JPH118818A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JPH118818A
JPH118818A JP9158915A JP15891597A JPH118818A JP H118818 A JPH118818 A JP H118818A JP 9158915 A JP9158915 A JP 9158915A JP 15891597 A JP15891597 A JP 15891597A JP H118818 A JPH118818 A JP H118818A
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光幸 赤澤
Akira Miyata
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合成する画像をプレートに重ねて撮像画像に
画像合成し、画像処理された画像データを処理前の元画
像データと関連付けて記憶する画像処理装置及び画像処
理方法を提供する。 【解決手段】 CPU36は、DRAM29に格納され
た撮像した画像データに対して、合成するタイトル文デ
ータとプレートの画像データとがキー入力部35のキー
操作によって設定されると、これらの撮像した画像デー
タ、タイトル文の画像データ、プレートの画像データに
ついて各種合成条件を設定可能に制御し、設定された合
成条件に基づいてタイトル文の画像データをプレートの
画像データに重ねて撮像画像データに合成し、合成元の
画像データの次のページNo.データ以降の値を順次イ
ンクリメントした後、DRAM29に格納された合成済
みの画像データを、合成元の画像データの次のページN
o.データと対応付けてフラッシュメモリ31に格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び画
像処理方法に係り、詳細には、撮像画像に画像合成を行
なう、並びに画像処理された画像データを処理前の元画
像データと関連付けて記憶する画像処理装置及び画像処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、画像を撮像するデジタルカメラ
(電子スチルカメラ)やビデオカメラ等の中には、例え
ば、液晶表示ユニットを備え、その表示画面に撮像した
画像を再生表示するとともに、この再生表示した撮像画
像に文字(文字の画像)や別の画像を合成する画像合成
機能を備えるものがある。
【0003】また、このような画像合成機能に加え、撮
像画像について色調調整処理や解像度変更処理等の各種
画像加工処理を可能とする画像処理機能を備えるものが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像合成機能や、当該画像合成機能を含む画
像処理機能を有するデジタルカメラやビデオカメラ等に
おいては以下に述べるような課題があった。
【0005】すなわち、従来の画像合成機能は、ただ単
に撮像画像に文字や画像を合成するだけであったことか
ら、例えば、文字や画像により構成されるタイトル画像
を撮像画像に合成する場合等に、合成されたタイトル画
像が撮像画像と紛れて見ずらくなってしまう、合成され
たタイトル画像が目立たない等といった課題があった。
また、従来、このような課題を解消するためには、ユー
ザーが本来意図した合成位置や合成サイズで撮像画像に
タイトル画像を合成することを諦めなくてはならない、
或いは高度な画像処理機能を有する外部機器に撮像画像
を転送し、当該外部機器でタイトル画像の合成処理を行
なわなければならない等、使い勝手に欠ける一面があっ
た。
【0006】また、このような画像合成機能を含む画像
処理機能により処理された画像データは、新たな画像デ
ータとして画像メモリに格納されるだけであり、処理前
の元画像データとの関連付けが何等なされていなかった
ことから、処理前の元画像と処理後の画像を比較するた
めに両画像データを画像メモリから読み出して比較表示
させるための操作が複雑で煩わしく、両画像の比較表示
が行ないづらいといった課題があった。
【0007】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、合成する画像をプレートに重ねて撮像画
像に画像合成する、並びに画像処理された画像データを
処理前の元画像データと関連付けて記憶する画像処理装
置及び画像処理方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像処理
装置は、被写体の画像を撮像する撮像手段と、この撮像
手段により撮像された画像データを記憶する第1の記憶
手段と、前記画像データに合成するプレートの画像デー
タを記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶手段に
記憶されたプレートの画像データに重ねるための画像デ
ータを記憶する第3の記憶手段と、前記第1の記憶手段
に記憶された画像データに合成する、前記第2の記憶手
段に記憶されたプレートの画像データと前記第3の記憶
手段に記憶された画像データとを指定する指定手段と、
この指定手段による指定条件に基づいて前記第3の記憶
手段の画像データを前記プレートの画像データに重ねて
前記第1の記憶手段に記憶された画像データに合成する
画像合成手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項1記載の発明によれば、指定手段に
より第1の記憶手段に記憶された撮像した画像データに
合成する、第2の記憶手段に記憶されたプレートの画像
データと第3の記憶手段に記憶された画像データとが指
定されると、画像合成手段は、前記指定手段による指定
条件に基づいて前記第3の記憶手段の画像データを前記
プレートの画像データに重ねて前記第1の記憶手段に記
憶された画像データに合成する。
【0010】また、請求項13記載の画像処理方法は、
第1のメモリに記憶された撮像した画像データに合成す
る、第2のメモリに記憶されたプレートの画像データと
第3のメモリに記憶された画像データとを指定すると、
この指定条件に基づいて前記第3のメモリの画像データ
を前記プレートの画像データに重ねて前記第1のメモリ
に記憶された画像データに合成することを特徴としてい
る。
【0011】請求項13記載の発明によれば、第1のメ
モリに記憶された撮像した画像データに合成する、第2
のメモリに記憶されたプレートの画像データと第3のメ
モリに記憶された画像データとを指定すると、この指定
条件に基づいて前記第3のメモリの画像データを前記プ
レートの画像データに重ねて前記第1のメモリに記憶さ
れた画像データに合成する。
【0012】したがって、請求項1及び請求項13記載
の発明によれば、合成する画像をプレートに重ねて撮像
画像に合成することができるので、例えば、タイトル画
像を撮像画像に合成した場合に、合成されたタイトル画
像が強調され、タイトル画像をより見易くすることがで
きる。また、合成する画像をプレートに重ねたことによ
り、従来のようにただ単に画像のみを合成した場合と比
較して、より興趣に富んだ合成画像を当該画像処理装置
で作成することができ、優れた画像合成機能をユーザー
に提供することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載の画像処理装置において、前記画像合成手段に
より前記指定手段による指定条件に基づいて前記第3の
記憶手段の画像データを前記プレートの画像データに重
ねて前記第1の記憶手段に記憶された画像データに合成
する際の合成条件を設定する設定手段を更に備える構成
であってもよい。
【0014】この請求項2記載の発明によれば、合成す
る画像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、そ
の合成条件をユーザーが任意に設定することができる。
【0015】また、請求項3記載の発明のように、請求
項2記載の画像処理装置において、表示手段を更に備
え、前記設定手段は、前記指定手段により指定された前
記第3の記憶手段の画像データまたは前記プレートの画
像データ、或いは前記第1の記憶手段に記憶された画像
データのうち、いずれか1つ以上を前記表示手段に表示
して合成条件を設定する構成であってもよい。
【0016】この請求項3記載の発明によれば、合成す
る画像や該画像を重ねるプレート、合成される撮像画像
を表示画面で確認しながらその合成条件をユーザーが任
意に設定することができる。
【0017】また、請求項4記載の発明のように、請求
項2、又は3に記載の画像処理装置において、前記設定
手段は、前記合成条件として、前記第1の記憶手段に記
憶された画像データに対する前記第3の記憶手段の画像
データを重ねた前記プレートの画像データの合成位置を
設定する構成であってもよい。
【0018】この請求項4記載の発明によれば、合成す
る画像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、そ
の合成位置をユーザーが任意に設定することができる。
【0019】また、請求項5記載の発明のように、請求
項2〜4のいずれかに記載の画像処理装置において、前
記画像合成手段により前記第1の記憶手段に記憶された
画像データに合成される前記第3の記憶手段の画像デー
タ、或いは前記プレートの画像データのいずれか一方以
上の色を制御する色制御手段を更に備え、前記設定手段
は、前記合成条件として、前記第3の記憶手段の画像デ
ータ、或いは前記プレートの画像データのいずれか一方
以上の色を設定する構成であってもよい。
【0020】この請求項5記載の発明によれば、合成す
る画像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、合
成する画像、或いはプレートのいずれか一方以上の色を
ユーザーが任意に設定することができる。
【0021】また、請求項6記載の発明のように、請求
項2〜5のいずれかに記載の画像処理装置において、前
記画像合成手段により前記第1の記憶手段に記憶された
画像データに合成される前記第3の記憶手段の画像デー
タ、或いは前記プレートの画像データのいずれか一方以
上のサイズを制御するサイズ制御手段を更に備え、前記
設定手段は、前記合成条件として、前記第3の記憶手段
の画像データ、或いは前記プレートの画像データのいず
れか一方以上のサイズを設定する構成であってもよい。
【0022】この請求項6記載の発明によれば、合成す
る画像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、合
成する画像、或いはプレートのいずれか一方以上の合成
サイズをユーザーが任意に設定することができる。
【0023】この場合、請求項7記載の発明のように、
請求項6記載の画像処理装置において、前記設定手段
は、拡大率、或いは縮小率を設定することにより前記第
3の記憶手段の画像データ、或いは前記プレートの画像
データのいずれか一方以上のサイズを設定する構成であ
ってもよい。
【0024】この請求項7記載の発明によれば、拡大
率、或いは縮小率を設定することにより、合成する画
像、或いはプレートのいずれか一方以上の合成サイズを
ユーザーが任意に設定することができる。
【0025】また、請求項8記載の発明のように、請求
項2〜7のいずれかに記載の画像処理装置において、前
記画像合成手段により前記第1の記憶手段に記憶された
画像データに合成される前記第3の記憶手段の画像デー
タを重ねた前記プレートの画像データの回転角度を制御
する回転角制御手段を更に備え、前記設定手段は、前記
合成条件として、前記第3の記憶手段の画像データを重
ねた前記プレートの画像データの回転角度を設定する構
成であってもよい。
【0026】この請求項8記載の発明によれば、合成す
る画像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、合
成する画像を重ねたプレートの回転角度をユーザーが任
意に設定することができる。
【0027】また、請求項9記載の発明のように、請求
項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置において、前
記第3の記憶手段は、文字毎にその文字の画像データを
記憶し、前記指定手段は、この第3の記憶手段に記憶さ
れた文字の画像データの中から1つずつ文字の画像デー
タを指定して文字列の画像データを作成し、この文字列
の画像データを前記第1の記憶手段に記憶された画像デ
ータに合成する画像データとして指定する構成であって
もよい。
【0028】この請求項9記載の発明によれば、文字
(文字の画像)を1つずつ選択指定して任意の文字列を
作成し、この作成した文字列をプレートに重ねて撮像画
像に合成することができる。したがって、当該画像処理
装置に文字入力のためのキーボード等を設けることな
く、合成用の任意の文字列(例えば、タイトル文字等)
を作成することができる。
【0029】また、請求項10記載の発明のように、請
求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記第3の記憶手段は、予め定められた文字列の画像デ
ータを複数記憶し、前記指定手段は、この第3の記憶手
段に記憶された複数の文字列の画像データの中から、前
記第1の記憶手段に記憶された画像データに合成する文
字列の画像データを指定する構成であってもよい。
【0030】この請求項10記載の発明によれば、予め
定められた複数の定型文の中からユーザーにより選択指
定された定型文の文字列をプレートに重ねて撮像画像に
合成することができる。したがって、請求項9記載の発
明のように文字を1文字ずつ選択指定して合成用の文字
列を作成する必要がなく、より簡単に合成用の文字列
(例えば、タイトル文字等)を設定することができる。
【0031】請求項11記載の画像処理装置は、被写体
の画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像
された画像データを格納順序データと対応付けて複数記
憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された
複数の画像データの中からいずれかを指定する指定手段
と、この指定手段により指定された画像データに対して
画像処理を行なう画像処理手段と、この画像処理手段に
より処理された画像データを、前記指定手段により指定
された処理前の元画像データに対応付けられた格納順序
データの次の格納順序データと対応付けて前記画像記憶
手段に記憶させる記憶制御手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0032】請求項11記載の発明によれば、画像記憶
手段は、撮像手段により撮像された画像データを格納順
序データと対応付けて複数記憶し、記憶制御手段は、画
像処理手段により処理された画像データを、指定手段に
より指定された処理前の元画像データに対応付けられた
格納順序データの次の格納順序データと対応付けて前記
画像記憶手段に記憶させる。
【0033】また、請求項14記載の画像処理方法は、
格納順序データと対応付けてメモリに記憶された撮像し
た画像データの中からいずれかを指定し、この指定した
画像データに対して画像処理を行なうと、この画像処理
を行なった画像データを、前記指定した画像処理を行な
う前の元画像データに対応付けられた格納順序データの
次の格納順序データと対応付けて前記メモリに記憶させ
ることを特徴としている。
【0034】請求項14記載の発明によれば、格納順序
データと対応付けてメモリに記憶された撮像した画像デ
ータの中からいずれかを指定し、この指定した画像デー
タに対して画像処理を行なうと、この画像処理を行なっ
た画像データを、前記指定した画像処理を行なう前の元
画像データに対応付けられた格納順序データの次の格納
順序データと対応付けて前記メモリに記憶させる。
【0035】したがって、請求項11及び請求項14記
載の発明によれば、画像処理機能により処理された画像
データを処理前の元画像データと関連付けて、連続した
格納順序データを割り当ててメモリに記憶させることが
できるので、元画像データと画像処理後の画像データと
をメモリから読み出して比較表示させるための操作を簡
略化することができ、画像処理装置の使い勝手を向上す
ることができる。
【0036】この場合、請求項12記載の発明のよう
に、請求項11記載の画像処理装置において、前記記憶
制御手段は、前記画像処理手段により画像処理が行なわ
れると、前記処理前の元画像データに対応付けられた格
納順序データの次の格納順序データ以降の値を順次1つ
ずつ繰り下げた後、該画像処理手段により処理された画
像データを前記次の格納順序データと対応付けて前記画
像記憶手段に記憶させる構成であってもよい。
【0037】この請求項12記載の発明によれば、請求
項11記載の発明の効果と同様の効果を奏するととも
に、以前に元画像データの次の格納順序データと対応付
けられてメモリに記憶された画像データが消去されてし
まう等といった不具合を生じることがない。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に好適
な実施の形態を詳細に説明する。
【0039】まず、構成を説明する。
【0040】図1は、本発明を適用したデジタルカメラ
1(電子スチルカメラ)の外観斜視図である。同図にお
いてデジタルカメラ1には、本体ケーシング1aの図中
背面側に撮像レンズ11(1点鎖線)が設けられてい
る。また、本体ケーシング1aの図中前面側には、液晶
ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等に
より構成される表示部12が設けられ、この表示部12
には、撮影時に撮像レンズ11を介して取り込んだ被写
体の画像を表示することが、また、撮影後に撮像した画
像を再生表示することができる。この表示部12の右側
には、上下へのスライド操作により撮影モード、再生モ
ード、通信モード、及びタイトル画像合成モードの切換
えを指示するモード切換スイッチ13が設けられてい
る。
【0041】また、本体ケーシング1aの図中上面側に
は、左右へのスライド操作により電源のON/OFF切
換えを指示する電源スイッチ14、画像の撮像を指示す
るとともに、タイトル画像合成モードにおいて選択内容
の決定を指示するシャッターキー15、タイトル画像合
成モードにおいて選択内容のキャンセルを指示するエフ
ェクトキー16、メモリ(後述するフラッシュメモリ3
1)に記憶された複数の画像データの中から表示部12
に再生表示する画像データを選択指定したり、タイトル
画像合成モードにおいて各種設定条件を選択するための
「+」キー17a及び「−」キー17b、が設けられて
いる。
【0042】さらに、本体ケーシング1aの図中上面側
には、外部機器との間で画像データ、制御データ等を送
受信するためのシリアル入出力端子18a、外部機器に
対して表示部12へのビデオ信号(表示データ)と同じ
ビデオ信号を出力するためのビデオ出力端子18bが設
けられている。
【0043】なお、デジタルカメラ1は、撮像レンズ1
1を備えたカメラ部と本体部とからなり、本体部に対し
てカメラ部を回転自在、或いは着脱自在に配設し、本体
部に対して撮像レンズ11の位置を様々に回転、或いは
移動可能な構成としてもよい。
【0044】次に、図2は、図1に示したデジタルカメ
ラ1の回路構成を示すブロック図である。同図において
デジタルカメラ1は、図1に示した表示部12と、CC
D20、バッファ21、A/D変換器22、駆動回路2
3、タイミングジェネレータ24、シグナルジェネレー
タ25、VRAM26、D/A変換器27、バッファ2
8、DRAM29、圧縮/伸長回路30、フラッシュメ
モリ31、CG32、ROM33、RAM34、キー入
力部35、CPU36、及びI/Oポート37と、によ
り構成されている。
【0045】CCD(Charge Coupled Device )20
は、フォトダイオード等の受光部に転送電極を重ねた素
子(画素)を平面状に多数配設した画素面と、各画素に
蓄積された電荷を電圧に変換して出力する出力部とから
構成される。撮像レンズ11を介して入射した光は前記
画素面で受光され、各画素には受光量に比例した電荷が
蓄積される。各画素の蓄積電荷は、駆動回路23から供
給される駆動信号に応じて前記出力部により撮像信号
(アナログ信号)として1画素分ずつ順次読み出され、
バッファ21を介してA/D変換器22に出力される。
【0046】A/D(Analog to Digital)変換器22
は、CCD20からバッファ21を介して入力された撮
像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、タイ
ミングジェネレータ24に供給する。
【0047】駆動回路23は、タイミングジェネレータ
24から供給されるタイミング信号に基づいてCCD2
0の露光及び読み出しタイミングを駆動制御する。ま
た、タイミングジェネレータ24は、CPU36から入
力される映像取り込み信号に基づいて駆動回路23を制
御するタイミング信号を生成する。
【0048】シグナルジェネレータ25は、タイミング
ジェネレータ24を介して供給された撮像信号(デジタ
ル信号)に対して色演算処理を行ない、輝度信号(Yデ
ータ)と色信号(Cデータ)により構成される画像デー
タを生成し、この画像データをDRAM29に出力す
る。
【0049】また、シグナルジェネレータ25は、CP
U36によりDRAM29から供給された画像データに
同期信号を付加する等してビデオ信号(デジタル信号)
を生成して一旦、VRAM26に格納し、その後、VR
AM26に格納したビデオ信号をD/A変換器27及び
バッファ28を介して表示部12に出力する。また、ビ
デオ出力端子18bにビデオケーブルを介して外部機器
が接続されている場合は、前記ビデオ信号を外部機器に
も出力する。
【0050】VRAM(Video Random Access Memory)
26は、シグナルジェネレータ25により生成されたビ
デオ信号(表示データ)を一時的に格納するビデオメモ
リである。
【0051】D/A(Digital to Analog )変換器27
は、シグナルジェネレータ25によりVRAM26から
供給されるビデオ信号(表示データ)をデジタル信号か
らアナログ信号に変換し、バッファ28を介して表示部
12に、また、ビデオ出力端子18bにビデオケーブル
を介して外部機器が接続されている場合は、当該外部機
器にも出力する。
【0052】表示部12は、液晶ディスプレイ等により
構成され、D/A変換器27及びバッファ28を介して
入力されるビデオ信号(表示データ)に基づいて表示画
面に画像を表示する。
【0053】DRAM(Dynamic Random Access Memor
y)29は、シグナルジェネレータ25から供給される
撮像した画像データ、或いはCPU36によりフラッシ
ュメモリ31から読み出され、後述する圧縮/伸長回路
30により伸長処理された画像データを一時的に格納す
る半導体メモリである。また、このDRAM29は、後
述するタイトル画像合成処理(図8及び図9参照)の際
に、指定された画像データに対して作成したタイトル画
像データを合成するための作業領域としても使用され
る。
【0054】圧縮/伸長回路30は、DRAM29に格
納された画像データを符号化により圧縮処理する。具体
的には、画像データを所定の符号化方式、すなわち、取
り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じた、例え
ば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)ア
ルゴリズムによる8×8画素毎のDCT(Discrete Cos
ine Transform :離散コサイン変換)、量子化、ハフマ
ン符号化により圧縮処理(符号化処理)し、この圧縮処
理した画像データをフラッシュメモリ31に出力する。
また、後述するタイトル画像合成処理(図8及び図9参
照)によりタイトル画像データの合成された画像データ
についても同様に圧縮処理を行ない、フラッシュメモリ
31に出力する。さらに、圧縮/伸長回路30は、フラ
ッシュメモリ31に格納されている圧縮処理された画像
データ(タイトル画像データが合成された画像データを
含む)を復号化して伸長処理し、DRAM29に出力す
る。
【0055】フラッシュメモリ31は、圧縮/伸長回路
30により圧縮処理された画像データ(タイトル画像デ
ータが合成された画像データを含む)を、ページNo.
データと対応付けて複数格納する半導体メモリである。
【0056】CG(Character Generator )32は、表
示部12に表示される、例えば、操作ガイダンス用のカ
ナ、英数字、記号等のキャラクタデータを格納するメモ
リである。
【0057】ROM(Read Only Memory)33は、後述
するタイトル画像合成処理(図8及び図9参照)等の、
CPU36により実行されるデジタルカメラ1の各部を
制御するための各種制御プログラムを格納する。この各
種制御プログラムは、CPU36が読み取り可能なプロ
グラムコードの形態で記憶されている。
【0058】また、このROM33は、タイトル画像合
成処理(図8及び図9参照)においてタイトル画像を作
成するために必要なデータや制御コード等を格納した後
述する定型タイトル文格納テーブル34a(図3参
照)、タイトル文字格納テーブル34b(図4参照)、
タイトル文字色制御テーブル34c(図5参照)、プレ
ート格納テーブル34d(図6参照)、及びプレート色
制御テーブル34e(図7参照)を格納する。これらの
各テーブル34a〜34eは、タイトル画像合成処理
(図8及び図9参照)の際にCPU36によって読み出
され、RAM34に展開される。
【0059】RAM(Random Access Memory)34は、
CPU36により各種制御処理が実行される際に、処理
される各種データを一時的に格納するワークエリアを形
成する。また、このRAM34には、後述するタイトル
画像合成処理(図8及び図9参照)の際にCPU36に
よりROM33から読み出された前記定型タイトル文格
納テーブル34a(図3参照)、タイトル文字格納テー
ブル34b(図4参照)、タイトル文字色制御テーブル
34c(図5参照)、プレート格納テーブル34d(図
6参照)、及びプレート色制御テーブル34e(図7参
照)が展開される。以下に各テーブルについて説明す
る。
【0060】図3は、RAM34に展開される定型タイ
トル文格納テーブル34aの一例について示す図であ
る。同図に示す定型タイトル文格納テーブル34aに
は、予め設定されている定型タイトル文データ(例え
ば、「おめでとう」、「Happy Birthda
y」等)が格納No.データと対応付けられて格納され
ている。
【0061】図4は、RAM34に展開されるタイトル
文字格納テーブル34bの一例について示す図である。
同図に示すタイトル文字格納テーブル34bには、任意
のタイトル文を作成するために用いられる、促音、濁
点、半濁点等を含むひらがな、アルファベット、数字等
のタイトル文字データが格納されている。後述するタイ
トル画像合成処理(図8及び図9参照)においてユーザ
ーは、「+」キー17a、「−」キー17b、及びシャ
ッターキー15の押圧操作により、このタイトル文字格
納テーブル34bに格納されている各タイトル文字デー
タの中から任意のタイトル文字データを1文字ずつ選択
して設定し、任意のタイトル文を作成することができ
る。
【0062】また、図5は、RAM34に展開されるタ
イトル文字色制御テーブル34cの一例について示す図
である。同図に示すタイトル文字色制御テーブル34c
には、タイトル文字の色を制御するための色制御コード
が各色毎に格納No.データと対応付けられて格納され
ている。
【0063】図6は、RAM34に展開されるプレート
格納テーブル34dの一例について示す図である。同図
に示すプレート格納テーブル34dには、異なる形状を
有する複数のプレートの画像データが各プレート毎に格
納No.データと対応付けられて格納されている。後述
するタイトル画像合成処理(図8及び図9参照)におい
てタイトル文を撮像画像(画像データ)に合成する際に
は、前記タイトル文をこのプレートに重ねて撮像画像に
合成する。
【0064】図7は、RAM34に展開されるプレート
色制御テーブル34eの一例について示す図である。同
図に示すプレート色制御テーブル34eには、プレート
の色を制御するための色制御コードが各色毎に格納N
o.データと対応付けられて格納されている。
【0065】キー入力部35は、前述したモード切換ス
イッチ13、電源スイッチ14、シャッターキー15、
エフェクトキー16、「+」キー17a、及び「−」キ
ー17bにより構成され、各キーの押圧操作やスライド
操作に応じた各種操作信号をCPU36に出力する。
【0066】CPU(Central Processing Unit )36
は、ROM33に格納される各種制御プログラムに従っ
てデジタルカメラ1の各部を制御する中央演算処理装置
である。具体的には、CPU36は、モード切換スイッ
チ13がスライド操作されてタイトル画像合成モードが
指定されると、後述するタイトル画像合成処理(図8及
び図9参照)を実行する。
【0067】このタイトル画像合成処理においてCPU
36は、キー入力部35のキー操作により合成対象とし
て選択指定され、DRAM29に格納された撮像した画
像データに対して、プレート格納テーブル34dから合
成するプレートの画像データと、定型タイトル文格納テ
ーブル34a、或いはタイトル文字格納テーブル34b
から合成するタイトル文データとがキー入力部35のキ
ー操作によって指定(任意のタイトル文データを作成し
て指定する場合を含む)されると、これらの指定された
画像データ、タイトル文の画像データ、プレートの画像
データについて、タイトル文字の色、プレートの色、合
成対象の画像に対するタイトル画像の合成位置、合成時
のタイトル画像のサイズ、合成時のタイトル画像の回転
角度等の合成条件を設定可能に制御する。そして、設定
された各種合成条件に基づいて、前記タイトル文の画像
データを前記プレートの画像データに重ねてタイトル画
像データを生成し、このタイトル画像データを前記DR
AM29に格納された画像データに合成する。
【0068】そして、CPU36は、タイトル画像の合
成を行なうと、合成元の画像データの次のページNo.
データ以降の値を順次インクリメント(+1)した後、
DRAM29に格納された合成済みの画像データを前記
合成元の画像データの次のページNo.データと対応付
けてフラッシュメモリ31に格納する。
【0069】また、CPU36は、撮影モードにおいて
シャッターキー15が押圧操作されると撮像処理を実行
し、タイミングジェネレータ24に映像取り込み信号を
出力する。タイミングジェネレータ24では、前記映像
取り込み信号に基づいてタイミング信号を生成して駆動
回路23に出力し、駆動回路23では、前記タイミング
信号に基づいてCCD20の露光及び読み出しタイミン
グを駆動制御して、CCD20により撮像信号を取り込
む。A/D変換器22では、前記取り込んだ撮像信号を
アナログ信号からデジタル信号に変換し、シグナルジェ
ネレータ25では、前記撮像信号に対して色演算処理を
行なって画像データを生成してDRAM29に格納す
る。そして、CPU36は、DRAM29に格納された
画像データを圧縮/伸長回路30に転送して圧縮処理を
行なわせた後、この圧縮された画像データを新たなペー
ジNo.データと対応付けてフラッシュメモリ31に格
納する。ちなみに、フラッシュメモリ31に格納される
画像データは、通常、その格納順にページNo.データ
が割り当てられる。すなわち、最初に格納された画像デ
ータにはページNo.データとして“1”が、次に格納
された画像データにはページNo.データとして“2”
が割り当てられる。
【0070】一方、CPU36は、モード切換スイッチ
13のスライド操作により再生モードが指定されると、
「+」キー17a、或いは「−」キー17bの押圧操作
に応じてフラッシュメモリ31に格納された画像データ
を、そのページNo.順(「+」キー17aが押圧操作
された場合は昇順、「−」キー17bが押圧操作された
場合は降順)に順次読み出して圧縮/伸長回路30に転
送し、伸長処理を行なわせた後、この画像データをDR
AM29に格納する。その後、CPU36は、DRAM
29に格納された画像データをシグナルジェネレータ2
5に転送し、シグナルジェネレータ25では、入力され
た画像データに同期信号を付加する等してビデオ信号
(表示データ)を生成して、VRAM26、D/A変換
器27、及びバッファ28を介して表示部12に出力
し、表示画面に画像を再生表示する。また、ビデオ出力
端子18bにビデオケーブルを介して外部機器が接続さ
れている場合は、当該外部機器にも前記ビデオ信号を出
力し、画像の再生表示を可能とする。
【0071】I/O(Input / Output)ポート37は、
当該デジタルカメラ1とシリアル入出力端子18a及び
通信ケーブルを介して接続された外部機器との間で授受
されるシリアルデータ(画像データ、制御データ等)の
入出力制御を行なうインターフェースである。以上がデ
ジタルカメラ1の構成である。
【0072】次に、動作を説明する。まず、デジタルカ
メラ1のCPU36において実行されるタイトル画像合
成処理について、図8及び図9に示すフローチャートと
図10〜図13に示す画面表示例に基づいて説明する。
【0073】CPU36では、モード切換スイッチ13
がスライド操作されてタイトル画像合成モードが指定さ
れると、ROM33に格納されているタイトル画像合成
処理に関するプログラムを読み出して、その処理を開始
する。
【0074】まず、CPU36は、ROM33に格納さ
れている各テーブル34a,34b,34c,34d,
34e(図3〜図7参照)をRAM34の所定領域に展
開する等の初期処理を行なった後(ステップS1)、タ
イトル画像を合成する画像データの指定処理を行なう。
【0075】すなわち、CPU36は、フラッシュメモ
リ31に格納された、例えば、96枚分の画像データの
中から、まず、ページNo.データ“1”の画像データ
を読み出して圧縮/伸長回路30で伸長処理を行なわせ
た後、シグナルジェネレータ25により同期信号を付加
する等してビデオ信号に変換させて表示部12に出力
し、前記画像データを表示画面に再生表示する(ステッ
プS2)。
【0076】次いで、CPU36は、シャッターキー1
5が押圧操作されたか否かを判別し(ステップS3)、
シャッターキー15が押圧操作されていない場合は、次
いで、「+」キー17a、或いは「−」キー17bが押
圧操作されたか否かを判別する(ステップS4)。
【0077】そして、CPU36は、上記両キー17
a,17bとも押圧操作されていないと判別した場合は
上記ステップS3に戻り、また、上記両キー17a,1
7bのいずれかが押圧操作されたと判別した場合は、押
圧操作されたキーに応じて、「+」キー17aが押圧操
作された場合は、次のページNo.データの画像デー
タ、例えば、現在、表示部12に再生表示されている画
像データのページNo.データが“1”である場合は、
ページNo.データ“2”の画像データをフラッシュメ
モリ31から読み出して表示部12に再生表示し、ま
た、「−」キー17bが押圧操作された場合は、1つ前
のページNo.データの画像データをフラッシュメモリ
31から読み出して表示部12に再生表示した後(ステ
ップS5)、上記ステップS3に戻る。
【0078】このような制御構成とすることにより、ユ
ーザーは、デジタルカメラ1のフラッシュメモリ31に
格納された複数の画像データを順次、表示部12に切換
表示させながらタイトル画像を合成する所望の画像デー
タを検索することができる。
【0079】一方、CPU36は、上記ステップS3に
おいてシャッターキー15が押圧操作されたと判別した
場合は、当該シャッターキー15が押圧操作された時点
で表示部12に表示されている画像データを、タイトル
画像を合成する画像データとして決定する(ステップS
6)。
【0080】例えば、図10(a)は、上記ステップS
2〜S6に示す処理により、フラッシュメモリ31に格
納された複数の画像データをそのページNo.順に順
次、表示部12に切換表示させて、ページNo.データ
“18”の画像データをタイトル画像の合成対象として
指定した状態を示している。
【0081】次いで、CPU36は、タイトル画像作成
モードに移行して(ステップS7)、合成するタイトル
文字やプレートの設定処理を行なう。
【0082】このタイトル画像作成モードにおいてCP
U36は、まず、タイトル文字の設定処理を行なう。こ
の設定処理においてCPU36は、RAM34の定型タ
イトル文格納テーブル34a(図3参照)から格納N
o.データ“1”の定型タイトル文を読み出して、図1
0(b)に示すように設定画面とともに表示部12に表
示する(ステップS8)。
【0083】その後、CPU36は、ステップS9〜S
11において、「+」キー17a、或いは「−」キー1
7bの押圧操作に応じて(ステップS10)、前記定型
タイトル文格納テーブル34aに格納されている定型タ
イトル文を、その格納No.順(「+」キー17aが押
圧操作された場合は昇順、「−」キー17bが押圧操作
された場合は降順)に順次読み出して、例えば、図10
(c)に示すように表示部12に定型タイトル文を切換
表示し(ステップS11)、ステップS9に戻る。そし
て、CPU36は、シャッターキー15の押圧操作によ
り(ステップS9)、その時点で表示部12に表示され
ている定型タイトル文を合成用のタイトル文字として決
定する(ステップS12)。
【0084】ちなみに、図10(b)において“おめで
とう!”の右下にある“1/15”は、前記定型タイト
ル文格納テーブル34aに全部で15個の定型タイトル
文が格納されており、現在表示されている定型タイトル
文は、その中で格納No.データ“1”の定型タイトル
文であることを示している。
【0085】なお、タイトル文字の設定処理は、定型タ
イトル文以外にも任意のタイトル文の設定が可能であ
る。すなわち、「+」キー17a、或いは「−」キー1
7bの押圧操作に応じて、RAM34のタイトル文字格
納テーブル34b(図4参照)から前記キー17a,1
7bの押圧操作に対応するタイトル文字データを1文字
ずつ順次読み出して表示部12に表示し、シャッターキ
ー15の押圧操作により、その時点で表示部12に表示
されている文字をタイトル文の1文字として設定する工
程を繰り返し行ない、任意のタイトル文字を作成、設定
する方法である。
【0086】また、この他にも、タイトル文字の設定処
理は、例えば、当該デジタルカメラ1で撮像した文字画
像そのものをタイトル文字の画像データとして設定する
方法や、前記撮像した文字画像から文字認識処理により
文字データを得、当該文字データをタイトル文字として
設定する方法であってもよい。このようなタイトル文字
の設定方法によれば、キー入力を行なうことなく任意の
タイトル文字を設定することができる。また、表示部1
2にタッチパネルを重ねる等して手書き入力機能を備
え、ペン入力等による入力文字を2値化してタイトル文
字の画像データを設定する方法であってもよい。このよ
うなタイトル文字の設定方法によれば、タイトル文字を
手書き文字で設定することができる。
【0087】さらには、当該デジタルカメラ1のシリア
ル入出力端子18aに通信ケーブルを介して接続可能な
外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ)で作成さ
れた文字データを通信処理により取り込んで、この取り
込んだ文字データをタイトル文字として設定する構成で
あってもよい。
【0088】このようにしてタイトル文字が設定される
と、次いで、CPU36は、タイトル文字の色設定処理
を行なう。この設定処理においてCPU36は、まず、
RAM34のタイトル文字色制御テーブル34c(図5
参照)から格納No.データ“1”の色制御コード(C
_COR1(黒))を読み出して、図11(a)に示す
ように、この色制御コードに基づく色(黒)で前記設定
されたタイトル文字を表示する(ステップS13)。
【0089】その後、CPU36は、ステップS14〜
S16において、「+」キー17a、或いは「−」キー
17bの押圧操作に応じて(ステップS15)、前記タ
イトル文字色制御テーブル34cに格納されている色制
御コードを、その格納No.順(「+」キー17aが押
圧操作された場合は昇順、「−」キー17bが押圧操作
された場合は降順)に順次読み出して、例えば、図11
(b)に示すように、この色制御コードに基づいて前記
設定されたタイトル文字の色を変更して表示し(ステッ
プS16)、ステップS14に戻る。そして、CPU3
6は、シャッターキー15の押圧操作により(ステップ
S14)、その時点でのタイトル文字の表示色を合成用
のタイトル文字の色として決定する(ステップS1
7)。
【0090】次いで、CPU36はプレート設定処理に
移行する。この設定処理においてCPU36は、まず、
RAM34のプレート格納テーブル34d(図6参照)
から格納No.データ“1”のプレート画像データを読
み出す。そして、このプレート画像データを圧縮/伸長
回路30に転送し、伸長処理を行なわせた後、シグナル
ジェネレータ25により同期信号を付加する等してビデ
オ信号に変換させて表示部12に出力させ、図11
(c)に示すように、前記表示色を含めて設定されたタ
イトル文字に該プレートを重ねて表示する(ステップS
18)。
【0091】その後、CPU36は、ステップS19〜
S21において、「+」キー17a、或いは「−」キー
17bの押圧操作に応じて(ステップS20)、前記プ
レート格納テーブル34dに格納されているプレート画
像データを、その格納No.順(「+」キー17aが押
圧操作された場合は昇順、「−」キー17bが押圧操作
された場合は降順)に順次読み出して、同様にして伸長
処理、ビデオ信号変換処理等を行なわせて表示部12に
出力させ、例えば、図12(a)に示すようにプレート
を切換表示し(ステップS21)、ステップS19に戻
る。そして、CPU36は、シャッターキー15の押圧
操作により(ステップS19)、その時点で表示部12
に表示されているプレートを合成用のプレートとして決
定する(ステップS22)。
【0092】このようにしてプレートが設定されると、
次いで、CPU36は、プレートの色設定処理に移行す
る。この設定処理においてCPU36は、まず、RAM
34のプレート色制御テーブル34e(図7参照)から
格納No.データ“1”の色制御コード(P_COR1
(白))を読み出して、図12(b)に示すように、こ
の色制御コードに基づく色(白)で前記設定されたプレ
ートを表示する(ステップS23)。
【0093】その後、CPU36は、ステップS24〜
S26において、「+」キー17a、或いは「−」キー
17bの押圧操作に応じて(ステップS25)、前記プ
レート色制御テーブル34eに格納されている色制御コ
ードを、その格納No.順(「+」キー17aが押圧操
作された場合は昇順、「−」キー17bが押圧操作され
た場合は降順)に順次読み出して、例えば、図12
(c)に示すように、この色制御コードに基づいて前記
設定されたプレートの色を変更して表示し(ステップS
26)、ステップS24に戻る。そして、CPU36
は、シャッターキー15の押圧操作により(ステップS
24)、その時点でのプレートの表示色を合成用のプレ
ートの色として決定する(ステップS27)。
【0094】そして、CPU36は、このようにしてタ
イトル画像作成モード(ステップS7〜S27)におい
て設定した各種条件に基づいてタイトル画像データを生
成し、RAM34の所定領域に格納する(ステップS2
8)。
【0095】次いで、CPU36は、タイトル画像合成
モードに移行して、前記ステップS6において指定され
た画像データに、前記生成したタイトル画像を合成して
記憶する処理を行なう。
【0096】このタイトル画像合成モードにおいてCP
U36は、まず、タイトル画像の合成位置設定処理を行
なう。この設定処理においてCPU36は、図13
(a)に示すように、設定画面上に前記ステップS6に
おいて指定された画像データを表示するとともに、その
画像の下方に前記作成したタイトル画像を重ねて表示す
る(ステップS29)。
【0097】次いで、CPU36は、ステップS30〜
S32において、「+」キー17a、或いは「−」キー
17bの押圧操作に応じて(ステップS31)、前記タ
イトル画像の表示位置を図13(b),図13(c)に
示すように上下(「+」キー17aが押圧操作された場
合は上方向、「−」キー17bが押圧操作された場合は
下方向)に変更し(ステップS32)、ステップS30
に戻る。そして、CPU36は、シャッターキー15の
押圧操作により(ステップS30)、その時点でのタイ
トル画像の表示位置を合成位置として決定する(ステッ
プS33)。なお、合成位置の設定は、上下方向のみに
限定されるものではなく、左右方向への設定も可能な構
成であってもよい。
【0098】その後、CPU36は、RAM34に格納
されたタイトル画像データをDRAM29に転送し、D
RAM29に展開されている前記指定された合成元の画
像データに対し、上記ステップS33において設定され
た合成位置に基づいて、前記タイトル画像データを画像
合成する(ステップS34)。
【0099】次いで、CPU36は、前記合成元の画像
データのページNo.データを取得し(ステップS3
5)、当該ページNo.データよりも大きい値を有する
各ページNo.データ、すなわち、当該ページNo.デ
ータの次のページNo.データ以降の値を各々インクリ
メント(+1)する(ステップS36)。つまり、前記
合成元の画像データの次のページNo.データを空きデ
ータとする。
【0100】例えば、合成元の画像データとして図10
(a)に示すようにページNo.データ“18”の画像
データが指定されていた場合、CPU36は、ページN
o.データ“19”以降を順次“1”ずつ加算処理す
る。すなわち、今までページNo.データが“19”で
あった画像データは、この処理によりページNo.デー
タ“20”の画像データとなり、ページNo.データ
“20”の画像データは、ページNo.データ“21”
の画像データとなる。そして、CPU36は、ページN
o.データ“19”には、対応する画像データが無い状
態とする。
【0101】次いで、CPU36は、図13(d)に示
すように、DRAM29に格納された合成済みの画像デ
ータと、前記合成元となる画像データの次のページN
o.データを表示部12に表示した後(ステップS3
7)、この合成済みの画像データを前記次のページN
o.データと対応付けてフラッシュメモリ31に格納す
る(ステップS38)。
【0102】このように合成済みの画像データを合成元
の画像データの次のページNo.データと対応付けてフ
ラッシュメモリ31に格納することで、合成前と合成後
の画像データは連続したページNo.データを有するこ
ととなり、再生表示の際に、合成前、或いは合成後の画
像データを表示画面に表示させた後、「+」キー17
a、或いは「−」キー17bを1回押圧操作すれば、他
方の画像を表示画面に切換表示させることができる。し
たがって、合成前と合成後の画像の比較を極めて簡単な
操作で行なうことが可能となる。
【0103】その後、CPU36は、モード切換スイッ
チ13がスライド操作されてタイトル画像合成処理の終
了が指示されたか否かを判別し(ステップS39)、モ
ード切換スイッチ13がスライド操作されていない場合
は上記ステップS2に戻り、当該処理を継続する。ま
た、CPU36は、モード切換スイッチ13がスライド
操作されたと判別した場合は当該タイトル画像合成処理
を終了する。以上がデジタルカメラ1のCPU36によ
り実行されるタイトル画像合成処理の動作手順である。
【0104】なお、上記タイトル画像合成処理(図8及
び図9参照)は、図14に示す処理ステップを更に追加
することにより、作成したタイトル画像のサイズを様々
に拡大・縮小して画像合成したり、前記タイトル画像を
様々な回転角度で回転させて画像合成することが可能と
なる。以下に、このタイトル画像合成処理の変形例につ
いて説明する。
【0105】このタイトル画像合成処理の変形例におい
てCPU36は、まず、上記タイトル画像合成処理(図
8及び図9参照)のステップS1〜S27に示す処理を
行なう。次いで、CPU36は、シャッターキー15、
或いはエフェクトキー16の押圧操作によりタイトル画
像の倍率設定処理を行なうか否かを判別し(ステップA
1)、エフェクトキー16が押圧操作され、倍率設定処
理を行なわない旨が指示された場合は、ステップA7に
移行する。
【0106】また、CPU36は、シャッターキー15
が押圧操作され、倍率設定処理を行なう旨が指示された
場合は、まず、タイトル画像の変更倍率データの値を
“100”にセットし、表示部12に表示する(ステッ
プA2)。この変更倍率データの値は、“100”が1
倍(等倍)であり、“100”より大きい場合は拡大、
“100”より小さい場合は縮小を意味する。
【0107】その後、CPU36は、ステップA3〜A
5において、「+」キー17a、或いは「−」キー17
bの押圧操作に応じて(ステップA4)、前記変更倍率
データの値を“1”ずつ増減(「+」キー17aが押圧
操作された場合は“+1”、「−」キー17bが押圧操
作された場合は“−1”)するとともにその値を表示部
12に表示して(ステップA5)、ステップA3に戻
る。そして、CPU36は、シャッターキー15の押圧
操作に応じて(ステップA3)、その時点での変更倍率
データの値を合成用のタイトル画像の変更倍率データと
して決定する(ステップA6)。
【0108】次いで、CPU36は、シャッターキー1
5、或いはエフェクトキー16の押圧操作によりタイト
ル画像の回転角度設定処理を行なうか否かを判別し(ス
テップA7)、エフェクトキー16が押圧操作され、回
転角度設定処理を行なわない旨が指示された場合は、上
記タイトル画像合成処理(図8及び図9参照)のステッ
プS28に移行する。
【0109】また、CPU36は、シャッターキー15
が押圧操作され、回転角度設定処理を行なう旨が指示さ
れた場合は、まず、タイトル画像の回転角度データの値
を“0”にセットし、表示部12に表示する(ステップ
A8)。この回転角度データの値は、“0(0度)”が
通常であり、“0”〜“360”までの数値によりタイ
トル画像を反時計周りに該数値角度分だけ回転させて画
像合成することを指示する制御データである。
【0110】その後、CPU36は、ステップA9〜A
11において、「+」キー17a、或いは「−」キー1
7bの押圧操作に応じて(ステップA10)、前記回転
角度データの値を“1”ずつ増減(「+」キー17aが
押圧操作された場合は“+1”、「−」キー17bが押
圧操作された場合は“−1”)するとともにその値を表
示部12に表示して(ステップA11)、ステップA9
に戻る。そして、CPU36は、シャッターキー15の
押圧操作に応じて(ステップA9)、その時点での回転
角度データの値を合成用のタイトル画像の回転角度デー
タとして決定し(ステップA12)、上記タイトル画像
合成処理(図8及び図9参照)のステップS28に移行
する。
【0111】なお、このようなタイトル画像の倍率設定
処理、回転角度設定処理を行なった場合、上記タイトル
画像合成処理のステップS28では、上記設定された変
更倍率データや回転角度データに基づいてタイトル画像
の拡大・縮小処理や回転処理をも行なってタイトル画像
データを生成し、RAM34に格納する。
【0112】また、上記タイトル画像の回転角度設定処
理において、回転角度データが所定範囲の値(例えば、
60〜120,240〜300(度))に設定され、タ
イトル画像の傾きが垂直、或いはそれに近い場合は、タ
イトル文字を横書きから縦書きに自動的に変更する制御
構成であってもよい。このようなタイトル画像合成処理
の変形例によれば、例えば、図15に示すようなタイト
ル画像の合成を行なうことも可能となる。以上がタイト
ル画像合成処理の変形例についての動作手順である。
【0113】なお、上記タイトル画像合成処理(図8及
び図9参照)やその変形例(図14参照)においては、
合成対象の撮像画像、タイトル文字、及びプレートの実
際の画像を表示画面に表示して各種設定処理を行なう制
御構成としたが、例えば、上記合成対象の撮像画像、タ
イトル文字、及びプレートの各々の領域枠のみを表示画
面に表示して各種設定処理を行なう制御構成としてもよ
い。このような制御構成とすれば、画像表示に要する分
だけ処理スピードを早めることができる。
【0114】また、上記タイトル画像合成処理(図8及
び図9参照)やその変形例(図14参照)においては、
デジタルカメラ1の表示部12を用いて各種設定処理を
行なう場合について説明したが、例えば、当該デジタル
カメラ1のビデオ出力端子18bにビデオケーブルを介
してテレビ受像機等の外部機器を接続し、その表示画面
に同様の表示を行なって、この画面表示を見ながらデジ
タルカメラ1のキー入力部35を操作して各種設定処理
を行なうこともできる。このようにすれば、より大きな
画面表示で合成内容を確認しながら各種設定処理を行な
うことができ、使い勝手を高めることができる。
【0115】また、本実施の形態においては、タイトル
画像を合成した画像データについて、すなわち、画像合
成処理を行なった画像データについて、合成元の画像デ
ータの次のページNo.データと対応付けてフラッシュ
メモリ31に格納する制御構成(タイトル画像合成処理
(図8及び図9参照)のステップS35〜S38)とし
たが、このような画像データの格納方法は、画像合成処
理を行なった画像データに限定されるものではない。
【0116】すなわち、上述したような画像合成処理以
外にも、色調調整処理や解像度変更処理、画像の一部領
域の削除処理等の画像加工処理を施した画像データにつ
いても同様に処理前の元画像データの次のページNo.
データと対応付けてフラッシュメモリ31に格納すれ
ば、処理前と処理後の画像データを関連付けて連続した
ページNo.データを割り当ててフラッシュメモリ31
に格納させることができるので、元画像データと処理後
の画像データとをフラッシュメモリ31から読み出して
比較表示させるための操作を同様に簡略化することがで
きる。
【0117】以上のようなことから本実施の形態におけ
るデジタルカメラ1によれば、CPU36(画像合成手
段)は、キー入力部35(指定手段)のキー操作により
合成対象として選択指定され、DRAM29(第1の記
憶手段)に格納された撮像した画像データに対して、プ
レート格納テーブル34d(第2の記憶手段)から合成
するプレートの画像データと、定型タイトル文格納テー
ブル34a、或いはタイトル文字格納テーブル34b
(第3の記憶手段)から合成するタイトル文データとが
キー入力部35のキー操作によって指定(任意のタイト
ル文データを作成して指定する場合を含む)されると、
この指定条件に基づいて前記タイトル文の画像データを
前記プレートの画像データに重ねてタイトル画像データ
を生成し、このタイトル画像データを前記DRAM29
に格納された画像データに合成する。
【0118】したがって、合成するタイトル文字をプレ
ートに重ねて撮像画像に合成することができるので、合
成されたタイトル文字が強調され、タイトル文字をより
見易くすることができる。また、合成するタイトル文字
をプレートに重ねたことにより、従来のようにただ単に
タイトル文字のみを合成した場合と比較して、より興趣
に富んだ合成画像を当該デジタルカメラ1で作成するこ
とができ、優れた画像合成機能をユーザーに提供するこ
とができる。また、当該デジタルカメラ1に文字入力の
ためのキーボード等を接続することなく、合成用のタイ
トル文字を設定することができる。
【0119】また、本実施の形態におけるデジタルカメ
ラ1によれば、CPU36(画像合成手段、設定手段、
色制御手段、サイズ制御手段、及び回転角制御手段)
は、合成対象として指定された、画像データ、タイトル
文の画像データ、プレートの画像データを表示部12
(表示手段)に表示して、タイトル文字の色、プレート
の色、合成対象の画像に対するタイトル画像の合成位
置、合成時のタイトル画像のサイズ、合成時のタイトル
画像の回転角度等の合成条件を設定可能に制御する。
【0120】したがって、ユーザーは、合成するタイト
ル文字や該タイトル文字を重ねるプレート、合成される
撮像画像を表示画面で確認しながら、タイトル文字の
色、プレートの色、合成対象の画像に対するタイトル画
像の合成位置、合成時のタイトル画像のサイズ、合成時
のタイトル画像の回転角度等の合成条件を設定すること
ができる。
【0121】また、本実施の形態におけるデジタルカメ
ラ1によれば、フラッシュメモリ31(画像記憶手段)
は、撮像レンズ11、CCD20、バッファ21、A/
D変換器22、駆動回路23、タイミングジェネレータ
24、シグナルジェネレータ25、及びCPU36等か
らなる撮像部(撮像手段)により撮像された画像データ
をページNo.データ(格納順序データ)と対応付けて
複数格納し、CPU36(記憶制御手段、画像処理手
段)は、タイトル画像の合成(画像処理)を行なうと、
合成元の画像データの次のページNo.データ以降の値
を順次インクリメント(+1)した後、DRAM29に
格納された合成済みの画像データを前記合成元の画像デ
ータの次のページNo.データと対応付けてフラッシュ
メモリ31に格納する。
【0122】したがって、タイトル画像合成処理により
処理された画像データを処理前の元画像データと関連付
けて、連続したページNo.データを割り当ててフラッ
シュメモリ31に格納させることができるので、元画像
データとタイトル画像合成後の画像データとをフラッシ
ュメモリ31から読み出して比較表示させるための操作
を簡略化することができる。また、以前に元画像データ
の次のページNo.データと対応付けられてフラッシュ
メモリ31に格納された画像データが消去されてしまう
等といった不具合を生じることがない。
【0123】以上、本発明を実施の形態に基づいて具体
的に説明したが、本発明は上記実施の形態例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜に変
更可能であることは勿論である。
【0124】例えば、撮像画像にタイトル文字を重ねた
プレートを合成する際に、プレート上にタイトル文字の
影を付けるようにしたり、或いは撮像画像にプレートの
影を付けるようにしてもよい。また、タイトル文字は1
つのプレート内に複数設定可能な構成としてもよいし、
1つの撮像画像にタイトル文字を重ねたプレートを複数
合成可能な構成としてもよい。また、このように1つの
撮像画像に複数の前記プレートを合成可能とする場合、
各々のプレートの一部が重なり合うように合成可能な構
成としてもよい。
【0125】また、上記実施の形態例では、撮像画像に
対してタイトル文字を合成する場合について述べたが、
撮像画像に合成される文字は、タイトル文字に限定され
るものではなく、例えば、撮影日時データ(例えば、
“97.6.20”)や撮影場所データ(例えば、“琵
琶湖にて”)等であってもよいことは勿論である。
【0126】さらに、撮像画像に合成されるタイトル画
像は文字の画像に限定されるものではなく、別の撮像画
像やその1部分の画像等であってもよい。
【0127】また、上記実施の形態例においては、デジ
タルカメラ(電子スチルカメラ)に本発明を適用し、当
該デジタルカメラで撮像された静止画の撮像画像に対し
てタイトル画像を合成する場合について述べたが、例え
ば、本発明をビデオカメラ等に適用して動画の撮像画像
に対してタイトル画像を合成する構成としてもよい。
【0128】また、上記実施の形態例においては、各種
制御プログラムをROMに、撮像した画像データやタイ
トル画像を合成した画像データをフラッシュメモリに格
納する構成としたが、これらの各種制御プログラムや画
像データが格納される記憶媒体は、前記ROMやフラッ
シュメモリ等の半導体メモリに限定されるものではな
く、磁気的、光学的記憶媒体等であってもよい。また、
この記憶媒体は、本体装置に対して着脱自在に装着可能
な構成であってもよい。
【0129】また、本発明は、例えば、CCDカメラを
備えたPCMCIA(Personal Computer Memory Card
International Association )規格のPCカメラカード
等を装着することにより撮像機能を有することとなる携
帯用電子機器やパーソナルコンピュータ等に対しても適
用可能である。
【0130】
【発明の効果】請求項1及び13記載の発明によれば、
合成する画像をプレートに重ねて撮像画像に合成するこ
とができるので、例えば、タイトル画像を撮像画像に合
成した場合に、合成されたタイトル画像が強調され、タ
イトル画像をより見易くすることができる。また、合成
する画像をプレートに重ねたことにより、従来のように
ただ単に画像のみを合成した場合と比較して、より興趣
に富んだ合成画像を当該画像処理装置で作成することが
でき、優れた画像合成機能をユーザーに提供することが
できる。
【0131】請求項2記載の発明によれば、合成する画
像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、その合
成条件をユーザーが任意に設定することができる。
【0132】請求項3記載の発明によれば、合成する画
像や該画像を重ねるプレート、合成される撮像画像を表
示画面で確認しながらその合成条件をユーザーが任意に
設定することができる。
【0133】請求項4記載の発明によれば、合成する画
像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、その合
成位置をユーザーが任意に設定することができる。
【0134】請求項5記載の発明によれば、合成する画
像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、合成す
る画像、或いはプレートのいずれか一方以上の色をユー
ザーが任意に設定することができる。
【0135】請求項6記載の発明によれば、合成する画
像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、合成す
る画像、或いはプレートのいずれか一方以上の合成サイ
ズをユーザーが任意に設定することができる。
【0136】請求項7記載の発明によれば、拡大率、或
いは縮小率を設定することにより、合成する画像、或い
はプレートのいずれか一方以上の合成サイズをユーザー
が任意に設定することができる。
【0137】請求項8記載の発明によれば、合成する画
像をプレートに重ねて撮像画像に合成する際に、合成す
る画像を重ねたプレートの回転角度をユーザーが任意に
設定することができる。
【0138】請求項9記載の発明によれば、文字(文字
の画像)を1つずつ選択指定して任意の文字列を作成
し、この作成した文字列をプレートに重ねて撮像画像に
合成することができる。したがって、当該画像処理装置
に文字入力のためのキーボード等を設けることなく、合
成用の任意の文字列(例えば、タイトル文字等)を作成
することができる。
【0139】請求項10記載の発明によれば、予め定め
られた複数の定型文の中からユーザーにより選択指定さ
れた定型文の文字列をプレートに重ねて撮像画像に合成
することができる。したがって、請求項9記載の発明の
ように文字を1文字ずつ選択指定して合成用の文字列を
作成する必要がなく、より簡単に合成用の文字列(例え
ば、タイトル文字等)を設定することができる。
【0140】請求項11及び請求項14記載の発明によ
れば、画像処理機能により処理された画像データを処理
前の元画像データと関連付けて、連続した格納順序デー
タを割り当ててメモリに記憶させることができるので、
元画像データと画像処理後の画像データとをメモリから
読み出して比較表示させるための操作を簡略化すること
ができ、画像処理装置の使い勝手を向上することができ
る。
【0141】請求項12記載の発明によれば、請求項1
1記載の発明の効果と同様の効果を奏するとともに、以
前に元画像データの次の格納順序データと対応付けられ
てメモリに記憶された画像データが消去されてしまう等
といった不具合を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルカメラの外観斜視図
である。
【図2】図1のデジタルカメラの回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2のRAM34に展開される定型タイトル文
格納テーブル34aの一例について示す図である。
【図4】図2のRAM34に展開されるタイトル文字格
納テーブル34bの一例について示す図である。
【図5】図2のRAM34に展開されるタイトル文字色
制御テーブル34cの一例について示す図である。
【図6】図2のRAM34に展開されるプレート格納テ
ーブル34dの一例について示す図である。
【図7】図2のRAM34に展開されるプレート色制御
テーブル34eの一例について示す図である。
【図8】図2のCPU36において実行されるタイトル
画像合成処理のフローチャート(その1)である。
【図9】図2のCPU36において実行されるタイトル
画像合成処理のフローチャート(その2)である。
【図10】図8及び図9に示したタイトル画像合成処理
における画面表示例を示す図(その1)である。
【図11】図8及び図9に示したタイトル画像合成処理
における画面表示例を示す図(その2)である。
【図12】図8及び図9に示したタイトル画像合成処理
における画面表示例を示す図(その3)である。
【図13】図8及び図9に示したタイトル画像合成処理
における画面表示例を示す図(その4)である。
【図14】図8及び図9に示したタイトル画像合成処理
の変形例について示すフローチャートである。
【図15】図14示したタイトル画像合成処理の変形例
における画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 1a 本体ケーシング 11 撮像レンズ 12 表示部 13 モード切換スイッチ 14 電源スイッチ 15 シャッターキー 16 エフェクトキー 17a 「+」キー 17b 「−」キー 18a シリアル入出力端子 18b ビデオ出力端子 20 CCD 21 バッファ 22 A/D変換器 23 駆動回路 24 タイミングジェネレータ 25 シグナルジェネレータ 26 VRAM 27 D/A変換器 28 バッファ 29 DRAM 30 圧縮/伸長回路 31 フラッシュメモリ 32 CG 33 ROM 34 RAM 34a 定型タイトル文格納テーブル 34b タイトル文字格納テーブル 34c タイトル文字色制御テーブル 34d プレート格納テーブル 34e プレート色制御テーブル 35 キー入力部 36 CPU 37 I/Oポート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の画像を撮像する撮像手段と、 この撮像手段により撮像された画像データを記憶する第
    1の記憶手段と、 前記画像データに合成するプレートの画像データを記憶
    する第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶されたプレートの画像データ
    に重ねるための画像データを記憶する第3の記憶手段
    と、 前記第1の記憶手段に記憶された画像データに合成す
    る、前記第2の記憶手段に記憶されたプレートの画像デ
    ータと前記第3の記憶手段に記憶された画像データとを
    指定する指定手段と、 この指定手段による指定条件に基づいて前記第3の記憶
    手段の画像データを前記プレートの画像データに重ねて
    前記第1の記憶手段に記憶された画像データに合成する
    画像合成手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像合成手段により前記指定手段によ
    る指定条件に基づいて前記第3の記憶手段の画像データ
    を前記プレートの画像データに重ねて前記第1の記憶手
    段に記憶された画像データに合成する際の合成条件を設
    定する設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】表示手段を更に備え、 前記設定手段は、前記指定手段により指定された前記第
    3の記憶手段の画像データまたは前記プレートの画像デ
    ータ、或いは前記第1の記憶手段に記憶された画像デー
    タのうち、いずれか1つ以上を前記表示手段に表示して
    合成条件を設定することを特徴とする請求項2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】前記設定手段は、前記合成条件として、前
    記第1の記憶手段に記憶された画像データに対する前記
    第3の記憶手段の画像データを重ねた前記プレートの画
    像データの合成位置を設定することを特徴とする請求項
    2、又は3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記画像合成手段により前記第1の記憶手
    段に記憶された画像データに合成される前記第3の記憶
    手段の画像データ、或いは前記プレートの画像データの
    いずれか一方以上の色を制御する色制御手段を更に備
    え、 前記設定手段は、前記合成条件として、前記第3の記憶
    手段の画像データ、或いは前記プレートの画像データの
    いずれか一方以上の色を設定することを特徴とする請求
    項2〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記画像合成手段により前記第1の記憶手
    段に記憶された画像データに合成される前記第3の記憶
    手段の画像データ、或いは前記プレートの画像データの
    いずれか一方以上のサイズを制御するサイズ制御手段を
    更に備え、 前記設定手段は、前記合成条件として、前記第3の記憶
    手段の画像データ、或いは前記プレートの画像データの
    いずれか一方以上のサイズを設定することを特徴とする
    請求項2〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記設定手段は、拡大率、或いは縮小率を
    設定することにより前記第3の記憶手段の画像データ、
    或いは前記プレートの画像データのいずれか一方以上の
    サイズを設定することを特徴とする請求項6記載の画像
    処理装置。
  8. 【請求項8】前記画像合成手段により前記第1の記憶手
    段に記憶された画像データに合成される前記第3の記憶
    手段の画像データを重ねた前記プレートの画像データの
    回転角度を制御する回転角制御手段を更に備え、 前記設定手段は、前記合成条件として、前記第3の記憶
    手段の画像データを重ねた前記プレートの画像データの
    回転角度を設定することを特徴とする請求項2〜7のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記第3の記憶手段は、文字毎にその文字
    の画像データを記憶し、 前記指定手段は、この第3の記憶手段に記憶された文字
    の画像データの中から1つずつ文字の画像データを指定
    して文字列の画像データを作成し、この文字列の画像デ
    ータを前記第1の記憶手段に記憶された画像データに合
    成する画像データとして指定することを特徴とする請求
    項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記第3の記憶手段は、予め定められた
    文字列の画像データを複数記憶し、 前記指定手段は、この第3の記憶手段に記憶された複数
    の文字列の画像データの中から、前記第1の記憶手段に
    記憶された画像データに合成する文字列の画像データを
    指定することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記
    載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】被写体の画像を撮像する撮像手段と、 この撮像手段により撮像された画像データを格納順序デ
    ータと対応付けて複数記憶する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された複数の画像データの中か
    らいずれかを指定する指定手段と、 この指定手段により指定された画像データに対して画像
    処理を行なう画像処理手段と、 この画像処理手段により処理された画像データを、前記
    指定手段により指定された処理前の元画像データに対応
    付けられた格納順序データの次の格納順序データと対応
    付けて前記画像記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】前記記憶制御手段は、前記画像処理手段
    により画像処理が行なわれると、前記処理前の元画像デ
    ータに対応付けられた格納順序データの次の格納順序デ
    ータ以降の値を順次1つずつ繰り下げた後、該画像処理
    手段により処理された画像データを前記次の格納順序デ
    ータと対応付けて前記画像記憶手段に記憶させることを
    特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】第1のメモリに記憶された撮像した画像
    データに合成する、第2のメモリに記憶されたプレート
    の画像データと第3のメモリに記憶された画像データと
    を指定すると、この指定条件に基づいて前記第3のメモ
    リの画像データを前記プレートの画像データに重ねて前
    記第1のメモリに記憶された画像データに合成すること
    を特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】格納順序データと対応付けてメモリに記
    憶された撮像した画像データの中からいずれかを指定
    し、この指定した画像データに対して画像処理を行なう
    と、この画像処理を行なった画像データを、前記指定し
    た画像処理を行なう前の元画像データに対応付けられた
    格納順序データの次の格納順序データと対応付けて前記
    メモリに記憶させることを特徴とする画像処理方法。
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