JPH1166368A - 温度記録解析装置 - Google Patents

温度記録解析装置

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JPH1166368A
JPH1166368A JP21769397A JP21769397A JPH1166368A JP H1166368 A JPH1166368 A JP H1166368A JP 21769397 A JP21769397 A JP 21769397A JP 21769397 A JP21769397 A JP 21769397A JP H1166368 A JPH1166368 A JP H1166368A
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JP
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data
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graph
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JP21769397A
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Takatoshi Kato
孝俊 加藤
Toshio Segawa
敏雄 瀬川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運送等営業用車両自体の運行記録とその冷凍
庫など温度管理対象の室の温度とを、互いに一目瞭然に
対比させつつ、しかもそれらの温度管理や運行管理の精
確なデータの解析をも、従来のような煩雑な操作を要さ
ずして簡易に行なうことを可能にする温度記録解析装置
を提供する。 【解決手段】 本発明に係る温度記録解析装置は、運送
車両自体の運行記録と、それが運搬していた冷凍庫内の
温度状態の記録とを同一時間軸上でそれぞれグラフ20
2,206としてグラフ化して表示することができ、し
かもそれらの精確な数値205,211等を互いに一目
瞭然に対比させて示すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運送車両の冷凍室な
どの温度記録を解析する際に用いられるような温度記録
解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、食料品の運送をはじめとし
て、多種類に亙る物資の冷凍運送が盛んに行われてお
り、そのような冷凍運送の鍵を握るものと言ってもよい
冷凍室などの温度管理に対してさらなる精確な管理が要
請されるようになって来ている。
【0003】また、近年の冷凍庫付き運送車両において
は、運転費用の低減や環境保全に対する配慮等から、冷
凍庫の温度管理を精確に行うことによって、少ない燃料
やエネルギ消費で効果的な冷凍庫の温度調節を実現する
技術に対する要請が強くなってきている。そしてこのよ
うな精確で効果的な冷凍庫の温度調節を実現するために
も、冷凍庫の温度管理を、単独に冷凍庫の温度管理の観
点だけでなく、その運送車両自体の運行状態も含めて管
理あるいは解析することの必要性が、さらに増大して来
ている。
【0004】例えば近年の大型冷凍・冷蔵車の場合、冷
蔵・冷凍室の冷凍専用に設けられた発電用エンジンで発
電機を回転させて電力を発生し、その電力でエアコンプ
レッサ等を動かすことにより荷室の冷凍を行なってい
る。このような方式を採用している大型冷蔵・冷凍車に
おいては、その冷凍・冷蔵室も大型であるだけに、その
管理の仕方如何によっては消費エネルギも多大なものと
なる。
【0005】そこで、このような大型冷凍・冷蔵車の場
合には、庫内の温度計測や冷気分布の管理は言うまでも
なく、冷凍専用の発電用エンジンのスイッチングをはじ
めとしてその動作管理や車両の運行状態の管理など、さ
らに精確な温度管理を行うことが要求されている。
【0006】一方、小型冷凍・冷蔵車の場合には、小型
であるだけに、前記の大型車と比べてエネルギ消費は少
ない。しかしこれは逆に、車両が小型であることから大
型車のような専用エンジンを持つことなどはできないの
で、冷凍用コンプレッサは車両の走行動力用エンジンか
ら歯車あるいはプーリー等を介して供給されるエネルギ
を動力源として用いざるを得ない。
【0007】このため、小型冷凍・冷蔵車の場合には、
その車両自体の走行状態あるいはエンジンの動作状態を
はじめとして、それが置かれている運行状態に依存し
て、その冷凍室の管理状況も影響を受けやすい。このよ
うに、冷凍・冷蔵車のような運送車両の冷凍室などの温
度管理においては、大型車両であっても小型車両であっ
ても、温度データだけでなくその車両自体の運行状態の
データも併せて詳細な解析を行う必要性が高い。
【0008】ところで、従来の温度記録解析装置は、運
送車両の冷凍庫など温度管理対象の温度データのみをグ
ラフ化し、それを車両に搭載された液晶表示パネルのよ
うな表示装置にグラフとして表示していた。そしてその
一方で、例えば24時間〜数日間分の温度データをはじ
めとして、車両自体の走行速度やエンジンON/OFF
のような運行状態に関するデータなど各種データが記録
されたICカードのような記録媒体を運送車両から取り
外し、そのICカードを、車両外部の運送会社本部など
に設置されている温度管理解析専用の温度記録解析装置
に装着して、その内部に記録された前記各種データを読
み出すことにより、運送車両自体の運行記録と、それが
運搬していた冷凍庫内の温度状態の記録とをデータとし
て対比させつつ、その温度管理や運行管理の解析を行な
っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな解析方式では、車両自体の走行速度やエンジンON
/OFFのような運行状態に関する記録と冷凍庫内の温
度状態の記録とを、一目瞭然に対比付けて見ることがで
きないので、それらの関係を解析するような場合にはデ
ータ操作やデータ処理〜出力をそれぞれ別々にしなけれ
ばならない。
【0010】しかもそれらを数値的にもさらに精確に解
析しようとすると、前記のようなデータ処理をそれぞれ
別々に行なって、しかも細かいデータが羅列されたそれ
らの別庫のデータ群を作業者が自分で対応付けながら解
析しなければならないなど、極めて煩雑な操作が必要で
あるという問題があった。しかも、上記のような構造
を、業務用車両の運転席周りに取り外し可能に設置する
ためには、装置全体としての小型化・軽量化等が強く要
請されるので、装置としての構造も上記のような機能を
十分に実現するという条件を満たした上でなおかつ可能
な限り簡易でなくてはならない。
【0011】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものである。本発明は、運送等営業用車両自
体の運行記録(あるいはこれ以外にも倉庫や冷凍ショー
ケースの場合にはその運用状況の記録)と、それが運搬
(あるいは保管)していた冷凍庫内の温度状態の記録と
を同一時間軸上でグラフ化して、それらを互いに一目瞭
然に対比させつつ、しかもそれらの温度管理や運行管理
の精確なデータの解析をも、従来のような煩雑な操作を
要さずして簡易に行なうことを可能にする、しかも構造
の簡易な温度記録解析装置を提供することを課題として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の温度記録解析装
置は、第1に、一定時間間隔ごとに計測され、その計測
が為された際の時刻のデータ301と対応付けて温度記
録手段101に記録された計測対象の温度データ302
を、前記温度記録手段101から読み出し、前記時刻デ
ータ301を時間軸201に取り、その時間軸201に
対応して前記の温度データ302の時系列的な推移を温
度グラフ202としてグラフ表示するための表示データ
を生成する温度グラフ表示データ生成手段102と、前
記時間軸201上の位置を(操作者の入力に基づいて)
指定する位置指定手段103と、前記位置指定手段10
3によって指定された位置203にカーソル204を表
示し、前記位置203の指定が前記位置指定手段103
によって変更されたときには、その変更された新たな位
置203´に前記カーソル204を移動して表示するた
めの表示データを生成するカーソル表示データ生成手段
104と、前記指定された位置203における前記温度
グラフ202の読みに相当する温度データ302の数値
205を表示するための表示データを、前記温度データ
302に基づいて生成する温度数値表示データ生成手段
105と、前記温度グラフ202および前記カーソル2
04および前記温度データの数値205を表示画面20
0に表示する表示手段106とを、その主要部に備えた
ことを特徴としている。
【0013】このように主要部を構成することにより、
本発明に係る温度記録解析装置は、冷凍・冷蔵車をはじ
めとしてその他にも例えばスーパーマーケットやコンビ
ニエンスストアの冷凍ショーケースや、保管物の品質劣
化対策等のために常時温度管理が必要な倉庫などの庫内
の温度状態の記録を用いて、その温度記録の解析等を実
施する際などに、その冷凍庫などの庫内の温度状態の記
録を時間軸201に対応した時系列的な温度グラフ20
2として表示すると共に、その温度管理や運行管理に用
いられる精確なデータ302、303等の解析をも、従
来のような煩雑な操作を要さずして飛躍的に簡易に行な
うことを実現できる。
【0014】また、第2に、本発明の温度記録解析装置
は、業務用車両400等の温度調節される室401に搭
載された計測手段402によって一定時間間隔ごとに計
測され、その計測が為された際の時刻のデータ301と
対応付けて温度記録手段101に記録された温度データ
302を、前記温度記録手段101から読み出して、前
記時刻のデータ301をグラフの時間軸201に取り、
その時間軸201に対応して前記温度データ302の時
系列的な推移をグラフ化し、温度グラフ202として表
示するための表示データを生成する温度グラフ表示デー
タ生成手段102と、前記業務用車両400に搭載され
た計測手段402によって一定時間間隔ごとに計測さ
れ、その計測が為された際の時刻のデータ301と対応
付けて温度記録手段101に記録された前記業務用車両
400の走行速度データ303および該業務用車両40
0の駆動用動力装置の動作状態306および前記室40
1の温度調節用動力装置403の動作状態304および
前記室401のドア404の開閉状態305のうちの少
なくともいずれか一種類の情報を、前記温度記録手段1
01から読み出して、前記温度グラフ202と同一の時
刻を時間軸201に取り、車両運行グラフ206として
グラフ表示するための表示データを生成する車両運行グ
ラフ表示データ生成手段107と、前記時間軸201上
の位置を(操作者の入力に基づいて)指定する位置指定
手段103と、前記位置指定手段103によって指定さ
れた位置203にカーソル204を表示し、前記位置2
03の指定が前記位置指定手段103によって変更され
たときには、その変更された新たな位置203´に前記
カーソル204を移動して表示するための表示データを
生成するカーソル表示データ生成手段104と、前記指
定された位置203における前記温度グラフ202の読
みに相当する温度データ302の数値205を表示する
ための表示データを生成する温度数値表示データ生成手
段105と、前記指定された位置203における前記車
両運行グラフ206の読みに相当する数値211や記号
207〜209を表示するための表示データを生成する
車両運行数値表示データ生成手段108と、前記温度グ
ラフ202および前記車両運行グラフ206および前記
カーソル204および前記各数値211を表示する表示
手段106とを備えたことを特徴とする温度記録解析装
置である。
【0015】このように主要部を構成することにより、
本発明に係る温度記録解析装置は、運送車両自体の運行
記録と、それが運搬していた冷凍庫内の温度状態の記録
とを同一時間軸上でそれぞれグラフ202,206とし
てグラフ化して表示することができ、しかもそれらを互
いに一目瞭然に対比させて示すことができる。しかも、
それらの温度管理や運行管理の精確なデータの解析を、
予め対応付けて一目瞭然に表示されるグラフ202,2
06と数値205,211等との両方の表示を参照する
ことで、従来のような両者を別個に出力した後に対比さ
せるといった極めて煩雑な操作を全く要さずして、極め
て簡易に行なうことを可能とすることができる。
【0016】第3に、本発明の温度記録解析装置は、上
記第1又は第2に記載の温度記録解析装置において、前
記カーソル204が表示されている位置203における
前記時間軸201の読みに相当する時刻の数値210を
前記表示手段106に表示するための表示データを生成
する時刻数値表示データ生成手段109を、さらに具備
することを特徴としている。
【0017】即ち、カーソル204が現示された位置の
時間軸上の時刻つまり解析対象として指定されている時
刻が、数値的にさらに精確には何時何分であるのかを、
時刻数値表示データ生成手段109によって明確に数値
として表示することができる。これにより、解析を実施
する際に、その解析対象の時刻についてさらに数値とし
て精確に把握することができる。
【0018】第4に、本発明の温度記録解析装置は、上
記第1〜第3いずれかに記載の温度記録解析装置におい
て、前記時刻数値表示データ生成手段109は、前記各
数値205,210,211等の表示を前記カーソル2
04の移動と共にそのカーソル204に随伴して移動さ
せ、そのカーソル204の位置203の時刻に対応した
前記各グラフ202,206の読みの各数値205,2
10,211を表示することを特徴としている。
【0019】即ち、カーソル204と各グラフ202,
206とが交わる点のデータに基づいた正確な読みの各
数値205,210,211を、カーソル204に随伴
してその直近に配することにより、数値の上でも正確
で、かつ上記各技術とあいまってさらに直観的に一目瞭
然に理解可能なように、温度記録と運行記録とを対応付
けて表示することができる。従ってそれを用いた車両運
行管理をも含めた温度管理のための解析を、さらに簡便
に行うことが出来るようになる。
【0020】第5に、上記第1〜4のいずれかに記載の
温度記録解析装置において、該温度記録解析装置自体
が、前記業務用車両400の外部に取り出し可能に設置
されていることを特徴としている。これにより、前記業
務用車両400の外部に於ても、本発明に係る温度記録
解析装置を用いた上記同様の車両運行管理をも含めた温
度管理のための解析を簡便に行うことが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る温度記録解析
装置の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図
1は、本発明の温度記録解析装置の構成の主要部を示す
図である。また図2は、表示手段106の表示画面20
0に、本発明に係る各グラフ202,206、カーソル
204、各数値205,210,211を表示させた場
合の一例を示す図である。また図3は、本発明に係る温
度記録手段101に記録された各種データの記録状態の
一例を模式的に示す図である。
【0022】この温度記録解析装置は、温度記録手段1
01、温度グラフ表示データ生成手段102、位置指定
手段103、カーソル表示データ生成手段104、温度
数値表示データ生成手段105、表示手段106、車両
運行グラフ表示データ生成手段107、車両運行数値表
示データ生成手段108、時刻数値表示データ生成手段
109によってその主要部が構成されている。
【0023】温度記録手段101は、業務用車両400
に搭載された計測手段402によって一定時間間隔ごと
に計測された車両の冷凍庫内の温度解析用の温度データ
302を、その計測が為された際の時刻データ301つ
まりその計測時刻と対応付けて記録している。またこの
温度記録手段101は、前記同様の計測手段402によ
って一定時間間隔ごとに計測された業務用車両400の
走行速度データ303および駆動用動力のON/OFF
のデータつまり車両用エンジンON/OFFデータ30
6およびその冷凍庫のような温度管理対象となる室40
1の温度調節用動力装置403の動作状態304および
室401のドア404の開閉状態305を、その計測が
為された際の時刻データ301と対応付けて記録してい
る。
【0024】この温度記録手段101のハードウェア構
造としては、例えばICカードのように、業務用車両4
00の計測手段402のデータ書込用ポートに着脱可能
に装着される構造であることが望ましい。あるいは計測
手段402内部に常設される場合には、一般に業務用車
両400の外部に配置されている温度記録解析装置と接
続可能な接続ポートを備えて、温度記録手段101内部
に記録されているデータを温度記録解析装置に簡便に読
み出すことができるような構造に形成すれば良い。本実
施形態においては、温度記録手段101の構造として
は、内部に上記各データを記録するメモリIC(図示省
略)を備えたICカード状のものを採用した場合につい
て示した。
【0025】その温度記録手段101の内部のメモリI
Cには、温度データ302a,302b,302c、冷
凍庫用エンジンON/OFFデータ304、室401の
ドアの開/閉データ305、車両(走行)用エンジンO
N/OFFデータ306が、図3に模式的に示すよう
に、時刻データ301をコードのようにして用いてそれ
らそれぞれのデータ301〜306で1ログ分のデータ
として1まとまりに区切れるように記録される。さらに
詳細には、この温度記録手段101のメモリICにおけ
る上記各種データに割り振られるビット数等の構造につ
いては、種々の記憶方式が考えられるので、その多種に
亙る実例はここでは省略するが、いずれにせよ各種デー
タの最大値に対応した数値データを記憶するビット数
が、各データ301〜306の記録領域において予め用
意されていることが必要であることは言うまでもない。
【0026】なお本実施形態においては、業務用車両4
00の3か所に効果的にそれぞれ配設された合計3個の
温度センサ(図示省略)によって計測手段402に収集
される3つの温度データ302a,302b,302c
を記録する場合について示したが、温度データ302と
しては1か所だけの計測でもよく、あるいはさらに多数
の箇所について計測しても良い。
【0027】また、必要であれば図3に示したデータ以
外の種類のデータでも記録することができる。上記の他
にも、例えばセンサを配置して外気温度を計測し、これ
を前記の各データの計測時刻ごとにその記録と併せて記
録することも可能である。そしてその場合には、図3に
示したようなデータ構造の1ログ分のデータの中に、計
測された外気温度を記録する領域を予め用意しておけば
良い。
【0028】温度グラフ表示データ生成手段102は、
温度データ302を前記温度記録手段101から読み出
し、これに基づいて表示手段106に温度グラフ202
を表示するための表示データを生成する。即ち、図2に
示すように、横軸にはグラフの時間軸201を取り、縦
軸には温度[℃]を取って、時間軸201の各時刻の点
に対応した温度データ302の時系列的な推移をグラフ
化して温度グラフ202を表示するための、表示データ
を生成する。
【0029】このデータ処理は、時刻ごとに対応して時
系列的に記録された変数(即ちここでは温度データ30
2に対応する)のデータに基づいてその変数の時系列的
変化を横軸に時間軸を取ってグラフ化する、という技術
そのものについては種々の方式があるので、そのデータ
処理方式そのものについての詳細な説明は省略するが、
本実施形態においては、横軸の時間軸201の表示とし
ての分解能および時刻データ301のデータとしての分
解能を1分とした場合について示した。
【0030】本実施形態においては、実際の温度計測は
計測手段402によって15秒ごとに実施され、その4
回分のデータの平均値を取って1分ごとの温度データ3
02として計測するものとした。また、温度データ30
2のデータとしての分解能は0.1[℃]、表示として
の分解能は1[℃]とした。しかし本発明はこれのみに
は限定されず、さらに短周期あるいは長周期の時刻の分
解能や計測頻度、あるいはさらにきめ細かい、あるいは
粗い、データの分解能に設定することも可能であること
は言うまでもない。
【0031】位置指定手段103は、操作者の入力に基
づいて前記の時間軸201上の位置を指定する。即ち、
操作者が所望の時刻の各種データを解析するために、そ
の所望の時刻を入力して指定する。例えば操作者が1日
の時刻18時03分におけるデータを解析したいと所望
する場合には、その時刻18時03分を入力する。する
とこの指定された時刻18時03分に対応した時間軸2
01上の位置203が指定されたことになる。
【0032】このようにして位置指定手段103は操作
者の入力に基づいて前記の時間軸201上の位置を指定
する。この位置指定手段103の、操作者とのインター
フェースとしては、例えばキーボードや数字キーのよう
な入力手段を好適に用いることができる。そしてこのよ
うな入力手段を介して入力された時間軸201上の位置
203のデータはカーソル表示データ生成手段104に
伝送される。
【0033】カーソル表示データ生成手段104は、位
置指定手段103によって指定された位置203にカー
ソル204を表示するための表示データを生成する。ま
た、位置203の指定が前記の位置指定手段103によ
って変更されたときには、その変更された新たな位置2
03´にカーソル204を移動させる。即ち、カーソル
表示データ生成手段104は、位置指定手段103によ
って指定された位置203に常に追随して移行させてカ
ーソル204を表示するように表示データを生成および
変更するものである。
【0034】このカーソル表示データ生成手段104に
よって表示手段106に表示されるカーソル204は、
図2に示すように、時間軸201上の前記指定の位置2
03を通って横軸に平行に(つまり上下に)伸びる1本
の線状の図形あるいは一本の直線として表示される。こ
のカーソル204の図形は、本実施形態では後述する表
示手段106の画素一個がその横幅であるような一本の
直線として表示するようにした。
【0035】温度数値表示データ生成手段105は、前
記の指定された位置203における温度グラフ202の
読みに相当する温度データ302の数値205を表示す
るための表示データを生成する。つまり、前記の時間軸
201上の指定された位置203とは、換言すれば操作
者によって指定された時刻データ301のことである
が、この時刻データ301に対応する温度データ302
を温度数値表示データ生成手段105が読み出してその
数値を表示手段106上に数字キャラクタとして表示す
るための表示データを生成し、そのデータを表示手段1
06に伝送して表示させる。
【0036】このような、時間軸201上の指定された
位置203の時刻データ301に対応する温度データ3
02およびカーソル204の読み出し〜表示は、図3に
示すような時刻データ301を読み出しコードのように
して用いて読み出すことにより、後述の表示手段106
上への表示方式とあいまって、極めて簡便な構成および
方法で実現することができる。
【0037】車両運行グラフ表示データ生成手段107
は、前記の業務用車両400の走行速度データ303お
よび室401の温度調節用動力装置403の動作状態3
04および室401のドア404の開閉状態のデータ3
05および車両用エンジンON/OFFのデータ306
を前記の温度記録手段101から読み出し、それら各デ
ータを温度グラフ202と同一の時刻を時間軸201に
取って図3に示すような車両運行グラフ206としてグ
ラフ表示するための表示データを生成する。
【0038】そして車両運行数値表示データ生成手段1
08は、前記指定された位置203における前記車両運
行グラフ206の読みに相当する数値211や記号20
7〜209を表示するための表示データを生成して、こ
れを表示手段106に表示させる。
【0039】このとき表示される車両運行グラフ206
の横軸つまり時間軸201は、前記の温度グラフ202
の時間軸201と共用される。従って、それら温度グラ
フ202、車両運行グラフ206に対して前記の位置2
03に表示された一本の直線状のカーソル204がそれ
ぞれ交差する点が、その位置203の示している時刻に
おける各グラフの読みに相当する点として、それら温度
グラフ202および車両運行グラフ206に一目瞭然に
現示されるわけである。
【0040】しかもこのとき、各点の読みの数値つまり
温度の数値205、走行速度の数値211や、冷凍用の
エンジンのON/OFFの記号207、冷凍ドアの開閉
の記号208、車両エンジンののON/OFFの記号2
09、さらにはそれら各データの測定された時刻の数値
210も、後述するように表示手段106の表示画面2
00上に表示されるので、解析を行う利用者にとって
は、それらを数値的にも精確に対比させることができ、
多種の情報を対象とした煩雑になりがちな温度解析を、
極めて簡便な操作で精確に実施することができる。
【0041】時刻数値表示データ生成手段109は、前
記の如くカーソル204が表示されている位置203に
おける時間軸201の読みに相当する時刻の数値210
を表示手段106に表示するための表示データを生成す
る。即ちこれは、位置指定手段103によって指定され
た位置203、つまり指定された時刻の数値210を、
例えば図3の符号301に一例を示したように18:0
3のような数字キャラクタの形で表示するための表示デ
ータを生成するものである。
【0042】そして表示手段106は、前記の各表示デ
ータに基づいて、温度グラフ202、車両運行グラフ2
06、カーソル204、各数値205,210,21
1、各記号207,208,209等を表示画面200
に表示する。この表示手段106の本実施形態における
構造上の概要について述べる。まずこの表示手段106
としてはドットマトリックス型の液晶表示装置を用い
た。
【0043】その有効表示範囲のドット数は128×6
4、温度グラフ202の表示分解能は最小1℃単位(た
だし画面の2倍拡大時は0.5℃)で、この1℃が前記
の1ドットで表示される。また、走行速度データ303
のグラフ206における表示分解能は最小1km/h単
位で、その1km/hが、前記の1ドットで表示され
る。
【0044】そして上記各グラフに共通に用いられるパ
ラメータである時間軸201は、表示分解能は最小1分
単位で、その1分が前記の1ドットで表示される。この
ように本実施形態においては、時間軸201の表示分解
能の最小単位を表示手段106の1ドットに対応させる
ことにより、その時間軸201上に指定された位置20
3の対応する時刻データ301を、読み出しコードのよ
うに用いて、その位置203の時間軸201における読
み、つまりそのカーソル204が置かれた位置203の
時刻の精確な数値210を、それに対応した各グラフ上
のカーソル204の読みの数値と対応付けて読み出し〜
表示することを、極めて簡易なデータ処理だけで実現す
ることができる。
【0045】即ち、温度解析を行う際に、操作者は位置
指定手段103を介して調べたい時刻の指定を入力す
る。すると、この入力に基づいて、各表示データ生成手
段102,104,105,106,107,108,
109は、それぞれの分担する表示データを上記の如く
生成する。このとき各表示データ生成手段は、前記の入
力された指定の時刻のデータ301を読み出し用のコー
ドのようにして用いて、その時刻のデータ301を含ん
だ1ログ分のデータを、温度記録手段101に記録され
ているデータの中から読み出して来て、その表示データ
生成手段で必要な種類のデータを時刻のデータ301と
対応付けた上で、表示手段106の表示画面200上に
表示できるようなデータに変換する。
【0046】このとき、表示手段106の横方向(行方
向)の配列のアドレスデータとして時刻のデータ301
を用いることにより、複数の変数のグラフを極めて簡易
な方式で表示することができる。例えば、時刻18:0
3が指定され、この時刻における各種データを図3に示
すようにグラフ202,206上に表示するためには、
まず各グラフに共通の行アドレスデータとしてはその時
刻18:03に対応する1ドットを選択状態にするだけ
でよい。そしてこの時刻にそれぞれ対応する各種データ
の変数の表示は、その変数をそれぞれのグラフの横軸に
取り、そのデータの数値に対応して決定される列アドレ
スデータをそれぞれ指定することで、前記の行アドレス
データとあいまって、それに対応するドットを選択状態
にすることができる。
【0047】そしてさらには、前記の指定された時刻1
8:03のデータ301を含んだ1ログ分のデータの、
それぞれの値を、数字キャラクタや記号の形に変換し
て、所定の位置あるいはカーソルの近くに表示する。こ
のようにして、図3に示すような走行速度や温度や車両
エンジンON/OFFなど繁雑な複数の変数を取り扱う
グラフ202,206でも、それらを同じ時間軸201
上で、しかも同じカーソル204の読みに相当するその
精確な数値205,210,211を表示することがで
きるので、それらをグラフ及び数値両面から一目瞭然に
対比させつつ解析することができる。しかもそのような
表示は、利用者が極めて簡易な操作を行うだけで表示画
面200上に表示することができる上に、そのための装
置の構造および動作方式も極めて簡易なものとすること
ができる。
【0048】なお、本実施形態においては、カーソル2
04の横幅を表示手段106の1ドット分とし、細い線
状に表示するようにしたが、カーソル204の表示形態
としてはこの他にも、カーソル204の横幅を表示手段
106の複数ドット分の幅としても良い。表示手段10
6が高精細な液晶表示パネルを用いたものであった場合
などにはその1ドットの画素サイズが余りにも小さ過ぎ
るので、カーソル204が1ドット分の横幅しかないよ
うな表示ではグラフ202,206の中でカーソル20
4が殆ど目立たない可能性もあり得る。
【0049】そこでこのような場合には、カーソル20
4の横幅を複数ドットで構成する、つまりカーソル20
4をもっと太く表示すれば良い。このとき、前記の1ド
ット分の横幅のカーソル204を中心としてその左右両
側にさらに複数ドット分の線を追加して表示することな
どにより、カーソル204をもっと太く表示することも
できる。
【0050】ところで、上記の各数値(の表示)20
5,210,211は、本発明によれば、カーソル20
4の位置に随伴して移動し、常にそのカーソル204の
近くに表示させることができる。そのような場合の一例
を図4に示す。例えば、カーソル204が位置203か
ら新たに位置203´に移行したような場合には、それ
に随伴して、各数値205,210,211を表示する
位置およびその位置におけるグラフの読みに相当する数
値そのものも、その新たな位置203´に随伴して移動
して表示される。
【0051】上記のような本発明に係る構造の温度記録
解析装置が、業務用車両400から取り外し可能に設置
されている。なお本実施形態においてはこの温度記録解
析装置が業務用車両400から取り外された状態で用い
られる場合ついての一例を示したが、業務用車両400
に搭載された状態で上記同様に用いることが可能である
ことは言うまでもない。
【0052】カーソル204の表示については前述の如
く新たな位置203´に移動されるが、このとき各数値
(の表示)205,210,211は、それを表示画面
200上に表示するための表示アドレスを、カーソル2
04の表示アドレスつまりそのカーソル204の位置2
03´に対応する時刻データ301の近くの表示アドレ
スに設定される。これは各数値205,210,211
をそれぞれ表示する各表示データ生成手段105,10
8,109が実行する。
【0053】新たな位置つまり新たな時刻の指定が入力
されると、それに対応する時刻データ301を読み出し
コードおよび表示列アドレスデータとして用いて、カー
ソル204の表示がその新たな位置203´に移動され
るが、このとき、同じ時刻データ301に基づいて前記
の各数値205,210,211の画面200における
表示位置の列アドレスも生成すれば良い。例えば、各数
値205,210,211の表示位置を、カーソル20
4の表示から右方向にドット5個分隔てた位置に表示さ
せたい場合には、その列アドレスを前記の時刻データ3
01に基づいたカーソル204の表示の列アドレスに+
5を演算すればよい。そして表示位置の行アドレスにつ
いては、例えば図4(a)に示すように、各グラフの上
端付近に固定して設定しておけば良い。このような各数
値の表示位置については、それが併記されるグラフの表
示と干渉することを避けることができる位置であること
が望ましい。従って、例えば図4(a)に例示したよう
な各グラフの最上端の付近や、図4(b)に示すように
各グラフの上辺側の欄外などが、その表示位置として好
適である。
【0054】次に、本発明に係る温度記録解析装置の動
作の概要について述べる。図5は、本発明に係る温度記
録解析装置の動作の主要部を示す概要フローチャートで
ある。まず、業務用車両400等に搭載されて各種計測
データを記録した温度記録手段101を、その業務用車
両400から取り外し、本発明に係る温度記録解析装置
に装着して、その内部に記録されている各種データを読
み出し可能状態にする(s1のN)。
【0055】そして解析作業者は、詳細な解析を望む時
刻を含む解析対象区間を指定する。この区間の長さにつ
いては、例えば17:00〜19:00の間の2時間、
のように、特定の時間スパンに亙る区間を予め表示可能
に設定されている。例えば図2や図4に例示する場合に
則して言えば、1日目の18:00を中心としてその前
後1時間について解析したい場合などには、その前後1
時間ずつ合計で2時間に亙る区間つまり17:00〜1
9:00の間を指定するように入力する(s1のY)。
【0056】すると温度グラフ表示データ生成手段10
2、車両運行グラフ表示データ生成手段107は、温度
記録手段101に記録されたデータの中から17:00
〜19:00の間の各種データが読み出して、それぞれ
グラフ202,206を表示手段106の表示画面20
0上に表示する(s2)。
【0057】そして次の動作の命令が入力されるまでは
その表示を継続し(s13)、次の命令入力待ちの状態
に入る(s3のN)。続いて、解析作業者が特に詳細な
解析を所望する時刻を位置指定手段103によって入力
する。つまりこれを装置側の観点から換言すれば、前記
の入力された時刻に対応する各グラフの横軸である時間
軸201上の位置203が指定されたことになる(s3
のY)。
【0058】すると、カーソル表示データ生成手段10
4は、前記の指定された位置203にカーソル204を
表示するための表示データを生成する(s4)。そして
そのカーソル204を表示画面200の位置203に表
示する(s5)。そして、温度数値表示データ生成手段
105は、前記の指定された位置203における温度グ
ラフ202の読みに相当する温度データ302の数値2
05を表示するための表示データを生成する(s6)。
そしてそれを表示画面200上に前記のカーソル204
から例えば5ドットのような特定ドットを隔てて隣接さ
せて表示する(s7)。
【0059】そして時刻数値表示データ生成手段109
は、前記の指定された時刻の数値210を数字キャラク
タの形で表示するための表示データを生成する(s
8)。そしてその数値210の表示を、表示画面200
上のグラフ最下端に、カーソル204に対して近接させ
て表示する(s9)。
【0060】また、車両運行数値表示データ生成手段1
08は、前記の指定された位置203における前記車両
運行グラフ206の読みに相当する数値211、記号2
07〜209を表示するための表示データを生成する
(s10)。そしてそれを表示画面200上に、前記の
カーソル204から例えば5ドットのような特定ドット
を隔てて隣接させて表示する(s11)。
【0061】このようにして一連の表示を完成した後、
その表示は表示画面200上で継続される(s12のN
〜s13)。そして次に、カーソル204が現示されて
いる位置203とは別の位置203´の指定が新たに入
力されたとき、つまり位置指定手段103を介して新た
な位置203´の指定が入力されたときには、それに基
づいて、上記のs4〜s13までと同様の一連の表示動
作を、ただし今度は位置203´に相当する時刻データ
301に対応した各種データに基づいて本発明の装置は
実行する。
【0062】そして装置の解析動作終了の命令が作業者
によって入力されると(s12のY)、本発明に係る温
度記録解析装置は動作を終了する。なお、上記実施形態
においては、車両運行グラフ206における、室の開閉
を示す記号の表示207のように数値データではない情
報の表示については、図2に示したようにグラフの右端
外部の定位置に表示する場合について述べた。これは、
そのような開/閉やON/OFFのような2値的な情報
については、カーソル204とグラフ206を見るだけ
でも正確に把握可能であることが想定されることや、そ
のような自明な情報をわざわざグラフ中に表示すること
は、むしろ表示の繁雑化を招くことさえあり得ることが
懸念されたためである。しかし、このような2値的な情
報についても、前記のような表示の繁雑化を避けること
ができれば、カーソル204の移動に随伴させて移動し
て表示しても良い。
【0063】また、上記実施形態で述べた各手段、つま
り図1中で一点鎖線で囲んだデータ処理の主要部分50
0については、例えばマイコン(マイクロコンピュー
タ)のような演算処理機能を備えたLSIおよびその周
辺機器を用いて構築可能であることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上詳細な説明で明示したように、本発
明によれば、運送車両自体の運行記録や、あるいはそれ
以外にも倉庫や冷凍ショーケースなどその運用状況の記
録と、それが運搬あるいは保管していた冷凍庫内の温度
状態の記録とを、同一時間軸上でグラフ化し、それらを
互いに一目瞭然に対比させつつ、しかもそれらの温度管
理や運行管理の精確なデータの解析をも、従来のような
煩雑な操作を要さずして簡易に行なうことを可能にする
温度記録解析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度記録解析装置の構成の主要部を示
す図である。
【図2】表示手段106の表示画面200に、本発明に
係る各グラフ202,206、カーソル204、各数値
205,210,211を、表示させた場合の一例を示
す図である。
【図3】本発明に係る温度記録手段101に記録された
各種データの記録状態の一例を模式的に示す図である。
【図4】各数値(の表示)205,210,211は、
本発明によれば、カーソル204の位置に随伴して移動
し、常にそのカーソル204の近くに表示させる場合の
一例を示す図である。
【図5】本発明に係る温度記録解析装置の動作の主要部
を示す概要フローチャートである。
【符号の説明】
101…温度記録手段 102…温度グラフ表示データ生成手段 103…位置指定手段 104…カーソル表示データ生成手段 105…温度数値表示データ生成手段 106…表示手段 107…車両運行グラフ表示データ生成手段 108…車両運行数値表示データ生成手段 109…時刻数値表示データ生成手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間間隔ごとに計測され、該計測が
    為された際の時刻データと対応付けて温度記録手段に記
    録された計測対象の温度データを、前記温度記録手段か
    ら読み出し、前記時刻をグラフの時間軸に取って該時間
    軸に対応して前記温度データの時系列的な推移を温度グ
    ラフとしてグラフ表示するための表示データを生成する
    温度グラフ表示データ生成手段と、 前記時間軸上の位置を指定する位置指定手段と、 前記位置指定手段によって指定された位置にカーソルを
    表示し、前記位置の指定が前記位置指定手段によって変
    更されたときには、該変更された新たな位置に前記カー
    ソルを移動して表示するための表示データを生成するカ
    ーソル表示データ生成手段と、 前記指定された位置における前記温度グラフの読みに相
    当する温度データの数値を表示するための表示データを
    前記温度データに基づいて生成する温度数値表示データ
    生成手段と、 前記温度グラフおよび前記カーソルおよび前記温度デー
    タの数値を、表示画面に表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする温度記録解析装置。
  2. 【請求項2】 温度調節される室を有する業務用車両に
    搭載された計測手段によって一定時間間隔ごとに計測さ
    れ該計測が為された際の時刻のデータと対応付けて温度
    記録手段に記録された温度データを、前記温度記録手段
    から読み出して、前記時刻をグラフの時間軸に取り該時
    間軸に対応して前記温度データの時系列的な推移をグラ
    フ化し温度グラフとして表示するための表示データを生
    成する温度グラフ表示データ生成手段と、 前記業務用車両に搭載された計測手段によって一定時間
    間隔ごとに計測され該計測が為された際の時刻のデータ
    と対応付けて温度記録手段に記録された前記業務用車両
    の走行速度および該業務用車両の駆動用動力装置の動作
    状態および前記室の温度調節用動力装置の動作状態およ
    び前記室のドア開閉状態のうちの少なくとも一種類の情
    報を、前記温度記録手段から読み出して、前記温度グラ
    フと同一の時刻を時間軸に取り、該時間軸に対応して車
    両運行グラフとしてグラフ表示するための表示データを
    生成する車両運行グラフ表示データ生成手段と、 前記時間軸上の位置を指定する位置指定手段と、 前記位置指定手段によって指定された前記位置にカーソ
    ルを表示し、前記位置の指定が前記位置指定手段によっ
    て変更されたときには、該変更された新たな位置に前記
    カーソルを移動して表示するための表示データを生成す
    るカーソル表示データ生成手段と、 前記指定された位置における前記温度グラフの読みに相
    当する温度の数値を表示するための表示データを生成す
    る温度数値表示データ生成手段と、 前記指定された位置における前記車両運行グラフの読み
    に相当する数値および記号のうち少くともいずれか一方
    を表示するための表示データを生成する車両運行数値表
    示データ生成手段と、 前記温度グラフおよび前記車両運行グラフおよび前記カ
    ーソルおよび前記各数値又は記号を、表示画面に表示す
    る表示手段とを備えたことを特徴とする温度記録解析装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の温度記録解析装置
    において、 前記カーソルが表示されている位置における前記時間軸
    の読みに相当する時刻の数値を前記表示手段に表示する
    ための表示データを生成する時刻数値表示データ生成手
    段を、さらに具備することを特徴とする温度記録解析装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の温度
    記録解析装置において、 前記時刻数値表示データ生成手段は、前記各数値の表示
    を前記カーソルの移動と共に該カーソルに随伴して移動
    させて、前記カーソルの位置の時刻に対応したグラフの
    読みの各数値又は記号を表示する時刻数値表示データ生
    成手段であることを特徴とする温度記録解析装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の温度
    記録解析装置において、 該温度記録解析装置自体が、前記業務用車両の外部に取
    り出し可能に設置されていることを特徴とする温度記録
    解析装置。
JP21769397A 1997-08-12 1997-08-12 温度記録解析装置 Abandoned JPH1166368A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219157A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 中島丸寛 株式会社 冷凍車における冷凍装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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