JPH1166566A - 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法 - Google Patents

光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法

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JPH1166566A
JPH1166566A JP9229552A JP22955297A JPH1166566A JP H1166566 A JPH1166566 A JP H1166566A JP 9229552 A JP9229552 A JP 9229552A JP 22955297 A JP22955297 A JP 22955297A JP H1166566 A JPH1166566 A JP H1166566A
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英司 大上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直流レベルの異なる信号を正確に再生すること
ができる光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法を
提供すること。 【解決手段】光ディスク再生装置において、光ディスク
に対して光ビームを照射する照射手段と、光ディスクか
らの反射光を受光する受光手段と、この受光手段を介し
て得られた信号から所定の直流成分を除去する直流成分
除去手段(102)と、ヘッダ領域を再生する際、前記
直流成分除去手段にこのヘッダ領域に相当する信号の入
力が開始されてからこのヘッダ領域の同期コードに相当
する信号の入力が完了するまでに前記直流成分除去手段
のカットオフ周波数をこのヘッダ領域の再生に適した所
定周波数に切換える切換手段(110)とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクに記
録されたデータを再生する光ディスク再生装置及び光デ
ィスク再生方法に関する。特に、ヘッダ領域のデータ
(直流レベルの異なる信号)を再生する光ディスク再生
装置及び光ディスク再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量情報記憶媒体としてDVD
−ROM及びDVD−RAM等の光ディスクが注目をあ
びている。これら光ディスクは、例えば、ガラスあるい
はプラスチックス等で円形に形成された基板の表面に、
テルルあるいはビスマス等の金属被膜層がドーナツ型に
コーティングされることによって形成されている。
【0003】これら光ディスクには、例えば、図1に示
すように、同心円状又はスパイラル状のランド(凸部)
で形成された複数のランドトラックLT1〜LT3…、
及び同心円状又はスパイラル状のグルーブ(凹部)で形
成された複数のグルーブトラックGT1〜GT3…が設
けられている。
【0004】また、これらランドトラックLT1〜LT
3…には、ユーザデータが記録されるユーザデータ領域
を含むランドレコーディング領域LR1〜LR3…が設
けられている。同様に、グルーブトラックGT1〜GT
3…にも、ユーザデータ領域を含むグルーブレコーディ
ング領域GR1〜GR3…が設けられている。なお、こ
れらレコーディング領域の構成は、後に詳しく説明す
る。
【0005】ランドトラックLT1と、このランドトラ
ックLT1に隣接しこのランドトラックLT1より外周
側の図示しないグルーブトラックGTとの境界の延長線
上には、このランドトラックLT1におけるランドレコ
ーディング領域LR1のアドレスデータなどが記録され
るランドヘッダ領域LH1が配置される。このランドヘ
ッダ領域LH1は、ヘッダ部H1及びヘッダ部H2によ
り構成される。
【0006】グルーブトラックGT1と、このグルーブ
トラックGT1に隣接しこのグルーブトラックGT1よ
り外周側のランドトラックLT1との境界の延長線上に
は、このグルーブトラックGT1におけるグルーブレコ
ーディング領域GR1のアドレスデータなどが記録され
るグルーブヘッダ領域GH1が配置される。このヘッダ
領域GH1は、ヘッダ部H3及びヘッダ部H2により構
成される。
【0007】同様に、ランドトラックLT2とグルーブ
トラックGT1との境界の延長線上には、ランドレコー
ディング領域LR2のアドレスデータなどが記録される
ランドヘッダ領域LH2が配置される。グルーブトラッ
クGT2とランドトラックLT2との境界の延長線上に
は、グルーブレコーディング領域GR2のアドレスデー
タなどが記録されるグルーブヘッダ領域GH2が配置さ
れる。ランドトラックLT3とグルーブトラックGT2
との境界の延長線上には、ランドレコーディング領域L
R3のアドレスデータなどが記録されるランドヘッダ領
域LH3が配置される。グルーブトラックGT3とラン
ドトラックLT3との境界の延長線上には、グルーブレ
コーディング領域GR3のアドレスデータなどが記録さ
れるグルーブヘッダ領域GH3が配置される。
【0008】さらに、各ランドヘッダ領域LH1〜LH
4は光ディスクの半径方向に対して同位置に配置され、
各グルーブヘッダ領域GH1〜GH3も光ディスクの半
径方向に対して同位置に配置される。その上、ランドヘ
ッダ領域LH1〜LH4とグルーブヘッダ領域GH1〜
GH3とは、アドレスデータ領域長分トラック方向に対
してずれた位置に配置される。
【0009】このように配置されたランドヘッダ領域L
H、及びグルーブヘッダ領域GHに記録されれたデータ
は、ランドトラックRT又はグルーブトラックGTを走
査する光ビームにより再生される。この場合、再生信号
Sは、例えば、図2に示すような信号となる。この再生
信号Sには、ランドヘッダ領域LHから再生された再生
信号Saと、グルーブヘッダ領域GHから再生された再
生信号Sbとが含まれる。また、ランドヘッダ領域LH
とグルーブヘッダ領域GHとの位置関係から、再生信号
Saと再生信号Sbは、直流レベルの異なる信号とな
る。そのため、再生信号Sに対して、ハイパスフィルタ
によるフィルタリング処理が施され、再生信号Sから直
流成分が除去される。そして、フィルタリング処理され
た再生信号Sに対して、二値化処理が施されるようにな
っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】また、上記したフィル
タリング処理では、再生信号Sa及び再生信号Sb夫々
に合わせてカットオフ周波数を切換える必要がある。し
かも、このカットオフ周波数の切換えが高速になされな
いと、その後、正確な二値化処理ができなくなるおそれ
がある。ところが、単に、カットオフ周波数の切換えを
高速にしようとすると、再生信号が歪み、再生マージン
が削られてしまうおそれがあり、正確な再生を妨げるこ
とになりかねない。
【0011】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、ランドヘッダ領域及びグル
ーブヘッダ領域から得られる直流レベルの異なる信号を
正確に再生することができる光ディスク再生装置及び光
ディスク再生方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の光ディスク再生装置は、以
下のように構成されている。この発明の光ディスク再生
装置は、同心円状又はスパイラル状のランド及びグルー
ブで形成された複数のトラックを有し、これらトラック
の境界の延長線上にアドレスデータが記録されたヘッダ
領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデータに
係属するユーザデータが記録されたレコーディング領域
を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク再生
装置において、再生対象の光ディスクに対して、トラッ
ク方向に走査する光ビームを照射する照射手段と、この
照射手段から照射された光ビームの光ディスクからの反
射光を受光する受光手段と、この受光手段により受光さ
れた前記反射光に反映された光ディスクに記録されたデ
ータを再生するにあたり、この受光手段を介して得られ
た信号から所定の直流成分を除去する直流成分除去手段
と、前記ヘッダ領域を再生する際、前記直流成分除去手
段に対してこのヘッダ領域に相当する信号の入力が開始
されてから所定期間内に、この直流成分除去手段のカッ
トオフ周波数を所定の周波数に切換える切換手段とを備
えている。
【0013】この発明の光ディスク再生装置は、同心円
状又はスパイラル状のランド及びグルーブで形成された
複数のトラックを有し、これらトラックの境界の延長線
上に同期コードに続いてアドレスデータが記録されたヘ
ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
再生装置において、再生対象の光ディスクに対して、ト
ラック方向に走査する光ビームを照射する照射手段と、
この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
の反射光を受光する受光手段と、この受光手段により受
光された前記反射光に反映された光ディスクに記録され
たデータを再生するにあたり、この受光手段を介して得
られた信号から所定の直流成分を除去する直流成分除去
手段と、前記ヘッダ領域を再生する際、前記直流成分除
去手段に対してこのヘッダ領域に相当する信号の入力が
開始されてからこのヘッダ領域に設けられた同期コード
に相当する信号の入力が完了するまでに、前記直流成分
除去手段のカットオフ周波数を所定の周波数に切換える
切換手段とを備えている。
【0014】この発明の光ディスク再生装置は、同心円
状又はスパイラル状のランド及びグルーブで形成された
複数のトラックを有し、これらトラックの境界の延長線
上に同期コードに続いてアドレスデータが記録されたヘ
ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
再生装置において、再生対象の光ディスクに対して、ト
ラック方向に走査する光ビームを照射する照射手段と、
この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
の反射光を受光する受光手段と、この受光手段により受
光された前記反射光に反映された光ディスクに記録され
たデータを再生するにあたり、この受光手段を介して得
られた信号から所定の直流成分を除去する直流成分除去
手段と、前記ヘッダ領域を再生する際、前記直流成分除
去手段に対してこのヘッダ領域に相当する信号の入力が
開始されてからこのヘッダ領域に設けられた同期コード
に相当する信号の入力が完了するまでの間、前記直流成
分除去手段に対してこの直流成分除去手段のカットオフ
周波数をこのヘッダ領域の再生に適する周波数に切換え
るための切換信号を供給する切換信号供給手段とを備え
ている。
【0015】この発明の光ディスク再生装置は、同心円
状又はスパイラル状のランド及びグルーブで形成された
複数のトラックを有し、これらトラックの境界の延長線
上にアドレスデータが記録されたヘッダ領域を有し、こ
れらトラック内にこのアドレスデータに係属するユーザ
データが記録されたレコーディング領域を有する光ディ
スクのデータを再生する光ディスク再生装置において、
再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
る光ビームを照射する照射手段と、この照射手段から照
射された光ビームの光ディスクからの反射光を受光する
受光手段と、この受光手段により受光された前記反射光
に反映された光ディスクに記録されたデータを再生する
にあたり、この受光手段を介して得られた信号から所定
の直流成分を除去する直流成分除去手段と、前記複数の
トラックの中の第1のトラックとこの第1のトラックに
隣接する第2のトラックとの境界の延長線上に設けられ
た第1のヘッダ領域、及びこの第2トラックとこの第2
のトラックに隣接する第3のトラックとの境界の延長線
上に設けられた第2のヘッダ領域とを再生する際、前記
直流成分除去手段に前記第1のヘッダ領域に相当する信
号の入力が開始されてから所定期間内にこの直流成分除
去手段のカットオフ周波数を第1の周波数に切換え、前
記直流成分除去手段に前記第2のヘッダ領域に相当する
信号の入力が開始されてから所定期間内にこの直流成分
除去手段のカットオフ周波数を第2の周波数に切換える
切換手段とを備えている。
【0016】この発明の光ディスク再生装置は、同心円
状又はスパイラル状のランド及びグルーブで形成された
複数のトラックを有し、これらトラックの境界の延長線
上に同期コードに続いてアドレスデータが記録されたヘ
ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
再生装置において、再生対象の光ディスクに対して、ト
ラック方向に走査する光ビームを照射する照射手段と、
この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
の反射光を受光する受光手段と、この受光手段により受
光された前記反射光に反映された光ディスクに記録され
たデータを再生するにあたり、この受光手段を介して得
られた信号から所定の直流成分を除去する直流成分除去
手段と、前記複数のトラックの中の第1のトラックとこ
の第1のトラックに隣接する第2のトラックとの境界の
延長線上に設けられた第1のヘッダ領域、及びこの第2
トラックとこの第2のトラックに隣接する第3のトラッ
クとの境界の延長線上に設けられた第2のヘッダ領域と
を再生する際、前記直流成分除去手段に前記第1のヘッ
ダ領域に相当する信号の入力が開始されてからこの第1
のヘッダ領域に設けられた同期コードに相当する信号の
入力が完了するまでに前記直流成分除去手段のカットオ
フ周波数を第1の周波数に切換え、前記直流成分除去手
段に前記第2のヘッダ領域に相当する信号の入力が開始
されてからこの第2のヘッダ領域に設けられた同期コー
ドに相当する信号の入力が完了するまでに前記直流成分
除去手段のカットオフ周波数を第2の周波数に切換える
切換手段とを備えている。
【0017】この発明の光ディスク再生装置は、同心円
状又はスパイラル状のランド及びグルーブで形成された
複数のトラックを有し、これらトラックの境界の延長線
上に同期コードに続いてアドレスデータが記録されたヘ
ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
再生装置において、再生対象の光ディスクに対して、ト
ラック方向に走査する光ビームを照射する照射手段と、
この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
の反射光を受光する受光手段と、この受光手段により受
光された前記反射光に反映された光ディスクに記録され
たデータを再生するにあたり、この受光手段を介して得
られた信号から所定の直流成分を除去する直流成分除去
手段と、前記複数のトラックの中の第1のトラックとこ
の第1のトラックに隣接する第2のトラックとの境界の
延長線上に設けられた第1のヘッダ領域、及びこの第2
トラックとこの第2のトラックに隣接する第3のトラッ
クとの境界の延長線上に設けられた第2のヘッダ領域と
を再生する際、前記直流成分除去手段に前記第1のヘッ
ダ領域に相当する信号の入力が開始されてからこの第1
のヘッダ領域に設けられた同期コードに相当する信号の
入力が完了するまでの間、前記直流成分除去手段に対し
てこの直流成分除去手段のカットオフ周波数を第1の周
波数に切換えるための第1の切換信号を供給し、前記直
流成分除去手段に前記第2のヘッダ領域に相当する信号
が入力されてからこの第2のヘッダ領域に設けられた同
期コードに相当する信号の入力が完了するまでの間、前
記直流成分除去手段に対してこの直流成分除去手段のカ
ットオフ周波数を第2の周波数に切換えるための第2の
切換信号を供給する切換信号供給手段とを備えている。
【0018】上記手段を講じた結果、下記に示すような
作用が生じる。この発明の光ディスク再生装置によれ
ば、直流成分除去手段(ハイパスフィルタ)に対して、
ヘッダ領域に相当する信号の入力が開始されてから、ヘ
ッダ領域の同期コードが記録されている領域(VFO領
域)に相当する信号の入力が完了するまでの間に直流成
分除去手段(ハイパスフィルタ)のカットオフ周波数が
高速に切換えられる。これにより、ヘッダ領域のアドレ
スデータ以降を良好に再生することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図3は光ディスクのデー
タ記録領域を複数のゾーンに分割した様子を示す図であ
り、図4は光ディスクのデータ記録領域のデータ構造を
示す図である。
【0020】図3及び図4に示すように、光ディスク1
のデータ記録領域は、大きく、リードインエリア2、デ
ータエリア3、及びリードアウトエリア4に分割するこ
とができる。各エリアは、複数のゾーンで構成されてお
り、各ゾーンは先に説明したような複数のトラックによ
り構成されている。
【0021】リードインエリア2は、エンボスデータゾ
ーン5、及び書換え可能なデータゾーン6で構成されて
いる。エンボスデータゾーン5には、製造時に、リファ
レンスシグナルやコントロールデータが記録される。書
換え可能なデータゾーン6は、さらに、ガードトラック
用のゾーン、ディスクテスト用のゾーン、ドライブテス
ト用のゾーン、ディスク識別データ用のゾーン、および
交替管理エリアとしての交替管理ゾーンなどで構成され
ている。
【0022】データエリア3は、複数のゾーン、例え
ば、ゾーン3a、…3xにより構成されている。リード
アウトエリア4は、リードインエリア2に形成された書
換え可能なデータゾーン6と同様の書換え可能なデータ
ゾーンである。そして、このリードアウトエリア4に
は、データゾーン6と同じ記録内容のデータが記録され
る。
【0023】また、この実施形態の光ディスク1は、内
周側と外周側とで、1トラックあたりのセクタ数が異な
るものである。つまり、外周側のトラックにおけるセク
タ数が、内周側のトラックにおけるセクタ数より多い。
そのため、図5に示すように、光ディスク1の回転数
(回転速度)が、ゾーン毎に変化するようになってい
る。従って、リードインエリア2における各ゾーン、デ
ータエリア3における各ゾーン、及びリードアウトエリ
ア4における各ゾーンにおいて、光ディスク1の内周側
から外周側に向かうにしたがって回転速度が遅くなる。
この各ゾーンに対する、回転速度データと、1トラック
のセクタ数との関係(図5)は、後述するメモリ10の
テーブル10aに記録される。
【0024】このデータエリア3のゾーン3a、…3x
のトラックには、図3及び図4に示すように、データの
記録単位としてのECC(error correction code )ブ
ロックデータ単位(たとえば38688バイト)ごと
に、あらかじめデータが記録されている。
【0025】続いて、図6を参照して、セクタ領域の概
略構成について説明する。図6は、セクタ領域の概略構
成を示す図である。図6示すように、1セクタは、およ
そ2697バイトで構成されている。その内訳は、12
8バイトのヘッダ領域、2バイトのミラー領域、256
7バイトのレコーディング領域である。ヘッダ領域は、
出荷前に凹凸形状として記録(プリフォーマット)され
る部分である。セクタ領域(後述するアドレスマークA
M領域を除く)に記録されるチャネルビットは、8ビッ
トのデータを16ビットのチャネルビットに8−16コ
ード変調された形式になっている。
【0026】ヘッダ領域には、光ディスク1を製造する
際に所定のデータが記録される。このヘッダ領域は、4
つの領域(図1に示されているH1〜H4)、つまりヘ
ッダ1領域、ヘッダ2領域、ヘッダ3領域、及びヘッダ
4領域により構成されている。ヘッダ1領域及びヘッダ
3領域は46バイトで、ヘッダ2領域及びヘッダ4領域
は18バイトで構成されている。
【0027】ヘッダ1領域及びヘッダ3領域は、36バ
イトの同期コードVFO(VariableFrequency Oscillat
or)1領域、3バイトのアドレスマークAM(Address
Mark)領域、4バイトのアドレスPID(Physical ID
)領域、2バイトの誤り検出コードIED(ID Error
Detection Code )領域、1バイトのポストアンブルP
A(Post Ambles )領域により構成されている。一方、
ヘッダ2領域及びヘッダ4領域は、8バイトの同期コー
ドVFO2領域、3バイトのアドレスマークAM領域、
4バイトのアドレスPID領域、2バイトの誤り検出コ
ードIED領域、1バイトのポストアンブルPA領域に
より構成されている。
【0028】PID領域には、アドレス情報が記録され
る。具体的に述べると、1バイトから成るセクタインフ
ォメーション(PIDナンバー含む)及び3バイトから
成るセクターナンバーが記録される。
【0029】同期コードVFO1領域及びVFO2領域
には、PLL(Phase Locked Loop)の引き込みを行う
ための連続的な繰返しパターン(1000100010
00…)が記録される。具体的に述べると、このVFO
領域に記録されるパターンは、PID領域に記録された
アドレス情報を再生するための周波数同期を取るための
ものである。
【0030】AM領域にはアドレスマークが記録され、
このアドレスマークが固定長ブロック符号の復調の際に
ブロックの境界を検出する役割を担う。具体的に述べる
と、このAM領域に記録されるアドレスマークは、PI
D領域に記録されたアドレス情報の位置を示すものであ
る。このAM領域に記録されるアドレスマークには、他
には現れない特殊なパターンが用いられる。
【0031】誤り検出コードIED領域には、セクタア
ドレス(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検出符
号が記録され、このエラー検出符号により読み込まれた
PID内のエラーの有無が検出される。
【0032】ポストアンブルPA1領域及びPA2領域
には、復調に必要なステート情報が記録されており、ヘ
ッダ領域がスペースで終了するよう極性調整の役割も持
つ。ミラー領域は、トラッキングエラー信号のオフセッ
ト補正、ランド/グルーブ切り替え信号のタイミング発
生等に利用される。
【0033】レコーディング領域は、(10+J/1
6)バイトのギャップ領域、(20+K)バイトのガー
ド1領域、35バイトのVFO3領域、3バイトのPS
(pre-synchronous code)領域、2418バイトのデー
タ領域(ユーザデータ領域)、1バイトのポストアンブ
ルPA3領域、(55−K)バイトのガード2領域、お
よび(25−J/16)バイトのバッファ領域により構
成されている。因みに、Jは0〜15、Kは0〜7の整
数でランダムな値をとる。
【0034】ギャップ領域は、何も記録されたない領域
である。ガード1領域は、相変化記録媒体特有の繰り返
し記録時の終端劣化がVFO3領域にまで及ばないよう
にするために設けられた領域である。
【0035】VFO3領域もPLLロック用の領域では
あるが、同一パターンの中に同期コードを挿入し、バイ
ト境界の同期をとることも目的とする領域である。PS
領域は、データ領域につなぐための同調用の領域であ
る。
【0036】データ領域は、データID、データIDエ
ラー訂正コードIED(Data ID Error Detection Cod
e)、同期コード、ECC(Error Collection Code
)、EDC(Error Detection Code)、ユーザデータ
等から構成される領域である。データIDは、各セクタ
の4バイト(32チャネルビット)構成のセクタID1
〜ID16である。データIDエラー訂正コードIED
は、データID用の2バイト(16ビット)構成のエラ
ー訂正コードである。
【0037】ポストアンブルPA3領域は、復調に必要
なステート情報を含んでおり、前のデータ領域の最終バ
イトの終結を示す領域である。ガード2領域は、相変化
記録媒体特有の繰り返し記録時の終端劣化がデータ領域
にまで及ばないようにするために設けられた領域であ
る。
【0038】バッファ領域は、データ領域が次のヘッダ
領域にかからないように、光ディスク1を回転するモー
タの回転変動などを吸収するために設けられた領域であ
る。続いて、上記説明した光ディスクに記録されている
データを再生する光ディスク再生装置の概略構成を説明
する。図7は、この発明の実施の一形態に係る光ディス
ク再生装置の概略構成を示す図である。この光ディスク
再生装置は、光ディスク1に対して集束性の光ビームを
照射して、この光ディスク1からの光ビームの反射光を
受光し、この受光された反射光に反映された光ディスク
1に記録されたデータの再生を行うものである。
【0039】図7に示すように、光ディスク1は、カー
トリッジ21によって保持されながらスピンドルモータ
23に装填される。そして、この光ディスク1は、スピ
ンドルモータ23によって、例えば、ゾーンごとに異な
った回転数で回転される。このスピンドルモータ23
は、モータ制御回路24によって制御されている。
【0040】光ディスク1に記録されているデータの再
生は、光学ヘッド25によって行われる。スピンドルモ
ータ23及び光学ヘッド25は、後述するように、固定
ベースに備えられている。
【0041】この光学ヘッド25は、リニアモータ26
の可動部を構成する駆動コイル27に固定され、この駆
動コイル27は、リニアモータ制御回路28に接続され
ている。
【0042】一方、リニアモータ26を駆動するリニア
モータ制御回路28には、速度検出器29が接続されて
おり、速度検出器29で検出された光学ヘッド25の速
度信号は、リニアモータ制御回路28に送られ、光学ヘ
ッド25の移動速度が制御される。
【0043】また、光学ヘッド25のキャリッジ70に
は、対物レンズ30が設けられ、図示しないワイヤある
いは板ばねによって支持されている。この対物レンズ3
0は、駆動コイル31によってフォーカシング方向(レ
ンズの光軸方向)に移動されるとともに、駆動コイル3
2によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交する
方向)に移動される。
【0044】また、光ビームを照射する照射手段として
の半導体レーザ39は、レーザ駆動回路35によって駆
動され、レーザビームを発生する。レーザ駆動回路35
は、半導体レーザ39のモニタ用のフォトダイオードP
Dからのモニタ電流に応じて半導体レーザ39が発生す
るレーザビームの光量を補正する。
【0045】レーザ駆動回路35は、図示しないPLL
回路からのデータ記録用またはデータ再生用のクロック
信号に同期して動作する。このPLL回路は、図示しな
い発振器からの基本クロック信号を分周して、データ記
録用またはデータ再生用のクロック信号を発生するもの
である。このレーザ駆動回路35では、半導体レーザ3
9からデータ記録用のレーザビームを発生させる場合に
は、データ再生用のレーザビームより所定レベル高い高
出力のレーザビームを発生させるように制御する。
【0046】レーザ駆動回路35によって駆動される半
導体レーザ39により発生されたレーザビームは、コリ
メータレンズ40によってコリメートされた後、ハーフ
プリズム41によって光路が略直角に折り曲げられる。
すなわち、ハーフプリズム41により半導体レーザ39
から発生されたレーザビームがコリメートされた状態で
光ディスク1に向けて照射される。このレーザビーム
は、対物レンズ30により、光ディスク1のデータ記録
面に集束される。
【0047】そして、この光ディスク1のデータ記録面
からの反射光ビームは、対物レンズ30、及びハーフプ
リズム41を透過して、集光レンズ42、及びシリンド
リカルレンズ43を介して受光手段としての光検出器4
4に導かれる。
【0048】この光検出器44は、例えば4分割の光検
出セル44a、44b、44c、44dによって構成さ
れている。この光検出器44に含まれる光検出セル44
aの出力信号は、増幅器45aを介して加算器46aの
一端に供給され、光検出セル44bの出力信号は、増幅
器45bを介して加算器46bの一端に供給される。ま
た、光検出セル44cの出力信号は、増幅器45cを介
して加算器46aの他端に供給され、光検出セル44d
の出力信号は、増幅器45dを介して加算器46bの他
端に供給される。
【0049】また、この光検出器44に含まれる光検出
セル44aの出力信号は、増幅器45aを介して加算器
46cの一端に供給され、光検出セル44bの出力信号
は、増幅器45bを介して加算器46dの一端に供給さ
れる。また、光検出セル44cの出力信号は、増幅器4
5cを介して加算器46dの他端に供給され、光検出セ
ル44dの出力信号は、増幅器45dを介して加算器4
6cの他端に供給される。
【0050】加算器46aの出力信号は、差動増幅器O
P2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2の
非反転入力端には、加算器46bの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP2は、加算器46a、
46bの差に応じてフォーカス点に関する信号、すなわ
ちフォーカス誤差信号をフォーカシング制御回路47に
供給する。このフォーカシング制御回路47からの出力
信号は、駆動コイル31に供給され、レーザビームが光
ディスク1のデータ記録面上で常時ジャストフォーカス
となるように制御される。
【0051】加算器46cの出力信号は、差動増幅器O
P1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1の
非反転入力端には、加算器46dの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP1は、加算器46c、
46dの差に応じてトラッキング誤差信号をトラッキン
グ制御回路48に供給する。トラッキング制御回路48
は、差動増幅器OP1から供給されるトラッキング誤差
信号に応じてトラック駆動信号を作成する。
【0052】このトラッキング制御回路48から出力さ
れるトラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイ
ル32に供給される。また、このトラッキング制御回路
48で用いられたトラッキング誤差信号は、リニアモー
タ制御回路28にも供給される。
【0053】このようにフォーカシング制御、及びトラ
ッキング制御を行った状態での光検出器44の各光検出
セル44a乃至44dの出力の和信号、つまり加算器4
6c、46dからの出力信号を加算器46eで加算した
信号は、トラック上に形成されたピット、すなわち記録
データからの反射率の変化が反映されている。この信号
は、データ再生回路38に供給され、このデータ再生回
路38において、光ディスクのデータ記録面に記録され
ているデータが再生される。
【0054】このデータ再生回路38で再生された再生
データは、付与されているエラー訂正コードECCを用
いてエラー訂正回路52でエラー訂正を行った後、イン
ターフェース回路55を介して外部装置としての光ディ
スク制御装置56に出力される。
【0055】また、レーザ駆動回路35の前段には、デ
ータ生成回路34が設けられている。このデータ生成回
路34には、エラー訂正回路52から供給される記録デ
ータとしてのECCブロックのフォーマットデータを、
ECCブロック用の同期コードを付与した記録用のEC
Cブロックのフォーマットデータに変換するECCブロ
ックデータ生成回路34aと、このECCブロックデー
タ生成回路34aからの記録データを8−16コード変
換方式で変調する変調回路34bと、を有している。
【0056】データ生成回路34には、エラー訂正回路
52によりエラー訂正符号が付与された記録データやメ
モリ10から読出されたエラーチェック用のダミーデー
タが供給される。エラー訂正回路52には、外部装置と
しての光ディスク制御装置56からの記録データがイン
ターフェース回路55およびバス49を介して供給され
る。
【0057】エラー訂正回路52は、光ディスク制御装
置56から供給される32Kバイトの記録データを4K
バイトごとのセクタ単位の記録データに対する横方向と
縦方向のそれぞれのエラー訂正符号(ECC1、ECC
2)を付与するとともに、セクタID(論理アドレス番
号)を付与し、ECCブロックのフォーマットデータを
生成する。
【0058】また、この光ディスク装置には、それぞれ
フォーカシング制御回路47、トラッキング制御回路4
8、及びリニアモータ制御回路28と、光ディスク装置
の全体を制御するCPU50との間で情報の授受を行う
ために用いられるD/A変換器51が設けられている。
【0059】モータ制御回路24、リニアモータ制御回
路28、レーザ駆動回路35、データ再生回路38、フ
ォーカシング制御回路47、トラッキング制御回路4
8、エラー訂正回路53等は、バス49を介してCPU
50によって制御される。このCPU50は、メモリ1
0に記録された制御プログラムによって所定の動作を行
う。
【0060】メモリ10は、制御プログラムが記録され
ていたり、データ記録用に用いられる。このメモリ10
は、各ゾーンに対する、速度データ(回転数)と1トラ
ックのセクタ数との関係が記録されているテーブル10
aを有している。
【0061】続いて、図8を参照して、データ再生回路
38の概略構成について説明する。図8は、データ再生
回路38の概略構成を示す図である。図8に示すよう
に、データ再生回路38は、ハイパスフィルター10
2、コンパレータ104、2値化回路106、PLL回
路108、コントローラ120、復調回路122、ヘッ
ダ検知信号生成回路124などで構成されている。
【0062】ここで、図1のランドヘッダ領域LH1及
びグルーブヘッダ領域GH1を再生するケースを想定し
て、データ再生回路38の動作を説明する。ランドヘッ
ダ領域LH1及びグルーブヘッダ領域GH1を再生して
得られる再生信号S1は、図9に示すような信号とな
る。この再生信号S1には、ランドヘッダ領域LH1か
ら再生された再生信号S1aと、グルーブヘッダ領域G
H1から再生された再生信号S1bとが含まれている。
また、再生信号S1a*はランドヘッダ領域LH1に含
まれるVFO1領域に相当する部分であり、再生信号S
2b*はグルーブヘッダ領域GH1に含まれるVFO1
領域に相当する部分を示すものである。なお、ランドヘ
ッダ領域LH1とグルーブヘッダ領域GH1との位置関
係から、再生信号S1aと再生信号S1bは、直流レベ
ルの異なる信号となる。
【0063】このような再生信号S1は、図7の加算器
46から出力され、直流成分除去手段としてのハイパス
フィルタ102に供給される。このハイパスフィルタ1
02は、切換手段(又は切換信号供給手段)としてのコ
ントローラ120から供給される切換信号S3により、
カットオフ周波数が切換えられるようになっている。つ
まり、再生信号S1a及び再生信号S1b夫々に合わせ
てカットオフ周波数が所定の周波数(第1の周波数又は
第2の周波数)に切換えられるようになっている。
【0064】コントローラ120は、外部から供給され
るヘッダ検知信号及びPLL回路から出力されるクロッ
クを基にして、ランドヘッダ領域LH1に含まれるVF
O1領域に相当する部分の再生信号S1a*が出力され
ている期間、切換信号S3aを出力する。さらに、コン
トローラ120は、外部から供給されるヘッダ検知信号
及びPLL回路から出力されるクロックを基にして、グ
ルーブヘッダ領域GH1に含まれるVFO1領域に相当
する部分の再生信号S1b*が出力されている期間、切
換信号S3bを出力する。
【0065】このように、VFO1領域に相当する部分
の再生信号S1a*又はS1b*が出力されている期
間、切換信号S3a(第1の切換信号)又はS3b(第
2の切換信号)を出力して、この期間内において高速に
ハイパスフィルタのカットオフ周波数を切換える。VF
O領域は、PLLの引込みを行うための連続的な繰返し
パターンが記録されている。従って、ハイパスフィルタ
の高速なカットオフ周波数の切換えにより、このVFO
領域の再生信号S1a*又はS1b*に多少の歪みが生
じても、実質的な再生処理に多大な影響を及すものでは
ない。従って、このVFO領域に相当する再生信号S1
a*又はS2b*が出力されている期間内に、ハイパス
フィルタのカットオフ周波数を高速に切換えることによ
り、ランドヘッダ領域LH1及びグルーブヘッダ領域G
H1から得られる直流レベルの異なる信号を正確に再生
することができる。
【0066】再生信号S1は、切換信号S3によりカッ
トオフ周波数の切換が制御されるハイパスフィルタ10
2により、直流成分が除去された再生信号S2となる。
その後、この再生信号S2は、コンパレータ104を介
して、2値化回路106に供給され2値化処理される。
さらに、2値化処理された信号は、PLL回路108を
経由して、復調回路112に供給され復調される。ま
た、ヘッダ検知信号発生回路114は、復調回路112
から得られる信号を基にしてヘッダ検知信号を出力す
る。このヘッダ検知信号発生回路114から出力される
ヘッダ検知信号は、PLL回路108に供給されるよう
になっている。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、ランドヘッダ領域及
びグルーブヘッダ領域から得られる直流レベルの異なる
信号を正確に再生することができる光ディスク再生装置
及び光ディスク再生方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランドで形成されたランドトラック及びグルー
ブで形成されたグルーブトラック、並びにヘッダの配置
の一例を説明するための図。
【図2】ランドヘッダ領域及びグルーブヘッダ領域から
得られる再生信号Sを示す図。
【図3】光ディスクのデータ記録領域を複数のゾーンに
分割した様子を示す図。
【図4】光ディスクのデータ記録領域のデータ構造を示
す図である。
【図5】光ディスクの各ゾーンに対応する回転速度、及
び各ゾーンのトラックにおけるセクタ数を示す図。
【図6】セクタ領域の概略構成を示す図。
【図7】光ディスクに記録されているデータを再生する
光ディスク再生装置の概略構成を示す図。
【図8】データ再生回路の概略構成を示す図。
【図9】データ再生回路に入力される再生信号S1、ハ
イパスフィルタから出力される再生信号S2、及びコン
トローラからハイパスフィルタに対して供給されるハイ
パスフィルタのカットオフ周波数の切換を制御する切換
信号S3を示す図。
【符号の説明】
LT1、LT2、LT3…ランドトラック GT1、GT2、GT3…グルーブトラック LR1、LR2、LR3…ランドレコーディング領域 GR1、GR2、GR3…グルーブレコーディング領域 LH1、LH2、LH3…ランドヘッダ領域 GH1、GH2、GH3…グルーブヘッダ領域 1…光ディスク 25…光学ヘッド 38…データ再生回路 102…ハイパスフィルタ 104…コンパレータ 106…2値化回路 108…PLL回路 110…コントローラ 112…復調回路 114…ヘッダ検知信号発生回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上にアドレスデータが記録されたヘ
    ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
    タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
    領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
    再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射する照射手段と、 この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光する受光手段と、 この受光手段により受光された前記反射光に反映された
    光ディスクに記録されたデータを再生するにあたり、こ
    の受光手段を介して得られた信号から所定の直流成分を
    除去する直流成分除去手段と、 前記ヘッダ領域を再生する際、前記直流成分除去手段に
    対してこのヘッダ領域に相当する信号の入力が開始され
    てから所定期間内に、この直流成分除去手段のカットオ
    フ周波数を所定の周波数に切換える切換手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上に同期コードに続いてアドレスデ
    ータが記録されたヘッダ領域を有し、これらトラック内
    にこのアドレスデータに係属するユーザデータが記録さ
    れたレコーディング領域を有する光ディスクのデータを
    再生する光ディスク再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射する照射手段と、 この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光する受光手段と、 この受光手段により受光された前記反射光に反映された
    光ディスクに記録されたデータを再生するにあたり、こ
    の受光手段を介して得られた信号から所定の直流成分を
    除去する直流成分除去手段と、 前記ヘッダ領域を再生する際、前記直流成分除去手段に
    対してこのヘッダ領域に相当する信号の入力が開始され
    てからこのヘッダ領域に設けられた同期コードに相当す
    る信号の入力が完了するまでに、前記直流成分除去手段
    のカットオフ周波数を所定の周波数に切換える切換手段
    と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上に同期コードに続いてアドレスデ
    ータが記録されたヘッダ領域を有し、これらトラック内
    にこのアドレスデータに係属するユーザデータが記録さ
    れたレコーディング領域を有する光ディスクのデータを
    再生する光ディスク再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射する照射手段と、 この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光する受光手段と、 この受光手段により受光された前記反射光に反映された
    光ディスクに記録されたデータを再生するにあたり、こ
    の受光手段を介して得られた信号から所定の直流成分を
    除去する直流成分除去手段と、 前記ヘッダ領域を再生する際、前記直流成分除去手段に
    対してこのヘッダ領域に相当する信号の入力が開始され
    てからこのヘッダ領域に設けられた同期コードに相当す
    る信号の入力が完了するまでの間、前記直流成分除去手
    段に対してこの直流成分除去手段のカットオフ周波数を
    このヘッダ領域の再生に適する周波数に切換えるための
    切換信号を供給する切換信号供給手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上にアドレスデータが記録されたヘ
    ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
    タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
    領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
    再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射する照射手段と、 この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光する受光手段と、 この受光手段により受光された前記反射光に反映された
    光ディスクに記録されたデータを再生するにあたり、こ
    の受光手段を介して得られた信号から所定の直流成分を
    除去する直流成分除去手段と、 前記複数のトラックの中の第1のトラックとこの第1の
    トラックに隣接する第2のトラックとの境界の延長線上
    に設けられた第1のヘッダ領域、及びこの第2トラック
    とこの第2のトラックに隣接する第3のトラックとの境
    界の延長線上に設けられた第2のヘッダ領域とを再生す
    る際、前記直流成分除去手段に対して前記第1のヘッダ
    領域に相当する信号の入力が開始されてから所定期間内
    にこの直流成分除去手段のカットオフ周波数を第1の周
    波数に切換え、前記直流成分除去手段に対して前記第2
    のヘッダ領域に相当する信号の入力が開始されてから所
    定期間内にこの直流成分除去手段のカットオフ周波数を
    第2の周波数に切換える切換手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上に同期コードに続いてアドレスデ
    ータが記録されたヘッダ領域を有し、これらトラック内
    にこのアドレスデータに係属するユーザデータが記録さ
    れたレコーディング領域を有する光ディスクのデータを
    再生する光ディスク再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射する照射手段と、 この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光する受光手段と、 この受光手段により受光された前記反射光に反映された
    光ディスクに記録されたデータを再生するにあたり、こ
    の受光手段を介して得られた信号から所定の直流成分を
    除去する直流成分除去手段と、 前記複数のトラックの中の第1のトラックとこの第1の
    トラックに隣接する第2のトラックとの境界の延長線上
    に設けられた第1のヘッダ領域、及びこの第2トラック
    とこの第2のトラックに隣接する第3のトラックとの境
    界の延長線上に設けられた第2のヘッダ領域とを再生す
    る際、前記直流成分除去手段に対して前記第1のヘッダ
    領域に相当する信号の入力が開始されてからこの第1の
    ヘッダ領域に設けられた同期コードに相当する信号の入
    力が完了するまでに前記直流成分除去手段のカットオフ
    周波数を第1の周波数に切換え、前記直流成分除去手段
    に対して前記第2のヘッダ領域に相当する信号の入力が
    開始されてからこの第2のヘッダ領域に設けられた同期
    コードに相当する信号の入力が完了するまでに前記直流
    成分除去手段のカットオフ周波数を第2の周波数に切換
    える切換手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  6. 【請求項6】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上に同期コードに続いてアドレスデ
    ータが記録されたヘッダ領域を有し、これらトラック内
    にこのアドレスデータに係属するユーザデータが記録さ
    れたレコーディング領域を有する光ディスクのデータを
    再生する光ディスク再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射する照射手段と、 この照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光する受光手段と、 この受光手段により受光された前記反射光に反映された
    光ディスクに記録されたデータを再生するにあたり、こ
    の受光手段を介して得られた信号から所定の直流成分を
    除去する直流成分除去手段と、 前記複数のトラックの中の第1のトラックとこの第1の
    トラックに隣接する第2のトラックとの境界の延長線上
    に設けられた第1のヘッダ領域、及びこの第2トラック
    とこの第2のトラックに隣接する第3のトラックとの境
    界の延長線上に設けられた第2のヘッダ領域とを再生す
    る際、前記直流成分除去手段に対して前記第1のヘッダ
    領域に相当する信号の入力が開始されてからこの第1の
    ヘッダ領域に設けられた同期コードに相当する信号の入
    力が完了するまでの間、前記直流成分除去手段に対して
    この直流成分除去手段のカットオフ周波数を第1の周波
    数に切換えるための第1の切換信号を供給し、前記直流
    成分除去手段に対して前記第2のヘッダ領域に相当する
    信号が入力されてからこの第2のヘッダ領域に設けられ
    た同期コードに相当する信号の入力が完了するまでの
    間、前記直流成分除去手段に対してこの直流成分除去手
    段のカットオフ周波数を第2の周波数に切換えるための
    第2の切換信号を供給する切換信号供給手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  7. 【請求項7】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上にアドレスデータが記録されたヘ
    ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
    タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
    領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
    再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射し、 この照射された光ビームの光ディスクからの反射光を受
    光し、 前記ヘッダ領域を再生する際、信号に含まれた直流成分
    を除去する直流成分除去手段に対して、このヘッダ領域
    に相当する信号の入力が開始されてから所定期間内に、
    この直流成分除去手段のカットオフ周波数を所定の周波
    数に切換える、 ことを特徴とする光ディスク再生方法。
  8. 【請求項8】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上にアドレスデータが記録されたヘ
    ッダ領域を有し、これらトラック内にこのアドレスデー
    タに係属するユーザデータが記録されたレコーディング
    領域を有する光ディスクのデータを再生する光ディスク
    再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射し、 この照射された光ビームの光ディスクからの反射光を受
    光し、 前記複数のトラックの中の第1のトラックとこの第1の
    トラックに隣接する第2のトラックとの境界の延長線上
    に設けられた第1のヘッダ領域、及びこの第2トラック
    とこの第2のトラックに隣接する第3のトラックとの境
    界の延長線上に設けられた第2のヘッダ領域とを再生す
    る際、信号に含まれた直流成分を除去する直流成分除去
    手段に対して前記第1のヘッダ領域に相当する信号の入
    力が開始されてから所定期間内にこの直流成分除去手段
    のカットオフ周波数を第1の周波数に切換え、前記直流
    成分除去手段に対して前記第2のヘッダ領域に相当する
    信号の入力が開始されてから所定期間内にこの直流成分
    除去手段のカットオフ周波数を第2の周波数に切換え
    る、 ことを特徴とする光ディスク再生方法。
  9. 【請求項9】同心円状又はスパイラル状のランド及びグ
    ルーブで形成された複数のトラックを有し、これらトラ
    ックの境界の延長線上に同期コードに続いてアドレスデ
    ータが記録されたヘッダ領域を有し、これらトラック内
    にこのアドレスデータに係属するユーザデータが記録さ
    れたレコーディング領域を有する光ディスクのデータを
    再生する光ディスク再生装置において、 再生対象の光ディスクに対して、トラック方向に走査す
    る光ビームを照射し、 この照射された光ビームの光ディスクからの反射光を受
    光し、 前記複数のトラックの中の第1のトラックとこの第1の
    トラックに隣接する第2のトラックとの境界の延長線上
    に設けられた第1のヘッダ領域、及びこの第2トラック
    とこの第2のトラックに隣接する第3のトラックとの境
    界の延長線上に設けられた第2のヘッダ領域とを再生す
    る際、信号に含まれた直流成分を除去する前記直流成分
    除去手段に対して前記第1のヘッダ領域に相当する信号
    の入力が開始されてからこの第1のヘッダ領域に設けら
    れた同期コードに相当する信号の入力が完了するまでに
    前記直流成分除去手段のカットオフ周波数を第1の周波
    数に切換え、前記直流成分除去手段に対して前記第2の
    ヘッダ領域に相当する信号の入力が開始されてからこの
    第2のヘッダ領域に設けられた同期コードに相当する信
    号の入力が完了するまでに前記直流成分除去手段のカッ
    トオフ周波数を第2の周波数に切換える、 ことを特徴とする光ディスク再生方法。
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JP2013093085A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Renesas Electronics Corp ヘッダ領域判定回路、光ディスク装置、及びヘッダ領域判定方法

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