JPH117220A - 内面ドラム型画像装置のドラム組立品の製造方法及びドラム組立品 - Google Patents

内面ドラム型画像装置のドラム組立品の製造方法及びドラム組立品

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JPH117220A
JPH117220A JP10109972A JP10997298A JPH117220A JP H117220 A JPH117220 A JP H117220A JP 10109972 A JP10109972 A JP 10109972A JP 10997298 A JP10997298 A JP 10997298A JP H117220 A JPH117220 A JP H117220A
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JP
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drum
mandrel
surface material
assembly
manufacturing
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JP10109972A
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English (en)
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Alan W Menard
ダブリュ メナード アラン
Kenneth R Petersen
アール ピーターセン ケニス
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Gerber Systems Corp
Original Assignee
Gerber Systems Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/06Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using cylindrical picture-bearing surfaces, i.e. scanning a main-scanning line substantially perpendicular to the axis and lying in a curved cylindrical surface
    • H04N1/0607Scanning a concave surface, e.g. with internal drum type scanners

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ドラム断面が半円筒形より大きいドラム表面材
を備えた内面ドラム画像装置のドラム組立品製造方法
と、その製造方法に従ってドラム装置を製造すること。 【解決手段】軸を有する円筒状マンドレルの周囲に、上
記画像形成面を構成するドラム表面材16を着脱可能に
巻くステップと;このマンドレル70に巻かれた状態の
ドラム表面材の外側にドラム部材を装着し、該マンドレ
ルとドラム表面材との間に真空室を形成するステップ
と;上記ドラム表面材をマンドレルから分離するため
に、該ドラム表面材とマンドレルとの間に流体軸受を形
成するステップと;ドラム表面材とマンドレルとの間に
流体軸受を形成したまま、上記ドラム部材に装着された
ドラム表面材をマンドレルに対して軸方向に移動させ、
該ドラム部材とドラム表面材により、半円筒形より大き
い上記画像形成面を形成するステップと;を有する内面
ドラム型画像装置のドラム組立品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、内面ドラム画像装置、そ
のドラム組立品の製造方法、及びその方法で製造された
ドラム組立品に関する。 本発明は、米国特許出願出願
第08/ 844,250号並びに米国特許出願出願第0
8/844,668号に関連する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】いわゆるフォトプロッタ
ーやスキャナー等の感光用のドラムを内蔵する画像装置
は、既に公知であり、例えば、フォトプロッターは、グ
ラフィックアートや、プリント配線基板および印刷板の
製造に使われている。そして、フォトプロッターは、ド
ラム表面材に設置された感光媒体を、ビーム発生器で発
生される変調光線の照射により露光させる。一方、スキ
ャナーは、ドラム表面材に設けられたサンプルコピーに
変調されていない光線を照射することにより作動し、こ
のサンプルコピーで反射されまたは透過したた光線は検
知器で受信され、記録される。
【0003】内面ドラム画像装置は、感光媒体を受け入
れるための凹面からなる円筒形のドラム表面材を有す
る。この装置のドラム組み立て体により、ドラム表面材
や真空室が形成される。このドラム表面材には、感光媒
体を弛ませることなく、かつ着脱自在に支持できる程度
の径を有する多数の穴が設けられている。そして、感光
媒体をドラム表面材に設置して負圧をかけると、感光媒
体は画像形成状態に保持される。
【0004】ビーム発生器は、変調光をスキャナー装置
の回転鏡に向けて投射し、この回転鏡は感光媒体に向け
てこの変調光を投射する。従って、鏡の回転に伴い、変
調光は、感光媒体の対向する両側の一方から他方に進
む。この変調光は、ドラム軸に直交したスキャナ線を形
成する一連の画素を露光する。また、回転鏡はドラム軸
に沿って動くキャリッジに取り付けられている。従って
キャリッジは連続的に移動するので、上述の感光工程で
は、光線は感光媒体に沿って、螺旋状の軌跡を描く。そ
して、上述のような動作が感光媒体全体が走査されるま
で続けられる。
【0005】従来の画像装置は、断面半円筒形あるいは
これよりやや中心角が小さい内蔵ドラム表面材を用いて
いる。すなわち、変調光は回転鏡の半回転分、またはそ
れ以下に相当する部分のみしか露光しないが、鋳造によ
るドラム本体および感光媒体を配置するドラム表面材を
有する従来のドラム装置は、比較的容易に製造できる。
【0006】従来のドラム組立品は、例えば、鋳造によ
りドラム部を一体品として構成し、ドラム表面材を収納
する少なくとも断面半円筒形の広い開放部を形成する。
このドラム部は、ドラム表面材を支持する一連の支持部
材(ランド)を有する。このランド間に溝がもうけら
れ、真空室の一部を形成している。そして、例えばアル
ミニウム等から製造されたドラム表面材が、ランド上に
配置される。なお、ドラム表面材を配置する前に、ラン
ドや他の取り付け位置に所定の接着剤が塗布される。
【0007】もし回転鏡の180゜以上の回転で感光が
可能なドラム表面(材)があれば、回転鏡の1回転中の
180゜以上で変調光を記録できる。このようなドラム
表面材は、断面が半円筒形より大きく、円筒形よりは小
さい。画像面の断面が半円筒形より小さい従来のドラム
と比較すると、このドラムは断面が半円筒形より大きい
画像面を備え、半円筒形より小さい開放部を有する。
【0008】この新しいドラムは、本出願と同じ出願人
によって1997年4 月18日出願された米国出願番号08/
844,668号「イメージ装置のための媒体走行装
置」で明示されたように、従来のドラム組立品と比較す
ると、最大描画幅(W)は、所定のドラム半径(R)
と、全描画角(ω)を掛けた長さと等しく、W=R* ω
となった。新しいドラムは、描画角(ω)を増加させ、
より広いスキャンが行われ、より幅の広い感光媒体への
画像形成が可能である。従って、同じ幅の感光媒体であ
れば、より小さな半径のドラム組立品とすることがで
き、画像装置の縮小化が可能となった。
【0009】従来のドラムは、ドラム上にドラム表面材
を直接配置し、ドラム表面材をドラムに取り付けて製造
していた。例えば、ドラム表面材の両端をマンドレル
(心金)にクランプし、このドラム表面材とマンドレル
をドラム上に配置した後、ドラム表面材は接着剤を使用
するか、あるいは他の接着法によってドラムに接着され
た。その後、ドラム表面材はマンドレルから外され、マ
ンドレルは、ドラムの径方向に移動されてドラムとドラ
ム表面材から離間される。
【0010】このような新しいドラム組立品は、開放部
が狭いため、以上のような従来の製造方法でドラム装置
を製造することは不可能である。新しいドラム断面は半
円筒形より大きいため、ドラムとドラム表面材からマン
ドレルを径方向に移動させて離間させることはできな
い。
【0011】
【発明の目的】本発明は、内面ドラム画像装置のドラム
組立品製造方法と、その製造方法に従ってドラム装置を
製造することを目的とする。
【0012】また、180゜以上の走査角で走査するこ
とができるドラム表面材、すなわちドラム断面が半円筒
形より大きいドラム表面材を備えたドラム組立品を提供
することを目的とする。
【0013】
【発明の概要】本発明は、断面が少なくとも半円筒形よ
り大きい凹面からなる画像形成面を形成する内面ドラム
型画像装置に用いるドラム組立品の製造方法であって、
軸を有する円筒状マンドレルの周囲に、上記画像形成面
を構成するドラム表面材を着脱可能に巻くステップと;
このマンドレルに巻かれた状態のドラム表面材の外側に
ドラム部材を装着し、該マンドレルとドラム表面材との
間に真空室を形成するステップと;上記ドラム表面材を
マンドレルから分離するために、該ドラム表面材とマン
ドレルとの間に流体軸受を形成するステップと;ドラム
表面材とマンドレルとの間に流体軸受を形成したまま、
上記ドラム部材に装着されたドラム表面材をマンドレル
に対して軸方向に移動させ、該ドラム部材とドラム表面
材により、半円筒形より大きい上記画像形成面を形成す
るステップと;を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明におけるドラム組
立品を適用した画像装置10の全体を示している。この
装置は、画像形成面(描画面)と光ビームプロセッサー
21、22の間で光ビームを反射させ、あるいは方向転換す
る。光ビームプロセッサーは、フォトプロッターあるい
はスキャナーのビーム発生器から構成できる。このよう
な内面ドラム画像装置は、1994年3月1日に公告さ
れた米国特許5,291,392号、及び1997年4
月18日に出願された米国特許出願08/844,66
9号により詳しく図示、記述されている。フォトプロッ
ターは、描画面上に配置された感光媒体上を変調光が走
査することによって感光媒体を露光させる。一方、スキ
ャナーは、ドラム表面材に設けられたサンプルコピーに
変調されていない光ビームを照射することにより作動
し、このサンプルコピーで反射されまたは透過された光
は検知器で受信され、記録される。このような装置は、
当業者にはスキャナーとして公知である。
【0015】フォトプロッター10は、ドラム14とド
ラム表面材16を有するドラム組立品12を備え、この
ドラム表面材16は不完全な円筒形状の露光室18を形
成する。図1に見られるように、ドラム組立品は、光学
プロッタ(回転鏡)の1回転の半分以上の回転角で感光
媒体上に変調光を記録することができる断面が半円筒形
より大きい画像形成面20を有する。画像形成面20
は、内面型ドラムの中心、すなわちZ軸22に沿った所
定の方向に向けて感光媒体(図1では図示せず)を支持
するための内部支持構造を備えている。内面型ドラムの
Z軸22は、ドラム組立品12によって形成される支持
面の長手軸と同軸であることが好ましい。
【0016】ドラム表面材16は、アルミニウムのよう
な、弾性変形可能で適度な硬さを有する材料で製造され
る。感光媒体を支持するドラム表面材の側部は、ドラム
組立品の製造時及び使用時にドラム表面材がダメージを
受けるのを防ぐために、例えば、市場で「ポリルーブ」
(POLYLUBE)の名で入手可能なポリテトラフル
オロエチレン(PTFE )により、0.002 インチ厚程度でハ
ードコーティングするのが好ましい。感光媒体は、片面
が感光乳剤でコーティングされた、例えばアルミニウム
やポリマー、ポリエステルのような材料、あるいは感光
フィルム材料からなる。ドラム組立品12のドラム表面
材16には、複数の穴24が形成されている。この穴2
4には、ドラム下部に配置されたマニフォールド装置
(図示せず)と、これを動作させる真空発生器26によ
る真空圧が作用し、感光媒体がドラム表面材上に吸引さ
れる。
【0017】フォトプロッター10は、一つあるいは複
数の公知のビーム発生器と、ビーム整形光学系とを備え
ている。一つあるいは複数の光ビームは、スキャナー装
置によって受光され、感光媒体に反射される。スキャナ
ー装置は、ドラム軸と同軸であることが望ましいプロッ
ト軸(ドラム軸)29に沿って進み、光ビームを感光媒
体にスキャンする回転鏡を備えている。
【0018】図2は、より詳細に画像装置10のドラム
組立品12を図示している。ドラム組立品12は、一体
の主要部28と、共同でドラム軸29を形成する四つの
アッパー部30、32、34、36(図3〜5参照)を
備えている。これらのアッパー部はピンや凹部を用いて
基盤に設置され、主要部28に固定されるのが好まし
い。主要部28は断面半円筒形あるいは180゜である
のが望ましいドラム表面材受取面を備え、アッパー部3
0、32、34、36を設置することで、例えば既存の
ドラム表面材に80゜分追加したような、さらに大きい
ドラム表面材受取面が形成される。ドラム表面材16を
装着したドラム組立品の画像形成面20は、描画光の1
回転当たり約260゜にあたる中心角(総計角)38
(図5 )に渡って記録できる。この総計角38は、26
0゜より大きくすることも小さくすることもできる。こ
の中心角は、画像装置の完成状態における描画光学系の
支持構造、及び図1にみられるように、露光室にプレー
トを設置するか否かによって決定される。
【0019】図2に示すように、ドラム組立品を製造す
るために分割されたドラム部を使用することにより、ド
ラム全体、特にアッパー部の鋳造が容易になる。ドラム
部の分割数は、二つ以上に分割されていること、及び各
分割ドラム部のいずれもが半円筒形状より小さいことを
満足すれば、図示例とは異ならせることができる。例え
ば、二つの部分から構成される場合、各部分が同様の左
部分と右部分を有するように構成できる。本実施例で
は、分割されたドラム部は、公知の一続きのランドと溝
(図示せず)を備えている。ランドは、ドラム表面材1
6の接着面と支持部を構成する。溝は、前述のように、
感光媒体を保持する真空室を構成する。つまり、ドラム
表面材16とドラム部材との間には、真空室が形成され
る。
【0020】ドラム部は、356 T71アルミニウムやT51
アルミニウムのような鋳造用アルミニウム、あるいは他
の適した材料で製造される。画像形成操作は相当量の熱
を発するので、ドラム表面材16とドラム表面材接着材
料は、同一か類似した材料で製造されるのが望ましい。
感光媒体を支持するドラム表面材16の一部は、「テフ
ロン」のような保護層でコーティングされる。
【0021】本発明によるドラム組立品製造装置40
は、図3、図4に示すように、ドラム主要部28(点線
で図示)と相対するドラム表面材16の正確な動きを可
能にするものである。加圧空気源41は、マンドレル組
立体からドラム表面材や完成したドラム組立品を離間さ
せる。ドラム組立品製造装置40は、直線トラック4
2、この直線トラックに沿って滑動するプラットフォー
ム43、及び直線トラックの一端に設けたマンドレル組
立体44を有する。
【0022】直線トラック42は、一対の平行レース4
5、46(図5)を有し、各々のレースは、鉄筋コンク
リート床のようなプレナー、すなわち水平面48にしっ
かり取り付けられている。ドラム表面材16は、マンド
レル組立体44に確実に装着され、プラットフォーム4
3上に支持されたドラム部材と同軸上に位置した状態
で、プラットフォームとマンドレル組立体に対して正確
に作動させることが重要である。
【0023】図示された実施例におけるレース45、4
6の各々の実際の寸法は、例えばトンプソン社製造のも
のでは、直径が3インチ、長さが15フィートである。
図示されたレースは、円形断面をなしているが、同様の
作用の他の断面も使用可能である。
【0024】プラットフォーム43は、レース45、4
6の断面形状と対応する断面形状を有する一組のリニア
ベアリング48、50によって、該レース45、46上
に支持されている。リニアベアリング48、50は、レ
ースに沿ってプラットフォームを正確に滑動させる。プ
ラットフォーム43は、手動操作装置52によって動か
される。手動操作装置52は、レース45、46の長手
方向に沿う無端チェーン54を有し、この無端チェーン
54は、直角ドライブ56を介して、可動輪58とチェ
ーン60とに結合されている。手動操作装置52は、ベ
アリング48、50をレース45、46上に固着するた
めのクランプ(図示せず)を有し、プラットフォーム4
3及びこのプラットフォーム43上のドラム28に対す
るマンドレル組立体44及びこのマンドレル組立体44
上のドラム表面材16軸方向位置を固定することができ
る。
【0025】プラットフォーム43は、レース45、4
6とマンドレル組立体44に対して垂直に移動可能であ
る。図3、図5に見られるように、ベアリング48、5
0はプラットフォーム43の基盤62を支持する。この
プラットフォーム基盤62には、垂直方向に精密に移動
可能にドラム支持部64が支持されており、このドラム
支持部64は、手動操作輪68によって動作するねじジ
ャッキ組立品66によって精密に上下方向に動かされ
る。電動装置を備えた他の公知の様々な装置によって、
ドラム支持部64を同様に動かすことができる。
【0026】図3、図4に示すように、マンドレル組立
体44は、完成状態の円筒状のドラム組立品の半径71
(図5参照)と等しい半径を有するマンドレル70を備
えている。マンドレル70は、金属(鋼材)から製造さ
れるのが望ましく、その両端部72、74は、垂直支持
部材76、78によって支持されている。垂直支持部材
76、78は、マンドレル支持枠80によって支持され
ている。垂直支持部部材76、78とマンドレル支持枠
80は、マンドレル70とプラットフォーム43との精
密な相対移動、及びドラム表面材16とドラム主要部2
8との精密な相対移動を保障するべく、堅固な構造から
構成されている。
【0027】上述のように、マンドレル70の半径を、
完成状態の円筒状の円筒状のドラム組立品の半径71と
実質的に等しくするため、並びに実装上の誤差等を考慮
して、マンドレル70と該マンドレル70に巻かれたド
ラム表面材16とで構成される円弧の半径71’(第1
の半径)に対して、このドラム表面材16を受け入れる
主要部28の半径71’’(第2の半径)は僅かに大き
いものとなっている。具体的には、第2の半径71’は
第1の半径71’’より約20mm長くなっている。
【0028】図3、図4、図6に示すように、ドラム表
面材16はクランプ装置82によってマンドレル70に
装着される。クランプ装置82は、マンドレル軸85に
平行でマンドレル70の上端部に沿うクランプストリッ
プ84を有する。クランプストリップ 84は、ピン8
6でマンドレルに取り付けられる。ドラム表面材16
は、図5、図6に示すように、ドラム支持面20の周方
向長さより僅かに幅広であるため、ドラム表面材16の
両側部は組み立てられたドラム部分28、30、32、
34、36を超えて延びている。、ドラム表面材16に
は、その側縁に沿って所定の間隔で複数のクランプ穴8
8が形成されており、クランプ装置82は、このクラン
プ穴88と係合して、ドラム表面材16をマンドレル7
0にクランプする。
【0029】クランプ装置82は、図6、図8、図9、
図10に示すように、クランプストリップ84上に該ス
トリップに沿って設けた凹部92に位置する幾つかのク
ランプ90を有する。各々のクランプ90は、ハンドノ
ブ94、凹部92に位置するスリーブ95、このスリー
ブとハンドノブを貫通しブロック98と螺合するネジ部
96を有する。各ブロック98は、二つのピン100、
100を有し、ネジ部材96に相対ピボット運動可能に
結合されている。ピン100は、ドラム表面材16の側
縁に沿って設けられているクランプ穴88に対応する。
隣接するブロック98は、カップリング99によって、
連結されている。
【0030】以上のドラム組立品12は、本発明方法に
よって次のように製造される。マンドレル70は、表面
の異物を除去された後、鋳型からの取り外しや組立品製
造工程の最後におけるドラム表面材の取り外しを容易に
するために、離型剤をスプレーされる。ドラム表面材1
6は、図3、図4、図6に示すように、手でマンドレル
の周囲に巻き付けられている。クランプストリップ84
は、ピン86によってマンドレル70の表面に位置して
いる。クランプ90のピン100は、マンドレルに巻か
れているドラム表面材16の側縁に沿って設けられたク
ランプ穴88に装着される。クランプ90は、マンドレ
ル70上にドラム表面材16がぴったりと保持されるよ
うに締められる。クランプ90は、ドラム表面材16に
できるだけ均等な力が作用するようにマンドレル上にド
ラム表面材16を支持することが望ましい。このため、
ブロック98は対応するネジ部材96に対してピボット
運動可能に設けることが好ましい。クランプ装置82の
クランプ90はそれぞれ、ドラム表面材をマンドレルに
固定する程度に応じて、締められる。
【0031】ドラム部材上にドラム表面材を正確に設置
するため、従来公知のセンサーを用いることができる。
このようなセンサーは、フェデラルゲージ社がEAS-2883
型として販売したリモート変換器を含んでいる。ドラム
部材上へ正しくドラム表面材を位置決めするため、特
に、ドラム表面材の両側縁がドラム軸85と平行に向け
られることが重要である。
【0032】ドラム主要部28は、プラットフォーム4
3のドラム支持部64上に支持されている。センサー
は、ドラム支持部64や、プッラトフォーム43の他の
部分、あるいはドラム主要部28に取り付け、マンドレ
ル70に巻き付けられるドラム表面材16と相対するド
ラム主要部の正確な位置づけに用いる。図4、図7に示
すこのようなセンサー102は、フェデラルゲージ社が
DEI-73110 型として販売した指示器を含んでいる。ドラ
ム主要部28は、ドラム軸29をレース45、46と平
行にするように調節され、従ってマンドレル軸85の軸
方向と平行となる。
【0033】ドラム主要部28とドラム表面材16は、
組立に先だって、アッパー部(ドラム部)30、32、
34、36とともに正確に位置づけされ、「ドライフィ
ット」状態にされる。まず最初に、図3のプラットフォ
ーム43は必要に応じてドラム軸29がマンドレル軸8
5より低く位置する低位置に設置される。このプラット
フォーム43は次に、図3で図示されている位置から、
マンドレル70とドラム表面材16の下部へ移動し、さ
らに、マンドレルとドラム表面材と同じ高さへ引き上げ
られる。このとき、ドラム主要部28はマンドレル軸7
0とそれに巻かれたドラム表面材16と同軸方向に確実
に方向付けられる。
【0034】プラットフォーム43は、ドラム主要部2
8がドラム表面材16と接触するまで引き上げられる。
この後、図5に見られるように、アッパー部30、3
2、34、36を、ドラム主要部と同軸方向上にあるか
をチェックしながら、ドラム表面材とドラム主要部28
に対して装着する。一旦組み立てられると、ドラム組立
品の各部分の隙間がチェックされるが、隙間は均一で約
0.005 インチであるのが望ましい。ドラム組立品28、
30、32、34、36とドラム表面材16の隙間は、
各部分を結合する際使用された材料で充填される。その
後アッパー部30、32、34、36は、注意深く取り
除かれ、ドラム主要部28はドラム表面材16に対して
下降させられる。その後、プラットフォームは、図3で
図示されているマンドレル70とドラム表面材16の下
部から移動する。
【0035】最終的な組立の直前に、ドラム表面材16
の露出している面、本実施例では、アルミニウムドラム
表面材とドラムは、適当なクリーニング剤、例えば、ア
ルミニウム溶液(Aluminium prep solution) で洗浄され
る。
【0036】ドラム主要部28に形成されたランドは次
に、エポキシ接着剤で覆われる。完成した画像装置を使
用するときには相当量の熱が生じるため、エポキシは、
ドラム表面材16と似た性質、特に似た温度膨張特性を
備えている。ドラム主要部28のランドにエポキシ接着
剤が塗布されると、プラットフォーム43は、レース4
5、46に沿ってマンドレル70に装着されたドラム表
面材16の下部へと移動する。プラットフォーム43
は、ドラム表面材16と同じ高さへ慎重に引き上げら
れ、ドラム主要部28とドラム表面材16の結合を確実
にする。プラットフォーム43が引き上げられ、ドラム
軸29がマンドレル軸85と同軸状態でドラム主要部2
8のランドを覆っているエポキシがドラム表面材に接触
すると、その状態で、ドラムのアッパー部30、32、
34、36が装着される。ドラム部28、30、32、
34、36は、少なくとも断面半円筒形であるか、必要
ならそれより大きいドラム表面材を覆うことになる。各
々のアッパー部のランドにはエポキシ接着剤が塗布さ
れ、ドラム表面材16に接触する。エポキシは、必要に
応じて補強のため塗布することができる。
【0037】エポキシ接着剤で接着された後、マンドレ
ル70からドラム組立品を外す前に、クランプ装置82
が外され、ドラム組立品12は、加圧空気源41と接続
される(図4)。加圧空気源はドラム組立品によって形
成された真空室に大気より高い圧力の空気を供給して、
ドラム表面材16とマンドレル70の間の隙間に、空気
軸受(流体軸受)を形成する。プラットフォーム43と
ドラム組立品は、ドラム軸29とマンドレル軸85の同
軸関係を保ちながら、完成したドラム組立品が完全にマ
ンドレルから外される迄、マンドレル軸85と平行に動
き、マンドレル70から離間する。図7に見られるよう
な、ドラム部より大きいドラム表面材16は、必要に応
じてトリムされ、ドラム組立品は、画像装置10に組み
入れられて完成する(図1)。
【0038】本発明の製造方法と、その製造方法に基づ
いて製造されたドラム組立品は、断面半円筒形より大き
い画像形成面を備えている。画像形成面の断面が半円筒
形より小さいか等しい従来のドラム組立品と比べて、数
々の利点を備えている。例えば、ドラム半径を一定とす
ると、本発明による新しいドラム組立品は、ビームの1
回転の半分以上で記録でき、広範囲のスキャンが可能と
なるので、より幅の広い感光媒体に描画することができ
る。画像装置の縮小化を可能にする短い半径を備えた本
発明におけるドラムは、従来と同じ幅の媒体に対して
も、適用することができる。また、短い半径を備えたド
ラムは、回転鏡と感光媒体間との間の距離を減少させ、
これに伴って光ビームの歪曲を減少させることにも効果
がある。本発明によるドラム組立品は、従来の製造工程
では製造できない。上述のように、本願発明に基づく実
施例を示したが、発明の意図と範囲から逸脱することな
く数々の変更および代替が可能である。したがって、実
施例は本発明が適用される一例として記述したものであ
り、発明がこれらに限定されるべきではない。特に本発
明は、マンドレル組立体の周囲にドラム表面材を巻き付
けておいて、その外側にドラム部材を設けた後、ドラム
表面材とマンドレル組立体との間に空気軸受を構成し
て、ドラム表面材をドラム部材側に残したまま、マンド
レル組立体とドラム部材を軸方向に相対移動させて、マ
ンドレル組立体とドラム表面材を離型させることを要旨
としている。マンドレル組立体外周のドラム表面材に対
して、ドラム部材を装着する実施例の構造、手順は一例
を示すものであり、種々変形が可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る、内面ドラム型画像装置に
用いるドラム組立品の製造方法では、軸を有する円筒状
マンドレルの周囲に、上記画像形成面を構成するドラム
表面材を着脱可能に巻くステップと;このマンドレルに
巻かれた状態のドラム表面材の外側にドラム部材を装着
し、該マンドレルとドラム表面材との間に真空室を形成
するステップと;上記ドラム表面材をマンドレルから分
離するために、該ドラム表面材とマンドレルとの間に流
体軸受を形成するステップと;ドラム表面材とマンドレ
ルとの間に流体軸受を形成したまま、上記ドラム部材に
装着されたドラム表面材をマンドレルに対して軸方向に
移動させ、該ドラム部材とドラム表面材により、半円筒
形より大きい上記画像形成面を形成するステップと;か
らなるので、走査角が180度以上で走査が可能なドラ
ム表面材を備えたドラム組立品を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラム組立品と関連する内面ドラム型
画像装置の全体斜視図である。
【図2】図1の画像装置のドラム組立品のより詳細な部
分図である。
【図3】本発明における方法で製造されたドラム組立品
の側面図であり、ドラム支持部であり、ドラム表面材を
支持するマンドレルに装着されるプラットフォームを示
す図である。
【図4】図3の装置の右側面図である。
【図5】プラットフォームと完成したドラム組立品の左
側面図である。
【図6】クランプでマンドレルに装着されたドラム表面
材のみを図示した、図4と同様のマンドレルの先端の右
側面図である。
【図7】完成したドラム組立品の図3と同様の側面図で
ある。
【図8】図3、図4、図6におけるクランプ装置を示
す、図6の線8−8に沿う断面図である。
【図9】ドラム表面材とマンドレルの間のクランプを示
す、図6、図9と同様の断面図である。
【図10】クランプ装置とクランプストリップを示す、
図9と同様の断面図である。
【符号の説明】
10 イメージ装置(フォトプロッター) 21 光線プロセッサー 22 光線プロセッサー 12 ドラム組立品 14 ドラム 16 ドラム表面材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明におけるドラム組
立品を適用した画像装置10の全体を示している。この
装置は、画像形成面(描画面)と光ビームプロセッサ
21の間で光ビームを反射させ、あるいは方向転換する。
光ビームプロセッサーは、フォトプロッターあるいはス
キャナーのビーム発生器から構成できる。このような内
面ドラム画像装置は、1994年3月1日に公告された
米国特許5,291,392号、及び1997年4月1
8日に出願された米国特許出願08/844,669号
により詳しく図示、記述されている。フォトプロッター
は、描画面上に配置された感光媒体上を変調光が走査す
ることによって感光媒体を露光させる。一方、スキャナ
ーは、ドラム表面材に設けられたサンプルコピーに変調
されていない光ビームを照射することにより作動し、こ
のサンプルコピーで反射されまたは透過された光は検知
器で受信され、記録される。このような装置は、当業者
にはスキャナーとして公知である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本発明によるドラム組立品製造装置40
は、図3、図4に示すように、ドラム14(点線で図
示)と相対するドラム表面材16の正確な動きを可能に
するものである。加圧空気源41は、マンドレル組立体
からドラム表面材や完成したドラム組立品を離間させ
る。ドラム組立品製造装置40は、直線トラック42、
この直線トラックに沿って滑動するプラットフォーム4
3、及び直線トラックの一端に設けたマンドレル組立体
44を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】プラットフォーム43は、レース45、4
6の断面形状と対応する断面形状を有する一組のリニア
ベアリング49、50によって、該レース45、46上
に支持されている。リニアベアリング49、50は、レ
ースに沿ってプラットフォームを正確に滑動させる。プ
ラットフォーム43は、手動操作装置52によって動か
される。手動操作装置52は、レース45、46の長手
方向に沿う無端チェーン54を有し、この無端チェーン
54は、直角ドライブ56を介して、可動輪58とチェ
ーン60とに結合されている。手動操作装置52は、ベ
アリング49、50をレース45、46上に固着するた
めのクランプ(図示せず)を有し、プラットフォーム4
3及びこのプラットフォーム43上のドラム組み立て品
12に対するマンドレル組立体44及びこのマンドレル
組立体44上のドラム表面材16軸方向位置を固定する
ことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】プラットフォーム43は、レース45、4
6とマンドレル組立体44に対して垂直に移動可能であ
る。図3、図5に見られるように、ベアリング49、
0はプラットフォーム43の基盤62を支持する。この
プラットフォーム基盤62には、垂直方向に精密に移動
可能にドラム支持部64が支持されており、このドラム
支持部64は、手動操作輪68によって動作するねじジ
ャッキ組立品66によって精密に上下方向に動かされ
る。電動装置を備えた他の公知の様々な装置によって、
ドラム支持部64を同様に動かすことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図3、図4に示すように、マンドレル組立
体44は、完成状態の円筒状のドラム組立品の半径71
(図5参照)と等しい半径を有するマンドレル70を備
えている。マンドレル70は、金属(鋼材)から製造さ
れるのが望ましく、その両端部72、74は、垂直支持
部材76、78によって支持されている。垂直支持部材
76、78は、マンドレル支持枠80によって支持され
ている。垂直支持部部材76、78とマンドレル支持枠
80は、マンドレル70とプラットフォーム43との精
密な相対移動、及びドラム表面材16とドラム14と
精密な相対移動を保障するべく、堅固な構造から構成さ
れている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】クランプ装置82は、図6、図8、図9、
図10に示すように、クランプストリップ84上に該ス
トリップに沿って設けた凹部92に位置する幾つかのク
ランプ90を有する。各々のクランプ90は、ハンドノ
ブ94、凹部92に位置するスリーブ95、このスリー
ブを貫通しブロック98と螺合するネジ部96を有す
る。各ブロック98は、二つのピン100、100を有
し、ネジ部材96に相対ピボット運動可能に結合されて
いる。ピン100は、ドラム表面材16の側縁に沿って
設けられているクランプ穴88に対応する。隣接するブ
ロック98は、カップリング99によって、連結されて
いる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】以上のドラム組立品12は、本発明方法に
よって次のように製造される。マンドレル70は、表面
の異物を除去された後、鋳型からの取り外しや組立品製
造工程の最後におけるドラム表面材の取り外しを容易に
するために、離型剤をスプレーされる。ドラム表面材1
6は、図3、図4、図6に示すように、手でマンドレル
の周囲に巻き付けられている。クランプストリップ84
は、ピン86によってマンドレル70の表面に位置して
いる。クランプ90のピン100は、マンドレルに巻か
れているドラム表面材16の側縁に沿って設けられたク
ランプ穴88に装着される。クランプ90は、マンドレ
ル70上にドラム表面材16がぴったりと保持されるよ
うに締められる。ハンドノブ94は、ドラム表面材16
にできるだけ均等な力が作用するようにマンドレル上に
ドラム表面材16を支持することが望ましい。このた
め、ブロック98は対応するネジ部材96に対してピボ
ット運動可能に設けることが好ましい。クランプ装置8
2のクランプ90はそれぞれ、ドラム表面材をマンドレ
ルに固定する程度に応じて、締められる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】エポキシ接着剤で接着された後、マンドレ
ル70からドラム組立品を外す前に、クランプ装置82
が外され、ドラム組立品12は、加圧空気源41と接続
される(図4)。加圧空気源はドラム組立品によって形
成された真空室に大気より高い圧力の空気を供給して、
ドラム表面材16とマンドレル70の間の隙間に、空気
軸受(流体軸受)を形成する。プラットフォーム43と
ドラム組立品は、ドラム軸29とマンドレル軸85の同
軸関係を保ちながら、完成したドラム組立品が完全にマ
ンドレルから外される迄、マンドレル軸85と平行に動
き、マンドレル70から離間する。図5に見られるよう
な、ドラム部より大きいドラム表面材16は、必要に応
じてトリムされ、ドラム組立品は、画像装置10に組み
入れられて完成する(図1)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図9】
【図10】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケニス アール ピーターセン アメリカ合衆国 コネチカット州 06107 ウエスト ハートフォード モントクレ ア ドライブ 118

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が少なくとも半円筒形より大きい凹
    面からなる画像形成面を形成する内面ドラム型画像装置
    に用いるドラム組立品の製造方法であって、 軸を有する円筒状マンドレルの周囲に、上記画像形成面
    を構成するドラム表面材を着脱可能に巻くステップと;
    このマンドレルに巻かれた状態のドラム表面材の外側に
    ドラム部材を装着し、該マンドレルとドラム表面材との
    間に真空室を形成するステップと;上記ドラム表面材を
    マンドレルから分離するために、該ドラム表面材とマン
    ドレルとの間に流体軸受を形成するステップと;ドラム
    表面材とマンドレルとの間に流体軸受を形成したまま、
    上記ドラム部材に装着されたドラム表面材をマンドレル
    に対して軸方向に移動させ、該ドラム部材とドラム表面
    材により、半円筒形より大きい上記画像形成面を形成す
    るステップと;を有することを特徴とする内面ドラム型
    画像装置のドラム組立品の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドラム組立品製造方法
    において、さらに上記ドラム表面材をマンドレルに装着
    する前に、上記マンドレルに離型剤を塗布するステップ
    を有する内面ドラム型画像装置のドラム組立品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のドラム組立品製造方法
    において、ドラム表面材の外側にドラム部材を装着する
    上記ステップは、上記ドラム部材をドラム表面材に接着
    剤で接着するステップを含む内面ドラム型画像装置のド
    ラム組立品の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のドラム組立品製造方法
    において、ドラム部材は、二以上の分割ドラム部材から
    なり、ドラム表面材にドラム部材に装着する上記ステッ
    プは、これらの分割ドラム部材を一度に一つずつ上記ド
    ラム表面材に接着するステップを含む内面ドラム型画像
    装置のドラム組立品製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のドラム組立品製造方法
    において、上記ドラム表面材は複数の穴を備え、ドラム
    表面材とマンドレルとの間に流体軸受を形成する上記ス
    テップは、上記真空室に大気圧より高い圧力の流体を供
    給するステップを含む内面ドラム型画像装置のドラム組
    立品製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のドラム組立品製造方法
    において、マンドレルにドラム表面材を巻く上記ステッ
    プは、該マンドレルに着脱自在にドラム表面材を装着す
    るステップを含む内面ドラム型画像装置のドラム組立品
    製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のドラム組立品製造方法
    において、上記マンドレルと該マンドレルに巻かれた上
    記ドラム表面材は、第一の半径を有し、ドラム表面材に
    ドラム部材を装着する上記ステップは、この第一の半径
    より僅かに大きい第二半径を有する上記ドラム部材を上
    記ドラム表面材に装着するステップを含む内面ドラム型
    画像装置のドラム組立品製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のドラム組立品製造方法
    において、上記第二の半径は第一の半径より約20mm
    大きい内面ドラム型画像装置のドラム組立品製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項記載の
    製造方法に基づいて製作された内面ドラム型画像装置の
    ドラム組立品。
JP10109972A 1997-04-18 1998-04-20 内面ドラム型画像装置のドラム組立品の製造方法及びドラム組立品 Pending JPH117220A (ja)

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US08/844,267 US7297219B1 (en) 1997-04-18 1997-04-18 Drum assembly for an internal drum imaging device
US08/844,267 1997-04-18

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