JPH1159817A - 立体自動倉庫システム - Google Patents

立体自動倉庫システム

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JPH1159817A
JPH1159817A JP23077897A JP23077897A JPH1159817A JP H1159817 A JPH1159817 A JP H1159817A JP 23077897 A JP23077897 A JP 23077897A JP 23077897 A JP23077897 A JP 23077897A JP H1159817 A JPH1159817 A JP H1159817A
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storage
container
shelf
crane
warehouse
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JP23077897A
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Takeshi Saigo
剛 西郷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の物流管理を行う自動倉庫では、入出庫
はコンテナ単位の取り扱いで処理されていて、単品で多
品種のようなものは取り出し頻度が多くなり、非効率的
あった。また、物品を伝票ごとに仕分け、照合する作業
が必要であった。 【解決手段】 保管収納コンテナ3内を区画区分して物
品を管理し、入出庫の際は、棚間に配設されたレーン上
を移し替えコンテナ3aとピッキングロボット8とを搭
載させたスタッカクレーン4を目的の棚と保管収納コン
テナ位置に移動させ、そのクレーン4に設置されたフォ
ーク43aで棚内の保管収納コンテナ3を取り出し、そ
のロボット8で物品9を移し替えコンテナ7に移し替え
る。そして、受注〜入庫〜出庫〜配送まで、各作業を複
数のコンピューターを使用して管理させ、ネットワーク
を形成し、システム管理コンピューター302で統合的
に管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の保管管理を
コンピューターで行う自動立体倉庫に係り、特にスペー
ス効率化、省力化をもたらし、多品種少量物品の管理に
好適な立体自動倉庫システムに関する。適用物品は、特
に限定されず、あらゆる物品の管理が可能であるが、光
学分野では眼鏡、眼鏡レンズ、眼鏡フレーム等の単品管
理が特に好ましく用いられる。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫システムとして、コンテナを自
動的に入出庫する自動倉庫と自動搬送車とを組み合わせ
たは立体倉庫システムは知られており、例えば、特開昭
63−74803号公報や特開平1−214505号公
報や特開平3−13405号公報等が多く例示される。
特に、代表的な構成として、より具体的には、前記特開
平3−13405号公報では、コンテナを収容する複数
の棚を配列した収納エリアと、この収納エリアと同一の
棚を有するその棚に、コンテナを収容して前記収納エリ
アと他の任意の地点との間を往復するするとともに、前
記前記収納エリア到着時にはその開放側が前記収納エリ
アの開放棚と揃うように位置決めされた搬送台と、前記
収納エリアおよびこの収納エリアに到着した前記搬送台
の開放側に沿って移動自在に設けられた棚との間でコン
テナの出し入れを行うコンテナ出入手段と、を備えた自
動倉庫システムが開示してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平3
−13405号公報に開示される自動倉庫システムで
は、搬送手段は、コンテナ単位の移動であり、立体棚の
保管場所またはその保管場所と基点場所間の搬送を倉庫
機能としていた。従って、このようなシステムには次の
ような課題があった。 (イ)このような従来のシステムは一定時間分をまとめ
て、一括処理するバッチ方式が用いられ、時間的要件を
満足しない倉庫作業領域、例えば、受注の都度、物品で
とりださねればならない業務では、例えばコンテナ内の
物品1個の取り出しでも、コンテナ単位で取り出さざる
を得ず、コンテナの取り出し頻度が多くなり、処理能力
が低下するという問題があった。 (ロ)一括処理で時間的要件を満たす場合でも、コンテ
ナ単位で取り出した場合にはその後工程で、行き先別に
物品をまとめる仕分け作業を必要とし、工数増を招い
た。 本発明はかかる課題を解決するためになされたものであ
り、その目的は、物品を単品で管理可能にするととも
に、特にスペース効率化、省力化をもたらす自動立体倉
庫システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、物品が単品として複数の区画に分割・仕分
け管理して収納された複数の収納コンテナを格納する格
納部を備えた少なくとも1つの棚と、前記棚の前記コン
テナ引き出し側に設置された搬送通路と、を備えた倉庫
部と、前記収納コンテナと前記物品の積替え作業のため
の移送コンテナとを載置する載置部と、前記収納コンテ
ナを前記棚から引き出し、前記載置部の所定位置に位置
決めし、再び前記棚の所定位置に戻すコンテナ移動手段
とを備えたスタッカクレーンと、前記クレーンを前記搬
送通路で移動させ、所定の棚の所定の収納コンテナ位置
の前に前記クレーンを位置決めするクレーン移動手段
と、前記クレーンに搭載され、前記収納コンテナと前記
移送コンテナとの間で、各々収容されている単品を相互
に移替えるピッキングロボットと、前記コンテナ移動手
段と前記クレーン移動手段と前記ロボットとをそれぞれ
制御する倉庫管理コンピューターシステムとを備え、前
記コンピューターシステムで入出庫作業をコントロール
することを特徴とする立体自動倉庫システムを提供す
る。また、更に好ましくは、上記の構成に加え、前記倉
庫部の棚は収容整理前の物品を保管する入庫棚及び/又
は配送手配前の出庫物品を保管する出庫棚と収容整理さ
れた保管棚が混在して、在庫状態毎に区分管理されるこ
とを特徴とする立体自動倉庫システムを提供する。更
に、好ましくは、物品が眼鏡用レンズであり、該レンズ
が箱もしくは袋に治められ、収納コンテナに収納されて
いることを特徴とする立体自動倉庫システムを提供す
る。更に、好ましくは、入庫から棚保管を経て出庫に至
るまでそれぞれの工程での物品の状態情報が前記倉庫管
理コンピューターシステムで管理されていることを特徴
とする立体自動倉庫システムを提供する。
【0005】
【発明の実施の態様】以下、本願発明の立体自動倉庫シ
ステム1の実施の態様を図1から図8に基づいて説明す
る。図1は立体自動倉庫1の棚2と収納コンテナ3とを
有する倉庫部とピッキングロボット(以下ロボットとい
う)8搭載の搬送用スタッカクレーン(以下クレーンと
いう)4とを説明する図であり、図2は、図1のクレー
ン4とロボット8とのピッカー構造を説明する図であ
り、図3は、図1の収納コンテナ3の区画位置における
物品9の収納状態を示す図であり、図4は、物品9のシ
ステム管理コンピューターへの登録表示例の表であり、
図5及び図6はロボット8の物品の保持動作を説明する
図であり、図7は、クレーン4の棚内での移動を説明す
る図であり、図8は、図1の倉庫1の電気系を中心とし
て説明する制御のブロック図である。
【0006】図1において、倉庫部には2つの棚2a,
2b(2b側は保管収容コンテナ3は図示せず)が設置
されている。そして、その棚内には、縦に17列、横に
13列の計221個の保管収容コンテナ3が収容されて
いる。また、棚間には、自走機能を有するスタッカクレ
ーン4(以下、クレーンという)が移動可能な通路スペ
ースが確保されており、その通路空間にはクレーン4を
棚の上下方向及び棚の横方向に案内する複数のガイドフ
レーム5が配設されている。このガイドフレーム5と複
数の棚フレーム6とは一体的に連結され、組み立てられ
ている。棚フレーム6には、保管収容コンテナ3が収納
され、ガイドフレーム5はクレーン4が滑動し、所定の
保管収容コンテナ位置前へと案内されるように構成され
るとともにクレーン4の位置が検出できるように複数の
センサー(図示せず)が配設されている。
【0007】クレーン4は図2に示すように、その前方
の本体基体部にIC41aを内蔵した制御部41を、更
に中央部には、移送用コンテナ31(出庫用コンテナ、
入庫用コンテナ、空コンテナ等用途は問わない。)と保
管収容コンテナ3とを載せる載置部(コンテナ受渡しス
テーション)42と、棚2から保管収納コンテナ3をこ
の載置部41に引出し、また棚の所定位置に戻す駆動フ
ォーク43a,43b(以下、フォークという。)とを
有する。フォーク43aは縦のガイドフレーム5と直交
する方向に移動し、収納コンテナ3を下方から一旦わず
かに上方に持ち上げ、次に、この収納コンテナ3を載置
台42の上方まで移動し、更に僅かに下方に下降させ載
置台42の保管収納コンテナ位置に位置決めする。この
保管収納コンテナ位置への位置決め及び駆動制御は図示
しない公知の駆動モータとコンベアとギアとを組み合わ
せたフォーク駆動部と位置センサーとの組み合わせから
なるフォーク駆動機構にて行われる。従って、載置台4
2での収納コンテナ3位置は一定位置に制御され、同様
に、棚内へ収納コンテナ3を戻す場合はこれと逆の動作
を行う。このように、フォーク43aは保管収納コンテ
ナ3の出し入れを行い、また、このフォーク移動制御は
前記の制御部41にて行われる。
【0008】また、載置台42の上方には、先端部にコ
ンテナ内の物品を把持するロボットハンド部を備えた
X,Y,Z軸制御の作業用ピッキングロボット8(以
下、ロボットという。)が搭載されている。このロボッ
ト8の各軸方向の駆動及び制御は公知の3軸制御機構が
用いられ、軸方向軌条とその駆動部とを配設した軸対応
の移動フレームの組み合わせから構成され、それが各
X,Y,Z軸に配設されている。X軸方向の制御は、X
軸移動フレーム81がY軸移動フレーム82上に形成し
たX軸方向軌条83に案内されながら移動する。同様
に、Y軸移動フレーム82は、X軸移動フレーム81の
下方に形成されたY軸方向軌条に案内されながら移動す
る。Z軸方向は、後述する図5及び図6に示すようにロ
ボットハンド84が取り付けられ、そのロボットハンド
84の上昇、下降、把持の制御を行う。
【0009】倉庫部は、様々な物品の保管状態のコンテ
ナが保管されており、その保管状態は、既に在庫登録さ
れている物品を収容しているコンテナ(保管収容コンテ
ナ3)、未入庫物品を収容されたコンテナ(未入庫コン
テナ)、既にピッキングを終了した物品を収容して次の
出荷作業に送り出すコンテナ(出庫コンテナ)及び出荷
物品を積載する空コンテナ(積替えコンテナ)とが混在
して収納されており、これらの状態管理は後述する自動
立体倉庫側システム管理コンピューター302とにより
管理・制御されている。また、棚2にはそれぞれ棚識別
コード(棚番号)、その棚内に収容されている保管収容
コンテナ3にはコンテナ識別コード(コンテナ番号)、
そしてクレーン4が移動する棚間の通路2Cには、レー
ン番号が付与されている。収納コンテナ3内では、図3
に示すように、物品9は、区画部材32で区画領域32
aが定められた状態で、収納されており、X軸方向の番
地とY軸方向の番地とで,区画位置S(区画番号)が特
定されている。例えば、X軸方向の番地(アドレス)を
A,B,C,.、Y軸方向の番地を1,2,3,.とす
ると、区画位置Sは、X軸方向の番地とY軸方向の番地
との組合せにより、例えば「B3」といった記述により
特定される。この小区画位置Sの番地付け区分および番
地は、保管収納コンテナ3及び移替えコンテナ7では、
互いのコンテナともに共通になっており、いずれのコン
テナにおいてもこの小区画位置に応じて物品9が整列収
納される。図4は物品を眼鏡用レンズに対象とし、その
コンピューターでの登録上の管理状態変化を説明するも
のであり、棚に保管された状態のものと、出庫コンテナ
に移替えられたものとの管理区分の変化を例示してい
る。図中、「HL−HM」(HOYA社製販売の眼鏡レ
ンズの商品名称)はレンズの硝種(基材、表面処理)、
「度数」はレンズの屈折力(単位:ジオプトリー)、
「度数コード」は度数別管理コードを示している。
【0010】図5及び図6は、ロボット8使用して袋に
収納された眼鏡用レンズをグリップハンド84a,84
bにて掴む保持動作を示すもので、この保持機構は、ハ
ンド多軸駆動サーボモータと物品保持・解除の検知手段
から構成され、コンテナ受渡しステーション42におい
て、収納コンテナ3の小区画位置毎に位置決め移動がで
きるよう制御される。ここで、区画方法においては、図
3では、仕切り32と物品(レンズ)をバーコードの商
品コードを付与した箱体に収容する形態との組合せを例
示したが、例えば、図5や図6では、異なる仕切り部品
32a,32bと物品(レンズ)を袋体にて収容する形
態との組合せを示しており、物品の荷姿、大きさ等商品
特性に応じて種々の方法がある。
【0011】図7は、クレーン4の棚内でのレーン移動
の状態を示している。クレーン4はレーン移動手段(図
示せず)により、直線的な往復運動とZ軸方向への昇降
運動(図7のクレーン参照)とを行い、通路の決定は、
倉庫管理コンピューターに組み込まれている最適通路決
定プログラムに基づき行われ、このレーン2C、棚2及
びクレーン4には、互いの位置やその状態を検知する図
示しないところの各種検知手段(センサー)が配設され
ている。
【0012】図8は、図1の倉庫1の電気系統を中心と
して説明する制御のブロック図である。制御部100
は、物品の倉庫の出し入れを行う、クレーン4及びロボ
ット8に指示・命令を行い、そのレーン移動制御10
1、フォーク制御102、ロボット制御103を行う。
レーン移動制御101は、クレーン4が、所定の収納コ
ンテナ3位置までに、レーンを移動するまでの制御を行
い、レーン移動パルスモータ101a及びその駆動のド
ライバー(回路)101b、棚位置検知センサー101
c、収納コンテナ位置検知センサ101dを備えてい
る。フォーク制御102は、クレーン4のフォーク43
a,43bのクレーン荷台42上での移動、即ち、収納
コンテナ3の出し、戻しを制御し、フォーク駆動パルス
モータ102a及びそのドライバー(回路)102bと
フォーク上のコンテナ検知サンサー102cを備えてお
り、これらの制御は、搬送手段コントローラ(シーケン
サー)により、各棚、コンテナ等に配設された、検知手
段と連動して行われる。ロボット制御103は、X,
Y,Z軸の各パルスモータ(103a、103b,10
3c)及びそのドライバー(回路)103d、クレーン
の荷台上のコンテナ検知センサー103e、ハンド多軸
モータ103f及びドライバー(回路)103g、保持
・解除検知センサー103hを制御し、ロボット8の
X,Y,Z軸方向への制御と、ロボットハンド84の多
軸制御及び物品の保持状態の確認を行い、X,Y,Z軸
方向及びハンド多軸制御では、フォーク上での収納コン
テナ3と搬送用移替えコンテナ7との収納状態を検知
し、物品9の移替えを制御する。即ち、ロボットハンド
84をクレーンの荷台42で、収納コンテナ3の指定の
小区画領域の位置に移動させ、物品9をピックアップ
し、そこから、搬送用移替えコンテナ7の指定の小区画
領域の位置に移動させるピックアップの制御情報であ
り、コンテナの小区画領域の番地情報を含んだものであ
る。
【0013】また、ロボットハンド84の物品9の保持
状態はハンド部に設定された検知手段103hにより、
その保持・解除の確認が行われ、その検知信号によりハ
ンド多軸サーボモータ103fが制御される。また、制
御部100の構成は、RAM100a,ROM100
b,CPU100cを備え、走路決定プログラム100
d、クレーン・フォーク・ロボット制御シーケンサー1
00e、在庫管理プログラム100f等の各種プログラ
ムを有し、表示装置104において各作業状況は表示さ
れ監視できるようになっており、プリンター105に接
続されている。以上、図1から図8において本願発明の
立体自動倉庫の基本構造の実施態様について説明した。
【0014】次に、上記の立体自動倉庫1を使用した入
庫作業〜出庫作業〜配送まで総合的に管理する倉庫シス
テム1Aの態様について説明する。図9は、立体自動倉
庫のレイアウトの見取り図の一例であり、図10は、A
GV搬送ロボット20(以下、SGVという)と棚2と
の搬送状況を説明する図であり、図11は、倉庫システ
ム1Aの各コンピューターのネットワークシステムを説
明する図であり、図12は度数コード表を説明する図で
あり、図13は眼鏡用レンズの在庫管理コードを説明す
る図であり、図14は入庫作業フローを説明する図であ
り、図15は出庫作業フローを説明する図である。
【0015】図9において、この倉庫部は、棚201、
入庫作業場202、出庫作業場203、搬送レーン20
4、システム管理コンピューター302が備えられてい
る。棚201は保管管理された状態の収納コンテナ3を
収納する領域(8つの保管棚)201Aと収納コンテナ
3に移替え前の物品を管理する入庫用コンテナ3Aを収
納する領域(1つの入庫棚)201Bと収納コンテナ3
から移替え後の物品を管理する出庫用コンテナ3Bを収
納する領域(1つの出庫棚)201Cとの3つの棚区分
が用意され、移動レーン2Cが設置されている。そし
て、これらのコンテナ3,3A,3Bに収納されている
物品9はシステム管理コンピューター302でそれぞれ
異なる在庫コード(詳細は後述する。)が付与され、そ
れぞれの状態管理がコード上では区分され在庫管理され
ているとともに、また、入庫棚201Bに関しては入庫
管理コンピューター303、出庫棚201Cに関しては
出庫管理コンピューター304でもそれぞれ管理されて
いる。(図15参照)搬送レーン2bは図10に示すよ
うに棚外のコンテナを回収するAGV20の移動通路と
なっており、このAGV20は棚2からの物品の入出庫
を次の作業段階へと移行させる目的で使用する。このA
GVに例えば平田機工社製の無人搬送車HI−CARR
Y BOY,AGV HICARRY BOY等を使用
できる。その機構は、保管収納コンテナ3を載せる載置
物品と物品を棚からこのロボットの載置物品に移し替え
る機能を有するフォーク部(図示せず)と自走の駆動機
構(図示せず)と物品の状態や棚や本体部との関係を検
知する検出部(図示せず)との組合せから構成されるも
のである。
【0016】入庫作業場202は、物品の入庫登録作業
が行われる作業場であり、その登録機材とその作業場所
が設定されている。符号202Aは物品及び収納コンテ
ナ貯蔵区画であり、202Bは入庫登録機材(バーコー
ドリーダ、ピッキングロボット等)設置場所であり、3
03は入庫用管理コンピューターである。出庫作業場2
03は、物品の出庫作業が行われる作業場であり、その
出庫登録機材とその作業場所が設定されている。符号2
03Aは物品及びコンテナ貯蔵区画であり、203Bは
入庫登録機材(プリンタ、ピッキングロボット、シュー
ター等)設置場所であり、304は出庫用管理コンピュ
ーターである。図11はコンピューターの管理システム
を説明する図であり、ホストコンピューター301、シ
ステム管理コンピューター302、そのシステム管理コ
ンピューター302の下位システムとして入庫管理コン
ピューター303、出庫管理コンピューター304とネ
ットワークが構成され、この下位システムはそれぞれ独
自のコンピューターで制御されるとともにシステム管理
コンピューター302とで統合的に制御される。
【0017】次に各コンピューターの管理区分について
説明する。ホストコンピューター301は、主たる業務
は外部の受注・発注の管理業務と硝種と度数と在庫数と
を管理する在庫の管理業務であり、システムコンピュー
ター302への在庫問い合わせ、入庫進捗問い合わせ、
出庫指示、棚卸し要求等を行う。
【0018】システム管理コンピューター302は本実
施例の自動倉庫の中枢システムを司どり、ホストコンピ
ューター対応と下位システムに配設された入出庫用コン
ピューター303、304への指令、その処理の報告受
信を行う。また、図8に説明した倉庫内のロボット・ク
レーンの管理と入庫・出庫作業の管理とこれらのコンピ
ューターシステムのネットワーク管理、在庫管理を行
う。ホストコンピューターへの対応業務は、ホストコン
ピューター301からの指示を受け機能と倉庫側の管理
状況に対する種々の問い合わせに対応する機能、ホスト
へのデータ要求の機能であり、在庫問い合わせ、入庫進
捗、出庫指示、棚卸し要求等の対応を行う。在庫管理で
は、ホストコンピューター301からの受注データを受
けて、自己の在庫ファイルに引当し、倉庫側に出庫の指
示を行うと同時にその出庫までの進捗管理、更に出庫後
の在庫データの更新も行う。入庫に際しては、入庫管理
コンピューターに物品の倉庫への搬入の指示及びその入
庫処理情報を受取り、入庫登録までの進捗管理、更に入
庫後の在庫データの更新を行う。同様に出庫に際して
は、出庫管理コンピューターに物品の倉庫への搬出の指
示及びその出庫処理情報を受取り、出庫までの進捗管
理、更に出庫後の在庫データの更新を行う。眼鏡用レン
ズのファイルでは図12に示すように度数コード表40
0を有する在庫マスターファイルが用意されている。図
中、「HL−HM」401はレンズの材質と表面処理情
報、「S」402は縦軸に0.25ディオトリーピッチ
のマイナス球面屈折力、「C」403は横軸に0.25
ディオトリーピッチのマイナス乱視屈折力を示してお
り、縦軸と横軸とでプラスもしくはマイナスの符号を付
与してレンズ度数が表されて、「M001」、「M00
2」、「M003」......の度数コード404で
表示されている。こうして、この度数コード404のも
とに、在庫数量が管理され、在庫ファイルを形成してい
る。
【0019】更に、入庫作業管理業務としては、入庫管
理コンピューター303に指示・命令を行い、一方入庫
管理コンピューター303からの問い合わせやデータを
受け、送状番号及びそのデータ送信、コンテナ内容受信
等を行う。出庫作業管理業務としては、出庫後処理業務
を管理する出庫管理コンピューター304に指示・命令
を行うともにその管理コンピューター304からの問い
合わせやデータを受け、送状番号及びそのデータ送信、
出庫伝票の発行指示等を行う。また、入庫管理コンピュ
ーター303及び出庫管理コンピューター304はそれ
ぞれの作業管理やその作業に使用される搬送やピッキン
グ等の各種ロボット等を制御する。
【0020】次に、これらのコンピューター上での在庫
管理状況について、度数 S−0,25,C−0,50
の在庫状態を例に挙げ詳細に説明する。図13中符号4
04は在庫コード、符号405は在庫数、符号406は
管理区分を示している。在庫コードはコード001から
004まで4種類のコードがあり、それぞれの管理区分
ごとに付与され、それに対応する在庫数が把握できよう
になっている。システム管理コンピューター302で
は、総在庫数と入庫管理コンピューター303と出庫管
理コンピューター304とで把握されているすべての在
庫状態を知ることが可能となっている。
【0021】そして、その下位の入庫管理コンピュータ
ー303と出庫管理コンピューター304はそれぞれの
作業レベルの状態で在庫管理を行っている。入庫管理コ
ンピューター303では、入庫棚201Bに物品が滞貨
している状態と保管棚201Aにロボットが入り、入庫
操作をしている状態とが区分して管理されている。出庫
管理コンピューター304では、棚201Aから物品の
ピックアップが終了し、クレーン4のコンテナに入って
いる状態と,出庫棚201Cで滞貨している状態と、配
送作業中の状態とが区分して管理される。即ち、そのシ
ステム管理コンピューター302の下位システムである
入庫管理コンピューター303、出庫管理コンピュータ
ー304はそれぞれの入庫作業、出庫作業に仕掛ってい
る物品の状態在庫が把握され、その作業区分ごとに管理
される。保管収納コンテナ3における物品の収納状態の
変化に関する情報を取り込んで収納状態の記憶内容を現
状のものに更新する機能が含まれており、入出庫におい
ても同様に、物品9のピックアップ情報と連動させ、ク
レーン4に積層しているコンテナ、つまり、保管収納コ
ンテナ3と移替えコンテナ3A,Bとの収納状態が把握
される。具体的には、フォーク43に引き込んだ保管収
納コンテナ3では、小区画位置毎の物品9の積載状態の
記憶であり、図4に示すように物品9のピックアップ後
の積載状態の変化に関する情報を取り込んで、積載状態
記憶部の記憶内容を現状のものに更新する。搬送用移替
えコンテナとの収納管理も同様に、物品のピックアップ
情報を受信し、ピックアップ後の物品の収納状態を管理
する。従って、倉庫内にある物品がどの状態で管理され
ているのか完全に把握でき、出荷の修正、変更にも対応
可能であるとともに、入庫、出庫物品の一時保管といっ
た作業コントロールが可能であり、製造計画や出荷計画
にも有用に活用できるようになっている。
【0022】次に、立体自動倉庫システテム1の入出庫
作業について主要部分について図13と図14のフロチ
ャートを交えて説明する。
【0023】(入庫作業の説明)入庫作業は、棚2への
入庫前作業と棚2への入庫作業とに区分される。 (入庫前作業)予め製造計画、もしくは、販売計画に基
づき配送された物品9が入庫作業場202で受け取ら
れ、梱包を解かれ、入庫用管理コンピューター側のバー
コードリーダーにより送状番号が読まれ、一旦、入庫管
理コンピューター303に登録される。そして、このコ
ンピューター303からシステム管理コンピューター3
02に送状の番号が照会され、その番号から内容データ
を要求し、実際の物品9の荷姿状態と照合され、もし異
なる場合は修正データが起こされる。次に、その物品9
は作業ロボット20もしくは人手で、一旦、保管収納コ
ンテナ3と同一仕様の入庫用コンテナ3Aにランダムな
状態で移替えられ、入庫用コンテナ3Aは、ロボット2
0が取り出せる状態にて載置・貯蔵される。次に、この
貯蔵区画位置202に配置された、前述のロボット8と
同様の仕様のX,Y,Zの3軸機能を有するピッキング
ロボット8Aが、それぞれコンテナ3Aを取り出し、コ
ンテナコードを読み、順次物品9を1個づつ取り出し、
物品9のコンテナ位置と品番を認識させ、元に戻し、入
庫物品の仕分け作業が完了する。そして、次に、その状
態を入庫用コンピューター303へ登録が完了し、入庫
用コンピューター303からシステム管理コンピュータ
ー302へのデータ送信が行われる。
【0024】システム管理コンピューター302では、
この物品9を棚2の保管収納コンテナ3に移替えるため
に、移動先の保管棚位置、保管収納コンテナ番号、その
コンテナ内位置の決定処理を行い、更に、クレーン4及
びロボット8が移動するには、どのような棚位置を巡っ
て移替えた方が効率的であるかのコンテナ移動の走路経
路決定処理を行う。以上で、入庫前処理作業が終了す
る。
【0025】(入庫搬送作業)搬送ロボット20がコン
テナ貯蔵区画位置202Aに移動し、入庫用コンテナを
搭載して倉庫部の棚に移動し、クレーン4の載置部42
に移替える。(図10参照)その後、搬送ロボット20
は空コンテナの回収を行い、また、コンテナ貯蔵区画位
置202Aに戻り、次の作業へと自動倉庫間を往復す
る。一方、保管棚2内では、システム管理コンピュータ
ー302からの移替えの信号を受信して、倉庫操作が開
始される。ここでは、シーケンサー制御によりクレーン
4及びロボット8を制御する。クレーン4は走路経路決
定処理に従ってレーン移動を行い、最初の保管棚位置
(目標収納コンテナ位置)に止まる。次に、フォーク稼
働の指令が発っせられ、クレーン4のフォーク43aが
棚の指定の保管収納コンテナ3を引き出し、クレーン4
の空きスペース位置に載置させる。次にロボット8にピ
ッキングの指令が発せられ、原点位置にあったロボット
ハンド84が駆動し、入庫用コンテナ3A内から指定の
物品9を取り出し、載置してある保管収納コンテナ3の
特定の貯蔵区画位置に移替え作業を行う。
【0026】移替え作業が終わるとロボット8は原点位
置に戻り、次に、フォーク駆動の指令が発っせられ、フ
ォーク43aにて、前記保管収納コンテナ3を元の保管
棚位置に押し戻す。そして、フォーク43aが再びクレ
ーン4の原点位置に戻る。次に、クレーン移動の指令が
発せられ、次の目標の保管棚位置にクレーン4を移動さ
せる。以下上記入庫作業が繰り返えされる。そして、入
庫用収納コンテナ33内の物品9がすべて移替えられた
ら、クレーン4は空となった入庫用コンテナ33と共
に、立体自動倉庫の基点位置に戻って来る。
【0027】(出庫作業の説明)出庫作業は、棚2から
の出庫作業と出庫後作業とに区分される。 (出庫作業)ホストコンピューターに注文が入り、その
注文はある一定の時間単位で、集計され、それぞれ、注
文番号が付与され、出庫の一つの作業単位が形成され
る。ホストコンピューター301では、在庫管理システ
ムのもとに、注文品と在庫状態が確認され、システム管
理コンピューター302に出庫作業管理指示が出され
る。以降の作業はシステム管理コンピューター302が
コントロールしていく。出庫の方法とし、1つ出庫コン
テナ32を用いる場合、その出庫コンテナ3B(保管収
納コンテナ3と同一コンテナ仕様)の物品収容最大数が
60個と区画されていれば、各出荷伝票に出荷物品数の
累計が60枚又はそれに近い数に達した時、その出庫が
決定される。管理コンピューターでは、出庫用空コンテ
ナ3Bに取り出す物品の決定処理から始め、出庫データ
が決定される。次に、保管用棚の位置情報、保管収納コ
ンテナの棚位置情報、物品の保管収納コンテナでの貯蔵
区画位置情報の情報処理と出庫用コンテナ数の決定と走
路経路決定処理が行われる。
【0028】(立体自動倉庫システムの出庫作業)クレ
ーン4の駆動指令が発っせられ、原点位置から駆動し
て、最初の目標保管棚位置に止まる。このクレーン4に
は、ロボット8と、出庫用空コンテナ32とが載せるれ
ている。次に、フォーク駆動指令が発せられ、フォーク
43aが駆動し、指定の保管収納コンテナ3を引き出
し、クレーン4の空きスペースフォーク位置に載置す
る。次にロボット駆動の指令が発せられ、原点位置にあ
ったロボット8がXYZの移動を行ない、保管用収納コ
ンテナ3内から特定の物品9を取り出し、載置してある
出庫コンテナ3Bの特定の貯蔵区画位置に移替え作業を
行う。即ち、収納物品9は、収納コンテナ3から空コン
テナ位置に必要数移動され、必要な数の収納物品が空コ
ンテナ3Bに必要数移動され、必要な数の収納物品9が
収納コンテナ3から空コンテナ3Bに移動させる。移替
え作業が終わるとロボット8は原点位置に戻り、次に、
フォーク駆動の指令が発せられ、フォーク43aにて、
前記保管収納コンテナ3を元の保管棚位置に押し戻す。
そして、フォーク43aが再びクレーン4の原点位置に
戻ると、クレーン移動の指令が発せられ、次の保管棚位
置にクレーン4を移動させる。以下上記出庫作業が繰り
返えされる。前記出庫用空コンテナ3Bに物品がすべて
移替えられたら、クレーン4は満杯となった出庫用収納
コンテナ32と共に、立体自動倉庫の基点位置に戻って
来る。
【0029】(立体自動倉庫システムの出庫後作業)次
に、搬送ロボット20が、基点位置に移動し、コンテナ
3Bを掴み、出庫作業場203にコンテナ3Bを移動さ
せる。出庫作業場203にはシュータ、梱包装置が配設
され、これらは、出庫管理コンピューター304で管理
される。システム管理コンピューター302には、出荷
伝票、出庫用コンテナ番号、その中身の物品9とそのコ
ンテナ内位置の関係情報があり、出庫データとして記録
される。一方、物品は出庫コンテナ3Bで出庫作業の状
態で既に仕分けされた状態となっているので、出庫デー
タと物品の保管とが整合された状態になっている。次
に、出庫管理コンピューターがプリンターに出荷伝票発
行を指示し、発行し、倉庫コンピューターで制御された
シューター等の伝票集配装置32cにて、物品9の貯蔵
区画位置に直接伝票を配布する。即ち、ここでは、物品
9と発行伝票の同一化作業が自動的に行われる。そし
て、配送へと廻される。以上が入庫から出庫までの作業
である。
【0030】また、本明細書で用いたスタッカクレーン
はコンベア、搬送車を含んだ搬送手段を意味しており、
また、棚の移動機構に関しては、本態様では棚に配設さ
れたセンサーと駆動モータとの制御を例示したが、セン
サーの種類、駆動機構、位置決め機構については特に限
定されず、種々のものを使用できる。また、ピッキング
ロボットに関しても本態様では3軸制御のものを用いた
が、3軸以上が制御できればその他の多軸制御等多種の
ピッカーを用いることができ、ロボットハンドも荷姿に
対応した種々の機能のものを利用できる。
【0031】
【発明の効果】以上、上述したように本願発明は、特に
倉庫の収納コンテナを含めた物品の収納管理方式の改善
とピッキングロボットの選択的採用と、それらの統合す
るコンピューターシステムの導入により、単品管理を必
要とする業種では、従来では、コンテナ単位で取り出さ
ざるを得なかったのが、本願発明の採用により、コンテ
ナの取り出し頻度を軽減できる。また、ピッキングロボ
ットの採用とコンテナの改良により、入庫から出庫まで
物品が仕分けされた状態で管理されているので、コンテ
ナ単位で取り出したその後工程で、行き先別に物品をま
とめる仕分け作業といった工数増を招くこともなく、ス
ペース効率化、省力化をもたらす。また、自動倉庫で行
われる、受注〜出庫、入庫〜出庫の各一連の作業手続き
をコンピュータで管理するとともに、それぞれの作業管
理をコンピュータで分散管理させ、そして、更に上位の
コンピュータでシステム的に統合管理したので、極めて
効率的な物流管理を行うことができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】立体自動倉庫1の棚2と収納コンテナ3とを有
する倉庫部とピッキングロボット8搭載の搬送用スタッ
カクレーン4とを説明する図である。
【図2】図1のクレーン4とロボット8とのピッカー構
造を説明する図である。
【図3】図1の収納コンテナ3の区画位置における物品
9の収納状態を示す図である。
【図4】物品9のシステム管理コンピューターへの登録
表示例の表である。
【図5】ロボット8の物品の保持動作を説明する図であ
る。
【図6】異なるロボット8の物品の保持動作を説明する
図である。
【図7】クレーン4の棚内での移動を説明する図であ
る。
【図8】図1の倉庫1の電気系を中心として説明する制
御のブロック図である。
【図9】立体自動倉庫のレイアウトの見取り図の一例で
ある。
【図10】AGV搬送ロボット20と棚2との搬送状況
を説明する図である。
【図11】倉庫システム1Aの各コンピューターのネッ
トワークシステムを説明する図である。
【図12】度数コード表を説明する図である。
【図13】眼鏡用レンズの在庫管理コードを説明する図
である。
【図14】入庫作業フローを説明する図である。
【図15】出庫作業フローを説明する図である。
【符号の説明】
1 立体自動倉庫 2 棚 2C 通路(レーン) 3 保管収容コンテナ 4 スタッカクレーン 43a フォーク 31 搬送用移替えコンテナ 8 ピッキングロボット 84 ロボットハンド 20 搬送ロボット 301 ホストコンピューター 302 倉庫システム管理コンピューター 303 入庫管理コンピューター 304 出庫管理コンピューター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が単品として複数の区画に分割・仕
    分けして収納された複数の収納コンテナを格納する格納
    部を備えた少なくとも1つの棚と前記棚の前記コンテナ
    引き出し側に設置された搬送通路とを備えた倉庫部と、
    前記収納コンテナと前記物品の積替え作業のための移送
    コンテナとを載置する載置部と、前記収納コンテナを前
    記棚から引き出し、前記載置部の所定位置に位置決め
    し、再び前記棚の所定位置に戻すコンテナ移動手段と、
    を備えたスタッカクレーンと、前記クレーンを前記搬送
    通路で移動させ、所定の棚の所定の収納コンテナ位置の
    前に前記クレーンを位置決めするクレーン移動手段と、
    前記クレーンに搭載され、前記収納コンテナと前記移送
    コンテナとの間で、各々収容されている単品を相互に移
    替えるピッキングロボットと、前記コンテナ移動手段と
    前記クレーン移動手段と前記ロボットとを制御する倉庫
    管理コンピューターシステムとを備え、前記倉庫管理コ
    ンピューターシステムで入出庫作業をコントロールする
    ことを特徴とする立体自動倉庫システム。
  2. 【請求項2】 前記倉庫部の棚は、収容整理前の物品を
    保管する入庫棚及び/又は配送手配前の出庫物品を保管
    する出庫棚と、収容整理された保管棚とが混在して在庫
    状態毎に区分管理されることを特徴とする請求項1記載
    の立体自動倉庫システム。
  3. 【請求項3】 物品が眼鏡用レンズであり、該レンズが
    箱もしくは袋に治められ、収納コンテナに収納されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の立体自
    動倉庫システム。
  4. 【請求項4】 入庫から棚保管を経て出庫に至るまでそ
    れぞれの工程での物品の状態情報が前記倉庫管理コンピ
    ューターシステムで管理されていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3記載の立体自動倉庫システム。
JP23077897A 1997-08-27 1997-08-27 立体自動倉庫システム Pending JPH1159817A (ja)

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