JPH1173219A - ビア樽管理システムとビアサーバ - Google Patents

ビア樽管理システムとビアサーバ

Info

Publication number
JPH1173219A
JPH1173219A JP24748897A JP24748897A JPH1173219A JP H1173219 A JPH1173219 A JP H1173219A JP 24748897 A JP24748897 A JP 24748897A JP 24748897 A JP24748897 A JP 24748897A JP H1173219 A JPH1173219 A JP H1173219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data carrier
barrel
beer
reader
writer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24748897A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Nakaho
英司 中保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP24748897A priority Critical patent/JPH1173219A/ja
Publication of JPH1173219A publication Critical patent/JPH1173219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビア樽流通過程、特に飲料店におけるビア樽
流通状況を的確に把握することができるビア樽管理シス
テムおよびビアサーバを提供する。 【解決手段】 非接触方式データキャリアを付したビア
樽と、各飲料店のビアサーバ位置において当該非接触方
式データキャリアと交信距離内に設けられた非接触方式
リーダライタとにより、ビア樽流通情報を書き込みまた
は読み取ることにより、かかるビア樽の管理を行うこと
ができる。リーダライタのメモリー領域に各ビア樽の情
報を蓄積して記録し、当該蓄積情報を次に収納されるビ
ア樽の非接触方式データキャリアに常に転記記録するこ
とによりビア樽が紛失等しても流通情報を漏れなく把握
することができる。また、ビアサーバ内に非接触方式リ
ーダライタを設けることでビア樽がサーバに収納される
場合には非接触方式データキャリアの情報を読み取り書
き込むことができるビアサーバが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビア樽に設けら
れた非接触方式データキャリアとビア樽流通過程、特に
飲料店のビアサーバに設けられた非接触方式リーダライ
タを用いてビア樽の流通管理を行うことを目的とする。
【0002】
【従来技術】従来、ビア樽流通管理システムとして、ビ
ア樽に貼付したラベル上のバーコードを使用した管理シ
ステムが知られている。この方法は、バーコードにビア
樽の個別番号あるいは管理番号を記録し、バーコードリ
ーダで読み取ってビア樽を管理しようとするものであ
る。
【0003】しかし、このバーコードを使用した管理方
法では、バーコードに付されるデータはビア樽の個別番
号だけであり、流通管理は、バーコード情報をバーコー
ドリーダーで読み取り、そのデータをバッチあるいはリ
アルタイムでホストコンピュータに送信し、ホストコン
ピュータ上で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、常時ホスト
コンピュータとの通信を行わなければならず、ホストコ
ンピュータの負荷が大きく、また、管理情報を見るため
にはホストコンピュータを参照しなければならず不便と
なる問題があった。また、バーコードシステムでは、ビ
ア樽に貼付されるバーコードラベルが流通の各段階にお
いて、破損や汚損することがあり、円滑なシステム運用
が妨げられるという問題もあった。ビア樽の管理を接触
型のデータキャリアで行うことも考えられるが接触型で
は一定の操作手順が必要になり、合理化が要求される流
通段階等では採用することが困難である。そこで、本発
明は、ビア樽が流通する各飲料店(または飲食店)での
通信の手間およびホストコンピュータの負荷低減を図る
べく、またラベルの破損や汚損のないシステムを達成す
べくなされたものである。さらに、流通過程において、
ビア樽が紛失等しても漏れのない状況把握ができること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、ビア樽流通管理を行うシステ
ムにおいて、非接触方式データキャリアを付したビア樽
と、各飲料店のビアサーバ位置において当該非接触方式
データキャリアと交信距離内に設けられた非接触方式リ
ーダライタとにより、ビア樽流通情報を書き込みまたは
読み取って、ビア樽流通状況を把握し管理することを特
徴とするビア樽管理システム、にある。かかるビア樽管
理システムであるためホストコンピュータとの交信なし
に正確な流通情報を把握し管理することができる。
【0006】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第2は、ビア樽流通管理を行うシステムにおいて、非接
触方式データキャリアを付したビア樽と、各飲料店のビ
アサーバ位置において当該非接触方式データキャリアと
交信距離内に設けられた非接触方式リーダライタとによ
り、当該リーダライタのメモリー領域に各ビア樽の流通
情報を蓄積して記録し、当該蓄積情報を次にセットされ
るビア樽の非接触方式データキャリアに常に転記記録す
ることによりビア樽流通情報を把握し管理することを特
徴とするビア樽管理システム、にある。かかるビア樽管
理システムであるため漏れのない流通情報を把握し管理
することができる。
【0007】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第3は、非接触方式データキャリアを備えたビア樽が当
該ビアサーバにセットされた際に、ビアサーバの所定位
置であって当該非接触方式データキャリアと交信距離内
に設けられた非接触方式リーダライタを具備することを
特徴とするビアサーバ、にある。かかるビアサーバであ
るため、非接触方式データキャリアを備えたビア樽のデ
ータを容易にリードおよびライトすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のビア樽管理システ
ムを図面を参照して説明する。図2は、ビア樽の流通経
路を示す図である。図2のようにビア樽は通常、メーカ
ーから出荷されて、問屋→飲料店→メーカーの経路を辿
って回収される。従って、これらの各流通段階に非接触
方式リーダライタ3を備え、ビア樽2に非接触方式デー
タキャリア1を設け、データキャリアに必要な流通情報
を記録し、メーカーにおいてビア樽を回収した後にデー
タを読み取り処理することでビア樽の流通情報管理を行
うことが可能である。この場合に、ビア樽のデータキャ
リア1に記録されるべき流通情報には、メーカーにおい
て、ビア樽個別番号、出荷日、出荷先コード、問
屋において、入荷日、問屋コード、出荷日、出
荷先コード、飲料店において、入荷日、ビア樽返却
日、さらにメーカーにおいて、(10)回収日等であ
る。しかし、このような流通情報を記録したビア樽を回
収して流通情報を把握しようとしても、流通途上でビア
樽が紛失したり破損により廃棄されてしまって、完全な
流通情報が把握できない場合が生じる。
【0009】図1は、本発明のビア樽管理システムの1
例を示す概念図である。図1の管理システムによれば、
上記のようにビア樽が紛失した場合であっても流通情報
の把握に漏れが生じることがない。図1において、飲料
店にはビアサーバ4が備えられており、当該ビアサーバ
内にはビア樽2の非接触方式データキャリア1との交信
距離内に非接触方式リーダライタ3が備えられていて、
リーダライタのアンテナ部3bを通じてデータキャリア
1へのデータの書き込みおよび読み取りが非接触でされ
るようにされている。ビアサーバにはビア樽をサーバ内
部に収容するものとビア樽をサーバの外部においてビア
の給送中に瞬間的に冷却する冷却機を通じてドラフトに
ビールを供給するものとがある。後者の場合、ビアサー
バ位置であってビア樽が置かれる部分のデータキャリア
と交信できる範囲内にリーダライタを設置すればよい。
図1の場合はビア樽を冷却されたビアサーバ内部に収納
する場合を想定している。
【0010】次に、この非接触方式データキャリアに書
き込む情報について説明する。例えば、飲料店Aでは、
ID=100のビアサーバ4が備えられていて当該サー
バ内には非接触方式リーダライタ3がサーバ内の天部に
備えられている。 当該ビアサーバに1997年3月1日に、ビア樽個別
番号00009がデータキャリアに記録されたビア樽が
セットされる。この時点でリーダライタ3はデータキャ
リア1からビア樽個別番号を読み取るとともに、リーダ
ーライタのメモリー領域に、セットされた日付とビア樽
個別番号を記録する。さらに、当該日付とビア樽個別番
号をビア樽のデータキャリア1に非接触方式で転記す
る。ビア樽個別番号の読み取りは一定時間置きにされる
が、同一樽番号の場合は読み取りおよび転記がされない
ようにする。
【0011】00009のビア樽が空にされた後、同
年3月2日には、ビア樽個別番号00109がデータキ
ャリアに記録されたビア樽がセットされる。この時点で
リーダライタ3はデータキャリア1からビア樽個別番号
を読み取るとともに、リーダーライタのメモリー領域
に、日付とビア樽個別番号を先のデータに加えて追加記
録する。さらに同時に先のデータおよび当該後の日付と
ビア樽個別番号をビア樽のデータキャリア1に非接触方
式で転記する。
【0012】00109のビア樽が空にされた後、同
年3月3日には、ビア樽個別番号20403がデータキ
ャリアに記録されたビア樽がセットされた。この時点で
リーダライタ3はデータキャリア1からビア樽個別番号
を読み取るとともに、リーダーライタのメモリー領域
に、日付とビア樽個別番号を先々のデータと先のデータ
に加えて追加記録する。さらに同時に先々のデータと先
のデータおよび当該後の日付とビア樽個別番号をビア樽
のデータキャリア1に非接触方式で転記する。
【0013】順次このようにして新しいビア樽がセット
される都度、リーダライタにはデータが蓄積され、当該
データがデータキャリア1に転記される。そのため後の
ビア樽のデータキャリアには当該ビアサーバにセットさ
れた全てのビア樽の履歴が記録されることになる。この
ような記録を一定期間(6ケ月とか1年)を限って最終
データをメーカーが回収すれば、一定期間のビア樽の流
通状況を漏れなく把握することができる。一定期間経過
後は、リーダライタ3の全ての蓄積データを消去して新
しいデータを蓄積すればよい。ビア樽の個別管理の場合
は、一つのビア樽でも流通過程で紛失すれば、データの
一部が欠損することになるが、当該情報蓄積方法によれ
ば最終のデータキャリアさえ回収すれば、データの欠損
が生じないという利点がある。
【0014】非接触方式リーダライタ3の設置は、ビア
樽を内部にセットする場合であってもビアサーバ内に限
られず、データキャリアの交信が可能であれば、ビアサ
ーバの外部であっても良い。また、非接触方式リーダラ
イタ3は、固定のものに限らずハンディーターミナル形
式のものであってもよいが、漏れのない書き込みがされ
ることが好ましい。
【0015】本発明のビア樽管理システムには次のよう
な機能も果たす。ビア樽のデータキャリアにビア樽個別
番号の他に、問屋コード(流通経路コード)や入荷日等
を記録するようにしておけば、飲料店において間違った
出荷先コードのビア樽受入れを排除でき、入荷日を正確
に把握できるので顧客に新鮮なビールを提供できる。こ
れには、リーダライタ3がデータキャリアとアンテナ部
3bを介して交信を行い所定のデータを読み取って、例
えばビア樽の出荷日から基準日数を超えていると制御部
3aが判断した場合は、制御部3aが作動して警告信号
を発するようにしてもよい。リーダライタが読み取った
データは必要により表示装置3cに表示される。
【0016】図3は、非接触方式データキャリア1が付
されたビア樽2を示す図である。データキャリアには、
コイン型、カード型、腕時計型、ペンダント型の各種の
形式があり質量は5グラム程度の軽量に形成されてい
る。これらのデータキャリアをビア樽2の所定個所に取
り付けてビア流通経路を流通するようにする。データキ
ャリアの取り付け位置は、非接触方式リーダライタ3と
データキャリアがビアサーバ位置において交信可能な近
接距離に接近できる個所であれば、いずれの個所であっ
ても良い。例えば、ビア樽の頂部にデータキャリアを設
ける場合は受入れ部の上空の交信距離内にリーダライタ
を設け、ビア樽の底部にデータキャリアを設ける場合
は、ビアサーバの底部に設けることができる。ビア樽の
高さが不統一の場合は上空に設けることは困難になる
が、底部であればビア樽のサイズ、形状に影響されるこ
とは少ない。また、ビア樽の径が一定であればビア樽の
側面に設ける場合であっても良い。
【0017】非接触方式データキャリア1には記憶され
ているデータを読み取ることだけができるリードオンリ
ー形と、データキャリア内のデータを自由に書き込みお
よび読み取りできるリードライト形とがある。また、リ
ードオンリー形の中でも専用の書込装置によってのみ書
き込みが可能なプログラマブルリードオンリーのものが
ある。これらは使用目的に応じていずれかを選択するこ
とになるが、本発明のビア樽管理システムの場合は、履
歴を書き込む必要があるため、何らかの方法で書き込み
できるものが必要になる。
【0018】データキャリアの交信距離は、ミリ単位の
短い距離で交信する近接形と、数十センチの距離でも交
信可能な遠隔形とがある。ビア樽の場合は、ミリ単位の
距離ではリーダライタと常に一定の距離を維持するのが
困難となる。また数十センチの距離では接近して置かれ
た複数のビア樽と同時に交信する混信が生じることがあ
る。従って、ビア樽の交信距離は数センチ程度の範囲が
妥当と考えられる。接触型の場合は、データキャリアと
リーダライタとの接触が不可欠であるが、この接触のた
めのストレスによってキャリアおよびリーダライタの端
子等が磨耗し故障や破壊あるいはデータ劣化の原因とな
る。非接触型ではこれらに起因する故障やデータ劣化と
は無縁となるのが利点である。
【0019】データキャリアとの交信方法には電磁界の
誘導によって交信を行う電磁誘導方式と電波によって交
信する電波通信方式、光によって交信する光通信方式、
金属箔などを用いた静電誘導によって交信を行う静電結
合方式などがある。電磁誘導方式はリーダ側のコイル
(平面形アンテナ)とデータキャリア側とのコイルが接
近して配置された場合に片方のコイルに電流を流すと他
方のコイルに起電力が発生するという現象を利用するも
のである。データキャリア側のコイルは通常キャリア内
に平面的なコイルとして埋設されている。また、交信や
データ保持のための電源として電池を搭載する電池内蔵
形と、リーダ側からの電力供給によって作動する無電池
形とがある。後者の場合の電力供給もコイルを介して行
われる。これらについても使用目的や使用環境に応じて
適宜なものを選択して使用することができる。
【0020】図4は、非接触方式リーダライタを示す図
である。リーダライタ3は図のように、制御部3aとア
ンテナ部3b、表示装置3c等からなっている。表示装
置は必要な場合にのみ設ければ良い。制御部3aは、リ
ーダライタに電力を供給したり停止したり、書き込み信
号を送ったり、リード/ライトの制御を行う部分であ
る。アンテナ部は通常平面形に形成されており、直径数
cm〜数十cm程度である。アンテナは、書き込み信
号、読み取り信号の送受信を行ったり、データキャリア
が電池を搭載しない場合は電力を供給したりする部分で
ある。システム稼働時はリーダライタに電力が供給され
ていてアンテナ3bから信号が送信されているがビア樽
が搬送されていないような場合は電力供給が停止され
る。
【0021】図5は、非接触方式データキャリア1に対
する非接触方式リーダライタのアンテナ部3bの関係を
示す図である。リーダライタ(またはリーダ)のアンテ
ナ部3bからは常時起動信号5が送信されている。デー
タキャリア1は起動信号が届かない範囲では通常は休眠
状態にある(図5(A))が、データキャリアが起動信
号5の届く範囲に接近すると、データキャリアに起電力
が発生し回路がスタートする(図5(B))。その後、
データキャリアからの信号6が発信され、リーダとの間
で交信が開始する(図5(C))。データキャリアがリ
ーダを通過して起動信号の届く範囲外に達する迄に交信
は終了する。本発明のビア樽管理システムでは、ビア樽
が移動するものではないので常時交信可能な状態にある
ことになる。
【0022】図6は、本発明のビアサーバの断面を示す
図である。図6において、2は非接触方式データキャリ
ア1を有するビア樽2であり、空冷方式の冷却器41、
冷却ファン45を備えたビアサーバ4内に収納されてい
る。ビアサーバ4の開閉扉43の内面側には非接触方式
でデータキャリア1と交信する非接触方式リーダライタ
3が平面アンテナ部がデータキャリアに面するようにし
て設置されていてビア樽のサイズに応じて上下動可能に
されている。42は炭酸ガスボンベであってビア樽に圧
力をかけてビア給送ホース46にビアを送る。ビア樽内
のビアは手動コック44を操作することによりジョッキ
47に注がれる。
【0023】以上に詳述の本発明のビア樽管理システム
は、非接触方式のデータキャリアを使用しているので、
データキャリアとリーダライタ間の接触抵抗が少なくデ
ータキャリアが磨耗したり破損することがない。また、
データキャリアとリーダとの間に非金属体が介在しても
交信が阻害されることない。従って、水分、油分、埃や
汚れが存在する環境での使用も可能となる。また、接続
部が露出していないので静電気などの影響も受けがた
い。さらに、接触型のデータキャリアでは、交信を行う
ために一定の操作手順が必要になるが、非接触型の場合
は前記のような介在物が存在していてもデータの交信が
可能となるのでシステムや装置あるいは管理を簡易化す
ることができる。
【0024】
【実施例】飲料店Aを流通する20個のビア樽2に、コ
イン型非接触方式データキャリア1〔メモリー4Kbi
t〕を各ビア樽の側面に取り付けた。一方、飲料店Aの
ビアサーバ4内の側面には非接触方式リーダライタ3を
設置した。非接触方式データキャリアとリーダライタと
のデータ交信は、電磁誘導方式で行うようにし、キャリ
アとリーダライタとの交信距離はビア樽の種別、サイズ
に係わらず20〜30mmに維持されるようにした。な
お、データキャリアは電源電池を内蔵しない方式とし
た。
【0025】20個のビア樽が飲料店Aに入荷した日
付、ビア樽を返却した日付をリーダライタ3にその都度
記録し、ビア樽に転記記録する操作を最終の20個目の
ビア樽まで反復して行った。この最終のビア樽を回収
し、当該ビア樽の非接触方式データキャリア1のデータ
をリーダライタで読み取ることで、飲料店Aにおける全
ての流通情報が把握できた。
【0026】本発明のビア樽管理システムにより、ビア
樽流通の飲料店段階で、ホストコンピュータとの交信な
しに、データキャリアに流通情報をリーダライタで記録
しリードすることができ間違いのないビア樽の受入れと
入出荷日の管理を正しくすることができる。また、ビア
樽がメーカーに回収された後に、上記データキャリアの
データを読み取り、コンピュータ処理することにより必
要な流通情報を把握することができる。例えば、飲料店
における取扱量や売れ行き傾向等を知ることができる。
【0027】本発明はビア樽の管理システムについての
ものであるが、ガスボンベ、コンテナ等の長期間にわた
って循環使用され、流通情報把握が必要な容器、備品等
についても同様に適用できることは当業者に自明であ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明のビア樽管理システムでは、飲料
店のビアサーバ内またはその近くに設けた非接触方式リ
ーダライタとビア樽の非接触方式データキャリアとで交
信することにより容易に流通情報を記録し管理すること
ができる。また、一定期間内に収納した全てのビア樽の
情報をリーダライタに蓄積することができるので、その
最終の情報を当該期間最後のビア樽のデータキャリアに
転記記録すれば、当該最後のビア樽を回収して記録デー
タを読み取れば全てのビア樽の情報を把握するたことが
できる。従って、ビア樽が全て回収されない場合であっ
ても流通情報に漏れが生じることがないという利点があ
る。また、本発明のビアサーバによれば、ビア樽をビア
サーバ内に収納する場合にこのようなデータ記録を非接
触方式で容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のビア樽管理システムの1例を示す概
念図である。
【図2】 ビア樽の流通経路を示す図である。
【図3】 非接触方式データキャリアが付されたビア樽
を示す図である。
【図4】 リーダライタを示す図である。
【図5】 非接触方式データキャリアに対するリーダラ
イタの関係を示す図である。
【図6】 本発明のビアサーバの断面を示す図である。
【符号の説明】
1 非接触方式データキャリア 2 ビア樽 3 非接触方式リーダライタ 3a 制御部 3b アンテナ部 3c 表示装置 4 ビアサーバ 5 起動信号 6 データキャリアからの信号 41 冷却器 42 炭酸ガスボンベ 43 開閉扉 44 手動コック 45 冷却ファン 46 ビア給送ホース 47 ジョッキ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビア樽流通管理を行うシステムにおい
    て、非接触方式データキャリアを付したビア樽と、各飲
    料店のビアサーバ位置において当該非接触方式データキ
    ャリアと交信距離内に設けられた非接触方式リーダライ
    タとにより、ビア樽流通情報を書き込みまたは読み取っ
    て、ビア樽流通状況を把握し管理することを特徴とする
    ビア樽管理システム。
  2. 【請求項2】 ビア樽流通管理を行うシステムにおい
    て、非接触方式データキャリアを付したビア樽と、各飲
    料店のビアサーバ位置において当該非接触方式データキ
    ャリアと交信距離内に設けられた非接触方式リーダライ
    タとにより、当該リーダライタのメモリー領域に各ビア
    樽の流通情報を蓄積して記録し、当該蓄積情報を次にセ
    ットされるビア樽の非接触方式データキャリアに常に転
    記記録することによりビア樽流通情報を把握し管理する
    ことを特徴とするビア樽管理システム。
  3. 【請求項3】 非接触方式データキャリアが電磁誘導方
    式により非接触方式リーダライタと交信することを特徴
    とする請求項1および請求項2記載のビア樽管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 非接触方式データキャリアを備えたビア
    樽が当該ビアサーバにセットされた際に、ビアサーバの
    所定位置であって当該非接触方式データキャリアと交信
    距離内に設けられた非接触方式リーダライタを具備する
    ことを特徴とするビアサーバ。
JP24748897A 1997-08-29 1997-08-29 ビア樽管理システムとビアサーバ Pending JPH1173219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24748897A JPH1173219A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ビア樽管理システムとビアサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24748897A JPH1173219A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ビア樽管理システムとビアサーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1173219A true JPH1173219A (ja) 1999-03-16

Family

ID=17164220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24748897A Pending JPH1173219A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ビア樽管理システムとビアサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1173219A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002162918A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Dainippon Printing Co Ltd Rf−idタグ付きポスター
JP2005178899A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Advanced Technol Materials Inc 確実な読み取りシステム
JP2010505704A (ja) * 2006-10-07 2010-02-25 カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト 応答機を備えた製品を給仕及び/または保管するための方法ならびに装置
US8849448B2 (en) 2001-06-13 2014-09-30 Advanced Technology Materials, Inc. Liquid handling system with electronic information storage
US9031683B2 (en) 2006-07-10 2015-05-12 Entegris, Inc. Systems and methods for managing material storage vessels having information storage elements
JP2016026135A (ja) * 2002-05-03 2016-02-12 アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド 返却可能かつ再使用可能なバッグインドラム流体貯蔵および分配容器システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002162918A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Dainippon Printing Co Ltd Rf−idタグ付きポスター
JP4686024B2 (ja) * 2000-11-28 2011-05-18 大日本印刷株式会社 Rf−idタグ付きポスター
US8849448B2 (en) 2001-06-13 2014-09-30 Advanced Technology Materials, Inc. Liquid handling system with electronic information storage
US9618942B2 (en) 2001-06-13 2017-04-11 Entegris, Inc. Liquid handling system with electronic information storage
JP2016026135A (ja) * 2002-05-03 2016-02-12 アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド 返却可能かつ再使用可能なバッグインドラム流体貯蔵および分配容器システム
JP2005178899A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Advanced Technol Materials Inc 確実な読み取りシステム
JP4536409B2 (ja) * 2003-12-19 2010-09-01 アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド 確実な読み取りシステム
JP2010228813A (ja) * 2003-12-19 2010-10-14 Advanced Technology Materials Inc 確実な読み取りシステム
US9031683B2 (en) 2006-07-10 2015-05-12 Entegris, Inc. Systems and methods for managing material storage vessels having information storage elements
US10127094B2 (en) 2006-07-10 2018-11-13 Entegris, Inc Systems and methods for managing material storage vessels having information storage elements
JP2010505704A (ja) * 2006-10-07 2010-02-25 カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト 応答機を備えた製品を給仕及び/または保管するための方法ならびに装置
US9162863B2 (en) 2006-10-07 2015-10-20 Khs Gmbh Method of storing beer kegs and dispensing beer in a commercial bar or restaurant, a method of storing beverage barrels in a commercial bar or restaurant, and an apparatus therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7573370B2 (en) Method and device for storing and distributing information in an RFID tag
US6663003B2 (en) Apparatus and method for retrieving data related to a data cartridge in a media storage system
US6523749B2 (en) Apparatus and method for retrieving data cartridge information external to a media storage system
US7932826B2 (en) System for tracking the location of components, assemblies, and subassemblies in an automated diagnostic analyzer
EP1589469B1 (en) Label and RFID tag issuing apparatus comprising an RFID reader/writer and a printer
US7286888B2 (en) Automated manufacturing control system
US20040049428A1 (en) Wireless environmental sensing in packaging applications
US20100254241A1 (en) Hierarchical storage system, library apparatus, magazine, and control method of the hierarchical storage system
JPWO2005115890A1 (ja) 製品管理システム
JP2001225915A (ja) 商品管理システムおよび商品情報記憶媒体
US7804393B2 (en) Tape cartridge management system and tape cartridge
CN103577961A (zh) 硬件设备管理***及其信息的处理、查询方法
JP4825454B2 (ja) 非接触型リーダライタシステム
JPH1173219A (ja) ビア樽管理システムとビアサーバ
JP2006027745A (ja) 物流機材流通管理システムと物流機材流通管理サーバ
US20020114096A1 (en) Apparatus and method for retrieving data cartridge information in a cartridge receiving device
JPH1173461A (ja) ビア樽管理システム
JPH1173221A (ja) ビア樽管理システム
EP1235218B1 (en) Apparatus and method for retrieving data related to a data cartridge in a media storage system
JP2008094503A (ja) 特定情報記録用タグ、搬送先情報記録タグ及び物品搬送管理システム
JP2007001738A (ja) Icタグリーダ、icタグリーダライタ、及び物品管理システム
JP2021056585A (ja) 通知装置及び通知システム
US20050278370A1 (en) System and method for information storage
JP2005206276A (ja) データキャリア、保管棚管理装置、現物管理装置及び現物管理システム
JPH0780200A (ja) 洗濯物管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605