JPH1159036A - 非接触icカード及びその製造方法 - Google Patents

非接触icカード及びその製造方法

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JPH1159036A
JPH1159036A JP22492197A JP22492197A JPH1159036A JP H1159036 A JPH1159036 A JP H1159036A JP 22492197 A JP22492197 A JP 22492197A JP 22492197 A JP22492197 A JP 22492197A JP H1159036 A JPH1159036 A JP H1159036A
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antenna coil
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Ryuzo Fukao
隆三 深尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄形にして剛性が高く、高強度で安価に製造
可能な非接触ICカードと、このような非接触ICカー
ドを高能率に製造する方法を提供する。 【解決手段】 所要の回路パターンが形成された金属板
3にICチップ1と非接触通信用アンテナコイル2とを
接続して、回路モジュール4を作製する。この回路モジ
ュールの表裏両面にラミネートフィルム6を接着し、所
要の非接触ICカードとする。かかるICカードの製造
に際しては、所要の回路パターンを有する金属板が連結
片を介して一定ピッチで多数個連結された金属板連結体
に順次ICチップとアンテナコイルとを実装して回路モ
ジュール連結体を作製し、この回路モジュール連結体の
表裏両面にラミネートフィルム原反を接着した後、これ
を所定の位置から切断して所要の非接触ICカードを得
るという製造方法をとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICカード
とその製造方法とに係り、特に、回路モジュールの構成
とその製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】非接触ICカードは、定期券、運転免許
証、テレホンカード、キャッシュカード等の代替品とし
ての使用が検討されており、大量の使用が見込まれると
ころから、製造工程をいかに簡略化し、単価を下げるか
が最も重要な技術的課題の1つになっている。また、定
期券やテレホンカード等に使用される非接触ICカード
には、これに加えて、薄形かつフレキシブルにして耐久
性に優れていることが要求されている。
【0003】一般に、非接触ICカードは、プラスチッ
クフィルム等からなるカード基体中に、回路基板と当該
回路基板に接続されたICチップ及び非接触通信用アン
テナコイルからなる回路モジュールを埋設した構成にな
っている。従来より提案されている非接触ICカードに
おいては、前記回路基板として、ガラスエポキシやセラ
ミクスなどの硬質材料の表面に所要の回路パターンが形
成された固定基板、若しくは、ポリイミド樹脂やポリエ
チレンテレフタレート(PET)などのプラスチックフ
ィルムの表面に所要の回路パターンが形成されたフィル
ム基板が用いられている。また、当該回路基板に対する
ICチップの接続方式としては、ワイヤボンディングや
フリップチップ実装などの方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記固定基板は、非接
触ICカードのみならず各種電子装置の回路基板として
従来より広く利用されているものであり、高い信頼性を
有するが、延性の低い硬質材料からなるので強度的に薄
形化に限界があり、高い耐曲げ性を必要とする薄形のフ
レキシブルカードには適用できない。また、非接触IC
カードの量産性を向上させるためには、所定の回路モジ
ュールが一定ピッチで多数個連設されロール状に巻回さ
れた回路モジュール連結体を作製し、先端の回路モジュ
ールから順次カード基体のケーシング工程に送り込むと
いった製造方法を採ることが望まれるが、脆性材料から
なる固定基板を利用する場合には、このような製造方法
を採ることが不可能である。
【0005】これに対して、前記フィルム基板は、薄形
化が可能であり、かつ可撓性があるためにロール状に巻
回することができ、前記のような量産性の高い製造方法
に適用することができるが、その反面、熱や外力を受け
たときに変形を生じやすく、また剛性が低いために製造
時の取扱い作業性が悪いという難点がある。なお、フィ
ルム基板材料としてポリイミド等の耐熱材料を用いた場
合には、熱変形の問題を回避することができるが、非接
触ICカードの製造コストが高価になるという不都合が
生じる。
【0006】本発明は、かかる従来技術の不都合を解決
するためになされたものであって、その課題とするとこ
ろは、薄形にして剛性が高く、高強度で安価に製造可能
な非接触ICカードを提供すること、及びこのような非
接触ICカードを高能率に製造する方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
達成するため、ICカードについては、回路基板と当該
回路基板に接続されたICチップ及び非接触通信用アン
テナコイルとをカード基体に埋設して成る非接触ICカ
ードにおいて、前記回路基板として、所要の回路パター
ンが形成された金属板を使用するという構成にした。
【0008】前記ICチップの端子部と前記金属板のI
Cチップ接続部との接続は、前記ICチップの端子部に
金属バンプを設け、当該金属バンプと前記金属板を構成
する金属との間の拡散接合を利用して行なうこともでき
るし、前記金属バンプと前記金属板のICチップ接続部
の間に異方性導電性材料を介設することにより行なうこ
ともできる。また、前記非接触通信用アンテナコイルと
前記金属板との接合は、はんだ付けにより行なうことが
できる。
【0009】金属板は、ガラスエポキシやセラミクスに
比べて延性が高く、かつプラスチック材料に比べて剛性
及び強度が高い。また、100μm以下の厚さであれ
ば、非接触ICカード用の回路基板として所要の剛性を
保ったままでロール状に巻回することができる。さらに
は、IC端子に設けられたバンプとの拡散結合や異方性
導電材料を介しての接合にも適する。したがって、IC
チップ及び非接触通信用アンテナコイルを接続するため
の回路基板として所要の回路パターンが形成された金属
板を使用すると、薄形かつフレキシブルにして強度が高
く、量産性に優れた非接触ICカードを構成することが
できる。
【0010】一方、かかる非接触ICカードの製造方法
については、所要の回路パターンを有する金属板が一定
ピッチで多数個連結されたロール状の金属板連結体、所
要のICチップ及び非接触通信用アンテナコイル、及び
片面に接着剤層が設けられたロール状のラミネートフィ
ルム原反を用意する工程と、前記連結体を構成する各金
属板に前記ICチップ及び非接触通信用アンテナコイル
を順次連続的に実装する工程と、当該ICチップ及び非
接触通信用アンテナコイルが実装された連結体の表裏両
面に前記ラミネートフィルム原反を連続的に接着する工
程と、これらの工程を経て製造されたICカード中間体
を切断して所要形状及び所要寸法のICカードを得る工
程とを含む構成にした。
【0011】また、製造方法に関する他の手段として、
所要の回路パターンを有する金属板が一定ピッチで多数
個連結されたロール状の金属板連結体、所要のICチッ
プ及び非接触通信用アンテナコイル、及び片面に接着剤
層が設けられたカードサイズのラミネートフィルムを用
意する工程と、前記連結体を構成する各金属板に前記I
Cチップ及び非接触通信用アンテナコイルを順次連続的
に実装する工程と、当該ICチップ及び非接触通信用ア
ンテナコイルが実装された連結体より個々の金属板を切
断して回路モジュールを得る工程と、当該回路モジュー
ルの表裏両面に前記ラミネートフィルムを接着する工程
と、これらの工程を経て製造されたICカード中間体の
周辺部を切断して所要形状及び所要寸法のICカードを
得る工程とを含む構成にした。
【0012】これらの非接触ICカード製造方法のう
ち、前者は、連結体化された金属板とICチップと非接
触通信用アンテナコイルとからなる回路モジュールをケ
ーシング工程に連続的に供給することができるので、非
接触ICカードの量産性の改善、ひいては製造コストの
低減を図ることができる。また、後者も、金属板を連結
体化したので、回路モジュールの生産性を高めることが
でき、非接触ICカードの量産性の改善、ひいては製造
コストの低減に効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る非接触ICカ
ードの一実施形態例を、図1に基づいて説明する。
【0014】図1に示すように、本例の非接触ICカー
ドは、ICチップ1と非接触通信用アンテナコイル2と
所要の回路パターンが形成された回路基板としての金属
板3とからなる回路モジュール4を、片面に接着剤層5
を備えたラミネートフィルム6にてラミネートした構造
になっている。
【0015】ICチップ1としては、製品である非接触
ICカードを薄形化するため、樹脂モールドを有しない
ベアチップが用いられる。また、アンテナコイル2とし
ては、絶縁被覆が施された導線を巻回してなるバルクコ
イルが用いられる。さらに、金属板3としては、厚さが
100μm以下の良導電性の金属材料からなり、ICチ
ップ1及びアンテナコイル2との接続性を高めるため、
表面にめっきが施されたものが用いられる。ICチップ
1の端子部にはバンプ7が設けられており、当該バンプ
7が熱圧着による拡散結合や異方性導電性材料を利用し
た導体接触等によって金属板3のICチップ接続部に接
続されている。また、前記アンテナコイル2は、はんだ
付けにて金属板3のアンテナコイル接続部に接合されて
いる。
【0016】ラミネートフィルム6としては、任意のプ
ラスチックフィルムを用いることができるが、耐熱性及
び耐薬品性に優れ、かつ焼却したときに塩素ガス等の有
害ガスを発生せず環境性に優れることから、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナ
フタレート)、PES(ポリエーテルスルフォン)等の
プラスチックフィルムを用いることが特に好ましい。
【0017】接着剤層5を構成する接着剤としては、所
定の接着強度と硬化後の剛性とを有するものであれば、
任意の接着剤を用いることができるが、ICチップ1を
保護するため、プラスチックフィルムとの接着力が強く
て耐湿性及び耐水性に優れ、かつハロゲン元素、窒素、
酸素などのICチップ1に悪影響を及ぼす元素を含まな
いか、仮にこれらの元素が含まれていたとしてもその含
有率が極めて低く、実用上これらの元素が含まれていな
いとみなせる架橋硬化型の接着剤、例えば高純度エポキ
シ樹脂やアクリルシリコン樹脂等を用いることが好まし
い。
【0018】以下、本発明に係る非接触ICカードの実
施例と比較例とを示し、本発明の効果を明らかにする。
【0019】〈第1実施例〉表面の所要部分に銀めっき
層8が設けられた厚さが50μmの42アロイ製の金属
板3に、端子部に金バンプ7が施された厚さが50μm
のICチップ1と、線径が50μmの被覆導線を巻回し
てなるアンテナコイル2とを接続し、回路モジュール4
を作製した。ICチップ1と金属板3との接合は、金バ
ンプ7と金属板3のICチップ設定部に設けられた銀め
っき層8とを熱圧着することにより行った。圧着条件
は、350℃、1.5秒であった。また、アンテナコイ
ル2と金属板3との接合は、はんだ付けにより行った。
【0020】前記回路モジュール4の表裏両面より、片
面に高純度エポキシ樹脂の接着剤層6が形成された厚さ
が50μmのPETフィルム5を接着した後、当該PE
Tフィルム5の表面に所要のデザイン印刷を施すと共
に、外周を所要の形状及び寸法に打ち抜いて、総厚が5
00μmの図1に示す構成の非接触ICカードを作製し
た。
【0021】〈第2実施例〉ICチップ1と金属板3と
の接合を、異方性導電フィルムを介して行なった。接合
条件は、200℃、30秒であった。その他について
は、第1実施例に係る非接触ICカードと同じにした。
【0022】〈第1比較例〉回路基板として、銅の配線
パターンを有する厚さが120μmのガラスエポキシを
用い、総厚が570μmの非接触ICカードを作製し
た。その他については、第2実施例に係る非接触ICカ
ードと同じにした。
【0023】〈第2比較例〉回路基板として、18μm
厚の銅の配線パターンを有する50μm厚のポリイミド
シートを用い、総厚が500μmの非接触ICカードを
作製した。その他については、第1実施例に係る非接触
ICカードと同じにした。
【0024】第1及び第2実施例に係る非接触ICカー
ド並びに第1比較例に係る非接触ICカードについて
は、所定形状のものが製造でき、ラミネートフィルムの
表面に良好な印刷を行うことができたが、第2比較例に
係る非接触ICカードについては、回路モジュールのケ
ーシング時に回路基板であるポリイミドシートの端部に
まくれが生じ、これが原因となってラミネートフィルム
の表面に変形が生じ、良好な印刷を行うこともできなか
った。
【0025】また、前記各実施例及び比較例に係る非接
触ICカードについて、100回の繰り返し曲げ試験を
行ったところ、第1及び第2実施例に係る非接触ICカ
ード並びに第2比較例に係る非接触ICカードは、不良
品の発生率がゼロであったが、第1比較例に係る非接触
ICカードは、30%に割れが発生した。
【0026】これらの試験結果より、回路基板として金
属板3を用いた実施例に係る非接触ICカードは、良品
を歩留良く製造できると共に、機械的な耐久性にも優れ
ていることが確認できた。
【0027】次に、本発明に係る非接触ICカードの好
ましい製造方法を、図2〜図4に基づいて説明する。
【0028】まず、図2に示すように、所要の回路パタ
ーン(表示省略)を有する金属板3が連結片11を介し
て一定ピッチで多数個連結された金属板連結体12を用
意する。この金属板連結体12は、図4に示すように、
ロール状に巻回されてICカードの製造工程に供給され
る。また、これと同時に、所要のICチップ1及び非接
触通信用アンテナコイル2と、片面に所要の接着剤層が
設けられ、ロール状に巻回された2巻のラミネートフィ
ルム原反13も用意する。
【0029】次に、図4に示すように、金属板連結体1
2の先端をロールから引き出して回路モジュールの組立
部14に供給し、先頭部分の金属板3から順にICチッ
プ1及びアンテナコイル2を実装して、図3に示すよう
に、多数の回路モジュール4が連続的に形成された回路
モジュール連結体16を作製する。
【0030】さらに、この回路モジュール連結体16
を、図4に示すように、ICカードのケーシング部17
に供給し、回路モジュール連結体16の表裏両面にラミ
ネートフィルム原反13を接着する。ICカードのケー
シング部17には、回路モジュール連結体16を中心と
して、その上下に2巻のラミネートフィルム原反13が
接着剤層を内向きにして配置されており、回路モジュー
ルの組立部14から供給された回路モジュール連結体1
6と、ロールから引き出されたラミネートフィルム原反
13とを貼りあわせローラ18に挿通することによっ
て、回路モジュール連結体16の表裏両面にラミネート
フィルム原反13を接着する。
【0031】次いで、これらの工程を経て製造されたI
Cカード中間体の表面に所要のデザイン印刷を施した
後、所要の部分を切断して所要形状及び所要寸法の非接
触ICカードを得る。なお、本例の製造方法にて製造さ
れた非接触ICカードには、図5に示すように、金属板
3の連結片11がカード基体A内に一体に埋設される。
【0032】この製造方法によると、連結体化された金
属板3とICチップ1と非接触通信用アンテナコイル2
とからなる回路モジュール連結体16をケーシング部1
7に連続的に供給することができるので、非接触ICカ
ードの量産性を改善でき、非接触ICカードの製造コス
トを低減することができる。
【0033】なお、前記実施例においては、回路モジュ
ール連結体16にラミネートフィルム原反13を接着し
た後に、これを切断して所要の非接触ICカードを得た
が、回路モジュール連結体16を切断して個々の回路モ
ジュール4を得た後に、ラミネートフィルムを接着して
所要の非接触ICカードを得ることもできる。
【0034】この方法によっても、連結体化された金属
板3を回路モジュールの組立部14に連続的に供給でき
るので、回路モジュール4の生産性を高めることがで
き、非接触ICカードの量産性の改善、製造コストの低
減を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非接触I
Cカードは、ICチップ及び非接触通信用アンテナコイ
ルを接続するための回路基板として所要の回路パターン
が形成された金属板を使用したので、薄形かつフレキシ
ブルにして強度が高く、量産性に優れた非接触ICカー
ドを構成することができる。
【0036】また、請求項5に係る非接触ICカードの
製造方法は、連結体化された回路モジュールをケーシン
グ部に連続的に供給するようにしたので、非接触ICカ
ードの量産性を改善でき、非接触ICカードの製造コス
トを低減することができる。
【0037】一方、請求項6に係る非接触ICカードの
製造方法は、連結体化された金属板を回路モジュールの
組立部に連続的に供給するようにしたので、回路モジュ
ールの生産性を高めることができ、非接触ICカードの
量産性の改善、ひいては製造コストの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例に係る非接触ICカードの要部断面
図である。
【図2】金属板連結体の一部平面図である。
【図3】回路モジュール連結体の一部平面図である。
【図4】非接触ICカードの製造工程図である。
【図5】他の実施形態例に係る非接触ICカードの平面
図である。
【符号の説明】
1 ICチップ 2 非接触通信用アンテナコイル 3 金属板(回路基板) 4 回路モジュール 5 接着剤層 6 ラミネートフィルム 7 バンプ 8 めっき層 11 連結片 12 金属板連結体 13 ラミネートフィルム原反 14 回路モジュールの組立部 16 回路モジュール連結体 17 ICカードのケーシング部 18 貼りあわせローラ18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板と当該回路基板に接続されたI
    Cチップ及び非接触通信用アンテナコイルとをカード基
    体に埋設して成る非接触ICカードにおいて、前記回路
    基板として、所要の回路パターンが形成された金属板を
    使用したことを特徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非接触ICカードにお
    いて、前記ICチップの端子部に金属バンプを設け、当
    該金属バンプと前記金属板のICチップ接続部とを、熱
    圧着による両金属間の拡散接合を利用して接続したこと
    を特徴とする非接触ICカード。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の非接触ICカードにお
    いて、前記ICチップの端子部に金属バンプを設け、当
    該金属バンプと前記金属板のICチップ接続部を、これ
    ら両部材の間に介設された異方性導電性材料を用いた加
    熱圧着を利用して接続したことを特徴とする非接触IC
    カード。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の非接触ICカードにお
    いて、前記非接触通信用アンテナコイルと前記金属板と
    をはんだ付けにより接続したことを特徴とする非接触I
    Cカード。
  5. 【請求項5】 所要の回路パターンを有する金属板が一
    定ピッチで多数個連結されたロール状の金属板連結体、
    所要のICチップ及び非接触通信用アンテナコイル、及
    び片面に接着剤層が設けられたロール状のラミネートフ
    ィルム原反を用意する工程と、前記連結体を構成する各
    金属板に前記ICチップ及び非接触通信用アンテナコイ
    ルを順次連続的に実装する工程と、当該ICチップ及び
    非接触通信用アンテナコイルが実装された連結体の表裏
    両面に前記ラミネートフィルム原反を連続的に接着する
    工程と、これらの工程を経て製造されたICカード中間
    体を切断して所要形状及び所要寸法のICカードを得る
    工程とを含むことを特徴とする非接触ICカードの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 所要の回路パターンを有する金属板が一
    定ピッチで多数個連結されたロール状の金属板連結体、
    所要のICチップ及び非接触通信用アンテナコイル、及
    び片面に接着剤層が設けられたカードサイズのラミネー
    トフィルムを用意する工程と、前記連結体を構成する各
    金属板に前記ICチップ及び非接触通信用アンテナコイ
    ルを順次連続的に実装する工程と、当該ICチップ及び
    非接触通信用アンテナコイルが実装された連結体より個
    々の金属板を切断して回路モジュールを得る工程と、当
    該回路モジュールの表裏両面に前記ラミネートフィルム
    を接着する工程と、これらの工程を経て製造されたIC
    カード中間体の周辺部を切断して所要形状及び所要寸法
    のICカードを得る工程とを含むことを特徴とする非接
    触ICカードの製造方法。
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