JPH1170518A - 簡易型モルタル自動混練装置 - Google Patents

簡易型モルタル自動混練装置

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JPH1170518A
JPH1170518A JP12195898A JP12195898A JPH1170518A JP H1170518 A JPH1170518 A JP H1170518A JP 12195898 A JP12195898 A JP 12195898A JP 12195898 A JP12195898 A JP 12195898A JP H1170518 A JPH1170518 A JP H1170518A
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JP
Japan
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mortar
kneading
powder
mixer
mixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP12195898A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Maruichi
俊雄 丸一
Akira Sato
晃 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nihon Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nihon Kasei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kasei Chemical Co Ltd, Nihon Kasei Co Ltd filed Critical Nippon Kasei Chemical Co Ltd
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミキサ9への粉体材料の供給を安定且つ円滑
にすると共にバッグ1の交換作業を容易にして一定品質
の混練モルタルを連続供給する。 【解決手段】 無粉塵フレキシブルバッグ1内の粉体材
料を振動機構付排出装置5を介してミキサ9に供給すると
共に粉体材料への添加材料を液体材料としてポンプ17に
よってミキサ9に比例制御して供給することによって定
品質の混練モルタルを製造する。ミキサモータ10は受ホ
ッパ20に設けたレベルセンサ23の出力によって制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吹付塗装用など
のポリマーセメントモルタルを現場屋外又は建物内にお
いて自動的に混練して連続供給できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モルタル吹付施工において、モルタルを
現場で機械的に混合する場合、従来はモルタル原料メー
カが予め用途に合わせて既調合した材料をフレコンバッ
グなどに封入して供給し、これを現場屋外に設置したサ
イロ等に投入し簡単な混練装置で水練りしてモルタルポ
ンプから圧送吹付けするのが一般である。既調合粉体材
料においてはモルタルの接着性や強度等を向上させるた
めのポリマーを添加する必要がある場合、通常の水ポン
プ(定量ポンプ)ではエマルジョン成分が付着して安定計
量ができない他、粘稠液体を送出できないため粉末状の
再乳化型樹脂を用いなければならない。モルタルの粉体
材料の粒度が細かく、また粉体材料中に粉末樹脂などの
混和剤が混入されると粉体流動性その他の物理的性質が
変わってしまい取り扱いが厄介であり、サイロ等からミ
キサに粉体材料を供給する際、ブリッジ又はラットホー
ル現象を生じ易くなり、これを防止するためのバイブレ
ータ操作が必要である。更に、屋外でサイロに粉体材料
を供給するにはフレコン自体の吊り上げ吊り下ろし等の
危険な作業が伴う上、長時間を要し、雨天時は作業するこ
とができない。また、材料供給時にはサイロ投入口とフ
レコンとの間隙から発生する粉塵を防止できないなどの
問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、既調合粉体
材料中からポリマー、エマルジョン成分を除いて比較的
流動性のよい粉体材料のみを無粉塵フレキシブルバッグ
に封入して振動機構付粉体排出装置に載置してミキサに
自動供給すると共に他の添加材料であるポリマーエマル
ジョン又は薬液等を粘稠流体送出ポンプによってミキサ
内に粉体量に対して一定比率で供給して混練する装置を
提供するものであり、更にミキサモータと流体送出ポン
プのモータを混練モルタルの受ホッパレベルによってほ
ぼ一定範囲に調節すると共に無粉塵フレキシブルバッグ
の交換補充によって連続供給と作業人員の省力化を図る
ものである。更に、振動機構付粉体排出装置の受台を低
床にして建物内に設置し、雨天時にも作業できる自動混
練装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、モルタル
ミキシング装置の上方に排出供給管によって直接連結さ
れた振動機構付粉体排出装置にモルタルを組成する粉体
材料の一部が充填封入された無粉塵フレキシブルバッグ
を着脱可能に搭載させると共に前記モルタルを組成する
材料への添加材料を調整するタンクと、該タンク中の液
体を前記ミキシング装置に供給する粘稠流体送出ポンプ
を備え、前記流体送出ポンプの吐出量即ちモータ回転数
を前記ミキシング装置の吐出量即ちモータ回転数に対し
て設定比率で駆動させると共にこれら両モータは混練モ
ルタルの受ホッパに設けられたレベルセンサ出力によっ
て制御されるように構成されて粉体材料がモルタルミキ
シング装置に重力によって供給される。この他、無粉塵
フレキシブルバッグを搭載する振動機構付粉体排出装置
を所望の高さでモルタルミキシング装置と離間させて設
置すると共に前記粉体排出装置とミキシング装置を傾斜
スクリューコンベア等の搬送手段を介して連結して搬送
供給式とすることによって屋内設置を可能にする。本発
明において粘稠流体送出ポンプは、ミキサ内の供給粉体
に対してエマルジョン等の添加材料を設定比率で供給す
るものであって調製タンクに接続されている。また、無
粉塵フレキシブルバッグは、工場で粉体材料が充填され
て現場に輸送されるものであって、モルタル施工現場に
おいては振動機構付粉体排出装置上にフォークリフト等
によって簡単に搭載又は取外されるものであって、装置
が搬送供給式の場合は作業が極めて容易にできる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は重力供給式装置の構成を示
すものであるが、制御用操作盤及び配線は省略してあ
る。図中、1は無粉塵フレキシブルバッグであって袋体2
とベース部3によって構成されており、このバッグ自体は
「マトコン」(株式会社新潟鉄工所製)として公知である。
内部の粉体材料は例えばセメントとパーライトなどであ
って所要割合で工場において充填され、現場に輸送され
る。5は、現場に固定設置された振動機構付粉体排出装置
であり、コーン部7を受台6上に載置されたバッグの排出
口4内に挿入して振動する。8は、ミキシング装置(ミキ
サ)9に連結する排出供給管である。10はモータ、11は回
転軸、12は粉体攪拌室、13は混練室、12a,13aは回転羽根、1
3bは混練モルタル排出口である。15はタンクであってエ
マルジョン等の添加材料が調製されている。16は吸入
管、17は一般に「スネークポンプ」と呼ばれる粘稠液体送
出ポンプである。このポンプは白濁液でも粘稠液でも脈
動なく定量吐出が可能である。18は速度可変型モータ、1
9はミキサの混練室13に通ずる注入管である。20は混練
モルタルを受ける受ホッパであって底部に攪拌用スクリ
ュー21を備えている。22はモータである。23はレベルセ
ンサ(静電容量式)であって、上限センサ23aと下限センサ
23bを備えて受ホッパ20内のモルタル量を所定量範囲に
保持するものである。24は供給管、25は図示しない吹付
ガンにモルタルを圧送する圧送ポンプである。
【0006】図2は搬送供給式装置の例であって、図1におけ
る排出供給管8を第1排出供給管8aと第2排出供給管8bと
に2分すると共に受台6を所望の高さ、例えばミキサとほ
ぼ同一レベルに設置してバッグの搭載と取外を容易に
し、前記2つの排出供給管8a,8bとの間に傾斜スクリュー
コンベア26を介装してある。搬送コンベア26は、約70°
位の急傾斜でも設置可能であるからミキサ9とバッグ受
台6の高さを自由に設定することができる他、図3の如く
振動機構付粉体排出装置5をミキサ9の周囲に任意に設置
でき、これらによって屋内に設置する場合でもバッグの
装填又は搬出入口等に制限されない利点がある。この
他、受台6とミキサ9の位置を相対的に変更することによ
って種々な設置態様が可能になる。なお、管8a,8bは必須
のものでないことは勿論である。また、各図において受
台6の支持架台は省略してある。
【0007】
【作用】バッグの袋体2中の粉体材料は、振動排出装置5
によってブリッジ等を形成することなく重力によって又
は搬送コンベア26によって安定且つ連続してミキサ9に
供給される。ミキサのモータ10は、混練モルタルの送出
量又は吐出量に基づいて設定された速度で定速回転され
ている。混練室13に供給されるエマルジョン等の液状添
加材料の量は粉体量に対して所望するモルタル特性に応
じて一定量に制御されて注入される。即ちモータ18の回
転数は、ミキサのモータ10の回転数、即ち回転羽根12aの
モルタル排出量に対して一定比率に設定されて運転され
る。従ってミキサの排出口13bから排出される混練モル
タルの組成は常に一定に保たれる。混練モルタルは、受
ホッパ20内に貯えられて攪拌スクリュー21によって常時
攪拌されているが、圧送ポンプ25からの吐出量に応じて
そのレベルが変動する。レベルセンサの設定は運転条件
等によって任意であるが、本例では上限レベルセンサ23a
が作動したとき粘稠流体送出ポンプのモータ及びミキサ
モータ10を停止し、下限センサ23bの出力によってモータ
18とモータ10を駆動するようにしている。受ホッパのモ
ータ22の連続回転によってホッパ内のモルタルの流動性
が確保され、ポンプ圧送の負荷が均一化される。更にこ
の連続攪拌によってモルタル混練物の攪拌が2段階に行
なわれることになるからその分ミキサの混練時間を削減
することが可能になる。この効果を一層助長するために
攪拌スクリュー21の他に図示しない攪拌羽根を所定間隔
で軸着したり又はスクリュー面に突起等を設けてもよ
い。一般にこの種の装置においては、粉体材料の補給に
長時間を要し受ホッパの容量が大きくないと連続運転は
不可能である。本発明によれば無粉塵フレキシブルバッ
グ1の交換取付時間が従来装置の場合に比して極めて短
時間で済むので受ホッパ容量が小さくても連続運転に充
分対応できる。
【0008】
【効果】上記のように本発明装置は、大面積のモルタル
吹付施工に対しても比較的小規模の装置構成で連続作業
することができ、しかも作業人員を削減できるので経済
的である。また、無粉塵フレキシブルバッグを用いるか
ら短時間交換と共に連続安定排出が確保される上、作業
環境も汚染せず衛生的であり、更にこの効果は搬送式装
置において一層顕著である上、雨天の屋内作業も可能に
なるから作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】重力供給式装置の要部構成図。
【図2】搬送供給式装置の要部構成図。
【図3】図2の装置におけるミキサに対する振動機構付粉
体排出装置の配設位置を示す図。
【符号の説明】
1 無粉塵フレキシブルバッグ 4 排出口 5 振動機構付粉体排出装置 7 コーン部 8a 第1排出供給管 8b 第2排出供給管 9 ミキサ 10 モータ 12 粉体攪拌室 13 混練室 17 粘稠液体送出ポンプ 18 モータ 19 注入管 20 受ホッパ 22 モータ 23 レベルセンサ 25 圧送ポンプ 26 傾斜スクリューコンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モルタルミキシング装置の上方に排出供
    給管によって直接連結された振動機構付粉体排出装置に
    所望するモルタルを組成する粉体材料の一部が充填封入
    された無粉塵フレキシブルバッグを着脱可能に搭載させ
    ると共に前記モルタルを組成する材料への添加材料を調
    製するタンクと、該タンク中の液体を前記ミキシング装
    置に供給する粘稠流体送出ポンプを備え、前記流体送出
    ポンプのモータ回転数を前記ミキシング装置のモータ回
    転数に対して設定比率で制御すると共にこれら両モータ
    を混練モルタルの受ホッパに設けられたレベルセンサ出
    力によって制御することを特徴とするモルタル自動混練
    装置。
  2. 【請求項2】 モルタルミキシング装置と、モルタルを組
    成する粉体材料の一部が充填封入された無粉塵フレキシ
    ブルバッグを着脱可能に搭載する振動機構付粉体排出装
    置が屋外又は屋内の所定高さに設置されると共にこれら
    が粉体搬送手段によって連結され、前記モルタルを組成
    する材料への添加材料を調製するタンクと、該タンク中
    の液体を前記ミキシング装置に供給する粘稠流体送出ポ
    ンプを備え、前記流体送出ポンプのモータ回転数を前記
    ミキシング装置のモータ回転数に対して設定比率で制御
    すると共にこれら両モータを混練モルタルの受ホッパに
    設けられたレベルセンサ出力によって制御することを特
    徴とするモルタル自動混練装置。
  3. 【請求項3】 モルタルミキシング装置に搭載される無
    粉塵フレキシブルバッグがモルタル施工工程中に交換さ
    れて粉体材料が連続供給される請求項1又は2記載の自動
    混練装置。
JP12195898A 1997-06-19 1998-05-01 簡易型モルタル自動混練装置 Pending JPH1170518A (ja)

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JP12195898A JPH1170518A (ja) 1997-06-19 1998-05-01 簡易型モルタル自動混練装置

Applications Claiming Priority (3)

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JP17889997 1997-06-19
JP9-178899 1997-06-19
JP12195898A JPH1170518A (ja) 1997-06-19 1998-05-01 簡易型モルタル自動混練装置

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JPH1170518A true JPH1170518A (ja) 1999-03-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001353712A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Oru Japan Kk コンクリート・建材・残土処理用混合機の除塵装置
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