
される場合の動作を表している。
【0052】第1のクロック302の1/3の周波数の
第2のクロック303をシフトレジスタ4に入力するこ
とによって、立ち上がりのタイミングが高速シリアル信
号301の1ビット分ずつずれているクロック321〜
325がシフトレジスタ4のシフトレジスタ内D−FF
41〜45各々から出力される。
【0053】これらのクロック321〜325をクロッ
ク源として、D−FF31〜35において高速シリアル
信号311〜315を夫々打ち抜くことによって、低速
シリアル信号401〜405が得られる。これら低速シ
リアル信号401〜405のうちの低速シリアル信号4
01〜403は高速シリアル信号301から分離された
低速信号である。
【0054】この分離回路3も図1に示す分離回路1と
同様に、第2のクロック303の周波数を適当な値とす
ることによって、シフトレジスタ内D−FF41〜45
及びD−FF31〜35の個数以下の任意の多重度の高
速シリアル信号301の分離が可能となる。
【0055】図6は本発明の第3の実施例による分離装
置の構成を示すブロック図である。図においては、D3
〜D0で表される4ビット幅の高速パラレル信号310
に多重されている低速信号を分離する分離装置を示して
いる。
【0056】高速パラレル信号310には低速信号が4
ビット単位で時分割多重されているため、4本の信号線
のうちの1本に着目すると、低速信号がビット多重され
ている。
【0057】本実施例では上記の分離回路3を4つ使用
し、高速パラレル信号310のD3〜D0を分離回路3
−1〜3−4各々に入力している。また、分離回路3−
1〜3−4各々の同一番号の出力ポートo1〜o5から
の出力信号を4つ併せてパラレル出力ポートとし、低速
信号411〜415を出力するための5つの出力ポート
を有している。尚、図示していないが、分離回路3−1
〜3−4各々は図4に示す分離回路3と同様の構成とな
っている。
【0058】本実施例では48Mbpsのビットレート
の高速パラレル信号310を分離回路3−1〜3−4に
夫々入力している。この場合、信号線1本あたりの速度
は12Mbpsであるため、12MHzの矩形波を第1
のクロック302として入力している。この条件におい
て、16Mbpsの低速信号411〜413が多重され
た高速パラレル信号310を入力し、かつ4MHzの第
2のクロック303を入力したところ、3つの出力ポー
トから低速信号411〜413が夫々出力することが確
認されている。
【0059】さらに、12Mbpsの低速信号411〜
414が多重された高速パラレル信号310を入力し、
かつ3MHzの第2のクロック303を入力したとこ
ろ、4つの出力ポートから低速信号411〜414が夫
々出力することも併せて確認されている。
【0060】図7は本発明の第4の実施例による分離装
置の構成を示すブロック図である。図において、本発明
の第4の実施例による分離装置は図6に示す本発明の第
3の実施例による分離装置の分離回路3−1〜3−4を
図1に示す分離回路1に置き換えた以外は図6に示す本
発明の第3の実施例による分離装置の構成と同様であ
る。
【0061】すなわち、本実施例では上記の分離回路1
を4つ使用し、高速パラレル信号110のD3〜D0を
分離回路1−1〜1−4各々に入力している。また、分
離回路1−1〜1−4各々の同一番号の出力ポートo1
〜o5からの出力信号を4つ併せてパラレル出力ポート
とし、低速信号211〜215を出力するための5つの
出力ポートを有している。尚、図示していないが、分離
回路1−1〜1−4各々は図1に示す分離回路1と同様
の構成となっている。
【0062】したがって、上述した本発明の第3の実施
例による分離装置と同様に、16Mbpsの低速信号2
11〜213が多重された高速パラレル信号110を入
力し、かつ4MHzの第2のクロック103を入力すれ
ば、3つの出力ポートから低速信号211〜213が夫
々出力されることとなる。
【0063】また、12Mbpsの低速信号211〜2
14が多重された高速パラレル信号110を入力し、か
つ3MHzの第2のクロック103を入力すれば、4つ
の出力ポートから低速信号211〜214が夫々出力さ
れることとなる。
【0064】図8は本発明の第5の実施例による選択装
置の構成を示すブロック図である。図において、本発明
の第5の実施例による選択装置は分離回路1−5〜1−
8と、セレクタ5とから構成されている。尚、図示して
いないが、分離回路1−5〜1−8各々は図1に示す分
離回路1と同様の構成となっている。
【0065】図においては、D3〜D0で表される4ビ
ット幅の高速パラレル信号110から所望の低速信号を
選択する選択装置を示している。この選択装置は分離回
路1−5〜1−8の出力部に5入力:1出力型のセレク
タ5を接続して構成されている。セレクタ5は分離回路
1−5〜1−8の出力信号を選択するための制御入力ポ
ートを有しており、この制御入力ポートに低速信号選択
制御信号221を入力することで、所望の低速パラレル
信号220を出力することが可能となる。
【0066】図9は本発明の第6の実施例による分離装
置の構成を示すブロック図であり、図10は本発明の第
6の実施例で用いられる高速シリアル信号のフレームフ
ォーマット例を示す図である。図9において、本発明の
第6の実施例による分離装置は複数の低速信号がバイト
多重された高速シリアル信号対応の分離回路で構成され
ている。
【0067】この分離装置は8つの分離回路1−11〜
1−18と、直並列変換回路6と、分周回路7とから構
成されている。直並列変換回路6は155.52Mbp
sの高速シリアル信号101と155.52MHzの高
速クロック104とを入力し、高速シリアル信号101
のフレーム同期をとった後、8ビット幅のパラレル信号
と19.44MHzのバイトクロックとを出力する。こ
のバイトクロックは分離回路1−11〜1−18各々に
第1のクロック106として入力される。尚、図示して
いないが、分離回路1−11〜1−18各々は図1に示
す分離回路1と同様の構成となっている。
【0068】また、本実施例では、図10に示すフレー
ムフォーマットの高速シリアル信号101に対してフレ
ーム同期をとる機能を有する直並列変換回路6を使用し
ている。図10に示すフレームフォーマットは通信衛星
を利用したディジタル放送用の速度29.162Mbp
sのベースバンド信号を多重するためのものであり、放
送用搬送波信号5波分を収容することが可能である。
【0069】このフレームフォーマットに関しては、
「GTTH(Gigabit ToThe Home)
におけるディジタル衛星放送信号の収容法の検討」(土
門等著、1997年電子情報通信学会総合大会B−8−
58)に詳細に記述されている。
【0070】一方、分周回路7は外部から与えられる分
周比制御信号105によって分周比を変える機能を有し
ており、第1のクロック106を入力して第2のクロッ
ク107を出力する。本実施例では、図10に示すフレ
ームフォーマットに対応するため、分周比制御信号10
5によって分周比が1/5に設定され、周波数3.88
8MHzの第2のクロック107が出力される。
【0071】直並列変換回路6から出力されるパラレル
信号及び19.44MHzの第1のクロック106と分
周回路7から出力される3.888MHzの第2のクロ
ック107とは分離回路1−11〜1−18に夫々入力
され、高速シリアル信号101から分離された低速パラ
レル信号231〜235が出力される。
【0072】また、図10に示すフレームフォーマット
と同一のフレーム同期パターンを持ち、42.192M
bpsのディジタル放送用ペースバンド信号が3多重さ
れた高速シリアル信号101に対しても、分周回路7の
分周比を1/3に設定して6.48MHzの第2のクロ
ック107を分離回路1−11〜1−18に与えること
によって、高速シリアル信号101から分離された3つ
の低速パラレル信号231〜233が出力されることが
確認されている。
【0073】図11は本発明の第7の実施例による選択
装置の構成を示すブロック図である。図において、本発
明の第7の実施例による選択装置は高速シリアル信号1
01から所望のディジタル放送用ベースバンド信号を選
択して出力する選択回路を示している。
【0074】本発明の第7の実施例による選択装置は図
9に示す分離装置の出力ポートにセレクタ8を接続した
ものであり、低速信号選択制御信号241を入力するこ
とによって所望のディジタル放送用ベースバンド信号を
選択して出力するようにしている。
【0075】すなわち、本発明の第7の実施例による選
択装置は8つの分離回路1−11〜1−18と、直並列
変換回路6と、分周回路7と、セレクタ8とから構成さ
れている。尚、分離回路1−11〜1−18各々は図1
に示す分離回路1と同様の構成となっており、直並列変
換回路6及び分周回路7は上述した動作を行うよう構成
されている。
【0076】このように、N個(Nは2以上の整数)の
低速信号が順次ビット多重されて構成される高速シリア
ル信号101とその高速シリアル信号101のビットレ
ートに等しい周波数の第1のクロック102とを少なく
とも入力し、N個の低速信号を少なくとも出力する分離
装置において、第1のクロック102を用いて高速シリ
アル信号101をK段(KはN以上の自然数)のシフト
レジスタ2で順次シフトし、このシフトレジスタ2の各
段の出力信号を入力しかつその出力信号を第1のクロッ
ク102のN分の1の周波数の第2のクロック103を
用いてK個のD−FF11〜15から低速信号として出
力することによって、分離する数が可変で、様々な多重
度の高速信号を分離することが可能となる。
【0077】また、N個(Nは2以上の整数)の低速信
号が順次ビット多重されて構成される高速シリアル信号
301とその高速シリアル信号301のビットレートに
等しい周波数の第1のクロック302とを少なくとも入
力し、N個の低速信号を少なくとも出力する分離装置に
おいて、高速シリアル信号301を1:Kバッファ30
からそのままK個(KはN以上の自然数)の高速シリア
ル信号311〜315として出力し、第1のクロック3
02を用いて第1のクロック302のN分の1の周波数
の第2のクロック303をK段のシフトレジスタ4で順
次シフトし、シフトレジスタ4の各段の出力信号を用い
て1:Kバッファ30からの高速シリアル信号311〜
315をK個のD−FF31〜35から低速信号として
出力することによって、分離する数が可変で、様々な多
重度の高速信号を分離することが可能となる。
【0078】これによって、任意の多重度の高速信号に
対応する分離装置を実現することが可能となる。また、
上記の分離装置を用いることで、任意の多重度の高速信
号に対応する選択装置を実現することも可能となる。
【0079】尚、請求項の記載に関連して本発明はさら
に次の態様をとりうる。
【0080】(1)N個(Nは2以上の整数)の低速信
号が8ビットを単位として順次時分割多重されて構成さ
れる高速シリアル信号とその高速シリアル信号のビット
レートと等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入
力し、前記N個の低速信号各々を少なくとも前記高速シ
リアル信号から分離して出力する分離装置であって、前
記高速クロックを用いて前記高速シリアル信号を8ビッ
ト幅の高速パラレル信号に変換する直並列変換回路と、
前記高速クロックの8分の1の周波数の第1のクロック
を用いて前記直並列変換回路からの前記8ビット幅の高
速パラレル信号のうちの対応するビットの信号を順次シ
フトするK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタ
と、各々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力し
かつその出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周
波数の第2のクロックを用いて前記低速信号として出力
するK個の出力手段とを含む8個の分離回路とを有する
ことを特徴とする分離装置。
【0081】(2)外部からの制御信号に応じて分周比
が可変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2
のクロックを出力する分周器を含むことを特徴とする
(1)記載の分離装置。
【0082】(3)N個(Nは2以上の整数)の低速信
号が8ビットを単位として順次時分割多重されて構成さ
れる高速シリアル信号とその高速シリアル信号のビット
レートに等しい周波数の高速クロックとを少なくとも入
力し、前記N個の低速信号各々を少なくとも前記高速シ
リアル信号から分離して出力する分離装置であって、前
記高速クロックを用いて前記高速シリアル信号を8ビッ
ト幅の高速パラレル信号に変換する直並列変換回路と、
前記直並列変換回路からの前記8ビット幅の高速パラレ
ル信号のうちの対応するビットの信号をそのままK個
(KはN以上の自然数)の高速シリアル信号として出力
する1:Kバッファと、前記高速クロックのM分の1の
周波数の第1のクロックを用いて前記第1のクロックの
N分の1の周波数の第2のクロックを順次シフトするK
段のシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出
力信号を用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル
信号を前記低速信号として出力するK個の出力手段とを
含む8個の分離回路とを有することを特徴とする分離装
置。
【0083】(4)外部からの制御信号に応じて分周比
が可変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2
のクロックを出力する分周器を含むことを特徴とする
(3)記載の分離装置。
【0084】(5)N個(Nは2以上の整数)の低速信
号が順次ビット多重されて構成される高速シリアル信号
とその高速シリアル信号のビットレートに等しい周波数
の第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個の低
速信号から1つの低速信号を少なくとも選択して出力す
る選択装置であって、前記第1のクロックを用いて前記
高速シリアル信号を順次シフトするK段(KはN以上の
自然数)のシフトレジスタと、各々前記シフトレジスタ
の各段の出力信号を入力しかつその出力信号を前記第1
のクロックのN分の1の周波数の第2のクロックを用い
て前記低速信号として出力するK個の出力手段とを含む
分離回路と、外部からの制御信号に応じて分周比が可変
されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2のクロ
ックを出力する分周器と、前記K個の出力手段各々から
の出力信号のうち1つの信号を選択して出力する選択手
段とを有することを特徴とする選択装置。
【0085】(6)N個(Nは2以上の整数)の低速信
号が順次ビット多重されて構成される高速シリアル信号
とその高速シリアル信号のビットレートに等しい周波数
の第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個の低
速信号から1つの低速信号を少なくとも選択して出力す
る選択装置であって、前記高速シリアル信号をそのまま
K個(KはN以上の自然数)の高速シリアル信号として
出力する1:Kバッファと、前記第1のクロックを用い
て前記第1のクロックのN分の1の周波数の第2のクロ
ックを順次シフトするK段のシフトレジスタと、前記シ
フトレジスタの各段の出力信号を用いて前記1:Kバッ
ファからの高速シリアル信号を前記低速信号として出力
するK個の出力手段とを含む分離回路と、外部からの制
御信号に応じて分周比が可変されかつ前記第1のクロッ
クを入力して前記第2のクロックを出力する分周器と、
前記K個の出力手段各々からの出力信号のうちの1つの
信号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴
とする選択装置。
【0086】(7)N個(Nは2以上の整数)の低速信
号が8ビットを単位として順次時分割多重されて構成さ
れる8ビット幅の高速パラレル信号とその高速パラレル
信号のビットレートの8分の1の周波数の第1のクロッ
クとを少なくとも入力し、前記N個の低速信号から1つ
の低速信号を少なくとも選択して出力する選択装置であ
って、前記第1のクロックを用いて前記8ビット幅の高
速パラレル信号のうちの対応するビットの信号を順次シ
フトするK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタ
と、各々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力し
かつその出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周
波数の第2のクロックを用いて前記低速信号として出力
するK個の出力手段とを含む8個の分離回路と、前記8
個の分離回路各々からの出力信号のうちの1つの信号を
選択して出力する選択手段とを有することを特徴とする
選択装置。
【0087】(8)外部からの制御信号に応じて分周比
が可変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2
のクロックを出力する分周器を含むことを特徴とする
(7)記載の選択装置。
【0088】(9)N個(Nは2以上の整数)の低速信
号が8ビットを単位として順次時分割多重されて構成さ
れる8ビット幅の高速パラレル信号とその高速パラレル
信号のビットレートの8分の1の周波数の第1のクロッ
クとを少なくとも入力し、前記N個の低速信号から1つ
の低速信号を少なくとも選択して出力する選択装置であ
って、前記8ビット幅の高速パラレル信号のうちの対応
するビットの信号をそのままK個(KはN以上の自然
数)の高速シリアル信号として出力する1:Kバッファ
と、前記第1のクロックを用いて前記第1のクロックの
N分の1の周波数の第2のクロックを順次シフトするK
段のシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出
力信号を用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル
信号を前記低速信号として出力するK個の出力手段とを
含む8個の分離回路と、前記8個の分離回路各々からの
出力信号のうちの1つの信号を選択して出力する選択手
段とを有することを特徴とする選択装置。
【0089】(10)外部からの制御信号に応じて分周
比が可変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第
2のクロックを出力する分周器を含むことを特徴とする
(9)記載の選択装置。
【0090】(11)N個(Nは2以上の整数)の低速
信号が8ビットを単位として順次時分割多重されて構成
される高速シリアル信号とその高速シリアル信号のビッ
トレートに等しい周波数の高速クロックとを少なくとも
入力し、前記N個の低速信号から1つの低速信号を少な
くとも選択して出力する選択装置であって、前記高速ク
ロックを用いて前記高速シリアル信号を8ビット幅の高
速パラレル信号に変換する直並列変換回路と、前記高速
クロックの8分の1の周波数の第1のクロックを用いて
前記直並列変換回路からの前記8ビット幅の高速パラレ
ル信号のうちの対応するビットの信号を順次シフトする
K段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタと、各々
前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力しかつその
出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周波数の第
2のクロックを用いて前記低速信号として出力するK個
の出力手段とを含む8個の分離回路と、前記8個の分離
回路各々からの出力信号のうちの1つの信号を選択して
出力する選択手段とを有することを特徴とする選択装
置。
【0091】(12)外部からの制御信号に応じて分周
比が可変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第
2のクロックを出力する分周器を含むことを特徴とする
(11)記載の選択装置。
【0092】(13)N個(Nは2以上の整数)の低速
信号が8ビットを単位として順次時分割多重されて構成
される高速シリアル信号とその高速シリアル信号のビッ
トレートに等しい周波数の高速クロックとを少なくとも
入力し、前記N個の低速信号から1つの低速信号を少な
くとも選択して出力する選択装置であって、前記高速ク
ロックを用いて前記高速シリアル信号を8ビット幅の高
速パラレル信号に変換する直並列変換回路と、前記直並
列変換回路からの前記8ビット幅の高速パラレル信号の
うちの対応するビットの信号をそのままK個(KはN以
上の自然数)の高速シリアル信号として出力する1:K
バッファと、前記高速クロックの8分の1の周波数の第
1のクロックを用いて前記第1のクロックのN分の1の
周波数の第2のクロックを順次シフトするK段のシフト
レジスタと、前記シフトレジスタの各段の出力信号を用
いて前記1:Kバッファからの高速シリアル信号を前記
低速信号として出力するK個の出力手段とを含む8個の
分離回路と、前記8個の分離回路各々からの出力信号の
うちの1つの信号を選択して出力する選択手段とを有す
ることを特徴とする選択装置。
【0093】(14)外部からの制御信号に応じて分周
比が可変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第
2のクロックを出力する分周器を含むことを特徴とする
(13)記載の選択装置。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明の分離装置に
よれば、N個(Nは2以上の整数)の低速信号が順次ビ
ット多重されて構成される高速シリアル信号とその高速
シリアル信号のビットレートに等しい周波数の第1のク
ロックとを少なくとも入力し、N個の低速信号を少なく
とも出力する分離装置において、第1のクロックを用い
て高速シリアル信号を順次シフトするK段(KはN以上
の自然数)のシフトレジスタと、各々シフトレジスタの
各段の出力信号を入力しかつその出力信号を第1のクロ
ックのN分の1の周波数の第2のクロックを用いて低速
信号として出力するK個の出力手段とを備えることによ
って、分離する数が可変で、様々な多重度の高速信号を
分離することが可能になるという効果がある。
【0095】また、本発明の他の分離装置によれば、N
個(Nは2以上の整数)の低速信号が順次ビット多重さ
れて構成される高速シリアル信号とその高速シリアル信
号のビットレートに等しい周波数の第1のクロックとを
少なくとも入力し、N個の低速信号を少なくとも出力す
る分離装置において、高速シリアル信号をそのままK個
(KはN以上の自然数)の高速シリアル信号として出力
する1:Kバッファと、第1のクロックを用いて第1の
クロックのN分の1の周波数の第2のクロックを順次シ
フトするK段のシフトレジスタと、シフトレジスタの各
段の出力信号を用いて1:Kバッファからの高速シリア
ル信号を低速信号として出力するK個の出力手段とを備
えることによって、分離する数が可変で、様々な多重度
の高速信号を分離することが可能になるという効果があ
る。
【0096】さらに、本発明の選択装置によれば、N個
(Nは2以上の整数)の低速信号が順次ビット多重され
て構成される高速シリアル信号とその高速シリアル信号
のビットレートに等しい周波数の第1のクロックとを少
なくとも入力し、N個の低速信号から1つの低速信号を
少なくとも選択して出力する選択装置において、第1の
クロックを用いて高速シリアル信号を順次シフトするK
段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタと、各々シ
フトレジスタの各段の出力信号を入力しかつその出力信
号を第1のクロックのN分の1の周波数の第2のクロッ
クを用いて低速信号として出力するK個の出力手段とを
含む分離回路と、K個の出力手段各々からの出力信号の
うち1つの信号を選択して出力する選択手段とを備える
ことによって、分離する数が可変で、様々な多重度の高
速信号を分離することが可能になるという効果がある。
【0097】さらにまた、本発明の他の選択装置によれ
ば、N個(Nは2以上の整数)の低速信号が順次ビット
多重されて構成される高速シリアル信号とその高速シリ
アル信号のビットレートに等しい周波数の第1のクロッ
クとを少なくとも入力し、N個の低速信号から1つの低
速信号を少なくとも選択して出力する選択装置におい
て、高速シリアル信号をそのままK個(KはN以上の自
然数)の高速シリアル信号として出力する1:Kバッフ
ァと、第1のクロックを用いて第1のクロックのN分の
1の周波数の第2のクロックを順次シフトするK段のシ
フトレジスタと、シフトレジスタの各段の出力信号を用
いて1:Kバッファからの高速シリアル信号を低速信号
として出力するK個の出力手段とを含む分離回路と、K
個の出力手段各々からの出力信号のうちの1つの信号を
選択して出力する選択手段とを備えることによって、分
離する数が可変で、様々な多重度の高速信号を分離する
ことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による分離回路の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の分離回路において多重度が3の場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図3】図1の分離回路において多重度が5の場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例による分離回路の構成を
示すブロック図である。
【図5】図4の分離回路において多重度が3の場合の動
作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例による分離装置の構成を
示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施例による分離装置の構成を
示すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施例による選択装置の構成を
示すブロック図である。
【図9】本発明の第6の実施例による分離装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】本発明の第6の実施例で用いられる高速シリ
アル信号のフレームフォーマット例を示す図である。
【図11】本発明の第7の実施例による選択装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1−1〜1−8, 1−11〜1−18, 3,3−1〜3−4 分離回路 2,4 シフトレジスタ 5,8 セレクタ 6 直並列変換回路 7 分周回路 11〜15,31〜35 D型フリップフロップ 21〜25,41〜45 シフトレジスタ内D型フリッ
プフロップ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号が
    順次ビット多重されて構成される高速シリアル信号とそ
    の高速シリアル信号のビットレートに等しい周波数の第
    1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個の低速信
    号各々を少なくとも前記高速シリアル信号から分離して
    出力する分離装置であって、前記第1のクロックを用い
    て前記高速シリアル信号を順次シフトするK段(KはN
    以上の自然数)のシフトレジスタと、各々前記シフトレ
    ジスタの各段の出力信号を入力しかつその出力信号を前
    記第1のクロックのN分の1の周波数の第2のクロック
    を用いて前記低速信号として出力するK個の出力手段と
    を有することを特徴とする分離装置。
  2. 【請求項2】 外部からの制御信号に応じて分周比が可
    変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2のク
    ロックを出力する分周器を含むことを特徴とする請求項
    1記載の分離装置。
  3. 【請求項3】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号が
    順次ビット多重されて構成される高速シリアル信号とそ
    の高速シリアル信号のビットレートに等しい周波数の第
    1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個の低速信
    号各々を少なくとも前記高速シリアル信号から分離して
    出力する分離装置であって、前記高速シリアル信号をそ
    のままK個(KはN以上の自然数)の高速シリアル信号
    として出力する1:Kバッファと、前記第1のクロック
    を用いて前記第1のクロックのN分の1の周波数の第2
    のクロックを順次シフトするK段のシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタの各段の出力信号を用いて前記1:
    Kバッファからの高速シリアル信号を前記低速信号とし
    て出力するK個の出力手段とを有することを特徴とする
    分離装置。
  4. 【請求項4】 外部からの制御信号に応じて分周比が可
    変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2のク
    ロックを出力する分周器を含むことを特徴とする請求項
    3記載の分離装置。
  5. 【請求項5】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号が
    Mビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分割
    多重されて構成されるMビット幅の高速パラレル信号
    と、前記高速パラレル信号のビットレートのM分の1の
    周波数の第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N
    個の低速信号各々を少なくとも前記高速パラレル信号か
    ら分離して出力する分離装置であって、 前記第1のクロックを用いて前記Mビット幅の高速パラ
    レル信号のうちの対応するビットの信号を順次シフトす
    るK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタと、各
    々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力しかつそ
    の出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周波数の
    第2のクロックを用いて前記低速信号として出力するK
    個の出力手段とを含むM個の分離回路を有することを特
    徴とする分離装置。
  6. 【請求項6】 前記Mの値が8であることを特徴とする
    請求項5記載の分離装置。
  7. 【請求項7】 外部からの制御信号に応じて分周比が可
    変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2のク
    ロックを出力する分周器を含むことを特徴とする請求項
    5または請求項6記載の分離装置。
  8. 【請求項8】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号が
    Mビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分割
    多重されて構成されるMビット幅の高速パラレル信号
    と、前記高速パラレル信号のビットレートのM分の1の
    周波数の第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N
    個の低速信号各々を少なくとも前記高速パラレル信号か
    ら分離して出力する分離装置であって、 前記Mビット幅の高速パラレル信号のうちの対応するビ
    ットの信号をそのままK個(KはN以上の自然数)の高
    速シリアル信号として出力する1:Kバッファと、前記
    第1のクロックを用いて前記第1のクロックのN分の1
    の周波数の第2のクロックを順次シフトするK段のシフ
    トレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出力信号を
    用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル信号を前
    記低速信号として出力するK個の出力手段とを含むM個
    の分離回路を有することを特徴とする分離装置。
  9. 【請求項9】 前記Mの値が8であることを特徴とする
    請求項8記載の分離装置。
  10. 【請求項10】 外部からの制御信号に応じて分周比が
    可変されかつ前記第1のクロックを入力して前記第2の
    クロックを出力する分周器を含むことを特徴とする請求
    項8または請求項9記載の分離装置。
  11. 【請求項11】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    がMビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分
    割多重されて構成される高速シリアル信号とその高速シ
    リアル信号のビットレートと等しい周波数の高速クロッ
    クとを少なくとも入力し、前記N個の低速信号各々を少
    なくとも前記高速シリアル信号から分離して出力する分
    離装置であって、 前記高速クロックを用いて前記高速シリアル信号をMビ
    ット幅の高速パラレル信号に変換する直並列変換回路
    と、 前記高速クロックのM分の1の周波数の第1のクロック
    を用いて前記直並列変換回路からの前記Mビット幅の高
    速パラレル信号のうちの対応するビットの信号を順次シ
    フトするK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタ
    と、各々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力し
    かつその出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周
    波数の第2のクロックを用いて前記低速信号として出力
    するK個の出力手段とを含むM個の分離回路とを有する
    ことを特徴とする分離装置。
  12. 【請求項12】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    がMビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分
    割多重されて構成される高速シリアル信号とその高速シ
    リアル信号のビットレートに等しい周波数の高速クロッ
    クとを少なくとも入力し、前記N個の低速信号各々を少
    なくとも前記高速シリアル信号から分離して出力する分
    離装置であって、 前記高速クロックを用いて前記高速シリアル信号をMビ
    ット幅の高速パラレル信号に変換する直並列変換回路
    と、 前記直並列変換回路からの前記Mビット幅の高速パラレ
    ル信号のうちの対応するビットの信号をそのままK個
    (KはN以上の自然数)の高速シリアル信号として出力
    する1:Kバッファと、前記高速クロックのM分の1の
    周波数の第1のクロックを用いて前記第1のクロックの
    N分の1の周波数の第2のクロックを順次シフトするK
    段のシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出
    力信号を用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル
    信号を前記低速信号として出力するK個の出力手段とを
    含むM個の分離回路とを有することを特徴とする分離装
    置。
  13. 【請求項13】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    が順次ビット多重されて構成される高速シリアル信号と
    その高速シリアル信号のビットレートに等しい周波数の
    第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個の低速
    信号から1つの低速信号を少なくとも選択して出力する
    選択装置であって、 前記第1のクロックを用いて前記高速シリアル信号を順
    次シフトするK段(KはN以上の自然数)のシフトレジ
    スタと、各々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入
    力しかつその出力信号を前記第1のクロックのN分の1
    の周波数の第2のクロックを用いて前記低速信号として
    出力するK個の出力手段とを含む分離回路と、 前記K個の出力手段各々からの出力信号のうち1つの信
    号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴と
    する選択装置。
  14. 【請求項14】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    が順次ビット多重されて構成される高速シリアル信号と
    その高速シリアル信号のビットレートに等しい周波数の
    第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個の低速
    信号から1つの低速信号を少なくとも選択して出力する
    選択装置であって、 前記高速シリアル信号をそのままK個(KはN以上の自
    然数)の高速シリアル信号として出力する1:Kバッフ
    ァと、前記第1のクロックを用いて前記第1のクロック
    のN分の1の周波数の第2のクロックを順次シフトする
    K段のシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段の
    出力信号を用いて前記1:Kバッファからの高速シリア
    ル信号を前記低速信号として出力するK個の出力手段と
    を含む分離回路と、 前記K個の出力手段各々からの出力信号のうちの1つの
    信号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴
    とする選択装置。
  15. 【請求項15】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    がMビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分
    割多重されて構成されるMビット幅の高速パラレル信号
    とその高速パラレル信号のビットレートのM分の1の周
    波数の第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個
    の低速信号から1つの低速信号を少なくとも選択して出
    力する選択装置であって、 前記第1のクロックを用いて前記Mビット幅の高速パラ
    レル信号のうちの対応するビットの信号を順次シフトす
    るK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタと、各
    々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力しかつそ
    の出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周波数の
    第2のクロックを用いて前記低速信号として出力するK
    個の出力手段とを含むM個の分離回路と、 前記M個の分離回路各々からの出力信号のうちの1つの
    信号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴
    とする選択装置。
  16. 【請求項16】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    がMビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分
    割多重されて構成されるMビット幅の高速パラレル信号
    とその高速パラレル信号のビットレートのM分の1の周
    波数の第1のクロックとを少なくとも入力し、前記N個
    の低速信号から1つの低速信号を少なくとも選択して出
    力する選択装置であって、 前記Mビット幅の高速パラレル信号のうちの対応するビ
    ットの信号をそのままK個(KはN以上の自然数)の高
    速シリアル信号として出力する1:Kバッファと、前記
    第1のクロックを用いて前記第1のクロックのN分の1
    の周波数の第2のクロックを順次シフトするK段のシフ
    トレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出力信号を
    用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル信号を前
    記低速信号として出力するK個の出力手段とを含むM個
    の分離回路と、 前記M個の分離回路各々からの出力信号のうちの1つの
    信号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴
    とする選択装置。
  17. 【請求項17】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    がMビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分
    割多重されて構成される高速シリアル信号とその高速シ
    リアル信号のビットレートに等しい周波数の高速クロッ
    クとを少なくとも入力し、前記N個の低速信号から1つ
    の低速信号を少なくとも選択して出力する選択装置であ
    って、 前記高速クロックを用いて前記高速シリアル信号をMビ
    ット幅の高速パラレル信号に変換する直並列変換回路
    と、 前記高速クロックのM分の1の周波数の第1のクロック
    を用いて前記直並列変換回路からの前記Mビット幅の高
    速パラレル信号のうちの対応するビットの信号を順次シ
    フトするK段(KはN以上の自然数)のシフトレジスタ
    と、各々前記シフトレジスタの各段の出力信号を入力し
    かつその出力信号を前記第1のクロックのN分の1の周
    波数の第2のクロックを用いて前記低速信号として出力
    するK個の出力手段とを含むM個の分離回路と、 前記M個の分離回路各々からの出力信号のうちの1つの
    信号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴
    とする選択装置。
  18. 【請求項18】 N個(Nは2以上の整数)の低速信号
    がMビット(Mは2以上の整数)を単位として順次時分
    割多重されて構成される高速シリアル信号とその高速シ
    リアル信号のビットレートに等しい周波数の高速クロッ
    クとを少なくとも入力し、前記N個の低速信号から1つ
    の低速信号を少なくとも選択して出力する選択装置であ
    って、 前記高速クロックを用いて前記高速シリアル信号をMビ
    ット幅の高速パラレル信号に変換する直並列変換回路
    と、 前記直並列変換回路からの前記Mビット幅の高速パラレ
    ル信号のうちの対応するビットの信号をそのままK個
    (KはN以上の自然数)の高速シリアル信号として出力
    する1:Kバッファと、前記高速クロックのM分の1の
    周波数の第1のクロックを用いて前記第1のクロックの
    N分の1の周波数の第2のクロックを順次シフトするK
    段のシフトレジスタと、前記シフトレジスタの各段の出
    力信号を用いて前記1:Kバッファからの高速シリアル
    信号を前記低速信号として出力するK個の出力手段とを
    含むM個の分離回路と、 前記M個の分離回路各々からの出力信号のうちの1つの
    信号を選択して出力する選択手段とを有することを特徴
    とする選択装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004228738A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 高速分離回路
JP2016208233A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 株式会社東芝 分離回路、及び分離回路の制御方法

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