JPH1182649A - 無段変速トランスミッション - Google Patents

無段変速トランスミッション

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JPH1182649A
JPH1182649A JP25041097A JP25041097A JPH1182649A JP H1182649 A JPH1182649 A JP H1182649A JP 25041097 A JP25041097 A JP 25041097A JP 25041097 A JP25041097 A JP 25041097A JP H1182649 A JPH1182649 A JP H1182649A
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JP
Japan
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gear
motor
engine
continuously variable
variable transmission
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JP25041097A
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English (en)
Inventor
Shigeo Imazu
滋雄 今津
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低公害・低燃費・高性能化のため、非常に広い
可変範囲を持ち、高出力、大排気量にも対応可能で、な
おかつ、ガソリン/電気ハイブリット車としても応用可
能な無段変速トランスミッションとする。 【解決手段】サンギア3と複数の遊星ギア6,6,6と
リングギア15からなる遊星ギア機構2を設け、サンギ
ア3にエンジン5の駆動軸5aを連結し、複数の遊星ギ
ア6,6,6を装着する遊星ギアホルダ7Aにモータ1
3の回転軸13aを連結し、リングギア15に出力軸を
連結し、エンジン5の回転数に対するモータ13の回転
数を制御することにより、ギア比を広範囲に変化させ、
車両の前進、後退、停止がギア比で出力可能なことを特
徴とする無段変速トランスミッション1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン及びモー
タの双方から入力トルクを受け取ることができ、ガソリ
ン/電気ハイブリット車としても応用可能な無段変速ト
ランスミッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】2輪、4輪を含め車両に求められる基本
的な性能は、高い動力性能と低燃費・低公害である。し
かしながら、従来の内燃機関は、燃料を燃やして出力を
得るわけであるから、高い動力性能を得ようとすると、
より多くの燃料を燃やす必要があり、低燃費・低公害と
は相反する結果となってしまう。
【0003】そこで、エンジン自体ではなく、エンジン
からの出力をいかに効率よく利用するかを考慮すると、
エンジンの出す出力は、エンジンの回転数により変化
し、ある一定の回転数で最大の出力を発生するのである
から、高い加速性能を得るためには、常に最大出力の発
生するエンジン回転数近辺を使用して走行すればよいこ
とになる。また、低燃費・低公害は、単位時間当たりの
燃焼回数が少ないほど、つまりエンジンの回転数が低い
ほど燃料消費・排出ガス量は少なくなるということにな
る。
【0004】このようなエンジンの使い方が状況に応じ
て常にできれば良いわけであるが、既存のマニュアル・
トランスミッション(MT)又はオートマチック・トラ
スミッション(AT)では3〜5種類のギア比を手動も
しくは自動で選択して走行するわけであるから、最大出
力発生回転数1点にエンジン回転を合わせて加速するこ
とは不可能であるし、クルーズ走行中に、車両をその速
度を維持するぎりぎりの低いエンジン回転数にしていた
のでは、次に加速したい時にいちいちシフトダウンしな
くては、一切の加速が出来ない。そこで、無段変速トラ
ンスミッションを使用すれば、最大加速時は、車速の増
加に従ってギア比を連続的に変化させることで、常にエ
ンジンの回転数を最大出力発生回転数に維持しながら加
速することができ、又クルーズ走行時は実際にクルーズ
に必要なぎりぎりの低い出力までエンジン回転を落と
し、その後、加速が必要な場合は、適時ギア比を変化さ
せることで必要な加速を得ることが可能となり、非常に
高いレベルで「高い動力性能」と「低燃費・低公害」を
両立することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無段変速トランスミッションは、スチールベルトと円周
の変化するプーリーの組み合わせで構成されているた
め、以下のような弱点があった。 (1)ベルトとプーリーの間で、作動音、磨耗、発熱、
馬力ロスが発生する。 (2)ベルトの耐久性上、高出力の伝達が難しい。 (3)構造上、ギア比を変化できる範囲が限られてい
る。
【0006】そこで、本発明は、低公害・低燃費・高性
能化のため、非常に広い可変範囲を持ち、高出力、大排
気量にも対応可能で、なおかつ、ガソリン/電気ハイブ
リット車としても応用可能な無段変速トランスミッショ
ンを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、サンギアと複数の遊星ギア
とリングギアからなる遊星ギア機構を設け、前記サンギ
アにエンジンの駆動軸を連結し、前記複数の遊星ギアを
装着する遊星ギアホルダにモータの回転軸を連結し、前
記リングギアに出力軸を連結し、前記エンジンの回転数
に対する前記モータの回転数を制御することにより、ギ
ア比を広範囲に変化させ、車両の前進、後退、停止がギ
ア比で出力可能なことを特徴とする無段変速トランスミ
ッションとした。また、サンギアと複数の遊星ギアとリ
ングギアからなる遊星ギア機構を設け、前記サンギアに
モータの回転軸を連結し、前記複数の遊星ギアを装着す
る遊星ギアホルダにエンジンの駆動軸を連結し、前記リ
ングギアに出力軸を連結し、前記エンジンの回転数に対
する前記モータの回転数を制御することにより、ギア比
を広範囲に変化させ、車両の前進、後退、停止がギア比
で出力可能なことを特徴とする無段変速トランスミッシ
ョンとした。
【0008】また、前記モータが発電機の機能も有する
ことを特徴とする無段変速トランスミッションとした。
また、前記モータの回転軸と前記遊星ギアホルダの間
に、又は前記モータの回転軸と前記サンギアの間に変速
ギアを介在してなることを特徴とする無段変速トランス
ミッションとした。また、前記車両のアクセル開度及び
車速信号に応じて前記エンジンの回転数に対する前記モ
ータの回転数を制御してなることを特徴とする無段変速
トランスミッションとした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明によ
る無段変速トランスミッションの実施の形態を説明す
る。図1は、本発明による無段変速トランスミッション
を示す構成図、図2は図1に示す無段変速トランスミッ
ションの遊星ギア機構部分の側断面図、図3は図1に示
す無段変速トランスミッションの遊星ギア機構の分解斜
視図、図4は遊星ギア機構の概略正面図、図5は遊星ギ
ア機構の拡大模式図である。
【0010】図1乃至図4に示すように、無段変速トラ
ンスミッション1は遊星ギア機構2を有している。この
遊星ギア機構2のサンギア3にはエンジン5の駆動軸5
aが連結されている。また、サンギア3には遊星ギア
6,6,6が噛合しており、遊星ギア6,6,6は円形
の遊星ギアホルダ7Aに突設されたピン8,8,8にカ
ラー10,10,10を介して回転自在に支持されてい
る。更に、ピン8,8,8の先端部には正面視略三角形
の三辺の形状の遊星ギアホルダ7Bが装着され(図3参
照)、ピン8,8,8の先端に螺合したナット12,1
2,12で抜け止めされている。すなわち、遊星ギア
6,6,6は遊星ギアホルダ7A,7Bに装着され、一
体となってサンギア3の回りを公転するようになってい
る。
【0011】そして、前記遊星ギアホルダ7Aの中心孔
の遊星ギア側の略半分には前記サンギア3に連結したエ
ンジン5の駆動軸5aの先端が回転自在に挿入され、前
記遊星ギアホルダ7Aの中心孔の他の略半分にはモータ
13の回転軸13aの先端が嵌合され固設されている。
すなわち、遊星ギアホルダ7Aはエンジン5の駆動軸5
aに対しては回転自在で、モータ13の回転軸13aと
共に回転するようになっている。
【0012】また、遊星ギア6,6,6はリングギア1
5とも噛合しており、サンギア3、遊星ギア6,6,6
及びリングギア15から遊星ギア機構2が構成されてい
る。また、リングギア15はリング状のリングギアホル
ダー16Aに装着され、このリングギアホルダー16A
は円形のリングギアホルダー16Bに固設され、リング
ギアホルダー16Bにはアウトプットギア17が固定さ
れている。すなわち、リングギア15、リングギアホル
ダー16A,16B及びアウトプットギア17は一体と
なって回転する。
【0013】前記リングギアホルダー16B及びアウト
プットギア17には中央に孔が明けられ、この中央の孔
にエンジン5の駆動軸5aが回転自在に挿通されてい
る。図2中、18,19はエンジン5の駆動軸5aに対
して、リングギアホルダー16B及びアウトプットギア
17が軸方向に移動するのを防止するため、駆動軸5a
に固設された円板である。更に、リングギア15の回転
はリングギアホルダー16A,16B及びアウトプット
ギア17を介してディファレンシャルギア20に伝達さ
れ、左右の車軸21,22を回転させるようになってい
る。
【0014】また、図1に示すように、エンジン5に直
結したACジェネレータ25で発電された電気は制御装
置26を経てバッテリー27に充電され、バッテリー2
7に充電された電気は制御装置26を経てモータ13に
供給される。モータ13でブレーキ制動時に発電した電
気は制御装置26を経てバッテリー27に充電される。
そして、アクセル開度及び車速の信号28が制御装置2
6に入力されて処理され、エンジン5の回転数に対する
モータ13の回転数を制御するようになっている。
【0015】次に、上述構成の無段変速トランスミッシ
ョンの作用を図5を参照して説明する。 モータ回転(遊星ギア6の公転)=ギア比×エンジン回
転(サンギア3の回転)であれば、リングギア15は回
転しない。 モータ回転(遊星ギアの公転)>ギア比×エンジン回転
(サンギアの回転)であれば、リングギアは時計方向に
回転する。 モータ回転(遊星ギアの公転)<ギア比×エンジン回転
(サンギアの回転)であれば、リングギアは反時計方向
に回転する。
【0016】ここで、無段変速トランスミッション1の
サンギア3の半径をa、遊星ギア6の半径をb、サンギ
ア3の回転数をNa、遊星ギア6の公転数をnb、リン
グギア15の回転数をNcとすると、次のような関係式
が成り立つ。〔ケース1〕リングギアの回転数Ncを
0、遊星ギアの自転数(回転数)Nbを1とすると遊星
ギアの公転数nbは2πb/2π(a+2b)=b/
(a+2b)となる。よって、サンギアの回転数Na
は、 (2πb/2πa)×遊星ギアの自転数Nb+遊星ギアの公転数nb =(2πb/2πa)×1+b/(a+2b) =(b/a)×1+b/(a+2b) ={2b(a+b)}/{a(a+2b)} となる。
【0017】〔ケース2〕リングギアの回転数Ncを0
回転、遊星ギアの自転数をNb回転とすると、遊星ギア
の公転数nbは{2πb/2π(a+2b)}×Nb=
{b/(a+2b)}×Nbとなる。よって、サンギア
の回転数Naは、 (2πb/2πa)×遊星ギアの自転数Nb+遊星ギアの公転数nb =(2πb/2πa)×Nb+{b/(a+2b)}×Nb =(b/a)×Nb+{b/(a+2b)}×Nb ={2b(a+b)}/{a(a+2b)}×Nb となる。
【0018】〔ケース3〕リングギアの回転数をNc回
転、遊星ギアの自転数をNb回転とすると、遊星ギアの
公転数nbは{2πb/2π(a+2b)}×Nb+N
c={b/(a+2b)}×Nb+Ncとなる。よっ
て、サンギアの回転数Naは、 (2πb/2πa)×遊星ギアの自転数Nb+遊星ギアの公転数nb =(2πb/2πa)×Nb+{b/(a+2b)}×Nb+Nc =(b/a)×Nb+{b/(a+2b)}×Nb+Nc ={2b(a+b)}/{a(a+2b)}×Nb+Nc となる。
【0019】従って、サンギアの回転数Na、遊星ギア
の公転数nb、リングギアの回転数Ncの関係は次式の
ように表すことができる。 Nc={2(a+b)×nb−a×Na}/(a+2
b) この式をベースに、エンジン5によるサンギア3の回転
数Naを1000rpm、モータ8による遊星ギア6の
公転数nbを100〜2000rpm、サンギア3と遊
星ギア6の半径比を0.5〜2.0と想定して、出力回
転であるリングギア15の回転数Ncをシミュレートす
ると図6、図7、図8に示すようになる。
【0020】例えば、図7に示すように、サンギアの半
径aと遊星ギアの半径bの半径比が1.0の場合、エン
ジン5によるサンギア3の回転数Naが1000rpm
で、モータ8による遊星ギアの公転数nbを2000r
pmとすると、リングギア15の回転数Ncは2333
rpmとなり、また遊星ギアの公転数nbを1000r
pmとすると、リングギアの回転数Ncは1000rp
mとなり、また遊星ギアの公転数nbを300rpmと
すると、リングギアの回転数Ncは67rpmとなり、
エンジンの回転数に対するモータの回転数を調整するこ
とにより、非常に広い範囲のギア比を得ることができ、
しかも無段でスムーズに変速することができる。
【0021】また、遊星ギアの公転数nbを250rp
mとすると、リングギアの回転数Ncは0となるので、
クラッチ機構がなくても動力を伝達したり遮断したりす
ることができ、クラッチレスを実現できる。更に、遊星
ギアの公転数nbを250rpm以下とすると、リング
ギアは逆方向に回転するので、リバースギアの構成が不
要となる。なお、図6、図7及び図8においては、エン
ジン5によるサンギア3の回転数Naを1000rpm
としたが、これに限らず、他の様々な回転数としてもよ
いことは勿論である。
【0022】従って、動力伝達系はすべてギアで構成す
るため、ベルト・プーリー伝動形無段変速トランスミッ
ションに比して、ベルトによる磨耗、発熱、馬力ロスは
少なく、既存のマニュアル・トランスミッションのレベ
ルに収めることができる。また、動力伝達系はすべてギ
アで構成するため、高出力によりベルトが切れるような
こともなく、高出力のエンジンにも対応することが可能
である。また、ギア比を無限大にすることが可能なた
め、クラッチやトルクコンバーター機構が不要である。
【0023】また、図1に示すように、アクセル開度及
び車速信号28が制御装置26に入力されると、制御装
置26がエンジン5の回転数に対してモータ13を最適
な回転数に制御するようになっている。また、エンジン
5とモータ13によるハイブリット走行が可能なため、
バッテリー27の充電量及びACジェネレーター25の
発電量に余裕がある場合には、制御装置26がエンジン
5の出力を絞り、モータ13の動力を主に走行すること
ができる。また、車両減速時にモータ13を電気ブレー
キとして作用させ、すなわち発電機として作動させ、発
電した電気は制御装置26を介してバッテリー27に充
電させ、エネルギーの回収を行うことができる。また、
車両発進時には、エンジン5を主として作動させ、通常
のガソリン車のように車両を急速に加速させることがで
き、ガソリン車がもつ運転の楽しみを満喫できる。
【0024】次に、図9を参照して本発明による無段変
速トランスミッションの他の実施形態を示す。図9に示
す無段変速トランスミッション31は、図1に示す無段
変速トランスミッション1のサンギア3にモータ13の
回転軸13aを連結し、遊星ギアホルダ7Aにエンジン
5の駆動軸5aを連結しており、その他は上述した無段
変速トランスミッション1と同様に構成されているの
で、図1に示す無段変速トランスミッションと同様な効
果を得ることができる。
【0025】なお、上述実施の形態では、サンギアにエ
ンジン5の駆動軸5aを連結し、遊星ギアホルダにモー
タ13の回転軸13aを連結するか、又はサンギアにモ
ータ13の回転軸13aを連結し、遊星ギアホルダにエ
ンジン5の駆動軸5aを連結したが、これに限定される
わけではなく、モータ13の回転軸13aと遊星ギアホ
ルダ又はサンギアの間に変速ギアを介在させてもよく、
エンジン5の駆動軸5aとサンギア又は遊星ギアホルダ
の間に変速ギアを介在させてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動力伝達系はすべてギアで構成されているため、ベルト
・プーリー伝動形無段変速トランスミッションに比し
て、ベルトによる磨耗、発熱、馬力ロスは少なく、既存
のマニュアル・トランスミッションのレベルに収めるこ
とができる。また、動力伝達系はすべてギアで構成する
ため、高出力によりベルトが切れるようなこともなく、
高出力のエンジンにも対応することが可能である。ま
た、エンジンとモータの回転数を調整することにより、
非常に広い範囲のギア比を得ることができ、車両の前
進、後退、停止がすべてギア比で出力が可能なため、ク
ラッチやトルクコンバーター機構が不要である。更に、
ギア比を負にすることが可能なため、リングギアを逆方
向に回転させ、すなわち車両を後退させることができ、
リバースギアの構成が不要となる。
【0027】また、車両のアクセル開度及び車速信号に
応じて、エンジンの回転数に対してモータを最適な回転
数に制御することができ、効率のよい走行が可能とな
る。また、エンジンとモータによるハイブリット走行が
可能なため、バッテリーの充電量に余裕がある場合に
は、エンジンの出力を絞り、モータの動力を主に走行す
ることができる。また、減速時にモータを発電機として
作動させ、エネルギーの回収を行うことができる。ま
た、現行のトランスミッション位置にモータと遊星ギア
機構を直列配置することで、既存の車体レイアウトを大
幅に変更することなく本発明による無段変速トランスミ
ッションを搭載可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無段変速トランスミッションを示
す構成図である。
【図2】図1に示す無段変速トランスミッションの遊星
ギア機構部分の側断面図である。
【図3】図1に示す無段変速トランスミッションの遊星
ギア機構の分解斜視図である。
【図4】遊星ギア機構の概略正面図である。
【図5】遊星ギア機構の拡大模式図である。
【図6】サンギアの回転数Naを1000rpm、遊星
ギアの公転数nbを100〜2000rpm、サンギア
と遊星ギアの半径比を0.5と0.75と想定して、出
力回転であるリングギアの回転数Ncをシミュレートし
た図である。
【図7】サンギアの回転数Naを1000rpm、遊星
ギアの公転数nbを100〜2000rpm、サンギア
と遊星ギアの半径比を1.0と1.25と想定して、出
力回転であるリングギアの回転数Ncをシミュレートし
た図である。
【図8】サンギアの回転数Naを1000rpm、遊星
ギアの公転数nbを100〜2000rpm、サンギア
と遊星ギアの半径比を1.5と2.0と想定して、出力
回転であるリングギアの回転数Ncをシミュレートした
図である。
【図9】本発明による無段変速トランスミッションの他
の実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 無段変速トランスミッション 2 遊星ギア機構 3 サンギア 5 エンジン 5a エンジンの駆動軸 6,6,6 遊星ギア 7A 遊星ギアホルダ 7B 遊星ギアホルダ 8 ピン 13 モータ 13a モータの回転軸 15 リングギア 16A リングギアホルダー 16B リングギアホルダー 17 アウトプットギア 20 ディファレンシャルギア 25 ACジェネレータ 26 制御装置 27 バッテリー 28 アクセル開度及び車速信号 31 無段変速トランスミッション

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンギアと複数の遊星ギアとリングギア
    からなる遊星ギア機構を設け、 前記サンギアにエンジンの駆動軸を連結し、前記複数の
    遊星ギアを装着する遊星ギアホルダにモータの回転軸を
    連結し、前記リングギアに出力軸を連結し、前記エンジ
    ンの回転数に対する前記モータの回転数を制御すること
    により、ギア比を広範囲に変化させ、車両の前進、後
    退、停止がギア比で出力可能なことを特徴とする無段変
    速トランスミッション。
  2. 【請求項2】 サンギアと複数の遊星ギアとリングギア
    からなる遊星ギア機構を設け、 前記サンギアにモータの回転軸を連結し、前記複数の遊
    星ギアを装着する遊星ギアホルダにエンジンの駆動軸を
    連結し、前記リングギアに出力軸を連結し、前記エンジ
    ンの回転数に対する前記モータの回転数を制御すること
    により、ギア比を広範囲に変化させ、車両の前進、後
    退、停止がギア比で出力可能なことを特徴とする無段変
    速トランスミッション。
  3. 【請求項3】 前記モータが発電機の機能も有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の無段変速トランス
    ミッション。
  4. 【請求項4】 前記モータの回転軸と前記遊星ギアホル
    ダの間に、又は前記モータの回転軸と前記サンギアの間
    に変速ギアを介在してなることを特徴とする請求項1又
    は2又は3に記載の無段変速トランスミッション。
  5. 【請求項5】 前記車両のアクセル開度及び車速信号に
    応じて前記エンジンの回転数に対する前記モータの回転
    数を制御してなることを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4に記載の無段変速トランスミッション。
JP25041097A 1997-09-16 1997-09-16 無段変速トランスミッション Pending JPH1182649A (ja)

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