JPH1172302A - 転舵角検出装置 - Google Patents

転舵角検出装置

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JPH1172302A
JPH1172302A JP23428197A JP23428197A JPH1172302A JP H1172302 A JPH1172302 A JP H1172302A JP 23428197 A JP23428197 A JP 23428197A JP 23428197 A JP23428197 A JP 23428197A JP H1172302 A JPH1172302 A JP H1172302A
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steering
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転舵角センサの異常を早期に且つ的確に検出
する。 【解決手段】転舵角センサ9からの互いに逆特性の検出
信号δA ,δB の和である舵角和δA+B について、前回
及び今回検出時の舵角和δA+B (n−1)とδ
A+ B (n)との差である舵角和変化量ΔδA+B が継続し
て正又は負であるときの舵角和変化量ΔδA+B を変化量
累積値SUMとして積算すると共にカウント値CNTを
順次更新し、変化量累積値SUMが所定値α以上となり
且つカウント値CNTが所定値β以下であるとき、転舵
角センサ9が異常として判断する。検出信号δA ,δB
は逆特性であるため舵角和δA+B は所定値となるから、
この所定値とのずれ量である変化量累積値SUMが、所
定値α以上となったとき転舵角センサ9の異常とみなす
ことができ、また、経時変化等により変化量累積値SU
Mが所定値α以上となった場合は、カウント値CNTが
所定値β以上となるから異常の誤検知が回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車輪の転舵角を
検出する転舵角検出装置に関し、特に、二つの舵角セン
サを設けることにより、前記舵角センサの異常を的確に
検出することの可能な転舵角検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電動モータにより後輪の
転舵角を制御するようにした後輪操舵制御装置において
は、ステアリングホイールの操舵角に基づいて後輪の目
標転舵角を設定し、転舵角センサによって検出した後輪
の転舵角をフィードバック情報として、後輪の転舵角が
前述の目標転舵角と一致するように電動モータを駆動制
御するようになっている。
【0003】ここで、後輪操舵制御装置においては、転
舵角センサで検出した後輪の転舵角に基づいて電動モー
タを駆動制御するようにしているため、転舵角センサの
異常を早期に検出することが必要である。そのため、転
舵角センサの異常を検出する方法として、例えば、同一
の転舵角センサを二つ設け、これら転舵角センサの検出
信号の絶対値差を求め、この差が異常判断しきい値より
大きいか否かに基づいて転舵角センサの異常を検出する
方法がある。
【0004】しかしながら、この方法では、検出信号の
出力方向が考慮されていないため、2つの検出信号が互
いに逆方向である場合等には、転舵角センサに異常が生
じた時点から相当時間遅れてセンサ異常が検知されるこ
とになる。つまり、センサ異常のしきい値としては、セ
ンサのばらつきや経時変化を考慮した場合、ある程度の
大きな値として設定せざるを得なく、一方のセンサから
プラス方向に異常判断しきい値に相当する検出信号が出
力され、他方のセンサからマイナス方向に異常判断しき
い値に相当する検出信号が出力されている時等には、各
検出信号の絶対値比較では略零となって正常と判断さ
れ、この状態からさらに両検出信号の差が広がり、各検
出信号の絶対値の差が異常判断しきい値を越えたときに
異常として判断されることになる。
【0005】これを回避するため、例えば、特開平6−
219301号公報に記載されているように、メイン及
びサブの二つの後輪舵角センサを設け、サブ後輪舵角セ
ンサの検出信号が単調増減変化しているときに、各セン
サの検出信号に基づいてメイン後輪舵角センサの異常を
検知するようにし、サブ後輪舵角センサの検出信号の変
化方向に対するメイン後輪舵角センサの検出信号の値を
も考慮してメイン後輪舵角センサの異常検出を行うこと
によって、メイン及びサブ後輪舵角センサの検出信号の
検出方向が逆方向である場合でも、メイン後輪舵角セン
サの異常を検出できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−219301号公報に記載された異常検出方法
では、異常が発生してから異常が検出されるまでの期間
における実際の転舵角と後輪舵角センサにより検出され
る異常発生に伴う誤差を含む後輪舵角検出信号との誤差
が、メイン後輪舵角センサの検出信号に基づき後輪操舵
制御を行う後輪操舵制御装置における許容誤差を満足で
きない場合があった。そのため、この状態でメイン後輪
舵角センサの検出信号をフィードバック情報として後輪
の制御を行おうしても、実際の後輪の転舵角とは異なる
許容範囲該の検出信号に基づいて制御することになっ
て、的確な後輪の転舵角制御を行うことができない場合
があった。
【0007】そこで、この発明は上記従来の未解決の問
題点に着目してなされたものであり、転舵角センサの異
常を早期に且つ的確に検出することの可能な転舵角検出
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る転舵角検出装置は、互いに逆特性の
転舵角検出信号を出力する二つの舵角センサと、これら
舵角センサの転舵角検出信号の信号和の変化量に基づい
て前記舵角センサの異常を検出する異常検出手段と、を
備えることを特徴としている。
【0009】この請求項1に係る発明では、二つの舵角
センサによって車輪の転舵角が検出され、各舵角センサ
から互いに逆特性の転舵角検出信号が出力される。そし
て、両舵角センサの転舵角検出信号の信号和について、
例えば前回検出時の信号和と今回検出時の信号和との差
の累積値から信号和の変化量が求められ、この信号和の
変化量が例えば所定の異常判断しきい値以上であるか否
かに基づいて、異常検出手段によって舵角センサの異常
検出が行われる。
【0010】つまり、二つの舵角センサは逆特性の転舵
角検出信号を出力するから、正常状態であるならば、こ
れら両転舵角検出信号の和は所定値となるはずである。
よって、この両舵角検出信号の信号和の変化量が、所定
の異常判断しきい値を越えるとき、つまり、両舵角検出
信号の信号和と正常状態における両舵角検出信号の信号
和とのずれ量がある程度となったときには、二つの舵角
センサの少なくとも何れか一方が異常であるとみなすこ
とが可能となる。
【0011】また、請求項2に係る転舵角検出装置は、
前記異常検出手段は、前記転舵角検出信号の信号和の変
化量及び当該変化量の変化速度に基づいて異常検出を行
うようになっていることを特徴としている。
【0012】この請求項2に係る発明では、例えば両舵
角検出信号の信号和の変化量が検出され、また、この変
化量に至るまでの経過時間を計測しておくこと等によっ
て、両舵角検出信号の信号和の変化速度が求められ、信
号和の変化量及び信号和の変化速度に基づいて舵角セン
サの異常が検出される。
【0013】つまり、舵角センサは長い期間における経
時変化によって、中立位置における転舵角検出信号が初
期の中立電圧から変化することがある。この場合、両転
舵角検出信号の信号和が所定値とはならないから、その
信号和の変化量が徐々に積算されて所定の異常判定しき
い値を越えて異常として検出されることがある。しかし
ながら、この経時変化によるずれは、センサの異常では
なく許容範囲内とみなすことが可能である。
【0014】ここで、一般に舵角センサに異常が生じた
場合には、経時変化等による転舵角検出信号の変化に比
較してより速い速度で転舵角検出信号が変化する。よっ
て、信号和の変化量が異常判定しきい値を越えるまでに
要する時間が長い、つまり、信号和の変化量の変化速度
が遅い場合には経時変化等を要因とする信号和の変化で
あるとみなすことができるから、信号和の変化量の変化
速度が遅い場合には、正常であると判断することによ
り、経時変化等による異常の誤検知が回避される。ま
た、これに伴い経時変化等を考慮することなく、異常発
生時の信号和の変化量に応じて異常判断しきい値を設定
することが可能となるから、より早い段階で異常検出を
行うことが可能となる。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る転舵角検出装置
によれば、互いに逆特性の転舵角検出信号を出力する二
つの舵角センサによって転舵角を検出するようにし、こ
のとき、各センサの転舵角検出信号の信号和の変化量に
基づいて各センサの異常を検出するようにしたから、各
センサの異常を的確に検出することができる。
【0016】また、請求項2に係る転舵角検出装置によ
れば、転舵角検出信号の信号和の変化量の変化速度に基
づいて舵角センサの異常を検出するようにしたから、各
舵角センサの経時変化による異常の誤検知を回避し、よ
り早期に的確に異常検出を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。この実施の形態は、本発明におけ
る転舵角検出装置を、前輪の操舵角に応じて後輪の転舵
角を制御する四輪操舵制御装置の後輪転舵角センサに適
用したものである。
【0018】図1に、四輪操舵装置の全体的な構成を簡
潔に示す。図1において、10FL,10FRは主操舵
輪となる左右の前輪であり、10RL,10RRは補助
操舵輪となる左右の後輪である。このうち、前輪10F
L,10FR間をそれぞれタイロッド13を介して既知
のラックアンドピニオン式ステアリングギヤ装置14の
ラック軸に連結している。このラック軸にはステアリン
グシャフト16に連結された図示されないピニオンが噛
合しており、ステアリングホイール15を回転させるこ
とにより前輪を機械式に主操舵できるように構成されて
いる。
【0019】また、図中2は、車両に搭載された後輪操
舵装置を示す。この後輪操舵装置2では、後輪10R
L,10RR間を、それぞれタイロッド18を介して後
輪操舵用の操舵軸20で連結しており、この操舵軸20
を車両の左右方向に移動させて後輪を補助操舵するのが
アクチュエータユニット1である。このアクチュエータ
ユニット1は、電動モータ22を動力源として後述のよ
うに高効率で非可逆特性の後輪操舵装置2を構成する。
【0020】このアクチュエータユニット1について図
2を用いながら、簡潔に説明すると、前記操舵軸20の
中央部は、チューブ状のハウジング24内に、車両の左
右方向に移動可能に収納され、その収納された操舵軸2
0の一部にテーパのピン穴26が形成されている。そし
て、このピン穴26とナットで締結されるテーパ部28
を有するオフセットシャフト29は、前記操舵軸20の
移動方向,すなわち、車両の左右方向と直交する方向、
つまり車両の前後方向に向けて突設されている。さら
に、このオフセットシャフト29に、ハイポイドリング
ギヤ30が軸をオフセットして取り付けられ、このリン
グギヤ30に噛合するピニオン31が前記電動モータ2
2の回転軸32と係合するように取り付けられている。
したがって、電動モータ22を回転させるとピニオン3
1からリングギヤ30,オフセットシャフト29,操舵
軸20と動力が伝達されるから、当該電動モータ22を
両方向に回転させると操舵軸20を車両の左右方向に往
復移動させ、これによって、補助操舵輪である後輪10
RL,10RRを左右方向に同期して操舵することがで
きる。
【0021】そして、ここに用いられているピニオン3
1及びリングギヤ30で構成されるハイポイドギヤが、
前述の高効率及び非可逆特性を発現する。すなわち、図
3に示すように、ピニオン31側からの回転駆動力は、
リングギヤ30とのギヤ効率が正値(例えば40%程
度)となるために当該リングギヤ30を所望の方向に回
転させることができるが、逆にリングギヤ30を回転さ
せようとしても、歯の角度によってピニオン31の軸方
向に力が発生するだけで、事実上、ギヤ効率は“0”と
なり、リングギヤ30もピニオン31も回転されない。
したがって、後輪10RL,10RRに作用するコーナ
リングフォースや路面凹凸等の入力では、前記ピニオン
31から操舵軸20までが全てロック状態となり、した
がって、後輪10RL,10RRに向き、すなわち、舵
角を変更することはできない。
【0022】図1に戻って、図中9は、リングギヤ30
の回転角から、後輪10RL,10RRの後輪転舵角を
検出するためのロータリポテンショメータ等からなる後
輪転舵角センサである。
【0023】この後輪転舵角センサ9は、例えば図4に
示すように、電源端子TV と接地端子TE との間に抵抗
体RA 及びRB が並列に介挿され、これら抵抗体RA
びR B と接触するように配置された各抵抗体に対応する
接触子(摺動接触子)が移動可能に形成されている。
【0024】そして、これら抵抗体RA 及びRB は、前
記電動モータ22の回転に応じて移動する図示しない回
転シャフトを挟んで互いに対向する位置に配置され、ま
た、この回転シャフトに、抵抗体RA と接触する抵抗体
A 用の接触子及び抵抗体R B と接触する抵抗体RB
の接触子が設けられている。そして、回転シャフトの回
転に伴い、各接触子が対応する抵抗体RA ,RB と接触
しながら移動することにより、回転シャフトの回転に伴
う接触子と抵抗体RA ,RB との接触位置変化に応じた
電圧信号からなる検出信号δA ,δB が出力端子TA
B から出力されるようになっている。
【0025】このとき、出力端子TA 及びTB から得ら
れる検出信号δA 及びδB は、回転シャフトの回転に伴
い、一方が増加すると一方が減少する逆特性となるよう
に設定されている。つまり、例えば図4において、回転
シャフトの回転に伴って接触子が電源端子TV 側に移動
したときには、これに応じて、各接触子と抵抗体RA
びRB とが接触する位置が共に同量だけ変化し、抵抗体
A についてはその抵抗値を増加させる方向に移動し、
抵抗体RB についてはその抵抗値を減少させる方向に移
動する。
【0026】ここで、抵抗体RA とこれに対応する接触
子とで構成される舵角センサを9a,抵抗体RB とこれ
に対応する接触子とで構成される舵角センサを9bとす
る。そして、舵角センサ9a,9bから出力される検出
信号δA 及びδB は、後左右輪10RL,10RRの中
庸位置からの後輪転舵角の大きさに応じた電圧信号であ
って、中庸位置にあるときの中立電圧v0 を基準とし、
舵角センサ9aは、例えば両後輪10RL,10RRが
右切りされているときに、中立電圧v0 より増加する電
圧信号、左切りされているときに中立電圧v0 より減少
する電圧信号となり、舵角センサ9bは、右切りされて
いるときに、中立電圧v0 より減少する電圧信号、左切
りされているときに中立電圧v0 より増加する電圧信号
となる。
【0027】図1に戻って、車両には、車両の前後方向
速度(車速)VC を検出する車速センサ6が設けられ、
前記ステアリングシャフト16には、ステアリングホイ
ール15の操舵角θを検出する操舵角センサ8が設けら
れている。なお、前記操舵角センサ8の操舵角θの検出
信号は、操舵角の大きさに応じて、例えばステアリング
ホイール15を右切りしたときに正、左切りしたときに
負となる電圧信号からなる。また、前記車速センサ6の
車速VC の検出信号は、車速の大きさに応じて、例えば
車両の前進時に正、後退時に負となる電圧信号からな
る。
【0028】また、車両には、前記後輪10RL,10
RRの舵角を制御するコントロールユニット3が設けら
れている。このコントロールユニット3は、図5に示す
ように、少なくともA/D変換機能を有する入力インタ
フェース回路40a,中央演算装置(CPU)40b,
記憶装置(ROM,RAM)40c,D/A変換機能を
有する出力インタフェース回路40d等を有するマイク
ロコンピュータ40と、前記電動モータ22への駆動電
流Iを供給する駆動回路41とを備えてなる。このコン
トロールユニット3では、前記各センサからの検出信号
を入力し、ステアリングホイール15による前輪の操舵
と同位相の後輪操舵制御を行うことにより、例えば車速
中速域ではステアリング特性を弱アンダステア方向に変
更制御して旋回性能を向上し、高速域ではステアリング
特性をアンダステア方向に強めるように変更制御し、旋
回時,レーンチェーンジ時等の車両の安定性を向上させ
ると共にコーナリングの収束性を向上させる。また、後
輪舵角センサ9からの検出信号δA 及びδB に基づいて
後輪舵角センサ9の異常監視を行い、異常検出時には、
前記後輪操舵制御を中止する。
【0029】次に、前記コントロールユニット3のマイ
クロコンピュータ40で実行される後輪操舵制御信号出
力のための演算処理である後輪操舵制御処理を、図6の
フローチャートに基づいて説明する。この演算処理は、
所定サンプリング時間ΔT(例えば3.3〔mse
c〕)毎のタイマ割り込み処理として実行される。ま
た、この演算処理では特に通信のためのステップを設け
ていないが、前記記憶装置40cのROMに記憶されて
いるプログラムやマップ、或いは、RAMに記憶されて
いる各種のデータ等は常時演算処理装置40bのバッフ
ァ等に伝送され、また演算処理装置40bで算出された
各算出結果も随時記憶装置40cに記憶される。
【0030】この演算処理では、まず、ステップS1
で、前記車速センサ6からの検出信号である車速VC
前記操舵角センサ8からの検出信号である操舵角の今回
値θ(n)を読み込む。次いで、ステップS2に移行
し、前記ステップS1で読み込まれた操舵角の今回値θ
(n)及び前記記憶装置40cに記憶されている操舵角
の前回値θ(n−1)を用いて、下記(1)式にしたが
って操舵角速度θ′を算出設定する。
【0031】 θ′=(θ(n)−θ(n−1))/ΔT ……(1) 次に、ステップS3に移行して、前記ステップS1で読
み込まれた操舵角θ(n),車速VC 及びステップS2
で算出された操舵角速度θ′等を用いて、予め設定した
制御マップに基づいて目標後輪舵角δ* R を算出設定す
る。
【0032】この制御マップでは、例えば、ゆっくりし
た操舵時や一定操舵状態では、極低速時を除いて、車速
に係わらず後輪はステアリング操舵角θに応じた同位相
(前輪と同方向に操舵される状態)にのみ操舵され、ア
ンダーステア特性によって走行安定性を高める制御を行
い、速い操舵時にはステアリングの操舵角速度θ′等に
応じて操舵開始直後は逆位相側に操舵し、これによりヨ
ーレートを高めて応答性,追従性といった操縦性を与
え、その後、速やかに同位相側に反転させて定常舵角に
することにより、ふらつきを抑えて安定性を高めるよう
に目標後輪舵角δ * R が設定されている。
【0033】そして、ステップS4に移行して、前記後
輪転舵角センサ9の検出信号δA 及びδB を読み込み、
次いで、ステップS5で、これら検出信号δA 及びδB
に基づいて異常監視処理を行う。
【0034】この異常監視処理は、例えば、図7に示す
ように、まず、ステップS11で、検出信号δA 及びδ
B の和である舵角和δA+B を算出する。次に、ステップ
S12に移行して、ステップS11で算出した今回の舵
角和δA+B (n)から、前回異常監視処理実行時に所定
の記憶領域に保持している前回の舵角和δA+B (n−
1)を減算してこれらの差を求め、これを舵角和変化量
ΔδA+B とする。
【0035】次いで、ステップS13に移行し、ステッ
プS12で算出した舵角和変化量ΔδA+B がΔδA+B
0であるか否かを判定し、ΔδA+B >0である場合には
センサ変化方向フラグFをF=1に設定した後(ステッ
プS14)、ステップS20に移行する。
【0036】一方、ステップS13で、舵角和変化量が
ΔδA+B >0でない場合には、ステップS15に移行
し、次に、舵角和変化量ΔδA+B がΔδA+B <0である
か否かを判定する。そして、ΔδA+B <0である場合に
はステップS16に移行して、センサ変化方向フラグF
をF=0に設定した後、ステップS20に移行する。ま
た、ΔδA+B <0でない場合には、後述のステップS2
6に移行する。
【0037】前記ステップS20では、前回異常監視処
理実行時に所定の記憶領域に保持している前回のセンサ
変化方向フラグF(n−1)と、ステップS14又はス
テップS16の処理で設定したセンサ変化方向フラグF
(n)とが一致するかどうかを判断する。そして、F
(n)=F(n−1)である場合には、後輪転舵角セン
サ9の検出信号が継続して増加方向又は減少方向に変化
しているものとしてステップS21に移行する。
【0038】このステップS21では、ステップS12
で算出した舵角和変化量ΔδA+B を変化量累積値SUM
に加算してこれを新たな変化量累積値SUMとし、ま
た、カウント値CNTを“1”だけインクリメントした
後、ステップS22に移行する。
【0039】このステップS22では、変化量累積値S
UMが所定値α以上であるか否かを判定し、SUM≧α
である場合にはステップS23に移行し、SUM≧αで
ない場合には、後述のステップS26に移行する。前記
ステップS23では、カウント値CNTが所定値β以下
であるか否かを判定し、カウント値CNTがCNT≦β
である場合には、後輪転舵角センサ9は異常であるとし
てステップS24に移行し、カウント値CNTが所定値
β以下でない場合には後述のステップS26に移行す
る。
【0040】なお、前記所定値αは、予め実験等によっ
て求められた値であって、後輪転舵角センサ9の二種の
検出信号δA 及びδB は、互いに逆特性となるように設
定されているから、これら検出信号δA 及びδB の和
(舵角和δA+B )は、通常所定値となるはずである。よ
って、変化量累積値SUMは、後輪転舵角センサ9が正
常であるときの舵角和δA+B と、現時点における舵角和
δA+B とのずれ量を表すことになる。所定値αは、後輪
転舵角センサ9が異常であるとみなすことの可能な、正
常時における舵角和δA+B からのずれ量に応じた値が設
定される。
【0041】また、前記所定値βは、予め実験等によっ
て求められた値であって、後輪転舵角センサ9のばらつ
き,経時変化等、後輪転舵角センサ9の異常ではない要
因によって、変化量累積値SUMが零である状態から所
定値αを越えるまでの所要時間が設定される。
【0042】前記ステップS24では異常検出時の処理
を行い、センサ異常フラグFfをFf=1として所定の
記憶領域に格納すると共に、例えば、ドライバに異常通
知を行う等の異常時の処理を行い、処理を終了する。な
お、センサ異常フラグFfは起動時には初期値としてF
f=0が設定されるものとする。
【0043】一方、前記ステップS20の処理で、前回
のセンサ変化方向フラグF(n−1)と、今回のセンサ
変化方向フラグF(n)とが一致しない場合には、ステ
ップS25に移行し、このステップS25では、変化量
累積値SUM及びカウント値CNTを共に零にリセット
した後、ステップS26に移行する。
【0044】このステップS26では、現在設定されて
いる舵角和δA+B (n)を舵角和δ A+B (n−1)とし
て置き換えると共に、現在設定されているセンサ変化方
向フラグF(n)をF(n−1)として置き換える。そ
して処理を終了する。
【0045】そして、図6のステップS5の処理が終了
すると、次にステップS6に移行して、センサ異常フラ
グがFf=1であるか否かを判断することにより、検出
信号δA 及びδB が正常値であるか否かを判定し、異常
である場合には、後輪操舵制御処理を終了する。一方、
正常値である場合には、ステップS7に移行する。この
ステップS7では、検出信号δA に基づき検出した後輪
の転舵角を実後輪舵角δR として設定し、下記(2)式
にしたがって、目標後輪舵角δ* R と実後輪舵角δR
の差である後輪舵角偏差ΔδR を算出する。
【0046】 ΔδR =δ* R −δR ……(2) 次いで、ステップS8に移行して前記後輪舵角偏差Δδ
R を用いて、システムの応答性を考慮した前記電動モー
タ22の動特性で決まる関係式から、当該電動モータ2
2への制御指令値SR を算出し、これを出力した後、メ
インプログラムに復帰する。
【0047】次に、本発明の動作を、後輪転舵角センサ
9の各検出信号δA 及びδB に対する、異常監視処理に
おける各情報値の変化状況を表す図9のタイミングチャ
ートに基づいて説明する。
【0048】イグニッションスイッチがオン状態とな
り、コントローラ3が起動されると、所定時間毎のタイ
マ割り込みによって、車速VC 及び操舵角θ(n)が読
み込まれ、操舵角の今回値θ(n)と前回値θ(n−
1)とからその操舵角速度θ′が算出される。そして、
操舵角の今回値θ(n)と操舵角速度θ′と車速VC
に基づいて制御マップから目標後輪舵角δ* R が算出設
定される。そして、検出信号δA ,δB が読み込まれ、
これらをもとに異常監視処理が実行され、異常がない場
合には検出信号δA に基づき検出した後輪の転舵角が実
後輪舵角δR として設定され、これと算出設定された目
標後輪舵角δ* R とをもとに、後輪舵角偏差ΔδR が算
出され、これに応じた制御指令値SR が算出される。そ
して、この制御指令値SR に応じた駆動電流Iが電動モ
ータ22に供給されて後輪が転舵される。
【0049】このとき、後輪転舵角センサ9において
は、電動モータ22の回転に応じて回転シャフトが回転
することによって、抵抗体RA 及びRB とこれらに接触
する接触子との接触位置が変化し、接触子の一方は抵抗
値を減少する方向に移動し、他方は抵抗値を増加する方
向に移動し、図8に実線で示すように、舵角センサ9a
は、例えば後輪が右切りされているときに中立電圧v0
より増加する電圧信号、左切りされているときに中立電
圧v0 より減少する電圧信号からなる検出信号δ A を出
力し、舵角センサ9bは、右切りされているときに中立
電圧v0 より減少する電圧信号、左切りされているとき
に中立電圧v0 より増加する電圧信号からなる検出信号
δB を出力する。
【0050】したがって、例えば後輪を右切り及び左切
りした場合、図9において、横軸を経過時間とすると、
各舵角センサ9a,9bの検出信号δA 及びδB は、図
9(a)に示すように中立電圧v0 を基準として互いに
逆方向に増加する振幅となる。この状態では、舵角セン
サ9a,9bは共に正常であるから、図9(b)に示す
舵角和δA+B は中立電圧の二倍の値である所定電圧を維
持する。よって、図9(c)に示す舵角和変化量Δδ
A+B は略零を維持するから、図9(d)に示すセンサ方
向変化フラグFは、F=0を維持する。また、舵角和変
化量ΔδA+B が略零を維持するから、図9(e)に示す
変化量累積値SUMは零を維持し、また、図9(f)に
示すカウント値CNTも零を維持する。
【0051】この状態から、時点t1 で後輪転舵角セン
サ9に異常が発生し、図8に破線で示すように、両舵角
センサ9a,9bの中立電圧が共に、電圧が増加する方
向に上昇すると、時点t2 で異常検出処理を実行したと
きに、舵角和δA+B が所定電圧よりも上昇していること
から、前回異常検出処理時の舵角和δA+B (n−1)と
今回検出時の舵角和δA+B (n)との差である舵角和変
化量ΔδA+B が、Δδ A+B >0となり、センサ変化方向
フラグFはF=1に設定される。そして、センサ変化方
向フラグFの前回値はF(n−1)=0であり、今回値
はF(n)=1であり、センサ変化方向フラグFの値が
変化することから、変化量累積値SUM及びカウント値
CNTが零にリセットされる。この時点では、まだ後輪
転舵角センサ9の異常として検出されない。
【0052】そして、次のサンプリング周期で異常検出
処理が実行された時点t3 では、両検出信号δA 及びδ
B が引き続き増加しているから、舵角和δA+B も増加を
続け、舵角和変化量ΔδA+B が正の値を維持するから、
センサ変化方向フラグFもF=1を維持する。このと
き、前回のセンサ変化方向フラグF(n−1)はF(n
−1)=1であり、今回もF(n)=1であるから、変
化量累積値SUMに舵角和変化量ΔδA+B が加算され、
また、カウント値CNTが“1”だけインクリメントさ
れる。
【0053】そして、検出信号δA ,δB が増加してい
る間、この処理が繰り返し行われ、これに伴って図9に
示すように、舵角和変化量ΔδA+B が正の値を維持する
から、センサ変化方向フラグFは、F=1を維持する。
よって、舵角和変化量ΔδA+ B が順次変化量累積値SU
Mに加算され、同時にカウント値CNTも“1”ずつイ
ンクリメントされる。
【0054】そして、時点t4 で、変化量累積値SUM
が所定値αを越えたとき、この時点では、カウント値C
NTは所定値β以下であるから、後輪舵角センサ9の異
常として検出される。そして例えば、ドライバに異常を
通知する等の処理が行われると共に、センサ異常フラグ
FfがFf=1として設定されるから、これによって、
後輪操舵制御処理による後輪の操舵制御が中止される。
【0055】このとき、例えば、経時変化やバラツキ等
によって、検出信号δA 及びδB が変化した場合には、
その変化速度が小さいことから、舵角和変化量ΔδA+B
が小さな値となり、変化量累積値SUMが所定値α以上
となるまでには時間がかかる。よって、所定値α以上と
なった時点では、カウント値CNTはすでに所定値βを
越えているから、この場合には、後輪転舵角センサ9の
異常としては検出されない。
【0056】このように、変化量累積値SUMが所定値
α以上となり、且つカウント値CNTが所定値β以下で
あるときに後輪転舵角センサ9の異常として検出し、舵
角和δA+B の正常状態における値からのずれ量、つまり
変化量と、その変化量に至るまでの経過時間とをもと
に、後輪転舵角センサ9の異常を検出するようにしたか
ら、経時変化等による異常の誤検出を回避すると共に、
後輪転舵角センサ9の異常をより的確に検出することが
できる。つまり、変化量累積値SUMが所定値α以上で
あるか否かにより後輪転舵角センサ9の異常を検出する
だけでなく、その変化速度をも異常検出の検査対象とし
たから、変化量累積値SUMが経時変化を要因とするも
のであるのか、或いは異常が生じたことによるものであ
るのかを的確に判断することができる。よって、経時変
化やバラツキ等による変化量累積値SUMの増加分を考
慮して所定値αを設定しなくてもよいから、異常発生時
の変化量累積値SUMと、正常時における舵角和δA+B
とのずれ量に応じて所定値αを適切に設定することがで
きる。よって、より早期に且つ的確に後輪転舵角センサ
9の異常を検出することができる。
【0057】したがって、この後輪転舵角センサ9の異
常を的確に検出することができるから、後輪転舵角セン
サ9からの、誤った検出信号δA ,δB に基づいて後輪
操舵制御が行われることを確実に回避することができ
る。
【0058】また、舵角和変化量ΔδA+B が継続して正
又は負の値であり、センサ変化方向フラグFが継続して
同一であるときのみ、変化量累積値SUMの積算及びカ
ウント値CNTのインクリメントを行うようにしたか
ら、例えば、瞬間的に一方のセンサ出力が過大或いは過
少となり、変化量累積値SUMが所定値α以上となった
場合でも、後輪転舵角センサ9の異常として誤検出する
ことを回避することができる。
【0059】また、舵角センサ9a及び9bで互いに逆
特性となる検出信号を出力するようにしたから、これら
の舵角和δA+B を求めることにより異常であるか否かを
容易に検出することができると共に、一方の舵角センサ
が実際とは逆特性の検出信号を出力するような場合で
も、確実に異常を検出することができる。
【0060】なお、上記実施の形態においては、変化量
累積値SUMが所定値α以上となるまでの時間をカウン
ト値CNTに基づいて検出し、つまり、変化量の変化累
積値SUMの変化速度を検出するようにした場合につい
て説明したが、例えば変化量累積値SUMが所定値α以
上であるか否かのみに基づいて異常判定を行うことも可
能であり、変化量累積値SUMの変化速度をも異常判断
の対象とすることによって、より的確に異常検出を行う
ことができる。
【0061】また、上記実施の形態においては、変化量
累積値SUMとして舵角和変化量ΔδA+B を順次積算
し、また、カウント値CNTを“1”づつインクリメン
トするようにした場合について説明するようにしたがこ
れに限らず、例えばセンサ変化方向フラグFの前回値と
今回値とが一致したときの、舵角和δA+B を記憶すると
共に、タイマ等を作動させ、逐次検出される検出信号δ
A 及びδB に基づく舵角和δA+B と記憶した舵角和δ
A+B との差が所定値αとなった時点におけるタイマ値が
所定値β以下であるか否かに基づいて異常検出を行うよ
うにしてもよい。
【0062】なお、上記の実施の形態においては、四輪
操舵制御装置に適用した場合について、説明したが、こ
れに限らず、後輪操舵制御装置に適用することも可能で
ある。また、操舵制御装置に係わらず、車輪の転舵角を
検出しこれに基づき所定の処理を行うような制御装置で
あれば、適用することができる。
【0063】なお、図7の異常検出処理が異常検出手段
に対応し、変化量累積値SUMが信号和の変化量に対応
し、舵角センサ9a,9b及びコントロールユニット3
で実行される異常監視処理が転舵角検出装置に対応して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変抵抗型センサを適用した四輪操舵
装置を搭載した車両の一例を示すものであり、(a)
は、車両全体構成概略図,(b)はアクチュエータの概
略構成図である。
【図2】図1のアクチュエータの詳細説明図である。
【図3】図2のアクチュエータの非可逆特性の説明図で
ある。
【図4】後輪転舵角センサの一例を示す配線図である。
【図5】図1のコントロールユニットの構成説明図であ
る。
【図6】図5のコントロールユニットで実行される後輪
操舵制御処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】図6の後輪操舵制御処理で実行される異常監視
処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】後輪舵角センサ9の検出信号δA ,δB の一例
である。
【図9】本発明の動作説明に供するタイムチャートであ
る。
【符号の説明】 1 アクチュエータユニット 2 後輪操舵装置 3 コントロールユニット 6 車速センサ 8 操舵角センサ 9 後輪転舵角センサ 10FL〜10RR 前左輪〜後右輪 22 電動モータ 41 駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに逆特性の転舵角検出信号を出力す
    る二つの舵角センサと、これら舵角センサの転舵角検出
    信号の信号和の変化量に基づいて前記舵角センサの異常
    を検出する異常検出手段と、を備えることを特徴とする
    転舵角検出装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段は、前記転舵角検出信
    号の信号和の変化量及び当該変化量の変化速度に基づい
    て異常検出を行うようになっていることを特徴とする請
    求項1記載の転舵角検出装置。
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CN103723192A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 高田股份公司 用于机动车辆的转向角度传感器

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