JPH1182406A - 油圧作業機の制御装置 - Google Patents

油圧作業機の制御装置

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JPH1182406A
JPH1182406A JP24106597A JP24106597A JPH1182406A JP H1182406 A JPH1182406 A JP H1182406A JP 24106597 A JP24106597 A JP 24106597A JP 24106597 A JP24106597 A JP 24106597A JP H1182406 A JPH1182406 A JP H1182406A
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JP
Japan
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valve
control device
hydraulic
control
working machine
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JP24106597A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Taji
浩 田路
Masatake Arai
誠剛 新井
Hidekazu Oka
秀和 岡
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Yutani Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバー中立時におけるエネルギーロスを
低減することができ、耳障りな絞り音の発生を防止する
ことができる油圧作業機の制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンによって駆動する油圧ポンプ1
と、その油圧ポンプ1からの吐出油によって作動するア
クチュエータと、そのアクチュエータに対応して設けら
れる操作レバーとを有し、操作レバーのすべてが中立位
置にあるときに、油圧ポンプ1からコントロールバルブ
2a,3a,4aのセンタバイパスを介し一定のスタン
バイ流量をタンク15に循環させる油圧作業機の制御装
置において、操作レバーのすべてが中立位置であること
を検出する圧力センサ11と、スタンバイ流量を循環さ
せる流路に設けられ、該流路を連通させるか、または切
り換えることによってスタンバイ流量をアンロードする
切換弁14と、圧力センサ11によって操作レバーが中
立位置であることが検出されたときに、切換弁14をア
ンロード側に切り換えるコントローラ9とを備えてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベル,油圧
クレーン等の油圧作業機に関し、特に操作レバーが中立
状態にあるときに一定のスタンバイ流量を供給する油圧
作業機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ショベルの油圧制御装置とし
ては、一般的にタンデムセンタタイプのコントロールバ
ルブが採用されている。この種のコントロールバルブで
は、中立位置のときにA,Bどちらのポートもブロック
されているため、フロントアタッチメントを作動させて
いる油圧シリンダを固定することができ、なお且つ、ポ
ンプPポートとタンクTポートは連通されているため無
負荷となり、エネルギーロスの低減を図ることができる
ようになっている。そして、操作レバーが中立位置にあ
る状態で主ポンプから一定のスタンバイ流量を供給する
ことにより操作性を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操作レ
バーが中立位置にある状態で一定のスタンバイ流量を供
給している従来の油圧制御装置では、操作レバーを操作
していないときに、コントロールバルブのセンターバイ
パスを通じてタンクに過剰な吐出油が戻されており、タ
ンクに戻る流路で発生する背圧によってエネルギーロス
が発生している。特に、図5に示すようなネガティブコ
ントロール回路を備えたものでは、コントロールバルブ
40のセンターバイパスの下流側に絞り弁41とネガコ
ンリリーフ弁42が設けられているため、エネルギーロ
スに加え、操作レバー43が中立状態にあるときに耳障
りな絞り音が発生するという欠点がある。
【0004】詳しくは、同図に示す油圧制御装置では、
コントロールバルブ40a,40b,40cのセンター
バイパスの下流側に絞り弁41を接続してネガティブコ
ントロール信号発生管路を形成し、その管路における絞
り弁41の上流側からパイロット管路44を分岐させポ
ンプ制御部45に接続している。すなわち、主ポンプ4
6からコントロールバルブ40のセンターバイパスを経
てタンク47に戻される吐出油を絞り弁41によって絞
ることにより、主ポンプ46制御用の信号圧をパイロッ
ト管路44に導入している。
【0005】詳しくは、ネガコン回路では、主ポンプ4
6の吐出量を制御するためのゲインを確保する上で絞り
弁41を設けている。例えば流量QT を50l/min に絞
り、主ポンプ46の制御部45に流れる吐出油の圧力P
iの上限を、ネガコンリリーフ弁42により40kg/cm2
でカットすることにより、図6に示すように、Piが0
kg/cm2〜40kg/cm2の範囲で主ポンプ46を制御するこ
とができるようになる。従って、操作レバーが中立位置
であるときにおいても一定量の吐出油を循環させる必要
がある。
【0006】本発明は以上のような従来の油圧制御装置
の課題を考慮してなされたものであり、操作レバー中立
時におけるエネルギーロスを低減することができ、耳障
りな絞り音の発生を防止することができる油圧作業機の
制御装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンによ
って駆動する油圧ポンプと、該油圧ポンプからの吐出油
によって作動するアクチュエータと、該アクチュエータ
に対応して設けられる操作体とを有し、操作体のすべて
が中立位置にあるときに、油圧ポンプからコントロール
バルブのセンタバイパスを介し一定のスタンバイ流量を
タンクに循環させる油圧作業機の制御装置において、操
作体のすべてが中立位置であることを検出する中立位置
検出手段と、スタンバイ流量を循環させる流路に設けら
れ、該流路を連通させるか、または切り換えることによ
ってスタンバイ流量をアンロードする切換弁と、中立位
置検出手段によって操作体の中立位置が検出されたとき
に、切換弁をアンロード側に切り換える制御手段とを備
えた油圧作業機の制御装置である。
【0008】本発明において制御手段は、すべての操作
体が所定時間継続して中立位置であるときに、切換弁を
アンロード側に切り換えるように構成することが好まし
い。本発明において制御手段は、切換弁をアンロード側
に切り換えるとともに、エンジンを設定された回転数よ
りも低い回転数で運転させることが好ましい。本発明に
おいて制御手段は、切換弁がアンロード側に切り換えら
れた際に、油圧ポンプの吐出油量を最小傾転に設定する
ように構成することが好ましい。
【0009】本発明において、スタンバイ流量を循環さ
せる流路を、コントロールバルブのセンターバイパスの
後段に絞り弁を配置したネガティブコントロール回路で
構成し、切換弁を絞り弁の上流側に配置することができ
る。
【0010】ネガティブコントロール回路を備えた本発
明では、制御手段は、切換弁がアンロード側に切り換え
られた際に、そのネガティブコントロール回路を遮断し
て油圧ポンプの吐出油量を最小傾転に設定するように構
成することが好ましい。
【0011】このように、本発明は、ネガティブコント
ロール回路、すなわち、主ポンプからの吐出油がコント
ロールバルブのセンターバイパスを経て直接タンクに戻
されるのを絞り弁を用いて絞り、その絞り弁の上流側に
生じた油圧をポンプ制御部に導き、主ポンプの吐出油量
を減少させる回路を備えた油圧システムに適用すること
ができるが、これに限らず、ネガコン回路以外の回路か
らなる油圧システム、例えば、操作レバー中立時におい
てレギュレータの指令により一定流量を確保しているよ
うな油圧制御装置にも適用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した好ましい実施
の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本
発明に係る油圧作業機の制御装置の第一の実施形態を示
したものである。
【0013】同図において、1はアクチュエータに圧油
を供給する可変容量型からなる主ポンプであり、その主
ポンプ1とアクチュエータとしての例えば走行用の油圧
モータ2、作業用のブームシリンダ3、アームシリンダ
4との間にはそれぞれコントロールバルブ2a,3a,
4aが介設されている。各コントロールバルブ2a,3
a,4aは、操作体としての操作レバー2b,2b´,
3b,4bの各リモコン弁から出力されるパイロット圧
によってアクチュエータに供給される圧油の量、流れ方
向を制御するようになっている。例えば、操作レバー4
bを操作してパイロット圧をイ側ポートまたはロ側ポー
トに作用させることにより、油圧モータ2を減速または
加速させるようになっている。コントロールバルブ2
a,3a,4aの後段には絞り弁5が備えられネガティ
ブコントロール(以下ネガコンと略称する)信号発生管
路6が形成されている。
【0014】このネガコン信号発生管路6における絞り
弁5の上流側から分岐するパイロット管路7には、圧力
計8が備えられ、この圧力計8の出力は、マイクロコン
ピュータから構成される制御手段としてのコントローラ
9に与えられる。
【0015】また、操作レバー2b,2b´に接続され
ているリモコン弁2c,2c´の二次圧は、シャトル弁
10を介して中立位置検出手段としての圧力センサ11
によって検出され、その検出結果がコントローラ9に与
えられる。また、操作レバー3b,4bも同様に図示し
ない圧力センサによってその検出結果がコントローラ9
に与えられる。従って、コントローラ9は操作レバーの
操作状態を監視することができるようになっている。
【0016】コントローラ9は、比例制御弁12を介し
て主ポンプ1を制御するようになっており、また、電磁
弁13を介して切換弁としてのアンロード弁14を切り
換えるようになっている。このアンロード弁14は、主
ポンプ1の吐出側管路におけるコントロールバルブ2
a,3a,4aの前段に接続され、作動油タンク15に
通じるバイパス流路を連通または遮断するようになって
いる。なお、図中、符号16はネガコンリリーフ弁であ
り、17は主ポンプ1を駆動させるエンジンである。上
記構成を有する本実施形態の制御動作を図2のフローチ
ャートに従って説明する。
【0017】まず、コントローラ9は圧力センサ11か
ら出力される信号を監視することにより操作レバーのす
べてが中立位置にあるかどうかを判断する(ステップS
1)。ここでYESであれば、操作レバーのすべてを中
立位置にした状態が所定時間以上継続されているかどう
かを判断する(ステップS2)。具体的には、コントロ
ーラ9に内蔵されている内部クロックを用いて計時を行
い、4秒を経過していると、アンロード弁14を油路遮
断位置ホから油路連通位置ヘに切り換え、コントロール
バルブ2a,3a,4aのセンタバイパスを流れるスタ
ンバイ流量を無負荷の状態にするとともに、ネガコン信
号ラインを遮断して主ポンプ1の制御部1aを最小傾転
とし、ネガコン信号を一定にする(ステップS3)。ま
た、同時に、コントローラ9は、図示しないエンジンの
回転数を、所定の回転数よりも低い回転数に設定する。
所定の回転数とは具体的には2000rpm であり、また、所
定の回転数よりも低い回転数とは具体的には1000rpm で
ある。
【0018】従来のネガコン回路では、主ポンプ1の吐
出油量をアンロードさせると、ネガコン圧が減少し、結
果的に主ポンプからの吐出油量を増加させてしまうこと
になり、スタンバイ流量をアンロードさせるという本発
明の効果とは逆の効果となる。従って、本発明では、操
作レバーが中立位置であることを検出してアンロード弁
14を切り換えると同時に、主ポンプ1の吐出油量が増
加しないように最小傾転に設定するようにしている。
【0019】また、操作レバーの中立位置が4秒以上継
続された後にアンロード弁14を切り換える目的は次の
通りである。すなわち、操作レバーが中立位置になる毎
にアンロード弁を油路遮断位置ホから油路連通位置ヘに
切り換えるように構成すると、中立位置に戻して間を空
けずに操作レバーを操作した場合に、アンロード状態か
ら復帰させる際のタイムラグが原因で、例えば作動の応
答遅れが生じるなど、フロントアタッチメントの操作性
に悪影響を及ぼす可能性がある。これを避けるために、
頻繁にアンロード状態にさせないようにしている。
【0020】ステップS3に次いで、中立位置に戻され
た操作レバーが操作開始されたかどうかを判断し(ステ
ップS4)、YESであれば上記ステップS3の処理を
解除して(ステップS5)操作レバーのすべてが再び中
立位置に戻されるまで待機する。
【0021】なお、ステップS1において、コントロー
ルバルブ2a,3a,4aと接続されているいずれか一
つの操作レバーが操作された場合、また、ステップS2
において、操作レバーが中立位置に戻されたが4秒を経
過する前に操作開始された場合については、コントロー
ラ9はアンロード弁14に対し開弁信号を出力せず、従
ってアンロード弁14は油路遮断位置ホが保持されてい
る。この状態で、絞り弁5の前段に生じた油圧信号が圧
力センサ8によって検出されコントローラ9に与えられ
ると、コントローラ9は、従来のネガコン回路の制御と
同様に、主ポンプ1の制御部1aに対し、吐出油量を減
少させるよう制御する。
【0022】また、本発明は、上記したエンジン回転数
を低回転数に設定する構成として、オートデセル制御回
路と組み合わせることができる。オートデセル制御と
は、油圧作業機のエンジン回転数を制御するものであ
り、操作レバーのすべてが中立状態になった時点から遅
延時間を経過したとき低速回転数運転を指令し、作業継
続中たまたま操作レバーのすべてが中立状態になったと
しても遅延時間を経過しないうちに操作レバーの少なく
とも一つを作動状態にすれば、エンジンの回転数が低下
しないようにエンジン回転数を制御するものである。
【0023】そこで、本発明においてアンロード弁14
をアンロード側に切り換えるタイミングを、オートデセ
ル作動が働くタイミングに合わせるように構成すること
ができる。このように、レバー操作の中立位置を検知し
てスタンバイ流量をアンロード弁でアンロードすると
き、エンジン回転数と主ポンプ1の傾転とを同時に制御
することで、操作レバー中立時におけるエネルギーロス
をより効果的に低減し、耳障りな絞り音をより確実に防
止することができる。また、アンロード弁14が頻繁に
作動しないため、操作性に悪影響を及ぼす作動遅れ等を
防止することができる。
【0024】図3は本発明の他の実施形態を示したもの
である。なお、以降の図において図1と同じ構成要素に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。同図に
示す構成では、コントロールバルブ2a,3a,4aと
ネガコンリリーフ弁16との間の流路に、カット弁を利
用した構成のアンロード弁20を設けている。操作レバ
ーが中立位置であることが検出され、且つ所定時間以
上、中立位置が継続されると、コントローラ21は、ア
ンロード弁20を油路連通位置トからアンロード位置チ
に切り換えるようになっている。なお、油路遮断位置リ
は、ブームやアームの合流作動をする際に切り換えられ
る。また、図中、符号22,23はアンロード弁20の
スプール移動を制御するための比例制御弁,電磁弁をそ
れぞれ示している。
【0025】図4は本発明のさらに他の実施形態を示し
たものである。同図に示す構成では、第一のポンプ1,
第二のポンプ1´を有し、アンロード位置を付加した構
成の走直弁30を介して走行用の油圧モータ2と作業用
のフロントアタッチメント3,4とを切り換えるように
構成している。この構成では、コントローラ31が走直
弁32を電磁弁32を介してヌ位置からル位置に切り換
えることにより、第一ポンプ1及び第二ポンプ1´から
の吐出油がアンロードされるようになっている。なお、
走直弁30を比例制御弁33を介してヲ位置に切り換え
れば、走行用のコントロールバルブ2aについては第一
ポンプ1から、また、フロントアタッチメント用のコン
トロールバルブについては第二ポンプ1´からそれぞれ
作動油が分岐供給される。
【0026】なお、本発明では圧力センサの個数を削減
するため、リモコン弁に接続されているシャトル弁の出
力側に圧力センサを設けたが、これに限らず、各リモコ
ン弁それぞれに圧力センサを設けてもよい。
【0027】また、本発明は、上記ネガコン回路に限ら
ず、ネガコン以外の油圧制御システムであって、レギュ
レータの指令によってスタンバイ流量を一定量確保して
いるような油圧制御システムに適用することができる。
また、本発明は、上記実施形態の油圧ショベルに限ら
ず、油圧クレーン等のように任意の油圧作業機に適用さ
れうる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、操作レバー中立時におけるエネルギー
ロスを低減することができる。また、耳障りな絞り音の
発生を防止することができるという長所を有する。
【0029】また、操作レバーが中立位置に戻された状
態が所定時間継続した後に、アンロード弁を切り換える
本発明では、エネルギーロスを図ることができると同時
に応答遅れが発生しないため操作性の低下を防止するこ
とができる。
【0030】さらにまた、油圧ポンプを最小傾転にする
とともに例えばオートデセルと連動させることによりエ
ンジン回転数を低回転に制御する本発明では、絞り音の
発生をより効果的に防止しつつ、頻繁にアンロード作動
することを防止して操作性の低下を防止することができ
るという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧作業機の制御装置に係る第一の実
施形態を示す回路図である。
【図2】図1の制御装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図3】本発明の制御装置の第二の実施形態を示す回路
図である。
【図4】本発明の制御装置の第三の実施形態を示す回路
図である。
【図5】従来のネガコン回路を備えた油圧制御装置を示
す回路図である。
【図6】図5の絞り弁の機能を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 主ポンプ 2a,3a,4a コントロールバルブ 2b 操作レバー 2c リモコン弁 5 絞り弁 6 ネガコン信号発生管路 7 パイロット管路 8 圧力計 9 コントローラ 11 圧力センサ 12 比例制御弁 13 電磁弁 14 アンロード弁 15 作動油タンク 16 ネガコンリリーフ弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 秀和 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 油谷 重工株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンによって駆動する油圧ポンプ
    と、該油圧ポンプからの吐出油によって作動するアクチ
    ュエータと、該アクチュエータに対応して設けられる操
    作体とを有し、前記操作体のすべてが中立位置にあると
    きに、前記油圧ポンプからコントロールバルブのセンタ
    バイパスを介し一定のスタンバイ流量をタンクに循環さ
    せる油圧作業機の制御装置において、 前記操作体のすべてが中立位置であることを検出する中
    立位置検出手段と、 前記スタンバイ流量を循環させる流路に設けられ、該流
    路を連通させるか、または切り換えることによって前記
    スタンバイ流量をアンロードする切換弁と、 前記中立位置検出手段によって前記操作体の中立位置が
    検出されたときに、前記切換弁をアンロード側に切り換
    える制御手段と、 を備えたことを特徴とする油圧作業機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、すべての前記操作体が
    所定時間継続して中立位置であるときに、前記切換弁を
    アンロード側に切り換える請求項1記載の油圧作業機の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記切換弁をアンロー
    ド側に切り換えるとともに、前記エンジンを設定された
    回転数よりも低い回転数で運転させる請求項1または2
    に記載の油圧作業機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記切換弁がアンロー
    ド側に切り換えられた際に、前記油圧ポンプの吐出油量
    を最小傾転に設定する請求項1〜3のいずれかに記載の
    油圧作業機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記スタンバイ流量を循環させる流路
    が、コントロールバルブのセンターバイパスの後段に絞
    り弁を配置したネガティブコントロール回路から構成さ
    れ、前記切換弁を前記絞り弁の上流側に配置してなる請
    求項1記載の油圧作業機の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記切換弁がアンロー
    ド側に切り換えられた際に、前記ネガティブコントロー
    ル回路を遮断して前記油圧ポンプの吐出油量を最小傾転
    に設定する請求項5記載の油圧作業機の制御装置。
JP24106597A 1997-09-05 1997-09-05 油圧作業機の制御装置 Withdrawn JPH1182406A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097579A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 建設機械の油圧回路
JP2009103271A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Kayaba Ind Co Ltd 油圧回路および建設機械用油圧制御装置
JP2009121586A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 建設機械用油圧ポンプ制御装置
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JP2013127273A (ja) * 2011-12-16 2013-06-27 Caterpillar Sarl 流体圧制御回路および作業機械

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