JPH116544A - 携帯電子機器のチェーン取付機構 - Google Patents

携帯電子機器のチェーン取付機構

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Publication number
JPH116544A
JPH116544A JP9160933A JP16093397A JPH116544A JP H116544 A JPH116544 A JP H116544A JP 9160933 A JP9160933 A JP 9160933A JP 16093397 A JP16093397 A JP 16093397A JP H116544 A JPH116544 A JP H116544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
body case
mounting member
main body
portable electronic
Prior art date
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Pending
Application number
JP9160933A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kikuchi
昌広 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oi Electric Co Ltd
Original Assignee
Oi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oi Electric Co Ltd filed Critical Oi Electric Co Ltd
Priority to JP9160933A priority Critical patent/JPH116544A/ja
Publication of JPH116544A publication Critical patent/JPH116544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電子機器の携帯性を向上させるために設
けられた保持用チェーン装着用のチェーン取付部材は、
保持用チェーンを取り外して前記携帯電子機器を携帯す
る場合に邪魔になっていた。 【解決手段】 本体ケース14は当該本体ケース14か
ら出没自在なチェーン取付部材12の出没ストロークに
応じた深さのガイド溝16を有している。前記チェーン
取付部材12は保持用チェーン取付時に前記本体ケース
14から突出され、保持用チェーンの非取付時に前記本
体ケース14内部に収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電子機器のチ
ェーン取付機構、特に保持用チェーンを取り付けるチェ
ーン取付部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報通信技術の発達に伴い、無線
呼出用受信機(ページャー)や携帯電話機等の携帯電子
機器が普及している。これらの携帯電子機器は、通常ポ
ケットやバックに入れて携帯するが、携帯性の多様化を
目的として、チェーン等を利用してベルトやバックに装
着して(吊り下げて)携帯することができるような構造
にもなっている。
【0003】図4(a),(b)は、携帯電子機器の一
つであるページャー30の本体ケース32に保持用チェ
ーンとしてのチェーンクリップ34を装着するための構
造である。一般的な構造としては、図4(b)に示すよ
うに、断面略U字状の取付部材36を本体ケース32に
埋め込み固定し、前記チェーンクリップ34が本体ケー
ス32から突出した取付部材36に常時装着可能な状態
になっている。なお、この取付部材36は前記本体ケー
ス32に一体に形成されている場合もある。また、本体
ケース32に形成された凹部にシャフト状のバーを形成
し、前記チェーンクリップ34を前記バーに装着するタ
イプのものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
保持用チェーンの取付構造においては、保持用チェーン
を装着しないで使用する場合に、本体ケースから大きく
突出した取付部材が邪魔になるという問題がある。特
に、衣類のポケット等に入れて携帯する場合やカバン等
の僅かなスペースに収納して携帯する場合には、大きく
突出した取付部材が利用者に違和感を与えたり、携帯電
子機器自体の収納を阻害するという問題を生じる。
【0005】また、凹部にシャフト状のバーを形成し、
前記保持用チェーンを装着するタイプの場合、本体ケー
スから取付部材が突出していないため、前述した保持用
チェーンを装着しない場合の不具合は生じないが、逆に
保持用チェーンの着脱を行う場合取付部材が突出してい
ない分、その着脱作業が困難であるという問題が生じ
る。特に頻繁に着脱作業を行う場合には大きな問題にな
る。
【0006】本発明は、このような問題を解決すること
を課題としてなされたものであり、保持用チェーンの着
脱を容易に行うことができると共に、保持用チェーンの
非使用時には当該保持用チェーンの取付部材が邪魔にな
らないチェーン取付機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の構成は、携帯電子機器に設けられ
当該携帯電子機器に保持用チェーンを装着するためのチ
ェーン取付機構であって、前記携帯電子機器の本体ケー
スに対して出没自在で、前記保持用チェーンと係合可能
なチェーン取付部材と、前記本体ケースに形成され前記
チェーン取付部材が移動可能な溝であって、少なくとも
前記チェーン取付部材の出没ストロークと同じ溝深さを
有するガイド溝と、を含み、前記チェーン取付部材は保
持用チェーン取付時に前記本体ケースから突出し、非取
付時に前記本体ケース内部に移動することを特徴とす
る。
【0008】この構成によれば、チェーン取付部材は保
持用チェーン取付時に前記本体ケースから突出している
ので、保持用チェーンの着脱を容易に行うことができ
る。また、保持用チェーンの非取付時にチェーン取付部
材は前記本体ケース内部に収納されるので邪魔にならな
い。
【0009】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記取付機構において、前記本体ケース
は、チェーン取付部材の収納時に当該チェーン取付部材
を本体ケース表面以下に埋没させる収納凹部を有するこ
とを特徴とする。
【0010】この構成によれば、チェーン取付部材の収
納時には、収納凹部によって前記チェーン取付部材が本
体ケース表面以下に完全に埋没するため邪魔にならな
い。
【0011】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記取付機構において、前記チェーン取付
部材は前記ガイド溝のみによって出没自在に保持されて
いることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、容易な構造でチェーン
取付部材の出没動作を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。
【0014】図1には、本実施形態のチェーン取付機構
を有する携帯電子機器の一つである無線呼出用受信機
(ページャー)10の裏面側から見た一部破断図が示さ
れている。ページャー10の表面側の表示部やスイッチ
等は図3に示すものと同じであり、受信機能等も従来の
ページャーと同じであるため説明は省略する。
【0015】本実施形態の特徴的事項は、携帯電子機器
の本体ケースに対して出没自在なチェーン取付部材が、
当該チェーン取付部材の出没ストロークと少なくとも同
じ深さのガイド溝によって保持されているところであ
る。
【0016】図1(a)に示すように、前記チェーン取
付部材12は、例えば、ステンレス等の金属で形成さ
れ、その形状は略U字形状を呈している。このチェーン
取付部材12は図4(a)に示すようなチェーンクリッ
プ(保持用チェーン)34を係合させる湾曲部12a
と、本体ケース14に形成されたガイド溝16と係合す
る突起部12bとから構成され、例えば、曲げ加工やプ
レス加工で形成される。
【0017】一方、ページャー10の本体ケース14
は、例えば、ポリカーボネート(PC)やテレブチレン
テレフタレート(PBT)等の熱可塑性プラスチックで
射出成形することによって形成される。前記チェーン取
付部材12は、図2に示すように本体ケース14の一部
に形成されたガイド溝16に挿入される。前記ガイド溝
16は前記チェーン取付部材12の突起部12bが余裕
を持って挿入可能な幅Aを有すると共に、図1(a)に
示すようにチェーン取付部材12が本体ケース14の表
面から突出するストロークBと少なくとも同じ深さCを
有している。
【0018】本体ケース14にチェーンクリップ34
(図4参照)を装着する場合、図1(a)に示すように
前記チェーン取付部材12をガイド溝16から引き出
す。この時、図2に示すように、本体ケース14側のチ
ェーン取付部材12の背面位置に凹部18を形成してお
けば、利用者が指の爪等を前記凹部18に挿入し容易に
チェーン取付部材12を本体ケース14の表面に引き出
すことができる。一方、チェーンクリップ34を取り外
し、不要になったチェーン取付部材12を収納する場合
には、図1(b)に示すように、指等でガイド溝16の
奥行き方向に押し込めば、本体ケース14の表面からの
突出量が軽減され、携帯時にチェーン取付部材12が邪
魔になることがない。なお、チェーン取付部材12はガ
イド溝16に挿入された後(図2の状態)、図示しない
本体ケースカバーで覆うことによって保持される。つま
り、チェーン取付部材12はガイド溝16よってのみ保
持されるため、構造をシンプルにすることができる。
【0019】さらに、ガイド溝16の内部にチェーン取
付部材12を収納方向に付勢する付勢手段(例えば、バ
ネ材)やチェーン取付部材12の出没動作に抵抗を付加
する抵抗手段(例えば、摩擦力を利用したもの)等を設
けてもよい。このような構成にすることによって、チェ
ーンクリップ34の取り外し後、チェーン取付部材12
が不用意に本体ケース14から突出しないようにするこ
とが可能である。なお、図2に示す凹部18が形成され
ていれば、付勢力等に逆らって容易にチェーン取付部材
12を引き出しチェーンクリップ34の装着を行うこと
ができる。
【0020】図3(a),(b)には、ガイド溝16を
有する本体ケース14の他の構成が示されている。図3
(a),(b)の例の場合もガイド溝16はチェーン取
付部材12の突起部12bに応じた幅Aと、チェーン取
付部材12の出没ストロークに応じた深さCを有してい
る。図3(a),(b)の例の場合、図2に示す凹部1
8の代わりに、より大きな凹部である収納凹部20が形
成されている。収納凹部20は、図3(a),(b)に
示すようにチェーン取付部材12が収納された時に、本
体ケース14の表面以下に当該チェーン取付部材12を
埋没させることができる。このような収納凹部20を形
成することによって、チェーン取付部材12の本体ケー
ス14からの突出が完全に排除されるので、チェーン取
付部材12収納時の携帯性がさらに向上する。なお、図
3(a)に示すようにガイド溝16に微少突起22を形
成することによって、図2の例と同様にチェーン取付部
材12の不用意な飛び出しを防止することができる。も
ちろん、前述したような付勢手段や抵抗手段を用いても
同様の効果を得ることができる。
【0021】本実施形態では、携帯電子機器の一例とし
てページャーを例にとって説明したが、携帯電話や携帯
端末等、保持用チェーンの着脱を行うものであれば、同
様の効果を得ることができる。また、チェーン取付部材
やガイド溝の形状は適宜選択することが可能で、その場
合も同様の効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、チェーン取付機構は、
携帯電子機器の本体ケースから出没自在なチェーン取付
部材の出没ストロークに応じた深さのガイド溝を有し、
前記チェーン取付部材は保持用チェーン取付時に前記本
体ケースから突出し、保持用チェーンの非取付時に前記
本体ケース内部に収納されるので、簡単な構造で保持用
チェーンの着脱を容易に行うことができると共に、保持
用チェーンを外した時にはチェーン取付部材が邪魔にな
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る携帯電子機器のチェ
ーン取付機構を説明する説明図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る携帯電子機器のチェ
ーン取付機構のガイド溝周辺の拡大図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る携帯電子機器の他の
チェーン取付機構のガイド溝周辺の拡大図である。
【図4】 従来の携帯電子機器のチェーン取付機構を説
明する説明図である。
【符号の説明】
10 無線呼出用受信機(携帯電子機器)、12 チェ
ーン取付部材、12a湾曲部分、12b 突起部、14
本体ケース、16 ガイド溝。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電子機器に設けられ当該携帯電子機
    器に保持用チェーンを装着するためのチェーン取付機構
    であって、 前記携帯電子機器の本体ケースに対して出没自在で、前
    記保持用チェーンと係合可能なチェーン取付部材と、 前記本体ケースに形成され前記チェーン取付部材が移動
    可能な溝であって、少なくとも前記チェーン取付部材の
    出没ストロークと同じ溝深さを有するガイド溝と、 を含み、 前記チェーン取付部材は保持用チェーン取付時に前記本
    体ケースから突出し、非取付時に前記本体ケース内部に
    移動することを特徴とする携帯電子機器のチェーン取付
    機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の取付機構において、 前記本体ケースは、チェーン取付部材の収納時に当該チ
    ェーン取付部材を本体ケース表面以下に埋没させる収納
    凹部を有することを特徴とする携帯電子機器のチェーン
    取付機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の取付機構
    において、 前記チェーン取付部材は前記ガイド溝のみによって出没
    自在に保持されていることを特徴とする携帯電子機器の
    チェーン取付機構。
JP9160933A 1997-06-18 1997-06-18 携帯電子機器のチェーン取付機構 Pending JPH116544A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9160933A JPH116544A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 携帯電子機器のチェーン取付機構

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JP9160933A JPH116544A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 携帯電子機器のチェーン取付機構

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JPH116544A true JPH116544A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15725391

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JP9160933A Pending JPH116544A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 携帯電子機器のチェーン取付機構

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JP (1) JPH116544A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4690317A (en) * 1985-09-06 1987-09-01 Monarch Marking Systems, Inc. Hand-held tag attacher

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4690317A (en) * 1985-09-06 1987-09-01 Monarch Marking Systems, Inc. Hand-held tag attacher

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