JPH0431477Y2 - - Google Patents

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JPH0431477Y2
JPH0431477Y2 JP1986159026U JP15902686U JPH0431477Y2 JP H0431477 Y2 JPH0431477 Y2 JP H0431477Y2 JP 1986159026 U JP1986159026 U JP 1986159026U JP 15902686 U JP15902686 U JP 15902686U JP H0431477 Y2 JPH0431477 Y2 JP H0431477Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、エアコンデイシヨナーなどの空気調
和機からこれに別個に付加される扇風機などの送
風機に、この空気調和機の停止と連動するように
給電を行なう空気調和機の制御回路に関する。
<従来の技術> 従来、エアコンデイシヨナーと扇風機は、室内
を冷房するために夫々別個独立に使用されるのが
常であつた。そのため、扇風機用等のコンセント
を有するエアコンデイシヨナーは、あるにはある
が(実開昭60−111419号公報)、このコンセント
は、エアコンデイシヨナのリモコンユニツトのス
イツチの手動操作で給電がオン・オフされるもの
にすぎなかつた。
<考案が解決しようとする問題点> さて、夏の熱帯夜などにタイマを所望時間にセ
ツトしてエアコンデイシヨナーを冷房運転した場
合、外気温の低下が予想以上に遅いときはセツト
時間が不足、タイマの作動で冷房が止まつて、快
適な睡眠を妨げられるのは誰もが経験するところ
である。そして、上記従来のエアコンデイシヨナ
ーでは、再運転や扇風機の運転のためにリモコン
ユニツトの所まで起き上がつて行かねばならぬと
いう煩わしさがあつた。また、セツト時間を長く
すればこのような問題はなくなるが、朝方に室温
が下がりすぎて寝冷えをする虞れがあるほか、電
力の浪費となり不経済でもある。
そこで、本考案の目的は、タイマの作動で冷房
運転が止まつたとき、扇風機などの送風機に給電
を行なえ、従来のような再運転の煩わしさおよび
連続運転による寝冷えや電力の浪費をなくせるエ
アコンデイシヨナーなどの空気調和機の制御回路
を提供することである。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本考案の空気調和機
の制御回路は、電源からの電力を設定時間の間a
接点を介して空気調和機に供給する上記タイマ手
段のb接点に、他の機器を接続しうるコンセント
を接続して、空気調和機がタイマ手段により運転
を停止せしめられた後に、上記コンセントに給電
されるようになつていることを特徴とする。
<作用> 就寝時などに制御回路のタイマに設定した時間
が経過すると、タイマ手段は、a接点からb接点
に切り換わつて空気調和機の運転を停止させ、b
接点を介して電源からの電力をコンセントに供給
し始める。すると、このコンセントに接続された
例えば扇風機は、給電で駆動されて、空気調和機
による冷房運転の止まつた室内に風を送り、使用
者に涼しさを与えて室温を低下させる。このよう
に、タイマが作動して空気調和機が停止した後
は、コンセントにつながれた扇風機等が自動的に
給電され、動作を開始する。
<実施例> 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。
第1図は空気調和機の制御回路の一実施例を示
す回路図であり、1は電源プラグ、2はこの電源
プラグに介設したメインスイツチ、3はこのメイ
ンスイツチ2に直列につながれ、設定時間経過後
同時にオフおよびオン動作するa接点3c−3a
およびb接点3c−3bを有するタイマ、4はこ
のタイマ3のa接点3c−3a側につながれ、エ
アコンデイシヨナーの運転モードを停止、送風、
冷房に切り換える切換スイツチ、5はこの切換ス
イツチ4の冷房接点側につながれ設定温度でオン
する第1接点5a−5bと、上記タイマ3のb接
点3c−3b側につながれ上記設定温度より1℃
高い温度でオンする第2接点5c−5dを有する
サーモスタツト、6は上記第2接点5c−5b側
につながれ、送風機に給電するためのコンセン
ト、7は上記第1接点5a−5b側につながれた
エアコンデイシヨナーのコンプレツサモータ、8
は上記切換スイツチ4の送風接点側につながれた
エアコンデイシヨナーのフアンモータである。
従つて、上記タイマ3によりコンプレツサモー
タ7とフアンモータ8が停止せしめられた後に、
サーモスタツト5を介してコンセント6に給電が
行われるようになつている。
第2図は、第1図の制御回路のコンセント6に
接続される他の機器としての扇風機の概略回路図
である。同図において、9は上記コンセント6に
差し込まれる電源プラグ、10は扇風機のフアン
モータ、11は電源プラグとフアンモータ間に介
設され、扇風機の運転モータを停止、弱風、強風
に切り換える選択スイツチである。
上記構成の空気調和機の制御回路の動作につい
て次に述べる。
まず、メインスイツチ2が閉で、連続運転モー
ドの場合、タイマ3は働かずa接点3c−3aが
閉じたままになつて、エアコンデイシヨナーは切
換スイツチ4の位置に応じて停止、送風または冷
房運転される。冷房運転において、サーモスタツ
ト5の設定温度が例えば27℃であれば、第1接点
5a−5bは、室温が27℃を超えると閉、27℃以
下なら開になつて、開、閉に応じてコンプレツサ
モータが起動、停止し、室温を調整する。
次に、就寝時などにメインスイツチ2が閉で、
タイマ3を例えば5時間に設定し、コンセント6
に選択スイツチ11を弱風にセツトした扇風機の
電源プラグ9を差し込んでおいた場合、5時間が
経過するとa接点3c−3aが開いてコンプレツ
サモータ7およびフアンモータ8への給電が止ま
り、エアコンデイシヨナーは停止し、同時にタイ
マ3のb接点3c−3bが閉じる。エアコンデイ
シヨナーが停止しているので、室温は外気温の影
響で上昇し、やがて上記設定温度より1℃高い28
℃を超える。そうすると、サーモスタツト5の第
2接点5c−5dが閉じ、エアコンデイシヨナー
の電源プラグ1が上記b接点3c−3bと第2接
点5c−5dを介してコンセント6につながり、
このコンセントに接続された扇風機は給電されて
回転し始める。扇風機の冷房や外気温の低下で室
温が28℃以下になると、サーモスタツト5の第2
接点5c−5dが開いて、扇風機は停止する。こ
のように、タイマ3が作動してエアコンデイシヨ
ナーが停止した後は、これに接続した扇風機が室
温に応じて自動的にオン・オフして風を送るた
め、従来のようにエアコンデイシヨナーの停止に
よる暑苦しさで安眠を妨げられることがない。
また、上記コンセント6は、空気調和機のコン
プレツサモータ7やフアンモータ8が停止したと
きのみ給電されるので、このコンセント6につな
がる扇風機が空気調和機と同時に運転されること
はないから、空気調和機の消費電力の容量が増え
ることはない。従つて、空気調和機への配線設備
が大型化しないという利点がある。さらに、空気
調和機のフアンモータ8で送風を行なわず、コン
セント6につないだ扇風機で送風するので、扇風
機を手元に置いて任意の時間だけ涼風が得られる
という利点がある。
なお、上記実施例では、タイマ3の後段にサー
モスタツト5を設けたが、これを省略して直接コ
ンセント6に給電することも可能である。
<考案の効果> 以上の説明で明らかなように、本考案の空気調
和機の制御回路は、電源からの電力を設定時間の
間aの接点を介して空気調和機に供給するタイマ
手段のb接点に、扇風機等の他の機器を接続しう
るコンセントを接続して、空気調和機がタイマ手
段により運転を停止せしめられた後に、上記コン
セントに給電するようにしているので、夏の夜間
等にタイマの作動で空気調和機の冷房が止まつて
も、コンセントに接続された例えば扇風機に自動
的に給電されるので、空気調和機を再運転する煩
わしさおよび連続運転による寝冷えや電力の浪費
がなくせ、夜間の安眠と省エネルギに大いに役立
つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空気調和機の制御回路の一実
施例を示す回路図、第2図は上記制御回路のコン
セントに接続される扇風機の概略回路図である。 1……電源プラグ、3……タイマ、3c−3a
……a接点、3c−3b……b接点,5……サー
モスタツト、5a−5b……第1接点、5c−5
d……第2接点、6……コンセント、9……電源
プラグ(扇風機)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 他の機器を接続しうるコンセントと、空気調和
    機と運転を制御するタイマ手段を備えた空気調和
    機の制御回路において、 上記コンセントは、電源からの電力を設定時間
    の間a接点を介して空気調和機に供給する上記タ
    イマ手段のb接点に接続されていて、上記空気調
    和機がタイマ手段により運転を停止せしめられた
    後に、給電されるようになつていることを特徴と
    する空気調和機の制御回路。
JP1986159026U 1986-10-16 1986-10-16 Expired JPH0431477Y2 (ja)

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JP1986159026U JPH0431477Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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JPS6363644U JPS6363644U (ja) 1988-04-27
JPH0431477Y2 true JPH0431477Y2 (ja) 1992-07-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826548U (ja) * 1971-07-31 1973-03-30

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119148U (ja) * 1977-02-28 1978-09-21
JPS60111419U (ja) * 1983-12-29 1985-07-29 松下電器産業株式会社 空気調和機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826548U (ja) * 1971-07-31 1973-03-30

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