JPH117261A - 両面面光源素子及びこれを用いた両面標示装置 - Google Patents

両面面光源素子及びこれを用いた両面標示装置

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JPH117261A
JPH117261A JP15839897A JP15839897A JPH117261A JP H117261 A JPH117261 A JP H117261A JP 15839897 A JP15839897 A JP 15839897A JP 15839897 A JP15839897 A JP 15839897A JP H117261 A JPH117261 A JP H117261A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い輝度を有するとともに、光出射面内での
輝度分布の均一性に優れた両面面光源素子を提供する。 【解決手段】 第1面側(A方向)へ光を出射させる第
1素子12Aと、第面側(B方向)へ光を出射させる第
2素子12Bとを備えている。第1素子12Aは、光源
2と、光源2に対向する側端面を光入射面22とし、こ
の光入射面22と直交する面を光出射面24とする導光
体4Aと、導光体4Aの光出射面側に配された光変角シ
ート6Aと、導光体4Aの光出射面と反対側に付された
反射フィルム8Aとからなり、導光体4Aの光出射面2
4が平均傾斜角0.5〜25゜で光入射面22と平行な
方向の多数のレンズ列から構成されている。第2素子1
2Bは、第1素子12Aと共通の光源2と、導光体4B
と、光変角シート6Bと、反射フィルム8Bとからな
り、第1素子12Aと同等な構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅や公共施設等に
おける案内標示板や大型看板、あるいは高速道路や一般
道路における種々の案内標識や交通標識等の標示装置を
構成する面光源素子及びこれを用いた両面標示装置に関
するものであり、さらに詳しくは、高い輝度を有すると
ともに、光出射面内での均一な輝度分布が得られる両面
面光源素子及びこれを用いた両面標示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】案内標
示板や大型看板等の標示装置、高速道路や一般道路での
案内標識や交通標識等の標示装置においては、夜間の視
認性、判読性を高めるために、内部照明方式と外部照明
方式の2つの照明方式が採用されている。内部照明方式
では、メタクリル板等の半透明のプラスチック板に切抜
きや印刷等によって文字、図形、写真等を形成して標示
板(標示素子)とし、この標示板の内側に光源を配置
し、この光源により標示板を照らすようにしたものであ
り、光源としては直管形または環形の蛍光灯が一般的に
使用されている。また、外部照明方式では、標示内容を
形成した標示板の前面側の上方、下方、側方等に光源を
配置し、この光源により標示板の全面を照らすようにし
たもので、光源としては直管形の蛍光灯が一般的に使用
されている。
【0003】このような従来の標示装置においては、標
示板の全面の輝度分布が不均一となり、すなわち輝度の
最大値/最小値の値が非常に大きくなり、このような方
式では輝度分布の均一性が高く均一な明るさを有する標
示装置を得ることは困難であった。この傾向は、外部照
明方式において特に著しいものであった。また、内部照
明方式においては、光源として使用する蛍光灯等が標示
板を通して透けて見えるシースルー現象が起こるという
問題点をも有していた。
【0004】ところで、標示装置としては両面側に標示
を行うものが次第に利用されるようになってきている。
このような両面標示装置においては、光源の有効利用の
観点から、内部照明方式が採用されることが多い。その
場合、上記問題点の回避のために、光源から標示板まで
の距離を大きくして両面の標示板の間隔を大きくするこ
とが必要であった。即ち、輝度分布の均一性の向上とシ
ースルー現象の回避とを図るためには、標示装置の厚さ
を厚くせざるを得なかった。これは、表示装置の薄型化
の要求と逆行するものである。
【0005】そこで、本発明は、高い輝度を有するとと
もに、光出射面内での輝度分布の均一性に優れた両面面
光源素子を提供することを目的とする。また、本発明
は、このような両面面光源素子を用いた薄型化可能な両
面標示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記した
如き状況に鑑み、導光体の光出射面あるいはその裏面の
構造について鋭意検討した結果、光出射面あるいはその
裏面を特定の平均傾斜角を有する微細な凹凸形状からな
る粗面あるいは多数のレンズ列からなる微細な凹凸面と
することによって、高い輝度を有するとともに、光出射
面内での出射光の輝度分布の均一性に優れた両面面光源
素子が得られることを見出し、本発明に到達したもので
ある。
【0007】即ち、本発明によれば、以上の如き目的を
達成するものとして、第1面側へ光を出射させる第1素
子と、前記第1面側と反対側の第2面側へ光を出射させ
る第2素子とを備えており、前記第1素子及び第2素子
はそれぞれ、光源と、該光源に対向する少なくとも1つ
の側端面を光入射面とし、この光入射面と略直交する1
つの面を光出射面とする導光体と、該導光体の光出射面
側に配設された光変角シートとからなり、前記導光体の
光出射面およびその裏面の少なくとも一方の面が平均傾
斜角0.5〜25゜の微細構造を有しており、前記第1
素子と前記第2素子とを導光体の裏面側どうしが対向す
るように配置してなることを特徴とする両面面光源素
子、が提供される。
【0008】また、本発明によれば、以上の如き目的を
達成するものとして、光源と、該光源に対向する少なく
とも1つの側端面を光入射面とし、この光入射面と略直
交する2つの面を第1面側及び第2面側の光出射面とす
る導光体と、該導光体の第1面側及び第2面側にそれぞ
れ配設された第1及び第2の光変角シートとからなり、
前記導光体の第1面側及び第2面側の光出射面の少なく
とも一方が平均傾斜角0.5〜25゜の微細構造を有し
ていることを特徴とする両面面光源素子、が提供され
る。
【0009】更に、本発明によれば、以上の如き両面面
光源素子の第1面側及び第2面側にそれぞれ第1及び第
2の透過型標示素子を配置してなることを特徴とする両
面標示装置、が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0011】図1は本発明による両面面光源素子の第1
の実施形態を示す部分斜視図である。
【0012】本発明の面光源素子は、図1に示したよう
に、第1素子12Aと第2素子12Bとを有する。2は
CD方向に細長い光源である。該光源は、図示されてい
るように第1素子12Aと第2素子12Bとで共用して
もよいし、第1素子12Aと第2素子12Bのそれぞれ
の端部に別々のものを配置してもよい。また、光源を共
用する場合も個別に配置する場合も、第1素子12Aと
第2素子12Bの一方の端部に配置してもよいし、対向
する両方の端部に配置してもよい。
【0013】第1素子12Aは、光源2に対向する少な
くとも一つの光入射面22およびこれと略直交する光出
射面24を有する導光体4Aと、導光体4Aの光出射面
24に載置されたプリズムシート等のレンズシートから
なる光変角シート6Aと、導光体4Aの光出射面24と
対向する裏面に付された反射面を有する反射フィルム8
Aとから構成される。
【0014】第2素子12Bは、第1素子12Aと同等
の構成を有し、光源に対向する少なくとも一つの光入射
面およびこれと略直交する光出射面を有する導光体4B
と、導光体4Bの光出射面に載置されたプリズムシート
等のレンズシートからなる光変角シート6Bと、導光体
4Bの光出射面と対向する裏面に付された反射面を有す
る反射フィルム8Bとから構成される。
【0015】第1素子12Aと第2素子12Bとは、反
射フィルム8A,8Bどうしが対向するようにして、隣
接配置されている。尚、以下において、第1素子12A
につき説明されている内容は、配列の向きに関するもの
を除いて、第2素子12Bにも当てはまる。
【0016】このような両面面光源素子において、光源
2からF方向成分をもって光入射面22を経て導光体8
A中に入射した光は、導光体4Aの光出射面24、その
裏面あるいは該裏面に付された反射フィルム8Aでの反
射(全反射を含む)を繰り返して導光体4A中を伝搬す
る。導光体4Aの表面(光出射面24)に凹凸を形成し
た場合には、凹凸部分に到達した光のうち凹凸に対して
臨界角以下で入射する光は屈折して導光体4Aの外へ出
射し、臨界角を越える角度で入射する光は全反射して導
光体4Aを伝搬する。これは、光の進行方向が、スネル
の法則に従って媒体の屈折率と入射した面の法線に対す
る光の入射角によって決定されることによる。
【0017】図2に、表面に凹凸を有する導光体4Aで
の光の屈折および反射を模式的に示した。臨界角以内の
入射角iで凹凸部の斜面に入射した光は、スネルの法則
によりnsini=sini’(nは導光体4Aの屈折
率)の関係を満足する出射角i’で導光体4Aから出射
する。一方、臨界角を越える入射角kで入射した光は、
角度k’(k’=k)で全反射して導光体1内を伝搬す
る。一旦、凹凸部分に入射して反射した光は、次に凹凸
部分に入射する際に入射角が変化するため、導光体4A
外へ出射する光が生ずる。平滑な裏面26に入射する光
のうちには臨界角以下で入射するものもあり、その光は
裏面26を経て導光体4Aから出射する。この出射光
は、裏面26に付された反射フィルム8Aによって、再
び導光体4A内へと戻される。
【0018】本発明者等は、第1素子12Aのような面
光源素子において、光出射面24内の或る点での光の出
射強度(I)と光入射面端での出射光強度(I0 )との
関係は、出射率(α)、光入射面端からの距離(L’)
および導光体4Aの厚さ(t)によって、実験的に次の
式(1)を満足することを見出した。
【0019】 I=I0 (1−α/100)L'/t ・・・(1) (1)式から、導光体4Aの長さ(L)と厚さ(t)が
決まれば、光出射面24内での出射光の輝度分布の均一
性は出射率(α)に依存することがわかる。なお、厚さ
t(mm)の導光体4Aの出射率(α)は、導光体4A
の光入射面端から20mm間隔で輝度の測定を行い、光
入射面端からの距離(L’)と導光体4Aの厚さ(t)
との比(L’/t)と輝度の対数のグラフから、その勾
配(K(mm-1))を求めて、次の(2)式によって求
められる。
【0020】 α=(1−10K )×100 ・・・ (2) 本発明においては、輝度分布の均一性の尺度として、次
の(3)式で示されるバラツキ度(R%)を用いて、面
光源素子における輝度分布の均一性についての評価およ
び検討を行った。バラツキ度(R%)は、導光体4Aの
ほぼ中央部(光源2の長手方向即ちCD方向に関する中
央部)において光入射面端から50mm離れた点から対
向する端部までの範囲内を50mm間隔で輝度測定を行
い、測定輝度の最大値(Imax )、測定輝度の最小値
(Imin )、測定輝度の平均値(I av)を求め、次の
(3)式によって求める。
【0021】 R%={(Imax −Imin )/Iav}×100 ・・・ (3) その結果、出射率(α)とバラツキ度(R%)とは、導
光体4Aの長さ(L)と厚さ(t)とに依存して特定の
関係にあることが見出され、出射率(α)が大きくなる
とバラツキ度(R%)はそれに伴って増加し、出射率
(α)が一定であれば導光体4Aの長さ(L)と厚さ
(t)との比(L/t)が大きくなるに従ってバラツキ
度(R%)も大きくなる。すなわち、一定の大きさの導
光体4Aにおいては、導光体4Aの光出射面24内での
輝度分布の均一性(バラツキ度)は、導光体4Aからの
出射率(α)に依存するものであり、出射率(α)を制
御することによって輝度分布の均一性を図ることができ
ることがわかった。
【0022】一方、本発明者等は、導光体4Aの表面
(光出射面24)を多数の微細な凹凸からなる粗面で構
成した場合や、導光体4Aの表面に光入射面22と平行
な方向即ちCD方向に延びる多数のレンズ列を形成した
場合に、粗面を構成する凹凸の勾配あるいはレンズ列を
形成する傾斜面の勾配に依存して、導光体4Aから出射
する光の出射方向や出射率が変化することを見出した。
微細な凹凸の粗面の場合には、この微細な凹凸形状を近
似的に1つの勾配を有する斜面であると考える。ここ
で、この勾配としてISO4287/1−1987で規
定される平均傾斜角(θa)を用いることができる。こ
の平均傾斜角(θa)が大きくなると、導光体4Aから
の出射光は光出射面24の法線方向(導光体4Aの厚さ
方向即ちAB方向)に近づいた出射光となる。また、平
均傾斜角(θa)が大きくなると、それに伴って導光体
4Aからの出射率(α)も高くなる。このことから、面
光源素子の光出射面24内での輝度分布の均一性は、導
光体4Aからの出射率(α)を低くすることによって高
めることができ、平均傾斜角(θa)を小さくすれば均
一化が図れることを見出した。
【0023】また、本発明者等は、案内標示板や大型看
板等の標示装置において使用される面光源素子として
は、そのバラツキ度(R%)が450%以下のものであ
れば要求される良好な輝度分布均一性を満足することが
でき、このためには、粗面またはレンズ列の平均傾斜角
を25°以下とすることが必要であることを見出した。
標示装置において使用される面光源素子のバラツキ度
(R%)は、好ましくは、100%以下更に好ましくは
50%以下である。
【0024】本発明においては、このような新たな知見
に基づいて、導光体4Aの光出射面24及びその裏面2
6の少なくとも一方の面を、平均傾斜角(θa)が0.
5〜25゜好ましくは0.5〜7.5゜である粗面ある
いは多数のレンズ列により構成することによって、導光
体4Aからの出射率(α)を十分に低下させることがで
き、面光源素子の光出射面24内における輝度分布の均
一化を図ることができたものである。これは、平均傾斜
角(θa)が0.5゜未満であると、導光体4Aの光出
射面24から出射する全出射光量が低下して十分な輝度
が得られなくなったり、光出射面24からの出射光の出
射角(光出射面24の法線に対する角度)が大きくな
り、プリズムシート等の光変角シート6Aを使用しても
十分に法線方向へ出射光を向けることができなくなるた
めである。逆に、平均傾斜角(θa)が25゜を超える
と、導光体4Aの出射率(α)が大きくなり標示装置用
面光源素子として輝度の均一性が損なわれるためであ
る。好ましくは、平均傾斜角(θa)が1〜5゜の範囲
であり、さらに好ましくは2〜4゜の範囲である。
【0025】導光体4Aの大きさは特に限定されるもの
ではないが、本発明の効果をより顕著に発揮させるため
には、導光体4Aの長さ(L)と厚さ(t)との比(L
/t)が200以下とするのが好ましい。L/tが20
0を超えると、導光体4Aの粗面やレンズ列の平均傾斜
角(θa)を小さくしても、光出射面内での輝度分布の
均一性が十分に図れない傾向にあるためである。L/t
は、好ましくは150以下、より好ましくは30〜10
0の範囲である。
【0026】導光体4Aとしては、ガラスや合成樹脂等
の透明板状体を使用することができる。合成樹脂として
は、例えば、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、塩化ビニル系樹脂等の高透明性の種々の合成樹脂を
用いることができ、この樹脂を押出成形、射出成形等の
通常の成形方法で板状体に成形することによって導光体
4Aを製造することができる。特に、メタクリル樹脂
が、その光線透過率の高さ、耐熱性、力学的特性、成形
加工性にも優れており、導光体用材料として好適であ
る。特に、メタクリル樹脂として、メタクリル酸メチル
単位が80重量%以上である樹脂が好ましい。また、導
光体4A中には、ガラスビーズ、酸化チタン等の無機微
粒子、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系
樹脂等の樹脂微粒子を光拡散材として分散させることも
できる。
【0027】導光体4Aに特定の平均傾斜角(θa)を
もつ微細構造を形成する加工方法としては、特に限定さ
れるものではないが、例えば、フッ酸等を用いた化学エ
ッチングによって粗面を形成した金属製やガラス製等の
型、ガラスビーズ等の微粒子をブラストして粗面化した
型、ブラストと化学エッチングを併用して粗面を形成し
た型等を用いて、加熱プレス、射出成形等によって粗面
を転写する方法、印刷法等によって透明な物質を凹凸状
に導光体4Aに塗布あるいは付着する方法、導光体4A
をブラスト法やエッチング法等によって直接加工する方
法等が挙げられる。
【0028】導光体4Aの表面に形成する微細構造とし
ては、平均傾斜角(θa)が0.5〜25゜であれば特
に限定されるものではなく、例えば、マイクロレンズや
多角錐や円錐の形態を2次元に多数配列してなるもの
や、断面が弧状のレンチキュラーレンズからなるレンズ
列、断面が三角〜多角形状のプリズム列からなるレンズ
列等が挙げられる。このようなレンズ列は、導光体4A
の光入射面22に平行な方向にレンズ列が延びるように
形成される。レンズ列のピッチは、その用途によって適
宜選択されるが、通常は20μm〜5mmの範囲とする
ことが好ましい。
【0029】特定の平均傾斜角(θa)の多数のレンズ
列を形成する加工方法としては、例えば、化学エッチン
グ、バイト切削、レーザー加工等によってレンズパター
ンを形成した金属製やガラス製等の型を用いて、透明基
板を加熱プレスしたり、透明樹脂を射出成形することに
よって形成する方法、透明基板上に活性エネルギー線硬
化性樹脂を塗布して活性エネルギー線の照射によって賦
型硬化させてレンズパターンを転写する方法、導光体4
Aをエッチング、バイト切削、レーザー加工等によって
直接加工する方法等が挙げられる。
【0030】本発明の面光源素子では、上記のような導
光体4Aの一方の端部(入射端面22)に隣接して蛍光
灯等の光源2を配置し、光出射面24と対向する裏面2
6には、反射面を有する反射フィルム8Aを配置してい
る。
【0031】図3に示されているように、光源2から導
光体4A,4Bへ有効に光を導入するために、光源2お
よび導光体4A,4Bの光入射面22を内側に反射剤を
塗布したケースやシート10で覆うように構成すること
もできる。尚、第1素子12Aと第2素子12Bとで、
それぞれ独自の光源を使用する場合には、図4に示され
ているように、第1素子12Aでは光源2Aおよび導光
体4Aの光入射面22を反射剤塗布のケースやシート1
0Aで覆い、第2素子12Bでは光源2Bおよび導光体
4Bの光入射面22を反射剤塗布のケースやシート10
Bで覆う。この場合、光源2Aと光源2BとをEF方向
に関して互いに反対側の端部に配置してもよい(即ち、
例えば光源2Aを図示されているようにE方向端部に配
置し、光源2Bを図示と逆のF方向端部に配置する)。
【0032】導光体4A,4Bとしては、図1,3,4
に示されているように、光出射面24及びその裏面(2
6)の表面微細構造を除く全体形状が平行平板状のもの
を用いることができる。更には、図5に示されているよ
うなくさび状(EF方向に厚さが徐々に減少するもの)
を用いることもできる。この場合、第1素子12Aと第
2素子12Bとで、それぞれ光源2A,2Bを1つづつ
用い、これら光源をEF方向に関し反対側の端部に配置
することができる。これにより、両面面光源素子の厚さ
を、全体にわたって均等なものとすることができる。あ
るいは、EF方向に関する両端部において厚さが中央に
向かって徐々に減少するものを用いることができる。こ
の場合、第1素子12Aでは光源2A,2A’をEF方
向に関し両端に配置し、第2素子12Bでも光源2B,
2B’をEF方向に関し両端に配置する。光源2A,2
Bを共通化し、光源2A’,2B’を共通化することも
可能である。
【0033】本発明の面光源素子においては、通常、導
光体4Aからの出射光の出射方向は、光出射面24の法
線から60〜80゜の指向性を持った光となるため、出
射光を法線方向等の特定方向へ変角させるために、導光
体4Aの上に光変角シート6Aが載置される。この場
合、使用される光変角シート6Aとしては、拡散シート
や、少なくとも一方の面に多数のレンズ単位が平行に形
成されたレンズ面を有するレンズシートなどが挙げられ
る。導光体4Aからの出射光の出射方向が光出射面24
の法線に対してなす角度が大きい場合には、多数のレン
ズ単位が平行に形成されたレンズ面を有するレンズシー
トが好適である。レンズシートに形成されるレンズ形状
は、目的に応じて種々の形状のものが使用され、例え
ば、プリズム形状(図7参照)、レンチキュラーレンズ
形状、波型形状等が挙げられる。レンズシートのレンズ
単位のピッチは30μm〜2.0mm程度とすることが
好ましい。プリズムシートを使用する場合には、図7に
示されているように、そのプリズム頂角φは導光体から
の出射光の出射角に応じて適宜選定されるが、一般的に
は30〜120゜の範囲とすることが好ましい。プリズ
ムシートのプリズム(プリズム列)の頂角を挟む第1の
プリズム面S1及び第2のプリズム面S2がプリズムシ
ートの法線Nの方向に対してなす傾き角φ1,φ2は、
等しく設定することができる。しかし、これら傾き角φ
1,φ2は、出射光に法線Nの方向以外の方向に指向性
をもたせる場合には、互いに異なるように設定すること
ができる。その場合、例えば、φ1を5〜45°とし、
φ2を15〜85°とすることができる。但し、標示板
を観察する場合には、法線Nの方向に対して極端に大き
く傾いた方向か観察することは希であるので、通常、φ
1を30〜45°とし、φ2を35〜50°とする。
【0034】また、レンズシートの向きについても、導
光体からの出射光の出射角に応じて適宜選定され、レン
ズ面が導光体側となるように載置してもよいし、逆向き
に載置してもよい。通常、上記のような特定の平均傾斜
角(θa)を有する粗面や多数のレンズ列によって構成
される表面を有する導光体4Aを用いる場合には、頂角
が40〜80゜のプリズムシートをプリズム面が導光体
側となるように載置することによって、ほぼ導光体の光
出射面12の法線方向の出射光とすることができる。プ
リズムシートのプリズム頂角は50〜75゜であるのが
好ましい。
【0035】本発明の面光源素子においては、光変角シ
ート6Aは、必要に応じて複数枚を重ね合わせて使用す
ることができる。例えば、2枚のレンズシートを使用す
る場合には、2枚のレンズシートが、それぞれのレンズ
列が互いに角度をなしてまたは平行するように積層して
使用することができる。レンズシートは、それぞれのレ
ンズ面が上側または下側のいずれの方向となるようにも
載置することができ、また、双方のレンズシートのレン
ズ面が反対方向となるように載置することもできる。こ
の場合、本発明の面光源素子においては、導光体4Aに
隣接する1枚目のレンズシートをレンズ面が導光体側と
なり、そのレンズ列が光源と平行となるように載置し、
さらに2枚目のレンズシートをレンズ面が導光体と反対
側となり、そのレンズ列が1枚目のレンズシートのレン
ズ列と直交するように載置することが好ましい。レンズ
シートとしてプリズムシートを使用する場合には、1枚
目のプリズムシートとしてはプリズム頂角50〜75゜
のものを使用し、2枚目のプリズムシートとしてはプリ
ズム頂角が80〜100゜のものを使用することが好ま
しい。
【0036】レンズシートは、可視光透過率が高く、屈
折率の比較的高い材料を用いて製造することが好まし
く、例えば、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、活性エネルギー線硬化型樹脂等
が挙げられる。中でも、レンズシートの耐擦傷性、取扱
い性、生産性等の観点から活性エネルギー線硬化型樹脂
が好ましい。また、レンズシートには、必要に応じて、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、黄変防止剤、ブルーイング
剤、顔料、拡散剤等の添加剤を添加することもできる。
レンズシートを製造する方法としては、押出成形、射出
成形等の通常の成形方法が使用できる。活性エネルギー
線硬化型樹脂を用いてレンズシートを製造する場合に
は、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボ
ネート系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリメタクリルイミ
ド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等の透明樹脂からなる
透明フィルムあるいはシート等の透明基材上に、活性エ
ネルギー線硬化型樹脂によってレンズ部を形成する。ま
ず、所定のレンズパターンを形成したレンズ型に活性エ
ネルギー線硬化型樹脂液を注入し、透明基材を重ね合わ
せる。次いで、透明基材を通して紫外線、電子線等の活
性エネルギー線を照射し、活性エネルギー線硬化型樹脂
液を重合硬化して、レンズ型から剥離してレンズシート
を得る。
【0037】本発明の面光源素子においては、上記した
ようなレンズシートとともに、拡散シート、カラーフィ
ルター、偏光膜等、光学的に光を変角、集束、拡散させ
たり、その光学特性を変化させる種々の光学素子を使用
することができる。また、光源2としては、一般的な直
管型の蛍光灯が使用できるが、光源2の交換作業が困難
な場合等には、複数の光ファイバーから構成されるライ
ンライトを用いて別途設置された光源から光を伝送する
こともできる。
【0038】このようにして構成された第1素子12A
及び第2素子12Bの組に対して、第1面側(第1素子
12AのA方向側)及び第2面側(第2素子12BのB
方向側)にそれぞれ、図1に示される様に、メタクリル
板等の半透明のプラスチック板に切抜きや印刷等によっ
て文字、図形、写真等を形成して標示板(透過型標示素
子)14A,14Bを載置することによって、駅や公共
施設等における案内標示板や大型看板等の標示装置が形
成される。
【0039】図8は本発明による両面面光源素子の第2
の実施形態を説明するための部分断面図である。本図に
おいて、上記図1〜7におけると同様の機能を有する部
材には同一の符号が付されている。
【0040】本実施形態においては、第1素子12Aの
反射面と第2素子12Bの反射面とが共通の反射部材た
る反射フィルム8に形成されている。これにより、構成
部品点数を低減することができる。
【0041】図9は本発明による両面面光源素子の第3
の実施形態を説明するための部分断面図である。本図に
おいて、上記図1〜8におけると同様の機能を有する部
材には同一の符号が付されている。
【0042】本実施形態においては、反射面を介在させ
ることなしに、第1素子12Aの導光体4Aの平滑な裏
面26と第2素子12Bの導光体4Bの平滑な裏面26
とが対向配置されている。これにより、図9に示されて
いるように、臨界角以下の角度で導光体4A側から裏面
26に入射する光は第1素子12Aを出射後直ちに第2
素子12Bに入射し、臨界角以下の角度で導光体4B側
から裏面26に入射する光は第2素子12Bを出射後直
ちに第1素子12Aに入射する。本実施形態によれば、
第1素子12Aと第2素子12Bとの間での光の流通が
存在するけれども、第1素子12Aと第2素子12Bと
の間に反射面を介在させたのと同様な作用効果を構成部
品点数を低減した上で得ることができる。
【0043】図10は本発明による両面面光源素子の第
4の実施形態を説明するための部分断面図である。本図
において、上記図1〜9におけると同様の機能を有する
部材には同一の符号が付されている。
【0044】本実施形態では、ちょうど上記第3の実施
形態の第1素子12Aの導光体4Aと第2素子12Bの
導光体4Bとを一体化したような単一導光体4が使用さ
れている。即ち、該導光体4は、第1面側及び第2面側
の双方(即ち両面側)に光出射面24A,24Bが形成
されている。これら光出射面24A,24Bの構成は上
記光出射面24と同様である。尚、光出射面24A,2
4Bのうちの一方のみを上記光出射面24と同様な構成
にし、他方を例えば平坦面としてもよい。本実施形態に
よれば、上記第3の実施形態と同等の作用効果が得られ
る。
【0045】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
【0046】以下の実施例において、平均傾斜角(θ
a)は、ISO4287/1−1987に従って、次の
ようにして得た。即ち、触針として010−2528
(1μmR、55°円錐、ダイヤモンド)を用いた触針
式表面粗さ計(東京精器社製:サーフコム570A)に
て、駆動速度0.03mm/秒で表面粗さを測定した。
この測定により得られたチャートより、その平均線を差
し引いて傾斜を補正し、下記(4)〜(5)式によって
計算して求めた: Δa=(1/L”)∫0 L" |( d/dx)f(x)|dx ・・・ (4) θa=tan-1Δa ・・・ (5) なお、ここでL”は触針で走査した距離、xは測定位
置、f(x)は触針の変位を表す。
【0047】(実施例1)ガラス板の表面を、粒径12
5〜149μmのガラスビーズ(不二製作所社製:FG
B−120)を用い、ガラス板から吹付けノズルまでの
距離を10cmとし、吹付け圧力を4Kg/cm2 でブ
ラスト処理を行った。その後、フッ酸処理を行うことに
よりブラスト面の化学エッチングを行い、電鋳によりレ
プリカ型を取って得た電鋳型を用いて、5mm(厚さ)
×1200mm×800mmの透明アクリル樹脂板の一
方の表面に熱転写によって粗面を転写し、導光体とし
た。この導光体を2つ得た。得られた導光体の粗面の平
均傾斜角(θa)は、2.0°であった。
【0048】得られた2つの導光体のそれぞれについ
て、1200mmの1つの端面及び800mmの2つの
端面に銀蒸着したPETフィルムを粘着加工して貼り付
けた。そして、粗面化した光出射面どうしが互いに外側
となるようにし、銀蒸着PETフィルムの貼り付けられ
ていない1200mmの端面どうしを対応させて、2つ
の導光体を重ね合わせ、導光体重ね合わせ体を得た。そ
の際、2つの導光体の裏面どうしの間に銀蒸着したPE
Tフィルムを介在させ、反射面を形成した。
【0049】銀蒸着PETフィルムの貼り付けられてい
ない1200mmの端面に隣接して、直管型の蛍光灯
(28W、管径16mm、管長1149mm)を配置し
た。そして、各導光体の光出射面上に、PETフィルム
上に屈折率1.53のアクリル系紫外線硬化型樹脂で頂
角63°、ピッチ50μmのプリズム列を平行に多数形
成してなるプリズムシートを、プリズム面が導光体の光
出射面側に向くように載置して、両面面光源素子とし
た。得られた両面面光源素子の法線方向の平均輝度は8
20Cd/m2 でバラツキ度(R%)は110%であっ
た。
【0050】以上のようにして得られた両面面光源素子
のプリズムシートの上に、写真を印刷した透明アクリル
樹脂板を透過型標示素子として配置して、両面看板を作
製した。この両面看板は、明るく、輝度分布の均一性が
良好であった。
【0051】(実施例2)導光体重ね合わせ体を得る際
に2つの導光体の裏面どうしの間に銀蒸着PETフィル
ムを介在させないことを除いて、実施例1と同様にして
両面面光源素子を得た。得られた両面面光源素子の法線
方向の平均輝度は1050Cd/m2 でバラツキ度(R
%)は103%であった。
【0052】以上のようにして得られた両面面光源素子
のプリズムシートの上に、写真を印刷した透明アクリル
樹脂板を透過型標示素子として配置して、両面看板を作
製した。この両面看板は、明るく、輝度分布の均一性が
良好であった。
【0053】(実施例3)プリズムシートとしてそのプ
リズム列の第1面及び第2面がプリズムシート法線方向
とそれぞれ26°,37°の角度をなしているものを使
用することを除いて、実施例2と同様にして両面面光源
素子を得た。この両面面光源素子からの出射光の分布の
ピークは、法線方向に対して約14°傾いた方向であっ
た。
【0054】以上のようにして得られた両面面光源素子
のプリズムシートの上に、写真を印刷した透明アクリル
樹脂板を透過型標示素子として配置して、両面看板を作
製した。この両面看板は、明るく、輝度分布の均一性が
良好であった。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の両面面光
源素子によれば、導光体の光出射面およびその裏面の少
なくとも一方の面に平均傾斜角0.5〜25゜の微細構
造を形成しているので、高い輝度を有するとともに、光
出射面内での輝度分布の均一性に優れている。また、こ
のような両面面光源素子を用いた本発明の両面標示装置
は、容易に薄型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による両面面光源素子の第1の実施形態
を示す部分斜視図である。
【図2】本発明による両面面光源素子の導光体における
光の進行状態を示す図である。
【図3】本発明による両面面光源素子の第1の実施形態
を示す部分断面図である。
【図4】本発明による両面面光源素子の第1の実施形態
の変形例を示す部分断面図である。
【図5】本発明による両面面光源素子の導光体の形状の
変形例を示す断面図である。
【図6】本発明による両面面光源素子の導光体の形状の
変形例を示す断面図である。
【図7】本発明による両面面光源素子の第1の実施形態
のプリズムシートを示す部分断面図である。
【図8】本発明による両面面光源素子の第2の実施形態
を説明するための部分断面図である。
【図9】本発明による両面面光源素子の第3の実施形態
を説明するための部分断面図である。
【図10】本発明による両面面光源素子の第4の実施形
態を説明するための部分断面図である。
【符号の説明】
2,2A,2B,2A,2B 光源 4,4A,4B 導光体 6A,6B 光変角シート 8,8A,8B 反射フィルム 10,10A,10B 反射シート 12A 第1素子 12B 第2素子 14A,14B 透過型標示素子 22,22’ 光入射面 24,24A,24B 光出射面 26 裏面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1面側へ光を出射させる第1素子と、
    前記第1面側と反対側の第2面側へ光を出射させる第2
    素子とを備えており、 前記第1素子及び第2素子はそれぞれ、光源と、該光源
    に対向する少なくとも1つの側端面を光入射面とし、こ
    の光入射面と略直交する1つの面を光出射面とする導光
    体と、該導光体の光出射面側に配設された光変角シート
    とからなり、前記導光体の光出射面およびその裏面の少
    なくとも一方の面が平均傾斜角0.5〜25゜の微細構
    造を有しており、 前記第1素子と前記第2素子とを導光体の裏面側どうし
    が対向するように配置してなることを特徴とする両面面
    光源素子。
  2. 【請求項2】 前記第1素子及び前記第2素子は導光体
    の裏面側に対向して隣接配置された反射面を有すること
    を特徴とする、請求項1に記載の両面面光源素子。
  3. 【請求項3】 前記第1素子の反射面と前記第2素子の
    反射面とが共通の部材に形成されていることを特徴とす
    る、請求項2に記載の両面面光源素子。
  4. 【請求項4】 前記第1素子の光源と前記第2素子の光
    源とが共用されていることを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれかに記載の両面面光源素子。
  5. 【請求項5】 光源と、該光源に対向する少なくとも1
    つの側端面を光入射面とし、この光入射面と略直交する
    2つの面を第1面側及び第2面側の光出射面とする導光
    体と、該導光体の第1面側及び第2面側にそれぞれ配設
    された第1及び第2の光変角シートとからなり、前記導
    光体の第1面側及び第2面側の光出射面の少なくとも一
    方が平均傾斜角0.5〜25゜の微細構造を有している
    ことを特徴とする両面面光源素子。
  6. 【請求項6】 前記微細構造は粗面から構成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の両
    面面光源素子。
  7. 【請求項7】 前記微細構造は前記光入射面と平行な方
    向に延びた多数のレンズ列から構成されていることを特
    徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の両面面光源
    素子。
  8. 【請求項8】 前記微細構造の平均傾斜角が0.5〜
    7.5゜の範囲内であることを特徴とする、請求項1〜
    7のいずれかに記載の両面面光源素子。
  9. 【請求項9】 前記光変角シートは少なくとも一方の面
    に多数のレンズ列が互いに平行に形成されたレンズシー
    トからなることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか
    に記載の両面面光源素子。
  10. 【請求項10】 前記レンズシートは少なくとも一方の
    面に多数のプリズム列が互いに平行に形成されたプリズ
    ムシートであることを特徴とする、請求項9に記載の両
    面面光源素子。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の両
    面面光源素子の第1面側及び第2面側にそれぞれ第1及
    び第2の透過型標示素子を配置してなることを特徴とす
    る両面標示装置。
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