JPH1169293A - 画像処理システムならびにカメラ一体型ビデオレコーダ - Google Patents

画像処理システムならびにカメラ一体型ビデオレコーダ

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JPH1169293A
JPH1169293A JP9225060A JP22506097A JPH1169293A JP H1169293 A JPH1169293 A JP H1169293A JP 9225060 A JP9225060 A JP 9225060A JP 22506097 A JP22506097 A JP 22506097A JP H1169293 A JPH1169293 A JP H1169293A
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camera
video recorder
photographing
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Noriyuki Yamashita
紀之 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ一体型ビデオレコーダで、全体として
1枚の静止画を得るように撮影領域を移動させて撮影を
行なう場合に、撮影漏れの部分が生じないようにする。 【解決手段】 CCDで撮影されるフィールド画像より
広い範囲が静止画領域100として設定される。カメラ
を縦横に動かし、領域100を隈なく撮影する。撮影さ
れた領域は、フレームメモリに記憶され、既撮影画像1
03としてファインダに表示される。撮影されていない
領域は、未撮影領域102として青色表示される。最新
の画像は、動画領域101に表示される。領域101
と、隣接する領域103のフィールド画像の夫々との重
複率が最小重複率より小さいときに、その部分が欠けさ
せられ領域102として表示される。領域101が領域
100をはみ出るときは、領域100が自動的に拡大さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDの画素数
よりも多画素の静止画を得られるようにした画像処理シ
ステムならびにカメラ一体型ビデオレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル方式のカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダでは、例えばCCDを撮像素子として用
い、動画を撮影して得られたビデオ信号をディジタルビ
デオデータとして磁気テープに記録する。このようなカ
メラ一体型ビデオテープレコーダにおいて、撮影領域を
縦横にゆっくり動かしながら複数のフィールド画像(ま
たはフレーム画像)を記録し、記録された複数のフィー
ルド画像を合成することが考えられる。これにより、動
画撮影時の1フィールドの画像よりも広い面積範囲の静
止画像を得ることができる。
【0003】すなわち、撮影領域を少しずつ移動させて
記録を行ない、撮影開始点から連続的にフィールド画像
が得られるようにする。そして、記録されたフィールド
画像に対して、位置的に隣接するフィールド画像の重複
部分を抽出し、この重複部分に対して所定の演算を行な
うことによって、それぞれのフィールド画像をシームレ
スに合成して、全体として1枚の静止画像を得るような
画像処理を行なう。このような画像処理は、例えばパー
ソナルコンピュータによるソフトウェア処理により行な
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、より大きな
静止画像を得ようとした場合には、縦横に何度も方向を
変えて撮影を行なうことになる。例えば、撮影開始位置
から右方向に撮影領域を徐々にずらしながら撮影し、所
望の横幅まで達したらさらに上方向に、撮影領域が既に
撮影した領域と重なるように移動させる。続けて左方向
に移動させる。撮影領域の左端が撮影開始点まで達した
ら、さらに上方向に移動させる。この操作が繰り返され
る。
【0005】従来のカメラ一体型ビデオテープレコーダ
では、ビューファインダに対して、レンズ系で撮影可能
な領域より広範囲な領域を表示することができなかっ
た。また、ビューファインダに対して撮影領域の軌跡を
表示するようにもされていなかった。そのため、このよ
うな撮影を行なった場合、フィールド画像の重複してい
ない、撮影漏れの部分が生じてしまうことがあるという
問題点があった。撮影漏れの部分が生じると、全体とし
て1枚の静止画像を合成する場合に不具合が生じる。
【0006】したがって、この発明の目的は、全体とし
て1枚の静止画を得るように撮影領域を移動させて撮影
を行なう場合に、撮影漏れの部分が生じないような画像
処理システムならびにカメラ一体型ビデオレコーダを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、複数のフィールド画像またはフレ
ーム画像を、撮影領域が重複する重複部分をそれぞれ有
するように連続的に撮影し記録媒体に記録する撮影手段
と、記録媒体から複数のフィールド画像またはフレーム
画像を再生し、重複部分に基づき1つの静止画を合成す
る画像処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理シ
ステムである。
【0008】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、再生時に、複数のフィールド画像またはフレ
ーム画像から1つの静止画を合成することができるよう
に、記録時に、複数のフィールド画像またはフレーム画
像を撮影領域が重複するように連続的に撮影するように
されたカメラ一体型ビデオレコーダにおいて、第1の撮
影領域を有するフィールド画像またはフレーム画像を出
力する撮影手段と、フィールド画像またはフレーム画像
を記録媒体に記録する記録手段と、第1の撮影領域より
広い第2の撮影領域を設定する撮影領域設定手段と、フ
ィールド画像またはフレーム画像を撮影手段による撮影
に並行して表示領域に表示させるモニタ手段と、第2の
撮影領域の全体を表示領域に対して表示させると共に、
フィールド画像またはフレーム画像を第1および第2の
撮影領域の大きさの比率に応じて縮小させて表示領域に
対して表示させる表示手段と、撮影中に第1の撮影領域
が移動した際に、移動と並行して、移動前のフィールド
画像またはフレーム画像と移動後のフィールド画像また
はフレーム画像とをシームレスに合成する合成手段とを
備え、合成された画像を表示手段に対して表示させるこ
とを特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダである。
【0009】上述したように、この発明では、撮影時に
フィールドが重複するように連続的に撮影され記録され
た画像データを再生し、重複部分に基づき1つの静止画
を合成するようにされているために、フィールド画像よ
りも多画素で構成される、サイズの大きな静止画を得る
ことができる。
【0010】また、この発明では、撮影時にフィールド
画像(またはフレーム画像)に対応する第1の撮影領域
より広い第2の撮影領域がモニタ手段に表示され、フィ
ールド画像が第1および第2の撮影領域の大きさの比率
に応じて縮小されてモニタ手段に表示され、撮影中に第
1の撮影領域が移動した際に移動前のフィールド画像と
移動後のフィールド画像とがシームレスに合成されモニ
タ手段に対して表示されるため、第2の撮影領域に対し
て既に撮影された領域を知ることができ、静止画を合成
する際に漏れのない撮影を行なうことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。この発明では、動画撮影による1フィ
ールドの画像領域より広範囲をビューファインダに表示
するようにすると共に、ビュイーファインダに対して、
撮影中に、撮影が行なわれていない未撮影領域と、既に
撮影された既撮影領域とを区別して表示するようにして
いる。そして、撮影され記録された画像を再生し、再生
された画像データに対して所定の画像処理を施すことに
より、複数フィールドからなる画像データを合成して1
枚の静止画を得る。
【0012】なお、以下の説明において、例えば通常の
動画撮影で得られる、CCDの画素数で規定される撮影
領域を、動画領域と称する。また、全体として1枚の静
止画像を得るために、この動画領域よりも広範囲を撮影
することを、多画素静止画撮影と称する。
【0013】この実施の一形態では、ユーザがこの多画
素静止画撮影を制御するために、カメラ一体型ビデオテ
ープレコーダに対して、多画素静止画撮影を行なうモー
ドと通常の動画撮影を行なうモードとの切り替えを行な
う撮影モード切り替えキー、多画素静止画撮影の開始/
終了の指示を行なうスタート/ストップキー、多画素静
止画撮影中の動画表示/全体表示の切り替えを行なう表
示切替キー、および多画素静止画撮影の際の撮影範囲や
スタート位置の設定キーといった、各種設定キーが設け
られる。
【0014】図1〜図8は、この発明によるカメラ一体
型ビデオテープレコーダにおけるビューファインダ内の
表示の一例を示し、この実施の一形態による多画素静止
画撮影について、概略的に説明する。先ず、カメラ一体
型ビデオテープレコーダの撮影モードを多画素静止画撮
影モードに設定する。スタートキーを押す前に、所定の
方法により、サイズ,最小重複率,および撮影開始位置
とを設定する。この例では、目的の静止画のサイズを動
画領域に対して縦3倍および横2倍に、多画素静止画撮
影の撮影開始位置は、この縦横3×2倍の範囲の中央
に、それぞれ設定する。
【0015】サイズの設定方法には、様々な方法が考え
られる。この例では、被写体を平面と見做し、縦および
横の倍率を与えることで目的の静止画のサイズを設定し
ている。また、被写体を円筒面の内側と見做し、水平の
角度と縦の倍率とを与えるようにできる。例えば、横幅
90°,縦3倍などと設定される。さらに、被写体を球
面の内側と見做し、経度と緯度とを与えるようにもでき
る。例えば、横幅90°,縦幅60°などと設定され
る。さらにまた、カメラで以て具体的に静止画のサイズ
設定を行なうようにもできる。例えば、カメラを撮影し
たい範囲の左上隅に向けて左上設定キーを押し、続けて
撮影範囲の右下隅に向けて右下設定キーを押す。
【0016】また、撮影開始位置の設定も、中央に設定
した上述の例に限定されない。例えば、左上隅,右上隅
に撮影開始位置を設定することができる。サイズ設定
を、上述したように左上隅,右下隅と設定した場合に
は、右上隅に撮影開始位置を設定すると、より自然に多
画素静止画撮影を行なうことができる。
【0017】なお、最小重複率は、位置的に隣接する2
つの動画領域において、互いに重複する必要のある割合
であり、動画領域の面積比で表される。この最小重複率
の下限値は、最終的に画像処理を行なうソフトウェアに
よって決められる。この例では、最小重複率が30%と
して設定されている。
【0018】カメラを被写体に向け、ビューファインダ
を覗くと、図1に示されるように、設定サイズの縦横比
に対応した静止画領域100が表示される。そして、こ
の静止画領域100に対して、CCDによって取り込ま
れた動画領域101が設定サイズに応じて縮小され、撮
影開始位置に対応して中央に表示される。その画像の周
囲は、例えば青色で埋められた未撮影領域102とされ
る。この状態で、スタートキーを押さずにカメラの方向
を変えると、中央の動画領域101の表示内容が変わる
だけである。
【0019】撮りたい被写体の中央に向いてスタートキ
ーを押すと、撮影が開始される。撮影された画像データ
は、例えば、所定の方式で動き検出をされ得られた動き
ベクトルとDCT(Discrete Cosine Transform) とを用
いて圧縮符号化され、磁気テープなどの記録媒体に記録
される。それと共に、撮影された画像データは、所定の
画像処理を行なうためにフレームメモリに記憶される。
なお、これら撮影に関係する信号処理については、後述
する。スタートキーを押し続けることによって、多画素
静止画撮影が継続される。
【0020】ここでカメラをゆっくり右へ向け、撮影領
域を移動させる。すると、図2および図3に連続的に示
されるように、動画領域101が静止画領域100内を
移動する。動画領域101の画像データは、移動に伴い
フレームメモリに記憶されると共に、圧縮符号化され磁
気テープに対して記録される。先に撮影された画像デー
タは、フレームメモリから読み出され、既撮影画像10
3として静止画領域100内に表示される。このよう
に、一度でもCCDに取り込まれた映像は、静止画平面
に記憶されていく。撮影がなされていない未撮影領域1
02は、青色表示のままである。なお、未撮影領域10
2の表示は、青色に限らず、他の色でもよい。
【0021】なお、フレームメモリへの画像データの記
憶は、撮影領域が互いに隣接した動画領域の重複部分の
データが混合されてなされる。この混合は、所定の方法
に基づき設定可能なパラメータに基づき演算されること
で行なわれる。このパラメータを、例えば0≦α≦1で
あるようなαとすると、α:1−αの割合で混合され
る。α=0のときには、重複部分が最新のデータに置き
替えられる。α=1のときには、重複部分において、最
初のデータだけが有効とされる。また、0<α<1のと
きには、重複部分中で、動きのある部分が徐々に消えて
いくように混合される。
【0022】このようにデータを混合して記憶させるこ
とで、リアルタイムでシームレスに合成された画像をビ
ューファインダ内に表示させることができる。パラメー
タαの設定は、例えばカメラ一体型ビデオテープレコー
ダに設けられた所定のキー操作で以て行なわれる。
【0023】また、動画領域の重複部分は、上述の圧縮
符号化の際に行なわれる動き検出の結果に基づいて求め
ることができる。この動き検出の結果をフィールド毎に
記憶しておくことで、時間的に離れて撮影された動画領
域同士の位置関係を知ることができ、これにより、これ
らの動画領域同士の重複関係を知ることができる。
【0024】続けて、ビューファインダの表示に未撮影
領域102が無くなるまで、カメラを縦横にゆっくり動
かす。図4は、図3の状態からカメラを上方に向けた例
であり、この状態からカメラをさらに左に動かすと、ビ
ューファインダの表示は、図5のようになる。
【0025】ところで、カメラを横にゆっくり移動して
いる間は、横に隣接する画像については明らかに十分な
重複領域が確保される。しかしながら、例えば図4およ
び図5を用いて上述したような、上へ行き、左へ行くよ
うに移動させた場合、上下に隣接するフィールド画像に
おいて十分な重複領域がとれない場合がある。この例を
図6に示す。
【0026】後にシームレスに静止画の合成を行なうた
めには、重複率が最小重複率(この例では30%)以上
になるように撮影する必要がある。現在の動画領域10
1の周囲に既撮影の静止画像である既撮影画像103が
存在し、動画領域101と既撮影画像103との間で、
重複率が設定した最小重複率を確保できていないとき
は、図6のように、重複不十分部分104に対して未撮
影領域102の表示がなされる。図6の例では、横方向
のフィールドに対しては、最小重複率が確保されている
が、縦方向のフィールドに対しては、確保されていな
い。その確保されていない重複不十分部分104が未撮
影領域102の表示とされる。
【0027】一方、撮影中に、最初に設定した縦横3×
2倍のサイズを広げたいときがある。例えば、図7に示
されるように、動画領域101の所定量(例えば半分)
以上が静止画領域100からはみ出たとき、はみ出た動
画領域105が表示されるように、画サイズが自動的に
4倍×2倍に変化され、全体がさらに縮小され、図8に
示されるように静止画領域100’の表示がなされる。
【0028】動画領域101が静止画領域100からは
み出たときの処理は、この方法に限定されない。例え
ば、静止画領域100内の表示をスクロールするように
してもよい。すなわち、はみ出た動画領域105を表示
させるために、静止画領域100内の表示全体を下方に
スクロールさせる。こうすることによって、画像の縮小
率は不変のままで、全体のサイズを広げることができ
る。但し、この場合、当初画面の下方に表示されていた
画像は、見えなくなる。
【0029】また、撮影中に動画領域101を詳細に見
たいときがある。このときは、所定の操作によって表示
モードを動画表示モードに切り替えることによって、ビ
ューファインダ内に動画領域101だけを一杯に表示さ
せることができる。例えば、スタートキーを更に強く押
すという操作によってこの表示モードの切り替えがなさ
れる。この表示に切り替えることで、フォーカスやアイ
リスの調整を行なうことができる。元の全体表示モード
に戻すためには、例えば再びスタートキーを軽く押す。
【0030】このようにして、青色の未撮影領域102
が無くなったら、多画素静止画撮影を終了させる。これ
は、例えばスタートキーから指を離すことによってなさ
れる。なお、静止画領域100に対して未撮影領域10
2が残っていても、多画素静止画撮影を終了させること
ができる。この場合でも、後のソフトウェア処理で、既
撮影分の画像データの1枚の静止画像への合成は、可能
である。
【0031】図9および図10は、このような多画素静
止画撮影を行なうための、カメラ一体型ビデオテープレ
コーダの構成の一例を示す。図9において、レンズ系1
は、アイリス,フォーカス,ズームなどの光学系の調節
を行なうことができる。これらの調節は、レンズ系駆動
回路16によってそれぞれ制御される。この制御は、後
述するシステムコントローラ18の制御に基づき自動で
行なわれる。光学系の調節は、これに限らず手動で以て
行なうことも可能である。この制御に基づき、レンズ系
駆動回路16から制御情報が出力される。この例では、
アイリス,フォーカス,ズームのそれぞれの値が出力さ
れる。この制御情報は、システムコントローラ18に供
給される。
【0032】レンズ系1を介して被写体画像がCCD(C
harge Coupled Device) 2に照射される。照射された被
写体画像は、CCD2によって電気信号に変換される。
なお、図示しないが、CCD2は、所定の信号処理回路
を有し、この変換された電気信号をさらにディジタル画
像データに変換して出力する。CCD2の画素数が動画
領域の画像サイズに対応する。CCD2からは、フィー
ルド単位で画像データが出力される。
【0033】CCD2からの画像データは、圧縮符号化
回路3に供給されると共に、画像処理回路17に供給さ
れる。圧縮符号化回路3に対して動き検出回路5が接続
される。この動き検出回路5は、時系列的に隣接するフ
ィールドの画像データを比較することで動きベクトルを
求め、それにより画像データの動き検出を行なう。圧縮
符号化回路3では、この動きベクトルならびにDCT(D
iscrete Cosine Transform) などを用いて、供給された
画像データの圧縮符号化を行なう。
【0034】圧縮符号化回路3で圧縮符号化された画像
データは、記録信号処理回路6に供給される。記録信号
処理回路6は、エラー訂正符号化回路や記録イコライ
ザ,記録アンプなどを有する。画像データは、例えばリ
ード・ソロモン符号を用いた積符号によりエラー訂正符
号化され、記録イコライザおよび記録アンプなどを介し
て、記録に適した信号に変換される。
【0035】記録信号処理回路6には、画像データと共
に、上述のレンズ系駆動回路16から出力されたレンズ
系の制御情報、すなわち、アイリス値,フォーカス値,
ズーム値も供給される。さらに、記録信号処理回路6に
は、上述した動き検出回路5から、動き検出結果に基づ
く動き情報が供給される。これらレンズ系の制御情報お
よび動き情報は、画像データに対するサブコードデータ
とされる。このサブコードデータは、エラー訂正符号化
回路において、画像データと共にエラー訂正符号化が行
なわれる。
【0036】記録信号処理回路6の出力が記録ヘッド7
に供給され、例えばヘリカルスキャン方式で以て磁気テ
ープ8に記録される。再生は、同様にして、再生ヘッド
9によって磁気テープ8に記録された信号が読み出され
ることによってなされる。読み出された信号が再生信号
処理回路10に供給される。
【0037】なお、この例では、記録媒体として磁気テ
ープを用いているが、これはこの例に限定されるもので
はない。相応の容量を有し、ディジタル信号を記録可能
な記録媒体であれば、他の記録媒体を用いることが可能
である。例えば、ハードディスク,光磁気ディスク,D
VD(Digital Versatile Disc),半導体メモリを記録媒
体として用いることができる。
【0038】再生信号処理回路10は、再生アンプ,再
生イコライザ,エラー訂正回路などを有する。再生ヘッ
ド9から供給された信号は、再生アンプや再生イコライ
ザを介してディジタル処理に適した信号に変換され、エ
ラー訂正回路に供給される。エラー訂正回路で記録時に
施されたエラー訂正符号が復号化される。復号化された
データが伸長回路12に供給され、記録時の圧縮符号化
を解かれ、再生画像データとされ出力される。伸長回路
12の出力がスイッチ回路13の端子PBに供給され
る。
【0039】なお、再生信号処理回路10の出力から、
上述のサブコードデータだけを取り出すことができる。
取り出されたサブコードデータは、データ出力端11に
導出される。
【0040】再生時には、このスイッチ回路13におい
て端子PBが選択され、再生画像データがビデオ出力端
子15に対して導出される。また、それと共に、再生画
像データは、ビューファインダ14に供給される。再生
時にスイッチ回路13で端子PBを選択することによっ
て、磁気テープ8からの再生画像をビューファインダ1
4に表示させることができる。また、記録時にスイッチ
回路13で端子PBを選択することによって、磁気テー
プ8に記録された画像を確認することができる。
【0041】なお、システムコントローラ18は、CP
UおよびRAMやROMなどから構成され、このカメラ
一体型ビデオテープレコーダの動作を制御する。キー入
力部19には、上述した各種設定キーが配置される。例
えば、キー入力部19に対して、多画素静止画撮影を行
なうモードと通常の動画撮影を行なうモードとの切り替
えを行なう撮影モード切り替えキー、多画素静止画撮影
の開始/終了の指示を行なうスタート/ストップキー、
多画素静止画撮影中の動画表示/全体表示の切り替えを
行なう表示切替キー、および多画素静止画撮影の際の撮
影範囲やスタート位置の設定キーが設けられる。これに
限らず、他の設定キーや操作キーをこのキー入力部19
に配置してもよい。これら各種設定キーによる設定情報
がキー入力部19からシステムコントローラ18に対し
て供給され、例えばRAMに記憶される。
【0042】ところで、上述したように、CCD2から
出力された画像データは、画像処理回路17に供給され
る。供給された画像データは、画像処理回路17で所定
の処理を施され、スイッチ回路13の端子RECに供給
される。記録時に、スイッチ回路13で端子RECを選
択することによって、撮影画像をビューファインダ14
に表示させることができる。
【0043】次に、画像処理回路17での処理について
説明する。画像処理回路17には、CCD2の画素数に
対応した、例えばCCD2の画素数の2倍の容量のフレ
ームメモリ30が接続される。画像処理回路17に対し
て、CCD2から出力された画像信号が供給されると共
に、動き検出回路5による動き検出結果、すなわち動き
情報が供給される。さらに、キー入力部19で設定され
た各種設定情報に基づく制御信号がシステムコントロー
ラ18から画像処理回路17に対して供給される。図1
〜図8を用いて説明したようなビューファインダ14の
表示は、システムコントローラ18の制御に基づき行な
われる、画像処理回路17によるフレームメモリ30に
対するアドレス制御などにより実現される。
【0044】例えば、キー入力部19で設定されたサイ
ズ設定情報に基づき、フレームメモリ30の対応する領
域が初期値で埋められる。この初期値は、例えば未撮影
領域102を示す青色のデータとされる。このとき、こ
の領域は、図1〜図8に示されるような、設定サイズの
縦横比に対応した静止画領域100に対応する。
【0045】また、画像処理回路17に供給された、C
CD2からの画像データが例えば間引きによって縮小さ
れ、動画領域101が形成される。フレームメモリ30
において、動画領域101のデータは、スタート位置設
定キーで設定された位置情報に基づくアドレスに記憶さ
れる。
【0046】さらに、画像処理回路17には、CCD2
から出力された画像データと共に、動き検出回路5から
動き検出結果、すなわち動き情報が供給される。多画素
静止画撮影を行なうためにカメラを移動させた場合、こ
の動き情報として例えば動きベクトルが出力される。こ
の動きベクトルによって、画像データのフレームメモリ
30におけるアドレスが求められる。すなわち、動きベ
クトルを累積していくことで、動画領域101の移動の
軌跡を知ることができる。
【0047】それと共に、画像処理回路17では、既に
撮影されフレームメモリ30に記憶された画像データと
最新の画像データとの、1動画領域毎の重複部分が求め
られると共に、重複率が計算される。重複部分の画像デ
ータは、上述した、予め設定されたパラメータαに基づ
き、α:1−αの割合で混合されてフレームメモリ30
に記憶される。
【0048】重複部分において、重複率が予め設定され
た最小重複率に満たない場合には、上述したように、そ
の部分が重複不十分部分104としてビューファインダ
14内に表示される。この重複不十分部分104の表示
は、例えば、最新の画像データにおける、該当する部分
のデータがフレームメモリ30に記憶されないように、
データをマスクすることでなされる。この場合には、重
複不十分部分104がフレームメモリ30に初期値とし
て記憶された、青色表示とされる。
【0049】図6の例では、カメラの移動は、動画領域
101がビューファインダ14内を左側から右側へと移
動するようになされている。したがって、水平方向では
十分に重複部分が稼げるが、垂直方向では時間的な連続
性が少ないため、重複率が小さい部分が存在する。水平
方向の、最小重複率を満足している重複部分は、重複さ
れて表示されているが、垂直方向の、最小重複率を満足
していない部分は、重複不十分部分104として青色表
示とされる。
【0050】また、CCD2の画素数,サイズ設定情
報,およびスタート位置設定情報,ならびに動きベクト
ルの累積値から、最新の画像データが静止画領域100
の表示領域をはみ出しているかどうかを容易に判断する
ことができる。最新の画像データが静止画領域100か
らはみ出しているとされた場合、静止画領域100に対
して最新の画像データの全体が表示可能なように、サイ
ズ設定情報が適宜変更される。それと共に、画像データ
101の縮小率も変更される。
【0051】また、最新の画像データが静止画領域10
0からはみ出しているとされた場合の、静止画領域10
0内の表示のスクロールも、同様にして行なうことがで
きる。すなわち、最新の画像データが静止画領域100
をはみ出した量が求められ、その結果に応じてフレーム
メモリ30からの読み出しアドレスを変更する。スクロ
ールを行なう場合には、フレームメモリ30は、例えば
CCD2の画素数の4以上の容量を有することが望まし
い。
【0052】なお、図10に一例が示されるように、こ
のカメラ一体型ビデオテープレコーダに、例えばジャイ
ロセンサからなる角加速度センサ20を設けるようにし
てもよい。角加速度センサ20には、カメラ一体型ビデ
オテープレコーダに搭載されている、所謂手振れ防止機
能のためのセンサを用いることができる。角加速度セン
サ20の出力を積分回路21で積分して動き情報を得
る。混合回路22で、この角加速度センサ20により得
られた動き情報と、動き検出回路5から得られる動き情
報とを混合して、画像処理回路17に対して供給する。
【0053】角加速度センサ20の出力を動き情報とし
て用いることで、平坦な被写体を撮影する際や、暗がり
での撮影時などのような、動き検出回路5がうまく働か
ないような場合でも、撮影画像の相対的な位置を知るこ
とができ、動画領域101の移動の軌跡をビューファイ
ンダ14内に表示させることができる。
【0054】この図10に示される例において、動き検
出回路5からの出力と角加速度センサ20からの出力と
を適宜切り替えるようにすることも可能である。すなわ
ち、被写体の平坦部分などで動き検出回路5による動き
ベクトルが正しく得られない場合には、角加速度センサ
20の出力に基づく動き情報を使用し、動き検出回路5
によって正しく動き情報が得られる場合には、より精度
の高い、動き検出回路5の出力を使用する。この切り替
えは、例えば混合回路22に対して、システムコントロ
ーラ18からの制御信号を与えることによってなされ、
手動および自動での切り替えが可能とされる。
【0055】なお、このように撮影され記録された画像
データは、再生され、所定の画像処理を行なうための機
器、例えば対応する画像処理ソフトウェアが搭載された
パーソナルコンピュータに供給される。また、この画像
データの供給と共に、データ出力端11からサブコード
データが出力される。このサブコードデータも、画像デ
ータと共に、パーソナルコンピュータに対して供給され
る。供給された画像データに対して、画像処理ソフトウ
ェアによって合成処理が行なわれ、シームレス処理がな
される。このとき、サブコードデータとして供給され
た、動き情報やズーム,アイリス,フォーカスといった
各種撮影情報などを用いることで、より精度の高い合成
処理を行なうことができる。
【0056】例えば、サブコードデータに含まれる動き
情報に基づき各フィールドの画像データの位置関係を知
ることができる。これにより、各画像データ間の重複部
分が求められ、この重複部分に対して所定の演算を行な
うことによって、各画像データの合成を自動的に行なう
ことができる。また、サブコードデータに含まれるズー
ム,アイリス,フォーカスといった光学系の各種情報に
基づき、画像補正を行ない、各画像データを均質にした
上での静止画の合成を、自動的に行なうことが可能とさ
れる。
【0057】例えば、ズーム情報に基づき、画像データ
の平面への変換や、円筒面,球面への変換を確実に行な
うことができる。また、アイリス情報に基づき、各画像
データの明度補正を確実に行なうことができる。さら
に、同じ撮影領域内でもフォーカスの異なる画像データ
が得られることがある。フォーカス情報に基づき、最も
鮮明な画像データを画素単位で選択することが可能とさ
れ、これにより焦点深度の深い画像を得ることができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、撮影中に、ビューファインダあるいは外部モニタ内
に未撮影部と既撮影部とが明確に区別されて表示され
る。そのため、より大きな静止画を得るために、動画領
域よりも広い範囲を連続的に撮影する場合にも、未撮影
部分が残らないようにすることができる効果がある。
【0059】また、この発明によれば、撮影時の光学系
の制御情報や、フィールド画像の動き情報がサブコード
データとして画像データとともに記録されるため、記録
されたデータを再生し合成する際に、より高精度でシー
ムレス処理を行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図2】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図3】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図4】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図5】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図6】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図7】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図8】この発明によるビューファインダ内の表示の一
例を示す略線図である。
【図9】この実施の一形態によるカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダの構成の一例を示すブロック図である。
【図10】この実施の一形態によるカメラ一体型ビデオ
テープレコーダの構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2・・・CCD、3・・・圧縮符号化回路、5・・・動
き検出回路、6・・・記録信号処理回路、11・・・デ
ータ出力端、14・・・ビューファインダ、16・・・
レンズ系駆動回路、17・・・画像処理回路、18・・
・システムコントローラ、19・・・キー入力部、20
・・・角加速度センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】なお、図10に一例が示されるように、こ
のカメラ一体型ビデオテープレコーダに、例えばジャイ
ロセンサからなる角速度センサ20を設けるようにして
もよい。角速度センサ20には、カメラ一体型ビデオテ
ープレコーダに搭載されている、所謂手振れ防止機能の
ためのセンサを用いることができる。角速度センサ20
の出力を積分回路21で積分して動き情報を得る。混合
回路22で、この角速度センサ20により得られた動き
情報と、動き検出回路5から得られる動き情報とを混合
して、画像処理回路17に対して供給する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】角速度センサ20の出力を動き情報として
用いることで、平坦な被写体を撮影する際や、暗がりで
の撮影時などのような、動き検出回路5がうまく働かな
いような場合でも、撮影画像の相対的な位置を知ること
ができ、動画領域101の移動の軌跡をビューファイン
ダ14内に表示させることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】この図10に示される例において、動き検
出回路5からの出力と角速度センサ20からの出力とを
適宜切り替えるようにすることも可能である。すなわ
ち、被写体の平坦部分などで動き検出回路5による動き
ベクトルが正しく得られない場合には、角速度センサ2
0の出力に基づく動き情報を使用し、動き検出回路5に
よって正しく動き情報が得られる場合には、より精度の
高い、動き検出回路5の出力を使用する。この切り替え
は、例えば混合回路22に対して、システムコントロー
ラ18からの制御信号を与えることによってなされ、手
動および自動での切り替えが可能とされる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 2・・・CCD、3・・・圧縮符号化回路、5・・・動
き検出回路、6・・・記録信号処理回路、11・・・デ
ータ出力端、14・・・ビューファインダ、16・・・
レンズ系駆動回路、17・・・画像処理回路、18・・
・システムコントローラ、19・・・キー入力部、20
・・・角速度センサ
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 H04N 5/782 K

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフィールド画像またはフレーム画像
    を、撮影領域が重複する重複部分をそれぞれ有するよう
    に連続的に撮影し記録媒体に記録する撮影手段と、 上記記録媒体から上記複数のフィールド画像またはフレ
    ーム画像を再生し、上記重複部分に基づき1つの静止画
    を合成する画像処理手段とを備えたことを特徴とする画
    像処理システム。
  2. 【請求項2】 再生時に、複数のフィールド画像または
    フレーム画像から1つの静止画を合成することができる
    ように、記録時に、上記複数のフィールド画像またはフ
    レーム画像を撮影領域が重複するように連続的に撮影す
    るようにされたカメラ一体型ビデオレコーダにおいて、 第1の撮影領域を有するフィールド画像またはフレーム
    画像を出力する撮影手段と、 上記フィールド画像またはフレーム画像を記録媒体に記
    録する記録手段と、 上記第1の撮影領域より広い第2の撮影領域を設定する
    撮影領域設定手段と、 上記フィールド画像またはフレーム画像を上記撮影手段
    による撮影に並行して上記表示領域に表示させるモニタ
    手段と、 上記第2の撮影領域の全体を上記表示領域に対して表示
    させると共に、上記フィールド画像またはフレーム画像
    を上記第1および第2の撮影領域の大きさの比率に応じ
    て縮小させて上記表示領域に対して表示させる表示手段
    と、 上記撮影中に上記第1の撮影領域が移動した際に、該移
    動と並行して、上記移動前のフィールド画像またはフレ
    ーム画像と上記移動後のフィールド画像またはフレーム
    画像とをシームレスに合成する合成手段とを備え、 上記合成された画像を上記表示手段に対して表示させる
    ことを特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカメラ一体型ビデオレ
    コーダにおいて、 上記撮影手段から出力された上記フィールド画像または
    フレーム画像の動き検出を行なう動き検出手段と、 上記動き検出手段による動き検出結果を用いて上記フィ
    ールド画像またはフレーム画像の圧縮符号化を行なう圧
    縮符号化手段とをさらに備え、 上記合成手段は、上記動き検出結果に基づき上記合成に
    必要な情報を生成することを特徴とするカメラ一体型ビ
    デオレコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のカメラ一体型ビデオレ
    コーダにおいて、 上記表示手段に対して、上記第2の撮影領域中で上記撮
    影手段により上記撮影されていない領域には、未撮影領
    域であることを示す表示を行なうことを特徴とするカメ
    ラ一体型ビデオレコーダ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカメラ一体型ビデオレ
    コーダにおいて、 特定の色を表示することによって上記未撮影領域である
    ことを示す表示を行なうことを特徴とするカメラ一体型
    ビデオレコーダ。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のカメラ一体型ビデオレ
    コーダにおいて、 上記撮影手段から出力された上記フィールド画像または
    フレーム画像を記憶する記憶手段をさらに備え、 上記第2の撮影領域中で上記撮影手段により上記撮影さ
    れた領域のフィールド画像またはフレーム画像は、上記
    記憶手段に対して上記記憶されることを特徴とするカメ
    ラ一体型ビデオレコーダ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカメラ一体型ビデオレ
    コーダにおいて、 上記撮影手段により重複されて上記撮影された領域で
    は、上記重複の度に、古い画像データと新しい画像デー
    タとが所定の比率で混合されて上記記憶手段に対して記
    憶されることを特徴とするカメラ一体型ビデオレコー
    ダ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のカメラ一体型ビデオレ
    コーダにおいて、 上記所定の比率は、ユーザにより設定可能とされたこと
    を特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダ。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のカメラ一体型ビデオレ
    コーダにおいて、 上記フィールド画像またはフレーム画像は、上記圧縮符
    号化手段により上記圧縮符号化されて上記記録手段によ
    り上記記録媒体へ記録されると共に、上記動き検出結果
    に基づく動き情報が上記フィールド画像またはフレーム
    画像に伴うサブコードデータとして上記記録手段により
    上記記録媒体に記録されることを特徴とするカメラ一体
    型ビデオレコーダ。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載のカメラ一体型ビデオ
    レコーダにおいて、 上記フィールド画像またはフレーム画像は、上記圧縮符
    号化手段により上記圧縮符号化されて上記記録手段によ
    り上記記録媒体へ記録されると共に、上記撮影手段によ
    る撮影情報が上記フィールド画像またはフレーム画像に
    伴うサブコードデータとして上記記録手段により上記記
    録媒体に記録されることを特徴とするカメラ一体型ビデ
    オレコーダ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のカメラ一体型ビデ
    オレコーダにおいて、 上記撮影情報は、オートアイリスによるアイリス値であ
    ることを特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のカメラ一体型ビデ
    オレコーダにおいて、 上記撮影情報は、オートフォーカスによるフォーカス値
    であることを特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダ。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のカメラ一体型ビデ
    オレコーダにおいて、 上記撮影情報は、ズーム倍率値であることを特徴とする
    カメラ一体型ビデオレコーダ。
  14. 【請求項14】 請求項4に記載のカメラ一体型ビデオ
    レコーダにおいて、 隣接するフィールド画像またはフレーム画像の重複部分
    で、重複率が予め設定された最小重複率に満たないとき
    には、上記重複部分が上記未撮影領域として表示される
    ことを特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダ。
  15. 【請求項15】 請求項2に記載のカメラ一体型ビデオ
    レコーダにおいて、 上記第1の撮影領域が上記第2の撮影領域を越えて移動
    した場合には、上記表示領域に対して上記移動した上記
    第1の撮影領域が表示されるように上記第2の撮影領域
    が自動的に拡大されることを特徴とするカメラ一体型ビ
    デオレコーダ。
  16. 【請求項16】 請求項2に記載のカメラ一体型ビデオ
    レコーダにおいて、 上記第1の撮影領域が上記第2の撮影領域を越えて移動
    した場合には、上記表示領域に対して上記移動した上記
    第1の撮影領域が表示されるように上記第2の撮影領域
    内の画像をスクロールすることを特徴とするカメラ一体
    型ビデオレコーダ。
  17. 【請求項17】 請求項2に記載のカメラ一体型ビデオ
    レコーダにおいて、 上記表示手段に対する上記表示は、上記第2の撮影領域
    の全体の表示と上記第1の撮影領域のみの表示とを切り
    替え可能としたことを特徴とするカメラ一体型ビデオレ
    コーダ。
  18. 【請求項18】 請求項2に記載のカメラ一体型ビデオ
    レコーダにおいて、 角加速度センサをさらに備え、 上記角加速度センサによる角加速度検出結果に基づき上
    記合成に必要なフィールド画像またはフレーム画像の情
    報を生成することを特徴とするカメラ一体型ビデオレコ
    ーダ。
  19. 【請求項19】 請求項3または請求項18に記載のカ
    メラ一体型ビデオレコーダにおいて、 上記合成に必要なフィールド画像またはフレーム画像の
    情報を、上記動き検出結果および上記角加速度検出結果
    の何れから生成するかを選択可能としたことを特徴とす
    るカメラ一体型ビデオレコーダ。
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