JPH1163881A - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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JPH1163881A
JPH1163881A JP9216046A JP21604697A JPH1163881A JP H1163881 A JPH1163881 A JP H1163881A JP 9216046 A JP9216046 A JP 9216046A JP 21604697 A JP21604697 A JP 21604697A JP H1163881 A JPH1163881 A JP H1163881A
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fluid
forming
end plate
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recess
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Shigeji Ichiyanagi
茂治 一柳
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Showa Aluminum Corp
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    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
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    • F28D1/03Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
    • F28D1/0308Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
    • F28D1/0325Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another
    • F28D1/0333Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members
    • F28D1/0341Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members with U-flow or serpentine-flow inside the conduits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両タンク式の積層型熱交換器について、エン
ドプレート部分に流体導入流路および同排出流路を一体
に設けることにより、従来の出入口パイプの取付け工程
を省略する。部品点数を減少させ、加工工数の削減を図
り、製造コストを低減する。クーリングケースのコンパ
クト化を果たす。また有効コア面積を充分に確保する。 【解決手段】 積層型熱交換器1 は、並列状の多数の中
間プレート2 と、左右両外側に一対ずつ配置された2組
のエンドプレート20,30,50,60 とを備えている。左側エ
ンドプレート20,30 同士の間に流体導入流路41と、これ
より区分された流体排出流路43とが形成されている。ま
た上部タンク部10,40,70は流体の導入だけに用いられ、
上部タンク部10,40,70 の容積は下部タンク部12a,12b,4
2,72の容積の約半分の大きさとなされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カー・エアコン
用エバポレータ等に用いられる積層型熱交換器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の積層型エバポレータは、
積層状プレートの上下両側にタンク部が設けられた両タ
ンク式、および片側にタンク部が設けられた片タンク式
のいずれの場合にも、エンドプレートにタンク部に連な
るヘッダ部を接合し、該ヘッダ部に出入口パイプを取り
付けることにより、冷媒導入・排出路を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これで
は、エバポレータを収めるクーリングケースにおいて、
出入口パイプのスペースを確保する必要があり、外形が
大きくなってしまい、また出入口パイプをヘッダ部に接
合する工程を別に必要とし、手間がかゝるという問題が
あった。なお、出入口パイプとヘッダ部とを一体化し、
炉中一括ろう付けすれば、その工程を無くすことができ
るが、いわゆる炉入れ効率が悪くなり、トータルコスト
には、変化がないといううらみがあった。
【0004】また最近、一方のエンドプレートに、出入
口部を集めた構造のエバポレータが提案されている(例
えば特開平7−294160号公報、および特開平7−
270089号公報参照)。
【0005】しかし、この従来のエバポレータの構造で
あれば、片側に3つのタンク部が集中するため、抵抗が
大きくなるという問題があった。
【0006】また、両タンク式のエバポレータでは、通
常、冷媒がエバポレータの内部で体積膨脹するため、タ
ンク部の大きさをある程度大きくとる必要があり、それ
だけエバポレータ本体内の有効コア面積を減少させるこ
とになるという問題があった。
【0007】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、エンドプレート部分に流体導入流路および同
排出流路を一体に設けることにより、従来の出入口パイ
プの取付け工程を省略し、部品点数を減少することがで
きて、加工工数の削減を図ることができ、ひいては製造
コストを低減し得るとともに、クーリングケースのコン
パクト化を果たし得、かつ両タンク式の積層型エバポレ
ータにおいて有効コア面積を充分に確保することができ
る、積層型熱交換器を提供しようとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明による積層型熱交換器は、並列状に配置
された多数の中間プレートと、これらの左右両外側に一
対ずつ配置された2組のエンドプレートとを備え、各中
間プレートの片面の上端寄り部分に上部タンク形成用凹
部が設けられ、中間プレート片面の下端寄り部分に前後
一対の下部タンク形成用凹部が設けられ、中間プレート
片面の高さの中間部分に、側面よりみて逆U形の流体流
路形成用凹部が設けられて、該流体流路形成用凹部の2
つの端部が下部タンク形成用凹部にそれぞれ連なるもの
となされており、各中間プレートの逆U形流体流路形成
用凹部の中央部に上下方向に長い仕切用凸条が、同凹部
の上端寄り部分から下端部まで設けられ、左側エンドプ
レートの組のうちの少なくとも一方のエンドプレートの
対向面に、流体導入流路形成用凹部が設けられるととも
に、同少なくとも一方のエンドプレートの対向面に、該
流体導入流路形成用凹部とは区分された流体排出流路形
成用凹部が設けられ、左側第1エンドプレートに、流体
導入流路形成用凹部に連通する流体導入孔と、流体排出
流路形成用凹部に連通する流体排出孔とがあけられ、コ
ア内側の左側第2エンドプレートの対向面に、流体導入
流路形成用凹部に連なる上部タンク形成用凹部が設けら
れるとともに、流体排出流路形成用凹部に連なる下部タ
ンク形成用凹部が設けられ、右側エンドプレートの組の
うちの少なくとも一方のエンドプレートの対向面に、流
体流路形成用凹部が設けられ、コア内側の右側第4エン
ドプレートの対向面に、流体流路形成用凹部の上端部に
連なる上部タンク形成用凹部と、同流体流路形成用凹部
の下端部に連なる下部タンク形成用凹部とが設けられて
おり、隣り合う中間プレート同士が互いに凹部を対向さ
せた状態に層状に重ね合わせられ、かつ左側エンドプレ
ートの組が互いに凹部を対向させた状態に重ね合わせら
れるとともに、右側エンドプレートの組が互いに凹部を
対向させた状態に重ね合わせられ、隣り合う中間プレー
トの互いに対向する仕切用凸条同士、および同周縁部同
士が接合されることにより、上部タンク部と、側面より
みて逆U形の多数の偏平管部と、各偏平管部の端部に連
なる下部タンク部とが形成され、左側エンドプレートの
周縁部同士が互いに接合されることにより、上部タンク
部と、これに連なる流体導入流路と、流体導入流路とは
区分された流体排出流路と、これの下端部に連なる下部
タンク部とが形成され、右側エンドプレートの周縁部同
士が互いに接合されることにより、上部タンク部と、こ
れに連なる流体流路と、これの下端部に連なる下部タン
ク部とが形成され、各中間プレートの上部タンク形成用
凹部の底壁に流体通過用孔があけられ、かつ下部タンク
形成用凹部の底壁にそれぞれ流体通過用孔があけられ、
コア内側の左側エンドプレートの上部タンク形成用凹部
の底壁に流体通過用孔があけられ、かつ下部タンク形成
用凹部の底壁にそれぞれ流体通過用孔があけられ、コア
内側の右側エンドプレートの上部タンク形成用凹部の底
壁に流体通過用孔があけられ、かつ下部タンク形成用凹
部の底壁に流体通過用孔があけられており、左側エンド
プレートの流体導入孔から左側エンドプレートの組の流
体導入流路内に導入された流体が、左側エンドプレート
の組の上部タンク部、および多数の中間プレートの組の
上部タンク部を経て、右側エンドプレートの組の上部タ
ンク部に至り、さらに流体は、該上部タンク部より右側
エンドプレートの組の流体流路および下部タンク部を経
て、多数の中間プレートの組の一方の下部タンク部より
逆U形偏平管部の同側端部に流入し、該偏平管部内を逆
U状に流れた後、他方の下部タンク部より流れ出て、左
側エンドプレートの組の下部タンク部に至り、最後に左
側エンドプレートの組の流体排出流路から流体排出孔を
経て、外部に流出するようになされていることを特徴と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態
を、図面を参照して説明する。
【0010】この明細書において、前後、左右、および
上下は図3を基準とし、左とは図3の左側、右とは同右
側をいゝ、また前とは同図下側、後とは同上側をいゝ、
上とは同図図面紙葉の表側、下とは同裏側をいうものと
する。
【0011】なお図面は、この発明をカー・エアコン用
の積層型エバポレータに適用した場合を示すものであ
る。
【0012】図1、図3〜図5を参照すると、この発明
による積層型エバポレータ(1) はアルミニウム(アルミ
ニウム合金を含む)製であって、並列状に配置された多
数の中間プレート(2) と、これらの左右両外側に一対ず
つ配置された2組のエンドプレート(20)(30)(50)(60)と
を備えている。
【0013】図1、図3〜図5、図7に詳しく示すよう
に、各中間プレート(2) には、これの片面の上端寄り部
分に上部タンク形成用凹部(3) が設けられ、中間プレー
ト(2) 片面の下端寄り部分に前後一対の下部タンク形成
用凹部(5)(5)が設けられ、中間プレート(2) 片面の高さ
の中間部分に、側面よりみて逆U形の流体流路形成用凹
部(4) が設けられて、該流体流路形成用凹部(4) の2つ
の端部が下部タンク形成用凹部(5)(5)にそれぞれ連なる
ものとなされており、各中間プレート(2) の逆U形流体
流路形成用凹部(4) の中央部に上下方向に長い仕切用凸
条(6) が、同凹部(4) の上端寄り部分から下端部まで設
けられている。
【0014】図3と図6を参照すると、左側エンドプレ
ート(20)(30)の組のうちのコア外側の左側第1エンドプ
レート(20)の対向面に、流体導入流路形成用凹部(22)
と、該凹部(22)とは区分された流体排出流路形成用凹部
(23)とが設けられ、かつ流体導入流路形成用凹部(22)の
底壁(22a) に流体導入孔(24)があけられ、流体排出流路
形成用凹部(23)の底壁(23a) に流体排出孔(26)があけら
れている。
【0015】同コア内側の左側第2エンドプレート(30)
の対向面に、上端部の上部タンク形成用凹部(31)と、こ
れに連なる流体導入流路形成用凹部(32)と、該凹部(32)
とは区分された流体排出流路形成用凹部(33)と、これの
下端部に連なる下部タンク形成用凹部(34)とが設けられ
ている。
【0016】なお、図示のものに限らず、左側エンドプ
レート(20)(30)の組のうちの少なくとも一方のエンドプ
レートの対向面に、流体導入流路形成用凹部が設けられ
るとともに、同少なくとも一方のエンドプレートの対向
面に、該流体導入流路形成用凹部とは区分された流体排
出流路形成用凹部が設けられておれば良く、左側第1エ
ンドプレート(20)に、流体導入流路形成用凹部に連通す
る流体導入孔(24)と、流体排出流路形成用凹部に連通す
る流体排出孔(26)とがあけられておれば良い。また、コ
ア内側の左側第2エンドプレート(30)の対向面に、流体
導入流路形成用凹部に連なる上部タンク形成用凹部(31)
が設けられるとともに、流体排出流路形成用凹部に連な
る下部タンク形成用凹部(34)が設けられておれば良い。
【0017】従って極端な場合には、左側第1エンドプ
レート(20)が全面フラットで、これに、第2エンドプレ
ート(30)側の流体導入流路形成用凹部(32)に連通する流
体導入孔(24)と、同流体排出流路形成用凹部(33)に連通
する流体排出孔(26)とがあけられており、他方、左側第
2エンドプレート(30)の対向面に、上部タンク形成用凹
部(31)、流体導入流路形成用凹部(32)、流体排出流路形
成用凹部(33)、および下部タンク形成用凹部(34)が設け
られている。
【0018】また逆に、左側第2エンドプレート(30)
が、上部タンク形成用凹部(31)と下部タンク形成用凹部
(34)の部分以外は、フラットであり、左側第1エンドプ
レート(20)の対向面に、流体導入流路形成用凹部(22)
と、流体排出流路形成用凹部(23)とが設けられ、かつ流
体導入流路形成用凹部(22)の底壁(22a) に流体導入孔(2
4)があけられ、流体排出流路形成用凹部(23)の底壁(23
a) に流体排出孔(26)があけられている。
【0019】図5と図10を参照すると、右側エンドプ
レート(50)(60)の組のうちのコア外側の右側第3エンド
プレート(50)の対向面に、流体流路形成用凹部(52)が設
けられ、同コア内側の右側第4エンドプレート(60)の対
向面に、上部タンク形成用凹部(61)と、これに連なる流
体流路形成用凹部(62)と、該凹部(62)の下端部に連なる
下部タンク形成用凹部(63)とが設けられている。
【0020】なお、図示のものに限らず、右側エンドプ
レート(50)(60)の組のうちの少なくとも一方のエンドプ
レートの対向面に、流体流路形成用凹部が設けられ、コ
ア内側の右側第4エンドプレート(60)の対向面に、流体
流路形成用凹部の上端部に連なる上部タンク形成用凹部
(61)と、同流体流路形成用凹部の下端部に連なる下部タ
ンク形成用凹部(63)とが設けられておれば良い。
【0021】従って極端な場合には、右側第3エンドプ
レート(50)が全面フラットであり、右側第4エンドプレ
ート(60)の対向面に、上部タンク形成用凹部(61)と、流
体流路形成用凹部(62)と、下部タンク形成用凹部(63)と
が設けられている。
【0022】また逆に、右側第4エンドプレート(60)
が、上部タンク形成用凹部(61)と下部タンク形成用凹部
(63)の部分以外は、フラットであり、右側第3エンドプ
レート(50)の対向面に、流体流路形成用凹部(52)が設け
られている。
【0023】隣り合う中間プレート(2)(2)同士が互いに
凹部を対向させた状態に層状に重ね合わせられ、かつ左
側エンドプレート(20)(30)の組が互いに凹部を対向させ
た状態に重ね合わせられるとともに、右側エンドプレー
ト(50)(60)の組が互いに凹部を対向させた状態に重ね合
わせられている。
【0024】隣り合う中間プレート(2)(2)の互いに対向
する仕切用凸条(6)(6)同士、および同周縁部(7)(7)同士
が接合されることにより、上部タンク部(10)と、側面よ
りみて逆U形の多数の偏平管部(11)と、各偏平管部(11)
の端部に連なる前後両下部タンク部(12a)(12b)とが形成
されている(図3参照)。
【0025】左側エンドプレート(20)(30)の周縁部(25)
(25)同士が互いに接合されることにより、上部タンク部
(40)と、これに連なる流体導入流路(41)と、流体導入流
路(41)とは区分された流体排出流路(43)と、これの下端
部に連なる下部タンク部(42)とが形成されている(図4
参照)。
【0026】なお、コア外側の左側第1エンドプレート
(20)の中央部には、流体導入孔(24)と流体排出孔(26)と
に通じる流体導入部(45)および流体排出部(46)を貫通状
に備えた膨脹弁接続用ブロック(44)が取り付けられてい
る。また該ブロック(44)の流体導入部(45)および流体排
出部(46)の周縁部において外方に突出した短筒部にそれ
ぞれO−リング(47)(47)が被せ止められている(図4参
照)。
【0027】また、右側エンドプレート(50)(60)の周縁
部(55)(65)同士が互いに接合されることにより、上部タ
ンク部(70)と、これに連なる流体流路(71)と、これの下
端部に連なる下部タンク部(72)とが形成されている(図
5参照)。
【0028】なお、左側エンドプレート(20)(30)同士の
間に設けられた上部タンク部(40)、隣り合う中間プレー
ト(2)(2)同士の間に設けられた上部タンク部(10)、並び
に右右側エンドプレート(50)(60)同士の間に設けられた
上部タンク部(70)は後述するように、冷媒よりなる流体
の導入だけに用いられるので、それらの容積は、左側エ
ンドプレート(20)(30)同士の間の下部タンク部(40)、中
間プレート(2)(2)同士の間の下部タンク部(12a)(12b)、
並びに右側エンドプレート(50)(60)同士の間の間の下部
タンク部(72)の容積の約半分の大きさであれば、良いも
のである。
【0029】隣り合う偏平管部(11)(11)同士の間、ある
いは左右エンドプレート(30)(60)とこれらに隣り合う同
側の偏平管部(11)との間には、コルゲートフィン(18)が
それぞれ介在されている。
【0030】図4と図7を参照すると、各中間プレート
(2) の上部タンク形成用凹部(3) の底壁(3a)に流体通過
用孔(13)があけられ、また図5と図7を参照すると、下
部タンク形成用凹部(5)(5)の底壁(5a)(5a)にそれぞれ流
体通過用孔(15)(15)があけられている。
【0031】また図4と図6を参照すると、コア内側の
左側第3エンドプレート(30)の上部タンク形成用凹部(3
1)の底壁(31a) に流体通過用孔(36)があけられ、また図
5と図6を参照すると、下部タンク形成用凹部(34)の底
壁(34a) にそれぞれ流体通過用孔(37)(37)があけられて
いる。
【0032】さらに図4と図10を参照すると、コア内
側の右側第4エンドプレート(60)の上部タンク形成用凹
部(61)の底壁(61a) に流体通過用孔(66)があけられ、ま
た図5と図10を参照すると、下部タンク形成用凹部(6
3)の底壁(63a) に流体通過用孔(67)があけられている。
【0033】図2と図5を参照すると、積層型エバポレ
ータ(1) の多数の並列状の偏平管部(11)を構成する中間
プレート(2) のうち、左右方向中央部の中間プレート
(2) の前側下部タンク形成用凹部(5) の底壁(5a)に仕切
壁部(17)が設けられていて、コア(A) が、該仕切壁部(1
7)より右側の右側コア・ユニット(A1)と、同左側の左側
コア・ユニット(A2)とに区分されている。
【0034】図示の実施形態の積層型エバポレータ(1)
においては、図3と図7を参照すると、各中間プレート
(2) の流体流路形成用凹部(4) の幅中央部に、上下方向
に長くかつ中間プレート(2) の周縁部(7) と同じ高さを
有する仕切用凸条(6) が、同凹部(4) の下端より上端寄
り部分まで設けられている。
【0035】そして、各中間プレート(2) の流体流路形
成用凹部(4) には、仕切用凸条(6)の前後両側において
凹部(4) の深さの2倍の高さを有する多数の凸条(8)(9)
が、中間プレート(2)(2)の重ね合わせ状態において偏平
管部(11)内に独立した並列状の分割流体流路を形成する
ように、設けられている。
【0036】すなわち、各凸条(8)(9)は、流体流路形成
用凹部(4) の前後両直線流路構成部(4a)(4b)内に設けら
れた直線部(8a)(9a)、およびこれらに連なりかつ同凹部
(4)の折返し部(4c)に設けられた4分の1円弧部(8b)(9
b)よりなるU字のちょうど半分の形状を有している。
【0037】これらの凸条(8)(9)の直線部(8a)(9a)と4
分の1円弧部(8b)(9b)とは、隣り合う中間プレート(2)
(2)同士が凹部(3)(3)を対向させた重ね合わせ状態にお
いて交互に位置するように配せられている。
【0038】そして、これら両中間プレート(2)(2)の重
ね合わせ状態において、相互に対向する仕切用凸条(6)
(6)同士および同中間プレート周縁部(7)(7)同士が相互
に突き合わせられて接合されるとともに、両凸条(8)(9)
の直線部(8a)(9a)および4分の1円弧部(8b)(9b)の先端
部が、これらに対向する中間プレート(2) の流体流路形
成用凹部(4) の底壁に接合されて、偏平管部(11)の逆U
形流体流路内に、相互に連続する凸条(8)(9)によって分
割された並列状の逆U形分割流体流路が形成されてい
る。各分割流体流路の折返し部分は半円弧状となってい
る。
【0039】各分割流体流路の断面は、偏平管部(11)の
逆U形流体流路に液が均等に分布し、しかも偏平管部(1
1)とコルゲートフィン(18)との接合面積を確保するた
め、正方形に近い形とされている。また、各分割流体流
路の断面積については、内側にあるものが最も大きくな
され、外側にあるものが最も小さくなされ、中間にある
もの同士では、互いに等しいか内側の方が大きくなされ
ている。これにより外側と内側の流速の均一化が図られ
るのが、好ましい。
【0040】なお、各中間プレート(2) 下端の前後コー
ナー部には、中間プレート(2) の周縁部(7)と同じ高さ
を有する略三角形状の前後補強凸部(19)が設けられてい
る。
【0041】また、図4と図7を参照すると、各中間プ
レート(2) の上部タンク形成用凹部(3) の流体通過孔(1
3)のうち、一方の流体通過孔(13)の周縁部に、バーリン
グ加工により凹部(3) の外側に突出した環状壁部(14)が
設けられ、隣り合う偏平管部(11)の対向する中間プレー
ト(2)(2)同士が重なり合わされたさい、上部タンク部(1
0)において、一方の中間プレート(2) の上部タンク形成
用凹部(3) の流体通過孔(13)周縁の環状壁部(14)が、対
向する中間プレート(2) の上部タンク形成用凹部(3) の
流体通過孔(13) 内に嵌め入れられている。
【0042】同様に、図5と図7を参照すると、各中間
プレート(2) の下部タンク形成用凹部(5) の流体通過孔
(15)のうち、一方の流体通過孔(15)の周縁部に、バーリ
ング加工により凹部(5) の外側に突出した環状壁部(16)
が設けられ、隣り合う偏平管部(11)の対向する中間プレ
ート(2)(2)同士が重なり合わされたさい、下部タンク部
(12a)(12b)において、一方の中間プレート(2) の下部タ
ンク形成用凹部(5) の流体通過孔(15)周縁の環状壁部(1
6)が、対向する中間プレート(2) の下部タンク形成用凹
部(5) の流体通過孔(15)内に嵌め入れられている。
【0043】また、図8に示す中間プレート(2) には、
前側下部タンク形成用凹部(5) の底壁(5a)に仕切壁部(1
7)が設けられており、該中間プレート(2) は、積層型エ
バポレータ(1) の左右方向中央部に配置されて、コア
(A) を右側コア・ユニット(A1)と左側コア・ユニット(A
2)とに二分している(図2と図5参照)。
【0044】図9に示す中間プレート(2) には、後側下
部タンク形成用凹部(5) の底壁(5a)に仕切壁部(17)が設
けられており、該中間プレート(2) は、積層型エバポレ
ータ(1) の左端部に配置されて、該仕切壁部(17)は、左
側第2エンドプレート(30)の下部タンク形成用凹部(34)
の底壁に接合されている(図5参照)。
【0045】図6参照すると、左側エンドプレート(20)
(30)の組のうちのコア外側の左側第1エンドプレート(2
0)上側の流体導入流路形成用凹部(22)は、上方に向かっ
て4つに分岐した並列状の分岐凹部(22A) と、これらの
下端部に連なる連通用凹部(22B) とで構成され、連通用
凹部(22B) の底壁(22a) には、流体導入孔(24)があけら
れるとともに、流体導入孔(24)の周縁部に、バーリング
加工により凹部(22)の外側に突出した環状壁部(27)が設
けられている。
【0046】同左側第1エンドプレート(20)下側の流体
導入流路形成用凹部(23)は、下方に向かって4つに分岐
した並列状の分岐凹部(23A) と、これらの上端部に連な
る連通用凹部(23B) とで構成され、連通用凹部(23B) の
底壁(23a) には、流体導入孔(26)があけられるととも
に、流体導入孔(26)の周縁部に、バーリング加工により
凹部(23)の外側に突出した環状壁部(27)が設けられてい
る。
【0047】これに対し、コア内側の左側第2エンドプ
レート(30)上側の流体導入流路形成用凹部(32)は、上方
に向かって4つに分岐した並列状の分岐凹部(32A) と、
これらの下端部に連なる連通用凹部(32B) とで構成され
ている。そして、この第2エンドプレート(30)の上端部
に、4つの分岐凹部(32A) に連なる横長の1つの上部タ
ンク形成用凹部(31)が設けられ、該凹部(31)の底壁(31
a) に前後2つの横長の流体通過用孔(36)(36)があけら
れている。これらのうち、前側の流体通過用孔(36)の周
縁部に、バーリング加工により凹部(31)の外側に突出し
た環状壁部(38)が設けられている。
【0048】同左側第2エンドプレート(30)下側の流体
導入流路形成用凹部(33)は、下方に向かって4つに分岐
した並列状の分岐凹部(33A) と、これらの上端部に連な
る連通用凹部(33B) とで構成されている。そして、この
第2エンドプレート(30)の下端部に、4つの分岐凹部(3
3A) に連なる1つの下部タンク形成用凹部(34)が設けら
れ、該凹部(34)の底壁(34a) の前側部に流体通過用孔(3
7)があけられ、この流体通過用孔(37)の周縁部に、バー
リング加工により凹部(34)の外側に突出した環状壁部(3
9)が設けられている(図5参照)。
【0049】左側エンドプレート(20)(30)の組が互いに
凹部を対向させた状態に重ね合わせられ、かつ隣り合う
中間プレート(2)(2)同士が互いに凹部を対向させた状態
に層状に重ね合わせられ、さらに、膨脹弁接続用ブロッ
ク(44)が、コア外側の左側第1エンドプレート(20)の中
央部に取り付けられたさいには、まず左側第1エンドプ
レート(20)側の流体導入孔(24)周縁部の環状壁部(27)お
よび流体排出孔(26)周縁部の環状壁部(28)が、ブロック
(44)の流体導入部(45)および流体排出部(46)のコア内側
周縁部に設けられた環状段部にそれぞれ嵌入れられる
(図3参照)。
【0050】また、コア内側の左側第2エンドプレート
(30)の上部タンク形成用凹部(31)の底壁(31a) に設けら
れた前側流体通過用孔(36)周縁の環状壁部(38)は、相互
に隣り合う中間プレート(2) の上部タンク形成用凹部
(3) の同側の流体通過用孔(13)に嵌め入れられ、他方、
後側流体通過用孔(36)には、中間プレート(2) 側の流体
通過用孔(13)周縁の環状壁部(14)が嵌め入れられる(図
4参照)。
【0051】さらに、同左側第2エンドプレート(30)の
下部タンク形成用凹部(34)の底壁(34a) に設けられた前
側流体通過用孔(37)周縁の環状壁部(39)は、相互に隣り
合う中間プレート(2) の下部タンク形成用凹部(5) の同
側の流体通過用孔(15)に嵌め入れられる(図5参照)。
【0052】つぎに、図10を参照すると、コア内側の
右側第4エンドプレート(60)の上端部に横長の1つの上
部タンク形成用凹部(61)が設けられ、該凹部(61)の底壁
(61a) に前後2つの横長の流体通過用孔(66)があけられ
ている。これらのうち、後側の流体通過用孔(66)の周縁
部に、バーリング加工により凹部(61)の外側に突出した
環状壁部(68)が設けられている(図4参照)。
【0053】同右側第4エンドプレート(60)の下端部
に、横長の1つの下部タンク形成用凹部(63)が設けら
れ、該凹部(63)の底壁(63a) の前側部に流体通過用孔(6
7)があけられている(図5参照)。
【0054】そして、右側エンドプレート(50)(60)の組
が互いに凹部を対向させた状態に重ね合わせられ、かつ
隣り合う中間プレート(2)(2)同士が互いに凹部を対向さ
せた状態に層状に重ね合わせられたさいには、右側第4
エンドプレート(60)の上部タンク形成用凹部(61)の底壁
(61a) に設けられた後側流体通過用孔(66)周縁の環状壁
部(68)は、相互に隣り合う中間プレート(2) の上部タン
ク形成用凹部(3) の同側の流体通過用孔(13)に嵌め入れ
られる(図5参照)、他方、前側流体通過用孔(66)に
は、中間プレート(2) の流体通過用孔(13)周縁の環状壁
部(14)が嵌め入れられる(図4参照)。
【0055】さらに、同右側第4エンドプレート(60)の
下部タンク形成用凹部(63)の底壁(63a) に設けられた前
側流体通過用孔(67)周縁の環状壁部(68)は、相互に隣り
合う中間プレート(2) の下部タンク形成用凹部(5) の同
側の流体通過用孔(15)周縁の環状壁部(14)が嵌め入れら
れる(図5参照) 上記積層型エバポレータ(1) においては、その構成部材
のうち、中間プレート(2) 、左側エンドプレート(20)(3
0)、および右側エンドプレート(50)(60)がアルミニウム
・ブレージング・シートによりつくられており、コルゲ
ートフィン(18)および膨脹弁接続用ブロック(44)がアル
ミニウム製である。
【0056】そして、上記積層型エバポレータ(1) のす
べての構成部材が組み合わせられた状態で、例えば真空
ろう付け法により一括してろう付けされることにより、
製造されるものである。
【0057】図2を参照すると、積層型エバポレータ
(1) 全体の流体流路は、つぎの通りである。
【0058】すなわち、冷媒よりなる流体は、左側第1
エンドプレート(20)の流体導入孔(24)を経て左側エンド
プレート(20)(30)の組の流体導入流路(41)内に導入さ
れ、さらに流体は、左側エンドプレート(20)(30)の組の
上部タンク部(40)、および多数の中間プレート(2)(2)の
組の上部タンク部(10)を経て、右側エンドプレート(50)
(60)の組の上部タンク部(70)に至る。
【0059】そこから流体は、該上部タンク部(70)より
右側エンドプレート(50)(60)の組の流体流路(71)および
下部タンク部(72)を経て、右側コア・ユニット(A1)の多
数の中間プレート(2)(2)の組の一方の前側下部タンク部
(12a) より逆U形偏平管部(11)の同側端部に流入し、該
偏平管部(11)内を前から後に逆U状に流れた後、他方の
後側下部タンク部(12b) より流れ出て、左側コア・ユニ
ット(A2)の後側下部タンク部(12b) に至る。
【0060】さらに流体は、左側コア・ユニット(A2)の
後側下部タンク部(12b) より逆U形偏平管部(11)の同側
端部に流入し、該偏平管部(11)内を今度は後から前に逆
U状に流れた後、前側下部タンク部(12a) より流れ出
て、左側エンドプレート(20)(30)の組の下部タンク部(4
2)に至る。
【0061】そして最後に、流体は、左側エンドプレー
ト(20)(30)の組の流体排出流路(43)から流体排出孔(26)
を経て、外部に流出されるものである。
【0062】一方、空気は、前方から後方に向かって流
されて、積層型エバポレータ(1) の隣り合う偏平管部(1
1)(11)同士の間、偏平管部(11)と左側第2エンドプレー
ト(30)との間、あるいは偏平管部(11)と右側第4エンド
プレート(70)との間のコルゲートフィン(18)の存在する
間隙を通過し、中間プレート(2) 、左側第2エンドプレ
ート(30)、および右側第4エンドプレート(70)の壁面、
およびコルゲート・フィン(18)を介して流体と空気とが
効率よく熱交換せられるものである。
【0063】なお、図示の実施形態の積層型エバポレー
タ(1) によれば、各偏平管部(11)の逆U形流体流路内を
流体が流れるとき、流体は隣り合う分割流体流路間では
混ざりあうことはなく、かつ流体の流れに滞留部を生じ
ることなく、偏平管部(11)内を流れる。従って、気液分
離は1つの分割流体流路内だけにとどまるため小さくな
り、流体の圧力損失の上昇を招くことがない。特に、タ
ーン部分での流体の流れがスムーズとなり、熱伝達率の
向上を果たし得る。また逆U形偏平管部(11)のターン部
分の前後において流体の流れによどみや偏流が生じるこ
となく、流体にわずかに混入されているオイルの溜りも
防止され、また、流体と外気との平均温度の差が小さく
なり、より一層熱伝達率が向上する。
【0064】なお、各中間プレート(2) に設けられる凸
条(8)(9)の形状は、図示のものに限定されず、隣り合う
中間プレート(2)(2)同士が重ね合わせられたさいに、並
列状の逆U形分割流体流路が形成されるものであれば、
種々の変更が可能である。
【0065】また中間プレート(2) では、凸条(8)(9)
が、隣り合う中間プレート(2)(2)の重ね合わせ状態にお
いて互い違いに位置するように設けられるとともに、両
中間プレート(2)(2)の重ね合わせ後に、偏平管部(11)の
逆U形流体流路において両凸条(8)(9)により全体として
逆U形となるように、前後に対称に配置されているか
ら、各中間プレート(2) に設ける凸条(8)(9)の数が少な
くてすみ、従って各中間プレート(2) の形状が簡単で、
その成形が容易であり、かつ製造コストを低減し得るも
のである。
【0066】また、各中間プレート(2) の逆U形流体流
路形成用凹部(4) の凸条(8)(9)の先端部が、それぞれ対
向する中間プレート(2) の凹部(4) の底壁(18)に接合さ
れているから、接合面積が大きくなり、いわゆる点接触
とならず、線接触によって接合されるので、耐圧強度が
増大する。
【0067】なお、図示の実施形態の積層型エバポレー
タ(1) においては、左側エンドプレート(20)(30)の組の
うちのコア外側の左側第1エンドプレート(20)の対向面
に設けられた流体導入流路形成用凹部(22)と流体排出流
路形成用凹部(23)とが、互いに略同じ大きさに形成され
ているが、これらの凹部(22)(23)は、いずれか一方が小
さく、他方が大きいものとなされていても良い。
【0068】なお、図示のものは、積層型エバポレータ
(1) のコア(A) が、左右方向中央部の中間プレート(2)
の下部タンク形成用凹部(5) の底壁(5a)前半部に設けら
れた仕切壁部(17)によって二分されているが、このよう
な仕切壁部(17)を設ける位置は、左右各端より丁度2分
の1のところに限られるものではなく、熱交換性能を考
慮して適宜左右にずらされる。また場合によっては、こ
のような仕切壁部(17)を設けることなく、コア(A) を1
つのものとすることができるし、あるいはまたこのよう
な仕切壁部(17)を2つ以上設けることにより、積層型エ
バポレータ(1)のコア(A) を3以上に区分するようにし
ても良い。
【0069】また、図示のものは、各中間プレート(2)
に凸条(8)(9)が設けられて、隣り合う中間プレート(2)
(2)同士の間に並列状の逆U形分割流体流路が形成され
ているが、中間プレート(2) にこのような凸条を設ける
ことなく、中間プレート(2)(2)同士の間に例えばマルチ
エントリー・フィンなどのインナーフィン(図示略)を
挿入して、流体流路を形成するようにしても良く、偏平
管部(11)内の流体流路の形成については種々の変更が可
能である。
【0070】また、積層型エバポレータ(1) の上下およ
び左右は、図示のものと逆であっても良く、従って、流
体導入側の左側エンドプレート(20)(30)の組の上部タン
ク部(40)、多数の中間プレート(2)(2)の組の上部タンク
(10)、および右側エンドプレート(50)(60)の組の上部タ
ンク部(70)が下側に配置されるようになされていても良
い。
【0071】
【発明の効果】この発明の積層型熱交換器は、上述のよ
うに、並列状に配置された多数の中間プレートと、これ
らの左右両外側に一対ずつ配置された2組のエンドプレ
ートとを備え、各中間プレートの片面の上端寄り部分に
上部タンク形成用凹部が設けられ、中間プレート片面の
下端寄り部分に前後一対の下部タンク形成用凹部が設け
られ、中間プレート片面の高さの中間部分に、側面より
みて逆U形の流体流路形成用凹部が設けられて、該流体
流路形成用凹部の2つの端部が下部タンク形成用凹部に
それぞれ連なるものとなされており、各中間プレートの
逆U形流体流路形成用凹部の中央部に上下方向に長い仕
切用凸条が、同凹部の上端寄り部分から下端部まで設け
られ、左側エンドプレートの組のうちの少なくとも一方
のエンドプレートの対向面に、流体導入流路形成用凹部
が設けられるとともに、同少なくとも一方のエンドプレ
ートの対向面に、該流体導入流路形成用凹部とは区分さ
れた流体排出流路形成用凹部が設けられ、左側第1エン
ドプレートに、流体導入流路形成用凹部に連通する流体
導入孔と、流体排出流路形成用凹部に連通する流体排出
孔とがあけられ、コア内側の左側第2エンドプレートの
対向面に、流体導入流路形成用凹部に連なる上部タンク
形成用凹部が設けられるとともに、流体排出流路形成用
凹部に連なる下部タンク形成用凹部が設けられ、右側エ
ンドプレートの組のうちの少なくとも一方のエンドプレ
ートの対向面に、流体流路形成用凹部が設けられ、コア
内側の右側第4エンドプレートの対向面に、流体流路形
成用凹部の上端部に連なる上部タンク形成用凹部と、同
流体流路形成用凹部の下端部に連なる下部タンク形成用
凹部とが設けられており、隣り合う中間プレート同士が
互いに凹部を対向させた状態に層状に重ね合わせられ、
かつ左側エンドプレートの組が互いに凹部を対向させた
状態に重ね合わせられるとともに、右側エンドプレート
の組が互いに凹部を対向させた状態に重ね合わせられ、
隣り合う中間プレートの互いに対向する仕切用凸条同
士、および同周縁部同士が接合されることにより、上部
タンク部と、側面よりみて逆U形の多数の偏平管部と、
各偏平管部の端部に連なる下部タンク部とが形成され、
左側エンドプレートの周縁部同士が互いに接合されるこ
とにより、上部タンク部と、これに連なる流体導入流路
と、流体導入流路とは区分された流体排出流路と、これ
の下端部に連なる下部タンク部とが形成され、右側エン
ドプレートの周縁部同士が互いに接合されることによ
り、上部タンク部と、これに連なる流体流路と、これの
下端部に連なる下部タンク部とが形成され、各中間プレ
ートの上部タンク形成用凹部の底壁に流体通過用孔があ
けられ、かつ下部タンク形成用凹部の底壁にそれぞれ流
体通過用孔があけられ、コア内側の左側エンドプレート
の上部タンク形成用凹部の底壁に流体通過用孔があけら
れ、かつ下部タンク形成用凹部の底壁にそれぞれ流体通
過用孔があけられ、コア内側の右側エンドプレートの上
部タンク形成用凹部の底壁に流体通過用孔があけられ、
かつ下部タンク形成用凹部の底壁に流体通過用孔があけ
られており、左側エンドプレートの流体導入孔から左側
エンドプレートの組の流体導入流路内に導入された流体
が、左側エンドプレートの組の上部タンク部、および多
数の中間プレートの組の上部タンク部を経て、右側エン
ドプレートの組の上部タンク部に至り、さらに流体は、
該上部タンク部より右側エンドプレートの組の流体流路
および下部タンク部を経て、多数の中間プレートの組の
一方の下部タンク部より逆U形偏平管部の同側端部に流
入し、該偏平管部内を逆U状に流れた後、他方の下部タ
ンク部より流れ出て、左側エンドプレートの組の下部タ
ンク部に至り、最後に左側エンドプレートの組の流体排
出流路から流体排出孔を経て、外部に流出するようにな
されているもので、この発明の積層型熱交換器によれ
ば、エンドプレート部分に流体導入流路および同排出流
路を一体に設けることにより、従来の出入口パイプの取
付け工程を省略し、部品点数を減少することができて、
加工工数の削減を図ることができ、ひいては製造コスト
を低減し得る。また出入口パイプの取付けを省略した
分、熱交換器の外形が小さくなり、該熱交換器を収納す
るためのクーリングケースのコンパクト化を果たし得る
ものである。
【0072】また、左側エンドプレート同士の間に設け
られた上部タンク部、隣り合う中間プレート同士の間に
設けられた上部タンク部、並びに右側エンドプレート同
士の間に設けられた上部タンク部は、冷媒よりなる流体
の導入だけに用いられるので、それらの容積は、左側エ
ンドプレート同士の間に設けられた下部タンク部、隣り
合う中間プレート同士の間に設けられた下部タンク部、
並びに右側エンドプレート同士の間に設けられた下部タ
ンク部の容積の例えば半分の大きさであれば良く、従っ
て両タンク式の積層型エバポレータの有効コア面積を充
分に確保することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の概略斜視図である。
【図2】同本発明品の流体流路の説明をするための概略
斜視図である。
【図3】同本発明品の中央部の水平断面である。
【図4】同本発明品の上部タンク部分の水平断面であ
る。
【図5】同本発明品の下部タンク部分の水平断面であ
る。
【図6】左側エンドプレートの組を示す斜視図である。
【図7】中間プレートの組を示す斜視図である。
【図8】仕切壁部を有する中間プレートの一例を示す斜
視図である。
【図9】仕切壁部を有する中間プレートのいま1つの例
を示す斜視図である。
【図10】右側エンドプレートの組を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 積層型エバポレータ(積層型熱交換器) 2 中間プレート 3 上部タンク形成用凹部 3a 底壁 4 逆U形の流体流路形成用凹部 5 下部タンク形成用凹部 5a 底壁 6 長い仕切用凸条 7 周縁部 10 上部タンク部 11 側面よりみて逆U形の偏平管部 12a 前側下部タンク部 12b 後側下部タンク部 13 流体通過用孔 15 流体通過用孔 20 左側第1エンドプレート 22 流体導入流路形成用凹部 22a 底壁 23 流体排出流路形成用凹部 23a 底壁 24 流体導入孔 25 周縁部 26 流体排出孔 30 左側第2エンドプレート 31 上部タンク形成用凹部 31a 底壁 32 流体導入流路形成用凹部 33 流体排出流路形成用凹部 34 下部タンク形成用凹部 34a 底壁 36 流体通過用孔 37 流体通過用孔 40 上部タンク部 41 流体導入流路 42 下部タンク部 43 流体排出流路 50 右側第3エンドプレート 52 流体流路形成用凹部 55 周縁部 60 右側第4エンドプレート 61 上部タンク形成用凹部 61a 底壁 62 流体流路形成用凹部 63 下部タンク形成用凹部 63a 底壁 65 周縁部 66 流体通過用孔 67 流体通過用孔 70 上部タンク部 71 流体流路 72 下部タンク部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列状に配置された多数の中間プレート
    (2) と、これらの左右両外側に一対ずつ配置された2組
    のエンドプレート(20)(30)(50)(60)とを備え、各中間プ
    レート(2) の片面の上端寄り部分に上部タンク形成用凹
    部(3) が設けられ、中間プレート(2) 片面の下端寄り部
    分に前後一対の下部タンク形成用凹部(5)(5)が設けら
    れ、中間プレート(2) 片面の高さの中間部分に、側面よ
    りみて逆U 形の流体流路形成用凹部(4) が設けられ
    て、該流体流路形成用凹部(4) の2つの端部が下部タン
    ク形成用凹部(5)(5)にそれぞれ連なるものとなされてお
    り、各中間プレート(2) の逆U形流体流路形成用凹部
    (4) の中央部に上下方向に長い仕切用凸条(6) が、同凹
    部(4) の上端寄り部分から下端部まで設けられ、左側エ
    ンドプレート(20)(30)の組のうちの少なくとも一方のエ
    ンドプレートの対向面に、流体導入流路形成用凹部が設
    けられるとともに、同少なくとも一方のエンドプレート
    の対向面に、該流体導入流路形成用凹部とは区分された
    流体排出流路形成用凹部が設けられ、左側第1エンドプ
    レート(20)に、流体導入流路形成用凹部に連通する流体
    導入孔(24)と、流体排出流路形成用凹部に連通する流体
    排出孔(26)とがあけられ、コア内側の左側第2エンドプ
    レート(30)の対向面に、流体導入流路形成用凹部に連な
    る上部タンク形成用凹部(31)が設けられるとともに、流
    体排出流路形成用凹部に連なる下部タンク形成用凹部(3
    4)が設けられ、右側エンドプレート(50)(60)の組のうち
    の少なくとも一方のエンドプレートの対向面に、流体流
    路形成用凹部が設けられ、コア内側の右側第4エンドプ
    レート(60)の対向面に、流体流路形成用凹部の上端部に
    連なる上部タンク形成用凹部(61)と、同流体流路形成用
    凹部の下端部に連なる下部タンク形成用凹部(63)とが設
    けられており、隣り合う中間プレート(2)(2)同士が互い
    に凹部を対向させた状態に層状に重ね合わせられ、かつ
    左側エンドプレート(20)(30)の組が互いに凹部を対向さ
    せた状態に重ね合わせられるとともに、右側エンドプレ
    ート(50)(60)の組が互いに凹部を対向させた状態に重ね
    合わせられ、隣り合う中間プレート(2)(2)の互いに対向
    する仕切用凸条(6)(6)同士、および同周縁部(7)(7)同士
    が接合されることにより、上部タンク部(10)と、側面よ
    りみて逆U形の多数の偏平管部(11)と、各偏平管部(11)
    の端部に連なる下部タンク部(12a)(12b)とが形成され、
    左側エンドプレート(20)(30)の周縁部(25)(25)同士が互
    いに接合されることにより、上部タンク部(40)と、これ
    に連なる流体導入流路(41)と、流体導入流路(41)とは区
    分された流体排出流路(43)と、これの下端部に連なる下
    部タンク部(42)とが形成され、右側エンドプレート(50)
    (60)の周縁部(55)(65)同士が互いに接合されることによ
    り、上部タンク部(70)と、これに連なる流体流路(71)
    と、これの下端部に連なる下部タンク部(72)とが形成さ
    れ、各中間プレート(2) の上部タンク形成用凹部(3) の
    底壁(3a)に流体通過用孔(13)があけられ、かつ下部タン
    ク形成用凹部(5)(5)の底壁(5a)(5a)にそれぞれ流体通過
    用孔(15)(15)があけられ、コア内側の左側エンドプレー
    ト(30)の上部タンク形成用凹部(31)の底壁(31a) に流体
    通過用孔(36)があけられ、かつ下部タンク形成用凹部(3
    4)の底壁(34a) にそれぞれ流体通過用孔(37)(37)があけ
    られ、コア内側の右側エンドプレート(60)の上部タンク
    形成用凹部(61)の底壁(61a) に流体通過用孔(66)があけ
    られ、かつ下部タンク形成用凹部(63)の底壁(63a) に流
    体通過用孔(67)があけられており、左側エンドプレート
    (20)の流体導入孔(24)から左側エンドプレート(20)(30)
    の組の流体導入流路(41)内に導入された流体が、左側エ
    ンドプレート(20)(30)の組の上部タンク部(40)、および
    多数の中間プレート(2)(2)の組の上部タンク部(10)を経
    て、右側エンドプレート(50)(60)の組の上部タンク部(7
    0)に至り、さらに流体は、該上部タンク部(70)より右側
    エンドプレート(50)(60)の組の流体流路(71)および下部
    タンク部(72)を経て、多数の中間プレート(2)(2)の組の
    一方の下部タンク部(12a) より逆U形偏平管部(11)の同
    側端部に流入し、該偏平管部(11)内を逆U状に流れた
    後、他方の下部タンク部(12b) より流れ出て、左側エン
    ドプレート(20)(30)の組の下部タンク部(42)に至り、最
    後に左側エンドプレート(20)(30)の組の流体排出流路(4
    3)から流体排出孔(26)を経て、外部に流出するようにな
    されている、積層型熱交換器。
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