JPH1166669A - コンピュータウイルス自動検出装置 - Google Patents

コンピュータウイルス自動検出装置

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JPH1166669A
JPH1166669A JP9227502A JP22750297A JPH1166669A JP H1166669 A JPH1166669 A JP H1166669A JP 9227502 A JP9227502 A JP 9227502A JP 22750297 A JP22750297 A JP 22750297A JP H1166669 A JPH1166669 A JP H1166669A
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JP
Japan
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recording medium
flexible disk
storage device
disk
computer virus
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Application number
JP9227502A
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English (en)
Inventor
Makoto Minami
誠 南
Tomoaki Ito
智章 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RINKU CONCEPT KK
Orient Instrument Computer Co Ltd
Original Assignee
RINKU CONCEPT KK
Orient Instrument Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by RINKU CONCEPT KK, Orient Instrument Computer Co Ltd filed Critical RINKU CONCEPT KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 コンピュータウイルス自動検出装置は、
ディスクドライブ装置13と、中央処理装置16、複数
のワクチンプログラムを格納した第1記憶装置17、及
びそれらをロードして実行するための第2記憶装置18
からなる制御装置12と、ホッパ3からフレキシブルデ
ィスクを取り出してディスクドライブ装置に装填するロ
ーダ14と、検査したフレキシブルディスクを排出させ
るアンローダとを備える。制御装置は、第1記憶装置に
フレキシブルディスクの情報を一時的に読み込み、これ
にアクセスしてワクチンプログラムを実行した後、アン
ローダを制御してフレキシブルディスクを検査結果に応
じて異なる位置に排出させ、かつローダを制御してホッ
パから次のフレキシブルディスクを装填して検査作業を
繰り返す。 【効果】 多数のフレキシブルディスクを一度の作業で
連続的かつ自動的に処理してコンピュータウイルス感染
の有無を短時間で検査し、かつ正常・異常に仕分けでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂コンピュータ
ウイルスの侵入からコンピュータを保護するための技術
に関し、特に多数のフレキシブルディスク、光磁気ディ
スク、ミニディスク、その他の外部記録媒体を効率的に
処理してコンピュータウイルスの感染を検出するための
自動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータのソフトウエアに侵
入して記憶されているプログラムやデータを破壊するコ
ンピュータウイルスと呼ばれるプログラムの感染が大き
な問題となっている。この問題に対応するために、コン
ピュータウイルスの感染の有無を検査し、かつ/又は除
去するコンピュータワクチンと呼ばれるプログラムが広
く使用されている。コンピュータウイルスの感染経路
は、フレキシブルディスクのような外部記録媒体による
ものが最も多いと考えられている。
【0003】また、ワクチンプログラムは特定のコンピ
ュータウイルスに対して開発されるため、新たなコンピ
ュータウイルスが出現すると、これに対抗し得る新たな
ワクチンプログラムが必要になる。従って、コンピュー
タウイルスの感染をより確実に防止するためには、常に
複数の、好適には少なくとも3つ以上のワクチンプログ
ラムを使用することが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にフレキシブルデ
ィスクの検査は、オペレータが、ワクチンプログラムを
インストールしたコンピュータのディスクドライブに手
でフレキシブルディスクを挿入し、ワクチンプログラム
を実行することにより行う。このため、多数のフレキシ
ブルディスクを検査する場合には、検査を終えたフレキ
シブルディスクをディスクドライブから取り出し、次の
フレキシブルディスクを入れ替える作業を繰り返し行う
必要がある。しかも、実際には複数の異なるワクチンプ
ログラムを実行することから、取り扱うデータ量の増加
に伴って検査すべきフレキシブルディスクが増えれば増
えるほど、多大な人的労力と時間とを要し、しかもその
作業中オペレータは他の仕事をできないという不都合が
ある。
【0005】そこで本発明は、上述した従来の問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、多数のフレキ
シブルディスク等の外部記録媒体についてコンピュータ
ウイルスの感染を検査し、かつ/又は必要な場合にはこ
れを除去する作業を自動的にかつ確実に行うことがで
き、これに要するオペレータの労力及び時間を大幅に短
縮して、作業の効率化・省力化を図ることができ、コン
ピュータウイルスに対するコンピュータソフトウエアの
安全性確保と事務作業の生産性向上とを実現する装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。本発明のコンピュータ
ウイルス自動検出装置は、記録媒体を駆動する駆動装置
と、該駆動装置に装填された記録媒体の情報を一時的に
記憶するための第1記憶装置と、複数の異なるワクチン
プログラムをロードするための第2記憶装置と、各ワク
チンプログラムを順次実行して、第1記憶装置に記憶さ
せた記録媒体の情報を検査する中央処理装置(CPU)
と、多数の未検査の記録媒体を収容するためのホッパ
と、該ホッパから記録媒体を1個ずつ取り出して前記駆
動装置に装填するローディング装置と、該駆動装置から
検査済みの記録媒体を排出させるアンローディング装置
とからなり、前記アンローディング装置が、前記駆動装
置から前記記録媒体をその検査結果に応じて選択的に異
なる位置に排出するように制御され、前記ローディング
装置が、前記アンローディング装置の記録媒体を排出す
る動作に応じて次の記録媒体を前記駆動装置に装填する
ように制御されることを特徴とする。
【0007】従って、本発明によれば、全てのワクチン
プログラムを第2記憶装置にロードし、駆動装置に装填
した記録媒体から第1記憶装置に転送した情報にアクセ
スして、各ワクチンプログラムを順次実行することによ
り、該記録媒体がコンピュータウイルスに感染している
かどうかを高速で検査することができ、その検査結果に
よりアンローディング装置の排出動作が制御され、かつ
連続的に次の記録媒体が装填されて検査作業が繰り返し
実行されるので、検査後の排出位置により多数の記録媒
体を正常なものと異常なものとに自動的に仕分けること
ができる。
【0008】好適には、前記ワクチンプログラムが第1
記憶装置に予め搭載され、これを第2記憶装置に転送し
て実行することができる。第1記憶装置は書込み可能な
メモリであるから、将来のワクチンプログラムの修正、
変更、バージョンアップなどに容易に対応することがで
き、また検査作業を行う毎に外部装置から転送する必要
が無い。
【0009】前記駆動装置が、ホッパから記録媒体を装
填して検査する上方位置と検査後の記録媒体を排出する
下方位置との間で上下に傾動可能であり、かつ前記アン
ローディング装置が、記録媒体の検査結果に応じてその
排出方向を選択的に変更するダンパを有すると、記録媒
体を容易に仕分けすることができるので、好都合であ
る。
【0010】また本発明によれば、検査結果が正常であ
る場合に駆動装置から排出される記録媒体を収容するた
めのスタッカを更に有すると、検査済みの記録媒体の仕
分け及び取扱いが簡単になるので、好都合である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、フレキシブルディスクを
検査するための本発明によるコンピュータウイルス自動
検出装置の好適な実施例を示している。概ね四角い箱形
の本体1は、その内部に後述するフレキシブルディスク
装置、ローダ、アンローダ、及びこれらの動作を制御す
る制御装置を備える。本体1の上面には、ホッパ取付口
2が開設され、かつ該ホッパ取付口には、多数の未検査
のフレキシブルディスクを収容するための細長い角形筒
状のホッパ3が取外可能に装着されている。
【0012】本体1の正面には、その略中央に横長のデ
ィスク排出口4が、検査で正常と判断されたフレキシブ
ルディスクを排出するために開口している。排出される
検査済みフレキシブルディスクを収容するためのスタッ
カ5が、その上部開口がディスク排出口4の直ぐ下側に
位置するように、取付ステー6を介して取外可能に装着
されている。本実施例のスタッカ5はホッパ3と同一の
ものであり、互いに交換して用いることができる。
【0013】更に図2に示すように、本体1の正面に
は、検査で異常と判断されたフレキシブルディスクを収
容するための空室7が、ディスク排出口4の下側に開設
されている。この空室は、通常スタッカ5の裏側に位置
するが、ヒンジ8を介して本体1に固定された取付ステ
ー6を回転させることにより開閉することができる。ま
た、本体1の正面上部には、多数の押しボタンからなる
操作パネル9、液晶表示パネル10、及び動作状態を示
す複数の表示ランプ11が配設されている。
【0014】図3に示すように、本体1内部に設けられ
た制御装置12には、フレキシブルディスク装置13、
ローダ14、アンローダ15、操作パネル9、液晶表示
パネル10などの各構成要素が接続され、これらの動作
を制御している。前記制御装置は、中央処理装置16
と、これに接続された第1及び第2記憶装置17、18
とを備える。
【0015】第1記憶装置17には、制御装置全体の動
作を制御するOS、即ちオペレーティングシステムと、
本実施例では3つの異なるワクチンプログラムとが予め
搭載されている。第1記憶装置17は、例えば不揮発性
のRAMディスク(読取り書込み記憶装置)が用いら
れ、ワクチンプログラムのバージョンアップなどに対応
して容易に書き換えることができる。更に前記第1記憶
装置は、検査しようとするフレキシブルディスクの情報
を転送して一時的に記憶するために使用される。第2記
憶装置18は、前記第1記憶装置からOS及び全ワクチ
ンプログラムをロードして実行するためのメモリで、例
えば同様に情報の書き換えが自由で書込み読出し時間が
速いRAMを用いることができる。
【0016】図4は、ホッパ3からフレキシブルディス
クを1個ずつ取り出してフレキシブルディスク装置13
に装填するローダ14の構造及び動作を示している。フ
レキシブルディスク装置13は、一般に使用されている
従来構造のもので、その前面にディスク出入口19とイ
ジェクトボタン20とを有し、本体内部に水平に保持さ
れている。ホッパ3は、その下端に1個のフレキシブル
ディスクが通過し得る大きさのスリット21が形成され
ており、このスリットの位置及び高さを前記フレキシブ
ルディスク装置のディスク出入口19に整合させて配置
される。
【0017】ローダ14は、フレキシブルディスク装置
13及びホッパ3の一方の側部に沿ってその下側を水平
に延長するガイドバー22と、該ガイドバー上を摺動自
在なスライダ23とを備える。スライダ23は、その前
端にコ字形をなすディスク送出アーム24を有する。ホ
ッパ3の底面には、その下側を移動する前記ディスク送
出アームの上端が通過し得る隙間25が全長に亘って形
成されている。更にホッパ3には、隙間25に連続する
スリット26がスリット21と反対側に形成され、図4
に想像線で示すように、スライダ23をガイドバー22
の前端に配置したとき、ディスク送出アーム先端の爪2
7がスリット26の直ぐ背後に位置するようになってい
る。
【0018】ガイドバー22の下側にはステッピングモ
ータ28が配置され、その回転軸29に固定された回転
アーム30の先端が、コネクティングロッド31を介し
てスライダ23の後端部に連結している。従って、ステ
ッピングモータ28を作動させて回転アーム30を、図
4に実線で示す位置から矢印の向きに180°だけ回転
させると、スライダ23は、同じく実線で示すガイドバ
ー22の後端位置から想像線で示す前端位置まで移動し
て停止する。
【0019】この状態において、回転アーム30を更に
180°回転させると、スライダ23は、ガイドバー2
2の前記前端位置から元の後端位置まで移動して停止す
る。このとき、ディスク送出アーム24が、多数のフレ
キシブルディスクを積み重ねたホッパ3内の一番下に位
置するフレキシブルディスク32の後端に爪27を係合
させ、該フレキシブルディスクを前方へ押し出す。スリ
ット21を通過したフレキシブルディスク32は、ピン
チローラ33により高さを調整しながら、前記フレキシ
ブルディスク装置のディスク出入口19に挿入される。
【0020】この後、後述するフレキシブルディスクの
検査が行われる。前記検査が終了すると、フレキシブル
ディスク装置13に装填したフレキシブルディスクを排
出するため、及びホッパ3内の次のフレキシブルディス
クを装填する準備のために、再びステッピングモータ2
8を作動させて、スライダ23を前記後端位置から前端
位置まで移動させる。前記フレキシブルディスク装置の
直ぐ前方には、イジェクトボタン操作用のレバー34が
揺動自在に枢支されている。スライダ23の前端には上
向きの突部35が、レバー34の下端に係合し得るよう
に形設されている。
【0021】スライダ23が前記後端位置から前方に移
動するに連れて、突部35がレバー34下端に係合して
これを図面において時計回りに回転させ、その上端がイ
ジェクトボタン20に当接してこれを押し込む。イジェ
クトボタン20が十分に押し込まれると、フレキシブル
ディスク装置13の中からフレキシブルディスクがポッ
プアップ式に飛び出す。レバー34は、この位置まで回
転すると突部35との係合が解除され、自由に揺動可能
な状態に戻る。
【0022】尚、スライダ23が前記前端位置から後端
位置まで戻る際には、レバー34が反時計回りに回転可
能なので、突部35が妨げとなることはない。また、別
の実施例では、上述したレバー34を用いた機械的な構
成に代えて、例えば電磁的に作動するアクチュエータな
どによりイジェクトボタン20を操作してフレキシブル
ディスクを排出することも可能であり、そのような機構
は当業者であれば容易に想到することができる。
【0023】図5に示すように、フレキシブルディスク
装置13は、その後端部において枢軸36により上下に
傾動可能に支持されている。アンローダ15は、上述し
たようにフレキシブルディスク37がディスク出入口1
9から飛び出した後にスライダ23が更に前進すると、
フレキシブルディスク装置13を図4の水平位置から図
5の傾斜位置まで下向きに回転させるように作動する。
これは、例えば、フレキシブルディスク装置13の前部
を係合解除可能に支持する手段を、前記スライダの移動
に合わせて駆動して係合解除させることにより行うこと
ができる。
【0024】フレキシブルディスク装置13が前記傾斜
位置まで下がると、ディスク出入口19の直ぐ下側に
は、ディスク排出口4まで延長する薄い傾斜板からなる
ダンパ38が配置されている。従って、フレキシブルデ
ィスク37は、ディスク出入口19からダンパ38上に
落下し、かつその上を滑り落ちてディスク排出口4から
外部へ、ストッカ5の中に排出される。ストッカ5は、
その上端に左右1対のフラップ39を有し、排出された
フレキシブルディスクが左右にこぼれ落ちないようにし
ている。また、ダンパ38の下側は、異常フレキシブル
ディスクのための空室7に連通している。
【0025】ダンパ38は、水平軸40により一体に回
動可能に支持され、かつ該水平軸の端部には、L字形ア
ーム41が同じく一体回転するように固定されている。
アーム41の端部は、ロッド42を介してダンパ操作用
レバー43の上端に連結されている。枢軸44により揺
動可能に支持されたダンパ操作用レバー43の下端に
は、磁性材料からなる重り45が取り付けられ、該レバ
ーを概ね垂直に維持している。重り45の前方には、図
示しない電源に接続したソレノイド46が所定の離隔距
離をもって配置されている。
【0026】ソレノイド46を通電すると、重り45が
磁気吸引されて前記ソレノイドに当接するまで、レバー
43が図中矢印の向きに回転する。これにより、アーム
41が反時計回りに回転して、ダンパ38が上向きに、
その先端が図5に想像線で示すようにディスク出入口1
9より高くなる位置まで持ち上げられる。従って、ディ
スク出入口19から出てきたフレキシブルディスク37
は、ダンパ38によりディスク排出口4への通路が遮ら
れて排出方向が下向きに変更され、空室7内に落下す
る。
【0027】次に、上述した本実施例のコンピュータウ
イルス自動検出装置の動作要領について、図6を用いて
説明する。先ず電源を投入すると、制御装置12が作動
して第1記憶装置からOS及び全ワクチンプログラムを
第2記憶装置18にロードする。次に、検査すべきフレ
キシブルディスク(FD)をホッパ3に入れて、操作パ
ネル9の実行(Enter)キーを入力する。前記制御
装置は、ローダ14を上述したように作動させて、前記
ホッパの一番下のフレキシブルディスクをディスクドラ
イブ装置(FDD)13に装填する。
【0028】制御装置12は、フレキシブルディスクが
正しく前記ディスクドライブ装置に装填されているかど
うかを確認し、Yesの場合には、該フレキシブルディ
スクの全情報を読み出して第1記憶装置17に一時的に
書き込む。Noの場合には、「ディスクが正しくセット
されていない」又は「ディスクが無い」などの警告が液
晶表示パネル(LCD)10に表示され、かつ/又はブ
ザーなどの発信音が発せられて、オペレータに知らせ
る。
【0029】オペレータは、フレキシブルディスクが正
しく装填されていない場合には、これを前記ホッパに入
れ直して、再度実行キーを入力する。また、フレキシブ
ルディスクが無い場合には、フレキシブルディスクを前
記ホッパに入れて、同様に実行キーを入力する。
【0030】Yesの場合にフレキシブルディスクの情
報が第1記憶装置17に読み込まれると、制御装置12
は、前記第2記憶装置にロードされている3つのワクチ
ンプログラム1〜3を順次実行して、コンピュータウイ
ルス感染の有無を検査する。各ワクチンプログラムの実
行は、いずれの場合にも前記第1記憶装置に転送したデ
ータにアクセスして行うので、従来のようにフレキシブ
ルディスクに直接アクセスする場合に比して、データ読
取り時間が大幅に短縮され、従って非常に短時間で検査
を終了することができる。
【0031】前記制御装置は、各ワクチンプログラムを
実行する毎に検査結果を判断し、コンピュータウイルス
が発見されなければ、正常と判断して次のワクチンプロ
グラムを実行する。そして、最後のプログラム3の検査
結果が正常であることを確認すると、アンローダ15を
上述したように作動させて、そのフレキシブルディスク
を前記ディスクドライブ装置から正常ディスク用ストッ
カであるストッカ5に排出する。
【0032】他方、いずれかのワクチンプログラムを実
行した結果、コンピュータウイルスが発見されると、前
記制御装置は、そのフレキシブルディスクを異常と判断
し、ソレノイド46を通電して異常ディスク用ストッカ
である空室7内に排出されるように、前記アンローダを
制御する。検査結果がいずれの場合でも、フレキシブル
ディスクがディスクドライブ装置から排出されると、制
御装置12は再び前記ローダを作動させて、ホッパ3か
ら次のフレキシブルディスクをディスクドライブ装置1
3に装填し、上記処理を自動的に繰り返し実行する。
【0033】前記ホッパ内の最後のフレキシブルディス
クについて処理が終了すると、液晶表示パネル10に
は、再び「ディスクがセットされていない」などの警告
が表示され、かつ/又はブザー音が発せられる。オペレ
ータは、全てのフレキシブルディスクの検査が終了した
のであれば、電源を切って作業を終了する。正常ディス
クは、ストッカ5ごと取り外すことができ、異常ディス
クは、取付ステー6を開いて空室7から取り出すことが
できる。
【0034】更に検査すべきフレキシブルディスクがあ
る場合には、それを前記ホッパに入れ、かつ実行キーを
押して作業を再開する。また、本実施例では、ホッパ3
とストッカ5とが同一構造であることから、検査済みデ
ィスクを収容したストッカを本体1から取り外した後、
空になったホッパをホッパ取付口2から取り外して取付
ステー6に装着し、新たに未検査のフレキシブルディス
クを収容した別のホッパを前記ホッパ取付口に装着し
て、作業を再開することもできる。
【0035】別の実施例では、作業を開始する際に予め
検査しようとするホッパ内のフレキシブルディスクの数
を操作パネル9から入力しておき、入力したディスク数
の検査が終了すると、制御装置が自動的に作業を終了す
るように設定することができる。その場合、作業の終了
は、その旨を液晶表示パネル10に表示し、かつ場合に
よってブザーなどの発信音により、オペレータに知らせ
る。また、別の実施例では、処理したフレキシブルディ
スクの数、正常ディスク数及び異常ディスク数などの検
査結果を前記液晶表示パネルに表示させることができ
る。更にスタッカ5に排出されたフレキシブルディスク
の数がその収容可能枚数に達すると、これを自動的に検
出して、新たなフレキシブルディスクの検査作業を中止
させることもできる。
【0036】更にまた別の実施例では、検査済みのフレ
キシブルディスクの表面に所定のマークを押印するマー
キング装置を本体1に組み込むことができる。この実施
例によれば、押印されたマークの有無及び/又は種類に
より、検査の完了又は未了、コンピュータウイルス感染
の有無などを一目瞭然に判別することができ、コンピュ
ータウイルスに感染したフレキシブルディスクを誤って
使用することが有効に防止され、便利である。
【0037】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、当業者に明らかなように、本発明は、その技術
的範囲内において上記実施例に様々な変形・変更を加え
て実施することができる。例えば、各ワクチンプログラ
ムは、第1記憶装置以外の書込み可能なROMに保存し
たり、ハードディスク、フレキシブルディスクなどの外
部記憶装置から検査作業毎に第2記憶装置にロードする
こともできる。また、上記実施例は、フレキシブルディ
スクを処理するための自動検出装置であるが、光磁気デ
ィスク、ミニディスク、その他の外部記録媒体を処理す
る場合にも、同様に適用できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。本発明の
コンピュータウイルス自動検出装置によれば、多数の記
録媒体が連続的に順次駆動装置に装填され、かつ該記録
媒体からその情報を第1記憶装置に転送して一時的に記
憶させ、これにアクセスして、第2記憶装置にロードし
た各ワクチンプログラムを順次実行することにより、従
来より高速で記録媒体を検査でき、かつこれをその検査
結果により自動的に正常又は異常に仕分けして異なる位
置に排出できるので、一度の簡単な処理作業で多数の記
録媒体についてコンピュータウイルス感染の有無を短時
間で検査でき、オペレータの労力が大幅に低減されるの
で、従来より検査精度が向上し、かつコンピュータウイ
ルスに対するコンピュータソフトウエアの安全性を確保
すると同時に、事務作業の効率化・生産性向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンピュータウイルス自動検出装
置の実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の本体の正面部分を示す部分拡大
図である。
【図3】図1の実施例の制御装置の構成を概略的に示す
ブロック図である。
【図4】ローディング装置の動作を示す部分拡大図であ
る。
【図5】アンローディング装置の動作を示す部分拡大図
である。
【図6】図1の実施例の動作要領を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 ホッパ取付口 3 ホッパ 4 ディスク排出口 5 スタッカ 6 取付ステー 7 空室 8 ヒンジ 9 操作パネル 10 液晶表示パネル 11 表示ランプ 12 制御装置 13 フレキシブルディスク装置 14 ローダ 15 アンローダ 16 中央処理装置 17、18 記憶装置 19 ディスク出入口 20 イジェクトボタン 21 スリット 22 ガイドバー 23 スライダ 24 ディスク送出アーム 25 隙間 26 スリット 27 爪 28 ステッピングモータ 29 回転軸 30 回転アーム 31 コネクティングロッド 32 フレキシブルディスク 33 ピンチローラ 34 レバー 35 突部 36 枢軸 37 フレキシブルディスク 38 ダンパ 39 フラップ 40 水平軸 41 L字形アーム 42 ロッド 43 ダンパ操作用レバー 44 枢軸 45 重り 46 ソレノイド
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 智章 大阪市城東区鴨野西4−2−3 ヒューマ ンズ京橋壱番館104号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を駆動する駆動装置と、前記駆
    動装置に装填された記録媒体の情報を一時的に記憶する
    ための第1記憶装置と、複数の異なるワクチンプログラ
    ムをロードするための第2記憶装置と、前記各ワクチン
    プログラムを順次実行して、前記第1記憶装置に記憶さ
    せた前記記録媒体の情報を検査する中央処理装置(CP
    U)と、多数の未検査の記録媒体を収容するためのホッ
    パと、前記ホッパから前記記録媒体を1個ずつ取り出し
    て前記駆動装置に装填するローディング装置と、前記駆
    動装置から検査済みの前記記録媒体を排出させるアンロ
    ーディング装置とからなり、前記アンローディング装置
    が、前記駆動装置から前記記録媒体をその検査結果に応
    じて選択的に異なる位置に排出するように制御され、前
    記ローディング装置が、前記アンローディング装置の記
    録媒体を排出する動作に応じて次の記録媒体を前記駆動
    装置に装填するように制御されることを特徴とするコン
    ピュータウイルス自動検出装置。
  2. 【請求項2】 前記各ワクチンプログラムが前記第1記
    憶装置に予め搭載されており、これを第2記憶装置に転
    送して実行するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のコンピュータウイルス自動検出装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置が、前記記録媒体を装填し
    て検査する上方位置と検査後の前記記録媒体を排出する
    下方位置との間で上下に傾動可能であり、かつ前記アン
    ローディング装置が、前記記録媒体の検査結果に応じて
    その排出方向を選択的に変更するダンパを有することを
    特徴とする請求項1又は2記載のコンピュータウイルス
    自動検出装置。
  4. 【請求項4】 前記検査結果が正常である場合に前記駆
    動装置から排出される前記記録媒体を収容するためのス
    タッカを更に有することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか記載のコンピュータウイルス自動検出装置。
JP9227502A 1997-08-08 1997-08-08 コンピュータウイルス自動検出装置 Pending JPH1166669A (ja)

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