JPH1183206A - 冷凍装置の運転制御装置 - Google Patents

冷凍装置の運転制御装置

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JPH1183206A
JPH1183206A JP9250297A JP25029797A JPH1183206A JP H1183206 A JPH1183206 A JP H1183206A JP 9250297 A JP9250297 A JP 9250297A JP 25029797 A JP25029797 A JP 25029797A JP H1183206 A JPH1183206 A JP H1183206A
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JP
Japan
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expansion valve
discharge pipe
electronic expansion
value
pipe temperature
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Application number
JP9250297A
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English (en)
Inventor
Seiya Kira
誠也 吉良
Takashi Benno
岳志 辨野
Hisashi Takechi
久史 武市
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/15Hunting, i.e. oscillation of controlled refrigeration variables reaching undesirable values

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 吐出管温度が過度に上昇する急激な過渡運転
状態時に、電子膨張弁の迅速な応答を確保する。 【解決手段】 通常の冷暖房時に圧縮機の吐出管温度T
2を最適値とする電子膨張弁の目標動作量(PfZY)
を算出と同時に、(PfZY)が予め設定した足切り値
を超える場合に、(PfZY)を該足切り値に足切りし
てこれを実動作量Pとし、該動作量Pだけ電子膨張弁を
動作させる。かかる構成により電子膨張弁が開弁方向に
動作する場合で且つ吐出管温度T2が所定値以上である
場合には、(PfZY)を足切りして求められた実動作
量Pが、更に吐出管温度T2に応じて設定された加算値
αだけ加算補正され、この補正後のPに基づき電子膨張
弁が開動作し、該弁のPを加算補正しない場合に比し、
補正量の分だけ弁の開動作が迅速となり、短時間最適な
運転状態に移行されると共に、弁開動作に基づく吐出管
温度のハンチングの発生が未然に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、冷凍装置の運転
制御装置に関し、さらに詳しくは電子膨張弁の動作量を
足切りするようにしたものにおいて、該電子膨張弁の開
動作時における動作量の設定制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和機等の冷凍装置にお
いては、電子膨張弁による冷媒の減圧量、即ち、開閉動
作量を、当該冷凍装置において最大の冷凍能力及び運転
効率が得られるように算出するとともに、その動作量
(即ち、目標動作量(パルス数))の算出を、冷媒の過
熱度あるいは湿り度をより的確に反映する圧縮機の吐出
管温度を基準として行うようにしている。
【0003】また一方、この電子膨張弁の動作量は、こ
れが過度に大きくなると急激な開度変化によって圧縮機
の信頼性が損なわれることになるため、圧縮機の信頼性
の確保の観点から、冷凍装置の能力確保等の観点から求
められる上記目標動作量に、開動作方向及び閉動作方向
の双方にそれぞれ一定の足切り値を設定している。即
ち、例えば図4に示すように、目標動作量「Pfzy」
を開動作方向の値「+8(パルス)」と閉動作方向の値
「−3(パルス)」とにより区画し、目標動作量「Pf
zy」が「+8〜−3」の範囲内である場合には、該目
標動作量をそのまま実動作量「P」として採用するが、
目標動作量「Pfzy」が「Pfzy>+8」の範囲で
ある場合には一律にこれを「+8」に足切りする。ま
た、目標動作量「Pfzy」が「Pfzy<−3」の範
囲である場合には、該目標動作量「Pfzy」を一律に
「−3」に足切りするとともに、特に目標動作量「Pf
zy」が「−8以下」である場合には該目標動作量「P
fzy」を一律に「−5」に足切りするようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
電子膨張弁の動作量を足切りするようにした場合、特に
該電子膨張弁の開動作時においては次のような問題があ
った。即ち、例えば、室内空調用の空気調和機におい
て、通常運転途中に部屋の窓が閉じた状態から急激に開
放されたような場合には吐出管温度が急激に上昇して冷
媒の過熱度が過大となり空調能力の低下を来すため、上
記電子膨張弁はかかる異常状態を解消して最適な運転状
態とすべく開動作するが、この電子膨張弁の開動作の動
作量が足切りを受けることから、その開動作が緩慢とな
り、最適な運転状態に移行するまでに時間がかかるとと
もに、場合によってはかかる電子膨張弁の開動作の緩慢
により吐出管温度がハンチングし、これらにより空調特
性が損なわれるという問題があった。
【0005】そこで本願発明では、電子膨張弁の開動作
の動作量に足切りを設けたものにおいて、何らかの原因
により吐出管温度が過度に上昇する急激な過渡運転状態
時に、該電子膨張弁の迅速な開動作を確保し、より迅速
に最適な運転状態に移行し得るようにした冷凍装置の運
転制御装置を提供せんとしてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0007】本願の第1の発明では、圧縮機と四路切換
弁と凝縮器とレシーバと電子膨張弁と蒸発器とを冷媒管
路で順次接続してなる冷媒回路を備え、通常の冷・暖房
運転時には、上記圧縮機の吐出管温度を最適値とする上
記電子膨張弁の目標動作量を算出するとともに、該目標
動作量が予め設定した足切り値を越える場合には該目標
動作量を該足切り値に足切りしてこれを実動作量とし、
該実動作量だけ上記電子膨張弁を動作させるようにした
冷凍装置の運転制御装置において、上記電子膨張弁が開
弁方向に動作する場合で且つ吐出管温度が所定値以上で
ある場合には、上記実動作量を、吐出管温度に応じて設
定した加算値だけ加算補正することを特徴としている。
【0008】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる冷凍装置の運転制御装置において、上記加算値
を、上記吐出管温度が高いほど大きな値となるように複
数段階に設定したことを特徴としている。
【0009】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0010】 本願の第1の発明にかかる冷凍装置の
運転制御装置によれば、電子膨張弁が開弁方向に動作す
る場合で且つ吐出管温度が所定値以上である場合、即
ち、吐出管温度の過上昇の危険性があり迅速に電子膨張
弁を開動作させて素早く最適な運転状態に移行させる必
要がある場合には、目標動作量を足切りして求められた
実動作量が、さらに吐出管温度に応じて設定された加算
値だけ加算補正され、この加算補正後の実動作量に基づ
いて上記電子膨張弁が開動作することになる。この結
果、例えば、かかる加算補正が行われず、足切り後の実
動作量そのままで開動作される場合に比して、上記電子
膨張弁の開動作の動作がより迅速となり、それだけ素早
く短時間で冷凍装置の運転状態が最適な運転状態に移行
され、吐出管温度の過度の上昇が可及的に抑制されると
ともに、電子膨張弁の緩慢な開動作に基づく吐出管温度
のハンチングの発生が未然に防止され、これらの結果、
電子膨張弁の開動作の動作量に足切りを設けている構成
にも拘わらず、良好な運転特性が実現されるものであ
る。
【0011】 本願の第2の発明にかかる冷凍装置の
運転制御装置によれば、上記第1の発明にかかる冷凍装
置の運転制御装置において、上記加算値を、上記吐出管
温度が高いほど大きな値となるように複数段階に設定し
ているので、吐出管温度に基づく電子膨張弁の開動作の
制御がより緻密に行われることとなり、それだけ上記
に記載の効果がさらに顕著となるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかる冷凍装置
の運転制御装置を、空気調和機の運転制御装置を例にと
って具体的に説明する。
【0013】図1には、本願発明の運転制御装置が適用
される空気調和機の全体システムを示している。この空
気調和機は、圧縮機1と四路切換弁2と冷房運転時には
疑縮器として作用し暖房運転時には蒸発器として作用す
る室外熱交換器3とレシーバ4と減圧機構として作用す
る電子膨張弁5と冷房運転時には蒸発器として作用し暖
房運転時には凝縮器として作用する室内熱交換器6とを
冷媒配管を介して順次接続してなる冷媒回路Aを備えて
おり、上記四路切換弁2の切換作動により、冷房運転時
には実線矢印で示す方向に、暖房運転時には破線矢印で
示す方向に冷楳を可逆流通させ得るようにされている。
尚、符号7は室外熱交換器3に送風する室外ファン、8
は室内熱交換器6に送風する室内ファンである。
【0014】上記冷媒回路Aには、4個の逆止弁9A〜
9Dからなる冷媒流通制御機構9が付設されており、該
冷媒流通制御機構9により、冷房運転時には室外熱交換
器3からの液冷媒がレシーバ4及び上記電子膨張弁5を
経て室内熱交換器6へ流れ、暖房運転時には室内熱交換
器6からの液冷媒がレシーバ4及び電子膨張弁5を経て
室外熱交換器3へ流れるように冷楳流通方向が制御され
る。
【0015】また、上記レシーバ4の上部と上記電子膨
張弁5の下流側とは、キャピラリチューブ20を介設し
たガス抜き通路19により連通されている。このガス抜
き通路19により上記レシーバ4内のガスを抜き取るこ
とで該レシーバ4への液冷媒の溜め込み量を最大とする
ことができるようになっている。
【0016】また、上記冷媒回路Aには、圧縮機1の吸
入圧力が所定値以下となった時に動作する低圧スイッチ
10と、圧縮機1の吐出圧力が所定値以上となった時に
動作する高圧スイッチ11と、圧縮機1の吐出管温度
「T2」を検出する吐出管温度センサー12と、外気温
度を検出する外気温センサー13と、室外熱交換器3の
冷媒温度を検出する外熱交温度センサー14と、室内熱
交換器6の冷媒温度を検出する内熱交温度センサー15
と、室内空気温度を検出する室温センサー16とが付設
されている。
【0017】上記圧縮機1と上記四路切換弁2と上記室
外熱交換器3と上記レシーバ4と上記電子膨張弁5及び
上記室外ファン7とで室外ユニットXが構成され、ま
た、上記室内熱交換器6と上記室内ファン8とで室内ユ
ニットYが構成される。尚、符号24は液側閉鎖弁、2
5はガス側閉鎖弁である。
【0018】上記室外ユニットXには、上記低圧スイッ
チ10,高圧スイッチ11,吐出管温度センサー12,
外気温センサー13及び外熱交温度センサー14のそれ
ぞれからの信号を受けて各種の演算処理を行って、上記
圧縮機1,四路切換弁2,室外ファン7及び上記電子膨
張弁5のそれぞれに制御信号を出力する室外制御ユニッ
ト21が設けられている。
【0019】一方、上記室内ユニットYには、上記内熱
交温度センサー15及び上記室温センサー16からの信
号入力により各種の演算処理を行って、上記室内ファン
8へ制御信号を出力する室内制御ユニット23が設けら
れている。尚、上記室内制御ユニット23は、リモート
コントローラ22との間で信号の授受が行われる。ま
た、上記室外制御ユニット21と室内制御ユニット23
との間においても信号の授受が行われる。
【0020】ところで、このような空気調和機において
は、従来より、空気調和機等の冷凍装置においては、電
子膨張弁の開閉動作量を、当該冷凍装置において最大の
冷凍能力及び運転効率が得られるように算出するととも
に、その目標とすべき動作量の算出を、冷媒の過熱度あ
るいは湿り度をより的確に反映する圧縮機の吐出管温度
を基準として行うようにする一方、さらにこれに加え
て、電子膨張弁の動作量が過度に大きくなると急激な開
度変化によって圧縮機の信頼性が損なわれることから圧
縮機の信頼性確保の観点から、上記電子膨張弁の目標動
作量に一定の足切り値を設定し、目標動作量が過大であ
る場合にはこれを足切りして電子膨張弁が急激な開度変
化をしないようにしているが、このように電子膨張弁の
動作量に足切りを設けた場合、例えば、室内空調用の空
気調和機において何らかの原因で冷・暖房負荷が急増し
圧縮機1の吐出管温度が急激に上昇し、これを受けて、
最適な運転状態に移行させるべく上記電子膨張弁5が開
動作する場合に、上記動作量の足切りにより上記電子膨
張弁5の開動作が緩慢となり、吐出管温度の過度の上
昇、あるいは開動作の緩慢さに起因して吐出管温度にハ
ンチングが発生し空調特性が損なわれるおそれがあるこ
とは既述の通りである。
【0021】かかる従来の問題点を解決すべくこの実施
形態のものにおいては、従来と同様に電子膨張弁の動作
量に一定の足切りを設けたものにおいて、その足切り後
の動作量(即ち、従来ならば、そのまま実動作量として
出力される値)に、吐出管温度に応じて(換言すれば電
子膨張弁の開度要求度合いに応じて)設定した加算値を
加算補正してこれを補正後の実動作量として出力するこ
とで、動作量の足切りを基本制御としたものでありなが
ら吐出管温度が所定値以上の場合には足切りされた動作
量よりも大きな動作量で電子膨張弁を迅速に開動作させ
て吐出管温度の過度の上昇を的確に抑えることができる
ようにしている。以下、この電子膨張弁の動作量の加算
補正制御の内容を、図2及び図3を参照して説明する。
【0022】図2のフローチャートにおいて、制御開始
後、先ず最初に、現在の運転状態が通常の冷房あるいは
暖房運転時がどうかを判定する(ステップS1)。ここ
で、通常運転時でない場合、例えば起動制御時とかサー
モオフ制御時等においては足切り制御等は行わないので
そのままリターンする。
【0023】これに対して、通常運転時であると判定さ
れた場合には、先ずステップS2において、現在の吐出
管温度「T2」等のデータを読み込むとともに、ステップ
S3において最適吐出管制御により電子膨張弁5の目標
動作量「Pfzy」を求める。尚、この目標動作量「P
fzy」は、最大の冷暖房能力及び運転効率等が得られ
るように、吐出管温度、外気温度、室内及び室外の各熱
交換器の温度等に基づいて演算により算出されるもので
あり、その算出方法は従来周知であるためここでの説明
は省略する。
【0024】次に、上記目標動作量「Pfzy」を一定
の足切り条件の下で(例えば、図4に示す如き足切り値
の設定の下で)足切りし、足切り後の動作量、即ち、足
切り動作量「P1」を求める(ステップS4)。
【0025】しかる後、吐出管温度に応じた動作量の加
算補正を行う。先ず、ステップS5において加算補正の
条件の適否を判定する。即ち、吐出管温度「T2」が1
10℃以上で、且つ上記足切り動作量「P1」が「P1
0」である時(即ち、開動作の要求である時)に初めて
加算補正の条件成立と判定し、これ以外の場合には加算
補正は行わず、上記足切り動作量「P1」をそのまま実
動作量「P」とし(ステップS13)、この実動作量
「P」を出力して電子膨張弁5を開動作させる。
【0026】これに対して、ステップS5において、加
算補正の条件成立と判定された場合には、加算補正の実
行に移行する。尚、ここで、加算補正の加算値「α」の
設定について説明する。この実施形態においては、図3
に示すように、動作量の加算補正が必要な運転状態とし
て、吐出管温度「T2」が110℃以上の領域を設定
し、さらにこの運転領域を吐出管温度「T2」によって
「120<T2」の領域と「115<T2≦120」の
領域及び「110<T2≦115」の領域の三つの領域
に分け、それぞれその吐出管温度領域における加算値
「α」を、「10パルス」、「5パルス」及び「2パル
ス」と、吐出管温度が高くなる程(換言すれば、開動作
要求が大きい程)加算値の値が大きくなるように(換言
すれば、電子膨張弁の開動作時が迅速となるように)設
定している。
【0027】フローチャートのステップS6に戻って、
ここで現在の吐出管温度「T2」が120℃よりも高い
と判定された場合には、図3のテーブルから加算値「α
=10」を読み出し(ステップS8)、またステップS
7において吐出管温度「T2」が115℃〜120℃の
範囲であると判定された場合には加算値「α=5」を読
み出し(ステップS9)、さらに吐出管温度「T2」が
110℃〜115℃の範囲である場合には加算値「α=
2」を読み出す(ステップS7及びステップS10)。
【0028】しかる後、ステップS11において、吐出
管温度「T2」に対応して求められた加算値「α」を上
記ステップS3で求めた足切り動作量「P1」に加算し
てそれぞれ吐出管温度「T2」に対応した実動作量
「P」を求める。そして、この実動作量「P」を出力
し、上記電子膨張弁5をこの実動作量「P」にて開動作
させる(ステップS12)。
【0029】このように、吐出管温度「T2」が所定温
度(この実施形態では「110℃」)よりも高いとき
に、電子膨張弁5の開動作の動作量を、目標動作量「P
fzy」を足切りして求めた足切り動作量「P1」に吐
出管温度「T2」に対応して設定した加算値「α」を加
算して求め、これを実動作量「P」とし、この加算補正
後の実動作量「P」によって上記電子膨張弁5を開動作
させることで、例えば、かかる加算補正が行われず足切
り動作量「P1」によって上記電子膨張弁5が開動作さ
れる場合に比して、上記電子膨張弁5の開動作の動作が
より迅速となり、それだけ素早く短時間で空気調和機の
運転状態が最適な運転状態に移行され、吐出管温度「T
2」の過度の上昇が可及的に抑制されるとともに、電子
膨張弁5の緩慢な開動作に基づく吐出管温度のハンチン
グの発生が未然に防止され、これらの結果、電子膨張弁
5の開動作の動作量に足切りを設けている構成にも拘わ
らず、良好な運転特性が実現されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる運転制御装置が適用される空
気調和機の冷媒回路図である。
【図2】本願発明にかかる運転制御装置における電子膨
張弁の開動作時の制御のフローチャートである。
【図3】電子膨張弁の動作量の補正テーブルである。
【図4】電子膨張弁の動作量の足切り制御の説明図であ
る。
【符号の説明】
1は圧縮機、2は四路切換弁、3は室外熱交換器、4は
レシーバ、5は電子膨張弁、6は室内熱交換器、7は室
外ファン、8は室内ファン、9は冷媒流通制御機構、9
A〜9Dは逆止弁、10は低圧スイッチ、11は高圧ス
イッチ、12は吐出管温度センサ、13は外気温セン
サ、14は外熱交温度センサ、15は内熱交温度セン
サ、16は室温センサ、19はガス抜き通路、20はキ
ャピラリチューブ、21は室外制御ユニット、22はリ
モートコントローラ、23は室内制御ユニット、24は
液側閉鎖弁、25はガス側閉鎖弁、Xは室外ユニット、
Yは室内ユニット、Zは冷媒回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)と四路切換弁(2)と凝縮
    器(3)とレシーバ(4)と電子膨張弁(5)と蒸発器
    (6)とを冷媒管路で順次接続してなる冷媒回路(Z)
    を備え、通常の冷・暖房運転時には、上記圧縮機(1)
    の吐出管温度(T2)を最適値とする上記電子膨張弁
    (5)の目標動作量(Pfzy)を算出するとともに、
    該目標動作量(Pfzy)が予め設定した足切り値を越
    える場合には該目標動作量(Pfzy)を該足切り値に
    足切りしてこれを実動作量(P)とし、該実動作量
    (P)だけ上記電子膨張弁(5)を動作させるようにし
    た冷凍装置の運転制御装置であって、 上記電子膨張弁(5)が開弁方向に動作する場合で且つ
    吐出管温度(T2)が所定値以上である場合には、上記実
    動作量(P)を、吐出管温度に応じて設定した加算値
    (α)だけ加算補正することを特徴とする冷凍装置の運
    転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記加算値(α)が、上記吐出管温度(T2)が高いほど大
    きな値となるように複数段階に設定したことを特徴とす
    る冷凍装置の運転制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016513781A (ja) * 2013-03-27 2016-05-16 三菱電機株式会社 蒸気圧縮システムおよび蒸気圧縮システムを制御する方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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