JPH117812A - 誘導灯 - Google Patents

誘導灯

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JPH117812A
JPH117812A JP15894997A JP15894997A JPH117812A JP H117812 A JPH117812 A JP H117812A JP 15894997 A JP15894997 A JP 15894997A JP 15894997 A JP15894997 A JP 15894997A JP H117812 A JPH117812 A JP H117812A
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light transmissive
plate
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JP15894997A
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English (en)
Inventor
Shinji Okamura
慎二 岡村
Keimei Kitamura
啓明 北村
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SHINCHIYOU PLAST SHOMEI KK
Original Assignee
SHINCHIYOU PLAST SHOMEI KK
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導表示以外の部分からの照明光の漏れを、
簡単かつ確実に防止する。 【解決手段】 誘導表示部32を有する光透過性表示板
30が、表面側垂直端部34と背面側垂直端部36と傾
斜端部35とを有し、誘導灯本体10には、傾斜端部3
5に当接する傾斜内面18と表面側垂直端部34に当接
する垂直内縁17とを有し、両者の係合により光透過性
表示板30が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物や公共施設
等において、避難経路や非常口を指し示したり人員を誘
導したりするのに用いられる誘導灯に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導灯として、「非常口」等という文字
や「矢印」「脱出している人のシルエット」等の図形そ
の他の誘導表示が施され、これらの誘導表示を背面から
照明して視認し易くしたものがある。このような誘導灯
の一般的な構造を示すと、乳白色のアクリル板の表面に
誘導表示を印刷形成した表示板を、蛍光灯などの光源が
収容された誘導灯本体の開口面に取り付けておき、表示
板を透過する照明光が、誘導表示を明るく浮き立たせる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した誘導灯では、
表示板のうち誘導表示の外側個所で照明光の漏れが生
じ、誘導表示の鮮明さが損なわれて、緊急時における視
認性が悪くなるという問題がある。また、通常時におい
ても、前記照明光の漏れは外観的に見苦しく、設置場所
の美観や雰囲気を損なうという問題がある。
【0004】このような照明光の漏れが生じるのは、誘
導灯本体に対する表示板の取付構造に原因がある。従来
の構造では、誘導灯本体の表面に表示板を取り付けてい
たため、表示板の端面は誘導灯本体の外部に露出するこ
とになり、この外部に露出した表示板の端面から照明光
の漏れが生じていた。また、表示板の表面に誘導表示を
印刷する際に、表示板の全面に印刷を施しておけば表面
における照明光の漏れは生じ難いが、そうすると、印刷
インクの一部が表面から外周端面にはみ出して付着する
ことになり、このはみ出した印刷が照明光で浮かび上が
ってしまい、却って体裁の悪いものとなる。
【0005】さらに、必要とされる誘導表示の種類は様
々であるため、誘導灯本体に対して表示板を取り替え可
能にしておくと、誘導灯本体と表示板との嵌合や係合に
よる取付構造部分に隙間があき易く、この部分からの照
明光の漏れが発生する。なお、上記したような照明光の
漏れを防ぐために、誘導灯本体や表示板に複雑な構造の
漏れ防止構造を追加すると、誘導灯の構造が複雑になり
外形も大きくなってしまい、コスト的にも高くつくこと
になる。
【0006】本発明の課題は、前記したような誘導灯に
おいて、誘導表示以外の部分からの照明光の漏れを、簡
単かつ確実に防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる誘導灯
は、誘導表示部が背面から照明される誘導灯であって、
光透過性表示板と導光板と光源と誘導灯本体とを備え
る。光透過性表示板は、表面に前記誘導表示部を有し、
側端には、表面側に配置される垂直端部と、背面側に配
置され前記表面側の垂直端部よりも外側に張り出した垂
直端部と、前記表面側の垂直端部と前記背面側の垂直端
部とをつなぐ傾斜端部とを有する。導光板は、光透過性
表示板の背面に配置される。光源は、導光板の側端に配
置される。誘導灯本体は、光透過性表示板、導光板およ
び光源が収容され、光透過性表示板の誘導表示部が露出
する開口を有する。また、誘導灯本体には内周鍔部を備
える。内周鍔部は、誘導灯本体の開口に配置され、光透
過性表示板の傾斜端部に当接する傾斜内面と光透過性表
示板の表面側垂直端部に当接する垂直内縁とを有する。
【0008】各構成要件について具体的に説明する。 〔光透過性表示板〕通常の誘導灯における表示板と基本
的に同様の材料および構造を有するものが用いられる。
材料としては、ガラス、合成樹脂、セラミックなどが用
いられる。乳白アクリル板など、光の透過性があって、
しかも、光を散乱させて柔らかくする作用のある材料が
好ましい。
【0009】光透過性表示板の平面形状は、一般的な矩
形のほか、各種の多角形でもよいし、円形や楕円形など
の曲線図形であってもよく、直線図形と曲線図形を組み
合わせた形状であってもよい。光透過性表示板は、平坦
な板状のものが一般的であるが、緩やかな曲面形状を有
するものであってもよい。
【0010】光透過性表示板の外周のうち、全体あるい
は一部の側端に、表面側および裏面側の垂直端部とその
間をつなぐ傾斜端部とを設けておく。垂直端部における
垂直とは、光透過性表示板の外周近傍の表面に対して直
角をなすことを意味する。但し、実質的に垂直と認めら
れる範囲でわずかな角度が付いていても構わない。表面
側垂直端部に対する裏面側垂直端部の外側への張り出し
量は、傾斜端部の長さを十分に確保できるように設定さ
れる。
【0011】表面側垂直端部の高さは、誘導灯本体の内
周鍔部に配置される垂直内縁との対面長さが十分に確保
できるように設定される。具体的には、表面側垂直端部
の高さを0.3mm以上に設定するのが好ましい。裏面側
垂直端部の高さは、表面側垂直端部の高さに比べて少な
くて良く、光透過性表示板の外周が鋭く尖った周縁にな
らず、外周が欠けたり他物を傷つけたりせずに取扱い易
くなる程度に設定しておく。具体的には、0.1mm程度
以上あれば十分である。
【0012】傾斜端部の傾斜角度は、光透過性表示板の
表面に対する傾斜角度で示される。傾斜角度は、誘導灯
本体の内周鍔部に配置される傾斜内面との間に十分な接
触面積が確保できて、光透過性表示板を誘導灯本体に確
実に取り付けられるように設定される。具体的には、傾
斜角度を20〜60°に設定するのが好ましい。傾斜角
度が大き過ぎると、光透過性表示板と内周鍔部との水平
方向の接触面積が狭くなる。傾斜角度が小さ過ぎると、
光透過性表示板の外径が同じであると誘導表示に利用で
きる面積が狭くなってしまう。
【0013】上記のような端部形状を形成するには、切
断、切削などの機械的加工手段が採用される。光透過性
表示板を成形製造する際に前記端部形状を同時成形する
こともできる。光透過性表示板の裏面は、導光板からの
照明光の導入が良好に行われるように、導光板の表面に
沿った面形状であることが好ましい。また、導光板と係
合する係合構造を備えておくこともできる。
【0014】〔誘導表示部〕誘導表示部は、誘導灯に必
要とされる各種の文字や図形、記号、模様などを、単色
あるいは多色で、光透過性表示板の表面に形成してお
く。誘導表示部の形成方法は、スクリーン印刷などの印
刷法のほか、予めフィルム等に印刷された印刷インクを
転写する方法、マスクシートの上から塗装する方法、予
め形成された誘導表示フィルムを貼着する方法など、通
常の誘導表示の作製方法が適用できる。
【0015】誘導表示部は、光透過性表示板の表面のみ
に形成し、表面側垂直端部や傾斜端部までは形成されな
いようにするが、誘導表示部の一部が表面から垂直端部
の一部にまではみ出しても構わない。 〔導光板〕導光板は、光源から照射される照明光が端面
から導入され、導入された照明光を光透過性表示板の全
体に背面側から供給する。導光板の材料としては、光透
過性の優れたガラスや合成樹脂が用いられる。導光板を
複数枚重ねて用いると、導光効率が向上する。導光板の
端面は、光源からの照明光が導入し易い形状構造を備え
ておくのが好ましい。
【0016】導光板の面形状は、光透過性表示板の背面
形状に沿って隙間なく当接するものが好ましい。 〔光 源〕通常の誘導灯と同様の光源が用いられる。例
えば、蛍光灯や白熱灯が用いられる。光源は、導光板の
側端に沿う線状のものが好ましい。導光板の側端に沿っ
て複数個の光源を配置しておくこともできる。光源は、
導光板の2辺の側端に沿って配置しておくこともでき
る。光源と導光板の間は、空間であってもよいし、ガラ
スや合成樹脂からなる導光手段が配置されてあってもよ
い。
【0017】〔誘導灯本体〕光透過性表示板、導光板お
よび光源を収容できれば、誘導灯本体の材料や形状構造
は限定されない。合成樹脂や金属あるいは木質材料等か
らなるものが用いられる。一面が開口した箱枠状をなす
ものが用いられる。その開口に、誘導表示部が露出する
ようにして、光透過性表示板および導光板、光源を収容
しておけばよい。
【0018】誘導灯本体の全体形状は、一般的な矩形の
厚板状のもののほか、それ以外の多角形、円形等の厚板
状のものや、各種の多角柱状をなすものなども採用でき
る。誘導灯本体のうち、光透過性表示板、導光板を収容
し、誘導表示部が露出する開口を有する枠体部と、光源
を収容する光源収容部とを分割して組み立て構造にすれ
ば、枠体部と光源収容部との材料や構造をそれぞれの機
能に合わせて変えることができる。また、光源や光透過
性表示板を交換する作業も行い易くなる。枠体部と光源
収容部との組み立ては、互いの嵌合や係合によるもの、
ボルトなどの金具を用いるものなど通常の結合手段が用
いられる。
【0019】枠体部には、光源からの照明光を導光板に
導入できるように、光源が配置される側の側面を開放し
ておくのが好ましい。この場合、光源収容部について
も、導光板の配置側は開放しておく。 〔内周鍔部〕誘導灯本体の開口には、内周鍔部を備え
る。内周鍔部は、誘導灯本体と同じ部材で一体成形され
ていてもよいし、別の部材で作製されたものを誘導灯本
体に接合してもよい。
【0020】内周鍔部の傾斜内面は、光透過性表示板の
傾斜端部と同じ傾斜角度を有する。内周鍔部の垂直内縁
は、光透過性表示板の表面側垂直端部に当接する。開口
に配置された光透過性表示板は、表面側垂直端部が内周
鍔部の垂直内縁に当接し、傾斜端部が内周鍔部の傾斜内
面に当接する状態で嵌め合わせられる。内周鍔部の外面
と光透過性表示板の誘導表示部の表面とがほぼ同じ面に
配置されるのが好ましい。内周鍔部の外面と光透過性表
示板そのものの表面とが同じ面に配置され、誘導表示部
は内周鍔部の外面よりも少し突出していてもよい。
【0021】誘導灯本体の開口で、導光板と内周鍔部と
で表裏を挟まれた光透過性表示板は、金具などで誘導灯
本体や導光板に固定されていなくても、開口から抜け出
すことはない。開口の対向する平行な内側辺に沿って内
周鍔部を設けておけば、この内周鍔部に係合される光透
過性表示板を、内周鍔部に沿ってスライド移動させるこ
とができる。これによって、光透過性表示板を誘導灯本
体に対して出し入れする作業が行い易くなる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示す誘導灯は、全体
が矩形の厚板状をなし、建物の壁面などに設置されて、
非常口の場所を示す。誘導灯は、合成樹脂の成形体から
なる誘導灯本体10と、その内部に収容された導光板2
0、光透過性表示板30、光源50を備えている。
【0023】誘導灯本体10は、矩形の枠状をなし、導
光板20、光透過性表示板30を収容する枠体部10a
と、断面U字形の筒状をなし、光源50を収容する光源
収容部10bとを有し、図3に詳しく示すように、枠体
部10aの一側端辺に光源収容部10bが嵌合係止され
て組み立てられる。光源収容部10bには、直線状の照
明灯からなる光源50が配置されている。光源50に
は、通常の誘導灯と同様に、取付金具や電源配線などを
備えている(図示省略)。
【0024】枠体部10aは、矩形状の底板部12と、
底板部12の3辺に立設された側板部14と、側板部1
4の上端から内側に延びる内周鍔部16とを有し、全体
形状は、一面が開口した箱状をなし、図3に示すよう
に、光源収容部10bに隣接する側面が開放されてい
る。枠体部10aの底板部12、側板部14で囲まれた
内部空間に、矩形の導光板20が2枚重ねて収容されて
いる。図3に示すように、導光板20の端面は光源50
に隣接して配置される。
【0025】枠体部10aの内部で、導光板20の前面
側には、乳白アクリル板からなる光透過性表示板30が
配置されている。光透過性表示板30の表面には、非常
口を意味する図形である「人が出口から脱出する形のシ
ルエット」が印刷形成された誘導表示部32を有する。
光透過性表示板30の4方の側端のうち、光源収容部1
0bに隣接する側を除いた3方の側端には、図4に詳し
く示すように、表面に対して直交して屈曲した表面側の
垂直端部34を有し、裏面側には表面側垂直端部34よ
りも外側に張り出した裏面側垂直端部36を有する。表
面側垂直端部34と裏面側垂直端部36の間は、傾斜端
部35でつながれている。傾斜端部35の傾斜角度は、
表面に対してθ=30°に設定されている。このよう
に、光透過性表示板30の外周形状が、外周側から内側
に向けて厚みが分厚くなるテーパー状になっているの
で、製造時あるいは製造後の取扱い時にも、光透過性表
示板30の外周部分が欠けたり変形したりすることが防
げる。
【0026】図2、3に示すように、枠体部10aの内
周鍔部16は、光透過性表示板30の端部形状にほぼ沿
った形状を有している。すなわち、表面側垂直端部34
に沿って当接する垂直内縁17、傾斜端部35に沿って
当接する傾斜内面18を有する。なお、光透過性表示板
30の裏面側垂直端部36と、枠体部10aの側板部1
4の内面との間には少し隙間があいている。
【0027】光透過性表示板30はその3辺で、傾斜端
部36が枠体部10aの内周鍔部16に当接係合し、残
りの一辺は光源収容部10bと係合し、背面側が導光板
20に当接することで、誘導灯本体10に固定される。
光透過性表示板30が左右にずれたり開口から外側に出
ようとしても、傾斜端部36と傾斜内面18との傾斜面
での接触により、光透過性表示板30を常に開口の中央
側の所定位置に戻そうとする力が作用するので、光透過
性表示板30がずれたり移動したりすることが防げる。
また、光透過性表示板30と誘導灯本体10との間に隙
間が生じ難く、水密性あるいは気密性が高まる。
【0028】光透過性表示板30の表面は、枠体部10
aの内周鍔部16の外面とほぼ同じ平面に配置される。
図2等では、光透過性表示板30の表面に形成された誘
導表示部32が内周鍔部16の外面よりも外側に突出し
ているように表記されているが、これは図面を判り易く
するために誇張して表記しているためであり、印刷形成
された誘導表示部32の実際の厚みはμm単位の極めて
薄いものであるから、実質的には誘導表示部32の表面
も内周鍔部16の表面と同一面に配置されているとみな
せる。
【0029】枠体部10aの内周鍔部16は垂直内縁1
7がある程度の高さを有しているので、内周鍔部16の
内周先端にも十分な厚みが確保され、製造加工や取扱い
が行い易くなる。内周鍔部16の内周先端が尖っている
と作業者が怪我をする心配があるが、垂直内縁17があ
れば怪我の心配が解消される。内周鍔部16は内周先端
から側板部14への取り付け部分に向けてテーパー状に
厚みが分厚くなっているので、機械的強度、耐久性に優
れたものとなる。
【0030】光透過性表示板30を取り替えるには、枠
体部10aから光源収容部10bを取り外した後、光透
過性表示板30を枠体部10aの内周鍔部16に沿って
光源収容部10a側へと引き出せば、極めてスムーズに
抜き出すことができる。新たな光透過性表示板30を内
周鍔部16に沿って挿入した後、光源収容部10aを枠
体部10aに嵌め合わせば、光透過性表示板30の取り
替えが完了する。
【0031】〔その他の実施形態〕 (a) 図示した実施形態では、枠体部10aの片面のみに
光透過性表示板30を配置しているが、枠体部10aの
底板部12にも開口を設け、導光板20の両面に光透過
性表示板30、30を配置すれば、誘導灯の表裏両面に
誘導表示を配置することが可能になる。
【0032】(b) 図示した実施形態では、枠体部10a
の上辺に光源収容部10bおよび光源50を配置してい
るが、枠体部10aの上下の両方の辺に光源収容部10
bおよび光源50を配置することもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明にかかる誘導灯は、誘導表示部を
有する光透過性表示板を、その外周端部を誘導灯本体の
内周鍔部と係合させて取り付ける。そして、光透過性表
示板の表面側垂直端部を内周鍔部の垂直内縁に当接さ
せ、光透過性表示板の傾斜端部を内周鍔部の傾斜内面に
当接させることで、光透過性表示板のうち誘導表示部よ
りも外側の部分を内周鍔部で覆い隠すことができる。そ
のため、光透過性表示板の外周端部からの照明光の漏れ
が生じ難くなる。誘導表示部の外周における印刷のはみ
出しがあっても、内周鍔部で覆い隠されるので外観の体
裁を損なわない。その結果、誘導表示が鮮明に表示され
るようになり、緊急時における視認性あるいは通常時に
おける外観性を高めることができる。
【0034】また、前記した光透過性表示板の外周部分
と内周鍔部との係合構造は、光透過性表示体を内周鍔部
に沿って摺動させることができるので、光透過性表示板
の挿入および抜き出しが容易になる。その結果、光透過
性表示板の交換修理や誘導表示部のデザイン変更が簡単
に行える。光透過性表示板の傾斜端部と内周鍔部の傾斜
内面とによる当接面積は、単なる水平面同士の当接に比
べて、広い面積を確保できるので、光透過性表示板と内
周鍔部との接触部分における機械的強度や耐久性あるい
は水密性や気密性等を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を表す誘導灯の正面図
【図2】前図の水平拡大断面図
【図3】前図の垂直拡大断面図
【図4】光透過性表示板の要部拡大断面図
【符号の説明】
10 誘導灯本体 10a 枠体部 10b 光源収容部 16 内周鍔部 17 垂直内縁 18 傾斜内面 20 導光板 30 光透過性表示板 32 誘導表示部 34 表面側垂直端部 35 傾斜端部 36 裏面側垂直端部 50 光源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導表示部が背面から照明される誘導灯
    であって、 表面に前記誘導表示部を有し、側端には、表面側に配置
    される垂直端部と、背面側に配置され前記表面側の垂直
    端部よりも外側に張り出した垂直端部と、前記表面側の
    垂直端部と前記背面側の垂直端部とをつなぐ傾斜端部と
    を有する光透過性表示板と、 前記光透過性表示板の背面に配置される導光板と、 前記導光板の側端に配置される光源と、 前記光透過性表示板、導光板および光源が収容され、前
    記光透過性表示板の誘導表示部が露出する開口を有する
    誘導灯本体と、 前記誘導灯本体の前記開口に配置され、前記光透過性表
    示板の前記傾斜端部に当接する傾斜内面と前記光透過性
    表示板の前記表面側垂直端部に当接する垂直内縁とを有
    する内周鍔部とを備える誘導灯。
  2. 【請求項2】 前記誘導表示部が、前記光透過性表示板
    の表面に印刷形成されている請求項1に記載の誘導灯。
  3. 【請求項3】 前記光透過性表示板の前記傾斜端部の傾
    斜角度が、光透過性表示板の表面に対して20〜60°
    である請求項1または2に記載の誘導灯。
  4. 【請求項4】 前記誘導灯本体が、前記光透過性表示板
    と導光板を収容し前記開口を有し一方の側面が開放され
    た枠体部と、前記枠体部の開放された一方の側面に配置
    され光源を収容する光源収容部とを備える請求項1〜3
    の何れかに記載の誘導灯。
JP15894997A 1997-06-16 1997-06-16 誘導灯 Pending JPH117812A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100134A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Minebea Co Ltd 面状照明装置
JP2012054184A (ja) * 2010-09-03 2012-03-15 Citizen Electronics Co Ltd バックライトユニットおよび液晶表示装置

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