JPH1163768A - 冷凍コンテナ - Google Patents

冷凍コンテナ

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JPH1163768A
JPH1163768A JP21746797A JP21746797A JPH1163768A JP H1163768 A JPH1163768 A JP H1163768A JP 21746797 A JP21746797 A JP 21746797A JP 21746797 A JP21746797 A JP 21746797A JP H1163768 A JPH1163768 A JP H1163768A
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JP
Japan
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evaporator
heat exchanger
supplied
reheat heat
refrigerant
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JP21746797A
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English (en)
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Satoru Sakae
覚 阪江
Kan Ikemiya
完 池宮
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍コンテナにおける除霜効率の向上を図
る。 【解決手段】 圧縮機4、庫外ファン6を併設した凝縮
器5および庫内ファン8を併設した蒸発器7を具備した
冷凍ユニットを備えた冷凍コンテナにおいて、前記蒸発
器7の風下側に、前記圧縮機4の吐出ガス冷媒(即ち、
ホットガス)が前記凝縮器5を側路して供給される再熱
熱交換器17を前記蒸発器7の下面に接して付設すると
ともに、除霜運転時には前記再熱熱交換器17を経て前
記蒸発器7に吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)を供給
するようにして、蒸発器7における下面側の着霜が、該
蒸発器7へ供給される吐出ガス冷媒(即ち、ホットガ
ス)により加熱融霜されるとともに、吐出ガス冷媒(即
ち、ホットガス)が供給されている再熱熱交換器17か
らの熱伝導によっても加熱融霜されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、冷凍コンテナに
関し、さらに詳しくは再熱機能を有する冷凍コンテナに
おける除霜効率向上構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の冷凍コンテナは、保管物(即ち、
被冷凍物品)を収納するコンテナ本体と、該コンテナ本
体内を冷却すべくコンテナ本体の前面側に配設され、圧
縮機、庫外ファンを併設した凝縮器および庫内ファンを
併設した蒸発器を具備した冷凍ユニットとを備え、冷凍
ユニットにより得られた冷風(即ち、蒸発器を通過して
吹き出される冷風)をコンテナ本体の底部へ導くように
構成されている。
【0003】上記のような構成の冷凍コンテナに、球根
類のように低湿度で保管する必要のある保管物を保管す
る場合には、蒸発器により冷却除湿された空気を再加熱
して相対湿度を低くした状態で庫内へ吹き出すようにす
る方法が採用されることとなっている。
【0004】上記再加熱のために蒸発器の風下側に電気
ヒータを配設する方法が従来から採用されてきている。
【0005】ところが、上記したように庫内への吹出空
気を再加熱するために電気ヒータを用いた場合、以下に
述べるような問題が生ずる。
【0006】電気ヒータは、定期的なメンテナンスが
必要であるとともに、電気ヒータ分の余分な入力が必要
となる。
【0007】電気ヒータの表面温度が高温(例えば、
250℃程度)となるため、蒸発器のドレン水がヒータ
面で再蒸発し、吹出空気を加湿してしまうおそれがあ
る。
【0008】電気ヒータ用の保護装置が必要となると
ともに、該保護装置のメンテナンスも必要となる。
【0009】構造上吹出空気との接触面積が十分に得
られないため効率が悪い。
【0010】電気ヒータは、加熱時と非加熱時とで熱
変形するため、取付構造に伸縮性を持たす必要があり、
取付構造が複雑となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電気ヒー
タを用いた場合の問題を解消するものとして、蒸発器に
おける冷媒流通経路の途中に圧縮機からの吐出ガス冷媒
(即ち、ホットガス)を凝縮器を側路して供給し、蒸発
器の一部を吹出空気再加熱用の再熱熱交換器として作用
させるようにしたものが提案されている(例えば、特開
平8−285390号公報参照)。
【0012】ところが、上記公知例のものでは、蒸発器
における冷媒流通経路の途中に吐出ガス冷媒(即ち、ホ
ットガス)を合流させる構造となっているため、前記吐
出ガス冷媒(即ち、ホットガス)を減圧するために蒸発
器用の絞り機構とは別の絞り機構が必要となるととも
に、再熱熱交換器として作用している部分が蒸発器とし
ている作用している部分からの熱伝導の影響を受けやす
くなる。
【0013】また、上記構成の冷凍コンテナの場合、蒸
発器に対して下向きに空気が供給されるため、蒸発器へ
の冷媒供給を下面側から行って冷媒の流れと空気の流れ
とを向流させることにより冷却能力を向上させるように
している。ところが、このような構成とすると、空気中
の水分が着霜する場合、蒸発器の下面側に多く着霜する
こととなる。該着霜が限界に達すると、蒸発器へ圧縮機
の吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)を供給することに
より前記着霜を融霜する除霜運転が実行されるが、蒸発
器下面側の着霜を完全に融霜することが難しく、除霜効
率がよくならないという問題がある。
【0014】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、冷凍コンテナにおける除霜効率の向上を図ること
を目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願発明では、上記課題
を解決するための手段として、保管物を収納するコンテ
ナ本体1と、該コンテナ本体1内を冷却すべくコンテナ
本体1の前面側に配設され、圧縮機4、庫外ファン6を
併設した凝縮器5および庫内ファン8を併設した蒸発器
7を具備した冷凍ユニット2とを備えた冷凍コンテナに
おいて、前記蒸発器7の風下側に、前記圧縮機4の吐出
ガス冷媒(即ち、ホットガス)が前記凝縮器5を側路し
て供給される再熱熱交換器17を前記蒸発器7の下面に
接して付設するとともに、除霜運転時には前記再熱熱交
換器17を経て前記蒸発器7に吐出ガス冷媒(即ち、ホ
ットガス)を供給するようにしている。
【0016】上記のように構成したことにより、除霜運
転時においては、再熱熱交換器17を経て蒸発器7へ吐
出ガス冷媒(即ち、ホットガス)が供給されることとな
り、蒸発器7における下面側の着霜が、該蒸発器7へ供
給される吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)により加熱
融霜されるとともに、吐出ガス冷媒(即ち、ホットガ
ス)が供給されている再熱熱交換器17からの熱伝導に
よっても加熱融霜されることとなる。従って、従来完全
に融霜することが難しかった蒸発器7下面側の着霜を完
全に融霜することができることとなり、除霜効率を大幅
に向上させることができる。
【0017】請求項2の発明におけるように、前記再熱
熱交換器17を、前記凝縮器2の入口側から比例弁13
を介して分岐し、ドレンパンヒータ37を通って前記蒸
発器7の入口側に至るバイパス回路38において前記ド
レンパンヒータ37の上流側に介設するとともに、前記
バイパス回路38に、除湿運転時および除霜運転時にお
いては吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)を前記再熱熱
交換器17へ供給し、その他の運転時においては該再熱
熱交換器17とドレンパンヒータ37とを側路して前記
蒸発器7の入口側へ供給するように冷媒流通方向を切り
換える三方弁40を介設した場合、ドレンパンヒータ3
7へ吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)を供給するため
の既存の回路を利用して除霜運転時における再熱熱交換
器17への吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)の供給を
行うことができることとなり、回路構成を複雑化させる
ことなく除霜効率の向上を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0019】この冷凍コンテナは、図1ないし図3に示
すように、保管物を収納するコンテナ本体1と、該コン
テナ本体1内を冷却すべくコンテナ本体1の前面側に配
設された冷凍ユニット2とを備えて構成されている。
【0020】前記冷凍ユニット2は、前記コンテナ本体
1の前面側に設けられたケーシング3の庫外側に配設さ
れた圧縮機4および庫外ファン6を併設した凝縮器5
と、前記ケーシング3の庫内側に配設された庫内ファン
8を併設した蒸発器7とを具備して構成されている。符
号9はコンテナ本体1内の空気を冷凍ユニット2へ吸い
込むための空気吸込口、10は前記蒸発器7の下方に配
置されたドレンパン、11は分流器である。
【0021】前記蒸発器6から吹き出される冷風は、前
記ケーシング3の庫内側において前記蒸発器7の風下側
(具体的には、ドレンパン10の下方)に位置する背面
ダクト12,12・・と、該背面ダクト12の両側に位
置するサイドダクト13,13とを介して前記コンテナ
本体1の底部に形成された多数の冷風通路14,14・
・に供給され、該冷風通路14,14・・を介してコン
テナ本体1内全域に亙って吹き出されることとなってい
る。符号15は前記ケーシング4の補強部材を兼用する
仕切り部材、16はサービス用ドアである。
【0022】そして、前記蒸発器7の下面には、該蒸発
器7の風下側に位置して前記圧縮機4の吐出ガス冷媒
(即ち、ホットガス)が前記凝縮器5を側路して供給さ
れる再熱熱交換器17が取り付けられている。該再熱熱
交換器17は、蒸発器7において冷却除湿された吹出空
気を再加熱することにより相対湿度を低下させる作用を
有している。
【0023】前記蒸発器7は、図4ないし図6に示すよ
うに、多列多段の伝熱管18,18・・に対して直交配
置された多数の板状フィン19,19・・とからなるク
ロスフィンコイルタイプの熱交換器により構成され、長
手方向両端と中間部位とに管板20,20,20を有し
ている。
【0024】一方、前記再熱熱交換器17は、1列6段
の伝熱管21,21・・に対して直交配置された多数の
板状フィン22,22・・とからなるクロスフィンコイ
ルタイプの熱交換器により構成され、長手方向両端と中
間部位とに管板23,23,23を有し且つこれらの管
板23,23,23の中間部位には補強用管板24,2
4が設けられている。そして、前記管板23,23,2
3の両端および補強用管板24,24の両端は、アルミ
ニウム製の平板状の補強板25,25により連結されて
いる。符号26は補強板25と管板23,23,23と
を固定するためのボルトである。このようにすると、補
強板25,25と管板23,23,23および補強用管
板25,25との枠形状により耐加振性が向上すること
となる。しかも、補強板25,25を平板状としたこと
により、蒸発器7からの吹出空気の抵抗を増大させるこ
とがなくなる。
【0025】前記蒸発器7におけるフィンピッチPf1
は例えば3mmとされ、再熱熱交換器17のフィンピッ
チPf2は例えば5mmとされている。つまり、Pf1
Pf2とされているのである。このようにすると、再熱
熱交換器17を通過する空気の通風抵抗を蒸発器7にお
ける通風抵抗より小さくすることができ、再熱熱交換器
17を追加したことによる通風抵抗の増大を抑制するこ
とができる。
【0026】前記再熱熱交換器17は、蒸発器7と同等
の長さ寸法と蒸発器7の略1/3の幅寸法と、伝熱管1
列配置とされた厚さ寸法とを有するものとされ、蒸発器
7の幅方向中央部に取り付けられている。
【0027】前記再熱熱交換器17は、その管板23,
23,23を前記蒸発器7の管板20,20,20に対
してボルト27,27,27により固定することにより
蒸発器7に取り付けられている。符号28は前記各管板
23に設けられた取付片である。このようにすると、再
熱熱交換器17を取り付けるために特別な取付部材を必
要とせず、取付構造の簡略化を図ることができる。
【0028】前記再熱熱交換器17の冷媒入口29と前
記蒸発器7への冷媒入口となる分流器11とは同一位置
とされている。このようにすると、蒸発器7における温
度分布と再熱熱交換器17における温度分布とが逆相対
することとなる。即ち、蒸発器7の冷媒入口側(即ち、
分流器11側)である低温領域Zと再熱熱交換器17の
冷媒入口29側である高温領域X′と、蒸発器7の反冷
媒入口側である高温領域Xと再熱熱交換器17の反冷媒
入口側である高温領域Z′と、蒸発器7の中間温領域Y
と再熱熱交換器17の中間温領域Y′とがそれぞれ相対
することとなり、蒸発器7および再熱熱交換器17を通
って吹き出される吹出空気W(図4参照)の温度分布を
均一化させることができる。
【0029】上記構成の冷凍ユニット2は、図7に示す
ように、圧縮機4、凝縮器5、レシーバ30、運転停止
時に閉弁される電磁開閉弁31、電子膨張弁32および
蒸発器7を順次接続してなる冷媒回路Aを備え、前記レ
シーバ30から導かれる液冷媒と前記蒸発器7から導か
れるガス冷媒とを熱交換させて前記液冷媒に過冷却を付
与する過冷却用熱交換器33を付設して構成されてい
る。
【0030】前記冷媒回路Aには、前記レシーバ30か
ら導かれる液冷媒の一部を前記圧縮機4の吸入側にイン
ジェクションするリキッドインジェクション回路34が
付設されている。符号35はリキッドインジェクション
時に開作動される電磁開閉弁、36はインジェクション
リキッドを減圧するためのキャピラリチューブである。
【0031】また、前記冷媒回路Aには、前記圧縮機4
からの吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)の一部を前記
凝縮器4、前記レシーバ30、電磁開閉弁31および前
記電子膨張弁32を側路するとともに前記再熱熱交換器
17およびドレンパンヒータ37を経て前記蒸発器7の
入口側に導くバイパス回路38と、該バイパス回路38
と前記凝縮器5側とに吐出ガス冷媒(即ち、ホットガ
ス)を比例分配する比例弁39と、前記吐出ガス冷媒
(即ち、ホットガス)を前記再熱熱交換器17およびド
レンパンヒータ37を側路して前記蒸発器7の入口側へ
供給するための三方弁40とが付設されている。
【0032】上記のように構成された冷凍コンテナに、
低湿度での保管を必要とする保管物(例えば、球根類
等)を保管する場合には、比例弁39によるホットガス
バイパス量を制御するチルドモード運転とされる。そし
て、蒸発器7により冷却除湿された吹出空気Wは、再熱
熱交換器17に供給された吐出ガス冷媒(即ち、ホット
ガス)により再加熱されて相対湿度が低下せしめられ
て、コンテナ本体1内へ供給されることとなる。従っ
て、コンテナ本体1内は、低湿度となり、球根類を保管
するのに最適な環境となる。しかも、吐出ガス冷媒(即
ち、ホットガス)が供給される再熱熱交換器17は、蒸
発器7とは別体構成とされ且つ該蒸発器7の風下側に取
り付けられることとなっているため、余分な絞り機構を
必要とせず且つ取付構造も簡略となり、低コスト且つ効
率的な再熱機能を発揮できる。
【0033】また、上記構成の冷凍コンテナにおいて
は、冷却運転時に空気中に含まれる水分が蒸発器7に着
霜する。該着霜が限界に達すると、冷却能力が大きく低
下するところから、該着霜を融霜除去する除霜運転が実
行される。該除霜運転は、比例弁39をバイパス回路3
8側へ100%の吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)が
流れるように制御するとともに、三方弁40を再熱熱交
換器17側へ吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)が流れ
るように切り換えることにより、吐出ガス冷媒(即ち、
ホットガス)の全量がバイパス回路38を経て蒸発器7
へ供給されるようにして行われる。
【0034】上記除霜運転時においては、再熱熱交換器
17を経て蒸発器7へ吐出ガス冷媒(即ち、ホットガ
ス)が供給されることとなり、蒸発器7における下面側
の着霜が、該蒸発器7へ供給される吐出ガス冷媒(即
ち、ホットガス)により加熱融霜されるとともに、吐出
ガス冷媒(即ち、ホットガス)が供給されている再熱熱
交換器17からの熱伝導によっても加熱融霜されること
となる。従って、従来完全に融霜することが難しかった
蒸発器7下面側の着霜を完全に融霜することができるこ
ととなり、除霜効率を大幅に向上させることができる。
しかも、ドレンパンヒータ37へ吐出ガス冷媒(即ち。
ホットガス)を供給するための既存の回路を利用して除
霜運転時における再熱熱交換器17への吐出ガス冷媒
(即ち、ホットガス)の供給を行うことができることと
なり、回路構成を複雑化させることなく除霜効率の向上
を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】本願発明によれば、保管物を収納するコ
ンテナ本体1と、該コンテナ本体1内を冷却すべくコン
テナ本体1の前面側に配設され、圧縮機4、庫外ファン
6を併設した凝縮器5および庫内ファン8を併設した蒸
発器7を具備した冷凍ユニット2とを備えた冷凍コンテ
ナにおいて、前記蒸発器7の風下側に、前記圧縮機4の
吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)が前記凝縮器5を側
路して供給される再熱熱交換器17を前記蒸発器7の下
面に接して付設するとともに、除霜運転時には前記再熱
熱交換器17を経て前記蒸発器7に吐出ガス冷媒(即
ち、ホットガス)を供給するようにしているので、蒸発
器7における下面側の着霜が、該蒸発器7へ供給される
吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)により加熱融霜され
るとともに、吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)が供給
されている再熱熱交換器17からの熱伝導によっても加
熱融霜されることとなり、従来完全に融霜することが難
しかった蒸発器7下面側の着霜を完全に融霜することが
でき、除霜効率を大幅に向上させることができるという
優れた効果がある。
【0036】請求項2の発明におけるように、前記再熱
熱交換器17を、前記凝縮器2の入口側から比例弁13
を介して分岐し、ドレンパンヒータ37を通って前記蒸
発器7の入口側に至るバイパス回路38において前記ド
レンパンヒータ37の上流側に介設するとともに、前記
バイパス回路38に、除湿運転時および除霜運転時にお
いては吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)を前記再熱熱
交換器17へ供給し、その他の運転時においては該再熱
熱交換器17とドレンパンヒータ37とを側路して前記
蒸発器7の入口側へ供給するように冷媒流通方向を切り
換える三方弁40を介設した場合、ドレンパンヒータ3
7へ吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)を供給するため
の既存の回路を利用して除霜運転時における再熱熱交換
器17への吐出ガス冷媒(即ち、ホットガス)の供給を
行うことができることとなり、回路構成を複雑化させる
ことなく除霜効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナの
正面図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナの
一部を断面とした背面図である。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナに
おける冷凍ユニットの側面図である。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナに
おける蒸発器部分の拡大正面図である。
【図5】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナに
おける蒸発器と再熱熱交換器との取付状態を示す拡大側
面図である。
【図6】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナに
おける蒸発器と再熱熱交換器との取付状態を示す拡大下
面図である。
【図7】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナに
おける冷凍ユニットの冷媒回路図である。
【符号の説明】
1はコンテナ本体、2は冷凍ユニット、4は圧縮機、5
は凝縮器、6は庫外ファン、7は蒸発器、8は庫内ファ
ン、11は分流器、17は再熱熱交換器、37はドレン
パンヒータ、38はバイパス回路、39は比例弁、40
は三方弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保管物を収納するコンテナ本体(1)
    と、該コンテナ本体(1)内を冷却すべくコンテナ本体
    (1)の前面側に配設され、圧縮機(4)、庫外ファン
    (6)を併設した凝縮器(5)および庫内ファン(8)
    を併設した蒸発器(7)を具備した冷凍ユニット(2)
    とを備えた冷凍コンテナであって、前記蒸発器(7)の
    風下側には、前記圧縮機(4)の吐出ガス冷媒が前記凝
    縮器(5)を側路して供給される再熱熱交換器(17)
    を前記蒸発器(7)の下面に接して付設するとともに、
    除霜運転時には前記再熱熱交換器(17)を経て前記蒸
    発器(7)に吐出ガス冷媒を供給することを特徴とする
    冷凍コンテナ。
  2. 【請求項2】 前記再熱熱交換器(17)を、前記凝縮
    器(2)の入口側から比例弁(13)を介して分岐し、
    ドレンパンヒータ(37)を通って前記蒸発器(7)の
    入口側に至るバイパス回路(38)において前記ドレン
    パンヒータ(37)の上流側に介設するとともに、前記
    バイパス回路(38)には、除湿運転時および除霜運転
    時においては吐出ガス冷媒を前記再熱熱交換器(17)
    へ供給し、その他の運転時においては該再熱熱交換器
    (17)とドレンパンヒータ(37)とを側路して前記
    蒸発器(7)の入口側へ供給するように冷媒流通方向を
    切り換える三方弁(40)を介設したことを特徴とする
    前記請求項1記載の冷凍コンテナ用冷凍装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103857976A (zh) * 2011-10-03 2014-06-11 三菱电机株式会社 制冷循环装置
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WO2019077744A1 (ja) * 2017-10-20 2019-04-25 三菱電機株式会社 空気調和機

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