JPH1171047A - スリット製品分離巻取装置 - Google Patents

スリット製品分離巻取装置

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JPH1171047A
JPH1171047A JP23379497A JP23379497A JPH1171047A JP H1171047 A JPH1171047 A JP H1171047A JP 23379497 A JP23379497 A JP 23379497A JP 23379497 A JP23379497 A JP 23379497A JP H1171047 A JPH1171047 A JP H1171047A
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JP
Japan
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roller
winding
web
free loop
separating
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JP23379497A
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English (en)
Inventor
Ayaaki Tabuchi
章明 田渕
Toshifumi Kanemitsu
利文 金光
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Hagiwara Industries Inc
Original Assignee
Hagiwara Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH1171047A publication Critical patent/JPH1171047A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広幅ウエブをスリットして得られた細幅ウエ
ブを、それぞれ分離して同一軸線上で良好なスリット製
品として巻取ることが可能であって、かつ制御が容易で
コンパクトに形成されて省スペースの設備からなるスリ
ット製品分離巻取装置を提供すること。 【解決手段】 広幅ウエブ15をスリットした複数の細
幅ウエブ18を分離して巻取軸40に巻取る装置におい
て、ドライブローラ22と、ドライブローラ22の上流
側面に圧接したニップローラ24と、ドライブローラ2
2の下流側面に圧接したブライドルローラ26とからな
るフリーループ形成手段20およびセパレートローラ3
2、34、36からなる分離手段30とを備えたスリッ
ト製品分離巻取装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広幅ウエブをスリ
ットした複数の細幅ウエブを分離して巻取軸に巻取る装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】スリッタ装置は紙やプラスチックフィル
ム等の広幅ウエブを縦スリットして、スリットされた細
幅ウエブを巻取軸に巻取ってスリット製品とするもので
ある。このスリットされた複数の細幅ウエブを巻取る際
に同一軸線上で巻取ると細幅ウエブの端部同士が干渉し
合って良好なスリット製品が得られない。そのために、
端部同士の干渉を回避しようとしてセパレータロールを
用いて細幅ウエブをそれぞれ分離して案内して巻取軸に
巻く方法が考えられる。しかしながら、広幅ウエブをス
リットした細幅ウエブを直接セパレータロールを介して
細幅ウエブ間に間隔を設けて巻取軸に巻き取ろうとする
と、端部同士の間に生じる隙間のために斜め方向の張力
が掛かり、しわが発生するなどの不都合が生じる。そこ
で、通常は、同一軸線上には配置されない2本の巻取軸
に振分けて各細幅ウエブ毎に巻取る装置が一般に使用さ
れているが、2本の巻取軸に振分ける方法は、設備が大
掛かりとなるために設備投資額が高価となり、巻始めや
巻終りの際の運転操作も複雑となるなどの欠点を有して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、同一軸線上で
端部同士の干渉を生じることなく巻取を行なうために、
細幅ウエブを搬送する間にフリーループを形成し、フリ
ーループを形成された細幅ウエブをセパレータローラで
分離して案内し巻取軸に巻取る方法も試みられている。
しかしながら、フリーループを形成する方法において
は、フリーループを設けるための広いスペースを必要と
することや、細幅ウエブをフリーループの前後において
送る送り速度と引取る巻取速度と調整してフリーループ
を一定形状に保持することは容易ではなく、送り速度と
巻取速度を複雑な検出手段や制御手段を用いて調整する
必要があるなどの問題もあった。
【0004】本発明は、上記課題を技術的に解決するた
めに、広幅ウエブをスリットして得られた細幅ウエブ
を、それぞれ分離して同一軸線上で良好なスリット製品
として巻取ることが可能であって、かつ制御が容易でコ
ンパクトに形成されて省スペースの設備からなるスリッ
ト製品分離巻取装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、広幅ウエブを
スリットした複数の細幅ウエブを分離して巻取軸に巻取
る装置において、ドライブローラと、ドライブローラの
上流側面に圧接したニップローラと、ドライブローラの
下流側面に圧接したブライドルローラとからなるフリー
ループ形成手段および少なくとも1本のセパレートロー
ラからなる分離手段とを備え、前記フリーループ形成手
段によりフリーループを形成した細幅ウエブを、それぞ
れ分離手段により分離して案内し巻取軸に巻取ることを
特徴とするスリット製品分離巻取装置を要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明のスリット製品分離巻
取装置の概略側面図、図2はスリット製品分離巻取装置
のフリーループ形成手段の要部側面図、図3はスリット
製品分離巻取装置の駆動源の要部側面図、図4はセパレ
ータローラの断面図である。
【0007】図1において、スリット製品分離巻取装置
10は、広幅ウエブロール12の巻出軸14と、広幅ウ
エブ15を縦方向にスリットするカッタ16と、ドライ
ブローラ22、ドライブローラ22の上流側面に圧接し
たニップローラ24およびドライブローラ22の下流側
面に圧接したブライドルローラ26からなるフリールー
プ形成手段20と、3本のセパレートローラ32、3
4、36からなる分離手段30と、巻取軸40とを主た
る構成部分としてなり、広幅ウエブ15および細幅ウエ
ブ18はこれらの各部材およびガイドローラ44a〜4
4fなどを通る。46は押えローラである。
【0008】広幅ウエブロール12は通常は巻芯にプラ
スチックフィルムからなるウエブを巻き付けたものであ
り、それらの巻出軸14は巻芯を取り付けるためのシャ
フト(図示略)や巻出するウエブの張力を付与するため
のブレーキ(図示略)等を含む。カッタ16は例えば回
転刃を含む。
【0009】図2は、フリーループ形成手段20を示す
ものであり、フリーループ形成手段20はドライブロー
ラ22と、ドライブローラ22の上流側面に圧接したニ
ップローラ24と、ドライブローラ22の下流側面に圧
接したブライドルローラ26とを主な構成部分としてフ
リーループ21を形成するものである。フリーループ形
成手段20は、ひとつのドライブロール22の上流側面
にニップローラ24をシリンダ25により圧接してお
り、下流側面にブライドルローラ26をシリンダ27に
より圧接している。ドライブロール22は、図3に示す
駆動モータ27により回転力が伝達されており、ひとつ
のドライブロール22にニップローラ24とブライドル
ローラ26が圧接されている結果、ドライブローラ22
とドライブローラ22に圧接されたニップローラ24で
挟持されて搬送される細幅ウエブ18aの送り速度と、
ドライブローラ22とドライブローラ22に圧接された
ブライドルローラ26で挟持されて搬送される細幅ウエ
ブ18bの引取速度が同一となるため、フリーループ2
1は常に一定形状を保持することができる。
【0010】図3は駆動源を示しており、駆動モータ2
7はその回転力をタイミングベルト28を介してドライ
ブローラ22およびドライブローラ23に伝達するよう
になっている。また、テンションローラ29cを介して
ギヤによる回転力を回転刃16に伝達している。29a
〜29dは前記タイミングベルト28を緊張させるテン
ション用ローラである。
【0011】図1において、セパレートローラ32、3
4、36はスリットされた細幅ウエブ18をフリールー
プ21内において分離して搬送し、ブライドルローラ2
6下流において、さらにセパレートローラ36を用いて
分離状態を良好に保持して搬送するものである。この分
離手段30を構成するセパレートローラ32、34、3
6は、本実施例に示すように必ずしも3本必要ではな
く、フリーループ内に少なくとも1本あればよい。
【0012】セパレートローラ32、34、36は、図
4に示すように、本実施例においては、セパレートロー
ラ軸方向に等間隔にカラー37を介して4個のセパレー
トリング38を備えており、セパレートリング38によ
りフリーループ21を形成している細幅ウエブ18を5
つに分離して搬送することができるものである。セパレ
ートリング38のリング厚みWは1〜10mmが好まし
く、2〜5mmがより好ましい。細幅ウエブ18はセパ
レートローラ32、34、36に備えられたセパレート
リング38のリング厚みWに相当する間隔で分離され
る。セパレートリング38の数およびセパレートリング
38を備える間隔等は任意でよく、スリット幅の異なる
任意の数のスリット製品を得られるように設定すること
ができる。
【0013】セパレートローラ32、34、36を経由
して搬送された細幅ウエブ18は押えローラ46で押圧
されながら巻取軸40に巻取られる。
【0014】ついで、スリット製品分離巻取装置10に
おける操作について説明する。
【0015】広幅ウエブ15が巻出軸14から巻出され
カッタ16により複数の細幅ウエブ18にスリットされ
る。ついで、細幅ウエブ18はドライブローラ22とド
ライブローラ22に圧接されたニップローラ24とによ
り挟持されて搬送された後、張力が解放されたフリール
ープ21を形成する。
【0016】張力が解放されてフリーループ21を形成
した細幅ウエブ18はセパレータローラ32、34に張
架されて各細幅ウエブ18はセパレータローラ32、3
4の軸方向に備えられたセパレートリング38のリング
厚みW相当の間隔でそれぞれ分離されて搬送される。こ
のとき、各細幅ウエブ18はフリーループ21を形成し
て張力は開放されているので、横方向の張力が作用する
ことなくしわ等の発生もなく下流側へ搬送されるもので
ある。
【0017】ついで、分離されて搬送される細幅ウエブ
18は、ドライブローラ22とドライブローラ22に圧
接されたブライドルローラ26とにより挟持されて搬送
される。ドライブローラ22とブライドルローラ26で
挟持されて搬送される細幅ウエブ18は、セパレータロ
ーラ36を経由して分離状態を良好に保持したまま、巻
取軸40の回転力により後半のウエブ張力が付与され押
圧ローラ46で押圧されて巻取軸40に所定張力下で巻
取られる。巻取軸40は、1本に限定されるものではな
く、複数本の巻取軸を用いて巻取る方法や、複数の同一
線上にない巻取軸に巻取る方法も本発明に包含される。
【0018】本発明のスリット製品分離巻取装置10
は、紙やプラスチックフィルム等各種の広幅ウエブから
スリット製品を製造するために用いることができるが、
そのうちでは、柔軟性、弾力性を有するプラスチックフ
ィルムにより好適に用いることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のスリ
ット製品分離巻取装置は、カッタでスリットされた細幅
ウエブからなるフリーループを形成する際に、ドライブ
ローラ、ドライブローラの上流側面に圧接したニップロ
ーラ、ドライブローラの下流側面に圧接したブライドル
ローラからなるフリーループ形成手段によりフリールー
プを形成してなるものであって、フリーループを形成す
るスペースがコンパクトに形成できるので、省スペース
の装置を得ることができる。また、フリーループを形成
するときに、駆動モータにより回転力が付与されたドラ
イブロールに送りピンチロールとブライドルローラが圧
接されてフリーループが形成されるので、細幅ウエブは
上流側の送り速度と下流側の引取速度が同一のドライブ
ローラにより搬送されることにより、フリーループの形
状は複雑な検知手段や制御手段を用いることなく常に一
定に保持することができる。また、少なくとも1本のセ
パレートローラをフリーループ内において存在せしめる
ことにより細幅ウエブを容易に、しわの発生等もなく分
離して搬送することが可能であって、良好なスリット製
品を巻取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスリット製品分離巻取装置の概略側面
図である。
【図2】本発明のスリット製品分離巻取装置のフリール
ープ形成手段の要部側面図である。
【図3】本発明のスリット製品分離巻取装置の駆動源の
要部側面図である。
【図4】本発明のセパレータローラの断面図である。
【符号の説明】
10 スリット製品分離巻取装置 12 広幅ウエブロール 15 広幅ウエブ 16 カッタ 18 細幅ウエブ 20 フリーループ形成手段 21 フリーループ 22 ドライブローラ 24 ニップローラ 26 ブライドルローラ 30 分離手段 32、34、36 セパレートローラ 37 カラー 38 セパレートリング 40 巻取軸 46 押圧ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広幅ウエブをスリットした複数の細幅ウ
    エブを分離して巻取軸に巻取る装置において、ドライブ
    ローラと、ドライブローラの上流側面に圧接したニップ
    ローラと、ドライブローラの下流側面に圧接したブライ
    ドルローラとからなるフリーループ形成手段および少な
    くとも1本のセパレートローラからなる分離手段とを備
    え、前記フリーループ形成手段によりフリーループを形
    成した細幅ウエブを、それぞれ分離手段により分離して
    案内し巻取軸に巻取ることを特徴とするスリット製品分
    離巻取装置。
JP23379497A 1997-08-29 1997-08-29 スリット製品分離巻取装置 Pending JPH1171047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016124100A (ja) * 2014-12-25 2016-07-11 住友化学株式会社 スリット装置及びセパレータ捲回体の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016124100A (ja) * 2014-12-25 2016-07-11 住友化学株式会社 スリット装置及びセパレータ捲回体の製造方法
US10800060B2 (en) 2014-12-25 2020-10-13 Sumitomo Chemical Company, Limited Slitting apparatus and method for producing separator roll

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