JP2560357B2 - ガイドドラム及びその製造方法 - Google Patents

ガイドドラム及びその製造方法

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JP2560357B2 JP62301774A JP30177487A JP2560357B2 JP 2560357 B2 JP2560357 B2 JP 2560357B2 JP 62301774 A JP62301774 A JP 62301774A JP 30177487 A JP30177487 A JP 30177487A JP 2560357 B2 JP2560357 B2 JP 2560357B2
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    • GPHYSICS
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置
におけるガイドドラム及びその製造方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
ヘリカルスキャン方式のビデオテープレコーダにおい
ては、外周面に複数の磁気ヘッドが設けられた上シリン
ダと、外周面に傾斜したリードが形成された下シリンダ
とを同一の軸心上に配置し、これらのシリンダに磁気テ
ープを巻付けると共に、下シリンダのリードに添接走行
させながら、上シリンダを回転させて信号の記録及び再
生を行っている。
この場合、下シリンダは固定されて磁気テープのガイ
ドになっていることから、本明細書ではこれをガイドド
ラムと呼ぶことにする。
ところで、この種のガイドドラムでは、磁気テープに
対する磁気ヘッドの進入側および離脱側においてそれぞ
れテープ振動が生じ、これに伴って再生画面上にジッタ
が発生していた。このうち、磁気ヘッドの離脱側におけ
るテープ振動の発生原理およびその対策については月刊
誌「テレビ技術」'87年5月号に詳しく記載されてい
る。即ち,磁気テープのヘッドへの接触部においては面
圧が高くなっており、ヘッドはテープから急激に離脱し
てゆくため、ヘッドを取り除かれたテープは激しく振動
するのである。この振動を防止するため50μm程度の突
起部(バルジ)を設けて離脱面でのヘッドに加わる面圧
を低下させることによりテープのヘッドへの不要な巻き
付きを防止できるので、ヘッドはテープからスムーズに
離脱することができテープ振動も抑止されるのである。
次に磁気ヘッド進入側におけるテープ振動の発生原理を
以下に簡単に説明する。
第5図に示すように上シリンダ1の周方向を2等分し
た外周面にビデオヘッド11,12が配置されると共に、こ
れらのビデオヘッドに対して所定角度だけ隔った位置に
オーディオヘッド21,22が配置されている。そして、こ
の上シリンダ1に磁気テープ2が巻き付けられて走行す
るが、このとき上シリンダ1はA矢印方向、すなわち、
反時計方向に回転され、各ヘッドがP点からQ点まで走
行する180゜の角度範囲にて記録再生がなされるとする
ものとすると、磁気テープ2はヘッドの進入側、離脱側
ともγ゜だけ余分に巻付けられている。この余分に巻付
けられた角度範囲を以下オーバーラップ範囲と呼ぶ。
今、ビデオヘッド11が再生動作をしているものとし
て、P点からα゜だけ磁気テープ2をトレースしたと
き、オーディオヘッド21が磁気テープ2に衝突する。こ
の際、衝撃によって磁気テープ2が振動し、これが再生
画面上にジッタとして表われる。
上述した「テレビ技術」には磁気ヘッドが離脱する側
に振動防止用の突起部(バルジ)を設けているものの、
磁気ヘッド進入側には設けていなかった。これはガイド
ドラムのリード切削加工時に、同リードの傾斜を利用し
てオーバーラップ範囲の上縁部を残存させるようにして
形成するものであることから、テープ接触部が極めて狭
い磁気ヘッドの進入側に同様の突起部を設けることがで
きないという理由によるものであった。
そこで、一部のビデオテープレコーダには第6図に示
すようなガイドドラムが採用されていた。これは、テー
プが接触する円筒部3の内側に、突出片4を固着したL
型金具5を取付ネジ6で固定するようにしたものであ
る。この場合、突出片4の突き出し量は、例えば、5〜
10μmというように微小であることから、円筒部3の径
方向に進退させ得る調節ネジ7によって、再生画像を監
視しながら調整するものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、L型金具の位置を調整して突出片の
突き出し量を加減するものは、テープ接触部の幅に関係
がないため、磁気ヘッドの進入側に設けることができる
けれども、高精度の部品を多数個必要とすることから、
構成が複雑化すると共に、装置コストが高騰するという
問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたも
ので、構成の簡易化を図り得ると同時に装置コストを大
幅に低減することのできるガイドドラム及びその製造方
法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るガイドドラムは、上シリンダを回転させ
てスキャンする角度範囲よりも所定の角度だけ余分に巻
付けられた角度範囲のうち、磁気ヘッドが進入する側の
テープ接触部に、テープの接触部の径より上シリンダの
外周面から磁気ヘッドの突出している寸法と同程度だけ
径が大きく、且つリードに接する段差部を形成し、段差
部の磁気テープに接触する部分を磁気テープを径方向外
方に偏倚させる突起部とし、かつ前記突起部は、前記磁
気テープを前記ガイドドラムに巻付けを開始したテープ
巻付け開始位置を基準にして、前記磁気ヘッドの走行方
向に沿って漸次前記磁気テープとの接触面積が小となる
ような楔形に形成したものである。
また、本発明に係るガイドドラムの製造方法は、上記
突起を作るために、テープ接触部を所定の径にし、且つ
リードを形成するための切削加工時に、磁気ヘッドが進
入する側の磁気テープを余分に巻き付けた範囲で、切削
加工の傾斜角度を前記磁気テープの下端が通過する境界
線に対して大とすることにより前記突起部に対応する部
位を残存させ、この部位の突出量が適切になるように加
工するものである。
すなわち、本発明によれば、外周面に複数の磁気ヘッ
ドを有する上シリンダと同一の軸芯上に並べられ、この
上シリンダを回転させてスキャンする角度範囲よりも所
定の角度だけ余分に磁気テープを巻付けると共に、外周
上部を一部切削して形成した傾斜するリードに添って前
記磁気テープを添接走行させるガイドドラムにおいて、
前記磁気テープが余分に巻付けられた角度範囲のうち、
前記磁気ヘッドが進入する側のテープ接触部に、前記ス
キャンする角度範囲におけるテープの接触部の径より前
記上シリンダの外周面から前記磁気ヘッドの突出してい
る寸法と同程度だけ径が大きく、且つ前記リードに接す
る段差部を形成し、前記段差部の前記磁気テープに接触
する部分を前記磁気テープを径方向外方に偏倚させる突
起部とし、かつ前記突起部は、前記磁気テープを前記ガ
イドドラムに巻付けを開始したテープ巻付け開始位置を
基準にして、前記磁気ヘッドの走行方向に沿って漸次前
記磁気テープとの接触面積が小となるような楔形である
ことを特徴とするガイドドラムが提供され,又,外周面
に複数の磁気ヘッドを有する上シリンダと同一の軸芯上
に並べられ、この上シリンダを回転させてスキャンする
角度範囲よりも所定の角度だけ余分に磁気テープを巻付
けると共に、外周上部を一部切削して形成した傾斜する
リードに添って前記磁気テープを添接走行させるガイド
ドラムにおいて、前記磁気テープが余分に巻付けられた
角度範囲のうち、前記磁気ヘッドが進入する側のテープ
接触部に、前記スキャンする角度範囲におけるテープの
接触部の径より前記上シリンダの外周面から前記磁気ヘ
ッドの突出している寸法と同程度だけ径が大きく、且つ
前記リードに接する段差部を形成し、前記段差部の前記
磁気テープに接触する部分を前記磁気テープを径方向外
方に偏倚させる突起部とする一方、前記磁気テープが余
分に巻き付けられた角度範囲のうち、前記磁気ヘッドが
離脱する側のテープ接触部の上端部に、同じく前記スキ
ャンする角度範囲におけるテープ接触部の径より前記上
シリンダの外周面から前記磁気ヘッドの突出している寸
法と同程度だけ径が大きく、且つその下端部が前記リー
ドの傾斜に添って湾曲してなる前記磁気テープを径方向
外方に偏倚させる突起部を形成したことを特徴とするガ
イドドラムが提供され、更に、外周面に複数の磁気ヘッ
ドを有する上シリンダと同一の軸芯上に並べられ、この
上シリンダを回転させてスキャンする角度範囲よりも所
定の角度だけ余分に磁気テープを巻付けると共に、傾斜
して形成されたリードに添接走行させるテープ接触部の
うち前記磁気ヘッドが進入する側のテープ接触部に、前
記磁気テープを径方向外方に偏倚させる突起部を備える
ガイドドラムにおいて、前記テープ接触部を所定の径に
し、且つリードを形成するための切削加工時に、前記磁
気ヘッドが進入する側の前記磁気テープを余分に巻き付
けた範囲で、前記切削加工の傾斜角度を前記磁気テープ
の下端が通過する境界線に対して大とすることにより前
記突起部に対応する部位を残存させ、この部位の突出量
が適切になるように加工することにより前記突起部を形
成することを特徴とするガイドドラムの製造方法が提供
される。
〔作用〕
この発明におけるガイドドラムは、磁気ヘッドが進入
する側のテープ接触部に突起を設けるという単純な構成
であるため多数の高精度部品を必要とする従来装置と比
較して、構成の簡易化および装置コストの低廉化が図ら
れる。また、この発明によるガイドドラムの製造方法
は、切削加工の応用のみで済むことから、量産性に優
れ、装置コストを大幅に低減させることができる。
〔実施例〕
次に、本発明によるガイドドラム及びその製造方法を
図面に示す実施例で説明する。第1図は本発明の一実施
例の磁気ヘッド進入側の側面図、第2図はそのX−X矢
視拡大断面図である。これら各図において、図示省略の
上シリンダのヘッドがA矢印方向に移動するとき、ガイ
ドドラム10のθからスキャンを開始し、磁気テープに
対してθ〜0゜がオーバーラップ範囲となっている。
また、磁気テープの下端が直線L1に沿って走行すると
き、領域Bの部分が最も径の大きい円筒面になってお
り、領域C及び領域Eが次に径の大きい円筒面になって
いる。ここで、領域Dの部分が径の最も小さい円筒面
で、この領域Dと領域Eがテープ接触部となっている。
このうち、領域E(θ〜θ)は、楔形をしており、
本発明でいう磁気ヘッド進入側の突起部に相当する。こ
の磁気ヘッド進入側の突起部は、磁気テープ2を第5図
に示すようにガイドドラム10に巻付けを開始したテープ
巻付け開始位置(第1図のθ)を基準にして、磁気ヘ
ッド11、12、21、22の進行方向に沿って磁気テープへの
接触面積が漸次小となるような楔形に形成されている。
このように、磁気ヘッド11、12、21、22の進行方向に沿
って磁気テープへの接触面積が漸次小となるので、磁気
テープの磁気ヘッド11、12、21、22への接触面積は磁気
テープの進行方向に沿ってが漸次大となる。テープ巻付
け開始位置θは、磁気ヘッド11、12、21、22が磁気テ
ープ2に進入を開始する位置でもあり、磁気ヘッド11、
12、21、22は第1図の0゜の位置からスキャンを開始す
る。
かかる加工を施す場合、先ず、領域Cの部分、すなわ
ち、上端と境界線L2との間の所定の幅の範囲を、予め定
められたテープ接触部の直径(VHS方式では62mmφ)よ
りも、ヘッド突出量t、即ち上シリンダの外周面から磁
気ヘッドの突出している寸法程度大きくなるように切削
加工する。次に、テープ接触部の直径を予め定められた
直径(VHS方式では62mmφ)とし、且つリードを形成
し、しかも、θ近傍で大きく傾斜するように切削加工
する。
ちなみに、従来は磁気テープの下端が通過する境界線
L1に添ってこれらの切削加工をしていたが、ここでは領
域Eの部分を残存させるべく、境界線L3に添ってこれら
の切削加工をすることになる。
かくして、第2図に示すように、磁気テープに対して
磁気ヘッドが進入する側のオーバーラップ範囲をリード
に連続する階段状にすることができ、その段差部分のう
ち、テープ接触部となる領域Eの部分を振動抑制用の突
起部とすることができる。
第3図は本発明の一実施例の磁気ヘッド離脱側の側面
図、第4図はそのY−Y矢視拡大断面図である。これら
各図において、領域F及び領域Gの部分がテープ接触部
であり、領域Gの部分が従来装置で説明した突起部(バ
ルジ)である。かかる加工は、領域Fの部分の軸方向寸
法が十分に大きいことから、リードの傾斜を利用して容
易に切削加工することができる。なお、ここに示した突
起は前述のようにヘッド突出量tと同程度突出してい
る。
かくして、この実施例によれば、磁気ヘッドの離脱側
に形成したと同様に、磁気ヘッドの進入側にも切削加工
のみによる突起を形成することができ、高精度の部品を
多数装着しなくともテープ振動を確実に抑制することが
できる。
なお、上記実施例では磁気テープを180゜巻付けるも
のについて説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、磁気テープを270゜又はそれ以外の角度だけ
巻付けるタイプのガイドドラムにも適用できることは言
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、本発明における
ガイドドラムは磁気ヘッドの進入する側に突起を備えて
いるのでヘッドの進入側にて磁気テープを径方向外方へ
偏倚させて、磁気テープに急激に衝突して磁気テープの
振動を引き起こすことを未然に防止することができるの
であり、更に多数の高精度部品を必要とする従来のガイ
ドドラムと比較して、構成の簡易化および装置コストの
低廉化が図られる。特に、進入側の突起部の形状を楔形
としたので、ヘッドが磁気テープと接する入口側では、
磁気テープとの接触部が大きく確実にとれ、これを径方
向外方へ偏倚させると共に、徐々に磁気テープとの接触
幅が小となりるので上記偏倚の量が少なくなり,ヘッド
と磁気テープの接触がよりスムーズになるのである。ま
た、突起部を磁気ヘッドの進入側のみならず離脱側にも
設ければ、双方において磁気テープの振動を防止でき、
ジッタ等の発生を防止できるのである。また、本発明に
よるガイドドラムの製造方法によれば、進入側の突起部
は上述の構造となっているので切削加工の応用のみで突
起部を製作することから量産性に優れ、装置コストを一
層低減させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の磁気ヘッド進入側の断面
図、第2図はその要部拡大断面図、第3図は同実施例の
磁気ヘッド離脱側の側面図、第4図はその要部の拡大断
面図、第5図は一般的なテープ振動の原理を説明するた
めの説明図、第6図は従来のガイドドラムの構成を示す
断面図である。 10……ガイドドラム、E,G……突起部 L1〜L3……境界線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−118254(JP,A) 特開 平1−118257(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に複数の磁気ヘッドを有する上シリ
    ンダと同一の軸芯上に並べられ、この上シリンダを回転
    させてスキャンする角度範囲よりも所定の角度だけ余分
    に磁気テープを巻付けると共に、外周上部を一部切削し
    て形成した傾斜するリードに沿って前記磁気テープを添
    接走行させるガイドドラムにおいて、前記磁気テープが
    余分に巻付けられた角度範囲のうち、前記磁気ヘッドが
    進入する側のテープ接触部に、前記スキャンする角度範
    囲におけるテープの接触部の径より前記上シリンダの外
    周面から前記磁気ヘッドの突出している寸法と同程度だ
    け径が大きく、且つ前記リードに接する段差部を形成
    し、前記段差部の前記磁気テープに接触する部分を前記
    磁気テープを径方向外方に偏倚させる突起部とし、かつ
    前記突起部は、前記磁気テープを前記ガイドドラムに巻
    付けを開始したテープ巻付け開始位置を基準にして、前
    記磁気ヘッドの走行方向に沿って漸次前記磁気テープと
    の接触面積が小となるような楔形であることを特徴とす
    るガイドドラム。
  2. 【請求項2】外周面に複数の磁気ヘッドを有する上シリ
    ンダと同一の軸芯上に並べられ、この上シリンダを回転
    させてスキャンする角度範囲よりも所定の角度だけ余分
    に磁気テープを巻付けると共に、外周上部を一部切削し
    て形成した傾斜するリードに添って前記磁気テープを添
    接走行させるガイドドラムにおいて、前記磁気テープが
    余分に巻付けられた角度範囲のうち、前記磁気ヘッドが
    進入する側のテープ接触部に、前記スキャンする角度範
    囲におけるテープの接触部の径より前記上シリンダの外
    周面から前記磁気ヘッドの突出している寸法と同程度だ
    け径が大きく、且つ前記リードに接する段差部を形成
    し、前記段差部の前記磁気テープに接触する部分を前記
    磁気テープを径方向外方に偏倚させる突起部とする一
    方、前記磁気テープが余分に巻き付けられた角度範囲の
    うち、前記磁気ヘッドが離脱する側のテープ接触部の上
    端部に、同じく前記スキャンする角度範囲におけるテー
    プ接触部の径より前記上シリンダの外周面から前記磁気
    ヘッドの突出している寸法と同程度だけ径が大きく、且
    つその下端部が前記リードの傾斜に添って湾曲してなる
    前記磁気テープを径方向外方に偏倚させる突起部を形成
    したことを特徴とするガイドドラム。
  3. 【請求項3】前記磁気ヘッドが進入する側の突起部は、
    記磁気テープを前記ガイドドラムに巻付けを開始したテ
    ープ巻付け開始位置を基準にして、前記磁気ヘッドの走
    行方向に沿って漸次前記磁気テープとの接触面積が小と
    なるような楔形であることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載のガイドドラム。
  4. 【請求項4】外周面に複数の磁気ヘッドを有する上シリ
    ンダと同一の軸芯上に並べられ、この上シリンダを回転
    させてスキャンする角度範囲よりも所定の角度だけ余分
    に磁気テープを巻付けると共に、傾斜して形成されたリ
    ードに添接走行させるテープ接触部のうち前記磁気ヘッ
    ドが進入する側のテープ接触部に、前記磁気テープを径
    方向外方に偏倚させる突起部を備えるガイドドラムにお
    いて、前記テープ接触部を所定の径にし、且つリードを
    形成するための切削加工時に、前記磁気ヘッドが進入す
    る側の前記磁気テープを余分に巻き付けた範囲で、前記
    切削加工の傾斜角度を前記磁気テープの下端が通過する
    境界線に対して大とすることにより前記突起部に対応す
    る部位を残存させ、この部位の突出量が適切になるよう
    に加工することにより前記突起部を形成することを特徴
    とする ガイドドラムの製造方法。
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