JPH1182185A - エンジン - Google Patents

エンジン

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JPH1182185A
JPH1182185A JP9248809A JP24880997A JPH1182185A JP H1182185 A JPH1182185 A JP H1182185A JP 9248809 A JP9248809 A JP 9248809A JP 24880997 A JP24880997 A JP 24880997A JP H1182185 A JPH1182185 A JP H1182185A
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豊 平山
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    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】排気再循環方式のエンジンにおいて、簡単な構
成で樹脂製吸気マニホールドに対する熱的影響を抑える
ようにする。 【解決手段】エンジン本体36の樹脂製吸気マニホール
ド内に排気マニホールド32からEGRガスを導く排気
再循環装置38が取り付けられるエンジンにおいて、排
気再循環装置38を排気マニホールド32から排出され
るEGRガスが導入される第1のEGRパイプ70と、
導入されたEGRガスを調整するEGRバルブ72と、
該EGRバルブ72を通過したEGRガスを樹脂製の吸
気マニホールドに導く第2のEGRパイプ74とを有し
て構成する。そして、EGRバルブ72をシリンダヘッ
ド30における排気側取付面42に取り付け、排気還流
通路の一部(通路100)をシリンダヘッド30内に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン本体の樹
脂製吸気マニホールド内に排気管からEGRガスを導く
排気還流通路が取り付けられるエンジンに関し、特に、
その排気還流の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、排気浄化の一方式として、排気再
循環方式(EGR:エキゾースト・ガス・リサーキュレ
ーション)が広く行われており、この方式は、エンジン
から排出される排ガスの一部(一般に、EGRガスと称
されている)を吸気系へ再循環させて新気と混ぜ、燃焼
温度を下げて窒素酸化物の発生を抑える方法である。
【0003】最近では、樹脂製の吸気マニホールドを使
用して、軽量化や生産性の向上を図るようにしたエンジ
ンが提案されている(例えば特許第2582966号参
照)。この従来例では、排気管から排出されるEGRガ
スが高温であることから、樹脂製の吸気マニホールドを
用いる場合、高温のEGRガスによる熱的影響に対して
十分な対策を施す必要がある。
【0004】従来は、特許第2582966号にもある
ように、排気還流管のうち、樹脂製の吸気マニホールド
に結合される部分を二重管構造として、該部分に断熱空
気層を形成することにより、樹脂製の吸気マニホールド
に伝わる熱量を十分に小さく抑えるようにした例が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
排気還流の構成においては、排気還流管における吸気マ
ニホールド近傍部での構造が複雑になるというおそれが
ある。
【0006】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、排気再循環方式のエンジンにおいて、簡
単な構成で樹脂製吸気マニホールドに対する熱的影響を
抑えることができるエンジンを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジン本体
の樹脂製吸気マニホールド内に排気管からEGRガスを
導く排気還流通路が取り付けられるエンジンにおいて、
前記排気還流通路の一部をシリンダヘッド内に形成して
構成する。
【0008】これにより、前記排気管から排出されるE
GRガスの熱がシリンダヘッド内の排気還流通路にて奪
われるため、前記EGRガスの温度を下げることがで
き、排気再循環方式における樹脂製吸気マニホールドの
耐久性を向上させることができる。この場合、EGRガ
スが通る排気還流通路の一部をシリンダヘッド内に設け
るようにしているため、部品を増加する必要がなく、構
造の複雑化を回避することができる。
【0009】そして、前記構成において、前記排気還流
通路のうち、シリンダヘッドから前記樹脂製吸気マニホ
ールドまでの部分を前記エンジン本体の前方に配置する
ことが望ましい。この場合、走行風によってEGRガス
を冷却(空冷)することができ、効率よくEGRガスの
温度を下げることができる。
【0010】また、本発明は、エンジン本体の樹脂製吸
気マニホールド内に排気管からEGRガスを導く排気還
流通路が取り付けられるエンジンにおいて、EGRバル
ブをシリンダヘッドにおける排気管の取付面に取り付
け、前記排気還流通路の一部をシリンダヘッド内に形成
し、前記シリンダヘッド内の冷却水通路で前記排気還流
通路を囲むように配置して構成する。
【0011】これにより、排気還流通路を通るEGRガ
スがシリンダヘッド内の冷却水通路を通る冷却水によっ
て冷却(水冷)されることから、EGRガスに対する冷
却効果が更に向上する。
【0012】また、EGRバルブをシリンダヘッドにお
ける排気管の取付面に取り付けるようにしているため、
排気還流通路のうち、排気管からEGRバルブまでの通
路の長さを短縮することができる。この場合、EGRバ
ルブには、高温のEGRガスが導入されることから、E
GRバルブでのカーボン詰まりを防止することができ
る。
【0013】そして、上述した発明において、前記シリ
ンダヘッド内に形成された排気還流通路を、前記シリン
ダヘッドの一側に位置する排気管取付面からシリンダヘ
ッドの他側に位置する前記樹脂製吸気マニホールド取付
面に貫通させるようにしてもよい。
【0014】この場合、シリンダヘッドにEGRガスの
熱が吸収されやすいため、EGRガスを効率よく冷却さ
せることができ、また、排気還流通路を容易に形成(加
工)することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエンジンを例
えばハイブリッド車両のエンジンに適用した実施の形態
例(以下、単に実施の形態に係るエンジンと記す)を図
1〜図6を参照しながら説明するが、その前に、本実施
の形態に係るエンジンが適用されるハイブリッド車両V
について図1を参照しながら簡単に説明する。
【0016】このハイブリッド車両Vは、図1に示すよ
うに、ガソリンを燃焼させることによって駆動力を発生
させる本実施の形態に係るエンジンE(3気筒)と、電
力によって駆動力を発生させる一方、電力の回生が可能
なモータジェネレータMと、回転を円滑するためのフラ
イホイールFと、前記駆動力を切り換えて駆動軸10に
伝達するトランスミッションTとを備える。
【0017】モータジェネレータMは、モータ駆動回路
12によって駆動制御されるものであり、このモータ駆
動回路12には、高圧系の電力を供給/充電する、例え
ば、キャパシタからなる第1蓄電器13と、ダウンバー
タ14を介して電力を蓄積する第2蓄電器15とが接続
される。
【0018】また、このハイブリッド車両Vは、マネー
ジメント制御回路16を有し、このマネージメント制御
回路16には、前記モータ駆動回路12を介してモータ
ジェネレータMを制御するモータ制御回路17と、内燃
エンジンEを制御するエンジン制御回路18とが接続さ
れる。
【0019】そして、本実施の形態に係るエンジンE
は、図2に示すように、オイルパン(図示せず)、シリ
ンダブロック(図示せず)、シリンダヘッド30、排気
マニホールド32及び樹脂製の吸気マニホールド34を
具備したエンジン本体36と、該エンジン本体36の吸
気マニホールド34内に排気マニホールド32からEG
Rガスを導く排気再循環装置38を有して構成されてい
る。
【0020】ここで、図3を参照しながらシリンダヘッ
ド30に対する排気マニホールド32と排気再循環装置
38の取付構造を説明する。この図3では、図面の複雑
化を避けるために、シリンダヘッド30を模式的に直方
体で示す。
【0021】まず、シリンダヘッド30は、2つの取付
面40及び42のうち、吸気ポート44(図4参照)の
開口(図示せず)が形成された吸気側取付面40がラジ
エータ(図示せず)を臨む方向、即ち、車両Vの前方を
向くように配置され、排気ポート46の開口が形成され
た排気側取付面42が車両Vの後方を向くように配置さ
れている。
【0022】そして、前記排気側取付面42には、排気
ポート46の開口と同様の形状を有する穴が設けられた
ガスケット48を間に挟んで排気マニホールド32が例
えばボルト部材50とナット部材52によって締め付け
固定され、該排気マニホールド32を覆うようにアッパ
カバー54が例えばボルト部材56による締付けによっ
て固定される。なお、排気マニホールド32の排出孔5
8側に設けられたフランジ部60にはステイ62が例え
ばボルト部材64によって取り付けられる。
【0023】そして、この実施の形態に係るエンジンE
においては、排気マニホールド32における排出孔58
に近接する部分(例えば3つの通路が1つに合体した箇
所)に第2の排出孔66が設けられ、この排出孔66の
周りには、後述する排気再循環装置38の第1のEGR
パイプ70を取り付けるためのフランジ部68が設けら
れている。
【0024】排気再循環装置38は、排気マニホールド
32から排出される排ガスの一部(EGRガス)が導入
される第1のEGRパイプ70と、導入されたEGRガ
スを調整するEGRバルブ72と、該EGRバルブ72
を通過したEGRガスを吸気マニホールド34(図2参
照)に導く第2のEGRパイプ74とを有して構成され
ている。
【0025】次に、この排気再循環装置38の取付け方
法の一例について説明する。まず、排気マニホールド3
2に設けられた第2の排出孔66に第1のEGRパイプ
70の一端を取り付ける。この場合、両側にねじが切ら
れたロッド76の一端を第2の排出孔66の周りに設け
られたフランジ部68にねじ込み、第1のEGRパイプ
70の排気側フランジ部78の挿通孔80に前記ロッド
76を挿通させるようにして各フランジ部68及び78
をガスケット82を間に挟んで互いに合わせ、ロッド7
6の他端側からナット部材84をねじ込むことにより、
第2の排出孔66に第1のEGRパイプ70が取り付け
られる。
【0026】次に、シリンダヘッド30にEGRバルブ
72を取り付け、更に、EGRバルブ72に第1のEG
Rパイプ70の他端を取り付ける。この場合、前記シリ
ンダヘッド30へのEGRバルブ72の取り付けは、E
GRバルブ72をシリンダヘッド30に取り付けるため
の台座86がシリンダヘッド30に取り付けられ、その
後、該台座86にEGRバルブ72が取り付けられる。
【0027】台座86は、排気側フランジ部88のほぼ
中央に形成された開口(側面開口)からバルブ取付面9
0に形成された開口(上面開口)にかけて貫通する導入
孔92と、ヘッド側フランジ部94のほぼ中央に形成さ
れた開口(側面開口)からバルブ取付面90に形成され
た開口(上面開口)にかけて貫通する導出孔96を有す
る。
【0028】シリンダヘッド30には、上述した吸気ポ
ート44(図4参照)の開口や排気ポート46の開口と
は別に、その排気側取付面42から吸気側取付面40に
貫通する通路100が設けられている。即ち、このシリ
ンダヘッド30内に形成された通路100は、シリンダ
ヘッド30の一側に位置する排気側取付面42からシリ
ンダヘッド30の他側に位置する吸気側取付面40に貫
通している。
【0029】そして、この通路100は、本実施の形態
では、図3に示すように、排気側取付面42に向かって
左下の部分であって、かつ、例えば図4に示すように、
ウォータジャケット102に近接する部分に設けられて
いる。即ち、通路100に沿った方向では、図4に示す
ように、通路100に沿ってウォータジャケット102
が薄い壁104を挟んで形成され、通路100のほぼ中
央部分では、図5に示すように、通路100の上方から
通路100の側方(シリンダヘッド30の内方を臨む方
向)にかけてウォータジャケット102が薄い壁104
を挟んで形成され、通路100の吸気側寄りの部分で
は、図6に示すように、通路100の上方から通路10
0の側方(シリンダヘッド30の外方を臨む方向)にか
けてウォータジャケット102が薄い壁104を挟んで
形成されている。
【0030】つまり、EGRガスが通る前記通路100
は、ウォータジャケット102にてほぼ囲まれたかたち
になっている。
【0031】そして、この通路100の排気側開口と台
座86における導出孔96の側面開口とをガスケット1
10を間に挟んで互いに合わせて、台座86のヘッド側
フランジ部94からボルト部材112をシリンダヘッド
30にねじ込むことによって、台座86がシリンダヘッ
ド30に取り付けられる。
【0032】前記台座86のバルブ取付面90にはEG
Rバルブ72が取り付けられる。この場合、両側にねじ
が切られたロッド114の一端を台座86のバルブ取付
面90にねじ込み、EGRバルブ72の下面に設けられ
たフランジ部116の挿通孔118に前記ロッド114
を挿通させるようにして、台座86のバルブ取付面90
にガスケット120を間に挟んでEGRバルブ72を載
置する。
【0033】このとき、台座86の導入孔92の上面側
開口とEGRバルブ72の導入孔の下面開口とが互いに
合わされ、台座86の導出孔96の上面側開口とEGR
バルブ72の導出孔の下面側開口とが互いに合うように
して、前記台座86のバルブ取付面90に、EGRバル
ブ72が載置される。そして、ロッド114の他端側か
らナット部材122をねじ込むことにより、台座86の
バルブ取付面90にEGRバルブ72が取り付けられる
ことになる。
【0034】前記台座86の排気側フランジ部88には
第1のEGRパイプ70が連結される。この場合、台座
86における導入孔92の側面開口と第1のEGRパイ
プ70における他端側の開口とをガスケット124を間
に挟んで互いに合わせてボルト部材126を第1のEG
Rパイプ70のヘッド側フランジ部128から挿入して
台座86の排気側フランジ部88にねじ込むことによっ
て、台座86に第1のEGRパイプ70が取り付けられ
る。
【0035】次に、シリンダヘッド30に第2のEGR
パイプ74を取り付ける。この場合、シリンダヘッド3
0に設けられた通路100の吸気側開口と第2のEGR
パイプ74における一端側の開口130とをガスケット
132を間に挟んで互いに合わせてボルト部材134を
第2のEGRパイプ74のヘッド側フランジ部136か
ら挿入してシリンダヘッド30にねじ込むことによっ
て、該シリンダヘッド30に第2のEGRパイプ74が
取り付けられる。
【0036】そして、樹脂製の吸気マニホールド34
(図2参照)に前記第2のEGRパイプ74を取り付け
る。この場合、吸気マニホールド34に設けられた開口
(図示せず)と第2のEGRパイプ74における他端側
の開口140とをガスケット142を間に挟んで互いに
合わせて、ボルト部材144を第2のEGRパイプ74
の吸気側フランジ部146から挿入して吸気マニホール
ド34にねじ込むことによって、該吸気マニホールド3
4に第2のEGRパイプ74が取り付けられる。
【0037】第2のEGRパイプ74は、シリンダヘッ
ド30よりも車両の前方、即ち、ラジエータ寄りに位置
し、更に、第2のEGRパイプ74自体が長く、かつ湾
曲して配管されている。従って、この第2のEGRパイ
プ74には、車両の走行に伴う風(走行風)が十分に当
たることになり、内部を通るEGRガスは効率よく冷却
されることになる。
【0038】このように、本実施の形態に係るエンジン
Eにおいては、排気マニホールド32から排出されるE
GRガスの熱がシリンダヘッド30に設けられた通路1
00を通じて放熱されることになるため、前記EGRガ
スの温度を下げることができ、排気再循環方式における
樹脂製の吸気マニホールド34の耐久性を向上させるこ
とができる。この場合、シリンダヘッド30内に通路1
00を設けるようにしているため、部品を増加する必要
がなく、構造の複雑化を回避することができる。
【0039】特に、本実施の形態においては、シリンダ
ヘッド30に設けられた通路100から吸気マニホール
ド34にかけて配管される第2のEGRパイプ74をエ
ンジン本体36の前方に配置するようにしたので、走行
風によってEGRガスを冷却(空冷)することができ、
効率よくEGRガスの温度を下げることができる。
【0040】また、本実施の形態においては、シリンダ
ヘッド30に設けられた通路100を囲むようにしてウ
ォータジャケット102が形成されていることから、前
記通路100を通るEGRガスがシリンダヘッド30内
のウォータジャケット102を通る冷却水によって冷却
(水冷)されることになり、EGRガスに対する冷却効
果を更に向上させることができる。
【0041】また、本実施の形態においては、シリンダ
ヘッド30内に形成された通路100を、シリンダヘッ
ド30の一側に位置する排気側取付面42からシリンダ
ヘッド30の他側に位置する吸気側取付面40に貫通さ
せるようにしているため、シリンダヘッド30にEGR
ガスの熱が吸収されやすくなり、EGRガスを効率よく
冷却させることができ、しかも、前記通路100をシリ
ンダヘッド30に容易に形成(加工)することができ
る。この場合、通路100をシリンダヘッド30の一端
に設けるようにしているため、シリンダヘッド30の大
型化を防止することができる。
【0042】また、EGRバルブ72をシリンダヘッド
30の排気側取付面42に取り付けるようにしているた
め、排気マニホールド32からEGRバルブ72にかけ
て配管される第1のEGRパイプ70の長さを短縮する
ことができる。この場合、EGRバルブ72には、第1
のEGRパイプ70を通じて高温のEGRガスが導入さ
れることから、EGRバルブ72でのカーボン詰まりを
有効に防止することができる。
【0043】この実施の形態では、ハイブリッド車両V
のエンジンEに適用した例を示したが、通常の4気筒エ
ンジンや6気筒エンジンにも容易に適用することができ
る。
【0044】なお、この発明に係るエンジンは、上述の
実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することな
く、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンによれば、排気再循環方式のエンジンにおいて、簡
単な構成で樹脂製吸気マニホールドに対する熱的影響を
抑えることができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るエンジンが適用されるハイ
ブリッド車両を模式的に示す構成図である。
【図2】本実施の形態に係るエンジンの要部を示す斜視
図である。
【図3】本実施の形態に係るエンジンのシリンダヘッド
に対する排気マニホールドと排気再循環装置の取付構造
を示す分解斜視図である。
【図4】図2におけるIV−IV線上の一部省略断面図
である。
【図5】図2におけるV−V線上の一部省略断面図であ
る。
【図6】図2におけるVI−VI線上の一部省略断面図
である。
【符号の説明】
30…シリンダヘッド 32…排気マ
ニホールド 34…樹脂製吸気マニホールド 36…エンジ
ン本体 38…排気再循環装置 66…第2の
排出孔 70…第1のEGRパイプ 72…EGR
バルブ 74…第2のEGRパイプ 86…台座 100…通路 102…ウォ
ータジャケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 35/10 311 F02M 35/10 311E (72)発明者 能勢山 龍一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン本体の樹脂製吸気マニホールド内
    に排気管からEGRガスを導く排気還流通路が取り付け
    られるエンジンにおいて、 前記排気還流通路の一部がシリンダヘッド内に形成され
    ることを特徴とするエンジン。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエンジンにおいて、 前記排気還流通路のうち、シリンダヘッドから前記樹脂
    製吸気マニホールドまでの部分が前記エンジン本体の前
    方に配置されていることを特徴とするエンジン。
  3. 【請求項3】エンジン本体の樹脂製吸気マニホールド内
    に排気管からEGRガスを導く排気還流通路が取り付け
    られるエンジンにおいて、 EGRバルブがシリンダヘッドにおける排気管の取付面
    に取り付けられ、 前記排気還流通路の一部がシリンダヘッド内に形成さ
    れ、 前記シリンダヘッド内の冷却水通路が前記排気還流通路
    を囲むように配置されていることを特徴とするエンジ
    ン。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のエン
    ジンにおいて、 前記シリンダヘッド内に形成された排気還流通路は、前
    記シリンダヘッドの一側に位置する排気管取付面からシ
    リンダヘッドの他側に位置する前記樹脂製吸気マニホー
    ルド取付面に貫通していることを特徴とするエンジン。
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