JPH1166710A - 真正さがチェックされる被検出物とその処理方法 - Google Patents

真正さがチェックされる被検出物とその処理方法

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JPH1166710A
JPH1166710A JP21644797A JP21644797A JPH1166710A JP H1166710 A JPH1166710 A JP H1166710A JP 21644797 A JP21644797 A JP 21644797A JP 21644797 A JP21644797 A JP 21644797A JP H1166710 A JPH1166710 A JP H1166710A
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JP
Japan
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scanning
card
area
frequency
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Application number
JP21644797A
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English (en)
Inventor
Ryohei Shigematsu
良平 重松
Osamu Tano
修 田野
Shuichi Hoshino
秀一 星野
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】残り度数を書き替えるなどの変造による不正使
用を防止できるとともに、製品単価を抑制できる被検出
物を提供することが主たる目的である。 【解決手段】被検出物としてのプリペイドカード10の
両側部に固有の信号を発生可能でかつ走査方向Fに沿っ
て互いに平行な走査領域12,12と、これらの走査領
域12,12に関する情報を記録可能なデータ登録部1
6とが設けられている。データ登録部16には残り度数
と走査領域12全域を走査した時に得られた走査データ
とが暗号化されて記録されている。カード使用時に、全
走査領域12のうち、残り度数に応じた位置から始まる
度数対応領域12aの走査データに関する情報とをデー
タ登録部16の記録内容とが対応した時にカード10が
本物であると判断する。カード使用後は、使用ずみの走
査領域12の一部にパンチ孔14を穿孔しかつ残り度数
を暗号化してデータ登録部16に再登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば乗車券購
入用プリペイドカードや各種有料施設における支払い用
カード、あるいは公衆電話機用カードのように、変造を
防止する必要がある被検出物と、この被検出物の処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】被検出物の一例としてのプリペイドカー
ドは残り度数に応じて貨幣と同等の価値を有するため、
従来より、変造などの不正な使用を防ぐために種々の対
策が講じられてきた。例えば、残り度数を表すデータを
暗号化してカードのデータ登録部に記録するとともに、
カードの使用に伴ってカードの特定位置に残り度数に応
じてパンチ孔を穿孔するものが知られている。この場
合、パンチ孔の有無を検出することでカードの使用状況
を判別することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のプリペイドカードは、データ登録部の暗号化方法(ア
ルゴリズム)がカード管理者以外の者に知られてしまう
と、残り度数を書き替えることが可能になる。その場
合、残り度数をカード使用前の状態に戻してパンチ孔を
塞ぐと、不正に使用できる可能性がある。
【0004】そこで、特開平9−102022号公報に
示されるプリペイドカードにおいては、多数の磁性素子
が混入されかつカード毎に異なる固有の信号を発生する
とともにカードの残り度数に応じて互いに異なる信号を
発生する複数の度数対応領域を有する走査領域を設けて
いる。また前記特開平9−102022号公報に示され
るプリペイドカードは、前記データ登録部に前記走査領
域が発生する信号を予め記録している。
【0005】前記特開平9−102022号公報に示さ
れるプリペイドカードにおいては、このカードの残り度
数をカード処理装置が読取る際に、カードの残り度数に
応じて前記走査領域内の度数対応領域を走査することと
なる。
【0006】このため、たとえデータ登録部の暗号化方
法を知った者が残り度数を不正に書き替えることを試み
ても、この度数対応領域から得られた走査データとデー
タ登録部の内容とが対応しなくなり、カードが変造され
たことを見破ることができる。また、使用後のカードに
は走査領域の一部にパンチ孔をあけるようにしているた
め、このパンチ孔を単に塞いだとしても使用前の走査デ
ータを再現することはできない。
【0007】しかし、前記特開平9−102022号公
報に示されるプリペイドカードは、1度数に対応する金
額などの範囲内で残高金額などを書き替えられた場合に
は、このカードの使用時に、変造される前と同じ度数対
応領域を走査することとなる。このため、度数対応領域
から得られた走査データとデータ登録部の内容とが対応
して、カードが変造されたことを見破れなかった。
【0008】さらに、前記特開平9−102022号公
報に示されるプリペイドカードは、前記走査領域内に多
数の磁性素子を混入するため、日本工業規格(JIS規
格)に準じた大きさで製作すると、前記走査領域を有し
ていないカードに比較して、約1.5倍以上に製品単価
が高騰する恐れがある。
【0009】このためカードは小さいサイズのものが望
まれるが、小さなサイズのカードにある程度の数の孔を
あけるには孔を小さくせざるを得ない。しかし孔が小さ
くなると、穿孔によって変化させることのできる走査領
域の信号波形の変化の程度も小さくなるため、孔を埋め
ることによるカードの変造が容易になる。また、不正者
によるカードの変造行為を抑制するには、額面度数当り
のパンチ孔の数が多いことが望まれるが、カードのサイ
ズが小さくなると不可避的に孔数が制約を受け、その結
果、パンチ孔1つ当りの度数(額面)が大きくなり、変
造されるときの損害が大きくなる。
【0010】従って本発明の目的は、記録されている残
り度数を書き替えることなどによる変造による不正な使
用を防止できるとともに、1度数に対応する金額などの
範囲内での書き替えによる変造を抑制できかつ製品単価
を抑制できる被検出物と、この被検出物の真正さをチェ
ックする処理方法とを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の被検出物
は、固有の信号を発生可能な走査領域とこの走査領域に
関する情報と残り度数に関する情報を記録するためのデ
ータ登録部とを有し、前記走査領域中には残り度数に応
じて互いに異なる位置から始まる複数の度数対応領域が
含まれており、前記データ登録部には前記走査領域を走
査することによって得た走査データに関する情報が記録
されており、前記走査領域の度数対応領域を走査するこ
とによって得た走査データに関する情報と前記データ登
録部の内容とが互いに対応した時に本物であると判断さ
れるとともに、使用状況に応じて前記走査領域にパンチ
孔が穿孔される被検出物であって、前記走査領域がこの
被検出物を走査する方向に沿って互いに平行に複数列に
設定され、前記パンチ孔が残り度数に応じて前記複数列
の走査領域に穿孔されることを特徴としている。前記複
数列の走査領域はそれぞれ被検出物の両側部などに設け
るとよい。
【0012】請求項2に記載の本発明の被検出物は、請
求項1に記載の被検出物において、前記走査領域には、
1度数に対応する一定長さ分の一度数対応域がこの被検
出物を走査する方向に設けられているとともに、前記度
数対応領域が、前記走査方向に沿って複数連続する前記
一度数対応域からなることを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の本発明の被検出物は、請
求項1または請求項2に記載の被検出物において、前記
パンチ孔は、径が1.5mm〜3.0mmの範囲の丸孔
であることを特徴としている。
【0014】請求項4に記載の本発明の被検出物は、請
求項1または請求項2に記載の被検出物において、前記
パンチ孔が、この被検出物を走査する方向に長い長孔で
あることを特徴としている。
【0015】請求項5に記載の本発明の処理方法は、固
有の信号を発生可能な複数列の走査領域とこれらの走査
領域に関する情報及び残り度数に関する情報を記録する
ためのデータ登録部とを有する被検出物、の処理方法で
あって、前記被検出物に記録されている残り度数に関す
るデータを読取る読取り、前記走査領域のうちの残り度
数に対応した位置から始まる度数対応領域を走査するこ
とによってこの走査データに関する情報を得るととも
に、前記走査データに関する情報と前記データ登録部の
内容とが互いに対応した時にこの被検出物が本物である
と判断し、かつ、残り度数に応じて前記複数列の走査領
域の一部にパンチ孔を穿孔することを特徴としている。
【0016】なお、この明細書で言う「残り度数」と
は、被検出物の使用可能な残り量を表すデータであり、
いわゆるテレフォンカードのように通話可能な残り量を
表わす場合もあるし、あるいは物品購入用プリペイドカ
ードや各種有料施設の利用カードのように残高金額その
ものを表す場合もある。
【0017】請求項1に記載の被検出物は、残り度数を
読取られる際に、残り度数に応じて互いに異なる位置か
ら始まる度数対応領域を走査されることになる。このた
め、データ登録部の暗号化方法を知った者が残り度数を
不正に書き替えることを試みても、度数対応領域から得
られた走査データとデータ登録部の内容とが不一致とな
り、被検出物が変造されたことを見破ることができる。
また、使用後の被検出物には走査領域の一部にパンチ孔
を穿孔するようにしているため、このパンチ孔を単に塞
いだとしても使用前の走査データを再現することはでき
ない。
【0018】さらに、走査領域を被検出物が走査される
方向に沿って互いに平行に複数列設定し、かつ、前記パ
ンチ孔をこの走査領域のそれぞれに穿孔するようにした
ので、より多くのパンチ孔を穿孔することができる。
【0019】請求項2に記載の被検出物は、1度数に対
応する一体長さ分の一度数対応域が走査方向に沿って設
けられているので、変造されたことをより確実に見破る
ことができるとともに、度数対応領域が前記走査方向に
沿って複数連続する一度数対応域からなるため、真正な
被検出物を変造された被検出物と誤認する可能性が減
る。
【0020】また、好ましくは、前記一度数対応域の長
さを6mm以上確保するのが望ましく、前記度数対応領
域は6mm以上の長さを有する一度数対応域が3領域以
上連続して構成されるのが望ましい。
【0021】請求項3に記載の被検出物は、パンチ孔の
径を1.5mm以上としたので、磁性素子などをランダ
ムに混入した走査領域において、穿孔されたパンチ孔を
単に塞いだとしても磁性素子などの分布状態が大きく変
化し、検出される信号波形の変化も大きくなるため、使
用前の走査データの再現が困難となり、変造をより確実
に見破ることができる。さらに、3.0mm以下の孔で
あるため被検出物の機械的な強度(特に曲げに対する強
度)の低下を防ぐことができかつ美観にも悪影響を及ぼ
すことがない。これらのバランスを鑑みて、前記パンチ
孔を直径2.0mm±0.2mmの円形に形成するのが
望ましい。
【0022】請求項4に記載の被検出物は、パンチ孔が
走査方向に長い長孔であるため、一つのパンチ孔の開口
を大きくすることができ、孔をあけたときと孔をあける
前とで検出される信号波形の変化をより大きくすること
ができる。
【0023】請求項5に記載の処理方法は、被検出物の
走査領域を走査して得られる走査データに関する情報
と、データ登録部の内容とを互いに対応した時に、被検
出物を本物であると判断し、パンチ孔を被検出物の両側
部などの複数列の走査領域に形成するため、ある程度の
大きさの孔を可及的多数あけることができるようにな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図1ないし図12を参照して説明する。図1に示され
る被検出物の一例としてのプリペイドカード10は、図
10に示すカード処理装置50内において図示中の矢印
Fに沿って走査されて真正であるか否かが判定される。
真正であると判定された場合に使用状況に応じて残り度
数を記録されるとともにこの残り度数に応じてパンチ孔
14が穿孔されるようになっている。なお、前記矢印F
を以下走査方向という。
【0025】プリペイドカード10は、紙あるいは合成
樹脂等の非磁性材料を主体とするカード基材11を有し
ており、カード基材11の両側部11a,11bそれぞ
れに前記走査方向Fに沿って互いに平行な走査領域1
2,12が設定されている。カード基材11は、図8に
示すように非磁性材料を主体とする原反ロール18から
形成される。
【0026】この走査領域12,12は、カード10の
残り度数に応じた位置から始まる複数の度数対応領域1
2aをそれぞれ含んでいる。カード10が使用される
と、走査領域12,12は、その使用済みの領域の一部
(使用度数に応じた位置)にパンチ孔14が穿孔される
ようになっている。
【0027】走査領域12,12は、カード10の1度
数に対応しかつ前記走査方向Fに沿う方向に一定長さG
分の一度数対応域13を含んでいる。一度数対応域13
の長さGは、一度穿孔されたパンチ孔14がパンチかす
によって塞がれても、後述する使用前の走査データWが
再現されにくい長さとなっており、6mm以上とされる
のが望ましい。
【0028】前記度数対応領域12aは、前記走査方向
Fに沿って複数連続する一度数対応域13から構成され
ている。度数対応領域12aは、前記カード処理装置5
0によって真正なカード10が変造されたカードと誤認
されない数の一度数対応域13からなっており、3つ以
上の互いに連続する一度数対応域13から構成されるの
が望ましい。3つ以上の連続する一度数対応域13から
構成されることによって真正なカード10が変造された
カードと誤認されることがない。
【0029】なお、図示例において、度数対応領域12
aは3つの連続する一度数対応域13から構成されてお
り。このとき度数対応領域12aの走査方向Fに沿う方
向の長さHは18mm以上となっている。
【0030】また、前記走査領域12,12の一度数対
応域13は、一度数が対応する残り量または金額より小
さな範囲内で残り度数に関するデータのみを書き替えら
れて変造されたとしても、一度数が対応する通話料また
は金額が変造に見合わない程度に小さくされるのが望ま
しい。
【0031】例えば、一般に高額なプリペイドカード1
0の一例として1万円券を考えると、一枚のカード10
にパンチ孔14を最大20または21箇所に穿孔して、
一度数が対応する金額が例えば500円などの小額なも
のにするとよい。このように、孔1つ分の変造によって
得られる額面を減らし、コスト的およびリスク的に変造
が見合わなくするのが望ましい。
【0032】なお、図2に示すようにパンチ孔14を最
大20箇所に穿孔する際にはカードの残高が9500円
未満となった時点で最初のパンチ孔14aを穿孔し、図
4に示すようにパンチ孔14を21箇所に穿孔する際に
はカードの残高が1万円未満となった時点で最初のパン
チ孔14aを穿孔する。図2においては、両走査領域1
2,12におのおのパンチ孔14を最大10箇所づつ穿
孔するようになっており、図4においては、一方の走査
領域12に最大10箇所に穿孔するとともに他方の走査
領域12に最大11箇所に穿孔するようになっている。
【0033】また、5千円券の場合には、図5に示すよ
うにパンチ孔14を合計11箇所に穿孔して一度数が対
応する金額を500円としてもよいし、図6に示すよう
にパンチ孔14を最大21箇所に穿孔して一度数が対応
する金額を250円としても良い。
【0034】また、図1(B)から(D)に例示するよ
うに、パンチ孔14は、プリペイドカード10が使われ
た時の使用ずみの走査領域12,12の一部でかつ使用
度数に応じた位置の一度数対応域13に、一つ以上穿孔
されるようになっている。パンチ孔14の形状は円形が
一般的であるが、多角形などの非円形でもよい。また、
パンチ孔14は前記走査方向Fに沿って、前述した複数
箇所に穿孔されるようになっている。
【0035】パンチ孔14は、前述したように一度穿孔
されたパンチ孔14が任意のパンチかすによって塞がれ
た場合にも、使用前の走査データが再現されにくく、か
つ変造を確実に見破れる大きさとなっている。
【0036】例えば、図7に示すように長さL分の走査
領域12を走査して得られる図8に示すカード固有の波
形W(走査データ)が、ランダムな振幅と波長などを有
しているため、後述するデータ登録部16に記録された
データと照合する際に、開口の大きなパンチ孔14を穿
孔することによって、変造後の波形と使用前の波形との
差を大きくし、カード10の変造を容易に見破れるよう
になっているためである。
【0037】図7に示すように、例えば、比較的小さな
径dのパンチ孔14bには図8に示すように比較的小さ
な波W1が一つのみ対応するだけであるが、比較的大き
な径Dのパンチ孔14cの場合には前記比較的小さな波
W1と比較的大きな波W2とが対応することとなる。
【0038】このため、たとえ一度穿孔されたパンチ孔
14を任意のパンチかすによって塞いで変造したとして
も、径Dのパンチ孔14cの方が径dのパンチ孔14b
よりも使用前の走査データWが再現されにくくなる。
【0039】また、前記パンチ孔14の開口が大きけれ
ば大きいほどカード10の変造をより容易に見破れるこ
ととなるが、パンチ孔14の開口が大きいとカード処理
装置50の後述する穿孔機構96などが大型化してこの
機構96を組み込みにくくなりかつカード処理装置50
の消費電力が大きくなるとともに、パンチ孔14穿孔後
に曲げに弱くなるなどのカード10の機械的な強度の低
下や美観を損ねることとなる。このため、パンチ孔14
は、径が1.5mm〜3.0mmの範囲の丸孔とするの
が望ましい。
【0040】なお、パンチ孔14の径が2.0mmの場
合には、一度穿孔されたパンチ孔14を任意のパンチか
すによって塞いでも、変造後に、一つのパンチ孔14が
使用前のデータを再現できる確率は、この実施形態では
約1/5以下となる。このとき、前記度数対応領域12
aが3つの一度数対応域13によって構成されかつこの
一度数対応域13にそれぞれ径が2.0mmのパンチ孔
14が穿孔された場合には、この度数対応領域12が変
造された後に使用前のデータが再現される確率は、以下
に示す式1から0.8%以下となる。このように、穿孔
ずみのパンチ孔14をパンチかすによって塞いだ数に応
じて指数関数的に変造後のデータが使用前のデータを再
現しにくくなる。
【0041】 (0.2)3×100=0.8%・・・・・・式1 また、パンチ孔14は、図3に示すように、走査方向F
に長い長孔としてもよい。図3において、パンチ孔14
は互いに同じ径を有しかつ互いに一部が重なりあって連
通する2つの丸孔14dからなっている。この場合、孔
あけ用の刃は丸孔14d1つ分の大きさのもので間に合
うため、カード処理装置50の穿孔機構96が大型化せ
ずにかつ個数を増やす必要もないため、カード処理装置
50の単価を上昇させることがない。
【0042】走査領域12,12には、このカード10
に固有の信号を発生させるための手段の一例として、多
数の磁性素子15(図7に示す)がランダムに混入され
ている。この磁性素子15は、図7に示すようにカード
10の全面にわたってランダムに分布していてもよい。
【0043】磁性素子15の一例は、高分子材料からな
る素子本体に磁性金属粉を混入した繊維状の素子(磁性
ポリマー素子)である。磁性素子15の材料としては、
例えばパーマロイ,センダスト,Co系アモルファス,
ソフトフェライトなどのように磁気的に軟質な高透磁率
磁性材料が適している。
【0044】なお、磁性素子15としては前記磁性金属
からなる金属ワイヤ(細線)が使われてもよいし、前記
高透磁率磁性材料を含んだインキによりランダムなパタ
ーンを印刷してもよい。走査領域12,12の他の例と
して、ホログラム等のように光学的に検出可能な記録媒
体によってランダムな固有信号を発生可能としたもので
もよい。
【0045】前記走査領域12、12内にランダムに混
入された磁性素子15は、カード処理装置50の後述す
る磁気センサ60によって透磁率を検出されて、図8に
示すようにカード固有の波形W(走査データ)を生じさ
せるようになっている。なお、図8においては、前記走
査方向Fに沿う方向に長さLを有する走査領域12の出
力波形を示している。
【0046】図1などに示すように、前記カード10の
前記走査領域12,12間にデータ登録部16が設けら
れている。このデータ登録部16には、カード10の残
り度数に関する情報と、前記走査領域12,12を全域
走査して得られる走査データに関する情報とが暗号化し
て記録されている。
【0047】データ登録部16は磁気帯のように磁気的
に読取りおよび書込み可能な記録媒体が適しているが、
データの書き替えが可能なものであれば、光学的に読取
ることが可能な記録媒体が使用されてもよい。なお、カ
ード10の全面に磁気層が設けられている場合には、そ
の磁気層の一部分をデータ登録部16として利用するよ
うにしてもよい。
【0048】なお、図示例において、データ登録部16
は、記録密度が210bit/inchでかつ幅が3mmの磁気
帯17を互いに平行に8本設けている。データ登録部1
6には、図8に例示されるように走査領域12,12全
域中の磁性素子15の分布状態等に応じた固有の走査デ
ータWが、図4に例示されるカード処理装置50によっ
て所定のアルゴリズムに基いて暗号化されて記録される
ようになっている。
【0049】前述した構成によって、プリペイドカード
10は、前記走査領域12,12の一度数対応域13の
長さGが6mmでかつ、度数対応領域12aが連続する
3つの一度数対応域13からなるとともに、パンチ孔1
4を最大20箇所に穿孔する場合には、図2に示すよう
に前記走査方向Fに沿う方向の長さTが両端の余白を含
めて78mmとなる。
【0050】また、走査領域12,12全域の走査デー
タをデータ登録部16に記録するため、前述したように
データ記録部16に記録密度が210bit/inchでかつ幅
が3mmの磁気帯17を8本設けると、プリペイドカー
ド10の幅Uは、センサ検出領域を含めて42mmとな
る。
【0051】次に、長さ78mmでかつ幅42mmのプ
リペイドカード10の製品単価を、JIS規格に基く大
きさに形成されかつ走査領域を有していない従来のプリ
ペイドカード(以下JIS規格品と呼ぶ)の製品単価と
比較する。
【0052】JIS規格品の長さは86mmであるた
め、カードの長さを互いに比較するとプリペイドカード
10は、以下に示す式2からJIS規格品に対して9.
3%長さが短縮される。 ((86−78)/86)×100=9.3%・・・・・・式2 また、図9に示すように、カードが形成される原反ロー
ル18の幅が2mの場合においては、この原反ロール1
8からの打ち抜き型間隔を5mm以上必要であることを
考慮にいれると、原反ロール18の幅方向にJIS規格
品が33個とれるのに対して、プリペイドカード10は
42個とれることとなる。
【0053】このため、カードの幅を互いに比較すると
プリペイドカード10は、以下に示す式3からJIS規
格品に対して27.2%幅が短縮される。 ((42−33)/33)×100=27.2%・・・・・・式3 次に、カードの大きさを比較すると、プリペイドカード
10は、以下に示す式4からJIS規格品の66%の大
きさとなる。 (1−(9.3/100 ))×(1−(27.2/100))×100=66%・・・・式4 したがって、図9に示す原反ロール18がJIS規格品
に用いられるものと比較して約1.5倍のコスト高とな
っても、カード10はその両側部11a,11bにパン
チ孔14を穿孔することなどによって、カード10自体
を小型化することが可能となるので、製品単価の高騰を
抑制することが可能となる。
【0054】カード処理装置50の一例は、図10に示
すように、ハウジング55と移送機構56を備えてい
る。移送機構56は、ベルトやローラ等を用いた移送用
部材57により、カード10を所定速度で図中の矢印F
方向に移動させて走査するようになっている。
【0055】カード10の移動経路の途中に、走査手段
としての磁気センサ60が設けられている。この磁気セ
ンサ60は、第1のMR素子61と第2のMR素子62
をカード10の移動方向に並べるとともに、MR素子6
1,62の背後にマグネット63を配置したものであっ
て、走査領域12,12の透磁率変化を検出できるよう
になっている。
【0056】これらのMR素子61,62は互いに電気
的に接続されており、しかも各MR素子61,62に、
マグネット63による同じ強さの磁界が及ぶようになっ
ている。第1のMR素子61は下記コントローラ80に
接続されている。第2のMR素子62は直流電源回路7
5に接続されている。この場合、走査領域12が走査方
向Fに移動し、MR素子61,62の近傍を走査領域1
2が通ると、走査領域12に含まれている磁性素子の量
や磁性素子の重なり具合などに応じて、各MR素子6
1,62を通る磁束が経時的に変化するとともに、MR
素子61,62の抵抗値R1 ,R2 に差が出ることによ
り、図8に示すような固有のアナログ波形の出力電圧V
out が生じる。
【0057】このカード処理装置50は、マイクロコン
ピュータ等を用いたコントローラ80と、カード10の
データ登録部16に下記暗号コードを記録するためのコ
ード書込み部81と、データ登録部16に記録されたコ
ードを読取るための読取り手段としてのコード読取り部
82などを備えている。コード書込み部81と読取り部
82は、読取り/書込み用の回路83に接続されてい
る。コントローラ80は、A/D変換器90や判定手段
としての比較器91および暗号コード変換器92などを
含んでいる。コントローラ80に表示器95が接続され
ている。また、カード10の走査領域12にパンチ孔1
4を穿孔するための穿孔手段としての穿孔機構96が設
けられている。
【0058】次に、前記プリペイドカード10とカード
処理装置50の作用などについて説明する。図11はプ
リペイドカード10を発行する際のプロセスの一例を示
している。カード製造ステップS1において、合成樹脂
あるいは紙等の非磁性材料からなる原反ロール18から
カード基材11を製造する。この際、データ登録部16
として使われる磁気層と、走査領域12,12に使われ
る磁性素子混入層がカード基材11に設けられる。
【0059】そして走査ステップS2において、前述の
カード処理装置50によって走査領域12,12全域を
磁気的に走査する。そして、全走査領域12,12を走
査して得られた走査データと、カード10の額面度数
(使用可能な最大度数)をコード変換器92によって特
定のアルゴリズムに基いて暗号化し、書込みステップS
3において、コード書込み部81によってデータ登録部
16に例えばデジタル値で記録する。
【0060】図12は前記プリペイドカード10の使用
時のプロセスの一例を示している。すなわちこのカード
10が使用される際には、カード10のデータ登録部1
6に記録されている残り度数をカード処理装置50によ
って読取り、かつ走査領域12を磁気センサ60によっ
て走査し、全走査領域12のうち残り度数に応じた位置
から始まる所定長さ分の領域(度数対応領域)12aの
走査データに関する情報を得るとともに、データ登録部
16の記録内容を読取る。例えば新品のカードを初めて
使う時には、図1(B)に示すように一方の走査領域1
2の先頭位置から始まる一定長さ分の領域12aの走査
データに関する情報を得る。
【0061】そして判別ステップS10において、前記
走査データに関する情報とデータ登録部16の記録内容
が比較器91によって比較され、両者が対応した時に、
このカード10が本物であると判断し、カード10の使
用を許可する。前記走査データとデータ登録部16の記
録内容が対応しない時には偽物と判断し、図示しない警
報手段によって警報を発するとともに、それ以降の機能
を停止させてカード10が使用できないようにする。
【0062】判別ステップS10においてカード10が
本物であると判断された場合、使用可能となったカード
10を使用すると、その使用状況に応じて使用度数がカ
ウントされてゆき、新たな残り度数が逐次算出される。
そしてカード使用後に、例えば図1(C)及び図1
(D)に示されるように、使用ずみの走査領域12,1
2の一部(使用度数に応じた位置)に、パンチ孔14が
穿孔される。
【0063】なお、プリペイドカード10は、カード発
行時に走査領域12,12の全域を走査することによっ
て得た走査データをデータ登録部16に一括して記録
し、カード発行後はデータの再登録を行わないようにな
っている。
【0064】このカード10は、使用ずみの走査領域1
2の一部にパンチ孔14を穿孔するため、不正に使用す
る目的で未使用のカードのデータ登録部16の内容を他
の記録媒体に記録しておき、カード使用後に再びデータ
登録部に転写(デッドコピー)したとしても、カードの
使用前と使用後とで走査領域12の状態(磁性素子の分
布状況等)が異なるようになる。その場合、判別ステッ
プS10において走査領域12を走査した時に得られる
走査データとデータ登録部16の記録内容とが対応しな
くなる。したがって、デッドコピーによる変造カードの
不正使用を防止できる。
【0065】また、データ登録部16を暗号化するため
のアルゴリズムを知った者が、カード10を不正に使用
する目的でデータ登録部16の残り度数を書き替えたと
しても、このカード10は残り度数が減少するたびに残
り度数に応じて走査領域12の度数対応領域12aが移
動してゆくため、判別ステップS10において走査領域
12を走査した時に得られる走査データとデータ登録部
16の内容とが互いに対応しなくなる。したがって、残
り度数が不正に書き替えられたことを見破ることができ
る。
【0066】また、カード発行後は走査データの再登録
を行わないようにしているため、走査領域12,12に
関する情報をバーコードのように書き替え不可能な記録
媒体によってデータ登録部16に記録することができ
る。
【0067】さらに、一度数対応域13の長さGを6m
m以上としかつ度数対応領域12aを連続する3つ以上
の一度数対応域13から構成した場合には、より確実に
変造されたカードを見破れるとともに真正なカードを変
造されたカードと誤認することがない。
【0068】一度数対応域13の長さGを6mmとし、
かつ度数対応領域12aを3つの一度数対応域13から
構成した場合には、パンチ孔14を最大20または21
箇所などの多数箇所に穿孔可能としても、カード10の
両側部11a,11bに穿孔することなどによってカー
ド10の小型化が可能となる。なお、パンチ孔14を最
大20箇所に穿孔可能とした場合には、カード10の大
きさがJIS規格品の66%となる。このため、磁性素
子15ランダムに混入した走査領域12,12を有して
いても、製品単価の高騰を抑制することが可能となる。
【0069】また、最大20箇所または21箇所などに
多数箇所にパンチ孔14を穿孔できるため、一度数が対
応する金額の範囲内での残高額を書き替える変造を費用
的に見合わなくして、カード10の変造を防止すること
ができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によると、より
多くのパンチ孔を穿孔することができるため、被検出物
の小型化が可能となって製品単価を抑制することができ
る。また、孔数を多くできるため1つの孔に対応する金
額などが小さくなり、孔を埋めかつ残高金額などを書き
替えて行う変造が変造を試みる者にとって費用的に見合
わないものとなり、変造を抑制することができる。
【0071】また、被検出物1つ当りにあけることので
きる孔数を多くとれるだけでなく、孔径もある程度大き
くとれるため、孔をあけることによる信号波形をより大
きく変化させることができる。このためデータ登録部に
記録されている残り度数に関する情報を不正に書き替え
たとしても、使用時にデータ登録部の記録内容と走査デ
ータがより対応しにくくなるため被検出物が変造された
ものであることを見破りやすくなり、不正な使用を防止
できる。
【0072】さらに、使用後は走査領域の一部にパンチ
孔を穿孔するため、このパンチ孔を単に塞いだとして
も、使用前の走査データを再現することができなくな
り、デッドコピーによる被検出物の変造も防止できる。
【0073】請求項2に記載の本発明によると、請求項
1の効果に加え、残り度数のうち1度数に対応する一度
数対応域が一定長さを有しているので、変造された被検
出物をより確実に見破ることができ、不正な使用を防止
できる。さらに、度数対応領域が複数連続する前記一度
数対応域からなるため、真正な被検出物を変造された被
検出物と誤認することがない。
【0074】請求項3に記載の本発明によると、すでに
穿孔されたパンチ孔を単に塞いだとしても使用前のデー
タが再現されないため、より確実に変造された被検出物
を見破ることができるとともに、被検出物の曲げなどに
対する機械的な強度の低下を防ぎかつ美観にも悪影響を
及ぼすことがない。
【0075】請求項4に記載の本発明のような長孔を採
用すれば、一つのパンチ孔の開口面積を大きくすること
ができるため、すでに穿孔されたパンチ孔を塞いでも、
より一層確実に変造された被検出物を見破ることができ
るし、穿孔機構の大型化や消費電力の増大を防ぐことが
できる。
【0076】請求項5に記載の本発明によると、被検出
物の残り度数に応じて複数列の走査領域を走査して得ら
れる走査データに関する情報とデータ登録部の内容とが
互いに対応した時に、被検出物が本物であると判断す
る。また、使用後は複数列の走査領域の一部にパンチ孔
を穿孔する。したがって、一定の額面に対してより多く
の孔をあけることができ、孔の大きさを小さくする必要
もなく、変造された被検出物を見破ることがさらに容易
となる。また、パンチ孔を単に塞いだとしても、使用前
の走査データを再現することが困難となり、デッドコピ
ーによる変造も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すプリペイドカードを
使用順に示す平面図。
【図2】図1に示されたプリペイドカードの使用後の状
態を示す平面図。
【図3】図1に示されたプリペイドカードのパンチ孔の
変形例を示す平面図。
【図4】図1に示されたプリペイドカードの一例である
1万円券を示す平面図。
【図5】図1に示されたプリペイドカードの一例である
5千円券を示す平面図。
【図6】図1に示されたプリペイドカードの一例である
5千円券を示す平面図。
【図7】図1に示されたプリペイドカードの磁性素子混
入状態の一例を示す平面図。
【図8】図7に示されたプリペイドカードの走査データ
の一例を示す図。
【図9】プリペイドカードの原反ロールを示す斜視図。
【図10】図1に示されたプリペイドカードを処理する
処理装置を一部断面で示す側面図。
【図11】図1に示されたプリペイドカードを発行する
際の処理のステップを示すフローチャート。
【図12】図1に示されたプリペイドカードを使用する
際の処理のステップを示すフローチャート。
【符号の説明】
10…プリペイドカード(被検出物) 12…走査領域 12a…度数対応領域 13…一度数対応域 14…パンチ孔 16…データ登録部 F…走査方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固有の信号を発生可能な走査領域とこの走
    査領域に関する情報と残り度数に関する情報を記録する
    ためのデータ登録部とを有し、 前記走査領域中には残り度数に応じて互いに異なる位置
    から始まる複数の度数対応領域が含まれており、 前記データ登録部には前記走査領域を走査することによ
    って得た走査データに関する情報が記録されており、 前記走査領域の度数対応領域を走査することによって得
    た走査データに関する情報と前記データ登録部の内容と
    が互いに対応した時に本物であると判断されるととも
    に、使用状況に応じて前記走査領域にパンチ孔が穿孔さ
    れる被検出物であって、 前記走査領域がこの被検出物を走査する方向に沿って互
    いに平行に複数列に設定され、前記パンチ孔が残り度数
    に応じて前記複数列の走査領域に穿孔されることを特徴
    とする被検出物。
  2. 【請求項2】前記走査領域には、1度数に対応する一定
    長さ分の一度数対応域がこの被検出物を走査する方向に
    設けられているとともに、 前記度数対応領域が、前記走査方向に沿って複数連続す
    る前記一度数対応域からなることを特徴とする請求項1
    記載の被検出物。
  3. 【請求項3】前記パンチ孔は、径が1.5mm〜3.0
    mmの範囲の丸孔であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の被検出物。
  4. 【請求項4】前記パンチ孔が、この被検出物を走査する
    方向に長い長孔であることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の被検出物。
  5. 【請求項5】固有の信号を発生可能な複数列の走査領域
    とこれら走査領域に関する情報及び残り度数に関する情
    報を記録するためのデータ登録部とを有する被検出物、
    の処理方法であって、 前記被検出物に記録されている残り度数に関するデータ
    を読取る読取り、 前記走査領域のうちの残り度数に対応した位置から始ま
    る度数対応領域を走査することによってこの走査データ
    に関する情報を得るとともに、 前記走査データに関する情報と前記データ登録部の内容
    とが互いに対応した時にこの被検出物が本物であると判
    断し、かつ、残り度数に応じて前記複数列の走査領域の
    一部にパンチ孔を穿孔することを特徴とする処理方法。
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