JPH1169616A - 電力供給制御システム - Google Patents

電力供給制御システム

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JPH1169616A
JPH1169616A JP9223938A JP22393897A JPH1169616A JP H1169616 A JPH1169616 A JP H1169616A JP 9223938 A JP9223938 A JP 9223938A JP 22393897 A JP22393897 A JP 22393897A JP H1169616 A JPH1169616 A JP H1169616A
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JP
Japan
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power
group
groups
supplied
power supply
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JP9223938A
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English (en)
Inventor
Katsunori Hoshino
勝則 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の供給電力制御装置では特定の電気機器
にのみ電力を供給することができない。 【解決手段】 任意数のグループに分けられた2以上の
電気機器と各グループへの電力供給をON・OFFする
切替スイッチと任意のグループの切替スイッチがONと
なると当該グループ内の各電気機器をセンサからの情報
に基づいてランダム運転する制御部とから構成され、任
意の1つのグループの切替スイッチがONになると同グ
ループに電力が供給され、2以上のグループの切替スイ
ッチが同時にONになると各グループに予め設定された
順番に従って時間差をもって電力が供給されるようにし
た。2以上のグループに同時に電力を供給すると瞬間最
大消費電力が設定値を超える場合にのみ、各グループに
予め設定された順番に従って時間差をもって電力が供給
されるようにした

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電気機器へ
の電力供給を制御して、突入電力により瞬間的に発生す
る消費電力のピークを抑える制御システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】複数の電気機器を使用する場合、これら
複数の電気機器に同時に電力を供給すると、突入電力の
集中により、一次的に消費電力がピーク状態となる。こ
のピーク時の消費電力に対応するためには最大需要電力
を高く設定しておく必要があるが、ピーク状態となるの
は電気機器の立ち上げ時と夏場及び冬場のエアコン使用
時ぐらいである。このような一次的なピーク状態に対応
するために最大需要電力を高く設定すると、基本電気料
金が高くなって経費が無駄になる。そこで従来は複数の
電気機器が同時にONとなっても、全ての電気機器に一
斉に電力が供給されず、タイマーにより予め設定された
時間差で各電気機器に順次電力が供給され、突入電力が
分散されて消費電力のピーク値が下がるようにした供給
電力制御装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の供給電力制御装置には以下のような課題があった。 .メインスイッチをONにすると自動的に全ての電気
機器にタイマーにより一定の時間差で電力が供給される
ため、一部の機器のみを使用したい場合にも全ての機器
に電力が供給されてしまい電力の無駄が多い。例えば、
ビルの1つのフロアー中の特定領域のエアコンのみ作動
させたい場合でも全てのフロアーのエアコンに電力が供
給されてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は必要に応じて特
定の電気機器にのみ電力を供給して、消費電力のピーク
を制御することができる電力供給制御システムを提供す
ることを目的とする。
【0005】本件出願の第1の発明は、任意数のグルー
プに分けられた2以上の電気機器と、各グループへの電
力供給をON・OFFする切替スイッチと、任意のグル
ープの切替スイッチがONとなると当該グループ内の各
電気機器をセンサからの情報に基づいてランダム運転す
る制御部とから構成され、任意の1つのグループの切替
スイッチがONになると同グループに電力が供給され、
2以上のグループの切替スイッチが同時にONになると
各グループに予め設定された順番に従って時間差をもっ
て電力が供給されるようにしたものである。
【0006】本件出願の第2の発明は、2以上のグルー
プの切替スイッチが同時にONになり且つこれら2以上
のグループに同時に電力を供給すると瞬間最大消費電力
が設定値を超える場合にのみ、各グループに予め設定さ
れた順番に従って時間差をもって電力が供給されるよう
にしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態1】本発明の電力供給制御システム
の実施形態の第1の例を、電気機器1が冷凍ショーケー
ス内を冷却する冷却機である場合を例にとって詳細に説
明する。本発明の電力供給制御システムは、図1に示す
ようにA、B、Cの3つのグループにグループ分けされ
た複数の冷却機1と、グループAへの電力供給をON・
OFFする切替スイッチSW1と、グループBへの電力
供給をON・OFFする切替スイッチSW2と、グルー
プCへの電力供給をON・OFFする切替スイッチSW
3と、各切替スイッチSWがONとなると当該グループ
内の冷却機1を温度センサ2からの情報に基づいてラン
ダム運転する制御部3とから構成される。
【0008】制御部3は、グループA、B、Cのうち任
意の1つのグループの切替えスイッチSWがONになる
と当該グループに電力を供給して、同グループに属する
各冷却機1を作動させると共に、同冷却機1を温度セン
サー2からの情報に基づいてランダム運転する。尚、温
度センサー2は切替えスイッチSWがONになると同時
に検知を開始するようにしてある。例えば、グループA
に属する各冷凍ショーケース内の温度を−10℃に保つ
ように設定してある場合は、グループAの切替えスイッ
チSW1がONになると制御部3はグループAに属する
各冷却機1に電力を供給し、同冷却機1を作動させて冷
凍ショーケース内を冷却する。そして冷凍ショーケース
内の温度が−10℃になると一次的に電力供給を停止
し、その後しばらくして冷凍ショーケース内の温度が−
10℃以上に上昇したことを温度センサー2が検知する
と電力供給を再開して冷却機1を再度作動させ、冷凍シ
ョーケース内部を再び−10℃にまで冷却する。もっと
も切替えスイッチSW1がONになったときにグループ
Aに属する各冷凍ショーケース内の温度が−10℃以下
であるときには、温度が−10℃以上に上昇するまで制
御部3は冷却機1に電力を供給しない。
【0009】また、制御部3はグループA、B、Cの全
ての切替えスイッチSW1、SW2、SW3のうち任意
の2以上が同時にONとなった場合には予め設定されて
いる順番に従って時間差で順次各グループに電力を供給
して瞬間最大消費電力を低く抑えるようにする。この順
番の設定は任意に行なうことができ、また、一度設定し
た後にその設定を変更することもできる。尚、この場合
も制御部3は前記と同様に各グループA、B、Cに属す
る各冷却機1をランダム運転する。全てのグループA、
B、Cの切替えスイッチSWがOFFのときには制御部
3もOFFとなり、何れか1つのグループの切替えスイ
ッチSWがONになると制御部3も自動的にONになる
ようにしてある。もっとも制御部3のみを独立してON
・OFFするスイッチを設けることもできる。
【0010】また、制御部3は各グループの冷却機1の
立ち上げ時のみでなく、夏場に各冷却機1がフル稼動し
たこと等により消費電力が設定値を超えそうになった場
合に、全てのグループへの電力供給を一斉に停止するこ
となく、各グループへの電力供給を個別的に調整するこ
とにより消費電力を設定値の範囲内に抑える。例えば、
予め優先順位を定めておいて、優先順位の低いグループ
から電力供給を停止或は制限することにより、全体の消
費電力を設定値の範囲内に抑える。
【0011】
【発明の他の実施の形態】本発明の電力供給制御システ
ムは前記冷凍ショーケースの冷却機以外にも照明機器、
エアコン室外機、その他各種電気機器1への電力供給を
制御することが可能であり、また、種類の異なる電気機
器1への電力供給を制御することもできる。この場合に
は、例えば、グループAには冷却機、グループBには照
明機器というように電気機器1をその種類に応じてグル
ープ分けしてもよいし、或はグループAには午前中に使
用する冷却機と照明機器、グループBには午後に使用す
る冷却機と照明機器というように使用時間帯や使用場所
に応じて異なる種類の電気機器1を同一グループとして
グループ分けしてもよい。その他電気機器1のグループ
分けの仕方は必要に応じて任意に行なうことができ、そ
のグループの数や各グループに属する電気機器1の数及
び種類も所望のものとすることができる。尚、照明機器
への電力供給を制御する場合には制御部3は照度センサ
ー2により照明機器をランダム運転し、エアコン室外機
への電力供給を制御する場合には温度センサー2により
室外機をランダム運転し、その他の電気機器1の場合に
は当該電気機器1に応じたセンサー2によりこれらをラ
ンダム運転する。各グループに対応する切替えスイッチ
SWは手動操作してもよく、またタイマーにより設定時
間になると自動的にON・OFFされるようにしてもよ
い。
【0012】また、2以上のグループの切替スイッチS
Wが同時にONになり且つこれら2以上のグループに同
時に電力を供給すると瞬間最大消費電力が設定値を超え
る場合にのみ、各グループに予め設定された順番に従っ
て時間差をもって電力が供給されるようにすることもで
きる。この場合、瞬間最大消費電力が設定値を超えるか
どうかは制御部3が判断する。
【0013】電気機器1がエアコンの室外機である場合
には、本発明の電力供給制御システムを使用すると共
に、室外機の冷媒冷却部に夏場は冷水、冬場は温水を散
水し、又は冷媒冷却部を冷水或は温水を入れたプール内
に入れることで冷媒の温度を調節し、室外機の負荷を軽
減することで消費電力をさらに抑えるようにすることも
できる。冷水は常温の水であっても十分に冷却効果が得
られる。また温水を得るために電気ヒーター等を使用す
ると消費電力が増えるため太陽熱を利用することが望ま
しい。
【0014】
【発明の効果】本件出願の第1の発明は、次のような効
果を有する。 .電気機器1がグループ分けされていると共に、各グ
ループへの電力供給をON・OFFする切替えスイッチ
SWが設けられているので、特定の電気機器1のみを作
動させたい場合には当該電気機器1が属するグループの
切替えスイッチSWをONにすれば他のグループには電
力が供給されることはなく、使用しない電気機器1にま
で電力が供給されることがないため、電力供給の無駄が
ない。 .2以上のグループの切替えスイッチSWが同時にO
Nになると、予め設定された順番に従って時間差で各グ
ループに電力が供給されるので、突入電力を分散させて
消費電力のピーク値を低く抑えることができる。従っ
て、最大需要電力もこのピーク値に合わせて設定すれば
よいので、最大需要電力を低く設定することが可能とな
る。
【0015】本件出願の第2の発明は、2以上のグルー
プの切替スイッチSWが同時にONになり且つこれら2
以上のグループに同時に電力を供給すると最大消費電力
が設定値を超える場合にのみ、各グループに予め設定さ
れた順番に従って時間差をもって電力が供給されるので
上記効果に加えて次のような効果を有する。 .瞬間最大消費電力が設定値を超ない範囲では電力の
同時供給が可能となり、電力供給にタイムラグがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力供給制御システムの構成の一例を
示す説明図。
【符号の説明】 1 電気機器 2 センサー 3 制御部 SW 切替えスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意数のグループに分けられた2以上の電
    気機器(1)と、各グループへの電力供給をON・OF
    Fする切替スイッチ(SW)と、任意のグループの切替
    スイッチ(SW)がONとなると当該グループ内の各電
    気機器(1)をセンサ(2)からの情報に基づいてラン
    ダム運転する制御部(3)とから構成され、任意の1つ
    のグループの切替スイッチ(SW)がONになると同グ
    ループに電力が供給され、2以上のグループの切替スイ
    ッチ(SW)が同時にONになると各グループに予め設
    定された順番に従って時間差をもって電力が供給される
    ようにしたことを特徴とする電力供給制御システム。
  2. 【請求項2】2以上のグループの切替スイッチ(SW)
    が同時にONになり且つこれら2以上のグループに同時
    に電力を供給すると瞬間最大消費電力が設定値を超える
    場合にのみ、各グループに予め設定された順番に従って
    時間差をもって電力が供給されるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の電力供給制御システム。
JP9223938A 1997-08-20 1997-08-20 電力供給制御システム Pending JPH1169616A (ja)

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JP9223938A JPH1169616A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 電力供給制御システム

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JPH1169616A true JPH1169616A (ja) 1999-03-09

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ID=16806063

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JP9223938A Pending JPH1169616A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 電力供給制御システム

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