JPH1162834A - 往復動空気圧縮機 - Google Patents

往復動空気圧縮機

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JPH1162834A
JPH1162834A JP23154097A JP23154097A JPH1162834A JP H1162834 A JPH1162834 A JP H1162834A JP 23154097 A JP23154097 A JP 23154097A JP 23154097 A JP23154097 A JP 23154097A JP H1162834 A JPH1162834 A JP H1162834A
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JP
Japan
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discharge
valve
air flow
flow path
discharge air
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JP23154097A
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Inventor
Mamoru Ichikawa
守 市川
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出弁がピストン摺動方向と同一方向に可動
するようにシリンダヘッド部に装着され、吐出空気流路
がその方向と直角方向に孔や溝によって形成されるため
に構造が複雑で部品点数が多くなり、組付工数がかか
り、吐出弁を装着するシリンダヘッド部の構造や加工が
複雑となって、シリンダヘッド部が厚く寸法的に大きく
なる。 【解決手段】 シリンダヘッド部に形成された吐出空気
流路に設けられた弁座、弁座から離れた時に吐出空気流
路を外部と連通する吐出弁、該吐出弁に一端が当接する
付勢部材、該付勢部材の他端を支持する支持部材、吐出
空気流路の開口部に嵌合されると共に吐出空気流路を外
部に連通する連接部材、該連接部材と吐出空気流路の嵌
合部をシールするシール部材を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のエ
アサスペンションに空気を供給するよう用いられる往復
動空気圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、自動車用エアサスペンションに
用いられる往復動空気圧縮機の一例として、クランクケ
ースとシリンダとピストンとシリンダヘッド部とから成
り、シリンダヘッド部に吸入弁と吐出弁が設けられ、シ
リンダ内をピストンが往復動する往復動空気圧縮機が、
例えば特開平6−42462号公報に記載されている。
【0003】この様な従来の往復動空気圧縮機の一例が
図面の図6に示されており、図示される様に、従来での
往復動空気圧縮機100はクランクケース110と、シ
リンダ111と、ピストン112と、連結棒113と、
シリンダヘッド部114と、シリンダヘッド部114に
設けられた外部からの空気が流入する方向にのみ開閉す
る吸入弁127および吸入弁127に形成された開口部
を介して、また、外部へ空気を吐出する方向のみ開弁す
る吐出弁115と、連結棒113の大端部116が駆動
軸117に連結された原動機101とを有している。
【0004】原動機101には電動機や油圧原動機が用
いられてクランクケース110に直結され、原動機10
1の駆動軸117の端部にクランク部材118が取付け
られて、連結棒113の下方の大端部116がクランク
部材118のクランクピン119に装着されている。
【0005】クランクケース110は紙面の左右方向に
延びるほぼ円筒状に形成された円筒部110aを有し、
この円筒部110aの上方の開口部に直立した円筒状の
シリンダ111の下端部が嵌合されて取付けられてお
り、シリンダ111内を上下方向に往復動するようピス
トン112が設けられている。ピストン112はピスト
ンピン120によって連結棒113の上方の小端部12
1に連結されており、原動機101によりクランク部材
118および連結棒113を介して上下方向に往復動さ
れる。ここでピストン112が下方向に移動する際、シ
リンダ111内が負圧となるため吸入弁127が開弁
し、吸入流路126から空気が吸入され、更にピストン
112が上方向に移動することによって、吸入した空気
を圧縮し、吐出弁115を経て吐出するように成ってい
る。シリンダ111上部にはシリンダヘッド部114が
取付けられており、このシリンダヘッド部114に吸入
弁127と吐出弁115が設けられていて、吐出弁11
5を介してドライヤ102が装着されている。また、ド
ライヤ102は適宜なブラケット103によって原動機
101に支持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の往復動
空気圧縮機100においては、吐出弁115がピストン
112の摺動方向と同一方向に作動するようにシリンダ
ヘッド部114に装着され、吐出流路122がこの吐出
弁115の作動方向と直角な方向に孔や溝等によって形
成されている。従って、このような構造の往復動空気圧
縮機100においては、シリンダヘッド部114に設け
られた吐出弁115の弁座123と反対方向にカバー1
24やOリング125又はガスケット(図示しない)等
を使用して密閉する必要があり、そのために往復動空気
圧縮機の構造が複雑に成るために部品点数が多くなり、
部品の組付工数がかかり、吐出弁115を装着するシリ
ンダヘッド部114の構造および加工が複雑となる等の
問題点が見られる。
【0007】従って、本発明の目的は、このような従来
における問題を解決するために、シリンダヘッド部に形
成された吐出空気流路を外部へ連接する連接部材によっ
て封止したので、シリンダヘッド部の構造を簡素化して
部品点数や組付工数を削減することができる往復動空気
圧縮機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、本発明の往復動空気圧縮機は、シリンダ内をピス
トンが往復動する往復動空気圧縮機において、シリンダ
ヘッド部に形成された吐出空気流路、該吐出空気流路に
設けられた弁座、弁座から離れた時に吐出空気流路を外
部と連通する吐出弁、該吐出弁に一端が当接する付勢部
材、該付勢部材の他端を支持する支持部材、吐出空気流
路の開口部に嵌合されると共に吐出空気流路を外部に連
通する連接部材、該連接部材と吐出空気流路の嵌合部を
シールするシール部材を有することを特徴とする。
【0009】また、本発明の往復動空気圧縮機は、シリ
ンダ内に開口する第1の吐出空気流路をシリンダ側から
ピストン摺動方向に開口させ、第1の吐出空気流路とほ
ぼ直角方向に第2の吐出空気流路を外部から開口させ、
第1、第2の吐出空気流路を連通させて第2の吐出空気
流路内に吐出弁が設けられたことを特徴とする。
【0010】更に、本発明の往復動空気圧縮機は、連接
部材がドライヤであることを特徴とする。
【0011】更にまた、本発明の往復動空気圧縮機は、
付勢部材の他端を支持する支持部材を連接部材の端部と
したことを特徴とする。
【0012】また、本発明の往復動空気圧縮機は、付勢
部材の他端を支持する支持部材に吐出弁が当接した時に
吐出空気通路と外部とを連通する連通路を設けたことを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による往復動空気圧縮機
は、シリンダ内をピストンが往復動する往復動空気圧縮
機において、吐出空気流路がシリンダヘッド部に設けら
れ、弁座がシリンダヘッド部に形成された吐出空気流路
に設けられて、吐出弁が弁座から離れた時に吐出空気流
路を外部と連通し、付勢部材の一端が吐出弁に当接さ
れ、付勢部材の他端が支持部材により支持され、連接部
材が吐出空気流路の開口部に嵌合されると共に吐出空気
流路を外部に連通し、連接部材と吐出空気流路の嵌合部
をシール部材によってシールしており、従って、カバー
やOリング等が要らなくなるために部品点数、組付工数
の低減を図るようでき、更に、ガスケットを使用してシ
ールしている場合には、気密性保証工程が不要となる。
【0014】また、本発明の往復動空気圧縮機では、シ
リンダ側からピストン摺動方向に第1の吐出空気流路を
開口させると共に、この第1の吐出空気流路とほぼ直角
方向に第2の吐出空気流路を外部から開口させて、これ
ら第1および第2の両吐出空気流路を連通させているの
で、シリンダヘッド部の構造を簡略化でき、吐出弁をピ
ストン摺動方向とほぼ直角な方向に配置できてシリンダ
ヘッド部を薄型にできると共に軽量化を図ることができ
る。
【0015】更に、本発明の往復動空気圧縮機では、連
接部材をドライヤとしたので、ドライヤに連通するため
の配管を必要としない。
【0016】更にまた、本発明の往復動空気圧縮機で
は、付勢部材の他端を支持する支持部材を連接部材の端
部としたので、新しく付勢部材の他端を支持するための
支持部材を特別に設けなくても良い。
【0017】また、本発明の往復動空気圧縮機では、付
勢部材の他端を支持する支持部材に吐出弁が当接した時
に吐出空気流路と外部とを連通する連接部材を設けたの
で、吐出弁が支持部材に当接したままの状態でも空気を
送り出すことができる。
【0018】本発明の他の目的や特徴および利点は以下
の実施例に就いての添付図面に沿った詳細な説明から明
らかになろう。
【0019】
【実施例】図面の図1と図3には本発明の往復動空気圧
縮機の第1および第2の実施例が示されており、これら
第1および第2の実施例は吐出弁のドライヤ接続側に菊
ワッシャ等の支持部材が設けられるか否かが異なるだけ
である。
【0020】図1および図2に示される様に、本発明の
往復動空気圧縮機の第1の実施例において、往復動空気
圧縮機1は、クランクケース2と、シリンダ3と、ピス
トン4と、連接棒5と、シリンダヘッド部6と、シリン
ダヘッド部6に設けられた吸入弁7および吐出弁8と、
連接棒5の大端部11が駆動軸10に連結された原動機
9とを有しており、原動機9には電動機や油圧原動機が
用いられてクランクケース2に直結されている。また、
原動機9の駆動軸10の端部にはクランク部材12が取
付けられ、連接棒5の下方の大端部11がクランク部材
12のクランクピン13に装着されており、吐出弁8に
ドライヤ20が接続されていること等は、先に説明した
従来例と実質的に基本的な構造が大体同じである。
【0021】斯様な本発明の往復動空気圧縮機におい
て、クランクケース2はほぼ円筒状の円筒部14を有
し、この円筒部14の上方の開口部15に円筒状のシリ
ンダ3が直立して取付けられており、シリンダ3内を上
下方向に往復動するようピストン4が設けられている。
ピストン4はピストンピン18によって連接棒5の上方
の小端部19に連結され、原動機9によりクランク部材
12と連結棒5を介して上下方向に往復動されて吸入弁
7を介して外部から空気を吸入して、この吸入した空気
を圧縮し、次いで、吐出弁8を経て吐出するように構成
されている。
【0022】シリンダ3の上部にはシリンダヘッド部6
が取付けられており、このシリンダヘッド部6に吸入弁
7と吐出弁8が設けられていて、吸入弁7はシリンダ3
の圧縮室側に設けられ、吐出弁8と菊ワッシャの様な支
持部材22を介してドライヤ20が吐出弁8側に装着さ
れている。また、ドライヤ20は適宜なブラケット21
によって原動機9に支持されている。
【0023】吸入弁7は、ピストン4が図示にて下方に
作動した時に発生する負圧によって吸入のみが行われる
ように構成されている所謂チェック弁である。すなわ
ち、図2および図4に示される様に、吸入弁7は、薄い
板材から成る弁板25にU字形のスリット26を設けて
べロー状に弁体24が形成されて成り、ピストン4の作
動、例えば図1で下方への作動によって負圧が発生する
吸入時に、吸入弁7のべロー状の弁体24が下方に作動
して吸入口23が開き、この開いた吸入口23から空気
等をシリンダ3内に吸入するよう作動する。従って、吐
出時には、弁板25のべロー状の弁体24が吸入口23
を閉じる様に作用するので、吸入口23はしっかりと閉
じられる。他方、吐出空気流路27内の吐出弁8はスリ
ット26と吐出空気流路26aを介してシリンダ3内と
連通している。
【0024】吐出弁8は、ピストン4の摺動方向と直角
方向に、すなわち図示において横方向に、延びるようシ
リンダヘッド部6に形成された吐出空気流路27内に設
けられ、且つこの吐出空気流路27内に形成された弁座
28に当接する弁体30と、弁体30を付勢するばね3
1とから構成されており、ばね31の一端が弁体30に
当接され、ばね31の他端は菊ワッシャー等の支持部材
22によって支持されていて、ピストン4が、例えば上
方に作動する時には、シリンダ3内に吸入された空気が
圧縮されて、所定の圧縮圧力に成った時に吐出弁8が開
いて圧縮空気が吐出されるべく作動するよう構成されて
いる。また、吐出弁8が支持部材22に当接しても菊ワ
ッシャーのような支持部材22の構造に基づいて空気を
吐出して送り出すことができる。尚、吐出空気流路27
はピストン4の摺動方向と直角な方向に限られず、摺動
方向と同一の方向でも良い。
【0025】また、この様に構成された吐出弁8に連結
されるドライヤ20の円筒状の端部20aは連接部材を
構成するもので、シリンダヘッド部6と連通する連通路
20bを有しており、且つ適宜なOリングのようなシー
ル部材32を介してシリンダヘッド部6に水密に連結さ
れている。
【0026】更に、図3には本発明の往復動空気圧縮機
の第2の実施例が示されており、図示されるように、ド
ライヤ20の端部20aがシリンダヘッド部6に装着さ
れ、シリンダヘッド部6の吐出弁8にドライヤ20が連
結されている。この第2の実施例においても、先の第1
の実施例と同様に、往復動空気圧縮機1は、クランクケ
ース2と、シリンダ3と、ピストン4と、連接棒5と、
シリンダヘッド部6と、シリンダヘッド部6に設けられ
た吸入弁7および吐出弁8と、連接棒5の大端部11が
駆動軸10に連結された電動機や油圧原動機等の原動機
9とを有している。
【0027】この様な本発明の第2の実施例での往復動
空気圧縮機において、クランクケース2は、円筒部14
にシリンダ3が直立して取付けられており、シリンダ3
内を上下方向に往復動するようピストン4が設けられて
いる。ピストン4はピストンピン18により連接棒5の
小端部19に連結され、原動機9によりクランク部材1
2と連結棒5を介して上下方向に往復動されて吸入弁7
を介して外部空気を吸入して、この吸入した空気を圧縮
し、次いで、吐出弁8を経て圧縮空気として吐出するよ
うに構成されている。シリンダ3の上部にはシリンダヘ
ッド部6が取付けられており、このシリンダヘッド部6
に吸入弁7と吐出弁8が設けられている。吸入弁7はシ
リンダヘッド部6の圧縮室側に設けられており、吐出弁
8を介してドライヤ20が吐出弁8側に装着されてい
る。また、ドライヤ20は適宜なブラケット21によっ
て原動機9に同様に支持されている。
【0028】吸入弁7は、ピストン4が図示にて下方に
作動した時に発生する負圧によって吸入のみが行われる
ように構成されており、吸入時に、吸入弁7の弁体24
が下方に作動して吸入口23が開いて、吸入口23から
空気等をシリンダ3内に吸入するよう作動する。従っ
て、吐出時には、弁体24が吸入口23を閉じる様に作
用するので、吸入口23はしっかりと閉じられる。他
方、吐出空気流路27内の吐出弁8はスリット26と吐
出空気流路26aを介してシリンダ3内と連通してい
る。
【0029】吐出弁8は、ピストン4の摺動方向と直角
方向に、すなわち図示において横方向に、延びるようシ
リンダヘッド部6に形成された吐出空気流路27内に設
けられ、且つこの吐出空気流路27内に形成された弁座
28に当接する弁体30と、弁体30を付勢するばね3
1とから構成されており、ばね31の一端が弁体30に
当接され、ばね31の他端はシリンダヘッド部6に装着
されたドライヤ20の端部20aに当接されている。更
に、ドライヤ20の端部20aには、図5に示される様
に吐出弁8が当接した時に吐出空気流路27と外部とを
連通する連通路となる切欠き20cを設けて、ドライヤ
20が吐出空気通路27と常に確実に連通するように構
成することができる。更にまた、吐出弁8のリフト量A
はドライヤ20の端部20aによって好適に規制できる
ように成っている。
【0030】斯様に構成された本発明の第2の実施例の
往復動圧縮機においても、吐出弁8は、ピストン4の摺
動方向と直角方向に延びるようシリンダヘッド部6に形
成された吐出空気流路27内に設けられ、且つこの吐出
空気流路27内に形成された弁座28に当接する弁体3
0と、弁体30を付勢するばね31とから構成されてお
り、ばね31の一端が弁体30に当接され、ばね31の
他端はドライヤ20の端部20aによって支持されてい
て、ピストン4が、例えば上方に作動する時には、シリ
ンダ3内に吸入された空気が圧縮されて、所定の圧縮圧
力に成った時に吐出弁8が開いて圧縮空気が吐出される
べく作動するよう構成されている。
【0031】この様な吐出弁8に連結されるドライヤ2
0の円筒状の端部20aもまた同様に適宜なOリングの
ようなシール部材32を介してシリンダヘッド部6に水
密に連結されている。
【0032】更に、吐出弁8のリフト量Aはドライヤ2
0の端部20aによって好適に規制できるよう構成され
ている。
【0033】
【発明の効果】この様に構成された本発明の往復動空気
圧縮機に依れば、シリンダヘッド部にピストンの摺動方
向と直角方向に吐出空気流路が形成され、この吐出空気
流路内に弁座が設けられて、この弁座に対して吐出空気
流路内に吐出弁が配置されており、従って、シリンダヘ
ッド部に形成された吐出空気流路に設けられた弁座から
吐出弁が離れた時に吐出空気流路を外部と連通し、吐出
弁に付勢部材の一端が当接し、付勢部材の他端が支持部
材によって支持され、連接部材が吐出空気流路の開口部
に嵌合されると共に吐出空気流路を外部に連通し、連接
部材と吐出空気通路の嵌合部をシールするシール部材を
有しているので、吐出空気流路にドライヤー等を連接部
材として直接連結することができ、連接部材としてのド
ライヤが連結されることによって吐出弁のリフト量を規
制するよう取付けることができ、これによって吐出弁の
弁座と反対側の密閉構造が不要となり、ドライヤ等の連
接部材や吐出弁等の組付け工数を削減できると共に、シ
リンダヘッド部の構造を簡略化でき、薄型に且つ軽量化
することができるし、カバーやOリング等が要らなくな
るために部品点数や、組付け工数の低減を図ることがで
きる。更に、ガスケットによってシールしていた場合に
は、その部分がなくなるために密閉部分の気密性保証工
程が不要となり、連接部材をドライヤとすることによっ
てドライヤに連通するための配管を必要とせず、新しく
付勢部材の他端を支持する支持部材を設けなくてもよ
く、吐出弁が支持部材に当接したままの状態でも空気を
送り出すことが出来るし、従って、製造価格の大幅な低
減が可能となる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の往復動空気圧縮機の第1の実施例にお
ける一部断面した概要側面図である。
【図2】図1の本発明の往復動空気圧縮機の吐出弁部分
の拡大部分断面図である。
【図3】本発明の往復動空気圧縮機の第2の実施例にお
ける一部断面した同様な概要側面図である。
【図4】本発明の往復動空気圧縮機の吸入弁の弁板部分
の斜視図である。
【図5】本発明の往復動空気圧縮機の第2の実施例にお
けるドライヤ端部を示す斜視図である。
【図6】従来技術の往復動空気圧縮機の一部断面した概
要側面図である。
【符号の説明】
1 往復動空気圧縮機 2 クランクケース 3 シリンダ 4 ピストン 5 連接棒 6 シリンダヘッド部 7 吸入弁 8 吐出弁 9 原動機 10 駆動軸 11 大端部 12 クランク部材 13 クランクピン 14 円筒部 15 開口部 18 ピストンピン 19 小端部 20 ドライヤ 20c 連通路 21 ブラケット 22 支持部材 23 吸入口 24 弁体 25 弁板 26 スリット 27 吐出空気流路 28 弁座 30 弁体 31 付勢部材 32 シール部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内を往復動するピストンによっ
    て空気を圧縮する往復動空気圧縮機において、 シリンダヘッド部に形成された吐出空気流路、該吐出空
    気流路に設けられた弁座、該弁座から離れた時に前記吐
    出空気流路を外部と連通する吐出弁、該吐出弁に一端が
    当接する付勢部材、該付勢部材の他端を支持する支持部
    材、前記吐出空気流路の開口部に嵌合されると共に吐出
    空気流路を外部に連通する連接部材、該連接部材と吐出
    空気流路の嵌合部をシールするシール部材、を有するこ
    とを特徴とする往復動空気圧縮機。
  2. 【請求項2】 シリンダ内に開口する第1の吐出空気流
    路をシリンダ側からピストン摺動方向に開口させ、第1
    の吐出空気流路とほぼ直角方向に第2の吐出空気流路を
    外部から開口させ、第1、第2の吐出空気流路を連通さ
    せて第2の吐出空気流路内に吐出弁が設けられたことを
    特徴とする請求項1記載の往復動空気圧縮機。
  3. 【請求項3】 連接部材がドライヤであることを特徴と
    する請求項1または2いずれか記載の往復動空気圧縮
    機。
  4. 【請求項4】 付勢部材の他端を支持する支持部材を連
    接部材の端部としたことを特徴とする請求項1乃至3い
    ずれか1項記載の往復動空気圧縮機。
  5. 【請求項5】 付勢部材の他端を支持する支持部材に吐
    出弁が当接した時に吐出空気流路と外部とを連通する連
    通路を設けたことを特徴とする請求項1乃至4いずれか
    1項記載の往復動空気圧縮機。
JP23154097A 1997-08-27 1997-08-27 往復動空気圧縮機 Pending JPH1162834A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102536747A (zh) * 2011-11-21 2012-07-04 芜湖市安芜汽车制动元件有限公司 空气加力泵的气缸结构
WO2013114813A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 アルバック機工株式会社 ポンプ装置

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