JPH1185731A - 外字出力システム及び記録媒体 - Google Patents

外字出力システム及び記録媒体

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JPH1185731A
JPH1185731A JP9246953A JP24695397A JPH1185731A JP H1185731 A JPH1185731 A JP H1185731A JP 9246953 A JP9246953 A JP 9246953A JP 24695397 A JP24695397 A JP 24695397A JP H1185731 A JPH1185731 A JP H1185731A
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external
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character
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JP9246953A
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Inventor
Kazuma Yasaka
一真 八坂
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外字を含む文字をコードに割当て
て文書を出力し送付する場合に、当該送付文書の読取側
にたとえ外字処理する機構がなくても、その出力文書に
最低限の可読性を保証する。 【解決手段】 検出対象とする外字コードを設定するこ
とにより入力コードが外字であるか否かの判定に用いら
れる外字対応表(21)と、入力コードが入力されたと
きに、前記外字対応表を検索し、当該入力コードが外字
に該当する場合には、その旨を出力する外字検出手段
(22a,22b)と、外字検出手段により外字が検出
されたのち、データ出力指示があったときには、外字コ
ードのデータもしくは外字コードについて修正されたデ
ータを出力するデータ出力手段(22a,22b)とを
備えた外字出力システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は外字出力システム
及び記録媒体、更に詳しくは、外字を含む文書を例えば
事前に取決めのない2地点間で電送等で送付する際に、
その文書の可読性を保証する部分に特徴のある外字出力
システム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等のワードプロ
セッサ機能で文書を作成する場合、その出力された文書
に含まれる外字が他のシステムで読み取れるか否かが従
来から問題となっている。
【0003】このような外字を含む文書出力の形態とし
ては、装置間の通信による場合と、フロッピーディスク
(FD)等の可搬性の媒体にデータ出力して他の装置で
使用する場合等が考えられる。以下、装置間の通信によ
る場合を例にとって説明する。
【0004】すなわち、文字を特定のコードに割当て
て、文章の転送にこのコードを用いる通信形態では、送
った側が文字をコードに変換した場合に用いたコードの
割当て方と、受信した側がコードから文字へ変換する場
合に用いるコードの割当て方が一致している必要があ
る。
【0005】例えばISO−8859−1は主にラテン
文字を中心とする文字集合であり、英語、フランス語、
ドイツ語等を表記できる。そして、この標準に準拠した
各装置間で、電送する装置間固有の事前の取決め無しに
文章を電送することが可能になっている。
【0006】もし、このような標準が存在しなければ独
立に存在する2つの装置間で使用するコードは全く関連
性の無い物になり、電送をするにあたり新たな共通の文
字コードの設定や電送に関連する機器等の改造や新規の
開発が必要になってしまう。標準があれば、事前に準拠
した機器等を開発しておくことができ、電送をするにあ
たり発生する手間を省く事ができる。
【0007】また、RFC−1521、RFC−152
2の定めるものの1つには、送信側がどのコードの割当
て方を使用したかを受信側に知らせる機能がある。RF
C−1521ではコードの割当て方をキャラクタセット
と呼んでいる。
【0008】例えば単なるコードの羅列では、送信側が
事前に標準化されたコードの割当て方を使っていても受
信側はそれを正確に判別できない。しかし、どのコード
の割当て方を使ったかを示すRFC−1521、RFC
−1522のような方法があれば送信側と受信側のコー
ドの割当て方を一致させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
ラテン語を主に使用する英語文化圏等,文章の表記に決
まった数の文字しか使用しないところでは有効である。
しかしながら、日本語を始めとするphonograp
hic(フォノグラフィック)とideographi
c(イデオグラフィック)文字を混在する文章表記を用
いる文化圏ではコードを割当てによる文書送付(電送や
FD送付)では、完全な情報伝達が困難となる場合があ
る。
【0010】まず、漢字のようなideographi
c文字を全て集めてコードを割当てる事は、全ての文字
の定義が文化的にはっきりしておらず不可能である。す
なわち標準を定めてももれてしまう文字が必ず発生す
る。したがって、コードで文字を表現するという前提で
あれば、独自の文字のコードへの割当てすなわち外字の
使用が発生することになる。この外字の使用によって、
標準化されたコードの割当て方を使用する事による利点
が一部損なわれる事になる。すなわち外字を使って記述
した部分は受信側では判読できない場合も発生する。
【0011】次に、上記のように外字を使用する事にな
った場合に、異なる装置では、たとえ外字を使用する機
構が組込まれていてもその仕様が異なる場合がある。例
えば、外字を登録するコードの領域にはその大きさに制
限がある。したがって、受信側に送信側で登録した外字
を全部収納できなければ受信側では判読できない文字が
生じることになる。受信側がそもそも外字を登録できな
い場合は送信側で発生した外字の部分のコードについて
は全て判読できないことになる。
【0012】このように、ideographic文字
を使う文書では、そのコードを割当てにおいて必然的に
外字を生じることとなり、異なる装置間での可読性が完
全に保ち得ない。
【0013】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、外字を含む文字をコードに割当てて文書を
出力し送付する場合に、当該送付文書の読取側にたとえ
外字処理する機構がなくても、その出力文書に最低限の
可読性を保証する外字出力システム及び記録媒体を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明のコンピュータ読取り可能
な記録媒体には、検出対象とする外字コードを設定する
ことにより入力コードが外字であるか否かの判定に用い
られる外字対応表を、コンピュータ内に設けて外字コー
ドの設定入力を受け付ける外字対応表作成機能と、入力
コードが入力されたときに、外字対応表を検索し、当該
入力コードが外字に該当する場合には、その旨を出力す
る外字検出機能と、外字検出機能により外字が検出され
たのち、データ出力指示があったときには、外字コード
のデータもしくは外字コードについて修正されたデータ
を出力するデータ出力機能とを実現させるためのプログ
ラムが記録されている。
【0015】本発明は、このような手段を設けたので、
外字を含む文字をコードに割当てて文書を出力し送付す
る場合に、データ出力時に外字を検出することができ
る。これにより、送付文書の読取側にたとえ外字処理す
る機構がなくても、出力文書に最低限の可読性を保証可
能とする外字出力システムをコンピュータに構築させる
ことができる。なお、ここで、外字コードについて修正
されたデータというのは、例えば外字検出結果に基づい
て、当該外字の可読性を確報するためのデータ加工処理
等が行われる場合を意味している。
【0016】また、請求項2に対応する発明のコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体には、請求項1に対応する発
明にあって、検出された外字が予め設定された置換え文
字に該当するか否かを判定し、置換え文字に該当する場
合には前記置換え文字を当該外字に付加し、前記外字コ
ードについて修正されたデータとする置換え機能を実現
させるためのプログラムが記録されている。
【0017】本発明は、このような手段を設けたので、
請求項1に対応する発明と同様な作用効果を奏する他、
外字の可読性を確保するための置換え文字の付加を容易
にし、可読性確保のための検出処理もにならず、可読性
確保のためのデータ加工処理をも自動的なものとするこ
とができる。すなわち、送付文書の読取側にたとえ外字
処理する機構がなくても、出力文書に最低限の可読性を
確実に保証できる。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明には、ま
ず、検出対象とする外字コードを設定することにより入
力コードが外字であるか否かの判定に用いられる外字対
応表が設けられている。
【0019】次に、入力コードが入力されたときに、外
字検出手段によって、外字対応表が検索され、当該入力
コードが外字に該当する場合には、その旨が出力され
る。さらに、外字検出手段により外字が検出されたの
ち、データ出力指示があったときには、データ出力手段
によって、外字コードのデータもしくは外字コードにつ
いて修正されたデータが出力される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係る外字出力システムの構成例を示すブロック
図である。本装置は、例えば磁気ディスク等の記録媒体
に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムに
よって動作が制御される計算機によって実現される。ま
た、記録媒体に記録されたプログラムには以下に説明す
る各手段を設定するプログラムも含まれている。
【0021】この外字出力システムは、計算機1に入力
装置2,表示装置3が接続され、さらに、当該計算機1
にて作成した文書を電送装置4を介して他のシステムへ
伝送でき、また当該文書をフロッピーディスクドライブ
等の外部記憶装置5に記憶できるようになっている。ま
た、外部記憶装置5にてフロッピーディスク6等に記憶
された文書は他のシステムに輸送される。
【0022】計算機1においては、キーボードやマウス
等の入力装置2からの入力がフロントエンドプロセッサ
11によりこのシステムで対応するコードへと解釈変換
される。その変換結果が表示装置3に表示されるととも
に、一時記憶部12に文書データとして格納される。ま
た、入力装置2からの文書出力指示に応じ出力処理部1
3により、一時記憶部12に格納された文書が外字検出
装置14aを介して電送装置4又は外部記憶装置5に出
力される。
【0023】ここで、外字検出装置14aは、外字対応
表21、外字検出プログラム22aを具備し、出力すべ
き文書から外字を検出し、その検出した外字を表示装置
3に表示する。また、出力処理部13を介する入力装置
からの指示があれば、修正等と受けた最終的な文書を電
送装置4に出力する。
【0024】外字対応表21は、このシステム固有に定
義される外字の範囲を表記したもので、図1では2つの
外字領域が表わされている。なお、この外字対応表21
はプログラム提供媒体に含まれる設定プログラムによっ
て構築されるものである。当該設定プログラムは外部入
力に従って、あるいは所定の基本設定に基づいて外字対
応表21を作成する。なお、ここでは外字領域が2つ設
定された場合を例に取って説明するが、2つに限定され
るものではない。
【0025】外字検出プログラム22aは、以下に説明
する処理を実行することで外字を検出する。なお、電送
装置4は、システムの処理結果を次へ渡す役割をするも
のであり、例えばモデムからなる。
【0026】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る外字出力システムの動作について説明す
る。図2は外字検出装置の外字検出プログラムによる外
字検出の処理を示す流れ図である。同図では文書データ
を電送装置4に出力する場合で説明している。
【0027】まず外字検出プログラム22aは、出力処
理部13からプログラムで処理すべきデータを受取る
(ST1)。ここでは、一時記憶部12に格納された作
成済みの文書データが入力されるが、このような形態で
なく、例えば入力装置2からの逐次入力がで特定のコー
ドへと解釈されて、それが外字検出装置14aへ直接渡
されるようになっていてもよい。
【0028】次に、外字検出プログラム22aにより、
出力処理部13から受取ったデータが外字対応表21の
内容と比較され(ST2)、受取ったデータの示すコー
ドが外字のコードの範囲に入っているか否か判定される
(ST3)。
【0029】コードが外字である場合(ST3)は、そ
のコードのデータが表示装置3へ送られる(ST4)。
ここで表示装置3は、そのコードを解釈してそれを表示
する。
【0030】次に、この外字に対応する追加入力の有無
が判断され(ST5)、追加入力があれば、その入力内
容が検査しているコードの後ろに付加される(ST
6)。ステップST6の処理後、追加入力がない場合
(ST5)、又はコードが外字でない場合(ST3)に
は、当該検査対象となったデータ(追加入力がある時に
はこれを含む)が電送装置4等に送出される(ST
7)。次に、以上の処理が実行される外字検出装置14
aに対して、例えば外字
【0031】
【外1】 が検出対象として入力された場合について説明する。こ
こで、外字対応表21は,外字1:EF9F−EEE
C、外字2:ED9F−EDFCの2つの外字領域を保
持している。
【0032】この検出対象データは、外字検出プログラ
ム22aにより外字対応表21の中の外字1の領域に該
当する事が検出される。その結果外字検出プログラム2
2aにより表示装置3に
【0033】
【外2】 が表示される。
【0034】使用者は、この表示により、文書中に外字
EEE0が含まれていることを知るが、特に問題がなけ
れば、このまま出力される。一方、使用者は、例えばこ
の外字の可読性を保持するための追加の入力を加える事
もできる。この場合例えば、外字EEE0の後ろに「は
しごだか」のような入力を加え、
【0035】
【外3】 とすることができる。そして、この追加のデータを含め
たデータが電送装置4へ渡される。この「はしごだか」
には外字が含まれていないので、別の装置においても少
なくとも「はしごだか」が認識できる。このため外字E
EE0部分が認識できなくても、追加の入力「はしごだ
か」により可読性が確保される。なお、図2には特に示
されていないが、追加の入力にさらに外字が含まれてい
れば、これも検出表示されるようになっている。
【0036】一方、例えば8D82(高)が検出対象デ
ータとして入力されたとする。このデータは、外字検出
プログラム22aにより外字対応表21の中に該当する
領域が無いことが検出される。したがって、外字を含ま
ない検出対象データは、外字検出プログラム22aによ
りそのまま電送装置4へ渡される。
【0037】上述したように、本発明の実施の形態に係
る外字出力システムは、入力データが外字検出プログラ
ム22aにより外字対応表21が検出され、外字コード
が含まれる場合には、これを抽出し表示するようにした
ので、外字を含む文字をコードに割当てて文書を出力し
送付する場合に、データ出力時に外字を確実に検出する
ことができる。これにより、送付文書の読取側にたとえ
外字処理する機構がなくても、出力文書に最低限の可読
性を保証可能とすることができる。
【0038】また、抽出された外字は表示装置に現れる
ので、例えばこの結果に応じて追加の入力を加えで、受
信側で外字そのものが認識できなくても、追加の入力に
よりその外字が何の文字であるかの認識を可能にするこ
とができる。
【0039】したがって、ある特定の装置固有の文字で
記述される文書から該当部分を検出し、事前に固有で無
い文字を追加して別の装置での可読性の確保を行うこと
ができる。すなわち、外字を事前に標準化されたコード
が使った文字で表現され、受信側で文字のコードの割当
て方に起因する判読不能な状態が改善される。
【0040】また、本実施形態の外字出力システムは、
電送装置4と組み合わされたときに特に有効である。と
いうのは、記録媒体に一旦保存される場合には、使用者
は後に必要な修正を施すこともできるが、電送する場合
には、電送装置4への出力時に内容チェックを行わなけ
れば、可読性確保のための修正を施すことができないか
らである。すなわち電送装置4と組み合わされた場合に
は、データの直接送付に先立つ確実な外字チェックを可
能とするという効果も奏する。
【0041】なお、図2の処理では、ステップST7に
て各検出対象データ毎にその結果データが電送装置4に
出力されるとしたが、本発明はこのようなデータ出力方
法に限られるものではない。例えば外字検出装置14a
内に一時記憶部を設け、ステップST7で電送装置への
出力の代わりに結果データを一時記憶部に蓄える。そし
て、一連の文書データに含まれる各検出対象データすべ
てに対する処理が終了した後、処理済みの文書データを
まとめて電送装置4又は外部記憶装置5に出力するよう
にしてもよい。 (発明の第2の実施の形態)図3は本発明の第2の実施
の形態に係る外字出力システムの構成例を示すブロック
図であり、図1と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0042】この外字検出装置14bにおいては、置換
え候補表23及び置換えバッファ24が設けられ、外字
検出プログラム22bの処理内容に新たな機能が付加さ
れた他、第1の実施形態の外字検出装置14aと同様に
構成されている。
【0043】置換え候補表23は、外字検出プログラム
22bにより外字の置き換えが行われる場合に、その置
換え候補を提供する。なお、図3では、1つの当該文字
に対して1つの候補しか示されていないが、この置換え
候補は複数あってもよく、当該文字の数に特に制限はな
い。
【0044】また、置換えバッファ24は、外字検出プ
ログラム22bにより外字の置き換えが行われる場合の
作業領域となるものである。図4は外字検出装置の外字
検出プログラムによる外字検出の処理を示す流れ図であ
る。同図では文書データを電送装置4に出力する場合で
説明している。
【0045】まず外字検出プログラム22bにより、出
力処理部13から処理すべきデータが受取られ(ST1
1)。この受取られたデータが置換えバッファ24へ記
憶される。このときシステム上表示できない文字に対応
するコードであった場合には、バッファ24には記憶さ
れない。
【0046】次に、外字検出プログラム22bにより、
出力処理部13から受取った検査対象となるデータが外
字対応表21の内容と比較され(ST13)、検査対象
データの示すコードが外字のコードの範囲に入っている
か否がが判定される(ST14)。
【0047】ここで、コードが外字でない場合(ST1
4)には、ステップST24に進み、電送装置4等にそ
のまま送られることになる。一方、コードが外字である
場合(ST14)には、置換えバッファ24に対し、そ
の直前(ST12)に記憶されたデータが外字である事
を示す特定のマークが追加され(ST15)、ステップ
ST16に進む。
【0048】次に、外字検出プログラム22bにより、
置換えバッファ24の内容が表示装置3へ送られる(S
T16)。さらに、置換えバッファ24の内容が外字置
換え表23と照らし合わされ、外字置換え表23内の検
出対象と対応する内容が表示装置3へ送られる(ST1
7)。こうして、表示装置3上には、外字データの表示
と、これを置き換える候補とが並べて表示される。
【0049】次に、装置使用者によって表示された候補
から何れかを選択する入力がなされた場合には(ST1
8)、外字検出プログラム22bにより置換えバッファ
24の中へ候補で選ばれたデータが追加される(ST1
9)。さらに、その追加されたデータを含めた置換えバ
ッファ24の内容が表示装置3に表示される(ST2
0)。
【0050】一方、装置使用者によって表示された候補
は選択しない旨の入力がなされた場合には(ST1
8)、さらに編集を指示する旨の入力(編集コード)が
あるか否か判定される(ST21)。編集コードが入力
されない場合にはステップST23に進み、編集コード
が入力された場合には、使用者による編集入力が受け付
けられ、置換えバッファ24の内容が変更される(ST
22)。そして編集データを含めた置換えバッファ24
の内容が表示装置3に表示される(ST20)。
【0051】ステップST20の処理後、もしくは編集
されない場合には、使用者の送信指示が受け付けられ
(ST23)、送信コード入力されれば、置換えバッフ
ァ24の内容が電送装置4等に出力される(ST2
4)。
【0052】一方、置換えバッファ24の内容が送信さ
れない場合(ST23)には、ステップST16に戻っ
て候補選択、編集等がやり直される。次に、以上の処理
が実行される外字検出装置14bに対して、外字が検出
対象として入力された場合について説明する。ここで、
外字対応表21は,外字1:EF9F−EEEC、外字
2:ED9F−EDFCの2つの外字領域を保持してい
る。また外字置換え表23は、
【0053】
【外4】 に対する置換え候補、「はしご高」と「丸1」をそれぞ
れ含んでいる。また、編集を指示するコード、送信を指
示するコード、候補選択のためのコードはそれぞれシス
テム中表示できない文字のコードに対応しており、置換
えバッファ24へは記録されない。このような状態で、
【0054】
【外5】 が外字検出装置14bに入力されたとする。
【0055】この検出対象データは外字検出プログラム
22bにより外字対応表21の中の外字1の領域に該当
する事が検出される。その結果は、表示装置へ外字のた
めのマークが* だとすると
【0056】
【外6】 のように表示される。コードEEE0は、外字置換え表
23の中にあるため置換え候補「はしご高」が表示装置
3へ表示される。続けて入力装置2が候補選択を入力し
たとする。この入力データは、外字検出装置22bへ送
られ、候補選択の結果が表示装置3へ
【0057】
【外7】 のように表示される。さらに続けて入力装置2から送信
を指示入力すると、
【0058】
【外8】 に相当するコードが電送装置4へ送られる。
【0059】上述したように、本発明の実施の形態に係
る外字出力システムは、第1の実施形態と同様な構成を
有する他、置換えバッファ24及び外字置換え表23を
設け、外字検出プログラム22bにより検出された外字
を置換え、また編集できるようにしたので、第1の実施
形態と同様な効果が得られる他、可読性確保のための検
出処理もにならず、可読性確保のためのデータ加工処理
(置換え文字の付加)も自動的なものとすることができ
る。すなわち、送付文書の読取側でたとえ対応する外字
を処理することができなくても、出力文書に最低限の可
読性を確実に保証することができる。
【0060】また、図4の処理では、ステップST24
にて各検出対象データ毎にその結果データが電送装置4
に出力されるとしたが、本発明はこのようなデータ出力
方法に限られるものではない。例えば外字検出装置14
b内に一時記憶部を設け、ステップST24で電送装置
への出力の代わりに結果データを一時記憶部に蓄える。
そして、一連の文書データに含まれる各検出対象データ
すべてに対する処理が終了した後、処理済みの文書デー
タをまとめて電送装置4又は外部記憶装置5に出力する
ようにしてもよい。
【0061】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。例えば各実施形態において
は、出力処理部13から外字検出装置14a,14bを
介して電送装置4や外部記憶装置5にデータ出力がなさ
れるとしたが、本発明では、外字検出装置14a,14
bが出力処理部13に含まれるような構成としてもよ
い。また例えば外字検出装置14a,14bの出力をさ
らに出力処理部13が処理して最終的なデータ出力を行
うようにしてもよい。
【0062】また、実施形態に記載した手法は、計算機
に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手
段)として、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納し、また
通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、
媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させ
るソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブ
ルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プ
ログラムをも含むものである。本装置を実現する計算機
は、記憶媒体に記録されたプログラムを読み込み、また
場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構
築し、このソフトウエア手段によって動作が制御される
ことにより上述した処理を実行する。
【0063】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、デ
ータ出力前に外字を検出し、検出した外字を表示するよ
うにしたので、外字を含む文字をコードに割当てて文書
を出力し送付する場合に、当該送付文書の読取側にたと
え外字処理する機構がなくても、その出力文書に最低限
の可読性を保証する外字出力システム及び記録媒体を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る外字出力シス
テムの構成例を示すブロック図。
【図2】外字検出装置の外字検出プログラムによる外字
検出の処理を示す流れ図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る外字出力シス
テムの構成例を示すブロック図。
【図4】外字検出装置の外字検出プログラムによる外字
検出の処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…計算機 2…入力装置 3…表示装置 4…電送装置 5…外部記憶装置 11…フロントエンドプロセッサ 12…一時記憶部 13…出力処理部 14a,14b…外字検出装置 21…外字対応表 22a,22b…外字検出プログラム 23…置換え候補表 24…置換えバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象とする外字コードを設定するこ
    とにより入力コードが外字であるか否かの判定に用いら
    れる外字対応表を、コンピュータ内に設けて外字コード
    の設定入力を受け付ける外字対応表作成機能と、 前記入力コードが入力されたときに、前記外字対応表を
    検索し、当該入力コードが外字に該当する場合には、そ
    の旨を出力する外字検出機能と、 前記外字検出機能により外字が検出されたのち、データ
    出力指示があったときには、前記外字コードのデータも
    しくは前記外字コードについて修正されたデータを出力
    するデータ出力機能とを実現させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 検出された外字が予め設定された置換え
    文字に該当するか否かを判定し、置換え文字に該当する
    場合には前記置換え文字を当該外字に付加し、前記外字
    コードについて修正されたデータとする置換え機能を実
    現させるためのプログラムを記録した請求項1記載のコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 検出対象とする外字コードを設定するこ
    とにより入力コードが外字であるか否かの判定に用いら
    れる外字対応表と、 前記入力コードが入力されたときに、前記外字対応表を
    検索し、当該入力コードが外字に該当する場合には、そ
    の旨を出力する外字検出手段と、 前記外字検出手段により外字が検出されたのち、データ
    出力指示があったときには、前記外字コードのデータも
    しくは前記外字コードについて修正されたデータを出力
    するデータ出力手段とを備えたことを特徴とする外字出
    力システム。
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