JPH1185074A - 表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

表示装置及び表示装置の製造方法

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JPH1185074A
JPH1185074A JP24147897A JP24147897A JPH1185074A JP H1185074 A JPH1185074 A JP H1185074A JP 24147897 A JP24147897 A JP 24147897A JP 24147897 A JP24147897 A JP 24147897A JP H1185074 A JPH1185074 A JP H1185074A
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JP24147897A
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Yoshihide Nakamura
▲吉▼秀 中村
Shuji Takiguchi
修司 滝口
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減することができ、かつ組立工
数を削減することで表示装置の製造コストの低減を図
る。 【解決手段】 本発明の表示装置20は、表面に標章部
を有する表示パネル22と、この表示パネル22と一体
成形されて分岐回路を形成するブスバー(回路体)23
と、表示パネル22の裏面側に表示パネル22と一体に
成形されたプッシュスイッチケース24と、表示パネル
22の裏面側に一体成形されて少なくとも標章部21の
裏面側に光を導く導光板25とを有している。従って、
別体の回路体、プッシュスイッチケース、導光板を設定
する必要がないので、部品点数を削減することができる
と共に、組付工数も削減することができ、製造コストの
低減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ等の標章
部が表面に設けられた表示パネルを有する表示装置及び
表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は特開平9−55262号公報等に
記載されたものと類似の表示装置1を示す。同図におい
て、表示装置1は、表示パネル2と、この表示パネル2
の裏面側に組み付けられる導光板3と、回路体4と接続
される複数種のスイッチ5と、標章部6が形成されて表
示パネル2の表面に取り付けられる銘板7とを有してい
る。スイッチ5は、表示パネル2の裏面側で接続コネク
タ8とそれぞれ接続されている。なお、図中において、
符号9は光源としてのバルブである。
【0003】スイッチ5は、図10に示すように、接続
コネクタ8が嵌合するケース10と、このケース10内
にスライド自在に組み付けられたスライダ11と、ケー
ス10内に組み付けられてブスバー(固定接点)12が
固定されると共に、接続コネクタ8内の端子と接続され
る端子部13を有した端子台14と、スライダ11のス
ライドによりブスバー12と接離する可動接点15と、
スライダ11を上記ブスバー12と可動接点15とが接
続した位置とブスバー12と可動接点15とが離れた位
置とに切り替える切替手段16とからなる。切り替え手
段16は、リターンバネ17、バネホルダ18、接点バ
ネ19等により形成されている。また、スライダ11の
一側には、ノブ(キートップ)11aが組み付けられて
いる。
【0004】そして、表示パネル2の表面側にノブ11
aが突出するように、各スイッチ5がそれぞれ独立して
回路体4に装着され、それぞれ接続コネクタ8と接続さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記表示装
置1では、複数のスイッチ5がそれぞれ独立して構成さ
れて、それぞれ接続コネクタに接続されているため、ス
イッチ自体に互換性がなく、スイッチ部品の数が多いと
いう問題を有している。
【0006】また、別々の接続コネクタをそれぞれ接続
しているため、作業工数が多く表示装置の製造コストが
高くついていた。
【0007】また、上記表示装置では、表示パネル2に
別体の回路体4、導光板3、銘板7をそれぞれ組み付け
るため、部品点数が多く、組付工数も多いので製造コス
トが高く付いていた。
【0008】そこで、本発明は、部品点数を削減するこ
とができ、かつ組立工数を削減することで表示装置の製
造コストの低減を図ることができる表示装置及び表示装
置の製造方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、表面に標章部を有する表示パネ
ルと、この表示パネルと一体成形されて分岐回路を形成
する回路体と、表示パネルの裏面側に表示パネルと一体
に成形されたプッシュスイッチケースと、表示パネルの
裏面側に一体成形されて少なくとも標章部の裏面側に光
を導く導光板を有していることを特徴としている。
【0010】この表示装置では、表示パネルに回路体、
プッシュスイッチケースが一体に成形され、導光板を二
色成形等により一体に成形しているので、表示装置の組
立の際に、従来のように別体の回路体、プッシュスイッ
チケース、導光板を表示パネルの裏面側に組み付ける工
数が不要になる。
【0011】また、表示パネルを成形すれば、回路体、
プッシュスイッチケースが表示パネルと一体に成形さ
れ、導光板が二色成形等により一体に成形されるので、
別体の回路体、プッシュスイッチケース、導光板を設定
する必要がなく、部品点数を削減することができ、作業
工数を削減することができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記回路体が長尺板状の導体からなるブスバー
で形成され、このブスバーが前記表示パネルの成形時に
インサート成形されることを特徴としている。
【0013】この表示装置では、ブスバーを表示パネル
の成形時にインサート成形して表示パネルと一体に成形
することにより、ブスバーを表示パネルに後付けで組み
付ける工程が不要になる。
【0014】請求項3の発明は、請求項2記載の発明で
あって、前記ブスバーの端子部が前記表示パネルの裏面
側に一体成形されて回路体と外部の回路体とを接続する
集約コネクタ部内に突設されていることを特徴としてい
る。
【0015】この表示装置では、回路体と外部の回路体
とを接続する場合、集約コネクタ部内に回路体の端子部
が集約されて突設されているので、この集約コネクタ部
に外部の回路体に接続されたコネクタを嵌合させれば、
接続のための工数を削減することができる。
【0016】請求項4の発明は、表面に標章部を有する
表示パネルと、この表示パネルの裏面側に設けられて分
岐回路を形成する回路体と、少なくとも標章部の裏面側
に光を導く導光板と、前記表示パネルの標章部の近傍を
挿通して前記回路体に接続されたスイッチとを備えた表
示装置の製造方法であって、前記標章部を含む表示パネ
ルの表面側の絵柄が予め印刷されたフィルムと、所定の
分岐回路に配索形成された回路体とを表示パネルを成形
する金型間に挟んだ状態で、表示パネルを成形すると同
時に前記絵柄を転写し、これと同時に前記回路体を表示
パネルにインサート成形することを特徴としている。
【0017】この表示装置の製造方法では、表示パネル
を成形する際に、金型間に絵柄が印刷されたフィルム
と、回路体とを挟み、表示パネルの成形と同時に、絵柄
を転写し、回路体をインサート成形する。この結果、表
示パネルを成形する際に、この表示パネルに、標章部を
含む絵柄が形成され、回路体が一体に成形される。
【0018】従って、銘板等の別体の標章部、別体の回
路体を設定する必要がなく、またこれらの標章部、回路
体を表示パネルに組み付ける工程も不要になる。
【0019】請求項5の発明は、請求項4記載の発明で
あって、前記表示パネルの成形時に前記スイッチのスイ
ッチケースを前記表示パネルの裏面側に一体成形するこ
とを特徴としている。
【0020】この表示装置の製造方法では、表示パネル
を成形する際に、標章部を含む絵柄を転写し、回路体を
インサート成形すると同時に、スイッチのスイッチケー
スを表示パネルと一体成形する。従って、別体のスイッ
チケースを設定する必要がなく、また、この別体のスイ
ッチケースを表示パネルの裏面側に組み付ける工程も不
要になる。
【0021】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
記載の発明であって、前記表示パネルの裏面側に前記導
光板を二色成形又は一体成形により成形することを特徴
としている。
【0022】この表示装置の製造方法では、表示パネル
を成形する際に、標章部を含む絵柄を転写し、回路体を
インサート成形すると同時に、導光板も二色成形又は一
体成形により表示パネルと一体に成形する。従って、別
体の導光板を設定する必要がなくなり、別体の導光板を
表示パネルの裏面側に組む付ける工程も不要になる。
【0023】請求項7の発明は、請求項4乃至請求項6
のいずれか一項に記載の発明であって、前記回路体が板
状の導体から分岐回路の配索経路に従って打ち抜き形成
されたブスバーであることを特徴としている。
【0024】この表示装置の製造方法では、表示パネル
の成形時に、打ち抜き形成されたブスバーをインサート
成形することにより、別体の回路体を設定する必要がな
く、別体の回路体を表示パネルの裏面側に組み付ける工
程も不要になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示装置及び
表示装置の製造方法の実施形態について説明する。
【0026】図1に示すように、本実施形態の表示装置
20は、表面に標章部(図4参照)21を有する表示パ
ネル22と、この表示パネル22と一体成形されて分岐
回路を形成する回路体としてのブスバー23と、表示パ
ネル22の裏面側に表示パネル22と一体に成形された
5カ所のプッシュスイッチケース24と、表示パネル2
2の裏面側に一体成形されて少なくとも標章部21の裏
面側に光を導く導光板25とからなる。
【0027】表示パネル22は、上部側に設けられた弧
状の屈曲部26と、下部側の平面部27と形成されてい
る。屈曲部26には、二つの矩形状の開口部28、28
が形成され、この開口部28、28の裏面側には筒壁部
29、29がそれぞれ形成されている。平面部27に
は、筒壁部29の下部に5個の同構成のプッシュスイッ
チケース24が一体成形されている。このプッシュスイ
ッチケース24内には、図2に示すように、表示パネル
22の表面側から、プッシュスイッチ30のスライダ部
分31が装着される。また、プッシュスイッチケース2
4内には、後述するブスバー23の端子部51である固
定接点49、50が設けられている。
【0028】スライダ部分31は、図3に示すように、
プッシュスイッチケース24にスライド自在に組み付け
られて固定接点49、50と接離する二つの可動接点3
2、32とを有するスライダ33と、このスライダ33
の一側に設けられて表示パネル22の表面側に突出する
キートップ34と、プッシュスイッチケース24に対し
てスライダ33を可動接点32、32が固定接点49、
50に接触した位置と離れた位置との2つの動作位置に
切り替える切替手段35とで形成されている。そして、
プッシュスイッチ30は、表示パネル22と一体に成形
されたプッシュスイッチケース24、スライダ部分31
とで構成されている。また、複数のプッシュスイッチ2
4は同じ構成のものが用いられて共通化されている。
【0029】上記可動接点32、32は、スライダ33
上に平行に突設された二つの凸壁36、36上にコ字型
の導電板37、37が被せられ、凸壁36と導電板37
との間にはばね38が配置されている。このため、スラ
イダ33のスライド時に可動接点32、32が固定接点
に対して容易に摺動することができるようになってい
る。
【0030】上記切替手段35は、ハートカム39と、
このハートカム39のカム溝に係合する係合ピン40
と、係合ピン40をスライダ33の裏面側に組み付ける
押え板41とで構成されている。また、ハートカム39
は、プッシュスイッチケース24の内側に固定されてい
る。
【0031】さらに、スライダ33の一側には、表示パ
ネル22の表面側に突出されるキートップ34が組み付
けられている。また、スライド部分31は、プッシュス
イッチケース24に装着された状態で、リターンバネ4
3によって、キートップ34が表示パネル22から突出
する方向に常時付勢されている。
【0032】そして、キートップ34が表示パネル22
から突出している状態では、可動接点32、32が固定
接点49、50と非接触状態であり、キートップ34を
表示パネル22内に押し込むと、可動接点32、32が
固定接点49、50に接触する。また、この状態は切替
手段35により保持される。
【0033】上記プッシュスイッチケース24の下部に
は、3個のスイッチホルダ44、45、46が表示パネ
ル22と一体に形成されている。これらのスイッチホル
ダ44、45、46には、ダイアルスイッチ(不図示)
が支持されている。
【0034】また、3個のスイッチホルダ44、45、
46の周囲には、少なくとも表示パネル22の標章部2
1の裏面側にバルブ48からの光を導く導光板25が表
示パネル22と一体に成形されている。この導光板25
は、表示パネル22の裏面側に組み付けられたバルブ4
8の光をスイッチホルダ43、44、45の周囲に導
く。
【0035】また、表示パネル22には、回路体として
のブスバー23がインサート成形されている。このブス
バー23は、長尺板状の導体からなり、表示パネル22
の成形時にインサート成形される。また、このブスバー
23は分岐回路を形成しており、各プッシュケース24
内の固定接点49、50を形成する端子部51と、外部
の回路体と接続される端子部52とが形成形成されてい
る。
【0036】外部の回路体と接続される端子部52は、
スイッチホルダ44、45、46の下部に集約されて表
示パネル22と一体に成形された集約コネクタ部53内
に突設されている。この集約コネクタ部53内には、外
部の回路と接続された接続コネクタが挿入嵌合する。
【0037】次に上記表示装置20の製造方法について
説明する。
【0038】図4に示すように、標章部21含む表示パ
ネル22の表面側の絵柄54が予め印刷されたフィルム
55を、図5に示すように予備成形型56、56によっ
て表示パネル22の形状に予め形付ける。この予備成形
によって、フィルム55のひけや割れが防止される。次
に、図6に示すように、表示パネル22を成形する金型
57、57間にフィルム55と、別の工程で予め形成さ
れたブスバー23を挟み、表示パネル22を射出成形す
る。この表示パネル22の成形と同時に標章部21を含
む絵柄54が表示パネル22に転写されると共に、ブス
バー23が表示パネル22とインサート成形される。
【0039】また、表示パネル22の成形時に、プッシ
ュスイッチケース24、スイッチホルダ44、45、4
6、集約コネクタ部53も一体に成形する。そして、図
7に示すように、プレスによるトリミング加工を行うこ
とで、プッシュスイッチ30、ダイアルスイッチが挿通
する孔部や余分な部分を切除する。そして、この表示パ
ネル22と導光板25とを二色成形により一体に成形す
る。これにより、プッシュスイッチケース24、スイッ
チホルダ44、45、46、ブスバー23、集約コネク
タ部53、導光板25が一体に成形された表示パネル2
2が形成され、スライダ部分31が各プッシュスイッチ
ケース24に組み付けられ、スイッチホルダ45、4
6、47にダイアルスイッチが組み付けられて表示装置
20が完成する。
【0040】なお、図8に示すように、ブスバー23
は、予め一枚の銅板58を所定の経路の分岐回路に対応
してプレス金型59、59により打ち抜き形成する。
【0041】以上説明したように、本実施形態の表示装
置20では、表示パネル22の成形時に、分岐回路を形
成するブスバー23をインサート成形し、プッシュスイ
ッチケース24、スイッチホルダ44、45、46、集
約コネクタ部53を一体に成形することにより、別体の
ブスバー、プッシュスイッチケース、スイッチホルダ、
集約コネクタ部を表示パネル22の裏面側に組み付ける
工程が不要になり、作業工数を低減して製造コストを低
減することができる。
【0042】また、別体のプッシュスイッチケースや、
スイッチホルダ、別体の回路体を設定する必要がないの
で、部品点数を低減することができる。
【0043】また、本実施形態の表示装置の製造方法に
よれば、表示パネル22を成形する際に、金型57、5
7間に絵柄54が印刷されたフィルム55と、ブスバー
23とを挟み、表示パネル22の成形と同時に、絵柄5
4を転写し、ブスバー23をインサート成形する。この
結果、表示パネル22を成形する際に、この表示パネル
22に、標章部21を含む絵柄54が形成され、ブスバ
ー23が一体に成形されるので、別体の標章部、別体の
ブスバーを設定する必要がなく、またこれらの標章部、
ブスバーを表示パネル22に組み付ける工程も不要にな
る。
【0044】また、表示パネル22と導光板25とを二
色成形により一体に成形することにより、別体の導光板
を設定する必要がなく、別体の導光板を組み付ける工程
も不要になって、製造コストの低減を図ることができ
る。
【0045】また、本実施形態の表示装置20では、プ
ッシュスイッチ30を同構成のものとして共通化したこ
とで、スイッチの種類を低減することができ、部品点数
を低減することが可能となる。
【0046】また、本実施形態の表示装置20では、集
約コネクタ部53にブスバー23の端子部52を集約す
ることで、他の回路体と接続された接続コネクタを集約
コネクタ部に嵌合させれば、他の回路体と容易に接続す
ることができる。従って、他の回路体との接続作業が容
易になり、例えばインストルメントパネル内の回路と接
続する際の作業が容易になる。
【0047】また、本実施形態の表示装置20では、別
体の部品を組み付けることがなく、一体構造としたこと
で裏面側が単純な構造となるため、光源としてのバルブ
48を交換する場合にも、他の部分が邪魔になることが
なく、容易に交換することができ、メンテナンスが容易
になる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、表示パネルに回路体、プッシュスイッチケース、
導光板が一体に成形されているので、表示装置の組立の
際に、従来のように別体の回路体、プッシュスイッチケ
ース、導光板を表示パネルの裏面側に組み付ける工数が
不要になる。
【0049】また、表示パネルを成形すれば、回路体、
プッシュスイッチケース、導光板が表示パネルと一体に
成形されるので、別体の回路体、プッシュスイッチケー
ス、導光板を設定する必要がなく、部品点数を削減する
ことができる。
【0050】請求項2の発明によれば、ブスバーを表示
パネルの成形時にインサート成形して表示パネルと一体
に成形することにより、ブスバーを表示パネルに後付け
で組み付ける工程が不要になる。
【0051】請求項3の発明によれば、回路体と外部の
回路体とを接続する場合、集約コネクタ部内に回路体の
端子部が突設されて集約されているので、この集約コネ
クタ部に外部の回路体に接続されたコネクタを嵌合させ
れば、接続のための工数を削減することができる。
【0052】請求項4の発明によれば、表示パネルを成
形する際に、金型間に絵柄が印刷されたフィルムと、回
路体とを挟み、表示パネルの成形と同時に、絵柄を転写
し、回路体をインサート成形することで、表示パネルを
成形する際に、この表示パネルに、標章部を含む絵柄が
形成され、回路体が一体に成形される。従って、別体の
標章部、別体の回路体を設定する必要がなく、また、こ
れらの標章部、回路体を表示パネルに組み付ける工程も
不要になる。
【0053】請求項5の発明によれば、表示パネルを成
形する際に、標章部を含む絵柄を転写し、回路体をイン
サート成形すると同時に、スイッチのスイッチケースを
表示パネルと一体成形する。従って、別体のスイッチケ
ースを設定する必要がなく、また、この別体のスイッチ
ケースを表示パネルの裏面側に組み付ける工程も不要に
なる。
【0054】請求項6の発明によれば、表示パネルを成
形する際に、標章部を含む絵柄を転写し、回路体をイン
サート成形すると同時に、導光板も二色成形により表示
パネルと一体に成形する。従って、別体の導光板を設定
する必要がなくなり、別体の導光板を表示パネルの裏面
側に組む付ける工程も不要になる。
【0055】請求項7の発明によれば、表示パネルの成
形時に、打ち抜き形成されたブスバーをインサート成形
することにより、別体の回路体を設定する必要がなく、
別体の回路体を表示パネルの裏面側に組み付ける工程も
不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の実施形態を示す斜視図
である。
【図2】本発明に係る表示装置のスイッチを示す断面図
である。
【図3】本発明に係る表示装置のスイッチのスライダ部
分を示す分解斜視図である。
【図4】標章部を含む絵柄が予め印刷されたフィルムを
示す正面図である。
【図5】図4に示すフィルムを予め表示パネルの形状に
形付ける状態を示す側面図である。
【図6】表示パネルを成形すると共に、ブスバーをイン
サートし、フィルムの絵柄を転写した状態を示す斜視図
である。
【図7】不要な部分を切除した状態を示す斜視図であ
る。
【図8】銅板をプレス加工により所定の分岐回路に配索
された形状に打ち抜いた状態を示す斜視図である。
【図9】従来の表示装置の構成を示す斜視図である。
【図10】従来の表示装置のプッシュスイッチの構成を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
20 表示装置 21 標章部 23 ブスバー(回路体) 24 プッシュスイッチケース 25 導光板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に標章部を有する表示パネルと、こ
    の表示パネルと一体成形されて分岐回路を形成する回路
    体と、表示パネルの裏面側に表示パネルと一体に成形さ
    れたプッシュスイッチケースと、表示パネルの裏面側に
    一体成形されて少なくとも標章部の裏面側に光を導く導
    光板とを有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記回路
    体が長尺板状の導体からなるブスバーで形成され、この
    ブスバーが前記表示パネルの成形時にインサート成形さ
    れることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、前記ブス
    バーの端子部が前記表示パネルの裏面側に一体成形され
    て回路体と外部の回路体とを接続する集約コネクタ部内
    に突設されていることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 表面に標章部を有する表示パネルと、こ
    の表示パネルの裏面側に設けられて分岐回路を形成する
    回路体と、少なくとも標章部の裏面側に光を導く導光板
    と、前記表示パネルの標章部の近傍を挿通して前記回路
    体に接続されたスイッチとを備えた表示装置の製造方法
    であって、前記標章部を含む表示パネルの表面側の絵柄
    が予め印刷されたフィルムと、所定の分岐回路に配索形
    成された回路体とを表示パネルを成形する金型間に挟ん
    だ状態で、表示パネルを成形すると同時に前記絵柄を転
    写し、これと同時に前記回路体を表示パネルにインサー
    ト成形することを特徴とする表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明であって、前記表示
    パネルの成形時に前記スイッチのプッシュスイッチケー
    スを前記表示パネルの裏面側に一体成形することを特徴
    とする表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載の発明であっ
    て、前記表示パネルの裏面側に前記導光板を二色成形又
    は、一体成形により成形することを特徴とする表示装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に
    記載の発明であって、前記回路体が板状の導体から分岐
    回路の配索経路に従って打ち抜き形成されたブスバーで
    あることを特徴とする表示装置の製造方法。
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JP (1) JPH1185074A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7347579B2 (en) 2005-06-15 2008-03-25 Takata Corporation Buckle apparatus and seat belt apparatus
GB2562475A (en) * 2017-05-12 2018-11-21 Delphi Tech Inc Display module and manufacturing method thereof

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