JPH1170122A - 高周波切開切除具 - Google Patents

高周波切開切除具

Info

Publication number
JPH1170122A
JPH1170122A JP9234069A JP23406997A JPH1170122A JP H1170122 A JPH1170122 A JP H1170122A JP 9234069 A JP9234069 A JP 9234069A JP 23406997 A JP23406997 A JP 23406997A JP H1170122 A JPH1170122 A JP H1170122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
frequency incision
external member
frequency
incision wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9234069A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouichirou Saitou
浩一朗 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9234069A priority Critical patent/JPH1170122A/ja
Publication of JPH1170122A publication Critical patent/JPH1170122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、高周波切開ワイヤの組み立て上、穿
刺針の穿刺部分の突出方向にばらつきが生じることを防
止して高周波切開ワイヤを粘膜に位置固定する作業を短
時間で能率よく行い、患者に与える苦痛を軽減できる高
周波切開切除具を提供することを最も主要な特徴とす
る。 【解決手段】高周波切開ワイヤ8の先端の先端折り曲げ
部10に装着される外付け部材11に、高周波切開ワイ
ヤ8のループ外向きに可撓管2の中心軸と同軸方向に沿
って突出される穿刺部分11aと、先端折り曲げ部10
を内装可能な管体によって形成され、穿刺部分11aの
突出方向を規制するワイヤ接続部分11bとを設けたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波電流が通電さ
れる高周波切開ワイヤによって体腔内の病変部を切開切
除する高周波切開切除具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高周波切開切除具には可撓管内
に進退自在に挿通された操作ワイヤの先端に高周波切開
ワイヤが連結されている。ここで、高周波切開ワイヤは
可撓管の先端から突没自在に設けられている。
【0003】この種の高周波切開切除具として例えば特
公平6−20463号公報には高周波切開ワイヤの最先
端に金属製の鋲を半田付け、または溶接で接合する技術
が開示されている。また、実開平5−58111号公報
には高周波切開ワイヤの先端部分に金属製の針をロー付
けで接合する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のように
高周波切開ワイヤの先端に金属製の鋲や、穿刺針を、溶
接、半田付け、ロー付け等の手段で接合する接合方法で
は針を単に溶接しただけなので、針の指向性、すなわち
針の穿刺部の突出方向を規制することは難しく、高周波
切開ワイヤの組み立て上、針の穿刺部の突出方向にばら
つきが生じる問題がある。
【0005】ここで、例えば高周波切開ワイヤが形成す
るループの平面上に配置される可撓管の中心軸と同軸方
向から針の穿刺部の突出方向がずれている場合には、操
作ワイヤを押し込み操作した際に、針の穿刺部を体腔内
の粘膜に刺す為の力が逃げてしまい、高周波切開ワイヤ
を粘膜に位置固定する作業に時間がかかる問題がある。
そのため、患者に不要な苦痛を与えたり、時間の経過に
より、生理食塩水により***させた病変部から、生理食
塩水が抜けてしまい、処置ができなくなる問題もある。
【0006】さらに、針の穿刺部を体腔内の粘膜に刺す
際に、針の穿刺部を体腔内の粘膜に刺す為の力が逃げて
しまい、突起または針を粘膜に十分な深さだけ差し込む
ことができないために、高周波切開ワイヤで病変部の周
辺部位を緊縛中に先端の固定部分が穿刺部から外れて、
高周波切開ワイヤの位置がずれたり、粘膜から外れたり
する問題もある。このような場合には不必要な粘膜の切
除をしたり、病変部位の切除が完全にはできないため
に、診断に支障をきたしたり、病変部位を取り残したり
するおそれがある。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、高周波切開ワイヤの組み立て上、穿刺
針の穿刺部分の突出方向にばらつきが生じることを防止
して高周波切開ワイヤを粘膜に位置固定する作業を短時
間で能率よく行うことができ、患者に与える苦痛を軽減
することができる高周波切開切除具を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、可撓管内に進
退自在に挿通された操作部材の先端に高周波切開ワイヤ
が連結され、上記操作部材の操作にともない上記高周波
切開ワイヤが上記可撓管の先端から突没可能に設けられ
た高周波切開切除具において、上記高周波切開ワイヤの
先端部に上記高周波切開ワイヤを折り曲げた先端折り曲
げ部を設け、この先端折り曲げ部に装着される装着部材
に、上記高周波切開ワイヤによって形成されるループ外
向きに上記可撓管の中心軸と同軸方向に沿って突出され
る穿刺部分と、上記高周波切開ワイヤの先端折り曲げ部
を内装可能な形状を有する上記穿刺部分の突出方向を規
制するワイヤ接続部分とを設けたことを特徴とする高周
波切開切除具である。そして、高周波切開ワイヤの先端
部の装着部材におけるワイヤ接続部分の形状によって穿
刺部分の突出方向を規制することにより、穿刺部分の突
出方向を、高周波切開ワイヤが形成するループ面上に配
置される可撓管の中心軸と同軸方向に正しく向けた状態
で容易に形成できるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1(A)〜(D)および図2(A)〜(D)を参照
して説明する。図1(A)は本実施の形態の高周波切開
切除具1全体の概略構成を示すものである。
【0010】本実施の形態の高周波切開切除具1には患
者の体腔内に挿入されるシースである細長い可撓管2が
設けられている。この可撓管2は、例えば四弗化エチレ
ン樹脂などの電気的絶縁性を有する材料から形成され
る。
【0011】また、可撓管2の基端部には手元側の操作
部3が設けられている。この操作部3には、略直線状の
スライダガイド部材4が設けられている。このスライダ
ガイド部材4の軸心部には略直線状のガイド溝4aが形
成されている。さらに、このスライダガイド部材4の外
周部にはスライダ5がスライダガイド部材4の軸方向に
摺動自在に取り付けられている。
【0012】このスライダ5には電極6が設けられてい
る。この電極6には可撓管2内に進退自在に挿通された
操作ワイヤ部材(操作部材)7の基端部が接続されてい
る。この操作ワイヤ部材7の先端部には後述する高周波
切開ワイヤ8が接続されている。
【0013】なお、スライダ5の電極6には、外部の図
示しない高周波電源が接続されるようになっている。そ
して、操作ワイヤ部材7は、高周波電源から高周波切開
ワイヤ8へ高周波電流を導通させるリード線を兼ねてい
る。
【0014】また、高周波切開ワイヤ8には予め、例え
ば楕円形のループ状に拡開するような曲がり癖が付けら
れている。そして、可撓管2の先端部に配置される高周
波切開切除具1の処置部9の主要部がこの高周波切開ワ
イヤ8のループによって形成されている。
【0015】そして、このように構成された処置部9は
次のように操作される。すなわち、手元側の操作部3の
スライダ5のスライド動作にともない操作ワイヤ部材7
が可撓管2内で進退操作され、この操作ワイヤ部材7の
操作にともない高周波切開ワイヤ8が可撓管2の先端か
ら突没操作されるようになっている。
【0016】ここで、操作部3のスライダ5を基端部側
に後退させた場合には、操作ワイヤ部材7が手元側に引
っ張り操作され、ループ状に形成された高周波切開ワイ
ヤ8が可撓管2内に引き込まれる。そのため、高周波切
開ワイヤ8のループが細長く押しつぶされた状態に弾性
変形して可撓管2の内部に収納される。また、操作部3
のスライダ5を先端側に前進させた場合には、高周波切
開ワイヤ8は、可撓管2の先端から外部側に突出され、
開放されたループ状に拡開して元の形状に戻るようにな
っている。
【0017】さらに、高周波切開ワイヤ8の先端には、
図1(B)に示すようにワイヤを折り曲げて先端折り曲
げ部10が形成されている。また、この先端折り曲げ部
10には、図1(C)に示す外付け部材(装着部材)1
1が取付けられている。この外付け部材11には、穿刺
部分11aとワイヤ接合部分11bとが設けられてい
る。
【0018】ここで、ワイヤ接合部分11bは、高周波
切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10を内装可能な管体に
よって形成されている。すなわち、このワイヤ接合部分
11bの管体の内径寸法D1 は高周波切開ワイヤ8の先
端折り曲げ部10の外径寸法と略同径に形成されてい
る。
【0019】また、外付け部材11の穿刺部分11aの
突出方向は、高周波切開ワイヤ8が形成するループ平面
上にある可撓管2の中心軸と同軸方向で、ループ外向き
に配置されている。この穿刺部分11aは、例えば3〜
0.5mm程度の長さに設定されている。
【0020】また、外付け部材11を高周波切開ワイヤ
8の先端折り曲げ部10に組み付ける作業時には外付け
部材11のワイヤ接合部分11bに、高周波切開ワイヤ
8の先端折り曲げ部10を内装した状態で、図1(D)
に示すようにワイヤ接合部分11bの管体を平板状に圧
潰する状態にカシメることにより、高周波切開ワイヤ8
と外付け部材11とが接合固定される。そして、この接
合作業時には、ワイヤ接合部分11bの管体内に高周波
切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10が挿入されることに
より、穿刺部分11aの突出方向は、高周波切開ワイヤ
8が形成するループ平面上にある可撓管2の中心軸と同
軸方向で、ループ外向きに向けた状態に規制される。そ
の結果、外付け部材11の穿刺部分11aの突出方向が
高周波切開ワイヤ8が形成するループ平面上にある可撓
管2の中心軸と同軸方向で、ループ外向きに規制された
状態で高周波切開ワイヤ8と外付け部材11とが容易に
接合固定されることになる。
【0021】次に、上記構成の作用について説明する。
ここでは、図2(A)〜(D)を参照しながら本実施の
形態の高周波切開切除具1を用いて患者の体腔内の病変
部21を切除する方法を説明する。
【0022】先ず、高周波切開ワイヤ8のループを可撓
管2の内部に収納させた状態で、可撓管2を図示しない
内視鏡チャンネルに挿通させて、患者の体腔内へ挿入す
る。この状態で、内視鏡による観察によって病変部21
を発見した場合には、生理食塩水の局部的な注入によっ
て病変部21を***させる。
【0023】続いて、操作部3のスライダ5を先端方向
に前進操作して、高周波切開ワイヤ8を可撓管2の先端
から外部側に突出させる。このときの操作によって高周
波切開ワイヤ8は、ループ形状を復元して拡開する。
【0024】この状態で、図2(A),(B)に示すよ
うに高周波切開切除具1の処置部9を病変部21に引っ
掛ける作業が行われる。なお、図2(A)は処置部9を
病変部21に引っ掛ける作業の初期状態、図2(B)は
高周波切開ワイヤ8の外付け部材11の穿刺部分11a
を体腔表面に穿刺させた状態をそれぞれ示す。このと
き、生理食塩水によって***させた病変部21を乗り越
えた向こう側の体腔表面の穿刺部位23に、本実施の形
態の高周波切開切除具1の外付け部材11を穿刺するこ
とにより、高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10が
体腔表面に固定される。
【0025】その後、可撓管2を前方先端方向に押し出
す。このとき、高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部1
0は、外付け部材11によって粘膜の穿刺部位23に固
定されているので、高周波切開ワイヤ8のループ形状
は、図2(C)中に矢印で示すように可撓管2の中心軸
に対して直角の横方向に押し広げられることになる。
【0026】さらに、この状態から図2(D)に示すよ
うに、可撓管2の先端部分を病変部21の手前側の粘膜
22に押し付ける。このとき、高周波切開ワイヤ8の先
端折り曲げ部10は外付け部材11によって粘膜22に
固定されたままなので、高周波切開ワイヤ8の先端折り
曲げ部10が反り返ることなく、高周波切開用ワイヤ8
の粘膜22に対向する下面全体が、***した病変部21
及びその周辺の***部分の根元部に対して十分に押し付
けられることになる。
【0027】その後、この状態で、スライダ5を基端側
に後退せて高周波切開ワイヤ8を可撓管2内に引き込む
ことにより、***した病変部21を高周波切開ワイヤ8
で締め付ける。これにより、高周波切開ワイヤ8に挟ま
れた病変部21及びその周囲の正常組織24を切除する
ことができる。
【0028】また、***した病変部21を高周波切開ワ
イヤ8で締め付ける作業中、スライダ5を後退させると
同時に可撓管2を前進させることにより、***した病変
部21及びその周辺部分が高周波切開ワイヤ8で充分に
緊縛される最後の時点まで、高周波切開ワイヤ8の先端
の外付け部材11が穿刺部位23から外れることがな
い。
【0029】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態の高周波切開切除
具1では高周波切開ワイヤ8の先端部の外付け部材11
におけるワイヤ接続部分11bの管体によって穿刺部分
11aの突出方向を規制することができるので、外付け
部材11の穿刺部分11aの突出方向を、高周波切開ワ
イヤ8が形成するループ平面上にある可撓管2の中心軸
と同軸方向で、ループ外向きに正確に形成することがで
きる。そのため、操作ワイヤ部材7を介して、外付け部
材11を患者の体内の穿刺部位23に押し付ける力を加
えやすくなるので、外付け部材11を穿刺部位23に確
実に穿刺することができる。従って、固い粘膜22や、
***した病変部21を乗り越えた向こう側に配置され、
内視鏡の視野から確認し難い穿刺部位23へ確実に外付
け部材11を位置決めすることが可能になる。
【0030】さらに、本実施の形態の高周波切開切除具
1では高周波切開ワイヤ8とは別体の外付け部材11を
設け、この外付け部材11を高周波切開ワイヤ8の先端
折り曲げ部10に組み付けるようにしているので、外付
け部材11を安価に製作でき、高周波切開ワイヤ8の組
立も容易である。
【0031】また、外付け部材11の剛性が確保しやす
いので、固い粘膜22や、***した病変部21を乗り越
えた向こう側に配置され、内視鏡の視野から確認し難い
穿刺部位23に外付け部材11を穿刺する作業が行いや
すい効果もある。
【0032】また、図3は第1の実施の形態(図1
(A)〜(D)および図2(A)〜(D)参照)の高周
波切開切除具1の第1の変形例を示すものである。本変
形例は高周波切開切除具1の処置部9の高周波切開ワイ
ヤ8の形状を6角形等の多角形のループ状に拡開するよ
うな曲がり癖が付けられた構成にしたものである。
【0033】さらに、高周波切開切除具1の外付け部材
11の穿刺部分11aの形状は図4(A)に示す第1の
実施の形態の高周波切開切除具1の第2の変形例のよう
に針状にしてもよい。また、図4(B)に示す第1の実
施の形態の高周波切開切除具の第3の変形例、或いは図
4(C)に示す第1の実施の形態の高周波切開切除具の
第4の変形例のようにパイプに切り欠きを入れて鋭利に
した構成にしてもよい。なお、外付け部材11のワイヤ
接合部分11bと高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部
10との間は、溶接またはロー付けを行って接合固定さ
れる構成にしてもよい。
【0034】また、図5(A),(B)は本発明の第2
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)および図2(A)〜
(D)参照)の高周波切開切除具1の外付け部材11の
構成を次の通り変更したものである。なお、図5
(A),(B)中で、第1の実施の形態と同一構成の部
分には、同一の符号を付してここではその説明を省略す
る。
【0035】すなわち、本実施の形態の外付け部材11
では高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10を内装可
能なワイヤ接合部分11bの管体の一部に図5(A)に
示す切り欠き部11cが形成されている。ここで、ワイ
ヤ接合部分11bの管体の内径寸法D2 は高周波切開ワ
イヤ8の先端折り曲げ部10の外径寸法と略同径に形成
されている。
【0036】さらに、外付け部材11の穿刺部分11a
は金属板から切抜き加工することによりワイヤ接合部分
11bの管体の端面に形成され、ワイヤ接合部分11b
は金属板をパイプ状に折り曲げ加工することにより形成
されている。
【0037】そして、外付け部材11のワイヤ接合部分
11bと高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10との
接合時にはワイヤ接合部分11bに、高周波切開ワイヤ
8の先端折り曲げ部10を内装した状態で、図5(B)
に示すようにワイヤ接合部分11bの外周部位をカシメ
ることにより、高周波切開ワイヤ8と外付け部材11と
の間が接合固定されるようになっている。
【0038】なお、外付け部材11のワイヤ接合部分1
1bと高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10との間
は、溶接またはロー付けを行って接合固定される構成に
してもよい。
【0039】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では外付け部材1
1を高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10に接合す
る作業時に、高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10
と外付け部材11のワイヤ接合部分11bの管体との嵌
合部により穿刺部分11aの突出方向が規制されるの
で、穿刺部分11aの突出方向を、高周波切開ワイヤ8
が形成するループ平面上にある可撓管2の中心軸と同軸
方向でループ外向きに正しく位置合わせすることができ
る。そのため、第1の実施の形態と同様に外付け部材1
1を患者の体内の穿刺部位23に押し付ける力を加えや
すくなるので、外付け部材11を穿刺部位23に確実に
穿刺することができる。従って、固い粘膜22や、***
した病変部21を乗り越えた向こう側に配置され、内視
鏡の視野から確認し難い穿刺部位23へ確実に外付け部
材11を位置決めすることが可能になる。
【0040】さらに、本実施の形態では外付け部材11
の穿刺部分11aは金属板から切抜き加工することによ
りワイヤ接合部分11bの管体の端面に形成し、ワイヤ
接合部分11bは金属板をパイプ状に折り曲げ加工する
ことにより形成する構成にしたので、外付け部材11が
安価に製作でき、高周波切開ワイヤ8の組み立てが容易
である。
【0041】また、外付け部材11のワイヤ接合部分1
1bの外周部位をカシメる作業時には、切り欠き部11
cによりワイヤ接合部分11bの外径寸法が膨らむこと
が防止できるので、ワイヤ接合部分11bの外径寸法を
可撓管2の内径寸法に合わせて容易にカシメ加工するこ
とができる。そのため、容易にワイヤ接合部分11bの
外径寸法を、可撓管2内に挿入できる外径寸法に規制す
ることができる。
【0042】さらに、外付け部材11の剛性が確保しや
すいので、固い粘膜や、***した病変部21を乗り越え
た向こう側に配置され、内視鏡の視野から確認し難い穿
刺部位23へ外付け部材11を確実に位置決めすること
が可能になる。
【0043】また、図6(A)〜(C)は本発明の第3
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)および図2(A)〜
(D)参照)の高周波切開切除具1の外付け部材11の
構成を次の通り変更したものである。なお、図6(A)
〜(C)中で、第1の実施の形態と同一構成の部分に
は、同一の符号を付してここではその説明を省略する。
【0044】すなわち、本実施の形態の外付け部材11
には外付け部材11のワイヤ接合部分11bに二股に分
かれ、離間対向配置される平板状の一対の挟持片31
a,31bが設けられている。さらに、各挟持片31
a,31bの末端部には抜け止め用の突起部32が形成
されている。
【0045】そして、高周波切開切除具1の高周波切開
ワイヤ8の先端折り曲げ部10に外付け部材11を組み
付ける作業時には外付け部材11の各挟持片31a,3
1b間に高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10を挟
んだ状態で、図6(B)に示すように各挟持片31a,
31bの突起部32を先端折り曲げ部10の端末部間に
位置するように屈曲させる。これにより、図6(C)に
示すようにワイヤ接合部分11bの各挟持片31a,3
1b間で高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10を挟
持させた状態で外付け部材11が高周波切開ワイヤ8に
接合固定される。
【0046】なお、外付け部材11のワイヤ接合部分1
1bと高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10との間
は、溶接またはロー付けを行って接合固定される構成に
してもよい。
【0047】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では外付け部材1
1のワイヤ接合部分11bの一対の挟持片31a,31
bと、各挟持片31a,31bの突起部32と、高周波
切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10との係合部で穿刺部
分11aの突出方向が規制されるので、穿刺部分11a
の突出方向を、高周波切開ワイヤ8が形成するループ平
面上にある可撓管2の中心軸と同軸方向でループ外向き
に正しく位置合わせすることができる。そのため、第1
の実施の形態と同様に外付け部材11を患者の体内の穿
刺部位23に押し付ける力を加えやすくなるので、外付
け部材11を穿刺部位23に確実に穿刺することができ
る。従って、固い粘膜22や、***した病変部21を乗
り越えた向こう側に配置され、内視鏡の視野から確認し
難い穿刺部位23へ確実に外付け部材11を位置決めす
ることが可能になる。
【0048】さらに、本実施の形態では外付け部材11
を高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10に接合する
組立作業が容易であり、外付け部材11の剛性が確保し
やすいので、固い粘膜22や、***した病変部21を乗
り越えた向こう側に配置され、内視鏡の視野から確認し
難い穿刺部位23へ確実に外付け部材11を位置決めす
ることが可能になる。
【0049】また、図7(A),(B)は本発明の第4
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)および図2(A)〜
(D)参照)の高周波切開切除具1の外付け部材11の
構成を次の通り変更したものである。なお、図6(A)
〜(C)中で、第1の実施の形態と同一構成の部分に
は、同一の符号を付してここではその説明を省略する。
【0050】すなわち、本実施の形態の外付け部材11
には図7(A)に示すように細長い板材41が設けられ
ている。この板材41の両端部には抜け止め用の突起部
42が形成されている。
【0051】そして、高周波切開切除具1の高周波切開
ワイヤ8の先端折り曲げ部10に外付け部材11を組み
付ける作業時には板材41の中央部を折り曲げ、この板
材41の両側の屈曲部43a,43b間に高周波切開ワ
イヤ8の先端折り曲げ部10を挟んだ状態で、図7
(B)に示すように各屈曲部43a,43bの突起部4
2を先端折り曲げ部10の端末部間に位置するように屈
曲させる。これにより、板材41の両側の屈曲部43
a,43b間で高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部1
0を挟持させた状態で外付け部材11が高周波切開ワイ
ヤ8に接合固定される。このとき、外付け部材11の板
材41の折り曲げ部によって穿刺部分11aが形成さ
れ、板材41の各屈曲部43a,43bによってワイヤ
接合部分11bが形成される。
【0052】なお、外付け部材11のワイヤ接合部分1
1bと高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10との間
は、溶接またはロー付けを行って接合固定される構成に
してもよい。
【0053】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では外付け部材1
1のワイヤ接合部分11bを形成する板材41の各屈曲
部43a,43bと、各屈曲部43a,43bの突起部
42と、高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10との
係合部で穿刺部分11aの突出方向が規制されるので、
穿刺部分11aの突出方向を、高周波切開ワイヤ8が形
成するループ平面上にある可撓管2の中心軸と同軸方向
でループ外向きに正しく位置合わせすることができる。
そのため、第1の実施の形態と同様に外付け部材11を
患者の体内の穿刺部位23に押し付ける力を加えやすく
なるので、外付け部材11を穿刺部位23に確実に穿刺
することができる。従って、固い粘膜22や、***した
病変部21を乗り越えた向こう側に配置され、内視鏡の
視野から確認し難い穿刺部位23へ確実に外付け部材1
1を位置決めすることが可能になる。
【0054】さらに、本実施の形態では外付け部材11
を安価に製作できる効果があるとともに、外付け部材1
1を高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10に接合す
る組立作業が容易である。
【0055】また、図8(A)〜(E)は本発明の第5
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)および図2(A)〜
(D)参照)の高周波切開切除具1の外付け部材11の
構成を次の通り変更したものである。なお、図8(A)
〜(E)中で、第1の実施の形態と同一構成の部分に
は、同一の符号を付してここではその説明を省略する。
【0056】すなわち、本実施の形態の外付け部材11
は穿刺部分11aを構成する穿刺部分構成部材51と、
ワイヤ接合部分11bを構成するワイヤ接合部分構成部
材52との2つの部材の組み合わせによって形成されて
いる。
【0057】ここで、穿刺部分構成部材51は、図8
(B)に示すような針状部材53によって形成した構成
のものや、図8(C)に示す変形例のように板状部材5
4によって形成した構成のものでもよい。また、穿刺部
分構成部材51の後端部には、高周波切開ワイヤ8の先
端折り曲げ部10の中間に挟む屈曲部51aが形成され
ている。
【0058】また、ワイヤ接合部分構成部材52は、図
8(D)に示すように管体によって形成されている。こ
のワイヤ接合部分構成部材52の管体の内径寸法D3
高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10を内装できる
程度に設定されている。なお、ワイヤ接合部分構成部材
52の管体は、図8(E)に示す変形例のように切り欠
き部55が形成されていてもよい。
【0059】そして、高周波切開切除具1の高周波切開
ワイヤ8の先端折り曲げ部10に外付け部材11を組み
付ける作業時には穿刺部分構成部材51の後端部の屈曲
部51aを高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10の
中間に挟んだ状態で、高周波切開ワイヤ8の先端折り曲
げ部10と穿刺部分構成部材51の後端部の屈曲部51
aとの接合部をワイヤ接合部分構成部材52の管体内に
挿入する。この状態で、ワイヤ接合部分構成部材52の
管体の外周部位をカシメることにより、高周波切開ワイ
ヤ8と外付け部材11との間が接合固定されるようにな
っている。
【0060】なお、外付け部材11のワイヤ接合部分構
成部材52と高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10
との間は、溶接またはロー付けを行って接合固定される
構成にしてもよい。
【0061】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では外付け部材1
1を高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10に接合す
る作業時に、高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10
と穿刺部分構成部材51の後端部の屈曲部51aとの接
合部と、ワイヤ接合部分構成部材52の管体との係合部
で穿刺部分11aの突出方向が規制されるので、穿刺部
分11aの突出方向を、高周波切開ワイヤ8が形成する
ループ平面上にある可撓管2の中心軸と同軸方向でルー
プ外向きに正しく位置合わせすることができる。そのた
め、第1の実施の形態と同様に外付け部材11を患者の
体内の穿刺部位23に押し付ける力を加えやすくなるの
で、外付け部材11を穿刺部位23に確実に穿刺するこ
とができる。従って、固い粘膜22や、***した病変部
21を乗り越えた向こう側に配置され、内視鏡の視野か
ら確認し難い穿刺部位23へ確実に外付け部材11を位
置決めすることが可能になる。
【0062】さらに、本実施の形態では外付け部材11
を安価に製作できる効果があるとともに、外付け部材1
1を高周波切開ワイヤ8の先端折り曲げ部10に接合す
る組立作業が容易となる。
【0063】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他の
特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 可撓管内に進退自在に挿通された操作部
材の先端に高周波切開ワイヤが連結され、上記操作部材
の操作にともない上記高周波切開ワイヤが上記可撓管の
先端から突没可能に設けられた高周波切開切除具におい
て、上記高周波切開ワイヤの先端部に上記高周波切開ワ
イヤを折り曲げた先端折り曲げ部を設け、この先端折り
曲げ部に装着される装着部材に、上記高周波切開ワイヤ
によって形成されるループ外向きに上記可撓管の中心軸
と同軸方向に沿って突出される穿刺部分と、上記高周波
切開ワイヤの先端折り曲げ部を内装可能な形状を有する
上記穿刺部分の突出方向を規制するワイヤ接続部分とを
設けたことを特徴とする高周波切開切除具。
【0064】(付記項2) 上記装着部材が、穿刺部分
を有する部材とワイヤ接続部分を有する部材の2部材か
らなることを特徴とする付記項1に記載の高周波切開切
除具。
【0065】(付記項3) 上記ワイヤ接続部分が、高
周波切開ワイヤの先端折り曲げ部を内装可能な内径を有
する管状であることを特徴とする付記項1に記戴の高周
波切開切除具。
【0066】(付記項4) 上記ワイヤ接続部分が、高
周波切開ワイヤの先端折り曲げ部を内装可能な内径を有
し、一部に切り欠きをもつ管状であることを特徴とする
付記項1に記載の高周波切開切除具。
【0067】(付記項5) 上記ワイヤ接続部分が、高
周波切開ワイヤの先端折り曲げ部を2方向からはさめる
二股の形状を有し、この末端に高周波切開ワイヤの先端
折り曲げ部に引っかけることが可能なガイドを有するこ
とを特徴とする付記項1に記載の高周波切開切除具。
【0068】(付記項6) 上記穿刺部分が、針状であ
ることを特徴とする付記項1に記載の高周波切開切除
具。
【0069】(付記項7) 上記穿刺部分が、管状部材
に切り欠きを入れて、先端をつぶすことにより鋭利にし
て形成されたことを特徴とする付記項1、3に記載の高
周波切開切除具。
【0070】(付記項8) 上記装着部材が、板材を曲
げて形成されることを特徴とする付記項1、5に記載の
高周波切開切除具。
【0071】(付記項9) 上記装着部材が付記項6と
付記項2に記載の構成で形成されることを特徴とする請
求項1に記載の高周波切開切除具。
【0072】(付記項10) 上記装着部材が付記項6
と付記項3に記載の構成で形成されることを特徴とする
請求項1に記載の高周波切開切除具。
【0073】(付記項11) 上記装着部材が付記項6
と付記項4に記載の構成で形成されることを特徴とする
請求項1に記載の高周波切開切除具。
【0074】(付記項1〜11の従来技術) 付記項1
〜11に対する従来技術には、特公平6−20463号
公報、実開平5−58111号公報がある。
【0075】(付記項1〜11が解決しようとする課
題) 実開平5−58111号公報と特公平6−204
63号公報では突起または針の接合は、溶接、半田付
け、ロー付けで接合することが開示されている。この接
合方法において、突起または針の穿刺部の突出方向を規
制することは難しい。この突起または針の突出方向が、
高周波切開ワイヤが形成するループ平面上にある可撓管
の長手軸と同軸方向からずれた場合、突起または、針を
粘膜に刺す為の力が逃げてしまい、高周波切開ワイヤの
粘膜への位置固定に時間がかかることがあった。これに
より、患者に不要な苦痛を与えたり、生理食塩水により
***させた病変から、生理食塩水が時間の経過により抜
けてしまい、処置ができなくなることがあった。また、
突起または針を粘膜に刺す為に力が逃げてしまい、突起
または針を粘膜に十分な深さだけ差し込むことができな
いために、高周波切開ワイヤで病変部周辺を緊縛中に先
端の固定部分が穿刺部から外れて、高周波切開ワイヤの
位置がずれたり、粘膜から外れたりすることがあった。
これにより不必要な粘膜の切除をしたり病変の切除が完
全にできないために、診断に支障をきたしたり、病変を
取り残したりすることがあった。
【0076】(付記項1〜11の目的) 突起の穿刺部
分の突出方向を高周波切開ワイヤが形成するループ面上
にある可撓管の長手軸と同軸方向に形成することであ
る。
【0077】(付記項1〜11の作用) 容易に、突起
の穿刺部分の突出方向を、高周波切開ワイヤが形成する
ループ平面上にある可撓管の長手軸と同軸方向に形成さ
せることができる。
【0078】(付記項1〜11の効果) 突起部の穿刺
部分の突出方向が、高周波切開ワイヤが形成するループ
平面上にある可撓管の長手軸と同軸方向に形成されるこ
とにより、操作ワイヤ部材を介して、突起を穿刺部位に
押し付ける力が加わりやすくなり、突起を穿刺部位に確
実に穿刺することができる。従って、固い粘膜や、***
した病変部の向こう側にあり内視鏡の視野から確認し難
い穿刺部位に確実に突起を位置決めすることが可能にな
る。
【0079】(付記項2〜11の目的) 突起を高周波
切開ワイヤに容易に接続できるようにすることである。
【0080】(付記項2〜11の効果) 突起部を高周
波切開ワイヤに容易に組立できる。
【0081】(付記項2、3、4、7の目的) 突起と
なる部材を安価に製作することである。
【0082】(付記項2、3、4、7の効果) 突起部
となる部材を安価に製作できる。
【0083】(付記項2〜4、6、7、9、10の目
的) 突起に剛性をもたせることである。
【0084】(付記項2〜4、6、7、9、10の効
果) 突起部の剛性が確保しやすいので、固い粘膜や、
***した病変部の向こう側にあり内視鏡の視野から確認
し難い穿刺部位に確実に突起部を位置決めすることが可
能になる。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば高周波切開ワイヤの先端
部に高周波切開ワイヤを折り曲げた先端折り曲げ部を設
け、この先端折り曲げ部に装着される装着部材に、高周
波切開ワイヤによって形成されるループ外向きに可撓管
の中心軸と同軸方向に沿って突出される穿刺部分と、高
周波切開ワイヤの先端折り曲げ部を内装可能な形状を有
する穿刺部分の突出方向を規制するワイヤ接続部分とを
設けたので、高周波切開ワイヤの組み立て上、穿刺針の
穿刺部分の突出方向にばらつきが生じることを防止して
高周波切開ワイヤを粘膜に位置固定する作業を短時間で
能率よく行うことができ、患者に与える苦痛を軽減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すもので、
(A)は高周波切開切除具全体の概略構成図、(B)は
高周波切開切除具の処置部を示す縦断面図、(C)は高
周波切開ワイヤの外付け部材の連結前の状態を示す要部
の斜視図、(D)は高周波切開ワイヤの外付け部材の連
結状態を示す要部の斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の高周波切開切除具の作用
を説明するもので、(A)は処置部を病変部に引っ掛け
る作業の初期状態を示す斜視図、(B)は高周波切開ワ
イヤの突起部を体腔表面に穿刺させた状態を示す斜視
図、(C)は高周波切開ワイヤを病変部の周囲に押し広
げた状態を示す斜視図、(D)は高周波切開ワイヤを病
変部の周囲に引っ掛けた状態を示す斜視図。
【図3】 第1の実施の形態の高周波切開切除具の第1
の変形例を示す要部の縦断面図。
【図4】 (A)は第1の実施の形態の高周波切開切除
具の第2の変形例を示す要部の斜視図、(B)は第1の
実施の形態の高周波切開切除具の第3の変形例を示す要
部の斜視図、(C)は第1の実施の形態の高周波切開切
除具の第4の変形例を示す要部の斜視図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(A)は高周波切開ワイヤの外付け部材の連結前の状態
を示す要部の斜視図、(B)は高周波切開ワイヤの外付
け部材の連結状態を示す斜視図。
【図6】 本発明の第3の実施の形態を示すもので、
(A)は高周波切開ワイヤの外付け部材の連結前の状態
をワイヤ接合部分の一部を切り欠いて示す斜視図、
(B)は高周波切開ワイヤの外付け部材における一方の
挟持片の突起部の屈曲状態を示す斜視図、(C)は高周
波切開ワイヤと外付け部材との連結状態を示す斜視図。
【図7】 本発明の第4の実施の形態を示すもので、
(A)は高周波切開ワイヤの外付け部材の連結前の状態
を示す斜視図、(B)は高周波切開ワイヤの外付け部材
の連結状態を示す斜視図。
【図8】 本発明の第5の実施の形態を示すもので、
(A)は高周波切開ワイヤの外付け部材の連結状態を示
す斜視図、(B)はワイヤ接合部の一例を示す斜視図、
(C)はワイヤ接合部の変形例を示す斜視図、(D)は
高周波切開ワイヤの外付け部材の一例を示す斜視図、
(E)は高周波切開ワイヤの外付け部材の変形例を示す
斜視図。
【符号の説明】
2 可撓管 7 操作ワイヤ部材(操作部材) 8 高周波切開ワイヤ 10 先端折り曲げ部 11 外付け部材(装着部材) 11a 穿刺部分 11b ワイヤ接合部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓管内に進退自在に挿通された操作部
    材の先端に高周波切開ワイヤが連結され、上記操作部材
    の操作にともない上記高周波切開ワイヤが上記可撓管の
    先端から突没可能に設けられた高周波切開切除具におい
    て、 上記高周波切開ワイヤの先端部に上記高周波切開ワイヤ
    を折り曲げた先端折り曲げ部を設け、この先端折り曲げ
    部に装着される装着部材に、上記高周波切開ワイヤによ
    って形成されるループ外向きに上記可撓管の中心軸と同
    軸方向に沿って突出される穿刺部分と、上記高周波切開
    ワイヤの先端折り曲げ部を内装可能な形状を有する上記
    穿刺部分の突出方向を規制するワイヤ接続部分とを設け
    たことを特徴とする高周波切開切除具。
JP9234069A 1997-08-29 1997-08-29 高周波切開切除具 Pending JPH1170122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9234069A JPH1170122A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 高周波切開切除具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9234069A JPH1170122A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 高周波切開切除具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1170122A true JPH1170122A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16965113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9234069A Pending JPH1170122A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 高周波切開切除具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1170122A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8186035B2 (en) 2007-10-25 2012-05-29 Olympus Medical Systems Corp. Method for manufacturing an endoscopic instrument
WO2018189949A1 (ja) * 2017-04-12 2018-10-18 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具
JPWO2017122546A1 (ja) * 2016-01-13 2018-11-01 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具
WO2019017082A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8186035B2 (en) 2007-10-25 2012-05-29 Olympus Medical Systems Corp. Method for manufacturing an endoscopic instrument
US8216247B2 (en) 2007-10-25 2012-07-10 Olympus Medical Systems Corp. Endoscopic instrument and method for manufacturing
JPWO2017122546A1 (ja) * 2016-01-13 2018-11-01 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具
WO2018189949A1 (ja) * 2017-04-12 2018-10-18 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具
JPWO2018189949A1 (ja) * 2017-04-12 2020-02-20 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具
WO2019017082A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具
CN110536652A (zh) * 2017-07-19 2019-12-03 株式会社钟化 内窥镜用高频处置仪
JPWO2019017082A1 (ja) * 2017-07-19 2020-05-28 株式会社カネカ 内視鏡用高周波処置具
CN110536652B (zh) * 2017-07-19 2022-09-06 株式会社钟化 内窥镜用高频处置仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4708137A (en) High-frequency incision device
US20180263650A1 (en) Connection structure and connection method
US6224611B1 (en) Snare for endoscope
WO1996014020A1 (fr) Instrument fonctionnant avec un endoscope
US20040210111A1 (en) Mucosa excision device using endoscope
US20070203487A1 (en) High-frequency treatment tool for endoscope
JPH11285502A (ja) 内視鏡用高周波処置具
JP2004230053A (ja) 高周波スネアと医療器具とその医療器具の組み付け方法
JP2002330972A (ja) 生体組織のクリップ装置
JP2000254143A (ja) 内視鏡用止血クリップ装置
JP3845173B2 (ja) 結紮処置用内視鏡
JP4414669B2 (ja) 内視鏡用切開具
JPH1170122A (ja) 高周波切開切除具
EP2108317A2 (en) Suture device
JPH06254101A (ja) クリップ装置
US20220226007A1 (en) Basket-type treatment tool for endoscope
JP3250621B2 (ja) 内視鏡用処置具
JP2000342600A (ja) 内視鏡用スネア
JP3750784B2 (ja) 高周波スネア
JP4495440B2 (ja) 内視鏡用高周波スネア
JP2000107198A (ja) 内視鏡用スネア
JPH0617712U (ja) 結紮具
JPH063549Y2 (ja) 高周波切開切除具
JPH10234743A (ja) 高周波切除具
JP2650724B2 (ja) 生体組織のクリップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070220