JPH1185550A - データ伝送方法及びデータ記録/再生装置 - Google Patents

データ伝送方法及びデータ記録/再生装置

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JPH1185550A
JPH1185550A JP9236709A JP23670997A JPH1185550A JP H1185550 A JPH1185550 A JP H1185550A JP 9236709 A JP9236709 A JP 9236709A JP 23670997 A JP23670997 A JP 23670997A JP H1185550 A JPH1185550 A JP H1185550A
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JP9236709A
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Osamu Kawamae
治 川前
Toshifumi Takeuchi
敏文 竹内
Yutaka Yoshiura
裕 吉浦
Takao Arai
孝雄 荒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像や音声データにコピー禁止等の情報を付加
して伝送する時、伝送時に行う圧縮/伸長の変換や、デ
ータの欠落等で情報が失われてしまうのを防止する。 【解決手段】情報を含むデータを伝送するデータ伝送方
法において、前記データに誤り訂正するための訂正符号
を付加する第1のステップと、前記訂正符号を付加した
データを複数個繰り返して伝送する第2のステップと、
伝送データを多数決により判定する第3のステップと、
データに誤りが含まれている場合には訂正する第4のス
テップとからなり、前記第3のステップは、受け取った
データを多数決により判定し、その判定されたデータを
用いて前記第4のステップで誤り訂正を行うことにより
達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像や音声データに
別のデータ(データハイディング、ウォーターマーク)
を埋め込んで伝送する伝送方法及び装置に関わり、特に
伝送されたデータから埋め込まれたデータを検出する方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ・ハイディングは画像、音声やテ
キストデータに識別情報や注釈を埋め込む技術として、
これまで研究されていた。最近では、著作権を保護する
ためにデータに識別情報を埋め込み、不正な操作を防止
するための技術としても応用されるようになっている。
これらの技術は、日経BP社「日経エレクトロニクス」
(1997.2.24 P149〜P162)に記載されている。
【0003】埋め込まれるデータは、フィルタリングや
データ圧縮等の操作によって劣化が生じるため、変換後
に除去されてしまう場合がある。そのため、データを繰
り返し埋め込んだりして、データが除去されないように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように繰
り返し埋め込まれたデータを、低い誤り率で、どのよう
に再生するかについては記載されていない。
【0005】画像データは容量が大きいため、一般には
圧縮されて伝送される。伝送されたデータは伸長されて
復元されるが、圧縮/伸長という処理のために完全には
復元することができない。また、データを伝送する場
合、その伝送経路によっては、データ中に誤りが発生す
る。この誤りデータを復元するために、あらかじめ誤り
訂正符号を付加しておき、それを用いて誤りデータを訂
正することが行われている。しかし、この誤り訂正符号
による復元はデータの信頼性がある程度以上確保されて
いなければ、誤りであることは検出可能でも、訂正する
ことはできない。そのため、誤り訂正が可能な程度ま
で、伝送データの誤り率を低くする必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報を含むデータを伝送するデータ伝送
方法において、前記データに誤り訂正するための符号を
付加する第1のステップと、訂正符号を付加したデータ
を複数個繰り返して伝送する第2のステップと、データ
を多数決により判定する第3のステップと、データに誤
りが含まれている場合には訂正する第4のステップとか
らなり、前記第3のステップは、受け取ったデータを多
数決により判定し、その判定されたデータを用いて前記
第4のステップで誤り訂正を行うことを特徴とするデー
タ伝送方法およびそれを実現する装置を提案することで
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0008】図1は本発明による情報伝送のための符号
化復号化の処理の流れの一実施例を示したものである。
【0009】同図において、伝送する情報ビット:nbi
t(b0,b1,b2,・・・bn-1)があり、これに情報ビットに
誤りが発生した時に誤り訂正を行うための誤り訂正符
号:mbit(bn,bn+1,・・・bn+m-1)を付加して伝送デ
ータ:n+mbit(b0,b1,b2,・・bn,bn+1・・bn+m-1)
とする。この伝送データを伝送系によって生じるデータ
の変化の影響を少なくするため、同じ伝送データを複数
回(P回とする)繰り返し伝送するようにする。
【0010】ここで、繰り返しの方法は各ビットごとに
それぞれ b0,b0,b0・・・b0 P回 b1,b1,b1・・・b1 P回 : : bn+m-1,bn+m-1,bn+m-1・・・bn+m-1 P回 とする方法や、または、伝送データを一つの単位として (b0,b1,b2,・・・bn+m-1),(b0,b1,b2,・・・bn+m-
1),・・・ P回 などとすることができ、どのように行っても構わない。
【0011】ここまでが送信側である。この繰り返され
た伝送データは伝送系を介して受信側に送られる。受信
側では、繰り返して伝送された伝送データに対して、多
数決による判定を行う。b0のデータがP回伝送されたな
らば、P個のb0データに対して多く受信された方の値を
b0の値とする。これと同様に各ビット(b0,b1,b2,・・b
n,bn+1・・bn+m-1)に対してP個ずつのデータを集めて
多数決判定を行い、伝送データ(n+mbit)を得る。
その後、mビットの誤り訂正符号により情報ビットの誤
りを検出または訂正し、正しい情報ビット(nbit)を
得る。
【0012】このような方法を用いて情報を伝送するこ
とにより、伝送系によってデータの誤り率が高く誤り訂
正不可能な場合にも、多数決判定を行うことにより伝送
データの誤り率を低くし、誤り訂正符号による訂正を可
能とすることができる。
【0013】図2は図1に示した伝送手段の処理の流れ
の一実施例を示したものである。これは、仮に画像デー
タに伝送データを混入させて伝送する場合の例を示した
もので、混入するデータは音声データ等、特に限定はさ
れない。
【0014】同図において、伝送データは誤り訂正符号
を付加し繰り返し伝送できるようにP回分準備されてお
り、それらの伝送データを画像データに埋め込む。埋め
込むポイントはあらかじめ決められているか、または、
埋め込むポイントの情報をあらかじめ別の手段で伝送す
るものとする。この埋め込むポイントに当たる画像デー
タは、各情報ビットの値にしたがって変換される。
【0015】これらを他の画素ブロックのデータと同様
に画像圧縮を行い、また必要に応じて変調する。このよ
うに処理されたデータは、パッケージメディア(例えば
CD,DVDなど)のような媒体に記録されて伝送され
るか、放送等のようにそのまま電波で送られる。
【0016】次に、受信する手段としては、パッケージ
メディア等は再生機により、電波の場合には受信機によ
り受け取られ、変調方式に従った復調処理を行う。その
後、圧縮されたデータは伸長される。ここで、画像デー
タに埋め込まれた伝送データを検出する手段により、伝
送データが埋め込まれた画素ブロックの画素データから
伝送データを検出する。こうして求められた伝送データ
を各ビットに対してPヶ所から検出し、多数決判定を行
う。これをn+mbitに対して行い、伝送データを得、
その伝送データに含まれた誤り訂正符号により誤りを訂
正し、正しい情報ビットを得る。
【0017】このような方式を用いることで、データに
混入させて情報ビットを伝送し、誤り率の低い情報を得
ることができ、信頼性の高い付加情報を伝送することが
できる。
【0018】図3は、画像データに情報ビットを埋め込
む処理方法の一実施例を示したものである。1枚の自然
画はデータとして置き換えられ、それに対して埋め込み
処理を行うためには、まず8×8画素の正方形の画素ブ
ロックで分割する。そのうちの1画素はそれぞれ決まっ
たビット数の64個のデータに置き換えられている。も
し、8ビットのデータとするならば分解能256段階の
データである。
【0019】ここで、この画素ブロックが伝送データを
埋め込むポイントである場合には、伝送データの各ビッ
トの値にしたがって処理を加える。例えば、そのポイン
トに埋め込まれる伝送データのビットが“1”の場合に
は64画素データの合計が256の倍数となるようにデ
ータの値を変換し、 (a0+a1+a2+・・・・・+a63)mod 256 = 0 (modは除算
の余りを示す) そのビットが“0”である場合には64画素データの合
計が256の倍数に余り128となるように (a0+a1+a2+・・・・・+a63)mod 256 = 128 データa0〜a63の値を変換するようにする。これで用い
た256(及び0、128)という値は特に限定される
ものではないが、この値が大きい方が判別がしやすくエ
ラーが少なくなる代わりに、元のデータが大きく変換さ
れることになる。
【0020】このような方式で、1画素ブロックの64
画素データを変換し、伝送データを1ビットずつに分け
て埋め込む。
【0021】これらの伝送データは、埋め込まれた後に
圧縮/伸長を行う場合には、正確に再現されない場合が
ある。このような場合を配慮して、受信後の伝送データ
の判定には (a0+a1+a2+・・・・・+a63)mod 256 = 0 のみと限定せず、0±α(αは圧縮方式等から決まるα
≦64の任意の値)とする。
【0022】ここでは、標本値に伝送データを埋め込む
例を示したが、DCTやFFT等による周波数変換され
た値に伝送データを埋め込むことも同様に可能である。
【0023】図4は1枚の自然画の全体における伝送デ
ータを埋め込むポイントの一例を示したものである。画
像データ中の(n+m)×P個のポイントに対して、伝
送データを埋め込む。
【0024】受信時にはb0の埋め込みポイントからP個
のb0ビットを集め、多数決判定を行う。これをn+mビ
ットに対して行い、多数決判定後の伝送データを得る。
このように伝送データの各ビットを複数のポイントに繰
り返して埋め込むことにより、受信時に多数決判定を可
能とし情報ビットを正しく再生できるようにする。
【0025】図5は本発明による情報伝送のための符号
化復号化の処理を行う信号処理装置の一実施例を示した
ものである。本実施例では、数十ビットの情報を画像デ
ータに重ねてDVDのようなディスクに記録再生する場
合の一例として示す。
【0026】1は記録情報ビット、2は誤り訂正符号付
加装置、3は繰り返しデータ生成装置、4は記録画像デ
ータ、5は画素ブロック分割装置、7は伝送データの埋
め込み装置、8は圧縮及び変調処理装置、9は記録再生
切り替えSW、10はピックアップ、11はディスク、
12はスピンドルモータ、13は伸長及び複調処理装
置、14は埋め込みデータの検出装置、15は多数決判
定装置、16は誤り訂正装置、17はシステム制御装
置、18は再生出力制御装置、19は再生画像データで
ある。
【0027】同図において、記録情報ビット1は、例え
ば再生時に必要なコピー制御の情報であり、その情報に
より、再生禁止や出力禁止等の制御を行う。誤り訂正符
号付加装置2は、この記録情報ビット1に対して、誤り
訂正符号としてパリティを付加し、繰り返しデータ生成
装置3では、記録情報ビット1に誤り訂正符号が付加さ
れた伝送データを繰り返し伝送する回数分複製する。記
録画像データ4は、オリジナルの画像データであり、こ
れを所定のフォーマットで符号化して伝送する。画素ブ
ロック分割装置5は、オリジナルの画像データにデータ
を埋め込むために8×8画素ブロックに分割する。伝送
データ埋め込み装置7は、この分割されたブロックに、
誤り訂正符号が付加された伝送データを埋め込む処理を
行う。これは、決められたポイントに対して伝送データ
を1ビットずつ複数回埋め込むように処理する。
【0028】このようにして生成されたデータは、圧縮
及び変調処理装置8により圧縮され、記録フォーマット
にしたがって変調処理が行われる。これにより記録フォ
ーマットにあった記録データを生成する。記録データ
は、ピックアップ10によりディスク11に書き込まれ
る。
【0029】スピンドルモータ12はディスク11を回
転駆動させるためのモータである。
【0030】再生時には、記録再生切り替えSW9が再
生側に切り替えられ、ディスク11の信号を読み出した
ピックアップ10から、伸長及び複調処理装置13に再
生データが送られる。伸長及び複調処理装置13では、
変調方式に応じた復調処理が行われ伸長される。このデ
ータから埋め込みデータ検出装置14により、伝送デー
タが埋め込まれた画素ブロックから伝送データを繰り返
しの数だけ検出する。多数決判定装置15では、繰り返
しの数だけ検出された伝送データを、各ビットごとに多
数決判定して、多い方のデータで伝送データを構成す
る。誤り訂正装置16は、この伝送データに含まれてい
る誤り訂正符号により、情報ビットの誤りの検出および
訂正を行う。こうして再生された情報ビットは、誤りで
ある確率が低くなっている。この再生情報ビットがコピ
ー制御の情報であり、仮にコピー禁止の情報であった場
合には、システム制御装置17により、再生出力制御装
置18からの再生画像データ19の出力を止めるように
制御する。
【0031】この記録情報ビット1が仮に32ビットで構
成されており、誤り訂正符号6ビット、およびデータの
先頭を示す信号として8ビットの計46ビットで伝送デ
ータが構成されているとする。1画面に2000ポイン
トの埋め込みポイントを設定すると、約43回繰り返し
て伝送することができる。ここで、伝送系における誤り
率を0.1とすると、再生時に多数決判定を行った後に
ビットに誤りが含まれる確率は、1×10E−11とな
る。伝送系における誤り率を0.2とすると5×10E
−6程度となる。この誤り率であれば、6ビットの誤り
訂正符号を用いて畳み込み復号を行った場合には、誤り
率は1×10E−9〜−10となり、エラーが発生する
確率は低く押さえることができる。
【0032】図6は本発明による情報伝送のための符号
化復号化の処理の流れの別の一実施例を示したものであ
る。図1と同じ番号のものは同じものを示す。
【0033】同図においても、図1と同様に、伝送する
情報ビット(nbit)があり、これに情報ビットをある
規則に従って変換する変換テーブルをもち、変換された
データを伝送データ(n+mbit)とする。この伝送デ
ータを伝送系によって生じるデータの変化の影響を少な
くするため、同じ伝送データを複数回(P回とする)繰
り返し伝送する。ここで、繰り返しの回数:Pを前もっ
て別な手段によって伝送することで、伝送系が複数種存
在し、それぞれ最適な繰り返し回数が異なる場合には、
伝送系に応じた繰り返し回数を設定することができる。
例えば、伝送系がディスクである場合には、記録再生時
の圧縮/伸長率とディスクのエラーレートから繰り返し
の回数を決定し、その値をディスク上の特定の部分、例
えば、TOCの領域に記録しておき、先にそれを再生す
るようにする。このような方法を用いることで、伝送系
に適した繰り返し回数で伝送データを送ることが可能と
なる。
【0034】例えば、画像データを伝送するために、M
PEG等の圧縮が行われる場合、MPEGデータフォー
マットでは画面のピクチャ単位でヘッダが存在している
ので、そのヘッダに付加情報として繰り返し回数Pを多
重してもよい。また、GOP単位で回数Pを多重しても
よい。その場合、多重回数Pをピクチャ単位、GOP単
位で伝送することができ、画像データに最適な繰り返し
が可能となる。
【0035】ここで、繰り返し回数Pの値は、解読され
ると改ざんされる恐れがあるため、Pの値を秘密にする
ため、暗号化して記録することで解読されにくくし、ア
ルゴリズムを強化することができる。
【0036】このような方法を用いて情報を伝送するこ
とにより、伝送系が複数種存在し、それぞれ最適な繰り
返し回数が異なる場合には、伝送系に応じた繰り返し回
数を設定することができ、それにより多数決判定を行う
ことにより伝送データの誤り率を低くし、誤り訂正符号
による訂正を可能とすることができる。また、これと同
じ方法により、伝送データを埋め込むポイントや、判定
のしきい値を伝送することも可能である。
【0037】図7は本発明による情報伝送のための符号
化復号化の処理の流れの別の一実施例を示したものであ
る。図1と同じ番号のものは同じものを示す。
【0038】同図において、伝送する情報ビット(nbi
t)があり、これに情報ビットをある規則に従って変換
する変換テーブルをもち、変換されたデータを伝送デー
タ(n+mbit)とする。このとき、変換後のデータは
他のデータと間違えにくいデータとすることが望まし
い。この伝送データを伝送系によって生じるデータの変
化の影響を少なくするため、同じ伝送データを複数回
(P回とする)繰り返し伝送する。ここまでが送信側で
ある。この繰り返された伝送データは伝送系を通って受
信側に送られる。受信側では、繰り返し伝送された伝送
データに対して、繰り返された回数分の多数決による判
定を行う。このデータがディジタルデータの場合にはP
/2以上の方とする。各ビットに対してnビットをP回
多数決判定を行い、伝送データ(n+mbit)を得る。
その後、変換時とは逆のテーブルにより情報ビットに逆
変換し、元の情報ビット(nbit)を得る。
【0039】このような方法を用いて情報を伝送するこ
とにより、伝送系によってデータの誤り率が高く誤り訂
正不可能な場合にも、多数決判定を行うことにより伝送
データの誤り率を低くし、誤り訂正符号による訂正を可
能とすることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、画像や音声データにコ
ピー禁止等の別の付加情報ビットを重ねて伝送する時、
伝送する情報ビットに誤りが発生した時に誤り訂正を行
うための誤り訂正符号を付加して伝送するデータとし、
この伝送データを伝送系によって生じるデータの変化の
影響を少なくするため、同じ伝送データを複数回(P回
とする)繰り返して、元の画像データに埋め込み伝送す
るようにする。
【0041】受信時には、繰り返して埋め込まれた伝送
データに対して、多数決による判定を行う。伝送データ
がP回繰り返されたならば、P個のデータに対して多く
受信された方の値を受信した値とする。これを全ビット
に対してP個ずつのデータを集めて多数決判定を行い、
伝送データを得る。その後、誤り訂正符号により情報ビ
ットの誤りを検出または訂正し、正しい情報ビットを得
る。
【0042】このような方法を用いて情報を伝送するこ
とにより、伝送系によってデータの誤り率が高く誤り訂
正不可能な場合にも、多数決判定を行うことにより伝送
データの誤り率を低くし、誤り訂正符号による訂正を可
能とすることができ、信頼性の高い付加情報を伝送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報伝送のための符号化復号化の
処理の流れの一実施例を示す図である。
【図2】伝送手段の処理の流れの一実施例を示す図であ
る。
【図3】画像データに情報ビットを埋め込む処理方法の
一実施例を示す図である。
【図4】1枚の自然画の全体における伝送データを埋め
込むポイントの一例を示す図である。
【図5】本発明本発明による情報伝送のための符号化復
号化の処理を行う信号処理装置の一実施例を示すシステ
ム構成図である。
【図6】本発明による情報伝送のための符号化復号化の
処理の流れの別の一実施例を示す図である。
【図7】本発明による情報伝送のための符号化復号化の
処理の流れの別の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…記録情報ビット、 2…誤り訂正符号付加装置、 3…繰り返しデータ生成装置、 4…記録画像データ、 5…画素ブロック分割装置、 7…伝送データの埋め込み装置、 8…圧縮及び変調処理装置、 9…記録再生切り替えSW、 10…ピックアップ、 11…ディスク、 12…スピンドルモータ、 13…伸長及び複調処理装置、 14…埋め込みデータの検出装置、 15…多数決判定装置、 16…誤り訂正装置、 17…システム制御装置、 18…再生出力制御装置、 19…再生画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉浦 裕 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 荒井 孝雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を含むデータを伝送するデータ伝送方
    法において、前記データに誤り訂正するための訂正符号
    を付加する第1のステップと、前記訂正符号を付加した
    データを複数個繰り返して伝送する第2のステップと、
    伝送データを多数決により判定する第3のステップと、
    データに誤りが含まれている場合には訂正する第4のス
    テップとからなり、 前記第3のステップは、受け取ったデータを多数決によ
    り判定し、その判定されたデータを用いて前記第4のス
    テップで誤り訂正を行うことを特徴とするデータ伝送方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ伝送方法において、
    前記前記第2のステップで繰り返した個数の情報を伝送
    する第5のステップと、前記第5のステップで伝送した
    個数の情報を受け取る第6のスッテプとからなり、前記
    第3のステップの伝送が行われる前に、前記第5のステ
    ップと前記第6のステップを行うことを特徴とするデー
    タ伝送方法。
  3. 【請求項3】情報を含むデータを伝送するデータ伝送方
    法において、 前記データを所定の変換表にしたがって変換する第1の
    ステップと、変換したデータを複数個繰り返して伝送す
    る第2のステップと、伝送データを多数決により判定す
    る第3のステップと、データを所定の変換表にしたがっ
    て逆変換する第4のステップとからなり、 前記第3のステップは、受け取ったデータを多数決によ
    り判定し、その判定されたデータを用いて前記第4のス
    テップで逆変換を行うことを特徴とするデータ伝送方
    法。
  4. 【請求項4】データを送信または受信または送受信する
    データ伝送装置において、 送信部には誤り訂正符号付加手段と、伝送データを複数
    個繰り返し生成する繰り返し手段と、受信部にはデータ
    の複数個を多数決判定する多数決判定手段と、誤りデー
    タを訂正する誤り訂正手段を備え、 前記誤り訂正符号付加手段によりデータに訂正符号を付
    加し、前記多数決判定手段は繰り返し生成された伝送デ
    ータを多数決判定し、前記誤り訂正手段にて多数決判定
    したデータを誤り訂正することを特徴とするデータ伝送
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のデータ伝送装置において、 受信した信号を出力する出力手段と、出力手段を制御す
    る出力制御手段とを備え、 前記伝送データが出力を制御するための情報であるなら
    ば、その情報に従って出力制御手段が出力手段を制御す
    ることを特徴とするデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】データを送信または受信または送受信する
    データ伝送装置において、 送信部にはデータ語と対応する符号語からなる変換表を
    記憶する第1の記憶手段と、データに対応した符号語を
    変換表から読み出す第1の読み出し手段と、伝送データ
    を複数個繰り返し生成する繰り返し手段と、受信部には
    データの複数個を多数決判定する多数決判定手段と、符
    号語と対応するデータからなる変換表を記憶する第2の
    記憶手段と、符号語に対応するデータを変換表から読み
    出す第2の読み出し手段を備え、 前記多数決判定手段は繰り返し生成された伝送データを
    多数決判定し、前記第2の読み出し手段にて多数決判定
    した符号語に対応するデータを変換表から読み出すこと
    を特徴とするデータ伝送装置。
  7. 【請求項7】画像や音声の情報である第1のデータと、
    前記第1のデータの付加情報である第2のデータと、前
    記第2のデータに誤り訂正するための訂正符号を付加す
    る訂正符号付加手段と、前記訂正符号を付加したデータ
    を複数個繰り返して伝送する繰り返し手段と、前記第1
    のデータにデータを埋め込む手段と記録フォーマットに
    変換する記録データ変換手段とを備え、前記第2のデー
    タは訂正符号を付加し、前記埋め込み手段によって繰り
    返し前記第1のデータに埋め込まれた後に、前記記録デ
    ータ変換手段により記録媒体に記録するためのフォーマ
    ットに変換され、記録媒体に記録することを特徴とする
    データ記録装置
  8. 【請求項8】請求項7記載のデータ記録装置において、
    前記繰り返し手段で繰り返した回数を記録媒体に記録す
    るようにしたことを特徴とするデータ記録装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載のデータ記録装置において、
    前記第1のデータ及び第2のデータを、前記記録データ
    変換手段により所定の単位のデータと、その所定の単位
    のデータの先頭を示す信号やアドレス等を示す信号を第
    3のデータとして付加する時、前記繰り返し手段で繰り
    返した回数を第3のデータに含めて記録媒体に記録する
    ようにしたことを特徴とするデータ記録装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のデータ記録装置におい
    て、前記繰り返し手段で繰り返した回数を別のコードに
    変換する変換手段を備え、前記繰り返し手段で繰り返し
    た回数を別のコードに変換し、第3のデータに含めて記
    録媒体に記録するようにすることを特徴とするデータ記
    録装置。
  11. 【請求項11】記録媒体からデータを再生するデータ再
    生装置において、再生データには画像や音声の情報であ
    る第1のデータと、前記第1のデータの付加情報である
    第2のデータが変換されて記録されており、前記再生デ
    ータを復調するデータ復調手段と、復調されたデータに
    埋め込まれた第2のデータを検出する検出手段と、埋め
    込まれたデータを多数決判定する多数決判定手段と、デ
    ータの誤りを訂正する誤り訂正手段とを備え、再生され
    たデータを前記データ復調手段により記録時のファーマ
    ットにしたがって復調し、復調されたデータから前記検
    出手段で埋め込まれた第2のデータを検出し、検出され
    た第2のデータを繰り返しの回数から前記多数決判定手
    段で判定し、判定された第2のデータを前記誤り訂正手
    段で訂正することを特徴とするデータ再生装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載のデータ再生装置におい
    て、前記第2のデータが所定の回数繰り返して記録され
    ており、その繰り返しの回数が記録媒体に記録されてい
    る時、繰り返しの回数を記録媒体から先に読み出して、
    前記検出手段により埋め込まれた第2のデータを検出す
    ることを特徴とするデータ再生装置。
  13. 【請求項13】請求項11記載のデータ再生装置におい
    て、前記第2のデータが所定の単位のデータに対してそ
    れぞれ異なる回数繰り返して記録されており、その繰り
    返しの回数が所定の単位のデータに対して第3のデータ
    として記録媒体に記録されている時、所定の単位のデー
    タに対する繰り返しの回数を記録媒体から所定の単位の
    データを読み出すより前に読み出して、前記検出手段に
    より埋め込まれたデータを検出することを特徴とするデ
    ータ再生装置。
  14. 【請求項14】請求項11記載のデータ再生装置におい
    て、前記第1のデータを出力する出力手段と、前記出力
    手段を制御する出力制御手段とを備え、前記第2のデー
    タの内容が前記第1のデータの出力を停止することを意
    味する場合には、前記出力制御手段により、前記出力手
    段からの第1のデータ出力を止めるように制御すること
    を特徴とするデータ再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013207410A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Fujitsu Ltd プログラム、透かし埋め込み装置及び透かし埋め込み方法

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